JPH1179192A - 複合フィルム穀物袋 - Google Patents

複合フィルム穀物袋

Info

Publication number
JPH1179192A
JPH1179192A JP27928297A JP27928297A JPH1179192A JP H1179192 A JPH1179192 A JP H1179192A JP 27928297 A JP27928297 A JP 27928297A JP 27928297 A JP27928297 A JP 27928297A JP H1179192 A JPH1179192 A JP H1179192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
grain
bag
polyolefin film
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27928297A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Takagi
将 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKUSHIYOKU SHOJI KK
Original Assignee
TAKUSHIYOKU SHOJI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAKUSHIYOKU SHOJI KK filed Critical TAKUSHIYOKU SHOJI KK
Priority to JP27928297A priority Critical patent/JPH1179192A/ja
Publication of JPH1179192A publication Critical patent/JPH1179192A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋内面への結露を防止し、穀物の貯蔵中の穀
物の部分的固化現象や黴の発生を抑え、充填穀物の品質
劣化を抑制する穀物袋を提供する。 【解決手段】 外層を発泡ポリオレフィンフィルム、内
層をポリオレフィンフィルムとする2層フィルムからな
る複合フィルム穀物袋、及び外層をポリオレフィンフィ
ルム又はナイロンフィルム、中間層を発泡ポリオレフィ
ンフィルム、内層をポリオレフィンフィルムとする3層
フィルムからなる複合フィルム穀物袋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、米等の穀物袋の内
面の結露を防止することにより、穀物の部分的固化現象
や黴の発生を防ぎ、食味を保持して、品質劣化を抑制し
保存することのできる複合フィルム穀物袋に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、米等の穀物袋にはポリエチレン
などのポリオレフィン樹脂又はナイロン樹脂を袋状に成
形したものが使用されている。これらの樹脂フィルムは
通気性がないため、通常充填時の空気抜きのため空気抜
き穴が設けられている。最近この様な穀物袋に穀物を充
填して貯蔵中に、穀物に黴が発生し、食味を低下させる
品質劣化の問題が生じている。
【0003】これまでに滅菌用包装袋において、非通気
性フィルムからなる包装体に設けた通気用切り込み部
に、通気性、細菌遮断性を有するフィルターテープを接
触するようにした実開平3−105447号等の各種の
提案がなされているが、まだ黴の発生の防止について、
十分に満足すべき穀物用袋はこれまでになかった。
【0004】又最近スパーマーケットの店内等で精米を
充填した穀物袋を貯蔵中に、米粒同志がくっついて部分
的に塊となる穀物の部分的固化現象が問題となっている
が、これを防止する穀物袋はこれまでになかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、穀物袋に穀物を充填して貯蔵中に、穀物の部分的固
化現象が生じ、穀物に黴が発生して食味低下等の品質劣
化を起こす原因を鋭意研究した結果、スーパーマーケッ
ト等の店頭に置かれた精米を充填した穀物袋は、店内の
空調設備の開店時と閉店時の断続運転により昼夜で温度
差が生じ、これにより穀物袋の内面に結露が生じ、この
結露により精米の部分的固化現象を起こし、これが黴の
発生や食味低下等の品質劣化の大きな原因であることを
つきとめた。そこで本発明者は、この温度差による結露
を生じない穀物袋を研究し、本発明に到達したものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、外層
を発泡ポリオレフィンフィルム、内層をポリオレフィン
フィルムとする2層フィルムからなる複合フィルム穀物
袋、及び外層をポリオレフィンフィルム又はナイロンフ
