JPS598979A - 天ぷら油火災用消火剤 - Google Patents
天ぷら油火災用消火剤Info
- Publication number
- JPS598979A JPS598979A JP11816782A JP11816782A JPS598979A JP S598979 A JPS598979 A JP S598979A JP 11816782 A JP11816782 A JP 11816782A JP 11816782 A JP11816782 A JP 11816782A JP S598979 A JPS598979 A JP S598979A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire
- tempura oil
- tempura
- halogenated hydrocarbon
- extinguisher
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fire-Extinguishing Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は天ぷら油火災の消火に有効な消火剤に関する。
天ぷらなど全調理している際に、すｋの油に引火して燃
え出すことは決して珍しくなく、これが住宅火災にまで
発展した事例もまた珍しくない。天ぷらす４に引火した
場合の消火方法としては、フタを被せる。野菜を投入す
る。濡れたシーツや布巾を被せるなどが伝承されて来て
いるが、これらは咄嗟の場合に常に採用できるとは限ら
ず、採用できても充分な消火効果を期待することが難し
い欠点がある。また、消火器を用いる方法について言え
ば、天ぷらす４の火が周囲に燃え拡がった場合ならとも
かく、そうでない場合に消火器を使用することは大作に
すぎる嫌いがある。これに加えて、一般家庭に通常用意
されている消火器は油火災専用のものではないので、天
ぷら油火災にこれを用いても消火に著効を発揮しない心
配もある。
え出すことは決して珍しくなく、これが住宅火災にまで
発展した事例もまた珍しくない。天ぷらす４に引火した
場合の消火方法としては、フタを被せる。野菜を投入す
る。濡れたシーツや布巾を被せるなどが伝承されて来て
いるが、これらは咄嗟の場合に常に採用できるとは限ら
ず、採用できても充分な消火効果を期待することが難し
い欠点がある。また、消火器を用いる方法について言え
ば、天ぷらす４の火が周囲に燃え拡がった場合ならとも
かく、そうでない場合に消火器を使用することは大作に
すぎる嫌いがある。これに加えて、一般家庭に通常用意
されている消火器は油火災専用のものではないので、天
ぷら油火災にこれを用いても消火に著効を発揮しない心
配もある。
本発明は天ぷら油火災に対してすぐれた消火効果を発揮
する消火剤を提供するものであって、その消火剤はハロ
ゲン化炭化水素に増粘剤又はゲル化剤を配合して調製さ
れる。
する消火剤を提供するものであって、その消火剤はハロ
ゲン化炭化水素に増粘剤又はゲル化剤を配合して調製さ
れる。
周知の如く、ハロゲン化炭化水素ガスは比重が大きいた
め、このガスで燃焼物の表面を覆えば、窒息によって消
火することができる。しかしながら、ハロゲン化炭化水
素ガスをそのまま引火した天ぷらナベの上に送っても、
熱と炎の影響があるのでナベ全体を完全に覆うと七がで
きない。ところが本発明の消火剤はハロゲン化炭化水素
に増粘剤又はゲル化剤が配合されている関係で、上述し
た熱及び炎の影響を殆ど受けることなく２引火した天ぷ
らナベをハロゲン化炭化水素ガスで窒息させることがで
きるのである０ 本発明では消火薬剤ないしは冷却媒として従来公知のハ
ロゲン化炭化水素がすべて使用可能であって、常態で気
体であるか液体であるかを問わない。但し、常態で気体
のハロゲン化炭化水素を使用する場合は１本発明の消火
剤を罐などに収容しておき、消火に際してはスプレ一方
式が採用される。本発明で使用可能なハロゲン化炭化水
素の典型例を商品名で示せば、ハロン１３０１、ハロン
２４０２．ダイフロン５３Ｅ（以上いずれもダイキン工
業（株）製）などが例示できる。また本発明の増粘剤又
はゲル化剤としては、ハロゲン化炭化水素と混合してゼ
リー状を呈するものが好ましく、具体的にはＮ−アシル
グルタミン酸ジアミドやエアロジルを挙げることができ
る。
め、このガスで燃焼物の表面を覆えば、窒息によって消
火することができる。しかしながら、ハロゲン化炭化水
素ガスをそのまま引火した天ぷらナベの上に送っても、
熱と炎の影響があるのでナベ全体を完全に覆うと七がで
きない。ところが本発明の消火剤はハロゲン化炭化水素
に増粘剤又はゲル化剤が配合されている関係で、上述し
た熱及び炎の影響を殆ど受けることなく２引火した天ぷ
らナベをハロゲン化炭化水素ガスで窒息させることがで
きるのである０ 本発明では消火薬剤ないしは冷却媒として従来公知のハ
ロゲン化炭化水素がすべて使用可能であって、常態で気
体であるか液体であるかを問わない。但し、常態で気体
のハロゲン化炭化水素を使用する場合は１本発明の消火
剤を罐などに収容しておき、消火に際してはスプレ一方
式が採用される。本発明で使用可能なハロゲン化炭化水
素の典型例を商品名で示せば、ハロン１３０１、ハロン
２４０２．ダイフロン５３Ｅ（以上いずれもダイキン工
業（株）製）などが例示できる。また本発明の増粘剤又
はゲル化剤としては、ハロゲン化炭化水素と混合してゼ
リー状を呈するものが好ましく、具体的にはＮ−アシル
グルタミン酸ジアミドやエアロジルを挙げることができ
る。
進んで実施例を示すが１本発明の消火剤はハロゲン化炭
化水素に増粘剤又はゲル化剤を配合しているため、引火
した天ぷらナベの熱及び炎の影＃ｅ受けることなく、ナ
ベ全体を容易に窒息させることができ、また消火剤の投
入によって火炎の増長を招くこともない。
化水素に増粘剤又はゲル化剤を配合しているため、引火
した天ぷらナベの熱及び炎の影＃ｅ受けることなく、ナ
ベ全体を容易に窒息させることができ、また消火剤の投
入によって火炎の増長を招くこともない。
