JPH11213051A - 時系列系統管理システム - Google Patents

時系列系統管理システム

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JPH11213051A
JPH11213051A JP2910098A JP2910098A JPH11213051A JP H11213051 A JPH11213051 A JP H11213051A JP 2910098 A JP2910098 A JP 2910098A JP 2910098 A JP2910098 A JP 2910098A JP H11213051 A JPH11213051 A JP H11213051A
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JP2910098A
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Suehiro Era
末広 江良
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土地区画のように、時系列的に分離統合的に
変化する系統を効率よく管理することができる時系列系
統管理システムを提供することを目的としている。 【解決手段】 時系列的に分離統合的に変化する1つま
たは複数の対象について、履歴情報を作成して保存し、
その履歴情報に基づいて、系統図や表示図を管理するよ
うにしているので、対象の時系列的変化をあらわす系統
図を適切に生成管理できるという効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時系列的に分離統
合的に変化する系統を管理するための時系列系統管理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、土地は区画され、それぞれの土
地区画には所有者が存在し、その所有者の意図により、
適宜な目的に使用される。また、おのおのの土地区画は
課税対象となり、その所有者には、土地税法に従い、土
地区画の地目(種類/使用目的)や地積(面積)などに
応じ、市町村長により課税がされる。
【0003】また、その課税対象となる土地区画を記載
したいわゆる行政地図は、担当の法務局により作成管理
されるが、この行政地図は持ち出せないため、市町村長
は、行政地図を複製し、その複製物を用いて課税等の作
業を行う用にしている。
【0004】一方、土地区画は、その所有者の意図する
ところにより、あるいは、他の要因により、所有者が変
動したり、複数に分割されたり(これを「分筆」とい
う。)、あるいは、複数の土地区画が1つの土地区画に
統合される(これを「合筆」という。)など、様々な態
様に変動する。
【0005】そして、このような土地区画の変動に伴
い、課税額が変動するため、その担当市町村長では、そ
れぞれの土地区画について種々の変動が生じる度にその
変動の内容を登記し、後日の課税算出時等に不正がない
ように期している。
【0006】また、法務局では、かかる土地区画の変動
に伴う行政地図の修正作業を定期的に行うようにしてお
り、それにより、現状の土地区画の状態を適切に保存管
理できるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、土地区
画の変動は、しばしば発生し、また、1つの市町村長が
担当する地域の土地区画の数が膨大であるため、登記書
類の数が非常に多く、例えば、課税算出時のための資料
の作成に、多くの人手と時間を要しており、その運用コ
ストが多額であった。
【0008】また、このような事態は、1つの担当市町
村長だけでなく、全国の市町村長において生じているた
め、課税時期におけるかかる作業のためのコストは、莫
大な額となっていた。
【0009】さらに、課税時期における作業は、最新の
土地区画情報を得るだけであり、比較的作業は容易では
あるが、例えば、所有者から確認請求があった場合な
ど、過去の土地区画の状態を再現する必要がある場合に
は、過去の登記書類の帳簿を検索して、必要な情報をま
とめ上げる必要があり、人手で作業するには、長期の時
間と多大な作業コストがかかるという事態も生じてい
た。
【0010】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、土地区画のように、時系列的に分離統合的に
変化する系統を効率よく管理することができる時系列系
統管理システムを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、時系列的に分
離統合的に変化する1つまたは複数のおのおのの対象に
ついて、変化日時をあらわす変化日時情報、変化態様を
あらわす変化態様情報、および、変化前後での対象間の
つながりをあらわす系統情報を少なくとも含む履歴情報
を記憶し、その履歴情報に基づいて、上記対象の変遷を
表現する系統図または上記対象の現状を表現する表示図
を管理するようにしたものである。
【0012】また、時系列的に分離統合的に変化する1
つまたは複数のおのおのの対象について、変化日時をあ
らわす変化日時情報、変化態様をあらわす変化態様情
報、および、変化前後での対象間のつながりをあらわす