ィルム、中間層を発泡ポリオレフィンフィルム、内層を
ポリオレフィンフィルムとする3層フィルムからなる複
合フィルム穀物袋である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の複合フィルム穀物袋の2
層の場合の外層又は3層の場合の中間層に使用される発
泡樹脂フィルムは、包装材料として一般に使用されてい
る発泡ポリエチレンフィルム、発泡ポリプロピレンフィ
ルム等の発泡ポリオレフィンフィルムが望ましい。
【0008】これらの発泡ポリオレフィンフィルムは、
ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂
に発泡剤と架橋剤を混合してフィルム状に成形し、これ
を架橋し次いで発泡させたいわゆる化学架橋法によるも
の、ポリオレフィン樹脂に発泡剤を加えてフィルム状に
成形し、これに電子線を照射した後、加熱発泡させた放
射線架橋法によるもの、またはポリオレフィン樹脂を押
出機で押出しながらシリンダーの途中でフレオン又はブ
タン等の液化ガスを送り込み、加圧溶解させて大気中に
押出して急速に膨脹させた無架橋押出法によるもの等各
種の発泡ポリオレフィンフィルムを使用することができ
るが、一般には、発泡剤、又は発泡剤を配合した市販の
ペレット状の発泡ポリオレフィン樹脂マスターバッチを
ポリオレフィン樹脂ペレットに適量配合し、押出機又は
インフレーションフィルム成形機にてフィルム状に成形
したものが使用される。
【0009】発泡剤としては、アゾジカーボンアミド等
のアゾ化合物類、N,N´−ジニトロソペンタメチレン
テトラミン等のニトロソ化合物類、P,P´−オキシビ
ス(ベンゼンスルホヒドラジド)等のスルホニルヒドラ
ジド化合物類等各種の市販されているものが使用でき
る。又必要に応じて尿素系組成物等の発泡助剤が併用さ
れる。又これらの発泡剤と発泡助剤その他の添加剤を組
み合わせた市販の複合発泡剤も使用することができる。
【0010】多層樹脂フィルムからなる穀物袋の外層用
又は中間層用の発泡ポリオレフィンフィルムは、その結
露防止効果及びフィルム強度から厚みが0.05〜2.
0mm程度のもの、好ましくは0.08〜1.0mmの
ものが望ましい。高発泡ポリオレフィンフィルムも使用
できるが、厚みとフィルム強度の点から発泡倍率5倍以
下、好ましくは2倍以下の低発泡ポリオレフィンフィル
ムが適している。
【0011】本発明の穀物袋の2層の場合又は3層の場
合の内層に使用される樹脂フィルムには、ポリエチレン
フィルム、ポリプロピレンフィルム等のポリオレフィン
フィルムが使用される。内層フィルムにこれらの通常の
無発泡のポリオレフィンフィルムを使用するのは、充填
穀物の重量に耐えられる穀物袋としての強度が必要とさ
れるほか、製袋時及び穀物充填後のヒートシール強度が
必要なためである。又3層の場合の外層にポリオレフィ
ンフィルム又はナイロンフィルムを使用するのは、穀物
袋の外面に優れた印刷適性を持たせるためである。
【0012】本発明の穀物袋の製造法は、各種の方法を
とることができる。例えば押出成形によりまず平膜フィ
ルムを製造した後、発泡ポリオレフィンフィルムにポリ
オレフィンフィルム又はナイロンフィルムを熱溶着、又
は接着剤によりラミネートして多層フィルムとした後、
通常の方法で穀物袋に製袋することができる。
【0013】又は共押出機を用いて外層に発泡ポリオレ
フィン樹脂を使用し、内層にポリオレフィン樹脂を使用
して2層平膜フィルムを成形し、又は外層にポリオレフ
ィン樹脂又はナイロン樹脂を使用し、中間層に発泡ポリ
オレフィン樹脂を使用し、内層にポリオレフィン樹脂を
使用して、3層平膜フィルムを成形した後、通常の方法
で穀物袋に製袋することもできる。
【0014】しかし、工業的に最も適した製造法は、共
押出機を用いた多層インフレーションフィルム成形機を
用いて2層又は3層の中空チューブ状フィルムを成形
後、一般に使用されているヒートシーラー、カッター付
き連続製袋機により製袋する方法である。
【0015】本発明の穀物袋は、従来のものと同様に、
穀物充填時の空気抜きのため、例えば針又は穿孔機等を
使用して、空気抜き穴が形成される。
【0016】更に必要に応じて、本発明の穀物袋の内層
を形成するポリオレフィン樹脂に、穀物や糠等から発生
するガスや水分をを吸着するゼオライト、シリカ等の吸
着物質、プリベントール、チアベンダゾール、金属銀、
金属銀セラミックス抗菌剤、金属イオン含有無機系抗菌
・抗黴剤等の各種の防黴剤又は抗菌剤、防曇剤、紫外線
吸収剤等の各種の樹脂添加剤を配合して、米等の穀物の
防黴性、鮮度保持、劣化防止効果を高めることができ
る。
【0017】
【実施例】
実施例1 三菱化学社製低密度ポリエチレン樹脂ペレット商品名
「ノバテック LF225」に対し、永和化成社の発泡
剤マスターバッチ、商品名「ポリスレン EE205−
7)5重量%をドラムブレンダーで配合したものを外側
