JPS592358Y2 - チエツクバルブ - Google Patents

チエツクバルブ

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Publication number
JPS592358Y2
JPS592358Y2 JP1978103650U JP10365078U JPS592358Y2 JP S592358 Y2 JPS592358 Y2 JP S592358Y2 JP 1978103650 U JP1978103650 U JP 1978103650U JP 10365078 U JP10365078 U JP 10365078U JP S592358 Y2 JPS592358 Y2 JP S592358Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
ball
end connector
union nut
sheet
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978103650U
Other languages
English (en)
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JPS5520739U (ja
Inventor
一彦 津野
陽一 二宮
Original Assignee
旭有機材工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 旭有機材工業株式会社 filed Critical 旭有機材工業株式会社
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Publication of JPS5520739U publication Critical patent/JPS5520739U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ボールを使用したチェックバルブに関する。
第1図は、ボールを使用したチェックバルブの代表的な
ものを示す縦断面図で、ボディ21内には、突起部22
でボール23が軸方向に移動可能に支持されており、ボ
ディ21の一端にはユニオンナット27が螺合されてお
り、管との接続部29を有するエンドコネクター24が
、このユニオンナット27の締付力によってシート26
を介してボディ21の端口部に押し付けられている。
シート26は、エンドコネクター24とボディ21間の
シール部材としての役割と、ボール23の弁座としての
役割とを兼務するもので、順流時にはボール23がシー
ト26から離れて流体の通過を許容し、逆流時にはその
逆流圧力によってボール23がシート26に密着して流
体の通過を阻止するものである。
特に、従来のチェックバルブにおいては、通常、シート
26のエンドコネクター24側は平坦で、またシート2
6のボディ21側は、外縁がボディ21の端口部に合わ
せて切り欠かれているが、この切り欠かれたシート26
外縁の下段部26 a及びボディ21の端口部は、いず
れも中心軸に対して垂直になっている。
従って、ボディ21とエンドコネクター24間の十分な
シール効果を得ようとすると、シート26との接触が締
付方向に対して垂直な平坦面で行なわれるために、どう
してもユニオンナット27を強く締付ける必要があり、
シート26の疲労が早いばかりか、この強いユニオンナ
ット27の締付けによって、シート26のボディ21と
エンドコネクター24間で圧縮された部分が内方へ逃げ
ようとし、シート26がフリーとなるボディ21内へ突
出しやすくなる。
そして、このシート26のボディ21内突出は、シート
26のボール23との密着性を低下させるばかりか、逆
流時にボール23のシート26への過度の食い込みを生
じやすくシ、順流時にボール23がシート26から離脱
しにくくなって運動を生じさせる原因となっている。
また、シー 1−26に環状の突起を設けて、弱いユニ
オンナラI・27の締付力にて十分なシール効果が得ら
れるようにすることも考えられるが、現場でユニオンナ
ット27の締付力を最適に調整するのは現実的に極めて
困難であり、誤って強く締付けたどきにはやはり上述と
同し欠点を生じてしまつ。
更に従来のチェックバルブにおけるシート26のシール
面26 Cは、逆流時にボール23がその中央に最初に
当接するような傾斜面となっているため、前述のような
シー1−26のボテ゛イ21とエンドコネクター24間
で圧縮された部分が内方へと逃げてシート26の内径が
わずかでも縮径されると、シール面26 Cのボール2
3側部分がボール23を挟持してしまうことになりやす
いものでもある。
本考案は、弱いユニオンナラl〜の締付力にて部分なボ
テ゛イとエンドコネクター間のシール効果が得られるよ
うにすると共に、ユニオンナットの締付強さのいかんに
拘らず遅動を生じないチェックバルブを提供することを
目的とする。
即ち、本考案は、特にボテ゛イのユニオンナラh側端[
」部を外側に傾斜するテーパー面とし、このボテ゛、イ
の端[1部に接するシート6のボディ側外縁を切り欠い
てその下段部をボディ端口部のテーパー面に対応して内
側に傾斜するテーパー面とし、シーhのエンドコネクタ
