JPS5824387Y2 - 電気接続子 - Google Patents
電気接続子Info
- Publication number
- JPS5824387Y2 JPS5824387Y2 JP1978111967U JP11196778U JPS5824387Y2 JP S5824387 Y2 JPS5824387 Y2 JP S5824387Y2 JP 1978111967 U JP1978111967 U JP 1978111967U JP 11196778 U JP11196778 U JP 11196778U JP S5824387 Y2 JPS5824387 Y2 JP S5824387Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- locking
- electrical connector
- locking protrusion
- locking hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、例えば自動車の配線に移用されるコネクタ
の改良に関する。
の改良に関する。
この種コネクタは、金属製の電気接続子を合成樹脂製の
コネクタハウジングに装着して使用するもので、電気接
続子の一部に係止孔を設け、コネクタハウジングに挿入
したとき、接続子収容室に設けた係止突起が前記係止孔
に係入して、電気接続子の抜脱を防止する構造を有する
。
コネクタハウジングに装着して使用するもので、電気接
続子の一部に係止孔を設け、コネクタハウジングに挿入
したとき、接続子収容室に設けた係止突起が前記係止孔
に係入して、電気接続子の抜脱を防止する構造を有する
。
しかし、係止孔はプレス、打抜加工等により穿設される
ため、その前端縁に尖角部が残る。
ため、その前端縁に尖角部が残る。
従って、コネクタハウジングの着脱を繰返して行った場
合或は嵌合時に無理な力が負荷されると、前記尖角部と
衝突する合成樹脂製の係止突起に亀裂が入り、ついには
破断して了うおそれがあった。
合或は嵌合時に無理な力が負荷されると、前記尖角部と
衝突する合成樹脂製の係止突起に亀裂が入り、ついには
破断して了うおそれがあった。
そしてコネクタが多極化し、電気接続子及びその収容室
が小型化するに従い、係止突起も微小片化するが、電気
接続子自体は一定厚さの金属板により製作されるので、
係止突起が破断する危険が増大する傾向にあり、ひいて
は電気的接続状態が不安定となる欠点があった。
が小型化するに従い、係止突起も微小片化するが、電気
接続子自体は一定厚さの金属板により製作されるので、
係止突起が破断する危険が増大する傾向にあり、ひいて
は電気的接続状態が不安定となる欠点があった。
この考案は上記した点に着目してなされたもので、金属
製電気接続子の係止孔の前端縁部に合成樹脂製可撓係止
片の係止突起の前面に対する保合部を設けることにより
、係止突起との接触面を拡げて接続子やコネクタハウジ
ングの嵌着時における衝撃力を柔らげ、係止突起の破断
を防止して常に安定な電気的接続状態を保持し得るコネ
クタを提供することを目的にしている。
製電気接続子の係止孔の前端縁部に合成樹脂製可撓係止
片の係止突起の前面に対する保合部を設けることにより
、係止突起との接触面を拡げて接続子やコネクタハウジ
ングの嵌着時における衝撃力を柔らげ、係止突起の破断
を防止して常に安定な電気的接続状態を保持し得るコネ
クタを提供することを目的にしている。
次に実施例について説明する。
Ａは雄型の電気接続子であり、後部に電線接続部Ａ１、
前部に電気接触部Ａ２を有してなり、電線接続部Ａ１に
は、それぞれ電線の絶縁被覆及び導体に対する圧着挾持
部１および２が設けられている。
前部に電気接触部Ａ２を有してなり、電線接続部Ａ１に
は、それぞれ電線の絶縁被覆及び導体に対する圧着挾持
部１および２が設けられている。
また、電気接触部Ａ２は、基板部３に折返し重合板部４
，４を設けて平板状の雄型の電気接触部を形成して構成
され、さらに電気接触部Ａ２の後部において、折返し重
合板部４，４と基板部３とを徐々に立上げ相互に離隔さ
れた膨出部３ ａ 、４ ａを構成し、内部に空室５を
形成すると共に、空室５に面して膨出した基板部３にプ
レス打抜加工等により係止孔６を設けて戊る。
，４を設けて平板状の雄型の電気接触部を形成して構成
され、さらに電気接触部Ａ２の後部において、折返し重
合板部４，４と基板部３とを徐々に立上げ相互に離隔さ
れた膨出部３ ａ 、４ ａを構成し、内部に空室５を
形成すると共に、空室５に面して膨出した基板部３にプ
レス打抜加工等により係止孔６を設けて戊る。
以上は従来と同様であるが、この考案においては、係止
