JPS60184465A - めがねフレ−ム用部材の接合方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、めがねフレームの製造に際して左右のレンズ
枠やそれらの連結金具、鼻当て等のフレーム用部材を互
いに接合するための接合方法に関するものである。

近年、めがねフレームとして、装飾性に勝れ且つ軽量で
強度の大きい金属製のものが多く使用されている。金属
素材としてチタンを使用すれば、それを一段と軽量且つ
高強度なものに形成することができる。

ところが、金属チタンによってめがねフレームを形成す
る場合、一般に金属チタン材の接合は非常に困難である
ことから、レンズ枠やその連結金具、鼻当て等のめかね
フレーム用部材の接合が困難となり、通常の接合方法で
はめがねとして必要十分な接合強度を得ることはできな
い。

即ち、ろう付けによる場合には、接合面積を広くするこ
とができるという利点があるものの、接合強度を余り大
きくすることができず、外力の作用によって接合部が剥
離し易い。また、点溶接の場合には、ろう付けの場合よ
りも大きな接合強度を得ることはできるが、接合面積が
非常に小さく、接合部の大部分には隙間が形成されるこ
とになるため、部材にねじれや曲りが生じ易い。

而して、上述したような問題は、めがねフレームを金属
チタンを用いて形成した場合に特に顕著であるが、その
他の金属素材で形成した場合にも同様に発生する。

本発明は、金属製のめがねフレーム用部材を簡単にしか
も非常に大きい強度で接合することのできる接合方法を
提供しようとするもので、互いに接合すべきめがねフレ
ーム用部材を点溶接により仮接合し、仮接合した両部材
を」−記溶接点の廻りでろう付けすることを特徴とする
ものである。

而して、本発明の接合方法によれば、接合部を点溶接で
仮接合したあと、その溶接点の廻りをろう付けするよう
にしたので、接合面積が小さいという点溶接の欠点がろ
う付けにより補償され、逆に、接合強度が小さいという
ろう（＝Ｉけの欠点が点溶接によって補償され、両者の
長所が結合して非常に大きな接合強度を得ることができ
る。

以下、本発明の接合方法を、めがねフレーム用部材とし
てのレンズ枠と鼻当てとを接合する場合について説明す
る。

第１図において、１はレンズを取付けるためのレンズ枠
、２は鼻当てを示しており、これらのレンズ枠及び鼻当
てはいずれも金属チタンを素材として形成されている。

」−記鼻当て２をレンズ枠１に取伺ける場合には、第２
図に示すように、鼻当て２における取（ｑ枠３をレンズ
枠１に当接し、それらの接合部を点溶接により仮接合す
る。この点溶接は、電気抵抗溶接等周知の方法によって
行うことができ、これによって仮接合された接合部には
、溶接点４の廻りに微小な間隙５が形成されている。

次に、仮接合した上記接合部を、溶接点４を中心にして
広い面積でろう（ｌけする。このろう付けにより、上記
間隙５はろう材θで埋められ、接合部全体が強固に接合
されることになる。即ち、必要な接合強度は主として点
溶接で確保され、これにろう（ｑけによる強度が加わる
ため全体としての接合強度は非常に大きくなり、また、
点溶接における接合面積が小さいという欠点はろう付け
で補償され、十分な接合面積が確保されるため、接合部
における両部材のねじれや曲り等が生じにくい。

なお、］−記接接合方は、左右のレンズ枠１，１　とそ
れらを連結する連結枠７との接合、レンズ枠１と蔓取伺
金具８との接合等にも適用し得ることはいうまでもなく
、また、上記各部材がチタン以外の金属で形成されてい
る場合にも有効に適用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の方法の実施対象であるめがねの部分背
面図、第２図はその要部拡大図である。 １　・・レンズ枠、２”４％当て、 ４・・溶接点。 特許出願人　水　嶌　茂　夫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、互いに接合すべきめがねフレーム用部材を点溶接に
   より仮接合し、仮接合した両部材を上記溶接点の廻りで
   ろう付けすることを特徴とするめがねフレーム用部材の
   接合方法。