JPS60244320A - 空気清浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は室内に設置し、室内空気を循環させ、本体内に
設けた空気の浄化手段によシ室内空気の汚れを清浄にす
る空気清浄機に関する。

〔発明の背景〕

従来、この目的に沿う空気清浄機として、たとえば特公
昭５０−２２７５６号に示すように、高圧荷電、極板集
じん器を有する電気集じん式清浄機、おるいは圧損形の
機械釣果じん器を用いた空気清浄機があった。前者は清
掃により再使用できるが、装置が高価格化し高圧部を有
するため保守が容易でない。後者は圧力損失が大きい、
すなわち通気抵抗が大きいため送風機の大型化、運転音
が大きい等の欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記の欠点のかんがみ、フィルタ一方
式で微細じんあい、においを効果的に除去でき、かつ大
風量化と運転音の静粛化を図った空気清浄機を提供する
ことにある。

〔発明の概要〕

２枚のフィルターを並べて配置し、Ｓ字形ケーシングに
より１対の吹出口から分散して吹出流を形成する構造と
した。

〔発明の実施例〕

本発明に係る一実施例を第１図から第１４図で説明する
。第１図は設置例を示すものでオシ、第゛１図（イ）は
空気清浄機本体１を床置きしたものであシ、エアコ／デ
ショナ−２と同時運転すると、冷気を循環しながら空気
の浄化をする、効果的な使い方ができる。第２図（ロ）
は、本体１を壁に掛けて使用した場合であり、暖房器３
と併用すると天井部分と床上部分の温度差をよシ小さく
する効果を得ながら空気清浄をすることができる。この
場合注意すべき点は、吹出風速が大きく、風量が多いと
循環流が体にあたシ寒さを感じて使用時の不快感を生じ
てしまう。本発明の本体１は前方から吸込み、側面２方
向に分散して吹出す構造としている。風の流れ方向を図
では矢印で説明する。

第２図は主に使用者が分解して見える範囲の主部品と空
気流れを説明している。本体１は、フレーム４．７７ン
カバー５、ガード６、リモコンボックス７、ベルトカバ
ー８、フィルター９、パネル１０等で構成している。こ
こで１１はフィルター９の交換時期を表示するフィルタ
ー取替サイン表示窓である。第３図は、外観の正面側、
後面側を説明している。１２は設置台、１３はリモコン
カバーを示す。１４はパネル１０に設けられた吸込口、
１５はフレーム４に設けられた吹出口である。１６はパ
ネル１０を、開閉するようにして分解するだめの係止用
クランプである。１７は電源コード、１８はコード収納
部カバー、１９はリモコンコード、２０はコード押え、
２１は本体１を壁に掛けるだめの壁掛用本体金具、２２
は設置台固定線形ねじである。第４図、第５図において
、２３は電動機、２４は電動機２３をフレーム４に固定
する電動機取付ねじである。２５は遠心力形の羽根、２
６は縦動軸支持機構であり、縦動軸支持機構取付ねじ２
７によシフレーム４に固定される。２８〜３４は電動機
２３、直付けの羽根２５の回転を縦動軸と、その軸に止
められた羽根２５に伝動するだめの伝動機構であり、そ
れぞれ主プーリ−、平形ベルト、副プーリーと、テンシ
ョンｉｉたるテンションプーリー、テンションバー、”
テンションバネである。テンション気−３３は、ベルト
２９の張り力を調整するよう移動自在にしてファンカバ
ー５に半固定されている。３５はパネル１０内方のフィ
ルター収納枠でアシ、フィルター９をファンカバー５の
フィルター押え枠でその端面を押えながら保持する機能
を有する。フィルター９を詳述すると、ミクロン単位の
微細じんあいを除去する効果のある、エレクトレット繊
維層フィルターと脱臭性能の秀れた不織布繊維に微粉末
活性炭を含浸担持させた活性炭繊維層フィルターを使用
している。構造的には後者の活性炭繊維層フィルターを
、前者のエレクトレット繊維層フィルターで前後から挾
み、周囲の縁部をヒートシール法等により袋状に綴じた
ものである。これによシ使用者は、電気集じん器方式に
比較し、高電圧を使わず、また汚れに対する定期的保守
も単にフィルターを交換するだけの簡便化が可能になる
ものである。ただしエレクトレット繊維層フィルターは
圧損形の機械釣果じんフィルターに比較し、圧力損失が
きわめて低く集じん効率の高いという特徴があるが、更
に低圧損化して、送風機の小形化、薄形化、及び運転音
の静粛化が課題となるものである。本発明はこのために
フィルター面′積を２倍にして通風風速を下げる手段と
して、フィルター２枚を横に並べて使用する構造とし、
しかも羽根２５を２個にして本体１の小形化、薄形化を
達成している。３７はファンカバー吸込口でちる。３８
はパネル１０をファンカバー５の外形に合致させるパネ
ルガイド、３９は本体１を移動するとき便利な持手、４
０はフレーム４の後面で、配線部をカバーする後カバー
である。第６図にフィルターセットのしかたを説明する
。パネル１゜のクランプ１６に手をかけて開くように分
解する。

