JPH11236604A - 焼結含油軸受およびその製造方法 - Google Patents

焼結含油軸受およびその製造方法

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JPH11236604A
JPH11236604A JP4059498A JP4059498A JPH11236604A JP H11236604 A JPH11236604 A JP H11236604A JP 4059498 A JP4059498 A JP 4059498A JP 4059498 A JP4059498 A JP 4059498A JP H11236604 A JPH11236604 A JP H11236604A
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sintered metal
diameter
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容敬 伊藤
Toshihiko Tanaka
敏彦 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸方向に離隔した軸受面間の領域からの潤滑
油の流出を抑制または防止する。 【解決手段】 含油焼結金属からなる軸受本体31の軸受
面31aを軸方向に離隔形成し、軸受面31a間の領域(逃
げ部31b)の内径寸法を軸受面31aの内径寸法よりも大
きく設定する。軸受面31aおよび逃げ部31bの内周面の
双方にサイジングを施すことにより、軸受面の表面開孔
率を5〜15%、逃げ部31b内周面の表面開孔率を10
〜20%に設定し、かつ軸受面31aの表面開孔率を逃げ
部31b内周面の表面開孔率よりも小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に高回転精度、
低トルクが要求される情報機器用精密小型モータ(例え
ばCD−ROM、DVD−ROM、DVD−RAM、レ
ーザビームプリンタ、ハードディスク、フロッピーディ
スク、高密度フロッピーディスク等のドライブモー
タ)、あるいは軸流ファンモータ用等の軸受として好適
な焼結含油軸受およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報機器関連の精密小型モータでは、低
コスト化のために、軸受を転がり軸受から焼結含油軸受
に置き換えることが検討されている。この焼結含油軸受
は単体で用いられるのが一般的であるが、この他に、ハ
ウジングに2個の焼結含油軸受を圧入することによって
軸の2箇所を支持するようにした構造も知られている。
これは、個々の軸受の軸受面が小さくなること、および
軸受幅が小さいほど軸受単体の精度が良好となることか
ら、低トルクが求められる場合や温度上昇を嫌うような
用途に有効である。
【0003】しかし、2つの軸受の同軸度を確保するこ
とが困難であることから軸受隙間を大きめにせざるを得
ず、回転精度の低下を招く等の問題がある。
【0004】これを解決するものとして、1つの軸受の
両端部にそれぞれ軸受面を設け、軸受面間の領域の内径
を大きくして逃げ部を形成したものがあり、その製造方
法として、例えば特公昭63-43611号や特開平2-8302号が
知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記2
つの製造方法でも、逃げ部がサイジング(矯正)されて
いないため、逃げ部での表面開孔率(表面開孔とは、多
孔質組織の細孔が外表面に開口した部分をいい、表面開
孔率とは、外表面の単位面積内に占める表面開孔の面積
割合をいう)が21〜40%程度であり、軸受面の表面開孔
率よりもかなり大きくなる。そのため、軸受に含浸させ
た油が逃げ部の表面開孔から多く流出し、軸受面(軸受
隙間)への油の供給量が少なくなるので十分な軸受機能
が得られない場合がある。
【0006】また、特公昭63-43611号公報のものでは、
焼結金属素材の軸方向中央部の外周面にリング状の溝を
設ける必要があり、特殊な成形プレス機を使用するかも
しくは塑性加工が必要となってコスト高である。一方、
特開平2-8302号のものでは、圧粉成形、焼結によって内