系統情報を少なくとも含む履歴情報を記憶し、その履歴
情報に基づいて、上記対象の変遷を表現する系統図また
は指定された日時における上記対象の状態を表現する表
示図を管理するようにしたものである。
【0013】また、前記対象は、土地区画であり、前記
変化対象情報には、少なくとも土地区画の変化態様をあ
らわす情報、土地区画の変化前と変化後の座標情報、お
よび、所定の土地属性情報を含み、前記系統情報には、
少なくとも土地区画変化態様における親子関係をあらわ
す情報を含み、前記表示図は地図である。また、前記対
象は、区画が変化した土地区画のみならず、その区画の
変化により座標情報が変化する隣接する土地区画であ
る。また、前記土地区画の履歴情報に基づいて、その土
地区画を含む所定範囲の地図を作成するようにしたもの
である。
【0014】また、前記対象は、家屋であり、前記変化
対象情報には、少なくとも家屋の変化態様をあらわす情
報、家屋の変化前と変化後の座標情報、および、所定の
家屋属性情報を含み、前記系統情報には、少なくとも家
屋変化態様における親子関係をあらわす情報を含み、前
記表示図は地図である。また、前記家屋の履歴情報に基
づいて、その家屋を含む所定範囲の地図を作成するよう
にしたものである。
【0015】また、前記対象は、人であり、前記変化対
象情報には、少なくとも人の婚姻、血縁、生死の変化態
様をあらわす情報、および、所定の属性情報を含み、前
記系統情報には、少なくともその人の親子関係をあらわ
す情報を含み、前記表示図は家系図である。また、前記
人の履歴情報に基づいて、その人を含む家系図を作成す
るようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0017】例えば、図1(a)に示すように、周囲を
道路で囲まれた土地区画が、地番123と地番124の
2つの土地区画に分かれている状態を考える。なお、そ
れぞれの土地区画に付与した数値は、担当法務局により
付与される地番である。また、地番は、例えば、124
−アのように、親番(124)と枝番(ア)の組み合わ
せから構成される場合もある。
【0018】ここで、地番124の土地区画の所有者の
事情等により、ある時期で地番124の土地区画が2つ
に分割され、同図(b)に示すように、分割されたそれ
ぞれの土地区画には、124−アと124−イの地番が
新たに付与された。このように、1つの土地区画を2つ
以上の土地区画に分割することを「分筆」という。ま
た、分筆前の土地区画を「分筆元の土地区画」といい、
分筆後の土地区画を「分筆先の土地区画」という。
【0019】また、同図(a)の状態から、地番123
の土地区画と地番124の土地区画が統合され、図2に
示すように1つの土地区画が出来上がり、その新たな土
地区画には、統合前の土地区画の元の地番である123
が付与された。このように、複数の土地区画を1つの土
地区画に統合することを「合筆」という。また、合筆前
の土地区画を「合筆元の土地区画」といい、合筆後の土
地区画を「合筆先の土地区画」という。
【0020】そして、分筆の様子を系統図で表すと、例
えば、図3(a)に示すようなものとなる。この場合、
地番124の土地区画が2つに分筆されて、それぞれの
分筆先の土地区画には、地番124−アと地番124−
イが新たに登記上付与され、元の地番124の土地区画
は、登記上消滅した。このように分筆の結果、登記上消
滅した土地区画は、「分筆閉鎖された」という。
【0021】また、分筆の他の例は、例えば、同図
(b)に示すようなものである。この場合、土地区画1
24が2つに分筆されて、一方の分筆先の土地区画には
元の地番124が登記上付与され、他方の分筆先の土地
区画には、地番124−アが新たに登記上付与された。
【0022】また、合筆の様子を系統図で表すと、例え
ば、図4(a)に示すようなものとなる。この場合、地
番123の土地区画と地番124の土地区画が1つに合
筆されて、合筆先の土地区画には、合筆元の一方の土地
区画の地番である123が付与された。また、地番12
4の土地区画は、登記上消滅した。このように合筆の結
果、登記上消滅した土地区画は、「合筆閉鎖された」と
いう。
【0023】また、合筆の他の例は、例えば、同図
(b)に示すようなものである。この場合、地番123
の土地区画と地番124の土地区画が1つに合筆され
て、合筆先の土地区画には、地番125が新たに付与さ
れた。この場合には、合筆元の2つの地番123の土地
区画と地番124の土地区画は、合筆閉鎖される。
【0024】さらに、分筆と合筆は、任意の組み合わせ
で時系列的に発生し、その例を図5(a),(b)に示
す。
【0025】同図(a)の場合、まず、地番124の土
地区画がある時期に2つに分筆されて、それぞれの分筆
先の土地区画には、地番124−アと地番124−イが
新たに登記上付与され、分筆元の地番124の土地区画
は、分筆閉鎖された。その後、地番124−アの土地区
画と地番124−イの土地区画、および、地番123の
土地区画が合筆され、合筆先の土地区画には1つの合筆
元の土地区画の地番である地番123が登記上付与され
た。この場合には、合筆元の地番のうち地番124−ア
と地番124−イの土地区画は合筆閉鎖される。
【0026】また、同図(b)の場合には、まず、地番
