JPH1148888A - 自動車用内装部品 - Google Patents

自動車用内装部品

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JPH1148888A
JPH1148888A JP9214225A JP21422597A JPH1148888A JP H1148888 A JPH1148888 A JP H1148888A JP 9214225 A JP9214225 A JP 9214225A JP 21422597 A JP21422597 A JP 21422597A JP H1148888 A JPH1148888 A JP H1148888A
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JP
Japan
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door trim
resin core
core material
notch
thin portion
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Application number
JP9214225A
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English (en)
Inventor
Haruo Nakamura
春夫 中村
Shozo Yabushita
省三 薮下
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Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効果的なエネルギー吸収機能を備え、側面衝
突に有効に対応できる内装部品を提供することを課題と
する。 【解決手段】 樹脂芯材21の物性として、曲げ弾性係
数13000〜17000kg/cm2 のもの、アイゾ
ット衝撃強さが18〜22kg・cm/cm2 のものを
使用するとともに、側突時、乗員の腹部が当たるインパ
クトエリアAにおいて、局部的にノッチ風薄肉部21a
を設定し、このノッチ風薄肉部21aの厚みを一般部の
厚み2.3〜2.5mmに対し、1.0〜1.7mmに
設定することにより、反力を軽減した効果的な衝撃吸収
機能を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ドアトリ
ム,リヤコーナートリム等の自動車用内装部品に係り、
特に、車両の側方から加わる衝撃に対して優れた衝撃吸
収機能を備えた自動車用内装部品に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ドアパネルの室内側には自動車用
ドアトリムが、また、2ドア車の後席乗員側方には、リ
ヤコーナートリム等の内装部品が車体パネルに装着さ
れ、室内美観の向上を図るとともに、車両に加わる側方
からの衝撃に対して乗員を保護する緩衝機能を備えてい
る。
【0003】図9,図10はドアインナーパネルの室内
側に内装される自動車用ドアトリムを示す斜視図並びに
断面図であり、自動車用ドアトリム1は、所望の曲面形
状に成形されたドアトリム本体2と、このドアトリム本
体2の表面側ほぼ中央部に装着される中接部材3とから
大略構成されている。
【0004】そして、ドアトリム本体2は、保形性並び
に車体パネル4に対する取付剛性を備えた樹脂芯材2a
と、樹脂芯材2a表面に貼着され、クッション性能を有
する表皮材2bとから構成されており、中接部材3は、
ドアトリム本体2の表皮材2bとは色彩,風合の異なる
クロス等の中接部表皮3a裏面に、ポリウレタンフォー
ム等の中接部パッド3bをラミネートした素材が用いら
れ、通常、ドアトリム本体2に設けた木目込み用溝部5
内に中接部材3の周縁端末3cを圧入することにより、
中接部材3の端末処理を行ない、外観性能の優れたドア
トリム1を構成している。また、最近では、ドアトリム
本体2の成形工法として、成形精度に優れたモールドプ
レス成形工法を使用し、ドアトリム1を量産しているの
が実情である。
【0005】ところで、従来の自動車用ドアトリム1に
おいては、ドアトリム本体2の樹脂芯材2aにポリプロ