に仕込み、三菱化学社製低密度ポリエチレン樹脂ペレッ
ト商品名「ノバテック LF225」を内側に仕込んで
共押出機による多層インフレーションフィルム成形機に
より外層が厚さ0.15mm)発泡率1.5倍の低発泡
ポリオレフィンフィルム、内層が厚さ0.05mmのポ
リオレフィンフィルムからなる2層中空チューブ状フィ
ルムを製造した。この2層中空チューブ状ポリエチレン
フィルムを連続製袋機にかけて袋状に成形した後、穿孔
機により袋の表面及び裏面に空気抜き穴をあけて米袋を
製造した。
【0018】この米袋に精米を充填し夏期に昼間は空調
調設備により冷房するが、夜間は空調調設備を停止する
スパーマーケットに1か月間放置したが、この間米袋の
内面に結露現象は全く見られず、結露による精米の部分
的固化現象や黴の発生は無く、品質劣化を防止すること
ができた。
【0019】実施例2 三菱化学社製低密度ポリエチレン樹脂ペレット商品名
「ノバテック LF225」対し、永和化成社の発泡剤
マスターバッチ、商品名「ポリスレン EE205−
7)5重量%を配合したポリエチレン樹脂ペレットを中
間に仕込み、外側と内側に三菱化学社製低密度ポリエチ
レン樹脂ペレット商品名「ノバテック LF225」を
仕込んで、共押出機による多層インフレーションフィル
ム成形機により外層と内層が厚さ0.03mmのポリオ
レフィンフィルム、中間層が厚さ0.15mm、発泡率
1.5倍の低発泡ポリオレフィンフィルムからなる3層
の中空チューブ状フィルムを製造した。この3層中空チ
ューブ状ポリエチレンフィルムの表面に、精密なカラー
印刷をした後、連続製袋機にかけて袋状に成形し、穿孔
機により袋の表面及び裏面に空気抜き穴をあけて米袋を
製造した。
【0020】この米袋に精米を充填し夏期に昼間は空調
調設備により冷房するが、夜間は空調調設備を停止する
スパーマーケットに1か月間放置したが、この間米袋の
内面に結露現象は全く見られず、結露による精米の部分
的固化現象や黴の発生などは無く、品質劣化を防止する
ことができた。また実施例1の2層の米袋に比し表面の
印刷適性が格段に優れ、商品価値を高める効果が顕著で
あった。
【0021】比較例 比較のため三菱化学社製低密度ポリエチレン樹脂ペレッ
ト商品名「ノバテックLF225」を使用し、インフレ
ーションフィルム成形機により厚さ0.09mmの中空
チューブ状フィルムを製造し、連続製袋機と穿孔機によ
り通常の空気抜き穴付き米袋を製造した。この米袋に精
米を充填し実施例の精米充填袋と同じ場所に並べて1か
月放置したところ、米袋の内面に結露現象が見られ、精
米の部分的固化現象や黴の発生があり、食味も低下し品
質の劣化が起こった。
【0022】
【発明の効果】本発明の穀物袋は、外層又は中間層を形
成する発泡ポリオレフィンフィルムの断熱効果により、
外気温の影響を受け難く、穀物袋内面への結露を防止
し、結露による穀物の部分的固化現象や黴の発生を抑
え、充填穀物の品質劣化を抑制することができる。しか
も、内層のポリオレフィンフィルムにより、袋の強度が
大きく、従来の充填機を用いたヒートシールによる穀物
の連続充填が可能である。また、内層のポリオレフィン
フィルムに各種の添加剤を配合することにより、充填穀
物の品質劣化防止効果を更に向上させることができる。
【0023】発泡ポリオレフィンフィルム層の外層に、
更にポリオレフィンフィルム又はナイロンフィルムをラ
ミネートした3層構造の穀物袋は、袋の外表面の印刷適
性が著しく向上し、鮮明な印刷が可能となり、充填穀物
の商品価値を高めることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外層を発泡ポリオレフィンフィルム、内
    層をポリオレフィンフィルムとする2層フィルムからな
    る複合フィルム穀物袋。
  2. 【請求項2】 外層をポリオレフィンフィルム又はナイ
    ロンフィルム、中間層を発泡ポリオレフィンフィルム、
    内層をポリオレフィンフィルムとする3層フィルムから
    なる複合フィルム穀物袋。
JP27928297A 1997-09-05 1997-09-05 複合フィルム穀物袋 Pending JPH1179192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27928297A JPH1179192A (ja) 1997-09-05 1997-09-05 複合フィルム穀物袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27928297A JPH1179192A (ja) 1997-09-05 1997-09-05 複合フィルム穀物袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1179192A true JPH1179192A (ja) 1999-03-23