124の土地区画がある時期に2つに分筆されて、それ
ぞれの分筆先の土地区画には、地番124−アと地番1
24−イが新たに登記上付与され、分筆元の地番124
の土地区画は、分筆閉鎖された。その後、地番124−
アの土地区画と地番124−イの土地区画、および、地
番123の土地区画が合筆され、合筆先の土地区画には
地番125が新たに登記上付与された。この場合には、
合筆元の3つの地番124−ア、124−イ、123の
土地区画は合筆閉鎖される。
【0027】このようにして、おのおのの土地区画は、
時系列的に分筆・合筆され、その形状等の態様、およ
び、所有者等の属性が時系列的に変化する。また、この
ような土地区画の態様の変化は、図3(a),(b)、
図4(a),(b)および図5(a),(b)に示した
ような系統図にあらわすと非常に明確に理解することが
できる。
【0028】そこで、本発明者は、このような土地区画
の系統図の各要素(この場合には、土地区画)の履歴情
報を定義して、合筆や分筆が生じる度にその履歴情報を
更新する一方、その履歴情報を利用した系統図の管理を
行うことで、土地区画の時系列的な変化を反映する土地
区画情報管理を行えるという発想を得た。
【0029】また、このような土地区画情報管理方法を
適用すると、所望する日時を指定するだけで、履歴情報
に基づいて、その指定された日時における土地区画の態
様を容易に検索して得ることができ、また、検索して得
られた履歴情報に基づき、指定された日時における土地
区画の態様をあらわす地図(例えば、行政地図)をも容
易に作成することができる。
【0030】このような土地区画情報管理方法を実行す
るシステム構成は、例えば、図6に示すような標準的な
ワークステーション装置WSを利用して実現することが
できる。このワークステーション装置WSには、装置機
能を実現するための本体装置(CPU)、種々の情報を
画面表示するためのCRT表示装置、種々の情報を入力
するためのキーボード装置および画面指示装置などを備
える。
【0031】また、このワークステーション装置WSで
は、図7に示すように、現在表示している表示地図と、
この表示地図に隣接する8つの隣接地図の表示データを
ワークエリアに展開し、ユーザが表示領域を移動した場
合の表示更新が迅速に行えるようにしている。
【0032】また、この場合に適用する履歴情報の一例
を図8(a)に示す。この履歴情報は、土地区画の態様
または属性についての何らかの変動があった場合に形成
され、また、ある土地区画の態様の変化により他の複数
の土地区画が影響を受ける場合には、その影響を受ける
土地区画についても形成される。
【0033】すなわち、例えば、図1(a)の状態から
同図(b)の状態に地番124の土地区画が分筆される
際、分筆元の地番124の土地区画にあらたに引かれる
境界線が、隣接する地番123の土地区画の境界線と交
わり、交点P1が新たに形成される。
【0034】一方、土地区画の形状をあらわす地図デー
タは、その形状の頂点となる点を所定方法で順次配列し
てなるデータであり、したがって、この新たに形成され
た交点P1は、地番123の土地区画の形状を構成する
頂点として新たに追加される。
【0035】ここで、地番123の土地区画自身の形状
は、実は変化していないのであるが、計算機処理する際
の都合上、この交点P1は、地番123の土地区画をあ
らわす座標の点として新たに追加する必要がある。これ
は、このような処置をしないと、地番123の土地区画
が、地番124−アと地番124−イの土地区画と隣接
しているという状態を、計算機処理により認識すること
ができないこととなるためである。
【0036】この履歴情報は、おのおのの履歴情報を識
別するためのID、対応する土地区画の管理のために付
与される物件番号、分筆・合筆時の親子関係を記憶する
ための親子区別データ、同一の土地区画の態様または属
性の変化に関して関連する複数の履歴情報を識別するた
めのシステム群番号、土地区画の態様または属性の変化
の内容をあらわす処理タイプ、その土地区画の態様また
は属性の変化が生じた日付を西暦で記憶した実行日付
(西暦)、土地区画の態様または属性の変化が生じた日
付を和暦で記憶した実行日付(和暦)、土地区画の態様
または属性の変化により生じた所有者等の表示の内容を
その変化の前後についてあらわす訂正テキスト、対応す
る土地区画が属する地図をあらわす地図名、対応する土
地区画に関する地図データからなる。また、この履歴情
報は、区画レコードという情報単位として扱われる。
【0037】ここで、親子区別データには、「親」、
「子」、「なし」(分筆・合筆の処理以外の場合)のい
ずれかの内容が配置される。また、処理タイプには、分
筆された土地区画をあらわす「分筆」、合筆された土地
区画をあらわす「合筆」、登記上の地目が変更された土
地区画をあらわす「登記地目変更」、現況としての地目
が変更された土地区画をあらわす「現況地目変更」、土
地所有者が移転した土地区画をあらわす「所有権移
転」、登記上の地積(面積)が訂正された土地区画をあ
らわす「登記地積更生」、現況としての土地区画の地積
が訂正された土地区画をあらわす「現況地積更生」、地
図データが訂正された土地区画をあらわす「地図訂
正」、所有者の氏名や住所などの表示が訂正された土地