４１はパネルヒンジ部、４２はファンカバー５に形成し
たパネル固定穴、４３は７７ンカバー５に形成したパネ
ル係止部である。４４はフィルター止めで、フィルター
９を着脱自在に軽く止めている。

第７図は、本発明の空気清浄機のいろいろな使いかたを
説明するものであシ、（イ）は床置き使用、（ロ）は壁
に掛けて使用する場合の横取シ付けの場合、（ハ）は縦
取り付けの場合を示す。第８図は壁に掛けて使用する場
合の具体的な取シ付は手順を説明する。４５は取υ付は
部の柱、４６は壁掛金具、４７はリモコン支持金具であ
る。本体１後面の壁掛用本体金具２１を壁掛金具４６に
、リモコンボックス７の摺動溝４８をリモコン支持金具
４７に係合し、て取シ付ける。なお、縦取シ付けのとき
は、壁掛用本体金具２１を本体１の向きに合せて付は変
えることによシ、一種類の金具で対応できる。

第９図は床置き使用の際使う設置台とその使用方法を説
明する。設置台１λ梱包箱の小形化をするために設置台
（上）４９と、設置台（下）５０に分離してアシ、使用
するときに組み立てできる。

線形ねじて本体１の下部に固定できる。第１０図は、リ
モコンボックスを移動するときの方法を説明する。本体
１の上面からリモコンボックスを外し、本体１の上面に
は替わシにリモコンカバーを装着する。第１０図（ハ）
は設置台Ｖ７のリモコン凹部５１にリモコンボックス７
を装置したものであり、リモコンコード１９は設置台１
２のコード用溝５２に装着される。第１１図は、本体１
の主要構造部品であるフレーム４の形状を示す。５３は
電動機支持ボス、５４は縦動軸支持機構２６を支持する
縦動軸支持ボス、５５はファンカバー支持ボスである。

５６はＳ形り−シングであシ、２個の羽根２５のケーシ
ングとして無駄な空間をなくし、一対の吹出口１５を形
成している。５７゜５８は通風穴Ａ、Ｂとして電動機側
壁部に小量ながら空気流れを生じさせ、電動機１個にす
ることで、空量的に大きくなりがちな電動機２３の冷却
効果をよくして、小形化と省電力化を果している。

特に遠心力形の羽根は、軸流形の羽根と異なシミ動機側
壁部を空気が流れに＜＜、上記の方法は有効となるもの
である。５９は後面凹部であシ、電動機２３、電源コー
ド１７、リモコンコード１９を電気的に結ぶ結線部とし
ての役割を果しているものである。第１２図は、第５図
で説明したテンション機構３１の詳細と、ベルト２９の
軸間調整構造を詳細に説明している。テンション機構３
１は、ファンカバー５のテンション機構凹部６０内に配
置して本体１の薄形化をさまたげないよう考慮している
。６１はテンションバー止めねじである。縦動軸支持機
構２６は、羽根２５の穴部から工具を差し込み長穴を利
用して軸間方向に移動可能とし、軸間の寸法バラツキの
吸収を図っている。

テンション機構３１は軸間が使用環境の変化等に狂った
場合にも、追随してベルト２９の張シカが゛大きく変化
しないようにしている。第１３図はリモコンボックス７
の操作部を示す。６２は速調スイッチ、６３はタイマー
スイッチ、６４は停止スイッチである。６５．６６はそ
れぞれ速調表示ランプ、タイマ一時間表示ラングである
。第１４図は、フレーム４の後面凹部５９内に組込まれ
る電源基板６７と、リモコンボックス７内に組込まれる
操作基板６８の平面図を示す。６９はヒユーズ、７０は
トランス、７１はトライアックである。

このように電源基板６７と操作基板６８に分割すると次
の利点がある。商用電源側をまとめるので、バタン間に
商用電源の電位差が加わるのは、電源基板６７側だけと
な多品質の管理が容易に彦る。トランス７０は他の電子
部品と比較し部品高さが高く、このように分離すること
によシ、操作基板６８側は薄形化することが可能になる
。電源基板６７側は投影面積的に小さく、フレーム４の
後面凹部５９内に組込むことができる。特に、縦動軸側
の羽根２５の後部は空間をとることができるので、トラ
ンス７０の高さを吸収するのに有効である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、８字形ケーシングによシ２方向吹出し
にして、室内設置した際の循環気流を良好にしている。

暖房機と併用する場合は循環流、すなわち吹出気流が体
にあたシ、風の冷たさで不快感を与えるという問題に対
して、分散排気によシ吹出流を弱めて寒さを軽減する効
果を有する。

