JPS5918411B2 - カスチング法で製造される改良された液体ポリマ−の加硫物 - Google Patents

カスチング法で製造される改良された液体ポリマ−の加硫物

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JPS5918411B2
JPS5918411B2 JP13376174A JP13376174A JPS5918411B2 JP S5918411 B2 JPS5918411 B2 JP S5918411B2 JP 13376174 A JP13376174 A JP 13376174A JP 13376174 A JP13376174 A JP 13376174A JP S5918411 B2 JPS5918411 B2 JP S5918411B2
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liquid polymer
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明の要約 主成分としてカルボキシル末端液体ポリマー、副成分と
してジハードリック化合物、および少量成分としてカル
ボキシルーエポキシド反応に選択性をもつているアミン
を、1分子当り約2つのエポキシド(−Cs−0/C−
)基をもつているエポキシ樹脂と混合し、この混合物を
型の中でカスチングし、そしてそれを約110℃から約
180℃で組成物が加硫されるまで加熱することによつ
て液体ポリマーのゴム質加硫物が製造される。
その加硫物は、改良されたゴム状弾性を有し、2つの区
別しうるポリマー相を持つことにより特徴ずけられるも
のであつて、最終の引張強さは、平方インチ当り100
0ポンド以上、伸び率は約140%である。この発明の
背景 加硫した液体カルボキシル一含有ポリマーを加硫硬化す
る(Eure)ためにエポキシ樹脂類を使用することは
知られている。
この加硫処理はアミン類のような触媒を使用することに
より加速することができる。しかしながら、カルボキシ
ルおよびエポキシドのモル当量付近の量で計画された加
硫可能組成物は、非常に弱いゴム状加硫物を生ずる。よ
り強い加硫物をうるために、エポキシドの少モル過剰が
使用される。たとえば、米国特許3285949は、カ
ルボキシル一末端ポリブタジエンゴムが、エポキシ樹脂
の少モル過剰を使用した加硫により引張強さが約500
psi1伸び率500〜700(:fl)をもつ加硫物
としてえられるということを示している。
残念ながら、これらの加硫物の性質は、自動車の成形部
品やアタセサリ一のような多くの適用例に対して満足で
きるものではない。カルボキシル一末端ポリマーに対す
るエポキシ樹脂のモル比を増加させると、加硫物の引張
強さが増加する。しかしながら、引張強さが増加すると
、ゴム状弾性が犠性にされ、その加硫物は、ゴムという
より、プラスチツクにより近くなる。たとえば、ジエポ
キシ樹脂100重量部とカルボキシル一末端ポリマー1
00重量部の混合物を、アミン触媒を使用して加硫する
と、引張強度が2000psiの加硫物がえられるが、
それは、伸び率が100(f)をこえることはほとんど
なく、高い硬度をもち、そして高いゲーマン凍結点(G
ehrrlanFreezepOint)をもつている
。単に補強剤成分を液体ポリマー組成物に添加しただけ
では、全体として満足できる解答を与えることはできな
い。引張強さは、カーボンブラツクを添加することによ
り増加させることができる。(6反応性末端を有する液
体ブタジエン/アクリロニトリルポリマー、Drake
andMc−Carthy著、RubberWOrld
Oct.,l968゛2をみよ;ここではゴムとしての
性質をほとんど失うことなく、最終の引張強さが100
0〜1500psiのものがえられている。)残念なこ
とには、引張強さをかなり改善させるために、充分なカ
ーボンブラツク(またはどんな充填剤でも)を含有する
ポリマー混合物は、非常に粘稠なものであり、かための
パテのようなものとなる。このポリマー混合物は流動性
でなくカスチングすることができない。この発明の概略
最終の引張強さが1000psi以上であり、伸び率が
少なくとも約140%であり、そして2つの区別しうる
ポリマー相、つまり1つはゴム状弾性相であり、他方は
約100λから約5μの直径を有している不連続の粒子
状相である、を有することによつて特徴づけられるゴム
質加硫物が、適用温度(室温から約100′C)でカス
チング可能な液体ポリマー組成物から製造される。
この液体ポリマー組成物は、100重量部の1分子当り
約1.7から約2.3のエポキシド(−C − C−)
\O/基をもつエポキシ
樹脂、約100から約250重量部の1分子当り約1.
