JPH111912A - 巨石,巨岩等の落下防止工法および装置 - Google Patents

巨石,巨岩等の落下防止工法および装置

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JPH111912A
JPH111912A JP16665597A JP16665597A JPH111912A JP H111912 A JPH111912 A JP H111912A JP 16665597 A JP16665597 A JP 16665597A JP 16665597 A JP16665597 A JP 16665597A JP H111912 A JPH111912 A JP H111912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ropes
rock
wire ropes
rope
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP16665597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Oketani
憲一 桶谷
Daisuke Hiiragi
大輔 柊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seiko Co Ltd filed Critical Tokyo Seiko Co Ltd
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Publication of JPH111912A publication Critical patent/JPH111912A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工期が短く,材料費が安く,十分な強度をも
つ巨石,巨岩等の落下防止を図る。 【構成】 落下を防止すべき岩の部分1aの下部を覆う
ように縛ロープ組11を岩1に所定間隔で巻く。横ロープ
21を張る。縛ロープ組11と横ロープ21の交差部を十字ク
リップ23で締結する。縛ロープ組11は2本のワイヤ・ロ
ープ11aを結束することにより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は巨石,巨岩等の落下を未然に防
止するための工法および装置に関する。
【0002】
【背景技術】落石等に対処する工法として,落石をその
発生箇所から離れた場所で受ける防護工(待ち受け工)
がある。しかし,かなり大きな石や巨大な岩塊等が落下
してくるそのエネルギはきわめて大きいので,衝撃力に
耐え得ない場合がある。落下の危険のある石または岩を
支える支保工ではかなり大掛かりな構造物をつくらなけ
ればならない場合がある。
【0003】
【発明の開示】この発明は比較的簡素な構造でしかも経
済的に,巨石,巨岩の落下を未然に防止できる(予防で
きる)工法および装置を提供するものである。
【0004】この発明による巨石,巨岩等の落下防止工
法は,落下を防止すべき巨石,巨岩またはその一部の下
側の少なくとも一部に,複数本の落下防止用ワイヤ・ロ
ープを縦,横方向に掛け,掛けた複数本の落下防止用ワ
イヤ・ロープを,上記下側の一部よりも上方において支
持し,上記の複数本の落下防止用ワイヤ・ロープの少な
くとも一本を複数本のワイヤ・ロープを束にしたもので
構成し,縦の落下防止用ワイヤ・ロープと横の落下防止
用ワイヤ・ロープの交差部をクリップで締結するもので
ある。
【0005】この発明による巨石,巨岩等の落下防止装
置は上記工法により構築された落下防止構造物であり,
それは,複数本の落下防止用ワイヤ・ロープが,落下を
防止すべき巨石,巨岩またはその一部の下側の少なくと
も一部に,縦,横方向に掛けられ,掛けられた複数本の
落下防止用ワイヤ・ロープが,上記下側の一部よりも上
方において支持され,上記の複数本の落下防止用ワイヤ
・ロープの少なくとも一本が複数本のワイヤ・ロープを
束にしたもので構成され,縦の落下防止用ワイヤ・ロー