周面に大径部と小径部を有する焼結金属素材を製作し、
その焼結金属素材に対して軸受面のサイジングを行うた
め、サイジングによる矯正量がばらつき、軸受面の内径
寸法や表面開孔率にばらつきを生じやすい。
【0007】そこで、本発明は、この種の焼結含油軸受
において、軸受本体の内部から軸受面(軸受隙間)への
適切量の油が供給される構成とすることにより、軸受機
能の向上を図り、併せてそのような軸受を低コストに且
つ精度よく製造することのできる方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる焼結含油軸受は、焼結金属からな
り、支持すべき軸の外周面と軸受隙間を介して対向する
2つの軸受面が軸方向に離隔形成され、軸受面間の領域
の内径寸法が軸受面の内径寸法よりも大きい多孔質の軸
受本体と、軸受本体に含浸させた潤滑油または潤滑グリ
ースとを有するものにおいて、軸受面、および軸受面間
の領域の双方にサイジングを施したものである。
【0009】具体的には、軸受面の表面開孔率を5〜1
5%とし、軸受面間の領域の表面開孔率を10〜20%
とし、かつ軸受面間の領域の内周面の表面開孔率を軸受
面の表面開孔率よりも大きくする。
【0010】何れの場合でも、少なくとも1つの軸受面
に対応する外径部の外径寸法を、軸受面間の領域に対応
する外径部の外径寸法よりも小さく設定するのが望まし
い。
【0011】上記焼結含油軸受は、外周面に小径部と大
径部を有する段付きの第1コアロッドと、内周面に小径
部と大径部を有する段付きの第1ダイとを用いてサイジ
ングを行う第1サイジング工程と、外周面が均一外径の
第2コアロッドと、内周面が均一内径の第2ダイとを用
いてサイジングを行う第2サイジング工程とを包含し、
第1サイジング工程では、均肉円筒状の焼結金属素材を
第1コアロッドと第1ダイとで内外径方向から圧縮する
ことにより、焼結金属素材の外周面の一端側領域を第1
ダイの大径部に加圧して大径に成形すると共に、外周面
のその他領域を第1ダイの小径部に加圧して小径に形成
し、同時に、焼結金属素材の内周面の他端側領域を第1
コアロッドの小径部に加圧して小径に成形すると共に、
内周面のその他領域を第1コアロッドの大径部に加圧し
て大径に成形し、第2サイジング工程では、第1サイジ
ング工程を経た焼結金属素材を第2コアロッドと第2ダ
イとで内外径方向から圧迫することにより、焼結金属素
材の外周面の全領域を第1ダイの内周面に加圧して均一
径に成形し、同時に、焼結金属素材の内周面の一端側領
域および他端側領域を第2コアロッドの外周面に加圧し
て軸受面を成形することによって製造することができ
る。
【0012】また、外周面に小径部と大径部を有する段
付きの第1コアロッドと、内周面が均一内径の第1ダイ
とを用いてサイジングを行う第1サイジング工程と、外
周面が均一外径の第2コアロッドと、内周面に小径部と
大径部を有する段付きの第2ダイとを用いてサイジング
を行う第2サイジング工程とを包含し、第1サイジング
工程では、均肉円筒状の焼結金属素材を第1コアロッド
と第1ダイとで内外径方向から圧縮することにより、焼
結金属素材の外周面の全領域を第1ダイの内周面に加圧
して均一径に成形し、同時に、焼結金属素材の内周面の
他端側領域を第1コアロッドの小径部に加圧して小径に
成形すると共に、内周面のその他領域を第1コアロッド
の大径部に加圧して大径に成形し、第2サイジング工程
では、第1サイジング工程を経た焼結金属素材を第2コ
アロッドと第2ダイとで内外径方向から圧縮することに
より、焼結金属素材の外周面の一端側領域を第2ダイの
小径部に加圧して小径に成形すると共に、外周面のその
他領域を第2ダイの大径部に加圧して大径に成形し、同
時に、焼結金属素材の内周面の一端側領域および他端側
領域を第2コアロッドの外周面に加圧して軸受面を成形
することによっても製造することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明方法の実施形態を図
1乃至図14に基づいて説明する。
【0014】本発明にかかる焼結含油軸受は、圧粉成
形、焼結、サイジング、洗浄、含油、検査等の工程を経
て製品化される。
【0015】圧粉成形は図1に示す成形装置Aによって
