JPS60172686A - 野菜類保管箱 - Google Patents

野菜類保管箱

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Publication number
JPS60172686A
JPS60172686A JP9309083A JP9309083A JPS60172686A JP S60172686 A JPS60172686 A JP S60172686A JP 9309083 A JP9309083 A JP 9309083A JP 9309083 A JP9309083 A JP 9309083A JP S60172686 A JPS60172686 A JP S60172686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vegetables
storage box
refrigerator
sponge
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9309083A
Other languages
English (en)
Inventor
和夫 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SARADA MERON KK
Original Assignee
SARADA MERON KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SARADA MERON KK filed Critical SARADA MERON KK
Priority to JP9309083A priority Critical patent/JPS60172686A/ja
Publication of JPS60172686A publication Critical patent/JPS60172686A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は野菜類保管箱に関するものである。
従来野菜類の主な保管方法は、冷蔵庫か、土中に埋蔵す
るか、ダンボールに入れて適当な温度の所へおくかの方
法がとられていた。
しかし、冷蔵庫では、庫内を冷却するほど室内の空中湿
度が低下し、水滴となり下部に落下するために庫内は乾
く状態となる いわゆる飽和水蒸気が庫内から減少する
作用をひきおこし、従つて野菜類等を入れると脱水状態
となり、しなび食味が落ち、又冷蔵庫内は魚肉など様々
な食品を入れることから複雑な悪臭が野菜につき、サラ
ダ等の生食には、特に不向きな欠点があつた。又野菜類
をある量以上の保管には、高価な冷蔵庫を負う必要がで
てきた。
又、ジヤガイモ、大根など根菜類に多くみられる土の中
に穴を掘り野菜を入れ、麦わうなどを表面にかけ、その
上へ土をのせる土中保管は温度が大地から補給されるた
め 冷蔵庫とちがい、比較的鮮度がよく保たれるが、過
湿になりすぎぬよう排水良好な大地が必要であり、都市
では入手困難になつてきた。又同方法で葉野菜を保管す
るときは、葉野菜の限界を素早く見定め食用に供給する
必要があることからも、更に日常的に家庭で使用する場
合も保管場所の移動ができず、積雪地帯などは、いちい
ち雪掘りをしなければなうず、特に不便であつた。
又、野菜類のダンボール室内保管は、外気温が著しく低
下する 季節では、凍結被害のため、せつかくの食糧も
しばしば廃棄することもあり、逆の高温時は不敗が多発
した。
本発明は以上の欠点をなくし、又はできるだけ少さくす
るよう工夫したものである。
詳細すると発泡スチロール容器1及び4を基礎容器とし
て用い、その内部底に容器内湿度の調整をはかるべくあ
る量の水分を含ませた2枚のスポンジ55′を用い、容
器ブタ1の内側にイオン交換及び吸着作用の働きのする
ゼオライト2を用い、スポンジるではさみ、容器ブタに
のりで付着させた構造を有し、更に以上のものを容器穴
ののついたダンボール箱6,7に入れたものである。
順を追つて説明すると発泡スチロール底のスポンジ5,
5′は、大地にみられるような湿度供給をはかるために
、鋭意工夫したものであるが、スポンジ一層では、ある
量以上の水分を含ませると、保管箱室内が過湿になり易
く、野菜がいたみやすくなる。又含水量をひかえると短
期間で水がなくなる欠点がみとめられた。そこで2層(
又は多層)にすることである期間の水分蒸発に耐え、し
かも過湿状態がおこらないよう工夫した。
又、本体4のフタ1■の内側には、イオン交換吸着作用
を用するゼオライトを2及 び2′の■くフタの凹面に平らに入れ、4′にのりをぬ
り、スポンジ3,3′にはさみ 取りつけた。
一搬的に知られている事であるが、ゼオライトを水中に
つけると、イオン交換作用によるとみられる現象から、
水がくさりづらくなることが知られており、本保管箱は
その働きを応用したものでもある。
保管箱の周辺の外気温がある程度あた たかくなると、保管箱内部の湿度が高まり、その蒸発水
蒸気の粒子がゼオライトの粒子に接触し、低下するとき
に野菜や底部にある水分調節スポンジにおちる。
この繰返しは、水自体又は、野菜を極力腐敗しずらくさ
せるべく工夫したものであり、同時にフタ1にゼオライ
ト2をスポンジ3ではさみ、付着することにより、その
自重でフタ1の密着度を高めた。
又、ゼオライトの呼吸作用も一搬に知られ、野菜自体の
呼吸作用からでるガスは、庫内にじゆうまんすると野菜
や果菜等の腐敗につながる事が認めりれている。
保管箱第3図の9や第2図の8,8′などでスチロール
箱壁面をうすくし、空気流通と同時にガス流失もできる
ような構造にしているが、更にゼオライトの吸着性を利
用することで、ガスによる野菜、果物等のイタミをなく
し、貯蔵性を高めた。
本保管箱の活用の例を上げると、厚さ11ミリのスポン
ジ2枚に水分300gを吸収させて、内部スチロール箱
4の内底に5,5′の■くひき、外箱7に入れたものに
ホウレンソウを200g投入した。
本発明の保管箱実験は北海道北部3月の環境のもとで、
変温の家庭の室内に設定して行つた。保存結果を比較す