ピレン発泡体,硬質ウレタン発泡体等の衝撃吸収パッド
6が適宜箇所に接着固定されており、側方からの比較的
小さな外力に対しては、ドアトリム本体2の表皮材2
b、あるいは中接部材3の中接部パッド3bの弾性作用
によりその衝撃荷重を緩和しているとともに、側方から
の比較的大きな衝撃に対しては、衝撃吸収パッド6によ
りその衝撃を吸収するようにしている。
【0006】しかしながら、衝撃吸収パッド6の衝撃吸
収性能は、パッドの経時変化による劣化、あるいは車体
パネル4とのクリアランスによりパッド厚さが左右され
る等、一定の衝撃吸収機能を得るのが難しい傾向にあ
り、また、衝撃吸収パッド6をドアトリム本体2の裏面
に接着固定する作業が面倒であるなど、最近では、側方
からの大きな衝撃に対して、ドアトリム1自体が破断す
ることにより、衝撃を緩和させるという構成のものが多
く採用される傾向にある。
【0007】すなわち、側方から衝撃が加わった際、特
に乗員の体の触れやすい箇所、図9中点線で示すインパ
クトエリアAにおける樹脂芯材2aに、図11,図12
に示すように、凹溝7を設け、この凹溝7を基点として
樹脂芯材2aの破断を促進させ、外部からの衝撃を有効
に吸収するようにしている。
【0008】また、出願人は、先に特願平8−1782
54号を出願している。
【0009】このものは、図13,図14に示すよう
に、インパクトエリアA全体を薄肉に設定するというも
のであり、樹脂芯材2aの板厚2.5mmに対して、薄
肉部8の板厚が2.0mmに設定されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の自
動車用ドアトリム1においては、例えば、凹溝7を形成
する構成のものにおいては、この凹溝7の表面側にヒケ
が生じ易く、外観見栄えを著しく低下させるとともに、
インパクトエリアA全体の荷重を下げることが困難であ
り、有効な衝撃吸収対策とはいえないという欠点があっ
た。
【0011】更に、インパクトエリアA全体を薄肉化す
るという構成においては、乗員の腹部に対するドアトリ
ム1の反力が高く、反力を軽減させることにそれ程適し
ておらず、また、剛性がなくベコツキ感が生じたり、型
間クリアランスが狭いためショートショット等の成形上
の問題点があるなど、様々な欠点が指摘されていた。
【0012】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、樹脂芯材表面に表皮材を貼着し、車体側壁
に内装される自動車用内装部品において、側方からの衝
撃が加わった際、内装部品の破断を容易に誘発し、側方
からの衝撃を有効に吸収できるとともに、製品表面にヒ
ケが発生することがなく、かつ、ベコツキ感やショート
ショット等の成形不良が生じない画期的な自動車用内装
部品を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、所要形状に成形された樹脂芯材表面に表
皮材が貼着され、車体側壁に内装される自動車用内装部
品において、前記樹脂芯材は、曲げ弾性係数13000
〜17000kg/cm2 、アイゾッド衝撃強さが18
〜22kg・cm/cm2 に設定されているとともに、
アームレスト後端から製品後端末までのインパクトエリ
ア内にノッチ風薄肉部を局部的に設け、このノッチ風薄
肉部の板厚を樹脂芯材の一般部板厚2.3〜2.5mm
に対して1.0〜1.7mmに設定したことを特徴とす
る。
【0014】ここで、樹脂芯材としては、タルク等のフ
ィラーを混入したポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂
を使用し、特に、衝撃吸収機能を高めるために、曲げ弾
性係数を13000〜17000kg/cm2 、特に好
ましくは、15000kg/cm2 程度に、また、アイ
ゾット衝撃強さを18〜22kg・cm/cm2 、特に
好ましくは20kg・cm/cm2 程度に設定する。そ
して、樹脂芯材の成形工法としては、モールドプレス成
形工法、射出成形工法、プレス成形工法等から適宜選択
されて良く、また、表皮材としては、塩ビシート等の合
成樹脂シート裏面にポリエチレンフォーム等のクッショ
ン層を裏打ちした積層シート材料が好ましく、モールド
プレス成形時や射出成形時に金型内に予めセットしてお
き、樹脂芯材の成形時に表皮材を一体貼着するようにす
れば良い。