6から約2.4のカルボキシル(−COOH)基をもち
、そして炭素一炭素または炭素一酸素結合から成るポリ
マー骨格をもつているカルボキシル一末端液体ポリマー
、約3から約36重量部のジハードリック化合物、およ
び約2から約10重量部のカルボキシルーエポキシド反
応に対して選択性をもつているアミンから成つている。
この加硫物は、液体ポリマー組成物の各成分を混合し、
この組成物を型に鋳込み、そしてそれを約110℃から
約180℃で組成物が加硫されるまで加熱することから
成るプロセスで製造される。詳細な記載 液体ポリマー組成物は、100重量部のエポキシ樹脂、
約100から約250重量部のカルボキシル一末端液体
ポリマー、約3から約36重量部のジハードリック化合
物、および約2から約10重量部のカルボキシルーエポ
キシド反応に対して選択性をもつアミンから成る。
より好ましくは、エポキシ樹脂は1,00重量部で使用
され、液体ポリマーは約140から約225重量部、ジ
ハードリック化合物は約15から約30重量部、および
アミンは約4から約8重量部で使用される。エポキシ樹
脂は、エポキシド(−C,,−02C→基の平均数が1
分子当り約1.7から約2.3でなければならない。1
分子当りのエポキシド基の数がこの範囲より実質的に高
いかまたは低いエポキシ樹脂は、この発明の独特のゴム
質加硫物を製造するための機能がない。
1分子当り実質的に平均で1.7以下のエポキシド基を
もつているエポキシ樹脂類は、連鎖の伸びおよび/また
は架橋が充分には行なわれず、そして1分子当り実質的
に2.3以上のエポキシド基をもつているエポキシ樹脂
類は、この発明の新規な加硫物を製造するためには架橋
が多くなりすぎると確信している。
使用するエポキシ樹脂類は固体でも液体でもよいが好ま
しくはカサ粘度(BrOOkfleldLVT粘度計を
使用し、スピンドル寺7,0.5〜100rpm,25
℃の条件で測定した場合)が約200センチポイスから
約2000000センチポイスを有する液体がよい。
使用するエポキシ樹脂類は、約150から約6000の
エポキシド当量をもつことができる。より好ましくは、
それらは約160から約1000のエポキシド当量をも
つ。このエポキシド当量とは1グラム当量のエポキシ基
を含むエポキシ樹脂の重さである。このエポキシド当量
は、エポキシ含有量を決定するピリジニウムクロライド
−ピリジン法をもちいて決定することができる。多くの
型のエポキシ樹脂類を使用することができる。
型の例としては、ジハードリックフェノールのジグリシ
ジルエーテル、ジハードリック脂肪族アルコールのジグ
リシジルエーテル、ジカルボン酸のジグリシジルエステ
ル、ジアミノ化合物のジグリシジルエーテル、およびジ
エポキシド化した脂肪酸が上げられる。エポキシ樹脂類
のこれらの型の各々の例は、米国特許第3655818
および3678131に記載されている。エポキシ樹脂
はハロゲン化されてもよい。ジハードリックフェノール
類のジグリシジルエーテル類と、ジ脂肪族アルコール類
のジグリシジルエーテル類は、エポキシ樹脂類としてよ
り好ましいものである。
ジハードリックフェノール類のジグリシジルエーテル類
の1つの例として、ShellChemical社によ
つて市販されている。″EpOn″樹脂、およびDOw
Chemical社によつて市販されている゛D.E.
R.゛樹脂のようなビスフエノールA/エピクロロヒド
リン型の樹脂が上げられる。ジ脂肪族アルコール類のジ
グリシジルエーテル類の1つの例としては、DOwCh
emical社によつて市販されている6D.E.Rj
700シリーズ樹脂のようなエチレングリコール/エピ
クロロヒドリン型樹脂類が上げられる。エポキシ樹脂類
としてとても好ましいこれら二つの型のもつ諸性質は、
会報゛DOwEpOxyResins′3の170一1
40C−5M−267に示されている。エポキシ樹脂類
は1分子当り平均して約1.7から約2.3のエポキシ
ド基のエポキシド含量をもつことができるけれどももつ
とも好ましいエポキシ樹脂類は1分子当り平均して約2
のエポキシド基をもつている。使用する液体ポリマーは
、炭素一炭素または炭素一酸素結合から成る重合骨格を
もつている。
このポリマーは、1分子当り平均して約1.6から約2
.4のカルボキシル(−COOH)基をもつていなけれ
ばならない。これらのカルボキシル基は少なくともポリ
マー分子の末端に位置していなければならないが、重合
骨格の中に位置することもできる。このポリマー類はカ
ルボキシル一末端ポリマー類と呼ばれる。このポリマー
類のカルボキシル含有量はポリマーの重量に基づいて約
0.501)から約10%、より好ましくは約1重量%
から約6重量%である。カルボキシル含有量は、ポリマ
ー溶液をフエノールフタレンを終点指示薬とし、KOH
のアルコール溶液で滴定することによつて決定すること
ができる。使用する液体ポリマー類の分子量は、Mec
rOlabVapOrPressureOsmOmet
erを使用して測定した場合約600から約10000
である。
このポリマー類はより便宜的には、それらのカサ粘度に
よつて記述される。この液体ポリマー類は約500セン
チポイスから約2000000センチポイスのカサ粘度
をもつている。(BrOOkfield型LVT粘度計
を使用し、スピンドル腐.7,0.5〜100rpmの
条件で測定した。)より好ましくは、このポリマー類は
、約5000センチポイスから約1000000センチ
ポイスのカサ粘度をもつている。特に有用なポリマー類