Family

ID=17609003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27928297A Pending JPH1179192A (ja) 1997-09-05 1997-09-05 複合フィルム穀物袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1179192A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001130586A (ja) * 1999-11-09 2001-05-15 Fuji Seal Inc 口栓付きパウチ
JP2010105715A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Toppan Printing Co Ltd 注ぎ性を付与した自立包装袋
JP2011046428A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Toppan Printing Co Ltd 注出口を有するスタンディングパウチ
EP2803478A2 (de) 2014-09-02 2014-11-19 Mondi Consumer Packaging Technologies GmbH Kunststoff-Mehrschichtfolie
EP2815879A2 (de) 2014-09-02 2014-12-24 Mondi Consumer Packaging Technologies GmbH Polyethylen-Coextrusionsfolie
JP2015020746A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 日生化学株式会社 冷凍食品包装袋と包装体

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001130586A (ja) * 1999-11-09 2001-05-15 Fuji Seal Inc 口栓付きパウチ
JP2010105715A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Toppan Printing Co Ltd 注ぎ性を付与した自立包装袋
JP2011046428A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Toppan Printing Co Ltd 注出口を有するスタンディングパウチ
JP2015020746A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 日生化学株式会社 冷凍食品包装袋と包装体
EP2803478A2 (de) 2014-09-02 2014-11-19 Mondi Consumer Packaging Technologies GmbH Kunststoff-Mehrschichtfolie
EP2815879A2 (de) 2014-09-02 2014-12-24 Mondi Consumer Packaging Technologies GmbH Polyethylen-Coextrusionsfolie

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101161599B1 (ko) 폴리올레핀 발포층을 갖는 복합 시트의 제조 방법
JPH1179192A (ja) 複合フィルム穀物袋
US6500519B2 (en) Oxygen absorbable laminate and production method thereof
JP2005007837A (ja) 吸湿剤入りペレットとその製造方法、及び吸湿性成形品の製造方法
JPH0839710A (ja) 密閉包装容器用熱可塑性樹脂発泡シートおよびその製造方法
JP3362756B2 (ja) 酸素吸収性樹脂組成物及び酸素吸収性積層体
AU2004208688A1 (en) Improved packaging films and methods for producing the same
JP4583780B2 (ja) 吸湿性パッキング材
JPH1179193A (ja) 穀物袋
JPS6058252B2 (ja) 炭酸ガス吸収シ−ト及びその製造方法
JP2003182005A (ja) 非発泡層用樹脂、多層発泡シートおよびその製造方法
JP3483027B2 (ja) 発泡体製造用複合物、及びこの複合物を用いた発泡体の製造方法
JPS63151451A (ja) 多層包装材料
JP2013031996A (ja) ポリスチレン系樹脂積層発泡シートとその製造方法及び成形容器
JP2004009522A (ja) 積層フィルム
JP2003039545A (ja) 発泡樹脂シートの製造方法及び発泡樹脂シート並びにエンボスロール
JP2000000945A (ja) 複合フィルム穀物袋
JPH0617051B2 (ja) 多孔性シート及びその製造方法
JP4032990B2 (ja) 多層発泡シートの製造装置、および多層発泡シートの製造方法
JP4411646B2 (ja) 積層包装材料
JP3460801B2 (ja) 食品加熱用脱酸素性多層体または方法
JP7383897B2 (ja) 炭酸ガス調整積層体と包装体
JPS6114280A (ja) 吸湿性パツキング材
JPS6219303B2 (ja)
JP5762176B2 (ja) ポリスチレン系樹脂積層発泡シートとその製造方法及び成形容器