ー側にはエンドコネクターに面して環状***を設け、更
にストッパー1ングをシート6とボディの突起部間に挟
持させたチェックバルブである。
以下、本考案を、一実施例を示す図面を参照しつつ詳細
に説明する。
第2図は、本考案のチェックバルブの縦断面図、第3図
は、そのA−A断面図で、ボディ1の内側には数条の突
起部2があり、ボール3をボテ゛イ1のはパ中心線上で
軸方向に移動可能に保持している。
ボディ1の一端には管材との接続部8があり、他端の外
周にはユニオンナット7が螺合されていて、このユニオ
ンナット7の締付力によって、管との接続部9を有する
エンドコネクター4がシート6を介してボディ1の端口
部に押し付けられてボディ1に結合されている。
シート6は、弾性材料からなる環状板で、エンドコネク
ター4とボディ1間のシール部材とじての役割と、ボー
ル3の弁座としての役割とを兼務するもので゛、その内
径は、ボール3の外径よりやや小さくなっている。
ボール3は、はぼ完全な球体を威すもので、順流時には
シート6から離れて、突起部2に導びかれて接続部B側
へ移動し、突起部2間を介して流体の通過を許容する。
また、逆流時には、ボール3は、流体の逆流圧力によっ
てシーl−6に密着し、流体の通過を阻止するものであ
る。
特に本考案に係るチェックバルブにおいては、ボテ゛イ
1の突起部2とシート6との間にストッパー リング1
1が挾持されている。
そして、ボテ゛イ1のユニオンナット7側端L1部は外
側に傾斜するテーパー面となっていると共に、第4閃及
び第5図にも示されるように、シー1−6のボディ側外
縁は切り欠かれて段が付いており、その下段部6aは、
ボテ゛イ1端[1部のテーパー面に対応して内側へ傾斜
するテーパー面となっている。
また、シート6のエンドコネクター4側には、エンドコ
ネクター 4に当接する位置に、断面半円形又は円弧状
に突出する環状***5が設けられている。
ストッパー リング11は、ボテ゛イ1やボール3と同
様な材質で、第6図にも示されるように、ボテ゛イ1の
内径とほぼ等しい外径を有し、ボール3の外径よりやや
小さな径で゛シート6のシール面6Cに連続する円形の
孔を中心部に有し7ている。
シートの外縁であるところの下段部6aの外径はボディ
1の外径よりわずかに小さく、内側をなす上段部61〕
の外径はボディ1の内径とはパ等しく、シー・トロの内
径はエンドコネクター4の通孔10の径とはパ等しいも
のとなっている。
ストッパーリング11をシー トロとボディ1の突起部
2間に挟持させているのは、強い逆流に対してボール3
の力をシート6全面に分散させつつも、ボール3がシー
ト6に過度に食い込まない範囲でできるだけ強くシート
6に接触させ、そのシールを確実にすると同時に遅動を
防止するためである。
また、例えストッパーリング11が大きく摺動してボー
ル3がシート6に食い込みぎみになっても、順流時のシ
ート6の回復力がストッパーリング11を介して全てボ
ール3に作用することになるので、ボール3がシート6
がら離脱しにくくなって遅動を生ずる心配がない。
ボテ゛イ1端ロ部のテーパー面と、シート6外縁下段部
6aのテーパー面とは、比較的弱いユニオンナット7の
締付力にて十分なシール効果が得られるようにするため
のものである。
即ち、ユニオンナット7を締めると、シート6の下段部
6aは内側に、ボテ゛イ1の端口部は外側に傾斜したテ
ーパー面となっているため、ユニオンナット7の締付力
は、シート6外縁の切り欠き部分コーナ一部と当該部分
に当接するボディ1端口部内縁に集中して作用し、比較
的小さな締付力でも両者を確実に密着させるものである
また、シート6下段部6aとボディ1端口部のテーパー
面の接触は、ユニオンナット7を締め過ぎた場合にも、
シート6のボテ゛イ1とエンドコネクター4間で圧縮さ
れた部分の逃げを外方へ導いてシート6の張力として作
用させ、シート6とストッパーリング11間の接触圧の
バラツキ発生を防止するものである。
シート6のボテ゛イ1とエンドコネクター4間で圧縮さ
れた部分が内方へと逃げてシート6とストッパーリング
11間の接触圧のバラツキを生ずると、ボール3がシー
ト6方向に強く押されてストッパーリング11に接し、
ストッパーリング11がボール3の力をシート6全面へ
分散させつつシート6の圧縮に伴なって摺動する際に、
ストッパーリング11の摺動を流れ方向に傾いたものと
してしまい、ストッパーリング11の存在がかえってシ
ート6へのボール3の密着を妨げてしまったり、ストッ
パーリング11がボテ゛イ内に引掛ってしまって順流時
に腹帰しなくなる原因となる。
次に、シート6のエンドコネクター4側に形成された環
状***5は、エンドコネクター4側の十分なシール効果
を、ユニオンナット7の比較的小さな締付力で得るため
のものである。
即ち、この環状***5によってエンドコネクター4とシ
ート6の接触面積が小さくなっており、小さな締付力で
十分な密着が得られるようになっている。
環状***5は、図面では2本形成されているが、本数は
シート6の大きさや材質等を考慮して適宜定めればよい
更にシート6へのボール3の過度の食い込みによる運動
を確実に防止するためには、シート6のボディ1側内縁
部を中心に向って傾斜させ、逆流時にボール3が最初に
内径側に接し、逆流圧力に応じて徐々にボール3が外径