プと横の落下防止用ワイヤ・ロープの交差部がクリップ
によって締結されているものである。
【0006】落下防止の対象物としては巨岩塊,浮石,
転石等が含まれる。さらに,斜面等にある岩,石のみな
らず,亀裂があること,その他の原因で剥離または分離
して落下する危険性のある岩塊等も含まれる。
【0007】複数本の落下防止用ワイヤ・ロープを縦,
横方向に掛け,その交差部をクリップにより締結すると
は,これらの落下防止用ワイヤ・ロープによって,巨
石,巨岩等が通らない網を形成することを意味する。し
たがって,縦,横とは垂直,水平に限られず,斜めであ
ってもよい。要するに異なる2方向をさす。2方向に張
設される落下防止用ワイヤ・ロープは直交する必要は必
ずしもなく,落下防止の為の網が形成されればよい。
【0008】落下を防止すべき巨石または巨岩の少なく
とも下側の一部に掛けられた落下防止用ワイヤ・ロープ
をその上方において支持するとは,落下防止用ワイヤ・
ロープの両端部を,岩または大地に打込んだアンカー・
ボルト等に固定することのみならず,両端部を相互に連
結することも含む。
【0009】また,下側および上方は,静止している巨
石または巨岩の下側および上方を指すのみならず,落下
したならば,または倒れたならば下側および上方になる
であろう位置および方向も指す。たとえば,ほぼ垂直に
立っている巨大な岩の一部にほぼ垂直方向に亀裂が入っ
ている状態において,巨大な岩から分離する危険性のあ
る岩塊が分離したときに倒れるであろう方向を基準にし
た下側および上方も含む。
【0010】この発明によると,落下を防止すべき巨
石,巨岩等の下側の少なくとも一部に複数本の落下防止
用ワイヤ・ロープが縦,横方向に掛けられ,掛けられた
落下防止用ワイヤ・ロープがその上方で支持され,かつ
掛けられた縦,横の落下防止用ワイヤ・ロープがその交
差部でクリップによって相互に締結されているから,巨
石,巨岩等の落下のおそれのある部分または落下のおそ
れのある巨石,巨岩等の下側にそれを支える網がつくら
れ,この網によって落下が未然に防止される。網の目の
大きさ(縦,横の落下防止用ワイヤ・ロープの間隔)は
落下を防止すべき石,岩またはその部分の大きさに応じ
て定めればよい。
【0011】巨石,巨岩は荷重が大きいので落下防止用
ワイヤ・ロープの径も太くならざるを得ない。落下防止
用ワイヤ・ロープは一般に金属製(鉄等)であるから,
太くなれば曲りにくくなる。そこでこの発明では,特に
落下防止用ワイヤ・ロープに柔軟性が要求される箇所に
おいては,複数本の比較的細いワイヤ・ロープを束ねて
落下防止用ワイヤ・ロープを構成している。これによ
り,充分な強度を確保し,かつ柔軟性を保つことができ
る。
【0012】好ましくは,落下防止用ワイヤ・ロープ
(および必要ならばその締結部材,固定部材も)にはリ
ン酸被覆が施されたものを用いる。リン酸被覆を施すこ
とにより,その表面が黒色になりかつ耐食性が高まる。
落下防止用ワイヤ・ロープの表面を黒っぽい色とするこ
とにより,石,岩と同色系統になるから,落下防止用ワ
イヤ・ロープが目立たなくなり,景観を損ったり,違和
感を与えたりするようなことが少ない。
【0013】この発明による巨石,巨岩等の落下防止工
法および装置は次のようにも規定できる。
【0014】すなわち,この発明による工法は,落下を
防止すべき巨石,巨岩等の落下する可能性のある方向に
面する一面の少なくとも一部に,複数本の落下防止用ワ
イヤ・ロープを縦,横方向に掛け,掛けられた複数本の
落下防止用ワイヤ・ロープを,上記の方向と反対方向に
支持し,かつ掛けられた複数本の落下防止用ワイヤ・ロ
ープをそれらの交差部でクリップにより締結し,上記複
数本の落下防止用ワイヤ・ロープの少なくとも一本を複
数本のワイヤ・ロープを束にしたもので構成するもので
ある。
【0015】この発明による巨石,巨岩等の落下防止装
置は,落下を防止すべき巨石,巨岩等の落下する可能性
のある方向に面する一面の少なくとも一部に,複数本の
落下防止用ワイヤ・ロープが縦,横方向に掛けられ,掛
けられた複数本の落下防止用ワイヤ・ロープが,上記の