羽根を２個、フィルターを２枚にして、フィルター面積
を十分確保し、使用期間の増大、フィルター通過風速の
低下による運転音の静粛化を達成している。羽根は２個
でも電動機は１個でアシ低価格化を図っている。このた
めに縦動軸支持機構２６を軸間方向に移動可能にし、か
つテンション機構３１を設けている。ベルト２９は平形
ベルトとし、曲げに対する柔難性をよくして小形電動機
で起動トルクが小さくても起動特性を改善している。リ
モコンボックス７のいろいろな組込みかたと本体１の取
シ付けかた、および設置台１２の組合せにより、室内に
適した使用者に便利な使いかたを可能としている等実用
的価値の高い空気清浄機を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）、（ロ）は、本発明の一実施例を示す使用
例説明図、第２図は空気流れを示す分解斜視図、第３図
は外観部を示す斜視図で、（イ）は正面側を、かつ（ロ
）は後面側を示す。第４図は上面側側面断面図、第５図
ビ）は一部破断正面図、第５図（ロ）は縦側側面断面図
を示す。第６図（イ）、（ロ）、（ハ）は、フィルター
の収納を示す説明図、第７図（イ）、（ロ）、Ｈは、い
ろいろな設置方法を示す説明図、第８図（イ）、（ロ）
。 （ハ）、に）、（ホ）は、具体的な設置方法を示す説明
図、第９図（イ）、（ロ）は床置き、または卓上使用時
に筐用する設置台の組立法及び本体への固定法を示す図
、第１０図（イ）、　（ｏ）、　？うは、着脱リモコン
ボックスの移動方法を示す図、第１１図（イ）、（ロ）
は、主要部品であるフレームの縦側側面図と正面図を示
す。第１２図は、伝動ベルトの張シカを調整する機構部
の正面図を示す。第１３図はリモコンボックスの正面図
、第１４図（イ）、（ロ）は、コントロール側基板′組
立品の正面図と電源側基板組立品の正面図を示す。 符号の説明 １・・・本体、２・・・エアコンデショナー、３・・・
暖房器、４・・・フレーム、訃・・ファンカバー、６・
・・ガード、７・・・リモコンボックス、８・・・ベル
トカバー、９・・・フィルター、１０・・・パネル、１
１・・・フィルター取替サイン表示窓、Ｌ針・・設置台
、１３・・・リモコンカバー、１４・・・吸込口、１５
・・・吹出口、１６・・・クランプ、１７・・・電源コ
ード、１８・・・コード収納部カバー、１９・・・リモ
コンコード、２０・・・コード押え、２１・・・壁掛用
本体金具、２２・・・設置台固定線形ねじ、２３・・・
電動機、２４・・・電動機取付ねじ、２５・・・羽根、
２６・・・縦動軸支持機構、２７・・・縦動軸支持機構
取付ねじ、２８・・・主ブーＩＪ−１２９・・・ベルト
、３０・・・ｉｔｌ　７”　−＋）−１３１・・・テン
ション機構、３２・・・テンション−ｊ−１）−１３３
・・・テンションバー、３４・・・テンションバネ、３
５・・・フィルター収納枠、３６・・・フィルター押え
枠、３７・・・ファンカバー吸込口、３８・・・パネル
ガイド、３９・・・持手、４０・・・後カバー、４１・
・・パネルヒンジ部、４２・・・パネル固定穴、４３・
・・パネル係止部、４４・・・フィルター止め、４５・
・・柱、４６・・・壁掛金具、４７・・・リモコン支持
金具、４８・・・摺動溝、４９・・・設置台（上）、５
０・・・設置台（下）、５１・・・リモコン凹部、５２
・・・コード用溝、５３・・・電動機支持ボス、５４・
・・縦動軸支持ボス、５５・・・ファンカバー支持ボス
、５６・・・Ｓ形ケーシング、５７・・・通風穴Ａ１５
８・・・通風穴Ｂ１５９・・・後面凹部、６ｏ・・・テ
ンション機構凹部、６１・・・テンションバー止メねじ
、６２・・・速調スイッチ、６３・・・タイマースイッ
チ、６４・・・停止スイッチ、６５・・・速調表示ラン
プ、６６・・・タイマ一時間表示ランプ、６７・・・電
源キパン、６８・・・操作キバン、６９・・・ヒユーズ
、７０・・・トランス、７１・・・トライアック。 ＄４図 ８６　図 （イ） （ハ） 第　７　図 （イ） （０） 第　８　図 粘　ｃｔｆＥＪ 第１ｏ　／￥） 語　！２　図 鴻　／Ｊ　ｆＪ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、本体の正面から吸込み側面方向に吹出すように吹出
   口を配置した構成において、２枚のフィルターを並べて
   配置し、２個の羽根とＳ字形ケーシングにより一対の吹
   出口に対したことを特徴とする空気清浄機。