【0015】更に、衝撃吸収機能を高めるために、樹脂
芯材に設けられる局部的な薄肉構造としては、ノッチ風
薄肉部が適しており、乗員の腹部がぶつかるアームレス
ト後端からその後方の製品端末付近までのインパクトエ
リア内に設けられ、一般部の板厚2.3〜2.5mmに
対して、ノッチ風薄肉部の板厚1.0〜1.7mm程度
に設定する。
【0016】また、樹脂流れを考慮すれば、ノッチ風薄
肉部と一般部分との間に中間薄肉部を設定すれば、成形
時のショートショット等が可及的に防止でき、中間薄肉
部の厚みとしては一般部よりも薄く、ノッチ風薄肉部よ
りも厚い、例えば2.0mm程度が好ましい。
【0017】以上の構成から明らかなように、インパク
トエリア内の樹脂芯材は、薄肉部が局部的に設けられて
おり、この薄肉部はノッチ風薄肉部であるため、従来の
凹溝のように外観上にヒケ等の不良が生じることがな
く、ショートショット等の成形不良もなく、かつ、樹脂
芯材の曲げ弾性係数やアイゾット衝撃強さを特定するこ
とにより、適度の剛性が付与され、ベコツキ感がなく、
かつ変形等の不具合等が生じることがない。また、別紙
グラフのように理想的な衝撃吸収機能をもたらすことが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動車用内装
部品を自動車用ドアトリムに適用した実施形態につい
て、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は自
動車用ドアトリムを示す正面図、図2は同自動車用ドア
トリムの構成を示す断面図、図3,図4は同自動車用ド
アトリムにおけるインパクトエリアの構成を示す要部断
面図、図5は内装部品に適用する側突実験要領を示す説
明図、図6は本発明に係る自動車用ドアトリムの衝撃吸
収機能を示すグラフ、図7は従来の自動車用ドアトリム
の衝撃吸収機能を示すグラフ、図8は本発明の別実施形
態を示す自動車用ドアトリムの正面図である。
【0019】まず、図1乃至図4において、自動車用ド
アトリム10は、モールドプレス成形により所要形状に
成形されたドアトリム本体20と、このドアトリム本体
20の表面所定箇所に装着された中接部材30とから大
略構成されており、ドアトリム本体20は、保形性と車
体パネルへの取付剛性を備えた樹脂芯材21の表面に、
装飾性並びにクッション性を備えた表皮材22を一体貼
着して構成されている。
【0020】更に詳しくは、樹脂芯材21は、タルクを
混入したポリプロピレン樹脂を素材としており、モール
ドプレス成形により所要形状に成形され、表皮材22と
しては、塩ビシート等のトップ層裏面にポリエチレンフ
ォーム等の発泡層を裏打ちしたクッション性の良好な積
層シートが使用され、樹脂芯材21のモールドプレス成
形時、表面側に一体貼着される。
【0021】一方、中接部材30は、ドアトリム本体2
0の表皮材22とは風合,感触の異なる素材が好まし
く、本実施形態ではクロス等の中接部表皮裏面にポリウ
レタンフォーム等の中接パッドを裏打ちしたものが使用
されており、中接部材30は接着剤を介してドアトリム
本体20の表面所定箇所に圧着固定されるとともに、ド
アトリム本体20に形成されている木目込み用溝部23
内に中接部材30の周縁端末が木目込み処理され、中接
部材30の端末処理が行なわれている。尚、ドアトリム
10は、ドアインナーパネル40に図示しないクリップ
等を介して装着されるが、樹脂芯材21の裏面所定箇所
には硬質発泡ウレタン等の衝撃吸収パッド50が固着さ
れている。
【0022】ところで、本発明の特徴は、側突等、車両
に側方からの比較的大きな衝撃が加わった際、この衝撃
荷重を有効に吸収して、乗員の保護を確実に行なうとと
もに、この衝撃吸収手段をドアトリム10に設置して
も、製品表面側に何等ヒケが生じることがなく、かつ変
形やショートショット等の成形不良も未然に防止するこ
とにある。
【0023】すなわち、樹脂芯材21の素材として曲げ
弾性係数を13000〜17000kg/cm2 、好ま
しくは15000kg/cm2 に設定するとともに、ア
イゾット衝撃強さを18〜22kgcm/cm、好まし
くは20kg・cm/cm2に設定して、適度の剛性を
付与し、変形を有効に防止するとともに、特に、図1中
点線で示すインパクトエリアAにおいて、製品表面にヒ
ケが生じないように厚みを徐変させたノッチ風薄肉部2