行われる。図示のように、この装置Aは、金属粉を内径
側から加圧するフォーミングコアロッド2、金属粉を外
径側から加圧するダイ3、金属粉を軸方向両側から加圧
する上下のパンチ4a、4bを具備する。フォーミングコア
ロッド2の外周面およびダイ3の内周面は、何れも均一
径の円筒面である。
【0016】金属粉としては、例えば銅あるいは鉄、又
はその両者を主成分とするもので、望ましくは銅を20〜
95wt%配合したものが使用される。圧粉成形は、ダイ3
にフォーミングコアロッド2を挿入した状態でキャビテ
ィに金属粉を充填し、上下のパンチ4a、4bで金属粉を圧
縮することによって行われる。こうして得られた圧粉体
1は、図2に示すように、内・外周面が均一径の円筒状
であり、この圧粉体1を焼結することによって均肉円筒
状の焼結金属素材11が形成される。
【0017】次に焼結金属素材11は、図3に示すサイジ
ング装置Bによる第1サイジング工程に移送される。こ
のサイジング装置Bは、焼結金属素材11を内径側から加
圧する第1コアロッド12と、焼結金属素材11を外径側か
ら加圧する第1ダイ13と、焼結金属素材11を軸方向両側
から加圧する上下のパンチ14a、14bとを備える。第1
コアロッド12は、下端に小径部12bを有すると共に、そ
の他領域を大径部12aとした段付き軸状で、上パンチ14
aと連動して昇降可能である。ダイ13の成形孔13aは、
上端に大径部13a1を有すると共に、その他領域を小径部
13a2とした段付き孔状で、大径部13a1の軸方向幅は後述
する軸受面(31a:図6参照)の軸方向幅よりも僅かに
大きく、また小径部13a2の内径寸法は圧縮代を確保する
ために焼結金属素材11の外径寸法よりも僅かに小さくな
っている。
【0018】第1サイジング工程においては、先ず成形
孔13aの大径部13a1に焼結金属素材11の一端部が挿入さ
れる。次いで、第1コアロッド12および上パンチ14aが
連動して降下し、第1コアロッド12を焼結金属素材11の
内径部に挿入した後、上パンチ14aが焼結金属素材11を
ダイ13の成形孔13aに圧入する。上パンチ14aおよび第
1コアロッド12のさらなる降下により、上下のパンチ14
a、14bに挟まれた焼結金属素材11が所定圧力で圧迫さ
れ、焼結金属素材11の内周面が第1コアロッド12の大径
部12aおよび小径部12bの各外周面に、焼結金属素材11
の外周面がダイス13の大径部13a1、および小径部13a2の
各内周面にそれぞれ加圧される。そのため、図4に示す
ように、第1サイジング工程を経た焼結金属素材21は、
一端部に他領域の外周面(小径外周面21a2)よりも大径
の大径外周面21a1を有し、他端部に他領域の内周面(大
径内周面21b2)よりも小径の小径内周面21b1を有する段
付きの円筒状に成形される。この焼結金属素材21におい
ては、その内周面全体(21b1、21b2)がコアロッド12に
押付けられてサイジングされているため、軸方向両端部
のみならず軸方向中央部分でも気孔がつぶれ、内周面全
体でサイジング前よりも表面開孔率が低下している。
【0019】なお、上記のように、第1コアロッド12を
焼結金属素材11の内径部に挿入してから素材11を第1ダ
イ13に圧入するほか、その逆に焼結金属素材11を第1ダ
イ13に圧入してから第1コアロッド12を素材11の内径部
に圧入してもよい。
【0020】第1サイジング工程を経た焼結金属素材21
は、図5に示すサイジング装置Cによる第2サイジング
工程に移送される。このサイジング装置Cは、第1のサ
イジング工程と同様に、焼結金属素材21の内周面を加圧
する第2コアロッド22と、焼結金属素材21の外周面を加
圧する第2ダイ23と、焼結金属素材21を軸方向両側から
加圧する上下のパンチ24a、24bとを具備する。第2コ
アロッド22の外周面、および第2ダイ23の成形孔23aの
内周面は何れも均一径の円筒面である。成形孔23aの内
径寸法は、焼結金属素材21の小径外周面21a2の外径と同
寸法であり、大径外周面21a1の外径よりも小さい。
【0021】第2サイジング工程においては、まず焼結
金属素材21がその小径側を下にして成形孔23aに挿入さ
れる。次いで上パンチ24aおよび第2コアロッド22が連
動降下し、第2コアロッド22を焼結金属素材21の内径部
