JPS5834221A

JPS5834221A - ロ−ル装置

Info

Publication number: JPS5834221A
Application number: JP57122250A
Authority: JP
Inventors: エデユアルド・キユスタ−ス
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1981-07-17
Filing date: 1982-07-15
Publication date: 1983-02-28
Also published as: FI821926A0; IT1151967B; DE3128294A1; FI821926L; IT8222129A0; BR8204125A; GB2102099A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はロール装置に関する。当該ロール装置は、ロー
ル作用周面を有するとともに他のロールとの間にニップ
を形成する回転ロール体と、その日−ル体の内周面との
間に環状の間隙装置いてロール体内に長手方向に沿って
挿通された静止ビームとを有し、ロール体の端部より外
方に延出したビームの端部は外力が作用りる端部として
構成され、前記ニップに近い側に置いて当該ビームとロ
ール体との間に設けられた長手り向に沿う室に収容され
た圧力流体によっＣ当該ビーム上にロール体が支持され
る構成のものである。

この種ロール装置は、いわゆる「フローティング型ロー
ル」として知られでいる。

西ドイツ特許第１０２６６０９号公報に開示されたロー
ル装置においては、帯状をな１長手方向のシールと横方
向の端部シールとよりなるシール機構が示されている。

そして、技手り向に沿うシールはロール作用面の両側に
延出し、横方向の端部シールはビームとロール体に沿う
長手り向の室の両端部に配置される構成となっＣいる。

一方、実開昭４０−５８３５号公報に開示されたロール
装置においては、シール機構がエンドレス・シールを有
し、そのシールがロール端部を取り囲むとともにロール
の長手方向に沿って長いシール領域を有する。

技手方向に沿う室内に収容された圧力流体は、その技手
方向に沿って均一な圧力を生じさせる。

しかしながら、圧力流体が満たされた領域はロール体の
全長にわたっては正確に形成し得ないので、ロール体の
両端部においては理想的な均一な圧力分布からはずれた
圧力状態が生ずる。このようなことが、前述の実開昭４
０−５　Ｅ’、　３５号公報に示されているように軸受
を介してビームの両端部のところでロール体が支持され
る構成の場合に生ずる。もしビーム体の両端部にイ］も
される外力が技手方向に沿う室内の圧力流体によって付
与される内側の負荷と正確に対応しない場合には、余っ
た力が軸受によって吸収され、その結果、不均一な線圧
の分布状態が生ずる。このことは又、ウニ１の幅が長手
方向に沿う室の長さと一致し得ないという事実もその原
因となっている。

多くの場合において、線圧は端縁部分において過度に高
くなっている。このようになるのは、処理すべきウェブ
が圧力流体を収容した長手方向に沿う室よりも幅が狭い
からである。この結果、ロール体の重量の作用もあって
、線圧は［Ｗライン］の状態を呈する。このＷラインの
２つの外端部分の線圧は望ましくない程度に大ぎく上昇
する。線圧の中央部分においては平担な最大の圧力分布
状態′があり、その両側でかつロール体の幅の内側にお
いて最小の圧力分布状態が存在する。

したがって、本発明の目的は、より均一な線圧の圧力分
布状態を右する改良されたロール装置を提供するにある
。

上記目的に沿う本発明のロール装置においては、技手方
向に沿う室内に圧力流体供給ラインが接続されるととも
に当該室がビーム上に設けられたシール手段によって区
画され、前記ニップから遠い側においてロール体の端部
近傍に少くとも１つの圧力要素が設けられ、当該圧力要
素はビームに支持されるとともに、ロール体の作用り向
に抗して作用面内においてロール体の内周面に作用し、
技手方向に沿う当該圧力要素の幅はロール体の枝ざに比
して小さく構成される。

前記圧力要素はロール体の両側において対称状態に配置
されるのがより望ましく、その圧力要素によって両端部
における線圧に対向する力が生ずる。この力によってロ
ール体はニップから離れる方向に作用を受ける。このた
め、両端部にお（プる過度の線圧が解消されるとともに
中央部分における最大の線圧もより平担化される。

西ドイツ特許第２３２５７２１号公報には他のロール装
置が開示されている。ここにおいても、ニップから遠い
側に置いてロール端部に配置された圧力要素が示され゛
【いる。しかしながら、このロール装置はニップに近い
側において圧力流体を満した長手方向に沿う室を備えて
おらず、ピストン状のラムの形状をなず一列になった圧
力要素を有し、これら圧力要素はビーム中に形成された
シリンダー上のくぼみ内に案内されるとともに主として
流体軸受手段のための平担な室を有する圧力シューを介
して回転ロール体の内周面に対して当接する構成となっ
ている。したがって、ここにおける線圧は本発明の場合
とは極めて異った態様で現れ、線圧の分布も全く異るも
のである。

本発明において用い得る圧力要素としては、西ドイツ特
許公告第１１９３７９２号および第２２３０１３９号各
公報に示された流体的に支持された圧力シューや、西ド
イツ特許公告第１１９３７９２号公報に示されたＯ−ラ
支持の圧力シューや、西ドイツ特許公開箱１４６１０６
６号公報に示された短い帯状の軸受体や、実開昭４０−
５８３５号公報あるいは西ドイツ特許第１０２６６０９
号公報に示された小さい圧力室などの種々のものが考え
られる。

