JPS5838988Y2 - 半導体装置用保護素子 - Google Patents

半導体装置用保護素子

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JPS5838988Y2
JPS5838988Y2 JP17446879U JP17446879U JPS5838988Y2 JP S5838988 Y2 JPS5838988 Y2 JP S5838988Y2 JP 17446879 U JP17446879 U JP 17446879U JP 17446879 U JP17446879 U JP 17446879U JP S5838988 Y2 JPS5838988 Y2 JP S5838988Y2
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JP
Japan
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metal wire
package
resin
semiconductor device
lead
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Expired
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JP17446879U
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JPS5692347U (ja
Inventor
嘉夫 山内
Original Assignee
ロ−ム株式会社
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Publication date
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Priority to DE19803033323 priority patent/DE3033323A1/de
Priority to DE3051177A priority patent/DE3051177C2/de
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は半導体装置保護素子に関する。
パワートランジスタ、パワーICのような半導体装置の
出力によって負荷を駆動するとき、負荷が短絡したよう
な場合、半導体装置に過電流が流れて破壊することがあ
り、これを防ぐために対をなすリード間に、半導体装置
の破壊電流より僅かに低い電流によって瞬時に溶断する
金属線を設置しこれを不燃性又は難燃性の樹脂からなる
パッケージ内にモールドした保護素子を半導体装置の出
力端と負荷との間に接続できるようにしたものは、本考
案者によってさきに提案され出願されている。
第1図は前記既提案の保護素子を示し、対をなすり一ド
1,2にまたがって金属線3を設置し、4は不燃性(難
燃性を含む。
)の樹脂たとえばシリコン樹脂からなるパッケージで、
そのモールドによって−ド1,2及び金属線3を強固に
保持する。
金属線3としては、その比抵抗の小さいものが使用され
、たとえば金線、銀線、銅線又は金メッキした銀線など
が好適である。
これらの金属線はり一ド1.2に接続するのに、半導体
装置の製作の際に使用されるワイヤボンディング法がそ
のまま利用できる。
金属線1,2間の金属線3の長さ及び太さなどは、溶断
電流によって定まる抵抗値にしたがって適宜決定される
すなわち半導体装置の破壊電流より僅かに低い電流が流
れることによって瞬時に(たとえば0.5秒以内)溶断
するように考慮されである。
金属線3が溶断するとき、高温の発熱をともなうので、
パッケージ4は不燃性であることが必要である。
各り一1ド1,2の外端はパッケージ4より外側に導出
されている。
ところで前述したように、パッケージ4はり一ド1,2
及び金属線3が外力によって損傷しないように、かつこ
れらを強固に保持する必要があるため、モールド後にお
いて相当固い樹脂を使用する。
そのため金属線3の外周にパッケージ4用の樹脂が強力
に附着している状態でこの種素子が使用されるようにな
る。
ところが過電流によって金属線が溶断するとき、発熱に
よって金属線の1個所が溶けて切断されるが、その切断
の直後、溶解した部分が表面張力によって丸まろうとし
ても、前述のように金属線3の外周にパッケージ4の樹
脂が強力に附着しているため丸まることができず、その
うち溶解部分の温度が下がり、さきの切断直後の状態の
ままとなる。
この状態を示したのが第2図で、その切断部5ははさみ
で切断したようになり、切断長(切断後の残余の金属線
3A、3B間の間隙長)は、たとえば20〜100μ程
度といった極めて短かい長さとなる。
通常空隙の破壊電圧は約3000V/mmであるから、
前記のように切断長が20μであるとすれば、金属線3
A、3B間の耐電圧は約60V程度となる。
したがって60V以上の高耐圧半導体装置に使用した場
合、金属線3A、3B間は放電短絡を起し、これではこ
の種半導体装置の保護を図ることができないようになる
この考案は金属線及びリードをパッケージ内にモールド
した場合でも、溶断時における切断長が充分長かくなる
ようにし、もって溶断後の耐電圧を高めることを目的と
する。
この考案は金属線の外周を柔軟性の樹脂でモールドし、
そのあとでパッケージ内に樹脂モールドしてなることを
特徴とする。
この考案の実施例を示したのが第3図である。
なお第1図と同じ符号を附した部分は同一の部分を示す
この考案にしたがい、パッケージ4のためのモールドに
さきだって柔軟性で、不燃性(難燃性を含む)の樹脂に
より、少くとも金属線3の外周をコーティングする。
6はそのコート部を示す。ここに使用する樹脂としては
たとえばIC或いはトランジスタなどに用いるジャンク
ションコート用のシリコン樹脂(その一例としてダウコ
ーニング社製のR6101)が好適である。
コートしたあとこれを乾燥(たとえば150℃、2時間
)し、そののちパッケージ4内に樹脂モールドする。
このように構成すると、金属線3の外周は柔軟性の樹脂
でコーティングされているので、その溶断時、溶断部分
が表面張力によって容易に丸まっていき、これによって
切断長は充分長かくなる。
本考案者の実験によれば、リード1,2間の金属線のほ
とんど全部が溶解したことが確認されている。
このように切断長が充分長かくなることによって溶断後
の耐電圧は極めて高くなる。
以上詳述したように、この考案によれば単に柔軟性の、
かつ不燃性の樹脂による金属線のコーティングを附加す
るだけで、この種素子の耐電圧を既提案の構成よす遥か
に高くすることができ、したがって高圧耐半導体装置な
どに使用しても、充分その保護を図ることができるとい
った効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第ト図、第2図はともに従来例を示す平断面図、第3図
はこの考案の実施例を示す平断面図である。 1.2・・・・・・リード、3・・・・・・金属線、4
・・・・・・パッケージ、6・・・・・・コート部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 保護対象の半導体装置の破壊電流より僅かに低い電流が
    流れたときに瞬時に溶断する金属線を対をなすリード間
    にまたがって設置し、前記金属線の外周を柔軟性かつ不
    燃性又は難燃性の樹脂でコーティングし、前記リードの
    各外端が外側に導出されるように前記金属線及びリード
    を不燃性又は難燃性の樹脂からなるパッケージ内にモー
    ルドしてなる半導体装置用保護素子。
JP17446879U 1979-09-11 1979-12-17 半導体装置用保護素子 Expired JPS5838988Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17446879U JPS5838988Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 半導体装置用保護素子
DE19803033323 DE3033323A1 (de) 1979-09-11 1980-09-04 Schutzvorrichtung fuer eine halbleitervorrichtung
DE3051177A DE3051177C2 (ja) 1979-09-11 1980-09-04
US06/537,161 US4547830A (en) 1979-09-11 1983-09-30 Device for protection of a semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17446879U JPS5838988Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 半導体装置用保護素子

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Publication Number Publication Date
JPS5692347U JPS5692347U (ja) 1981-07-23
JPS5838988Y2 true JPS5838988Y2 (ja) 1983-09-02

Family

ID=29685199

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JP17446879U Expired JPS5838988Y2 (ja) 1979-09-11 1979-12-17 半導体装置用保護素子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736315B2 (ja) * 1982-11-01 1995-04-19 松下電器産業株式会社 角型チツプ状ヒユ−ズ部品
JPS6016546U (ja) * 1983-07-09 1985-02-04 ロ−ム株式会社 半導体装置用保護素子
JPH0524108Y2 (ja) * 1988-10-05 1993-06-18
JP6660278B2 (ja) * 2016-10-26 2020-03-11 三菱電機株式会社 樹脂封止型半導体装置

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JPS5692347U (ja) 1981-07-23

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