に挿入した後、上パンチ24aが焼結金属素材21を成形孔
23aに圧入する。この圧入に伴い、焼結金属素材21の大
径外周面21a1は、その外径寸法と成形孔23aの内径寸法
との寸法差により内径側へ加圧されるので、大径外周面
21a1の内径側部分で内径側への塑性流動が生じる。上パ
ンチ24aおよび第2コアロッド22のさらなる連動降下に
より、上下のパンチ24a、24bで挟まれた焼結金属素材
21が所定圧力で圧迫され、焼結金属素材21の上端部(大
径外周面21a1の内径側部分)の内周面、および下端部の
小径内周面21b1が第2コアロッド22の外周面に押し当て
られて成形される。一方、両内周面間の領域は、第2コ
アロッド22に対して非接触かもしくは弱い力で接触する
ため、当該領域の内径寸法は両端軸受面の内径寸法より
も僅かに大きくなる(図面では寸法差を誇張して描いて
いるが実際の寸法差は数μm程度である)。
【0022】なお、上記のように、第2コアロッド22を
焼結金属素材21の内径部に挿入してから素材21を第2ダ
イ23に圧入するほか、その逆に焼結金属素材21を第1ダ
イ23に圧入してから第2コアロッド22を素材21の内径部
に圧入してもよい。
【0023】図6に示すように、第2サイジング工程を
経た焼結金属素材31の外周面は均一径の円筒面状に成形
され、その内周面は、軸方向両端に同軸・同径の軸受面
31aを有しかつ両軸受面31aの間に内径を両軸受面31a
よりも大きくした逃げ部31bを有する段付きの円筒面状
に成形される。この場合、逃げ部31bの表面は、第2サ
イジング工程でほとんどサイジングされないため、その
表面開孔率は軸受面31aの表面開孔率よりも大きくな
る。なお、具体的な表面開孔率としては、逃げ部31bで
10〜20%程度、両軸受面31aで5〜15%の表面開
孔率とするのがよい。また、逃げ部31bの断面形状は特
に限定されず、図6のように直線状とする他、曲線状と
したり、あるいは曲線と直線の組合わせとすることもで
きる。
【0024】こうして得られた焼結金属素材31(軸受本
体)を洗浄した後、潤滑油や潤滑グリースを含浸させれ
ば、この実施形態の焼結含油軸受が完成する。図11は、
この焼結含油軸受を用いたCD−ROM等のディスクド
ライブ用スピンドルモータの一例である。図示のよう
に、軸受本体31は、ハウジング32の内径部に圧入または
接着して固定され、軸受本体31の2つの軸受面31aは、
その内径部に挿入されたスピンドル33(軸)を軸受隙間
を介して回転自在に支持する。スピンドル33にはターン
テーブル34等の回転部材が装着され、このターンテーブ
ル34はステータ35とこれに対向させたロータ36との間の
励磁力によって回転駆動される。スピンドル33はハウジ
ング32の一方の開口部に嵌め込んだスラスト板37によっ
て接触支持されている。
【0025】この軸受本体31は、軸受面31aの面積が小
さく、個々の軸受面31aの精度も高いので、その軸方向
全長を一つの軸受面とする軸受に比べて、低トルク性に
優れ、温度上昇も少なくすることができる。また、各工
程ではそれぞれ一本のコアロッド12、22でサイジングし
ているので、2つの軸受面31a間の同軸度も良好であ
る。
【0026】また、逃げ部31bにもサイジングが施され
ており、この部分の表面開孔率が従来品よりも小さくな
っているので、逃げ部31bからの油の滲み出しを抑制す
ることができ、軸受性能を長期にわたり維持することが
できる。さらに特公昭63-43611号公報のように、圧粉体
11の成形に際して特殊な成形プレスや塑性加工を施す必
要もないので、低コストに加工することができ、特開平
2-8302号公報のように矯正量の偏りによる軸受面31aの
寸法精度や開孔部の分布のばらつきを招きにくい等の利
点も有する。
【0027】図12に示すようにコアロッド52の外周面の
軸方向2箇所(図面では1箇所のみを示す)に凹凸状の
成形部52aを形成しておけば、軸受本体31の両軸受面31
aに動圧溝を形成することもできる。成形部52aは、軸
受面31aにおける動圧溝を成形する第1領域52a1と、動
圧溝以外の部分を成形する第2領域52a2とを有するもの
で、第1領域51a1は動圧溝パターンに対応して形成され
