JPS58131965A - 1−アミノ−4−ブロムアントラキノン−2−スルホン酸の製法 - Google Patents

1−アミノ−4−ブロムアントラキノン−2−スルホン酸の製法

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JPS58131965A
JPS58131965A JP1384482A JP1384482A JPS58131965A JP S58131965 A JPS58131965 A JP S58131965A JP 1384482 A JP1384482 A JP 1384482A JP 1384482 A JP1384482 A JP 1384482A JP S58131965 A JPS58131965 A JP S58131965A
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JP
Japan
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aminoanthraquinone
acid
sulfonic acid
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sulfuric acid
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Makoto Hattori
誠 服部
Akira Takeshita
明 竹下
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアントラキノン系中間物の製造方法に関するも
のである。
更に詳しくは、 本発明は染料工業上有用な中間物であるl −アミノ−
4−ブロムアントラキノン−2−スルホン酸の改良製造
方法に関するものである。
1−アミノ−4−ブロムアントラキノン−2−スルホン
酸(以下プロマミンーと称する。)は、l−アミノアン
トラキノンをスルホン化してl−アミノアントラキノン
−2−スルホン酸とし、これをブロム化して製造する。
スルホン化の方法としては、不活性有機溶媒中、クロル
スルホン酸と反応させる方法(米国特許第218584
6号、同第2681016号〕、あるいは不活性有機a
m中で硫酸と反応させる方法(FBレポート78888
0.P1260)、あるいは803を含む&酸中でスル
ホン化する方法(独ai特許第268895号、同第4
84997号)などが公知である。プロふ化の方法とし
ては、l−アミノテントラキノン−2−スルホン酸を水
中で塩析、または中和する事によりアルカリ金属塩の微
細な結晶となしプロふ化する方法(***特許第2808
746号、チェコスロバキア特許第169459号、特
−昭56−19281号)、濃硫酸中でブロム化する方
法(チェコスロバキア特許第122817号)などが公
知である。またスルホン化とプロふ化を一貫して行なう
方法(411公昭55−80610号、特開昭54−4
8747号など)も知られている。これらの方法におい
て、原料として、市販されている通常の1−7ミノアン
トラキノンを用いた場合、得られるブロマミン酸の収率
はたかだか85%程度であり、決して十分とは言えない
本発明者らは、さらに収率を向上させる方法につキ、特
に原料の1−アミノアントラキノンの品質に関し鋭意検
討したところ、純度は必ずしも高くなくてもML値が1
.0以下であるl−アミノアントラキノンを用いるだけ
で、その他はそれ自体公知の方法により目的物が収率よ
く得られる事を見い出し本発明を完成した。
すなわち、本発明は1−アミノアントラキノンを硫酸又
はクロルスルホン酸と反応させてl−アミノアントラキ
ノン−2−スルホン酸とし、このものを水中又は硫酸中
で臭素化して1−アミノ−4−ブロムアントラキノン−
2−スルホン酸を製造するにあたり、出発原料として波
長650 nmにおけるモル吸光係数(以下ML値と称
する)が1.01/6114・mol (以下、単位は
略す〕以下の1−アミノアントラキノンを用いる事を特
徴とするl−アミノ−4−ブロムアントラキノン−2−
スルホン酸の製法である。
本発明におけるML値とは、以下の操作により測定され
た値をいう。
(i)  試料量0.5 tを100−容メスフラスコ
に正しく計りとる。
(21N、N−ジメチルホルムアミド(試薬特級品)7
0−を加え、60℃に加温して溶解する。
(3)  冷却した後、N、N−ジメチルホルムアミド
を加え100IIt定答とする。
(4)  この溶液を108石英セルにとり、分光光度
針を用いて、N、N−ジメチルホルムアミドを対照歌と
して波長650 nmの吸光度を測定する。
(5) 次式によりML値を算出する。
xP ここに、8:試料量(ロ) P:純度(− M:1−アミノアントラキノンの分 子量228.2 E : 650 nm)吸光度。
市販されている1−アミノアントラキノンのML値の一
例を以下の表に示す。
注〕 サンプルム ll/1京化成試薬−級 2和光純薬試薬 8 バイエル社 47フナ社 6 サンド社 本発明で使用されるML値1.0以下の1−アミノアン
トラキノンは、市販されている通常の1−アミノアント
ラキノンを有機溶媒又は硫酸を使用して精製するか、あ
るいは昇華積段することによっても得られるが、その橡
な方法は少くとも工業的規模では経済的でない。工業的
には好ましくはアントラキノンを混酸中でニトロ化した
後、季硫化ソーダで還元したものを真空蒸留することに
より得られる。上記表中のサンプル46〜8は、この様
な方法で工業的規模で得たものである。
本発明において、スルホン化及びブロム化の工程はそれ
自体公知の方法により実施してさしつかえない。
次に実施例により本発明を説明する。文中部は重量部を
、%は重量パーセントを意味する。
実施例1 1.2−ジクロルベンセン700iRSに純度97.9
優、ML値0.5の1−アミノアントラキノン102.
1部を懸濁させ、次に重硫酸ナトリウム1.2部を加え
た。攪拌下100−110℃で98優硫酸47部を滴下