るのに、初期のホウレンソウ重量を100とすると33
時間経過では、室内放置では、75ですでにシナシナで
あり、冷蔵庫は87.5、本保管箱は100を示し、4
6時間後では、放置区65、冷蔵庫75でしなしなにな
つたのに対し、保管箱は100を示した。
67時間経過では、放置は50、冷蔵庫71.8保管箱
93.7と安定性をみせた。
92時間後では、室内放置41.6冷蔵庫62.5保管
箱90.6を維持し、121時間後では、室内放置33
.3冷蔵庫56.25となり、更に145時間後では室
内放置18.3冷蔵庫56で保管箱は81.25を示し
た。図4′′を参照されたい。
本実験結果、家庭で用いる可能なハリのある状態は、ホ
ウレンソウで重量指数約87.5以上である事が判明し
た。以上の実験結果に示したように、冷蔵庫では33時
間経過すると重量指数87.5になるのに対して、本発
明の保管箱投入結果では121時経て、重量指数87.
5と長びかせる事ができ、食味も良好であつた。
又、本実験の保管箱は体積約19500cm3を有する
。この程度のスペースでは、小さい容積であるから、数
個の保管箱を使い、品目別保管も容易であり、必要に応
じて容積をかえる利点ある。
5,5′のスポンジ含水量は体積19500cm3当り
、葉菜類を最高とし、水分300gを限度として用いる
。スポンジの水分は高温では少なく。
低温では、300g限度内で多目にもちいるが、根菜類
は、葉菜類より含水量を少なくするとよい。
スポンジに規定の水分を測定するときは容器に水を入れ
5,5′の2枚のスポンジに含ませ、料理バカリで重量
を測定し、多い場合は、スポンジに圧力をかけて、水を
しみだすと良い。
保管箱はときどき5,5′のスポンジ及び発泡スチロー
ル4の内部を熱とう消毒し、フタ1は、太陽光線にあて
、紫外線殺菌をするとよい。又保管箱は箱の周辺外気が
暑いときは、保管箱を涼しい所におくよう心がけ凍結が
心配されるような低温のときは、なるべくあたたかい場
所におくことが、更に保管能力を高める。
又、保管箱は、必要に応じスポンジ5,5′の上又は間
に氷をはさみ、保管箱内温度を低下することもできる。
氷がとけてきた場合でもスポンジ上にのる状態で保つこ
とから、水にひたされず故に氷は長もちする訳である。
この場合、生野菜の保管には、入れた重量の氷だけ、ス
ポンジ含水量を減少させるなど工夫するとよい。使途に
よつては、第1図の内層箱だけでもよい。
本発明の保管箱は、野菜類の保管の他に、多方面、多種
類にわたつて応用される。
例えば、キザミ野菜の鮮度防止、ケーキ類の乾燥防止、
ビニール袋に入れたお茶や一夜漬粉末食品、種子、薬品
類の品質安定、切花。
接ぎ木用穗木ワサビ苗、冷凍食品、ガラス容器入れ飮み
ものの保管に、ミミズエビ等の小動物や、キノコ類の栽
培室に利用できる。
又、本原理は、業務用大型施設にも応用が可能であり、
ゼオライトを発泡スチロールの材質中に混入し、保管箱
を形成してもよい。
以上述べたように、本発明は軽量で、冷蔵庫よりコスト
がかからず、比較的簡易な構造かうなる野菜類保管箱を
提供するものであり、実用価値は著大である。
【図面の簡単な説明】
第一図は本発明の内部箱とフタをはなした状態の斜視断
面。第二図は外層箱の斜視図。第3図は、フタを除いた
時の内部箱斜視図。第4図はフタの内面を反転し、スポ
ンジをはずした時の斜視図。 1及び1′:発泡スチロールフタ。2及び2′:ゼオラ
イト。3及び3′:スポンジ。4:発泡スチロール箱。 5及び5′:スポンジ。 6:ダンボール外層箱のフタ。7:ダンボール外層箱。 8:容器穴。 9:凹面。4′:スポンジをのリブけする付着面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 イ.発泡スチロールブタ1の内面に、ゼオライト2をス
    ポンジ3ではさみ、発泡スチロール容器4の内底に、水
    分を含ませた多層からなるスポンジ5,5′をひく ロ.このようにした容器をダンボールの外装箱7に入れ
    る。以上の如く構成された野菜類保管箱。
JP9309083A 1983-05-25 1983-05-25 野菜類保管箱 Pending JPS60172686A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9309083A JPS60172686A (ja) 1983-05-25 1983-05-25 野菜類保管箱

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JP9309083A JPS60172686A (ja) 1983-05-25 1983-05-25 野菜類保管箱

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Publication Number Publication Date
JPS60172686A true JPS60172686A (ja) 1985-09-06

Family

ID=14072820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9309083A Pending JPS60172686A (ja) 1983-05-25 1983-05-25 野菜類保管箱

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JP (1) JPS60172686A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62152284U (ja) * 1986-03-19 1987-09-26

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62152284U (ja) * 1986-03-19 1987-09-26
JPH0544792Y2 (ja) * 1986-03-19 1993-11-15

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