(図ではへリングボーン型を例示する)、かつ第2領域
52a2は第1領域に対して所定量だけ凹んでいる。このコ
アロッド52を、例えば第2サイジング工程の第2コアロ
ッド22として使用すれば、サイジングと同時に軸受面31
aの形状を転写成形することができ(軸受面31aにおけ
る動圧溝の領域と、動圧溝以外の領域とを同時成形する
ことができる)、動圧溝の成形後は離型時の成形品のス
プリングバックを利用することにより、動圧溝を崩すこ
となく成形品を第2コアロッドから抜くことができる。
【0028】図7乃至図10にサイジング工程の他の実
施形態を示す。このサイジング工程は、図3乃至図6に
示すサイジングと同様に2工程からなるもので、焼結金
属素材11としては、図2に示すものと同様に均肉円筒状
のものが用いられる。
【0029】図7は、第1サイジング工程を行うサイジ
ング装置B’であって、図3に示すサイジング装置Bと
同様に、第1コアロッド12、第1ダイ13、および上下一
対のパンチ14a、14bを具備する。第1コアロッド12
は、装置Bと同様に下端に小径部12b、その上方に大径
部12aを有する段付き軸状に形成されるが、ダイ13の成
形孔13aは、凹凸のない均一径の円筒面状に形成され
る。焼結金属素材11は、装置Bと同様の過程でサイジン
グされ、その成形品21は、図8に示すように、外周面を
ストレートな円筒面状とし、かつ一端部に他の内周面
(大径内周面21b2)よりも小径の小径内周面21b1を有す
る円筒状に成形される。
【0030】図9は、第2サイジング工程を行うサイジ
ング装置C’であり、図5に示すサイジング装置Cと同
様に、第2コアロッド22、第2ダイ23、および上下一対
のパンチ24a、24bを具備する。第2コアロッド22の外
周面は装置Cと同様に均一径の円筒面状に形成される
が、第2ダイ23の成形孔23aは、下方を縮径させた段付
きの円孔状をなし、上部に大径部23a1、下部にこれより
小径の小径部23a2を有する。
【0031】第1サイジング工程を経た焼結金属素材21
は、第2ダイス23内に上下反転させて(小径内周面21b1
を上にして)収容される。この状態で焼結金属素材21を
加圧すれば、その下端部が小径部23a2で絞られて縮径
し、大径内周面21b2の下端が第2コアロッド22の外周面
に押し当てられて成形されると共に、上端部の小径内周
面21b1が第1コアロッド22の外周面に押し当てられて成
形される。この時、両内周面の間の大径内周面21b2は、
第2コアロッド22に対して非接触かもしくは弱い力で接
触する。
【0032】第2サイジング工程を経た焼結金属素材31
は、図10に示すように、外周面の一端部に他所よりも
縮径した小径部31cを有し、内周面の両端部に同軸・同
径の2つの軸受面31aを、両軸受面31a間の領域に逃げ
部31bを有する略円筒型に成形される。この焼結金属素
材31は、図6に示す焼結金属素材31と同様に、第1サイ
ジング工程で内周面全体がサイジングされているため、
逃げ部31bの表面開孔率が従来品に比べて低くなる。従
って、軸受本体として用いた場合でも、逃げ部31b表面
からの油の滲み出しを抑制することができ、軸受性能を
長期間維持することができる。
【0033】上記のように、図10に示す軸受本体31の
外周面は、一方の軸受面31aに対応する部分が小径部31
cで、軸受面間の領域(逃げ部31b)に対応する部分31
d2および他方の軸受面31aに対応する部分31d1が大径部
31dになった段付き円筒状に形成される。この軸受本体
31をハウジング32の内径部に圧入して軸受ユニットを構
成すると、図13に示すように、逃げ部31bに対応した
外径部31d2がハウジング内周面32aの小径部32a1に、一
方の軸受面31aに対応した外径部(小径部31c)がハウ
ジング32内周面32aの小径部32a1に、他方の軸受面31a
に対応した外径部31d1がハウジング32内周面32aの大径
部32a2にそれぞれ対向する。この時、逃げ部31bに対応
した外径部31d2とハウジング内周面32aの小径部32a1と
の間に圧入締め代を形成しておけば、両者の密着嵌合に
よって軸受本体31の固定力を確保することができる。逃
げ部31bの内周面は軸受面31aよりも大径に形成されて
おり、軸の支持には直接関与しないので、逃げ部31b内
