JPS58100881A - 人造粘土 - Google Patents

人造粘土

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Publication number
JPS58100881A
JPS58100881A JP20207581A JP20207581A JPS58100881A JP S58100881 A JPS58100881 A JP S58100881A JP 20207581 A JP20207581 A JP 20207581A JP 20207581 A JP20207581 A JP 20207581A JP S58100881 A JPS58100881 A JP S58100881A
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JP
Japan
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glass
clay
weight
powder
cracks
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Pending
Application number
JP20207581A
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English (en)
Inventor
賢治 福井
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Publication of JPS58100881A publication Critical patent/JPS58100881A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は乾燥後のひび割れを防正し、焼くことが可能
で、しかも、急熱急冷にも耐えることを目的とした人造
粘土に関するものである。
従来、天然産の粘土に対し℃;ゴム系、繊維索系もしく
は合成樹脂系の物質を油脂類もしくは糊剤)の分散媒と
混合した人造粘土が多く用いられている。しかし、この
ような人造粘土の多くは、単独使用もしくは芯材併用時
に乾燥によるひび割れは発生しにくいが、有機物か主成
分であることから焼成することはできず、まだ、重量感
も得られない。
この発明は、このような現状に着目してなされたもので
あって、5〜90重−%のガラス粉末と10〜95%無
機質繊維との混合物が主成分であることを特徴とする人
造粘土を提供するものであり、以下にその詳細を述べる
まず、この発明に用いるガラスは、価格の点から通常広
く用いられている珪酸塩ガラス、燐酸塩ガラス、硼酸塩
ガラス等で、その中でも珪酸アルカリガラス、ソーダ石
灰ガラス、カリ石灰ガラス、鉛ガラス、バリウムガラス
、硼珪酸ガラス等が入手も容易であり何かと好都合であ
る。石英ガラスのような高融点のものよりは、融点の低
いものの方が工作に便であり、したがって、釉(ゆう)
薬〔うわぐすり〕であっても、また、屑ガラス、回収さ
れたガラス等であっても、この発明に何等の支障も来た
さない。このようなガラスは単一種でもまた混合種でも
よく、いずれにしても粉末状で用いられるが、その粒度
は、後述する無機質繊維との混合をより均質なものとす
るうえから、微細であるほど好ましく、特に粒度を限定
する必要はないが、実用的には200メツシ全通を一つ
の目安とすれは充分である。
また、この発明における無機質繊維は、石綿のような天
然繊維を始めとし、炭素繊維、アルミナ繊維のような人
造繊維であって、これらは前記したガラス粉の融点より
も高い温度に加熱焼成しても、充分耐えることのできる
熱的特性を有するものであればよく、単一種もしくは混
合種のいずれでもよい。このような無機質繊維は、必な
らずしも長繊維のものでなければならないという理由は
なく、短繊維の屑物であってもこの発明の目的を充分達
成することができるので、粉末状のものを用いて、原料
費の節減を図ることもきわめて容易である。
つぎに、以上述べたガラス粉および無機質繊維を混合す
るが、両者の混合割合は、それぞれ、5〜90重置%お
よび10〜95重−%とする。なぜならば、ガラス粉は
、焼成後すなわち溶融後のバインダーの役目をするもの
であって、5重−%未満の少idではその役目を果すに
は不充分であり、95重−%を越える多値になれば無機
質繊維を混合する効果が現われなくなるからである。一
方、無機質繊維の混合割合は、lO]i置%未満の少量
ではひび割れ防止性または急熱急冷に対する耐性の効果
が不充分であり、95重量%を越える多量ではガラス粉
によるバインダー効果が低下して好ましくない。
ここで、このようなガラス粉と無機質繊維とを混合した
のみでは、可塑性や保形性は全くないので、たとえば、
カルボキシメチルセルロース(CMC)、アラビアゴム
、澱粉糊等の糊剤の水溶液を適量加えて充分に練り上げ
る。この際の糊剤水溶液の濃度および量は、原料粉末の
種類や混合割合によって変化するため、予めこれらを限
定することは不可能であるから、練り上がる混合物が適
度の粘度、可塑性および保形性を現わすように適宜調整
する必要がある。なお、この糊剤は、焼成時には大半が
焼失するが、焼成前の状態においては、きわめ  ゛て
有効なバインダーとなるのである。
このようにして練り上げられたガラス粉と無機質繊維の
混合物を、ガラス粉の融点以上の温度で焼成する。この
際焼失する糊剤に代わって、ガラス粉が溶融してバイン
ダーの役を果すようになるか、ガラス粉が比較的多く、