した後、180℃まで昇温し180−182℃で未反応
1−アミノアントラキノンが14以下になるまで約8時
間保温攪拌した。この間、生成水は共沸により糸外へ除
去した。次いで反応混合物を100℃に冷却後、水70
6.6部中に排出し活性炭8部とセライト10部を加え
て90℃で攪拌した。ついで沖遇しケーキを温水40部
で洗浄しr洗液を分液槽に移して静置し、上層の水層を
分離した。l−アミノアントラキノン−2−スルホン酸
を127.31部含む濃厚溶液886.4部を得た。更
に下層の1,2−ジクpルペンヤン層に水800部を新
たに加え、抽出してl−アミノアントラキノン−2−ス
ルホン酸5,2部を含む希薄水溶液275.1部を得た
。水溶液として分離抽出された1 −アミノアントラキ
ノン−2−スルホン酸の合計の1−7ミノアントラキノ
ンからの収率は97.5%であった。
l−アミノアントラキノン−2−スルホン酸127.8
部を含む濃厚水溶液886.4部に酢酸87.7部を加
え、10℃以下で45%水酸化ナトリウム水溶液98.
5部を攪拌下に加えてl−アミノアントラキノン−2−
スルホン酸ナトリウムを析出させた。ついで0〜2℃で
臭素7.22部を4時間で滴下し、この間希水酸化ナト
リウム水溶液を用い、系内のpHを6.5〜6.5に維
持した。ついで、次亜塩票酸ナトリウム水溶液(NaO
10含量12.O痔)110.4部を0〜2℃で4時間
を要して滴下し、この間合1iie水溶液を用いて系内
のPHを6.5〜6.5に維持した。ついで重亜硫酸ナ
トリウムにより過剰の臭素を消去した後−過し、得られ
たケーキを85℃の温水2500部に再び溶解し、水難
溶性の1−アミノ−2−ブロムアントラキノン、及びl
−アミノ−2,4−ジブロムアントラキノンを濾過して
除いた。を液を硫酸ナトリウム88部で塩析して冷却後
沖過、ついで乾燥した。純度94.9%のブロマミン酸
ナトリウム169.4部を得た。1−アミノアントラキ
ノン−2−スルホン酸に対する収率94,7伽。
比較例1 実施例1と同様の操作を純度98.2&、ML値5.9
の1−7ミノアンドラキノン101.8部を用いて実施
した。スルホン化反応終了後、水抽出を2回行ない水溶
液として分離されたl−アミノアントラキノン−2−ス
ルホシーの合計の1−アミノアントラキノンからの収率
は95.0%であった。
第1回目の1−7ミノアントラキノンー2−スルホン酸
125.1部を含む濃厚水8[885部を用いて、実施
例1と同様にブロム化を実施したところ、純度98.0
%のプロアミン酸158.7部を得た。1−アミノアン
トラキノン−2−スルホン−に対する収率8g、5%。
実施例2 1.2−ジクロルベンゼン800部中に純度94.2 
m、ML値0.6の1−アミノアント−74/ン106
.2部を懸濁させ、次にクロルスルホン酸62.4mを
速やかに滴下した。昇温しで110℃〜115℃で14
時間加熱し康 た。70℃以下に冷却後、loo*#酸800部を加え
、攪拌した彼装置分液した。下層の1−アミノアントラ
キノン2−スルホン酸を抽出した硫#液に臭素60部を
96〜98℃の温度範囲で4時間かけて滴下し、さらに
未反応の1−アミノアントラキノン−2−スルホン酸が
1%以下になるまで98℃に保温攪拌した。反応終了後
、50℃に冷却し、温水中に排出して109に硫酸濃度
に希釈した。ついでr過し、温水洗浄し、沖洗液に1.
2−ジクロルベンゼン800部を仕込み、攪拌した後装
置分液した。水層に4596水酸化ナトリウムを加えて
塩析し、常温で沖過して乾燥し、純度94.5 %のブ
ロマミン酸ナトリウム172.9部を得た。1−アミノ
アントラキノンからの収率90.2%。
比較例2 実施例2と同様の操作を純度96.0%、ML値18.
8の1−7ミノアントラキノンを用いて実施した。ブロ
マミン酸ナトリウムの収率は88.0%であり−だ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1−7ミノアントラキノンを硫酸またはクロルスルホン
    酸と反応させてl−アミノアントラキノン−2−スルホ
    ン酸とし、このものを水中または硫酸中で臭素化してl
    −アミノ−4−ブロムアントラキノン−2−スルホン酸
    を製造スるにあたり、出発原料として波長650 ′n
    ff1におけるモル吸光係数が1. O/ /ls−m
    o1以下の1−アミノアントラキノンを用いる事を等黴
    とする1−アミノ−4−ブロムアントラキノン−2−ス
    ルホン酸の製法。
JP1384482A 1982-01-29 1982-01-29 1−アミノ−4−ブロムアントラキノン−2−スルホン酸の製法 Granted JPS58131965A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19964296B4 (de) * 1998-08-11 2007-08-30 Gottlieb Binder Gmbh & Co Verwendung von Reaktivfarbstoffen
DE19937328B4 (de) * 1998-08-11 2016-09-22 Gottlieb Binder Gmbh & Co Verwendung von Reaktivfarbstoffen

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5448747A (en) * 1977-09-10 1979-04-17 Bayer Ag Method of separating 11aminoo44 bromoanthraquinonee22sulfonic acid or its alkali metal salt
JPS5530510A (en) * 1978-08-21 1980-03-04 Iritsuchi Gorukofu Peetoru Planetary crank gear device

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