周面に圧入力に見合う程度の変形が生じても軸受の精度
には影響がない。一方、2つの軸受面31aに対応する外
周面31c、31d1と、これに対向するハウジング内周面32
a1、32a2との間に、前記圧入締め代よりも小さい締め代
(軸受精度に影響しない程度の締め代)もしくは半径方
向の隙間を形成しておけば(本実施形態では半径方向の
隙間を設けた場合を例示する)、圧入力による軸受面31
aの変形を防止しまたは緩和することができ、軸受精度
の低下を防止することができる。
【0034】図14に示すように、ハウジング32の内周
面が均一径の円筒面である場合でも、軸受本体31の外周
面のうち、2つの軸受面31aに対応する部分を小径部31
cとし、逃げ部31bに対応する部分を大径部31dとすれ
ば同様に圧入に伴う軸受面31aの変形を防止しまたは緩
和することができる。
【0035】図13および図14において、38は軸受本
体31外周面の大径部31dに設けた溝状の通気路である。
通常、軸33(図11参照)はハウジング32にスラスト板37
を装着した状態で軸受本体31の内径部に挿入されるが、
上記通気路38がないと、空気が軸受隙間から逃げられず
にハウジング32の下方空間に閉じ込められるため、軸33
の挿入が難しくなり、また、モータの発熱によって閉じ
込められた空気が膨張し、軸33を押し上げて軸受性能を
不安定化させる等の不具合を招く。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、軸受面間の領域に形成
された逃げ部からの油の滲み出しを抑制することがで
き、所期の軸受性能を長期間維持することができる。ま
た、特殊な成形プレスや塑性加工を施す必要もないので
低コストに加工することができ、しかも矯正量の偏りに
よる軸受面の寸法精度や開孔部の分布のばらつきを招き
にくい。
【0037】少なくとも1つの軸受面に対応する外径部
の外径寸法が、軸受面間の領域に対応する外径部の外径
寸法よりも小さく設定されていれば、ハウジングへの圧
入に伴う当該軸受面の変形を防止または緩和することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧粉体の成形装置を示す断面図である。
【図2】焼結工程を経た焼結金属素材の軸方向の断面図
である。
【図3】第1サイジング工程で使用されるサイジング装
置を示す断面図である。
【図4】第1サイジング工程を経た焼結金属素材の軸方
向の断面図である。
【図5】第2サイジング工程で使用されるサイジング装
置を示す断面図である。
【図6】第2サイジング工程を経た焼結金属素材の軸方
向の断面図である。
【図7】第1サイジング工程で使用されるサイジング装
置を示す断面図である。
【図8】第1サイジング工程を経た焼結金属素材の軸方
向の断面図である。
【図9】第2サイジング工程で使用されるサイジング装
置を示す断面図である。
【図10】第2サイジング工程を経た焼結金属素材の軸
方向の断面図である。
【図11】ディスクドライブユニットの断面図である。
【図12】動圧溝形成用の成形型を設けたコアロッドの
拡大正面図である。
【図13】ハウジングに軸受本体を組み込んだ軸受ユニ
ットの断面図である。
【図14】ハウジングに軸受本体を組み込んだ軸受ユニ
ットの断面図である。
【符号の説明】
1 圧粉体 11 焼結金属素材 12 第1コアロッド 12a 大径部 12b 小径部 13 第1ダイ 13a1 大径部 13a2 小径部 14a 上パンチ 14b 下パンチ 21 焼結金属素材 22 第2コアロッド 23 第2ダイ 23a1 大径部 23a2 小径部 24a 上パンチ 24b 下パンチ 31 焼結金属素材(軸受本体) 31a 軸受面 31b 逃げ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼結金属からなり、支持すべき軸の外周
    面と軸受隙間を介して対向する2つの軸受面が軸方向に
    離隔形成され、軸受面間の領域の内径寸法が軸受面の内
    径寸法よりも大きい多孔質の軸受本体と、軸受本体に含
    浸させた潤滑油または潤滑グリースとを有するものにお
    いて、 軸受面、および軸受面間の領域の双方にサイジングが施