1aとしてアームレスト11後端側からドアトリム10
の後端縁付近まで局部的に設定する。このとき、樹脂芯
材21の一般部厚み2.3〜2.5mmに対して、ノッ
チ風薄肉部21aの厚み1.0〜1.7mmに調整され
ている。
【0024】次に、インパクトエリアA内にノッチ風薄
肉部21aを局部的に形成した本発明の比較例として、
図13,図14に示すように、インパクトエリアAの全
てを薄肉にした構造のものについて、図5に示す要領で
側突実験を行ない、本発明を図6のグラフ、比較例を図
7のグラフにて示す。
【0025】この側突実験は、ドアパネル40にドアト
リム10を装着した状態で、アルミ製の半円柱体からな
る負荷子60にロッド61を連結し、負荷子60の周面
をドアトリム10側に向けて設置する。この負荷子60
は、29kgの重量で、上下寸法が140mm、周面の
曲率が90mmに設定され、35km/hの速度でドア
トリム10のアームレスト11に対して衝突させて、荷
重に対する変位量を図6,図7のグラフにて示す。そし
て、ここでは変位量の90mm以下がドアトリム10の
変位であり、90mmを越える場合はドアインナーパネ
ルの変位量である。
【0026】そして、このときのドアトリムの変位量の
ピークに達するまでに要する荷重は2.9kN以下が望
ましく、本発明の場合には、図6に示すグラフのよう
に、荷重にほぼ比例して変位量が変化するが、図7に示
す比較例においては、ドアトリムが変形する第1のピー
クは荷重3.5kNでドアトリムの変位量が僅かに15
mmであり、このように、比較例においては側突初期時
に大きなピークが見られ、望ましい衝撃吸収形態とはい
えない。
【0027】このように、本発明によれば、アームレス
ト11の後端側からドアトリム10の後端縁に至るイン
パクトエリアA内に局部的にノッチ風薄肉部21aを形
成することにより、従来の凹溝に比べヒケが発生するこ
とがない優れた外観意匠性を確保でき、しかも、衝撃荷
重をインパクトエリアA内に分散させることができ、従
来の凹溝に集中するのを防ぐことができ、更に、図1
3,図14に示すインパクトエリアA全てを薄肉化する
構造のものに比べ図6,図7に示すグラフのように、理
想的な衝撃吸収形態が得られ、ベコツキ感がなく、ショ
ートショット等の成形不良もなく、変形を有効に抑える
ことができる等の利点がある。
【0028】尚、上述実施形態は、ドアトリム本体20
に中接部材30を装着した実施形態であるが、中接部材
を装着し、中接部材30の端末を木目込み用溝部23内
に木目込み処理する構造では、木目込み用溝部23が補
強リブ効果を持ち、ドアトリム10の破断を抑える機能
を持つが、本発明を適用すれば、このような木目込み用
溝部23を設置した剛性に富む自動車用ドアトリム10
においても良好な衝撃吸収機能が得られることになる。
【0029】また、ドアトリム本体20の素材及び成形
方法についても、樹脂芯材21の物性(曲げ弾性係数、
及びアイゾット衝撃強さ)が上述範囲にあれば、適宜熱
可塑性樹脂材料を代替しても良く、また、射出成形及び
プレス成形を使用して樹脂芯材21を成形しても良い。
【0030】次いで、図8は本発明の第2実施形態を示
すもので、特に、成形性を考慮した改良例である。すな
わち、インパクトエリアA内の局部にノッチ風薄肉部2
1aを設定することは上述実施形態と同一であるが、特
に、樹脂芯材21の流動性を考慮して、樹脂芯材21の
一般部とノッチ風薄肉部21aの間に中間薄肉部21b
を設定し、2段階で板厚を変化させることにより、樹脂
の流動性を良好にして、ショートショット等の変形を確
実に抑えることが特徴である。この中間薄肉部21bの
厚みとしては、2mm程度が好ましい。
【0031】尚、上述実施形態は、自動車用ドアトリム
10に適用したが、2ドアハードトップ車等の後席乗員
の側方に設置されるリヤコーナートリムに適用すること
もできる。
【0032】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、以下に記
載する格別の作用効果を有する。
【0033】(1)請求項1記載の発明によれば、側突
時等、乗員の腹部が当たる内装部品のインパクトエリア
内に局部的にノッチ風薄肉部を形成するとともに、樹脂
芯材の曲げ弾性係数、並びにアイゾット衝撃強さを所定