は、約10000センチポイスから約6000000セ
ンチポイスのカサ粘度をもつている。使用する液体ポリ
マー類は、炭素一炭素結合または炭素一酸素結合から成
る重合骨格をもつている。
このポリマー類は加硫状態においてゴム状弾性体である
。炭素一炭素結合をもつているポリマー類は、次の(a
)〜(e)から選択されたビニリデンモノマー(5)の
重合単位を含んでいる。つまり、(a)エチレン、プロ
ピレン、イソブチレン、1一ブテン、1ベンゼン、1−
ヘキサン、1−ドデカンおよびこれらに類するもののよ
うな、C2〜約Cl4を含んでいるモノオレフイン類;
(b) ブタジエン、イソプレン、2−イソプロピル−
1,3−ブタジエン、クロロプレン、およびこれらに類
するもののような、C4〜ClOを含んでいるジエン類
:(c) ビニルアセテート、ビニルプロピオネート、
アリルアセテート、およびこれらに類するもののような
ビニルおよびアリルエステル類:(d) ビニルメチル
エーテル、アリルメチルエーテル、およびこれらに類す
るもののようなビニルおよびアリルエーテル類;および
(e)次の一般式で示されるアクリレート類、式中wは
C1〜約C,8のアルキル基、それぞれC2〜約Cl2
のアルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、または
シアノアルキル基である。
このようなアクリレートの例としては、エチルアクリレ
ート、ブチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート、ドデシルアクリレート
、オクチルアクリレート、メトキシエチルアクリレート
、ブトキシエチルアクリレート、ヘキシルチオエチルア
クリレート、β−シアノエチルアクリレート、シアノオ
クチルアクリレート、およびこれらに類するものである
しばしば重合骨格中にこれらの重合用モノマー単位の2
つまたはそれ以上の型が含まれる。上に記載したビニリ
デンモノマー類は、これを主成分とし、次の(f)〜(
1)を副成分として容易に重合させられる。
(f)スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン
、およびこれらに類するもののようなビニル芳香族化合
物:(g)アクリロニトリル、メタアクリロニトリル、
およびこれらに類するもののようなビニルニトリル類;
(11)メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレ
ート、オクチルメタアクリレート、エチルエタアクリレ
ート、およびこれらに類するもののようなメタアクリレ
ート類およびエタアクリレート類;(1)ジビニルベン
ゼン、ジビニルエーテル、ジエチレングリコールジアク
リレート、およびこれらに類するもののようなジビニル
類およびジアクリレート類。(a)から(e)に記載さ
れたビニリデンモノマー類を主成分とし、(f)から(
1)に記載されたビニリデンモノマー類を副成分として
組合せた重合単位から成るカルボキシル一含有液体ポリ
マー類を含んでいる液体ポリマー組成物もこの発明の範
囲内のものである。カルボキシル一末端液体ポリマー類
の例としては、カルボキシル一末端ポリエチレン、カル
ボキシル一末端ポリイソブチレン、カルボキシル一末端
ポリブタジエン、カルボキシル一末端ポリイソプレン、
カルボキシル一末端ポリ(ブタジエンーアクリロニトリ
ノ(へ)、カルボキシル一末端ポリ(ブタジエン−スチ
レン)、カルボキシル一末端ポリ(エチルアクリレート
)、カルボキシル一末端ポリ(エチルアクリレート−n
−ブチルアクリレート)、カルボキシル一末端ポリ(n
−ブチルアクリレートーアクリロニトリノ(ハ)、カル
ボキシル一末端ポリ(ブチルアクリレート−スチレン)
およびこれらに類するものがある。このポリマー類は、
米国特許第3285949号明細書およびドイツ特許第
1150205号明細書に記載されているような、カル
ボキシル含有重合開始剤および/または変性剤を使用し
た。フリーラジカル重合反応によつて製造することがで
き、また米国特許第3135716号および第3431
235号明細書に記載されているような、金属リチウム
または有機金属化合物類を使用して溶液重合を行ない、
ついで得られたポリマーにカルボキシル基を形成させる
処理を行なうことにより製造することができる。このポ
リマー類は末端にカルボキシル基をもつていない液体ポ
リマー類と、カルボキシル基を末端に導入しうる化合物
とを反応させることによつて製造することもできる。た
とえば、ヒドロキシル一末端ポリマー類をジカルボキシ
ル化合物と反応させることによつて、カルボキシル一末
端ポリマー類を製造することができる。カルボキシル末
端ポリマー類をうるために、メルカプタン一およびアミ
ン一またはアミドー末端ポリマー類を不飽和カルボン酸
類またはその無水物と反応させることができる。ハロゲ
ンー末端ポリマー類をルイス酸類の存在下において不飽
和無水物類と反応させてカルボキシル基をうることがで
きる。それ故、カルボキシルー末端液体ポリマーを製造
する方法が、この発明にとつて限定条件とならないこと
が理解されよう。このポリマーの基本的な条件は少なく
とも末端にカルボキシル基をもち、そして炭素−炭素ま
たは炭素−酸素結合からなる重合骨格をもつことである
。カルボキシルー末端ポリ(ブタジエン−アクリロニト
リル)重合体は、特別に有用であることが見い出されて
いる。