孔６の前端縁部に接続子収容室内に設けられた可撓係止
片８の係止突起９に対する保合部７において改良が施さ
れている。
孔６の前端縁部に接続子収容室内に設けられた可撓係止
片８の係止突起９に対する保合部７において改良が施さ
れている。
即ち、可撓係止片８の係止突起９において該保合部７に
対向する係合面９ａは斜状に後方へ後退して設けられる
と共に該係止突起９の前方の可撓係止片８上面９ｂは前
方へ斜状に降下して設けられており、従って係止孔９の
前端縁部における保合部７も若干内方への変形加工を受
けて、前記斜状の保合面９ａに対応する切断端面７ｃを
有すると共に前記斜状の上面９ｂに対応する斜状の底面
７ｄを有しており、電気接続子をコネクタハウジングに
挿入した場合において、係止突起９部分と電気接続子の
係合部７部分は全面的に当接する。
対向する係合面９ａは斜状に後方へ後退して設けられる
と共に該係止突起９の前方の可撓係止片８上面９ｂは前
方へ斜状に降下して設けられており、従って係止孔９の
前端縁部における保合部７も若干内方への変形加工を受
けて、前記斜状の保合面９ａに対応する切断端面７ｃを
有すると共に前記斜状の上面９ｂに対応する斜状の底面
７ｄを有しており、電気接続子をコネクタハウジングに
挿入した場合において、係止突起９部分と電気接続子の
係合部７部分は全面的に当接する。
そして、電気接触部Ａ２と平行な外力（矢線Ｆ）が加え
られた場合、これは係止突起９の傾斜面９ａに平行な分
力と直交する分力とに２分されるので、係止突起９に対
する衝激が緩和される。
られた場合、これは係止突起９の傾斜面９ａに平行な分
力と直交する分力とに２分されるので、係止突起９に対
する衝激が緩和される。
第５図は従来の電気接続子Ｂの使用状態の説明図である
が、係止孔６は単にプレス、打抜加工等により穿設され
るため、その前端縁に尖角部６ａ、６ａが残る。
が、係止孔６は単にプレス、打抜加工等により穿設され
るため、その前端縁に尖角部６ａ、６ａが残る。
従って、可撓係止片８の係止突起９の前面に尖角部６
ａ 、６ ａが局部的に当接し、コネクタハウジングの
着脱操作等の繰返しにより、亀裂Ｃが生じ、係止突起が
破断するおそれがある。
ａ 、６ ａが局部的に当接し、コネクタハウジングの
着脱操作等の繰返しにより、亀裂Ｃが生じ、係止突起が
破断するおそれがある。
第６図はこの考案の実施態様を示し、溝状の摺接係合部
７の断面をそれぞれＶ字状７ａ（第６図イ）及びコ字状
７ｂ（第６図口）に形成したものであるが、これは係止
突起９の傾斜面９ａに対応して種々の形状をとることが
出来る。
７の断面をそれぞれＶ字状７ａ（第６図イ）及びコ字状
７ｂ（第６図口）に形成したものであるが、これは係止
突起９の傾斜面９ａに対応して種々の形状をとることが
出来る。
第７図はこの考案の他の実施態様を示し、第７図イは係
止孔６の前端縁に突設した小片１０を空室５に向けて折
り曲げたもの、また第７図口は係止孔６の前端縁に切込
み１１．１１を設け、小片１２を切り起し、係合部とし
たものであり、前記第３図及び第６図のように溝状に形
成する場合と比較し、その製作が一層容易となる。
止孔６の前端縁に突設した小片１０を空室５に向けて折
り曲げたもの、また第７図口は係止孔６の前端縁に切込
み１１．１１を設け、小片１２を切り起し、係合部とし
たものであり、前記第３図及び第６図のように溝状に形
成する場合と比較し、その製作が一層容易となる。
本考案は上記した如くに戊るものであるから、次の効果
を有する。
を有する。
（イ）電気接続子に対して後方への引張り力が作用した
場合においては、該引張り力は可撓係止片における係止
突起の係合面とその前部の上面とに分散して作用し、従
って係止突起部分に対する負荷を軽減することができる
。
場合においては、該引張り力は可撓係止片における係止
突起の係合面とその前部の上面とに分散して作用し、従
って係止突起部分に対する負荷を軽減することができる
。
（ロ）電気接続子の係合部の切断端面は、係止突起にお
ける斜状に内方へ後退した係合面と略全面的に係合する
ので後方への引張り力が加わった場合において両者の保
合度合が増加するように作用し、係止用を確実にするこ
とができる。
ける斜状に内方へ後退した係合面と略全面的に係合する
ので後方への引張り力が加わった場合において両者の保
合度合が増加するように作用し、係止用を確実にするこ
とができる。
（ハ）保合部を若干電気接続子の内方へ変形させる加工
でよいので、製造が容易である。
でよいので、製造が容易である。
図面はこの考案に係るコネクタの実施例を示し、第１図
は電気接続子の平面図、第２図は同上の要部を中央で破
断した状態の側面図、第３図はその要部の拡大斜視図、
第４図はコネクタの要部の断面図、第５図は従来例によ