方向と反対方向に支持され,かつ掛けられた複数本の落
下防止用ワイヤ・ロープがそれらの交差部でクリップに
より締結され,上記複数本の落下防止用ワイヤ・ロープ
の少なくとも一本が複数本のワイヤ・ロープを束にした
もので構成されているものである。
【0016】
【実施例】
第1実施例 図1において,自然が作り出した洞門をつくる岩1があ
り,その一部にクラック2が入り,クラック2の下部岩
塊1aに落下の危険性がある。洞門岩1の下方にトンネ
ル4がつくられ,その中を道路3が走っている。
【0017】図2および図3を参照して,落下防止構造
物は岩塊1aの落下を防止するものである。この落下防
止構造物は洞門をつくる岩盤が崩壊しないことを前提と
している。必要ならばクラック2にボンド工接着が行な
われる。
【0018】落下防止構造物は多数の縛ロープ組11と多
数本の横ロープ21とから構成されている。
【0019】縛ロープ組11は2本のワイヤ・ロープを束
にして構成される。縛ロープ組11は洞門岩1を一廻りし
て縛るものであり,適当な間隔でほぼ平行に張設されて
いる。洞門岩1の上面に工事用仮設アンカー12が固定さ
れる。このアンカー12の位置から出発して岩1を横方向
に一廻りして,縛ロープ組11の両端は岩1の上面で互い
に結ばれる。縛ロープ組11には適当な初張力が加えられ
る。
【0020】すなわち,図4および図5に示すように,
縛ロープ組11を構成する2本のワイヤ・ロープ11aの一
端はシャックル14内を通って折返され,ボルト・ナット
締めタイプのワイヤクリップ18によって締結されかつ結
束される。縛ロープ組11を構成する2本のワイヤ・ロー
プ11aの他端もシャックル16内を通って折返され,圧着
型のワイヤクリップ19によって締結されかつ結束され
る。シャックル14,16に接続ロープ13,15が接続され,
これらの接続ロープ13と15がターンバックル17によって
連結されている。ターンバックル17によって縛ロープ組
11に初張力を加えておく。
【0021】縛ロープ組11は洞門岩1を一廻りするよう
に架設されるため,柔軟性を持つ必要がある。そこで,
1本の太いワイヤ・ロープを用いるのではなく,2本の
比較的細いワイヤ・ロープ11aを組にして用い,柔軟性
と必要な強度を確保している。縛ロープ組11および横ロ
ープ21は立木(図2および図3では図示略)を避けるよ
うな位置に設けられる。
【0022】縛ロープ組11を3本以上のワイヤ・ロープ
により構成してもよいのは言うまでもない。このような
複数本のワイヤ・ロープは適当な複数箇所において(た
とえば図3のAで示す箇所など)結束金具を用いて互い
に結束される。
【0023】結束金具の一例が図6から図8に示されて
いる。この結束金具は2本のワイヤ・ロープ11aを挟み
つける2枚のプレート31,32とボルト33とから構成され
る。プレート31,32には2本のワイヤ・ロープ11aを受
ける溝34が横方向に形成され,この溝34内にはワイヤ・
ロープ11aを構成する撚り線(コード)が入る小さな溝
が斜めに形成されている。2本のワイヤ・ロープ11aを
溝34の間に入れて通し,2枚のプレート31,32の両端部
をボルト33によって締付けることにより,2本のワイヤ
・ロープ11aが両プレート31,32間に溝34内において挟
みつけられた状態で結束される。
【0024】図9および図10は結束金具の他の例を示し
ている。この結束金具もまた,2つのプレート41,42を
有している。2つのプレート41,42は2本のワイヤ・ロ
ープ11aを受入れるためのへこみを持つように屈曲され
ている。2つのプレート41と42との間に2本のワイヤ・
ロープ11aを挟み,両プレート41,42をその両端部でボ
ルト・ナット43によって締付けることにより,2本のワ
イヤ・ロープ11aが結束され,縛ロープ組11となる。
【0025】これらの結束金具は鉄,アルミニウム合
金,プラスチック,ゴム等でつくることができる。
【0026】図2および図3において,縛ロープ組11と
直角またはこれに近い角度で交差するように,多数の横
ロープ21が,適当な間隔ごとに設けられる。横ロープ21
の両端部は最も外側に位置している縛ロープ組11で折返