これらのポリマー類は、ポリマーの重量に基づいて、約
5重量%〜約40重量%のアクリロニトリル、約0.5
重量%〜約10重量%のカルボキシル、および約50重
量%〜約95重量%のブタジエンを含有している。ジハ
ードリック化合物は、ジハードリック芳香族化合物また
はビスフエノール化合物である。
ジハードリック芳香族化合物類の例としては、カテコー
ル、レゾルシノール、ヒドロキシベンジルアルコール類
、ビスベンジリツクアルコール、ジヒドロキシナフタレ
ン類、およびこれらに類するものがある。前記ビスフエ
ノール類は次の一般式をもつている。式中、RはC1〜
Cl2のアルキレン基、またはC,O,Sおよび/また
はN原子1〜8を含む二価の基である。
このビスフエノール類の例としては、メチレンビスフエ
ノール、ブチリデンビスフエノール、オクチリデンビス
フエノール、イソプロピリデンビスフエノール、ビスフ
エノールスルフイツド、ビスフエノールスルホン、ビス
フエノールエーテル、ビスフエノールアミン、およびこ
れらに類するものがある。
アミンは、カルボキシルーエポキシド反応に対して選択
性をもつものが採用される。
このことは、アミンがはじめに、第1段階としてエポキ
シ樹脂をカルボキシルー末端ポリマーと反応させ、鎖を
伸ばすように作用し、次いでそれに引き続いて鎖どうし
を架橋するように作用することを意味している。アミン
のこの機能は、この発明の加硫物独特の2−相系を発現
させるために必要である。このアミンは強くそして速い
加硫を生ぜしめるといつた良好な反応性をもつこともま
た必要である。この発明で使用するアミン類は、第1、
第2および第3の脂肪族および脂環族アミン類である。
このアミン類には飽和異項環アミン類、およびアミン類
の塩および付加物もまた含まれている。芳香族アミン類
、すなわち芳香環に直接結合した窒素原子をもつアミン
類は含まれない。前記定義の範囲内のアミン類は、Ha
ndbOOkOfEpOxyResins,Leean
dNeville著、McGraw−HillBOOk
CO,N.Y.(1967)、第7および第9章に記載
されている。アミン類の型および例としては、式 H2NモCH2−)NNH2(式中、n =1〜約6)
で示される脂肪族ジアミン類、たとえぱエチレンジアミ
ン、ブチレンジアミン、1−メチルブチレンジアミン、
およびこれらに類するもの;脂肪族ポリアミン類、たと
えばジエチレントリアミン、ビス(ヘキサメチレン)ト
リアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペ
ンタミン、ジメチルアミノプロピルアミン、ジエチルア
ミノプロピルアミン、アミノエタノールアミン、および
これらに類するもの;芳香族基を含有する脂肪族アミン
類、たとえばm−キシレンジアミン、およびこれに類す
るもの;脂環族ポリアミン類、たとえば1,3−ジアミ
ノシクロヘキサン、N−アミノエチルピペラジン、ビス
(アミノエチル)ピペラジン、およびこれらに類するも
の;脂環族第2アミン類、たとえばN−メチルピペラジ
ン、ピペリジン、モルホリン、ピロリジン、およびこれ
らに類するもの;脂肪族第3アミン類、たとえばテトラ
メチルグアニジン、トリエチルアミン、トリプロピルア
ミン、ジエチルエタノールアミン、およびこれらに類す
るもの;脂環族第3アミン類、たとえばN,N’−ジメ
チルピペラジン、ヘキサメチレンテトラミン、およびこ
れらに類するもの;不飽和一環第3アミン類、たとえば
ピリジン、ピラジン、およびこれらに類するもの;およ
び芳香族基を含有する脂肪族第3アミン類、たとえぱベ
ンジルジメチルアミン、2,4,6−トリス(ジメチル
アミノメチノ(ハ)フエノール、およびこれらに類する
ものがある。
これらのアミン類の附加物類および塩類もまた含まれる
たとえば、N−ヒドロキシエチルジエチレントリアミン
、N−(2−ヒドロキシプロピノリエチレンジアミン、
N,N′−ビス(ヒドロキシエチノ(ハ)トリエチレン
テトラミン、およびN(ヒドロキシプロピノ(ハ)−1
,2−ジアミノプロパンのようなエチレンおよびプロピ
レン酸化物の附加物、およびt−ブチルアミン/安息香
酸、トリエチレンジアミン/ジ安息香酸、N−メチルピ
ペリジン/安息香酸、4,4′−ジピリジルプロパン/
ジ安息香酸、ピペリジン/オクタノイツク酸、ジエチル
アミン/塩酸、およびこれに類するもの、および2,4
,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フエノールおよ
びこれに類するもののトリ一2−エチルヘキソエート塩
のようなアミン一酸塩がある。より好ましいアミン類は
、脂肪族ポリアミン類、脂環族ポリアミン類、脂環族第
2アミン類、および芳香族基を含有する脂肪族第3アミ
ン類、およびそれらの塩である。
より好ましいアミン類の例としては、ジエチレントリア
ミン、トリエチレンテトラミン、N−アミノエチルピペ
ラジン、N−メチルピペラジン、ピペリジン、2,4,
6−トリス(ジメチルアミノメチル)フエノールおよび
それらのエチルヘキサノイツクアツシツド塩、およびこ
れらに類するものである。エポキシ樹脂、液体ポリマー
、ジハードリック化合物、およびアミンは混合され、そ
してこの混合物を加硫するために約110℃から約18
『Cの温度に加熱される。
この範囲の温度における加硫処理が2相加硫物中の望ま
しい粒子径範囲を製造するのに効果的であると思われる
。液体ポリマー加硫物は、1平方インチ当り(Psi)
