JPS5974353A - アルミニウム製鋳物部材 - Google Patents
アルミニウム製鋳物部材Info
- Publication number
- JPS5974353A JPS5974353A JP18568882A JP18568882A JPS5974353A JP S5974353 A JPS5974353 A JP S5974353A JP 18568882 A JP18568882 A JP 18568882A JP 18568882 A JP18568882 A JP 18568882A JP S5974353 A JPS5974353 A JP S5974353A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liner
- aluminum
- aluminium
- cylinder block
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0085—Materials for constructing engines or their parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0002—Cylinder arrangements
- F02F7/0007—Crankcases of engines with cylinders in line
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、たとえばエンジンのシリンダブロックなど
として使用されるアルミニウム製鋳物部材に関するもの
である。
として使用されるアルミニウム製鋳物部材に関するもの
である。
従来、アルミニウム合金鋳物からなるシリンダブロック
に黒鉛分散鋳造アルミニウム合金からなるシリンダライ
ナを鋳ぐるむことによって、ピストンの焼付き表どを防
ぐようにしたシリンダブロックが、特開昭５６−１６７
８２９号公報によって知られている。また、シリンダブ
ロックを上記のようなアルミニウム製の鋳物で構成し九
場合に、ピストンリングとの摺動面であるシリンダブロ
ックの内周面にある種の金属の溶射層を形成して、放熱
性を低下させることなくその耐摩耗性を数倍する方法が
ある。この方法は、シリンダブロックの内周面を切削し
て平滑に仕上げた後に、金属を溶射するものである。
に黒鉛分散鋳造アルミニウム合金からなるシリンダライ
ナを鋳ぐるむことによって、ピストンの焼付き表どを防
ぐようにしたシリンダブロックが、特開昭５６−１６７
８２９号公報によって知られている。また、シリンダブ
ロックを上記のようなアルミニウム製の鋳物で構成し九
場合に、ピストンリングとの摺動面であるシリンダブロ
ックの内周面にある種の金属の溶射層を形成して、放熱
性を低下させることなくその耐摩耗性を数倍する方法が
ある。この方法は、シリンダブロックの内周面を切削し
て平滑に仕上げた後に、金属を溶射するものである。
しかしながら、シリンダブロック （！／シリンダライ
ナがアルミニウム製の鋳物で構成されているときには、
シリンダブロックの外壁内部に＃巣が存在し、この鋳巣
が上記切削によってシリンダブロックの内周面上に露呈
することがあるので、上記溶射層がこの鋳巣上に浮き上
ってこの部分がとぎれた状態になシリンダブロックの内
周面との間に十分な密着度が得られず、エンジンの運転
中に溶射層が剥離する問題があった。
ナがアルミニウム製の鋳物で構成されているときには、
シリンダブロックの外壁内部に＃巣が存在し、この鋳巣
が上記切削によってシリンダブロックの内周面上に露呈
することがあるので、上記溶射層がこの鋳巣上に浮き上
ってこの部分がとぎれた状態になシリンダブロックの内
周面との間に十分な密着度が得られず、エンジンの運転
中に溶射層が剥離する問題があった。
この発明は上記の事情にかんがみてなされたものであシ
、シリンダブロックとして使用したような場合でも溶射
層の剥離が生じないようなアルミニウム製鋳物部材を提
供することを目的とする。
、シリンダブロックとして使用したような場合でも溶射
層の剥離が生じないようなアルミニウム製鋳物部材を提
供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明では、アルミニウ
ム製鋳物部材を、鋳造によって得られたアルミニウム（
アルミニウム合金を含む）製母材と、展伸加工によって
形成され、上記母材に鋳ぐるまれたアルミニウム（アル
ミニウム合金を含む）製のライナと、このライナの内周
面に形成されて表面に摺動面を有する溶射層とから構成
したものである。
ム製鋳物部材を、鋳造によって得られたアルミニウム（
アルミニウム合金を含む）製母材と、展伸加工によって
形成され、上記母材に鋳ぐるまれたアルミニウム（アル
ミニウム合金を含む）製のライナと、このライナの内周
面に形成されて表面に摺動面を有する溶射層とから構成
したものである。
以下、この発明の詳細な説明する。
第１図において、シリンダブロックとしてのアルミニウ
ム鋳物部材ｌは、シリンダブロックの外殻としてのアル
ミニウム製母材２に円筒状のアルミニウム製ライナ３を
鋳ぐるみ、このアルミニウム製ライナ３の内周面に溶射
層４を形成して表る。
ム鋳物部材ｌは、シリンダブロックの外殻としてのアル
ミニウム製母材２に円筒状のアルミニウム製ライナ３を
鋳ぐるみ、このアルミニウム製ライナ３の内周面に溶射
層４を形成して表る。
アルミニウム製母材２は砂型鋳造によって得られたもの
で、第１表に、その１例としてのＪ工Ｓ記号ＡＯ２Ａ
の化学成分を示した。
で、第１表に、その１例としてのＪ工Ｓ記号ＡＯ２Ａ
の化学成分を示した。
アルミニウム製ライナ３は、Ｊ工Ｓ規格品である市販の
押出管や引抜管のような展伸加工によって形成されたも