無機質繊維が比較的少ないときは、ガラスの流動性が支
配的になって、焼成前に成形された形状が維持できなく
なることがある。したかつて、このようなことを防ぐた
めに、シャモット(焼石、石粉)、天然粘土もしくは珪
砂等の耐火原料を保形剤として適量混合してもよく、さ
らには、焼成すれば白色を呈し、焼成時の収縮を小さく
する性質を有する蝋石とか、弁柄その他の無機顔料のよ
うな改質剤や着色前等を添加してもよい。
以上述べたこの発明の人造粘土は、芯材(たとえは、針
金のような金属製品、または、ガラス瓶のような窯業製
品−1)の周囲に張り付けて成形し、これを乾燥しても
ひび割れを生じることはなく、さらに、これを焼成して
も、ひび割れ等の異常は認められないので、きわめて優
れた窯業原料であるとぎうことができる。したがって、
この粘土は県東や生徒に対する教材として格好のもので
ある。
以下にこの発明の実施例および比較例を示す。なお、%
はすべて重量%を表わす。
〔実施例1〕 融点800℃、粒度200メツシュ全通のガラス粉末6
0%、石綿粉15%、天然粘土15%、蝋石10%と澱
粉糊適当量とを混合して練り、これを、外径約5C11
,高さ約10CI+の細口瓶(芯材)の全表−に、約6
闘の厚さになるように張り討けた。この時の張り付は材
(以下粘土と呼ぶ)の色は薄い灰色のものであった。こ
れを室温(13℃)で自然乾燥したところ乾燥が進むに
つれて白味が増加したが、ひび割れ等の異常は全く認め
られず、34時間経過後43時間に至る間は屋外で天日
乾燥し、その後約30℃の乾燥器でやや加温しながら約
60時間後に完全乾燥に到達した。しかし、この間に色
が僅かに灰色を帯びた白色に変化した以外は、ひび割れ
等の異常は現われなかった。そこで約4時間をかけて徐
々に温度を上昇させ、最初から約64〜65時間後に6
50〜870℃で焼成を行なったところ、粘土はひび割
れを生することもなく完全に焼結し、白色のかった薄茶
色の素焼となった。この素焼は冷却した後も亀裂を生ず
ることはなく、きわめて好ましいものであった。以上の
経過の要約を表にまとめた。
し実施例2〕 実施例1で用いたと同じガラス粉75%と石綿25%の
混合物にCMC糊剤水溶液を加えて練り、実施例1と同
様のガラス瓶に厚さ6朋になるように張り付け、実施例
1の試料と全く同じ処理を行なった。その結果は、表に
まとめたように、ひび割れ等の異常は全く認められず、
また、焼成後も完全な素焼の状態であって、満足し得る
形態のものであった。
〔比較例1〕 天然産の蛙目粘土は収縮のきわめて少ない粘土であるの
で、これを゛適量の水と共に練り、実施例1および実施
例2と略同等の硬さとした後、前記したと同様にガラス
瓶に張つ付け、実施例1と全く同じ処理を行なった。そ
の結果は、表に併記したが、自然乾燥開始後14時間で
すでに亀裂が発生し始め、23時間後には無数の亀裂に
発展し、亀裂の最高幅が4 mmにも達する部分か数多
く認められるようになって、完全乾燥の状態になるにつ
れて、ポロポロと剥離落下してしまった。した力fつて
、焼成工程に移行することかできなかった。
〔比較例2〕 市販の紙ねんどを実施例1と同様のガラス瓶に張り付け
て、実施例1と同じ条件下で乾燥および焼成を行なった
。その結果は、表に併記したが、完全乾燥に至るまでの
過程ではひび割れ等の異常は全く認められなかったが、
焼成中に亀裂が多発し、剥離落下し、しかも、冷却後は
手で容易に粉化させることができるような全く使用に耐
えないものに斐化していた。
特許出願人 福 井 賢 治 同  代理人  鎌  1) 文  二6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 5〜90重−%のガラス粉末と10〜95重量%無機質
    繊維との混合物が主成分であることを特徴とする人造粘
    土。
JP20207581A 1981-12-11 1981-12-11 人造粘土 Pending JPS58100881A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20207581A JPS58100881A (ja) 1981-12-11 1981-12-11 人造粘土

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20207581A JPS58100881A (ja) 1981-12-11 1981-12-11 人造粘土

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58100881A true JPS58100881A (ja) 1983-06-15

Family

ID=16451531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20207581A Pending JPS58100881A (ja) 1981-12-11 1981-12-11 人造粘土

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JP (1) JPS58100881A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102359563B1 (ko) * 2021-11-12 2022-02-08 차지연 건조속도 및 내충격성이 향상된 경량 인공 세라믹 점토 조성물

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