JPS5847348Y2 - 推進工法用管継手 - Google Patents

推進工法用管継手

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Publication number
JPS5847348Y2
JPS5847348Y2 JP1978029257U JP2925778U JPS5847348Y2 JP S5847348 Y2 JPS5847348 Y2 JP S5847348Y2 JP 1978029257 U JP1978029257 U JP 1978029257U JP 2925778 U JP2925778 U JP 2925778U JP S5847348 Y2 JPS5847348 Y2 JP S5847348Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
pipe
propulsion method
cylindrical space
injection port
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978029257U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54132022U (ja
Inventor
正 宮岡
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は推進工法用管継手に関し、特に推進工法を比較
的小口径の管路施設に適用するための推進工法管におけ
る管継手に関するものである。
推進工法は、管を地中に押し込み、押込んだ管に管を順
次継ぎ足しながらこれを順次押し込んで行って管路を形
成するものであり、従って推進工法管における管継手に
は、必要な押込推力を伝達できることと、所期の管路を
形成するために受口挿口で相対的に屈曲しないことが要
求される。
従来、大口径の推進工法管においては、たとえば特公昭
49−43404号公報に開示される継手が提案されて
いる。
これは第2図に示すような構成となっているものであっ
て、21は受口、22は挿口であり、受口21の内面と
挿口22の外面との間にシール材23と該シール材23
を押圧する抑圧装置24が設けられている。
受口21の外方に位置して挿口22の外面に環状のフラ
ンジ25が設けられ、フランジ25の周方向複数箇所に
補強用のリブ26が設けられている。
フランジ25は環状部材をリプ26と共に挿口の外面に
溶接27で固着してなるものである。
フランジ25は受口21の開口端面のねじ孔に螺着され
るボルト・ナツト28で受口21に固定される。
しかし、このような構成では、管の製造工数が多い上に
ボルト止めのために作業工数を要するという問題がある
口径が約500〜600朋程度の小口径の管路の施設に
かかる構成を用いた場合には、無駄な経費と労力を要す
ることになる。
本考案は、かかる問題を解消することのできる推進工法
用管を提供することを目的とし、推進工法管の一端に外
装材料を形成していない挿口を設け、他端には前記挿口
を挿入して推進工法管を接続する受口を設け、互いに接
続された管の受口内周面と挿口外周面との間に筒状空間
を設け、受口外面から前記筒状空間に貫通する充填材注
入口を形成し、前記充填材注入口から前記筒状空間に充
填された硬化性充填材にて充填層を形成し、前記注入口
を受口外面から閉栓可能な頭無しシールボルトを設けた
ものであって、以下その実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図において、1が推進工法管であって、鋳鉄管から
成る管本体1aと該管本体外周面に一体装着した外装鉄
筋コンクリート層1bとから成る。
管1の一端部は相当長さにわたって外装鉄筋コンクリー
ト層1bを形成せずに挿口2とし、他端には該挿口2を
挿入して管1間士を互いに接続する受口3を形成しであ
る。
該受口3の開口端近傍の内周面には環状溝4が形成され
、該環状溝4にばOリングなどのシール材5が嵌着され
、このシール材5の内周を挿口2外周面に圧嵌すること
によって受口挿口間のシールを行なっている。
また、前記環状溝4の受口奥側の側面と、受口奥端の径
方向段面8との間の距離メは、挿口2の外径と略等しい
かそれよりも犬に形成しである。
そして、受口3の内周面3aと挿口2の外周面2aとの
間の長さlなる筒状空間6には、たとえば超速硬セメン
トや短時間で硬化する各種合成樹脂などの硬化性充填材
を充填して充填層7が形成されているにの充填層1の形
成のために、受口3の頂部において、環状溝4と奥端段
面8間の位置でその外面から内周面3aに貫通する充填
材注入口9が形成され、その外側開口は、水密を保つた
めねじ部に止水剤等を塗布したセットボルトなどの頭無
しシールボルト10によって水密状態で閉栓しである。
なお、受口開口端3bから奥端段面8捷での受口全長は
、挿口2の全長よりも若干小さくして、管推進時にその
推力を段面8と挿口先端面との接触で伝達する様にして
あり、また、挿口2をシール材5を圧縮しながら挿入す
るのを容易ならしめるため、挿口2先端外周にテーパ面
11を形成しである。
12は管1の内面モルタルライニングである。
管の接合に際しては、環状溝4にシール材5を装着して
おいて受口3内に挿口2を相対挿入して接続し、充填材
注入口9から筒状空間6に充填材を注入した後頭無しシ
ールボルト10でこの注入口を閉栓する。
かくして、充填材が硬化して硬い充填層7が受口・挿口
間の隙間を満たすため、推進時に受口・挿口間で屈曲す
ることはなく、昔た推力は段面8と挿口先端面との当接
により伝達される。
前記環状溝4とシール材5の組合せは、第1図に示した
断面矩形状の溝とOリングに限定されるものでなく、タ
イトン形のゴム輪とそれに対応した断面形状の環状溝等
、各種の変形が可能である。
本考案は、以上の実施例の説明から明らかな様に、挿口
外周面と受口内周面との間の筒状空間に、推進工事前に
管外部から注入された硬化性充填材により充填層を形成
しているため、十分な剛性を有する管継手を得ることが
でき、推進時に管継手に曲がりが生ずる惧れがなく所期
の管路を推進工法で施設でき、しかも接合時の作業性も
良く能率的な管路施設が可能であり、さらに充填材注入
口を頭無しシールボルトにて閉栓するようにしたため、
受口外面に不要な突起が存在しないことから推進抵抗を
小さくでき、しかも頭無しシールボルトは受口外面から
充填材注入口を閉栓する構成であるため、管内での作業
を一切必要とせず、小口径管であっても容易に施工でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図、第2図は従来例を
示す図である。 1・・・・・・推進工法管、2・・・・・・挿口、2a
・・・・・・挿口外周面、3・・・・・・受口、3a・
・・・・・受口内周面、4・・・・・・環状溝、5・・
・・・・シール材、6・・・・・・筒状空間、1・・・
・・・充填層、8・・・・・・受口奥端段面、9・・・
・・・充填材注入口、10・・・・・・頭無しシールボ
ルト、11・・・・・・テーパ面、13・・・・・・充
填層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 推進工法管の一端に外装材料を形成していない挿口を設
    け、他端には前記挿口を挿入して推進工法管を接続する
    受口を設け、互いに接続された管の受口内周面と挿口外
    局面との間に筒状空間を設け、受口外面から前記筒状空
    間に貫通する充填材注入口を形威し、前記充填材注入口
    から前記筒状空間に充填された硬化性充填材にて充填層
    を形成し、前記注入口を受口外面から閉栓可能な頭無し
    シールボルトを設けたことを特徴とする推進工法用管継
    手。
JP1978029257U 1978-03-07 1978-03-07 推進工法用管継手 Expired JPS5847348Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978029257U JPS5847348Y2 (ja) 1978-03-07 1978-03-07 推進工法用管継手

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978029257U JPS5847348Y2 (ja) 1978-03-07 1978-03-07 推進工法用管継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54132022U JPS54132022U (ja) 1979-09-13
JPS5847348Y2 true JPS5847348Y2 (ja) 1983-10-28

Family

ID=28876724

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978029257U Expired JPS5847348Y2 (ja) 1978-03-07 1978-03-07 推進工法用管継手

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JP (1) JPS5847348Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52261Y2 (ja) * 1971-03-27 1977-01-06

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Publication number Publication date
JPS54132022U (ja) 1979-09-13

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