区画をあらわす「表示訂正」、分筆等により座標が変化
した土地区画をあらわす「加点区画」、分筆閉鎖した土
地区画をあらわす「分筆閉鎖」、合筆閉鎖した土地区画
をあらわす「合筆閉鎖」、および、単独で閉鎖された土
地区画をあらわす「単独閉鎖」などのいずれかの内容が
配置される。
【0038】また、訂正テキストは、登記上必要となる
情報のうち、地図データを除いた書誌的事項を全て含
む。例えば、変更前についての所有者の氏名および住
所、地積、地目、土地区画に付与されている住所(大
字、小字、および、地番を含む。)および、物件番号な
どの各種項目と、それらの項目の変更後の内容が配置さ
れる。
【0039】また、地図データは、土地区画の態様の変
化の前後のデータを保存する領域が確保されており、そ
れぞれ次のように使用される。
【0040】すなわち、分筆された土地区画であり、か
つ、分筆先の親になる場合には、地図データとしては、
図8(b)に示すように、分筆前の土地区画形状をあら
わす分筆前地図データと、分筆後の土地区画形状をあら
わす分筆後地図データが配置される。また、分筆された
土地区画であり、かつ、分筆先の親でない場合(すなわ
ち、分筆先の子の場合)には、地図データとしては、同
図(c)に示すように、分筆後の土地区画形状をあらわ
す分筆後地図データのみが配置される。なお、合筆の場
合にも同様の地図データが配置される。
【0041】また、「分筆閉鎖」、「合筆閉鎖」、「単
独閉鎖」された土地区画の場合には、同図(d)に示す
ように閉鎖前の土地区画形状をあらわす閉鎖前地図デー
タのみが配置される。
【0042】また、「加点区画」の土地区画の場合に
は、同図(e)に示すように、加点前の土地形状をあら
わす加点前地図データと、加点後の土地形状をあらわす
加点後地図データが配置される。
【0043】そして、ワークステーション装置WSに
は、この履歴情報が、生成順に順次保存される。
【0044】以上の構成で、ワークステーション装置W
Sは、図9に示すように、まず、指定された地図を表示
し(処理101)、その表示中の地図に対していずれか
の作業が選択されるまで待つ(判断102のNOルー
プ)。
【0045】いずれかの作業が選択されて、判断102
の結果がYESになると、その選択された作業が、画面
操作(画面スクロール、拡大、縮小等)であるか、分筆
処理であるか、合筆処理であるか、あるいは、それ以外
の処理であるかを判定する(判断103,104,10
5)。いずれでもない場合で、判断105の結果がNO
になるときには、そのときに指定された作業に対応した
処理を実行する(処理106)。
【0046】選択された作業が画面操作であり、判断1
03の結果がYESになるときには、指定された画面操
作処理を実行し(処理107)、ユーザが指定した画面
操作に対応した内容に表示画面を更新する。
【0047】また、選択された作業が分筆処理であり、
判断104の結果がYESになるときには、指定された
土地区画について、分割する境界線を記入させ、その記
入された境界線で複数に分割する分筆処理を実行する
(処理108)。
【0048】また、選択された作業が合筆処理であり、
判断105の結果がYESになるときには、指定された
複数の土地区画を統合する合筆処理を実行する(処理1
09)。
【0049】分筆処理の一例を図10に示す。
【0050】まず、その時点でのシステム群番号の最大
値を得て、その最大値に1を加えた値を、この分筆処理
におけるシステム群番号として設定し(処理201)、
そのときに指定された土地区画について、上述した履歴
情報の分筆元区画レコードを作成する(処理202)。
【0051】次いで、境界線により分割された2つの分
筆先の土地区画について、分筆先区画レコードを作成す
る(処理203)。そして、そのときの分筆作業により
影響を受ける他の土地区画について、区画レコードを作
成する(処理204)。
【0052】分筆元区画レコードの作成処理(処理20
2)の一例を図11に示す。
【0053】まず、IDを生成して区画レコードの「I
D」の値にセットし(処理301)、分筆元の物件番号
を区画レコードの「物件番号」にセットし(処理30
2)、区画レコードの「親子区別データ」に「親」をあ
らわすデータをセットし(処理303)、区画レコード
の「システム群番号」に生成したシステム群番号の値を
セットする(処理304)。
【0054】ここで、分筆元が残る場合であるかどうか
を調べる(判断305)。分筆元の土地区画に付与され
ていた物件番号が分筆先の土地区画に付与され、分筆元
が残る場合で、判断305の結果がYESになるときに
は、区画レコードの「処理タイプ」に「分筆」をあらわ
す値をセットし(処理306)、区画レコードの「実行
日付(西暦)」と「実行日付(和暦)」にそれぞれ分筆
発生日付の西暦表示値と和暦表示値をセットする(処理
307)。
【0055】次いで、区画レコードの地図データとし
て、分筆前の土地区画形状をあらわす分筆前地図データ
と、分筆後の土地区画形状をあらわす分筆後地図データ
をセットして(処理308)、区画レコードを完成し、
その区画レコードを保存して(処理309)、この分筆
処理を終了する。
【0056】また、分筆元の土地区画に付与されていた
物件番号が閉鎖される場合で、判断305の結果がNO