1000ポンドをこえる引張強さと、少なくとも約14
0%の伸び率をもつゴム状固体である。
これらの性質は、カーボンブラツク、シリケート、カー
ボネート、およびこれらに類するもののような補強充填
剤を必要とせずにえられるものである。この加硫物は、
低いゲーマン凍結点(GehrrlanFreezep
Oint)をもつものである;つまりこの値は液体ポリ
マーの典型である。
液体ポリ(ブタジエン−アクリロニトリル)ゴム類が使
用された場合、えられるゲーマン凍結点は−20℃以下
、そしてしばしば−40℃およびそれ以下である。ドウ
ロメータ一A(DurOmeterA)硬度は約50か
ら100またはそれ以上である。えられる加硫物は、2
つの相、つまりゴム質の連続相およびかたい粒子相をも
つ乳白色固体として特徴ずけられる。粒子相を形成して
いる粒子の大きさは、直径で約100λから約5μの範
囲にある。この粒子の直径は正規分布曲線に従つて分布
することができ、またビモダル(BimOdal>5+
布曲線またはより多くの多−ピーク分布曲線に従つた粒
子範囲をもつものであつてもよい。一般的にいつて、粒
子径の小さいものは高い弾性率と硬度をもつ加硫物とな
り、一方粒子径の大きいものは低い弾性率と硬度をもつ
加硫物となる。粒子相は、基本的には主成分としてのエ
ポキシ樹脂、副成分としてのジハードリック化合物、少
量成分としての液体ポリマー、および少量成分としての
アミンから成つている。
この相は硬くそして高いゲーマン凍結点値(Gehma
nfreezepOintalue)をもつている。連
続相は、採用した液体ポリマーの典型的なゲーマン凍結
点値をもつゴム質固体である。この相は、主成分として
の液体ポリマー、副成分としてのエポキシ樹脂、少量成
分としてのジハードリック化合物、および少量成分とし
てのアミンから構成されている。粒子相と連続相とはた
がいに化学的に結合している。基本的なこれら4つの成
分、つまりエポキシ樹脂、液体ポリマー、ジハードリッ
ク化合物、およびフエノールに加えて、液体ポリマー組
成物およびそれの加硫物は広い範囲のコンパウンド成分
を含むことができる。
これらの成分は、ゴムおよび/またはエポキシのコンパ
ウンドに使用する典型的な成分である。それらの成分の
標準的な量が採用されるが、こうした量水準は、当該技
術分野においてよく知られている。使用されるコンパウ
ンド成分の量水準における唯一の制約は、これらの成分
を含有する液体ポリマー組成物が流動しうること、つま
り約20℃から約100℃の温度範囲においてカスチン
グ処理できるものであることである。このことは、補強
充填剤および他の成分の添加量を、液体ポリマー組成物
の重量に基づいて、約20重量部までの低い水準で液体
組成物を濃くする量に制限する。コンパウンド成分の例
としては、カーボンブラツク、金属炭酸塩およびケイ酸
塩、ガラス、アスベスト、および繊維類のような補強充
填剤;金属酸化物、金属硫化物、および有機性着色剤の
ような着色剤;石油類、ひまし油、グリセリン、シリコ
ン油、芳香族およびパラフイン油、およびこれらに類す
るもののような潤滑剤および可塑剤;およびアルキルお
よび芳香族フタレート、セバケート、トリメリテート、
およびこれらに類するもの;フエニル一β−ナフチルア
ミン、2,6−ジ一t−ブチルパラクレゾール、2,2
′−メチレンビス−(4−エチル−6−t−ブチルフエ
ノール)、2,2!−チオビス−(4−メチル−6−t
−ブチルフエノール)、4,4′−ブチリデンビス一(
6一t−ブチル−m−クレゾーノ(ハ)、トリス一(3
,5−ジ一t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソ
シアヌレート、ヘキサヒトロー1,3,5−トリス−β
一(3,5−ジ一t−ブチル−4−ヒドロキシフエニノ
(ハ)プロピオニルトリアジン、テトラキズメチレン−
3(3/,5′−ジ一t−ブチル−4′−ヒドロキシフ
エニル)プロピオネートメタン、ジステアリルチオジプ
ロピオネート、トリ(ノニル化フエニル)ホスフイツト
、およびこれらに類するもののような抗酸化剤および安
定剤がある。
液体ポリマー、エポキシ樹脂、ジハードリック化合物、
およびアミンならびにもし使用するならコンパウンド成
分は、Henschel混合機、インキミル、Banb
ury混合機およびこれに類する混合機をもちいて、標
準的な混合操作および技術を使用して混合される。
約100℃まで加熱することは、これらの物質を溶解し
たり均一な分散液とするために助けとなるであろう。え
られた混合物は、カスチングつまり定置モルド、回転モ
ルド、およびこれらに類するモルド中に注がれまたは注
入され、そして約110℃から約180℃に加熱される
。この組成物は、回転カスチング技術を使用して成形物
を作るために容易に利用される。この液体ポリマー組成
物のカスチング容易性、および加硫されたのちゴム質で
強度の大きい加硫物がえられるという能力は、独特のも
のである。この発明以前においては補強された液体ポリ
マー組成物はカスチングすることができないか、もしで
きたとしてもえられた加硫物は、引張強さが低くやわら
かな加硫物か、高い引張強さで低い伸び率の加硫物であ
るに過ぎなかつた。この発明の新規な液体ポリマー組成
物の適用例としては、カスチングできるガスケツト類、
カスチングできるシール類、およびO−リング、成形自
動車部品類、およびホース類、ベルトおよび金属に対す
る流動性被覆剤、流動性接着剤、電気的素材のカプセル