のを使用し、外径は８０ｍ、内径は７２鰭であった。ま
た、鋳ぐるみ前に、その外周面の酸化膜をショットブフ
スト加工によって除去すると同時に、多数のくぼみをつ
けた。このアルシミニうイ製フイナ３の内周面の表面粗
さは１０〜１５μであった。第２表に、アルミニウム製
ライナ３の一例としてのＪ工Ｓに規格され九５０５２の
化学成分を示した。
押出管や引抜管のような展伸加工によって形成されたも
のを使用し、外径は８０ｍ、内径は７２鰭であった。ま
た、鋳ぐるみ前に、その外周面の酸化膜をショットブフ
スト加工によって除去すると同時に、多数のくぼみをつ
けた。このアルシミニうイ製フイナ３の内周面の表面粗
さは１０〜１５μであった。第２表に、アルミニウム製
ライナ３の一例としてのＪ工Ｓに規格され九５０５２の
化学成分を示した。
第 ２ 表
溶射層４はピアノ線（ＳＷＰ ）および毛すプデン（Ｍ
Ｏ）を次の要領で線爆溶射することによって形成し、そ
の層厚は１２８〜１９９μであった。
Ｏ）を次の要領で線爆溶射することによって形成し、そ
の層厚は１２８〜１９９μであった。
線爆溶射はアルミニウム製ライナ３の内周面に、ＭＯを
連続して４回線爆溶射し、このＭｏ溶射層上に、ＳＷＰ
の連続２回の線爆溶射とＭＯの１回の線爆溶射とを交互
に緑シ返して行ない、上記したＭＯの連続゛ ４回の線
爆溶射を含めて合計２５回行なった。
連続して４回線爆溶射し、このＭｏ溶射層上に、ＳＷＰ
の連続２回の線爆溶射とＭＯの１回の線爆溶射とを交互
に緑シ返して行ない、上記したＭＯの連続゛ ４回の線
爆溶射を含めて合計２５回行なった。
また、溶射層４を形成した後、その表面をホーミング加
工して摺動面４ａとした。
工して摺動面４ａとした。
この他、比較例として、上記ＡＣ２Ａのアルミニウム製
母材の内周面を切削加工によって仕上げ、その内周面上
に溶射層を前述の要領と同じようにピアノ線およびモリ
プフンの線爆溶射によって直接形成させた。
母材の内周面を切削加工によって仕上げ、その内周面上
に溶射層を前述の要領と同じようにピアノ線およびモリ
プフンの線爆溶射によって直接形成させた。
第２図（ａ）は上記実施例による場合のアルミニウム製
ライナと溶射層との密着状態を示した顕微鏡写真（２０
０倍）であり、同図（至）はそのスケッチ図である。ま
た、第３図（ａ）は上記比較例による場合のアルミニウ
ム製母材と溶射層との密着状態を示した顕微鏡写真（２
００倍）であシ、同図（１）はそのスケッチ図である。
ライナと溶射層との密着状態を示した顕微鏡写真（２０
０倍）であり、同図（至）はそのスケッチ図である。ま
た、第３図（ａ）は上記比較例による場合のアルミニウ
ム製母材と溶射層との密着状態を示した顕微鏡写真（２
００倍）であシ、同図（１）はそのスケッチ図である。
これらから明らかなように、比較例の場合は、アルミニ
ウム製母材２の切削面５に鋳巣６が露呈し、その上に溶
射層４が形成されているため、溶射層４が浮き上ってこ
の部分がとぎれた状態になっている。これに対し、実施
例の場合は、アルミニウム製ライナ３が展伸加工品であ
るため巣は存在せず、その内周面に溶射層４が均一に密
着しており、比較例と比べて密着状態が極端によくなっ
ている。また、本発明の実施例と比較例との試験片（直
径１０鰭、厚さ１０■）を複数作成し、各試験片の溶射
層ととの溶射層と反対側の面とに接着剤（エポキＶ樹脂
）で直径１８簡のアルミニウム製棒を接着して各棒を引
張多速度０．５ｍ／分で両側に引張シ、溶射層４の密着
力を調べた結果、比較例の場合が０．４ｋｇ／−以下で
あったのに対し、実施例の場合は４．１〜５．２ｋｆ／
−であった。
ウム製母材２の切削面５に鋳巣６が露呈し、その上に溶
射層４が形成されているため、溶射層４が浮き上ってこ
の部分がとぎれた状態になっている。これに対し、実施
例の場合は、アルミニウム製ライナ３が展伸加工品であ
るため巣は存在せず、その内周面に溶射層４が均一に密
着しており、比較例と比べて密着状態が極端によくなっ
ている。また、本発明の実施例と比較例との試験片（直
径１０鰭、厚さ１０■）を複数作成し、各試験片の溶射
層ととの溶射層と反対側の面とに接着剤（エポキＶ樹脂
）で直径１８簡のアルミニウム製棒を接着して各棒を引
張多速度０．５ｍ／分で両側に引張シ、溶射層４の密着
力を調べた結果、比較例の場合が０．４ｋｇ／−以下で
あったのに対し、実施例の場合は４．１〜５．２ｋｆ／
−であった。
上記実施例ではアルミニウム製鋳物部材がシリンダブロ
ックである場合を説明したが、これに限らず、アルミニ
ウム製鋳物部材を他の用途に使用される部材として構成
してもよいことは勿論である。
ックである場合を説明したが、これに限らず、アルミニ
ウム製鋳物部材を他の用途に使用される部材として構成
してもよいことは勿論である。
また、上記実施例は、ピアノ線およびモリブデンの溶射
層であるが、本発明は必ずしもこれらの溶射層でなくて
もよい。
層であるが、本発明は必ずしもこれらの溶射層でなくて
もよい。
以上詳述したように、この発明によれば、巣を生じるこ
とのない展伸加工によって形成されたアルミニウム製の
ライナが鋳造によって得られたアルミニウム製置材に鋳
ぐるまれ、溶射層がこのライナの内周面に形成されてい
るので、溶射層がライナから浮き上がってとぎれた状態
になることはなく、その密着性が高まるので、溶射層の
剥離が生じなくなる。
とのない展伸加工によって形成されたアルミニウム製の
ライナが鋳造によって得られたアルミニウム製置材に鋳
ぐるまれ、溶射層がこのライナの内周面に形成されてい
るので、溶射層がライナから浮き上がってとぎれた状態
になることはなく、その密着性が高まるので、溶射層の
剥離が生じなくなる。
第１図はこの発明の実施例によるアルミニウム製鋳物部
材の断面図、第２図（ａ）はアルシミニうイ製フィナと
溶射層との密着状態を示した図面代用の顕微鏡写真、同