になるときには、区画レコードの「処理タイプ」に「分
筆閉鎖」をあらわす値をセットし(処理310)、区画
レコードの「実行日付(西暦)」と「実行日付(和
暦)」にそれぞれ分筆発生日付の西暦表示値と和暦表示
値をセットする(処理311)。
【0057】次いで、区画レコードの地図データとし
て、閉鎖前の土地区画形状をあらわす分筆前地図データ
をセットして(処理312)、区画レコードを完成し、
その区画レコードを保存して(処理313)、この分筆
処理を終了する。
【0058】分筆先区画レコードの作成処理(処理20
3)の一例を図12に示す。なお、この処理は、分筆先
として生成される土地区画の全てについて実行される。
【0059】まず、IDを生成して区画レコードの「I
D」の値にセットし(処理401)、分筆先の物件番号
を区画レコードの「物件番号」にセットし(処理40
2)、区画レコードの「親子区別データ」に「子」をあ
らわすデータをセットし(処理403)、区画レコード
の「システム群番号」に生成したシステム群番号の値を
セットする(処理404)。
【0060】次いで、区画レコードの「処理タイプ」に
「分筆」をあらわす値をセットし(処理405)、区画
レコードの「実行日付(西暦)」と「実行日付(和
暦)」にそれぞれ分筆発生日付の西暦表示値と和暦表示
値をセットし(処理406)、区画レコードの地図デー
タとして、分筆後の土地区画形状をあらわす分筆後地図
データをセットして(処理407)、区画レコードを完
成し、その区画レコードを保存して(処理408)、こ
の分筆処理を終了する。
【0061】分筆により影響を受ける土地の区画レコー
ド作成処理(処理204)の一例を図13に示す。な
お、この処理は、分筆により影響を受ける全ての土地区
画について、それぞれ実行される。
【0062】まず、IDを生成して区画レコードの「I
D」の値にセットし(処理501)、その土地区画の物
件番号を区画レコードの「物件番号」にセットし(処理
502)、区画レコードの「親子区別データ」に「親」
をあらわすデータをセットし(処理503)、区画レコ
ードの「システム群番号」に生成したシステム群番号の
値をセットする(処理504)。
【0063】次いで、区画レコードの「処理タイプ」に
「加点区画」をあらわす値をセットし(処理505)、
区画レコードの「実行日付(西暦)」と「実行日付(和
暦)」にそれぞれ分筆発生日付の西暦表示値と和暦表示
値をセットする(処理506)。
【0064】次に、区画レコードの地図データとして、
分筆前の土地区画形状をあらわす分筆前地図データと、
分筆後の土地区画形状をあらわす分筆後地図データをセ
ットして(処理507)、区画レコードを完成し、その
区画レコードを保存して(処理508)、この分筆処理
を終了する。
【0065】合筆処理の一例を図14に示す。
【0066】まず、その時点でのシステム群番号の最大
値を得て、その最大値に1を加えた値を、この合筆処理
におけるシステム群番号として設定し(処理601)、
そのときに合筆処理の対象として指定された複数の土地
区画について、上述した履歴情報の合筆元区画レコード
を作成する(処理602)。
【0067】次いで、合筆先の土地区画について、合筆
先区画レコードを作成する(処理603)。そして、そ
のときの合筆作業により影響を受ける他の土地区画につ
いて、区画レコードを作成する(処理604)。
【0068】合筆元区画レコードの作成処理(処理60
2)の一例を図15に示す。なお、この処理は、分筆元
として指定された複数の土地区画の全てについて実行さ
れる。
【0069】まず、IDを生成して区画レコードの「I
D」の値にセットし(処理701)、合筆元の物件番号
を区画レコードの「物件番号」にセットし(処理70
2)、区画レコードの「親子区別データ」に「親」をあ
らわすデータをセットし(処理703)、区画レコード
の「システム群番号」に生成したシステム群番号の値を
セットする(処理704)。
【0070】ここで、合筆元が残る場合であるかどうか
を調べる(判断705)。合筆元の土地区画に付与され
ていた物件番号が合筆先の土地区画に付与され、合筆元
が残る場合で、判断705の結果がYESになるときに
は、区画レコードの「処理タイプ」に「合筆」をあらわ
す値をセットし(処理706)、区画レコードの「実行
日付(西暦)」と「実行日付(和暦)」にそれぞれ合筆
発生日付の西暦表示値と和暦表示値をセットする(処理
707)。
【0071】次いで、区画レコードの地図データとし
て、合筆前の土地区画形状をあらわす合筆前地図データ
と、合筆後の土地区画形状をあらわす合筆後地図データ
をセットして(処理708)、区画レコードを完成し、
その区画レコードを保存して(処理709)、この合筆
処理を終了する。
【0072】また、合筆元の土地区画に付与されていた
物件番号が閉鎖される場合で、判断705の結果がNO
になるときには、区画レコードの「処理タイプ」に「合
筆閉鎖」をあらわす値をセットし(処理710)、区画
レコードの「実行日付(西暦)」と「実行日付(和
暦)」にそれぞれ合筆発生日付の西暦表示値と和暦表示
値をセットする(処理711)。
【0073】次いで、区画レコードの地図データとし
て、閉鎖前の土地区画形状をあらわす合筆前地図データ
をセットして(処理712)、区画レコードを完成し、