化剤、成形ギアー類および機械部品類、および工業およ
び家庭で使用するための一般的な成形物品である。
次に示す例は、この発明をさらに充分に説明するための
ものである。
特に記載されていないかぎり、各成分はすべて重量部で
示されている。例一般的な混合操作 この発明の新規な加硫物は、次の一般的な混合操作で製
造される。
アミンを除く各成分を混合容器中に入れる。もし、エポ
キシ樹脂、ジハードリック化合物、および液体カルボキ
シル一末端ポリマー以外の成分を使用するならば、これ
らの成分は通常ノバツチとして他の物質と混合される。
まきこまれてきている空気を除去するために真空攪拌機
が採用される。これにより泡が大巾に減少され、改善さ
れた一泡−なし生成物(伸張シート)が製造される。混
合物の温度は約60℃から約95℃までである。各成分
はそれらが均一になるまで、約20から約30分間混合
される。次いでこの均一混合物中へ、混合温度またはそ
れ以下(通常約6『C)でアミンが添加される。次いで
組成物全体が、約3から5分間真空攪拌される。それか
ら、伸張シートモルド(または他の適当なモルド)中へ
注入される。この点における加硫可能混合物の粘度は1
0000センチポイス以下であり、これはモルド中で容
易にカスチングしうるものである。充填されたモルドは
次いで定められた時間だけ、認定された温度をもつ空気
オーブン中に置かれる。モルド部品が除去され、冷却さ
れ、そして加硫物を使用または試験するために取り出す
。成分物質 ここで示されているエポキシ樹脂類、ジハードリック化
合物、およびアミン類は、すべて公知物質であり、そし
てほとんどのものが安価であり容易に入手しうる。
以下の例中で使用したエポキシ樹脂類、ジハードリック
化合物、およびアミン類はすべて市販の物質である。こ
こで示されているカルボキシル一末端液体ポリマー類は
知られている。
この成分物質は、入手しうるものであるかまたは米国特
許第3285949号、第3135716号および第3
431235号明細書に記載されている操作に従つて容
易に製造しうる。以下の例中で採用した液体ポリマー類
は、市販品として入手しうるものか、または米国特許第
3285949号明細書に従つて製造されたものである
ここで示されている他の物質および以下の例中で使用さ
れた物質のすべては、市販品として入手できるものであ
る。
例 カルボキシル一末端液体ポリマーをエポキシ樹脂および
ジハードリック化合物と、ポリマーのエポキシに対する
各種の重量比で混合し、混合物をアミンを使用して加硫
した。
使用した成分物質は次の通りであつた:CTBNとして
同定されるカルボキシル一末端ポリ(ブタジエン−アク
リロニトリル)ゴムであり、これはポリマーの全重量に
基づいて17.1重量%(窒素測定のためのキユルダー
ル法を使用して測定した)のアクリロニトリル含有量、
および2.44重量%のカルボキシル含有量のもので、
そして27℃のカサ粘度が106000センチポイスで
あり約3400の分子量(MechrOlabVapO
rPressureOsmOmeterをもちいて測定
した)のものであつた;工ホン828(EpOn828
)として同定され、ビスフエノールA/エピクロロヒド
リン型樹脂であるエポキシ樹脂であり、これは両末端に
エポキシド基をもち、約185のエポキシド当量をもち
、25℃のカサ粘度が約12000センチポイスをもつ
ていた;BPAとして同定されるP,I−イソプロピリ
デンビスフエノールであるジハードリック化合物;およ
び加硫剤DまたはC.A.Dとして同定されるトリ(ジ
メチルアミノチル)フエノールのトリス(ヘキサノイツ
クアツシツド塩)であるアミンであつた。
これらの物質は一般的な混合操作に従つて混合された。
処方および加硫物の性質は次の通りであつた。このデー
タは、えられた加硫物は良好な引張強さおよび伸び率を
もつことを示している。
これらの諸性質は、高分子量固体状ポリ(ブタジエンア
クリロニトリル)ポリマーからえられたところのものと
比べてひけを取らない。たとえば、50のムーニイ(M
OOneい粘度(ML−4,212′F)をもち、アク
リロニトリル含有量が約20重量部であるNBRゴムが
、100部のポリマー、40部のN−550カーボンブ
ラツク、5部の酸化亜鉛、1.0部のステアリン酸、お
よび3.5部のテトラメチルチウラムジスルフイツドの
割合で混合された。
この混合物が310′11′で30分間加硫され、次い
で試験された。えられた諸性質は次の通りであつた:引
張強さ2500PS11伸び率410%、硬度(4)U
rOA)63、ゲーマン凍結点−41℃oこの例は、こ
の発明の液体ポリマー加硫物は、固体ポリマー加硫物と
比べてひけを取らない性質をもつことを開示している。
しかし、固体ポリマー組成物とことなつて、液体ポリマ
ー組成物はカスチングすることができる。前記4つの組
成物は、伸長シートモルドの中へも容易に注ぐことがで
き、この混合物の粘度は約80℃で約2000センチポ
イスである。例 液体ポリマー組成物が製造された。
ここでは使用したカルボキシル一末端液体ポリ(ブタジ
エン−アクリロニトリル)ゴムが各種のカルボキシルお
よびアクリロニトリル含有量をもつている。使用したポ
リマー類を次に記載する。使用した処方およびえられた
データを次に示す:このデータは、加硫物の引張強さお
よび伸び率の性質がカルボキシル末端液体ポリマーのカ
ルボキシルおよび/またはアクリロニトリル含有量にお
ける変化によつて、ひどく影響されることはないという
ことを示している。