図（至）はそのスケッチ図、第３図（ａ）はアルミニウ
ム製母材と溶射層との密着状態を示した図面代用の顕微
鏡写真、同図（至）はそのスケッチ図である。 ｌ・・・アルミニウム製鋳物部材、２・・・アルミニウ
ム製母材、３・・・アルミニウム製ライナ、４・・・溶
射層、４ａ・・・溶射層の摺動面。
材の断面図、第２図（ａ）はアルシミニうイ製フィナと
溶射層との密着状態を示した図面代用の顕微鏡写真、同
図（至）はそのスケッチ図、第３図（ａ）はアルミニウ
ム製母材と溶射層との密着状態を示した図面代用の顕微
鏡写真、同図（至）はそのスケッチ図である。 ｌ・・・アルミニウム製鋳物部材、２・・・アルミニウ
ム製母材、３・・・アルミニウム製ライナ、４・・・溶
射層、４ａ・・・溶射層の摺動面。
Claims (1)
- （１） 鋳造によって得られたアルミニウム製母材と
、展伸加工によって形成され、上記母材に鋳ぐるまれた
アルミニウム製のライナと、このライナの内周面に形成
されて表面に摺動面を有する溶射層とからなるアルミニ
ウム製鋳物部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18568882A JPS5974353A (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | アルミニウム製鋳物部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18568882A JPS5974353A (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | アルミニウム製鋳物部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5974353A true JPS5974353A (ja) | 1984-04-26 |
Family
ID=16175121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18568882A Pending JPS5974353A (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | アルミニウム製鋳物部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5974353A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006049066A1 (ja) | 2004-11-01 | 2006-05-11 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | 圧力容器、圧縮機およびシリンダブロックの鋳造方法 |
| US7665440B2 (en) | 2006-06-05 | 2010-02-23 | Slinger Manufacturing Company, Inc. | Cylinder liners and methods for making cylinder liners |
| CN109595091A (zh) * | 2017-10-03 | 2019-04-09 | 铃木株式会社 | 镶铸用构件及其制造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50103423A (ja) * | 1974-01-19 | 1975-08-15 | ||
| JPS56167829A (en) * | 1980-05-28 | 1981-12-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Cylinder block |
-
1982
- 1982-10-20 JP JP18568882A patent/JPS5974353A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50103423A (ja) * | 1974-01-19 | 1975-08-15 | ||
| JPS56167829A (en) * | 1980-05-28 | 1981-12-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Cylinder block |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006049066A1 (ja) | 2004-11-01 | 2006-05-11 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | 圧力容器、圧縮機およびシリンダブロックの鋳造方法 |
| US7395750B2 (en) | 2004-11-01 | 2008-07-08 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Pressure vessel, compressor and process for casting cylinder block |
| US7665440B2 (en) | 2006-06-05 | 2010-02-23 | Slinger Manufacturing Company, Inc. | Cylinder liners and methods for making cylinder liners |
| CN109595091A (zh) * | 2017-10-03 | 2019-04-09 | 铃木株式会社 | 镶铸用构件及其制造方法 |
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