その区画レコードを保存して(処理713)、この合筆
処理を終了する。
【0074】合筆先区画レコードの作成処理(処理60
3)の一例を図16に示す。
【0075】まず、IDを生成して区画レコードの「I
D」の値にセットし(処理801)、合筆先の物件番号
を区画レコードの「物件番号」にセットし(処理80
2)、区画レコードの「親子区別データ」に「子」をあ
らわすデータをセットし(処理803)、区画レコード
の「システム群番号」に生成したシステム群番号の値を
セットする(処理804)。
【0076】次いで、区画レコードの「処理タイプ」に
「合筆」をあらわす値をセットし(処理805)、区画
レコードの「実行日付(西暦)」と「実行日付(和
暦)」にそれぞれ合筆発生日付の西暦表示値と和暦表示
値をセットし(処理806)、区画レコードの地図デー
タとして、合筆後の土地区画形状をあらわす合筆後地図
データをセットして(処理807)、区画レコードを完
成し、その区画レコードを保存して(処理808)、こ
の合筆処理を終了する。
【0077】合筆により影響を受ける土地の区画レコー
ド作成処理(処理204)の一例を図17に示す。な
お、この処理は、合筆により影響を受ける全ての土地区
画について、それぞれ実行される。
【0078】まず、IDを生成して区画レコードの「I
D」の値にセットし(処理901)、その土地区画の物
件番号を区画レコードの「物件番号」にセットし(処理
902)、区画レコードの「親子区別データ」に「親」
をあらわすデータをセットし(処理903)、区画レコ
ードの「システム群番号」に生成したシステム群番号の
値をセットする(処理904)。
【0079】次いで、区画レコードの「処理タイプ」に
「加点区画」をあらわす値をセットし(処理905)、
区画レコードの「実行日付(西暦)」と「実行日付(和
暦)」にそれぞれ合筆発生日付の西暦表示値と和暦表示
値をセットする(処理906)。
【0080】次に、区画レコードの地図データとして、
合筆前の土地区画形状をあらわす合筆前地図データと、
合筆後の土地区画形状をあらわす合筆後地図データをセ
ットして(処理907)、区画レコードを完成し、その
区画レコードを保存して(処理908)、この合筆処理
を終了する。
【0081】このようにして、分筆作業および合筆作業
により、それぞれの対象となった土地区画について、履
歴情報を作成して保存するので、行政地図の改訂に必要
な全ての情報を保持することとなる。
【0082】そして、ワークステーション装置WSで
は、過去の地図を作成して表示する機能も備えており、
そのときの処理の概略例を図18に示す。
【0083】まず、ユーザに対して表示日付を入力させ
(処理1001)、そのときの表示中の地図に含まれる
全土地区画について、入力された表示日付よりも前で最
も近い日付の区画レコードを全て読み出す(処理100
2)。
【0084】そして、それらの区画レコードに含まれる
地図データに基づき、表示情報を作成し(処理100
3)、その表示情報の内容を表示する(処理100
4)。
【0085】このようにして、本実施例では、過去の分
筆・合筆の履歴情報を保存し、その履歴情報に基づい
て、指定された日付の地図を生成表示することができる
ので、例えば、住民から確認請求があったときの請求日
における地図を迅速に表示でき、市町村長のサービス性
が大幅に向上するとともに、そのためのコストを大幅に
削減することができることとなる。
【0086】ところで、行政地図には、土地区画以外に
家屋についても作成され、家屋についての課税金額を算
出する際に参照されているが、このような家屋について
の行政地図に対しても、本発明を同様にして適用するこ
とができる。ただし、家屋については、おのおのの家屋
は、その構成が変更されると、別個の物件として扱われ
る場合が多いので、土地区画のような親子関係のデータ
を省略することができる場合もある。
【0087】また、地図には、上述した行政地図以外に
も、例えば、道路地図、住宅地図、地形図、地勢図、い
わゆるコンタ図(等高線が記入されている地図)、海
図、航空地図などが含まれるが、このような各種地図に
ついても、本発明を同様にして適用することができる。
【0088】また、時系列的に分離統合的に変化する1
つまたは複数のおのおのの対象としては、上述した土地
区画や家屋の他に、例えば、人を適用することができ
る。人は、出生してから死亡するまでの間に、他人との
間に婚姻や縁組みなどの関係を結び、また、所属する組
織を変え、職業や所得金額によって課税対象となる。
【0089】また、人と人の関係を表記したものとし
て、家系図があり、本願発明は、このような家系図の管
理についても同様にして適用することができる。
【0090】その場合、履歴情報としては、婚姻、縁組
み、血縁、生死などの変化態様をあらわす情報、およ
び、職業等の所定の属性情報を含むものを適用すること
ができる。また、人と人の系統としての関係としては、
夫婦や親子などの関係を適用することができる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
時系列的に分離統合的に変化する1つまたは複数の対象
について、履歴情報を作成して保存し、その履歴情報に
基づいて、系統図や表示図を管理するようにしているの