範囲内に設定するというものであるから、従来の凹溝に
より衝撃機能をもたせるものに比べ、製品表面にヒケが
生じることがなく、かつインパクトエリアに衝撃荷重を
分散させることができ、良好な衝撃吸収機能が得られる
という効果を有する。
【0034】(2)請求項1記載の発明によれば、側突
時等、乗員の腹部が当たる内装部品のインパクトエリア
内に局部的にノッチ風薄肉部を形成するとともに、樹脂
芯材の曲げ弾性係数、並びにアイゾット衝撃強さを所定
範囲内に設定するというものであるから、インパクトエ
リアの全面に亘り薄肉部を設けるものに比べ、反力を軽
減でき、良好な衝撃吸収機能が得られるとともに、ショ
ートショット等の変形不良やベコツキ感がなく、成形性
を高めることができ、しかも、所望の剛性が得られると
いう効果を有する。
【0035】(3)請求項2記載の発明によれば、イン
パクトエリア内の局部的なノッチ風薄肉部と一般の樹脂
芯材との間に中間薄肉部を設定することにより、板厚変
化を2段階で行なうことにより、樹脂の流動性が向上
し、ショートショット等の成形不良を確実に防止でき、
成形性に優れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す自動車用ドアトリ
ムの正面図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】図1中III −III 線断面図。
【図4】図1中IV−IV線断面図。
【図5】側突実験の要領を示す説明図。
【図6】本発明に係る自動車用内装部品における荷重−
変位の相関関係を示すグラフ。
【図7】比較例における荷重−変位の相関関係を示すグ
ラフ。
【図8】本発明に係る第2実施形態を示す自動車用ドア
トリムの正面図。
【図9】従来の自動車用ドアトリムを示す斜視図。
【図10】図9中X −X 線断面図。
【図11】図9中XI−XI線断面図。
【図12】従来の自動車用ドアトリムを裏面側から見た
斜視図。
【図13】先願例を示す自動車用ドアトリムの斜視図。
【図14】図13中XIV −XIV 線断面図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 11 アームレスト 20 ドアトリム本体 21 樹脂芯材 21a ノッチ風薄肉部 21b 中間薄肉部 22 表皮材 23 木目込み用溝部 30 中接部材 40 ドアインナーパネル 50 衝撃吸収パッド 60 負荷子 61 ロッド A インパクトエリア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要形状に成形された樹脂芯材(21)
    表面に表皮材(22)が貼着され、車体側壁に内装され
    る自動車用内装部品において、 前記樹脂芯材(21)は、曲げ弾性係数13000〜1
    7000kg/cm2、アイゾッド衝撃強さが18〜2
    2kg・cm/cm2 に設定されているとともに、アー
    ムレスト(11)後端から製品後端末までのインパクト
    エリア(A)内にノッチ風薄肉部(21a)を局部的に
    設け、このノッチ風薄肉部(21a)の板厚を樹脂芯材
    (21)の一般部板厚2.3〜2.5mmに対して1.
    0〜1.7mmに設定したことを特徴とする自動車用内
    装部品。
  2. 【請求項2】 前記樹脂芯材(21)のノッチ風薄肉部
    (21a)の周囲に一般部の板厚よりも薄く、かつノッ
    チ風薄肉部(21a)の板厚よりも厚い中間薄肉部(2
    1b)が設定されていることを特徴とする請求項1記載
    の自動車用内装部品。
JP9214225A 1997-08-08 1997-08-08 自動車用内装部品 Pending JPH1148888A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011084214A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Toyota Boshoku Corp 車両用内装材
WO2012095928A1 (ja) 2011-01-12 2012-07-19 セイコーエプソン株式会社 紙再生装置及び紙再生方法
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