実施例
１１の天ぷら油を入れた直径３０ ｃｍの中華す４を加
熱して引火させ、火が油面全体に廻ってから１分３０秒
後に消火剤を投入し、消火に至る１での所要時間、火炎
増長の有無を評価した。評価結果を消火剤の組成及び使
用量と共に次表に示す。
熱して引火させ、火が油面全体に廻ってから１分３０秒
後に消火剤を投入し、消火に至る１での所要時間、火炎
増長の有無を評価した。評価結果を消火剤の組成及び使
用量と共に次表に示す。
中噴射剤としても機能する
なお、実施例１．２及び比較例では消火剤をプラスチッ
ク製容器に収め、容器ごと中華ナベに投入した。また実
施例３の消火剤はスプレ一方式で投入した。
ク製容器に収め、容器ごと中華ナベに投入した。また実
施例３の消火剤はスプレ一方式で投入した。
Claims (1)
- １、 ハロゲン化炭化水素に増粘剤又はゲル化剤を配合
した天ぷら油火災用消火剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11816782A JPS598979A (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 天ぷら油火災用消火剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11816782A JPS598979A (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 天ぷら油火災用消火剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS598979A true JPS598979A (ja) | 1984-01-18 |
Family
ID=14729767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11816782A Pending JPS598979A (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 天ぷら油火災用消火剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598979A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008143645A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | メインロープ異常検出装置およびそれを備えたエレベータ装置 |
-
1982
- 1982-07-07 JP JP11816782A patent/JPS598979A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008143645A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | メインロープ異常検出装置およびそれを備えたエレベータ装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5055208A (en) | Fire extinguishing compositions | |
| US3782475A (en) | Fire extinguisher | |
| EP0513249A1 (en) | Compositions for extinguishing fires | |
| US3844354A (en) | Halogenated fire extinguishing agent for total flooding system | |
| CA2233113A1 (en) | A combination of a novel fire extinguishing composition employing a eutectic salt mixture and water and method using same to extinguish fires | |
| US3710855A (en) | Fire extinguisher | |
| JP2017127425A (ja) | 消火用具、及びカーテンレール | |
| JPS598979A (ja) | 天ぷら油火災用消火剤 | |
| WO1999011327A2 (en) | Fire extinguishing composition | |
| US10046185B2 (en) | Fire and smoke compositions and the processes of making them | |
| JPS6260572A (ja) | 消火剤 | |
| JP3127411B2 (ja) | 消火装置 | |
| JPS58109072A (ja) | 天ぷら油火災用消火薬剤 | |
| JP3133381U (ja) | 簡易消火器具 | |
| JPS60142869A (ja) | 消火剤組成物 | |
| RU1819644C (ru) | Способ получени составов дл тушени пожаров | |
| JP3139965U (ja) | 簡易消火器具 | |
| JPS607091Y2 (ja) | 消火布 | |
| JPS61206468A (ja) | エアゾ−ル式消火具 | |
| JPH03212278A (ja) | 油火災の消火剤 | |
| JPS59197267A (ja) | エアゾ−ル式簡易消火具用消火剤 | |
| JPS63302866A (ja) | 有機金属化合物火災の消火剤 | |
| Chase | Fire Prevention Planning for Hotels and Restaurants | |
| JPS5841981Y2 (ja) | 天ぷら油火災用簡易初期消火用具 | |
| CN114659416A (zh) | 一种防灭火手雷的制作方法 |