    されている焼結含油軸受。
  2. 【請求項2】 軸受面の表面開孔率が5〜15%であ
    り、軸受面間の領域の表面開孔率が10〜20%であ
    り、かつ軸受面間の領域の内周面の表面開孔率が軸受面
    の表面開孔率よりも大きい請求項1記載の焼結含油軸
    受。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの軸受面に対応する外径
    部の外径寸法が、軸受面間の領域に対応する外径部の外
    径寸法よりも小さく設定されている請求項1または2記
    載の焼結含油軸受。
  4. 【請求項4】 焼結金属からなり、支持すべき軸の外周
    面と軸受隙間を介して対向する2つの軸受面が軸方向に
    離隔形成され、軸受面間の領域の内径寸法が軸受面の内
    径寸法よりも大きい多孔質の軸受本体と、軸受本体に含
    浸させた潤滑油または潤滑グリースとを有する焼結含油
    軸受の製造方法であって、 外周面に小径部と大径部を有する段付きの第1コアロッ
    ドと、内周面に小径部と大径部を有する段付きの第1ダ
    イとを用いてサイジングを行う第1サイジング工程と、
    外周面が均一外径の第2コアロッドと、内周面が均一内
    径の第2ダイとを用いてサイジングを行う第2サイジン
    グ工程とを包含し、 第1サイジング工程では、均肉円筒状の焼結金属素材を
    第1コアロッドと第1ダイとで内外径方向から圧縮する
    ことにより、焼結金属素材の外周面の一端側領域を第1
    ダイの大径部に加圧して大径に成形すると共に、外周面
    のその他領域を第1ダイの小径部に加圧して小径に形成
    し、同時に、焼結金属素材の内周面の他端側領域を第1
    コアロッドの小径部に加圧して小径に成形すると共に、
    内周面のその他領域を第1コアロッドの大径部に加圧し
    て大径に成形し、 第2サイジング工程では、第1サイジング工程を経た焼
    結金属素材を第2コアロッドと第2ダイとで内外径方向
    から圧縮することにより、焼結金属素材の外周面の全領
    域を第1ダイの内周面に加圧して均一径に成形し、同時
    に、焼結金属素材の内周面の一端側領域および他端側領
    域を第2コアロッドの外周面に加圧して軸受面を成形す
    る、焼結含油軸受の製造方法。
  5. 【請求項5】 焼結金属からなり、支持すべき軸の外周
    面と軸受隙間を介して対向する2つの軸受面が軸方向に
    離隔形成され、軸受面間の領域の内径寸法が軸受面の内
    径寸法よりも大きい多孔質の軸受本体と、軸受本体に含
    浸させた潤滑油または潤滑グリースとを有する焼結含油
    軸受の製造方法であって、 外周面に小径部と大径部を有する段付きの第1コアロッ
    ドと、内周面が均一内径の第1ダイとを用いてサイジン
    グを行う第1サイジング工程と、外周面が均一外径の第
    2コアロッドと、内周面に小径部と大径部を有する段付
    きの第2ダイとを用いてサイジングを行う第2サイジン
    グ工程とを包含し、 第1サイジング工程では、均肉円筒状の焼結金属素材を
    第1コアロッドと第1ダイとで内外径方向から圧縮する
    ことにより、焼結金属素材の外周面の全領域を第1ダイ
    の内周面に加圧して均一径に成形し、同時に、焼結金属
    素材の内周面の他端側領域を第1コアロッドの小径部に
    加圧して小径に成形すると共に、内周面のその他領域を
    第1コアロッドの大径部に加圧して大径に成形し、 第2サイジング工程では、第1サイジング工程を経た焼
    結金属素材を第2コアロッドと第2ダイとで内外径方向
    から圧縮することにより、焼結金属素材の外周面の一端
    側領域を第2ダイの小径部に加圧して小径に成形すると
    共に、外周面のその他領域を第2ダイの大径部に加圧し
    て大径に成形し、同時に、焼結金属素材の内周面の一端
    側領域および他端側領域を第2コアロッドの外周面に加
    圧して軸受面を成形する、焼結含油軸受の製造方法。
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