以下本発明の実施例の【］−ル装置を図面に従って詳細
に説明する。

第１図においＣ１本発明のロール装置は番号１０で全体
的に示されている。当該ロール装置は静止ビーム１と回
転ロール体３とを有し、そのロール体３はビーム１のま
わりで回転可能になっているとともに、ロール体の内周
面４はビーム１の外周面に対し−Ｃいずれの位置に置い
ても離間しており、ロール体の内周面４とビーム１の外
周面との間には環状の間隙が形成されている。第１図の
右側に示された構成においＣ１［１−ル体３は軸受２を
介してビーム１の端部近傍において支持されている。第
１図の左側に示された構成において、右側の構成におい
Ｃ示された軸受は無く、ロール体３全体はビーム１に対
し−（半径り向に移動可能になっている。ビーム１の両
端部１′はロール体３から突出するとともにその端部が
トラニオンとして構成され、その端部１′を介して外部
から力が当該ロール装Ｍ１０に伝達される。また、ビー
ム１できる。

この実施例において、第２図に示すように、当該ロール
装置１０には、これと共働するロール６が下方から当接
しそのロール６とロール装置１０との藺にニップ５が形
成されている。

ビーム１とロール体３の内周向４との間のスペースは、
ビーム１の両側に直径方向に対向して配置された一対の
長手方向に沿うシール８によって上下に分けられている
。そしてまた、このスペースはロール体３の両端部にそ
れぞれ置かれた横り両端部シール９によってもまた区画
されている。

これによってロール体３とビーム１０間には、ニップ５
から遠ざかった側において実質的に閉鎖された長手方向
に沿う室１１が形成され、他方、ニップ５に近い側にお
いて実質的に閉鎖された長手方向に沿う室１２が形成さ
れている。一方の室１２に供給された圧力流体はニップ
５の側におけるロール体３の内周面に対して均等に圧力
を付与してニップ５において線圧を形成する。

しかしながら、長手方向に沿う室はロール体３の全長に
ねたつ−Ｃ形成することがぐきなｌ／）。と（Ｘうのは
、横方向端部シール９および、場合によっては軸受もロ
ール体３内に設けられるｈＸらである。

また、ニップ５のところで処理されるウェブ（五一般に
室１２の長さよりも幅がせまいので室　１２内の圧力流
体の圧力は均等なものであっても線圧の分布は均一には
ならないのが一般的である。この一般的な従来の分布状
態が第３図にお（Ｘで破線で示されている。第３図のグ
ラフにおしλて、縦軸に線圧（Ｌ）がとられ、横軸にロ
ール体３の長手方向の位置がとられている。このグラフ
ｈＸられｈ＼るように、線圧は両端部１４のところで過
痩に上昇しており、その両端部から一定の距Ｉｌｌ離れ
た内側の領域部分１５において最小になって＆Ｎる。ま
た、図示を省略しであるが中央部分に６０で（ま線圧が
最大になっている。

この線圧の不均一の度合を少くづるために、本発明にお
いては、長手方向に沿う室１１、すなわちニップ５から
遠ざかった側の室に圧力を生じさせる手段としての圧力
ｉ素１６．１８が設【プられる。この圧力要素はロール
体３の両端部近傍の作用曲内に位置している。そしてこ
の圧力要素は端部において線圧と反対り向に作用する圧
力を付与する。第１図の右側に示された圧力要素１６は
横方向端部シール９に近接して室１１内に配置されてい
る。この圧力要素１６はピストン・シリンダー・ユニッ
トにより構成され、ライン１７を介して圧力流体が供給
される。そして圧力要素１６は当該ロール装置１０の作
動方向と反対方向にビーム１から半径方向に延出し、ロ
ール体３の内周面に対して作用し、室１２内の流体の圧
力をその領域において低くする作用を果（。

第１図の左側に示された構成において、ここに示された
圧力要素１８にはライン１９を介して圧力流体が供給さ
れる。この圧力要素１８は横方向端部シール９の外側に
おいてその近傍に配置されていて、ロール体３のもつと
も外方の端部のところで作用している。

これら圧力要素１６．１８が作動すると、線圧（Ｌ）の
分布状態は、第３図のグラフにおいて一点斜線で示すよ
うになり、圧力要素が設けられていない場合のロール端
部１４における線圧の急激な立上りが解消され、番号２
０で示寸ように、両端部の線圧が低下するとともに全体
的により均一化された線圧の圧力分布状態が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のロール装置の実施例の縦断面図であっ
て、右側部分と左側部分にそれぞれ異る構成例を示し、
第２図は第１図の■−■線に沿う横断面図であり、第３
図は線圧の分布状態を示すグラフである。１・・・静止ビーム、３・・・回転ロール体、５・・・
ニップ、１０・・・ロール装置、１６．１８・・・圧力
要素。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　ロール作用周面を有するとともに他のロールと
の間にニップを形成する回転ロール体と、そのロール体
の内周面との間に環状の間隙を置いてロール体内に長手
方向に沿って挿通された静止ビームとを有し、ロール体
の端部より外方に延出したビームの端部は外力が作用Ｊ
る端部として構成され、前記ニップの側において当該ビ
ームとロール体との間に設けられた長手方向に沿う室に
収容された圧力流体によって当該ビーム上にロール体が
支持され、前記室には圧力流体供給ラインが接続される
とともにビーム上に設けられたシール手段によって区画
され、前記ニップから遠い側においてロール体の端部近
傍に少なくとも一つの圧力要素が設番プられ、当該圧力
要素はビームに支持されるとともに、ロール体の作用り
向に抗して作用面内においてロール体の内周面に作用し
、長手方向に沿う当該圧力要素の幅は１−ル体の長さに
比して小さいことを特徴とするロール装置。
（２）　前記圧力豊泉の幅はロール体の長さの１／１０
よりも小さい特許請求の範囲第１項記載のロール装置。