もちろん、ゲーマン凍結値は尋3油膨潤性とともに影響
される。
これら2つの値は、アクリロニトリル含有量によつて感
応している。これらの結果は、加硫物の仮定された構造
に従つているものである。つまり、連続的なゴム弾性ポ
リマー相はその中に分散している硬いエポキシ相を含ん
でいるという仮定に従つている。この例は、引張強さお
よび伸び率に認められる犠性をはらうことなく予定する
耐油膨潤性および低温度柔軟性を有する加硫物を容易か
つ便利に製造できることを示している。例 先の例は、液体ポリ(ブタジエン−アクリロニトリル)
重合体におけるアクリロニトリル含有量が応力歪性質に
対して、比較的小さい影響力をもつということを開示し
た。
この例においては、さらに例1の点をさらに開示し、液
体ポリマーとエポキシ樹脂の重量比が性質にあたえる影
響を示している。その処方およびデータは次の通りであ
る:このデータは、エポキシ樹脂100重量部に対する
カルボキシル末端液体ポリマーのレベルが約300部を
越える場合に、えられた加硫物はこの発明の液体ポリマ
ー組成物(サンプル2,4および5)でえられる良好な
引張強さの性質をもたないことを開示している。例 エポキシ樹脂に対するカルボキシル一末端ポリマーの各
種の重量比で液体ポリマー組成物が製造され、異なつた
アミン類を使用して加硫された。
これらの処方およびえられたデータを次に示す。この例
は、この発明の新規な加硫物を製造するために使用する
異なつたアミンの有用性を開示する。どの例においても
良好な性質をもつ加硫物がえられた。一般的にエポキシ
に対するポリマーの重量比が増加するに従つて、引張強
さと硬度は減少し伸び率が増加する。同じようなパター
ンが、アミンとしてC.A.Dが使用された例1のデー
タにおいても観察される。2つまたはそれ以上のアミン
類の組合せが使用しうる。
たとえば、CTBN−3およびCTBN−4はそれぞれ
165重量部が100部のEpOn828、,24部の
BPAlおよび各々3.75部のC.A.DおよびDM
P−30と混合された。AgeriteD(抗酸化剤)
が1.0部添加された。130゜Cで1時間加硫したの
ち、引張強さと伸び率は、それぞれ1780ps1と1
90%、および1920psiと220%であつた。
例 アミン触媒としてDMP−30を使用し、各種のアクリ
ロニトリル含有量のカルボキシル末端ポリマー類を採用
して液体ポリマー組成物が製造された。
その処方およびえられた性質のデータは次の通りであつ
た。j このデータが示すように、カルボキシル一末端液体ポリ
マーのアクリロニトリル含有量は、加硫物の引張強さ、
伸び率、および圧縮歪の各性質をひどく変化させるもの
ではない。
しかしながら、より高いアクリロニトリル含有量のポリ
マーを使用するにつれて、より高い引張強さとなつてゆ
く傾向が観察される。もちろん、より高いアクリロニト
リル含有ポリマーの使用はより低い+3油膨潤性および
より高いゲーマン凍結点の加硫物を生じた。くりかえす
が、このデータはより高い引張強さ、より低い伸び率、
より低い圧縮歪の加硫物は、エポキシに対するポリマー
の重量比が低い場合にえられることを示している。比較
として、液体ポリマーCTBN−1100重量部が30
重量部のN−550カーボンブラツク、10重量部のE
pOn828、および0.6重量部のDMP−30と混
合された。
この系は、Drakel他によつでRubberWOr
ld″1968年10月号に公表された技術に示された
組成に相当している。この系は液体ではなく、パテに類
似した堅さのものである。これはカスチングはできない
。この系が伸張シートモルドの上に広げられ、そして1
05℃で16時間加硫された。引張強さは1550ps
iであり伸び率は400%であつた。低いポリマー/エ
ポキシ重量比をもちいたサンプル4はこれに比してひけ
を取らない結果を示す加硫物を生じた。しかも、これは
容易にカスチングできた。例 アミン類としてピペリジンおよびAEPを使用して、例
の実験を再び行なつたが、同様の結果がえられた。
ピペリジンを使用した場合において、ポリマーとしてC
TBM−1をもちい、ポリマー/エポキシの重量比をオ
ポキシ1Q0部に対してポリマーを124部から165
部まで増加させたが、引張強さは2160psiから1
840psiの範囲であり、ポリマーとしてCTBM−
4をもちいたものは1890psiから1140psi
であつた。AEPを使用した場合において、ポリマーと
して、CTBN−2をもちい、ポリマー/エポキシの重
量比をエポキシ100部に対して、124部から224
部まで増加させたが、引張強さは2480psiから1
620psiの範囲であり、ポリマーとして、CTBN
−4を使用したものは、2440psiから1540p
siであつた。例加硫の時間および温度がえられた加硫
物に最良の諸性質を発現させるための因子となる。
一般的にいつて、高い温度(180℃以上)は最良の引
張強さおよび伸び率をうるためには好ましいものではな
い。以下の一連の加硫操作は、加硫の時間および温度の
影響を開示するものである。例 多くの種類のゴムコンパウンド成分を、この発明の液体
ポリマー組成物に添加することができる。
この例は、充填剤、可塑剤、および酸化防止剤の使用例
を開示するものである。例 多くの種類のカルボキシル末端液体ポリマーが、・この
発明の新規な加硫物を製造するために使用できる。
評価されたいくつかのポリマーを下に示す。アミン触媒
としてC.A.Dを使用し、下記の液体ポリマー組成物