で、対象の時系列的変化をあらわす系統図を適切に生成
管理できるという効果を得る。
【0092】また、土地区画について、過去の分筆・合
筆の履歴情報を保存し、その履歴情報に基づいて、指定
された日付の地図を生成表示することができるので、例
えば、住民から確認請求があったときの請求日における
地図を迅速に表示でき、市町村長のサービス性が大幅に
向上するとともに、そのためのコストを大幅に削減する
ことができるという効果も得る。
【0093】また、人について、履歴情報を作成して保
存し、その履歴情報に基づいて、家系図を管理している
ので、家系図を適切に保持管理でき、非常に便利である
という効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】土地区画の分筆の一例を説明するための概略地
図。
【図2】土地区画の合筆の一例を説明するための概略地
図。
【図3】分筆の態様を示す系統図。
【図4】合筆の態様を示す系統図。
【図5】分筆・合筆の組み合わせの態様を示す系統図。
【図6】ワークステーション装置の一例を示した概略
図。
【図7】ワークステーション装置が内部的に保持する地
図データを説明するための概略図。
【図8】履歴情報の一例を示した概略図。
【図9】地図表示中のワークステーション装置の処理の
一例の概略を示したフローチャート。
【図10】分筆処理の一例を示したフローチャート。
【図11】分筆元区画レコードの作成処理の一例を示し
たフローチャート。
【図12】分筆先区画レコードの作成処理の一例を示し
たフローチャート。
【図13】分筆により影響を受ける土地の区画レコード
作成処理の一例を示したフローチャート。
【図14】合筆処理の一例を示したフローチャート。
【図15】合筆元区画レコードの作成処理の一例を示し
たフローチャート。
【図16】合筆先区画レコードの作成処理の一例を示し
たフローチャート。
【図17】合筆により影響を受ける土地の区画レコード
作成処理の一例を示したフローチャート。
【図18】過去の地図を作成して表示する処理の一例を
示したフローチャート。
【符号の説明】
WS ワークステーション装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、時系列的に分
離統合的に変化する1つ以上の土地区画について、土地
区画が変化した変化日時をあらわす変化日時情報、およ
び、その土地区画の形状の変化前と変化後の地図データ
情報、および、当該土地区画の隣接土地区画の変化に伴
い、その隣接土地区画と当該土地区画の隣接関係を処理
可能にするために当該土地区画に追加される加点座標情
報、および、変化前後での土地区画間の親子関係などの
つながりをあらわす系統情報、および、所有者などをあ
らわす属性情報を少なくとも含む履歴情報を記憶する記
憶手段と、上記記憶手段に記憶した履歴情報に基づい
て、指定された日時における1つ以上の土地区画の形状
を表現する地図を作成管理する地図作成管理手段を備え
たものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】時系列的に分離統合的に変化する1つ以上
の家屋について、家屋が変化した変化日時をあらわす変
化日時情報、および、その家屋の形状の変化前と変化後
の形状データ情報、および、当該家屋の隣接家屋の変化
に伴い、その隣接家屋と当該家屋の隣接関係を処理可能
にするために当該家屋に追加される加点座標情報、およ
び、変化前後での家屋間の親子関係などのつながりをあ
らわす系統情報、および、所有者などをあらわす属性情
報を少なくとも含む履歴情報を記憶する記憶手段と、上
記記憶手段に記憶した履歴情報に基づいて、指定された
日時における1つ以上の家屋の形状を表現する地図を作
成管理する地図作成管理手段を備えたものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0091
【補正方法】変更
【補正内容】
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
時系列的に分離統合的に変化する1つ以上の土地区画に
ついて、土地区画が変化した変化日時をあらわす変化日
時情報、および、その土地区画の形状の変化前と変化後
の地図データ情報、および、当該土地区画の隣接土地区
画の変化に伴い、その隣接土地区画と当該土地区画の隣
接関係を処理可能にするために当該土地区画に追加され
る加点座標情報、および、変化前後での土地区画間の親
子関係などのつながりをあらわす系統情報、および、所
有者などをあらわす属性情報を少なくとも含む履歴情報
を記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶した履歴情
報に基づいて、指定された日時における1つ以上の土地
区画の形状を表現する地図を作成管理する地図作成管理
手段を備えたので、土地区画の変動に伴う形状の変化を
的確に履歴として残すことができる。特に、加点座標情
報を履歴情報に含めたことから、隣接土地区画の形状変
化に伴い、当該土地区画にあらわれるべき隣接土地区画
との接点を適切に表現することができ、その結果、指定
された日時における指定された土地区画の形状を、当該
土地区画に隣接する土地区画の形状とともに適切に再現