側へと接触して行くような傾斜のシール面6Cとしてお
くことが好ましい。
このようにすると、逆流流体の圧力が小さい場合には、
ボール3はシール面6Cの先端部のみと接するため、単
位面積当りの接触圧力が高く、十分なシール効果が得ら
れ、逆流流体の圧力が大きい場合には、無理な変形を生
ずることなく徐々にシール面6Cとボール3の接触面が
増して単位面積当りの接触圧力の極端な増加が防止され
るため、必要以上にボール3がシート6に食い込むこと
がない。
また、ユニオンナット7の強い締付けにより、シート6
のボディ1とエンドコネクター4間で圧縮された部分が
多少内方へと逃げてシート6の内径がいくぶん縮径され
、シー1−6の内径とストッパーリング11の内径がず
れても、シール面6Cのボール側部分とボール3が直に
圧接することにはなりにくいため、このような状態でボ
ール3がかなり強くシート6へ圧接されてもボール3が
シート6から離脱しにくくなるようなことはない。
シール面6Cの傾斜角は、対象流体の圧力、シート6の
材質、ボール3の大きさ等によっても異なるが、ボール
3とシール面6C先端の接点における接線に対して5°
〜30’程度である。
以上説明の通り、本考案に係るチェックバルブによれば
、比較的弱いユニオンナットの締付けでボディとエンド
コネクター間の十分なシールが威されるため、シートの
疲労を少なくしてその寿命を長く維持できるばかりか、
ユニオンナットを締過ぎたとしてもシートとストッパー
リング間の接触圧が一定に保持されるため、シートと突
起部間に挟持させたストッパーリングの利点を十分に活
用して運動の発生を防止し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のチェックバルブの代表的例を示す縦断面
図、第2図は本考案のチェックバルブの縦断面図、第3
図は第2図におけるA−A線断面図、第4図は本考案に
使用するシートの断面図、第5図はその平面図、第6図
はストッパーリングの断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・突起部、3・・・
・・・ボール、4・・・・・・エンドコネクター、5・
・・・・・環状***、6・・・・・・シート、6a・・
・・・・下段部、6b・・・・・・上段部、6C・・・
・・・シール面、7・・・・・・ユニオンナット、8,
9・・・・・・接続部、10・・・・・・通孔、11・
・・・・・ストッパーリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 突起部2によって保持されたボール3及びストッパーリ
    ング11を内蔵したボディ1と、エンドコネクター4と
    、ボディ1とエンドコネクター4の間に挟持される環状
    のシート6と、エンドコネクター4をボディ1に締結す
    るユニオンナット7とから戒り、ボディ1のユニオンナ
    ツト7側端口部を外側に傾斜するテーパー面とし、この
    ボディ1の端口部に接するシート6のボディ1側外縁を
    切り欠いてその下段部6aをボディ1端口部のテーパー
    面に対応して内側に傾斜するテーパー面とし、シート6
    のエンドコネクター4側にはエンドコネクター4に面し
    て環状***5を設け、更にストッパーリング11をシー
    ト6とボディ1の突起部2間に挾持させたことを特徴と
    するチェックバルブ。
JP1978103650U 1978-07-29 1978-07-29 チエツクバルブ Expired JPS592358Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978103650U JPS592358Y2 (ja) 1978-07-29 1978-07-29 チエツクバルブ

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JP1978103650U JPS592358Y2 (ja) 1978-07-29 1978-07-29 チエツクバルブ

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Publication Number Publication Date
JPS5520739U JPS5520739U (ja) 1980-02-09
JPS592358Y2 true JPS592358Y2 (ja) 1984-01-23

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ID=29044353

Family Applications (1)

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JP1978103650U Expired JPS592358Y2 (ja) 1978-07-29 1978-07-29 チエツクバルブ

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JPS5520739U (ja) 1980-02-09

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