が製造され、そして、140℃で1.5時間加硫された
。この例は、多種類の重合骨格および/またはカルボキ
シル含有量をもつカルボキシルー末端液体ポリマー各種
を使用した場合を開示している。
このデータは、多種類のアクリロニトリル含有量をもつ
ポリ(ブタジエン−アクリロニトリル)ポリマー類を使
用した場合を示している前のデータを補足するものであ
る。例X 例における操作に従つて、各種の液体ポリマーが評価さ
れた。
使用したアミンはピペリジンであつた。処方およびデー
タを示す:このデータは、多種類の重合骨格の液体ポリ
マー類がこの発明の新規な加硫物の製造にとつて有用で
あることを示している。
サンプル4が非常に 2弱い加硫物を生じていることが
注目される。サンプル4で採用した液体ポリマーは、末
端カルボキシル基をもつていない、つまりカルボキシル
基は重合骨格内部に不規測に分布しているものである。
サンプル5および6も骨格内にカルボキシル基 〉をも
つ液体ポリマーを採用したものであるが、しかしこれら
のポリマーは附加的に末端キルボキシル基をもつている
。例M アミンとしてAEPを使用した以外は、基本的に例Xを
くりかえした。
データを次に示す: 13『Cで2時間加硫 143重量部のCTBN−3を、100部のEpOn8
28と24部のBPAと混合し、3.75部のDMP−
30を使用して加硫した。
えられた加硫物は、2010psiの引張強さ、140
%の伸び率、85Dur0Aの硬度、88%の圧縮歪を
もつていた。例X この発明の新規な加硫物を製造するために、多くのアミ
ン類が有用であるけれども、各種の型の特定のアミン類
を使用すると、各種の引張りのモジユラスをもつ加硫物
がえられる。
それ故、使用するアミンを選択することにより高いまた
は低い引張りモジユラスをもつ加硫物を製造することが
できる。下記の処方が調製され、評価された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 樹脂質粒子相Aとゴム質連続相Bとを含む加硫硬化
    されたゴム質加硫物であつて、前記樹脂質粒子相Aは実
    質的に次の(イ)から(ニ)の成分で構成されており、
    この樹脂質粒子は約100Åから約5μの範囲内の直径
    をもつており、(イ)主成分として、1分子当り平均し
    て約1.7個から約2.3個のエポキシド基をもち、そ
    して、エポキシド当量(重量)が約150から約600
    0である多量のエポキシ樹脂、 (ロ)副成分として、次の一般式で示されるビスフェノ
    ール類およびジハイドリツク芳香族化合物類から選択さ
    れる少量のジハイドリツク化合物、▲数式、化学式、表
    等があります▼(式中Rは、C_1〜C_1_2のアル
    キレン基、およびC、O、Sおよび/またはNの原子1
    〜8個を含む2価の基から成る群から選択される)(ハ
    )少量成分として、炭素−炭素結合または炭素−酸素結
    合から成る重合体骨格をもち、ポリマーの重量に基づい
    て約0.5%から約10%の重量比のカルボキシル含有
    量をもち、そして約500センチポイズから約2000
    000センチポイズのバルク粘度をもつカルボキシル末
    端の液体ポリマー、(ニ)少量成分として次の(a)か
    ら(i)までの群のうちから選択されるアミン、(a)
    次の一般式で示される脂肪族ジアミン化合物、▲数式、
    化学式、表等があります▼(式中、n=1〜約6) (b)脂肪族ポリアミン類、 (c)芳香族基を含んでいる脂肪族アミン類、(d)脂
    環族ポリアミン類、(e)脂環族第2アミン、 (f)脂肪族第3アミン類、 (g)脂環族第3アミン類、 (h)不飽和環第3アミン類、 (i)芳香族基を含有している脂肪族第3アミン類、ま
    た、前記ゴム質連続相Bは、次の(い)から(に)の成
    分を含有し、(い)主成分として多量の、前に定義した
    液体ポリマー、(ろ)副成分として少量の、前に定義し
    たエポキシ樹脂、(は)少量成分として、前に定義した
    ジハイドリツク化合物、(に)少量成分として、前に定
    義したアミン、そしてこの加硫物は、100重量部のエ
    ポキシ樹脂、約100から約250重量部のカルボキシ
    ル−末端液体ポリマー、約3から約36重量部のジハイ
    ドリツク化合物、および約2から約10重量部のアミン
    という全体的な組成を有するものである、ことを特徴と
    するゴム質加硫物。
JP13376174A 1974-11-22 1974-11-22 カスチング法で製造される改良された液体ポリマ−の加硫物 Expired JPS5918411B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61125012U (ja) * 1985-01-25 1986-08-06
JPH0440249Y2 (ja) * 1984-10-25 1992-09-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0440249Y2 (ja) * 1984-10-25 1992-09-21
JPS61125012U (ja) * 1985-01-25 1986-08-06

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