るコネクタの要部の断面図、第６図イ及び口ないし第７
図イ及び口は、この考案における電気接続子の実施態様
を示す要部の斜視図である。 Ａ１・・・・・・電線接続部、Ａ２・・・・・・電気接
触部、３・・・・・・基板部、６・・・・・・係止孔、
７・・・・・・係合部。
は電気接続子の平面図、第２図は同上の要部を中央で破
断した状態の側面図、第３図はその要部の拡大斜視図、
第４図はコネクタの要部の断面図、第５図は従来例によ
るコネクタの要部の断面図、第６図イ及び口ないし第７
図イ及び口は、この考案における電気接続子の実施態様
を示す要部の斜視図である。 Ａ１・・・・・・電線接続部、Ａ２・・・・・・電気接
触部、３・・・・・・基板部、６・・・・・・係止孔、
７・・・・・・係合部。
Claims (1)
- 係止突起に対し斜状に後方へ後退した係合面と該係止突
起の前部に前方へ斜状に降下した上面とを設けて成る合
成樹脂製コネクタハウジングに連設した可撓係止片とこ
れに係止される電気接続子から戒り、該電気接続子にお
いて基部部に設けた係止孔の前端縁部に該電気接続子の
内方に変形加工された係合部を設け、該保合部の切断端
面が該保合面に対応すると共に該保合部の斜状の底面が
該上面に対応することを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978111967U JPS5824387Y2 (ja) | 1978-08-17 | 1978-08-17 | 電気接続子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978111967U JPS5824387Y2 (ja) | 1978-08-17 | 1978-08-17 | 電気接続子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5529020U JPS5529020U (ja) | 1980-02-25 |
| JPS5824387Y2 true JPS5824387Y2 (ja) | 1983-05-25 |
Family
ID=29060329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978111967U Expired JPS5824387Y2 (ja) | 1978-08-17 | 1978-08-17 | 電気接続子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5824387Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5769391B2 (ja) * | 2010-08-25 | 2015-08-26 | 矢崎総業株式会社 | 端子金具 |
| JP2012146437A (ja) * | 2011-01-11 | 2012-08-02 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ及び端子金具 |
| JP6342708B2 (ja) * | 2014-05-15 | 2018-06-13 | 矢崎総業株式会社 | コネクタと端子金具の接続構造 |
| JP2015232927A (ja) * | 2014-06-09 | 2015-12-24 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5117590A (ja) * | 1974-08-05 | 1976-02-12 | Yazaki Corp | Konekutahaujinguheno taaminarutoritsukekiko |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5415173Y2 (ja) * | 1974-02-28 | 1979-06-20 |
-
1978
- 1978-08-17 JP JP1978111967U patent/JPS5824387Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5117590A (ja) * | 1974-08-05 | 1976-02-12 | Yazaki Corp | Konekutahaujinguheno taaminarutoritsukekiko |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5529020U (ja) | 1980-02-25 |
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