することができるという効果を得る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0092
【補正方法】変更
【補正内容】
【0092】また、時系列的に分離統合的に変化する1
つ以上の家屋について、家屋が変化した変化日時をあら
わす変化日時情報、および、その家屋の形状の変化前と
変化後の形状データ情報、および、当該家屋の隣接家屋
の変化に伴い、その隣接家屋と当該家屋の隣接関係を処
理可能にするために当該家屋に追加される加点座標情
報、および、変化前後での家屋間の親子関係などのつな
がりをあらわす系統情報、および、所有者などをあらわ
す属性情報を少なくとも含む履歴情報を記憶する記憶手
段と、上記記憶手段に記憶した履歴情報に基づいて、指
定された日時における1つ以上の家屋の形状を表現する
地図を作成管理する地図作成管理手段を備えたので、家
屋の変動に伴う形状の変化を的確に履歴として残すこと
ができる。特に、加点座標情報を履歴情報に含めたこと
から、隣接家屋の形状変化に伴い、当該家屋にあらわれ
るべき隣接家屋との接点を適切に表現することができ、
その結果、指定された日時における指定された家屋の形
状を、当該家屋に隣接する家屋の形状とともに適切に再
現することができるという効果を得る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】削除

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時系列的に分離統合的に変化する1つま
    たは複数のおのおのの対象について、変化日時をあらわ
    す変化日時情報、変化態様をあらわす変化態様情報、お
    よび、変化前後での対象間のつながりをあらわす系統情
    報を少なくとも含む履歴情報を記憶し、その履歴情報に
    基づいて、上記対象の変遷を表現する系統図または上記
    対象の現状を表現する表示図を管理するための時系列系
    統管理システム。
  2. 【請求項2】 時系列的に分離統合的に変化する1つま
    たは複数のおのおのの対象について、変化日時をあらわ
    す変化日時情報、変化態様をあらわす変化態様情報、お
    よび、変化前後での対象間のつながりをあらわす系統情
    報を少なくとも含む履歴情報を記憶し、その履歴情報に
    基づいて、上記対象の変遷を表現する系統図または指定
    された日時における上記対象の状態を表現する表示図を
    管理するための時系列系統管理システム。
  3. 【請求項3】 前記対象は、土地区画であり、前記変化
    対象情報には、少なくとも土地区画の変化態様をあらわ
    す情報、土地区画の変化前と変化後の座標情報、およ
    び、所定の土地属性情報を含み、前記系統情報には、少
    なくとも土地区画変化態様における親子関係をあらわす
    情報を含み、前記表示図は地図であることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の時系列系統管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記対象は、区画が変化した土地区画の
    みならず、その区画の変化により座標情報が変化する隣
    接する土地区画であることを特徴とする請求項3記載の
    時系列系統管理システム。
  5. 【請求項5】 前記土地区画の履歴情報に基づいて、そ
    の土地区画を含む所定範囲の地図を作成することを特徴
    とする請求項3または請求項4記載の時系列系統管理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記対象は、家屋であり、前記変化対象
    情報には、少なくとも家屋の変化態様をあらわす情報、
    家屋の変化前と変化後の座標情報、および、所定の家屋
    属性情報を含み、前記系統情報には、少なくとも家屋変
    化態様における親子関係をあらわす情報を含み、前記表
    示図は地図であることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の時系列系統管理システム。
  7. 【請求項7】 前記家屋の履歴情報に基づいて、その家
    屋を含む所定範囲の地図を作成することを特徴とする請
    求項6記載の時系列系統管理システム。
  8. 【請求項8】 前記対象は、人であり、前記変化対象情
    報には、少なくとも人の婚姻、血縁、生死の変化態様を
    あらわす情報、および、所定の属性情報を含み、前記系
    統情報には、少なくともその人の親子関係をあらわす情
    報を含み、前記表示図は家系図であることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の時系列系統管理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記人の履歴情報に基づいて、その人を
    含む家系図を作成することを特徴とする請求項9記載の
    時系列系統管理システム。
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