され,ワイヤクリップ22によって結束されている。
【0027】縛ロープ組11と横ロープ21との交差部は十
字クリップ23によって互いに締結されている。十字クリ
ップ23の例が図11から図13に示されている。
【0028】十字クリップ23は2枚のプレート51,52と
ボルト53とから構成される。2枚のプレート51,52の内
面には,その長手方向に45度の角度で斜めに溝54,55
が,互いに直角に交わる配置で形成されている。溝54,
55内にはまた,ワイヤ・ロープ11a,21を構成する撚り
線(コード)が嵌る小さな溝が形成されている。プレー
ト51の溝54は1本の横ロープ21を受入れる幅をもち,プ
レート52の溝55は並設される2本のワイヤ・ロープ11a
を受入れる幅をもつ。横ロープ21とワイヤ・ロープ11a
(縛ロープ組11)をほぼ直交させた状態で,これらの溝
54,55内に入れ,両プレート51,52で挟んで,両プレー
ト51,52をボルト53によって締付けることにより,両ロ
ープ21,11aが締結される。
【0029】縛ロープ組11の相互間隔,横ロープ12の相
互間隔は,それらの間を通って落下することを阻止すべ
き岩塊の大きさに応じて定めればよい。
【0030】縛ロープ組11を横ロープ21によって結びつ
けることによって縛ロープ組11の位置,間隔がずれるの
が防止される。横ロープ21は特定の縛ロープ組に荷重が
集中しないようにするとともに,荷重が他の縛ロープに
伝達されるようにする役目ももつ。必要に応じて横ロー
プ21も複数本のワイヤ・ロープを結束した横ロープ組と
してもよい。
【0031】好ましくは縛ロープ組11,横ロープ21,十
字クリップ23,結束金具,ワイヤクリップ22等はリン酸
被覆処理される。これにより,これらのロープ,クリッ
プ等が岩盤の色に近い黒っぽい色となり,目立たなくな
るので,自然景観を損なうおそれがない,または小さく
なる。
【0032】このようにして,材料費が比較的安く,施
工が容易で工期が短い経済性にすぐれた落下防止構造が
できる。また,この構造は多数のワイヤ・ロープを用
い,これらを互いに締結しているので,巨大な岩塊の重
量に耐えうる強さを持たせることができる。
【0033】落下防止構造物の工事は次の手順で行なう
ことができる。クラック2をボンドで接着する。縛ロー
プ組11の位置にマーキングを行う。仮設アンカー12を設
置する。縛ロープ組11を1本ずつ架設する。横ロープ21
を架設し,縛ロープ組11との交差部を十字クリップ23で
締結する。
【0034】第2実施例 図14および図15に示す第2実施例は斜面に存在する巨石
(浮石,転石または巨岩塊)の落下を防止するものであ
る。
【0035】巨石70の左右の位置にアンカー62を適当な
間隔をおいて斜面に設置する。巨石70の上方の位置に
も,斜面に適当な間隔ごとにアンカー72を設置する。横
ロープ組61を,対応するアンカー62に両端を固定するこ
とにより架設する。縦ロープ組71はその上端をアンカー
72に固定し,下端を最下側の横ロープ組61にワイヤクリ
ップまたは十字クリップで締結する。横ロープ組61と縦
ロープ組71とをそれらの交差部で十字クリップ73によっ
て締結する。
【0036】横ロープ組61および縦ロープ組71は2また
は3本のワイヤ・ロープを結束金具で適所ごとに結束す
ることにより構成する。十字クリップ73としては,図11
から図13に示すものにおいて,横,縦ロープ組を構成す
る数のワイヤ・ロープが入る大きさの溝を持つものを使
用すればよい。
【0037】横ロープ組61および縦ロープ組72は巨岩70
の下側まで張りめぐらされ,これらのロープ組61,72に
よって構成される網によって支えられるので,その落下
が未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】落下防止工法を行うべき岩を示す。
【図2】第1実施例の落下防止装置の正面図である。
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図である。
【図4】縛ロープ組の連結部を示す。
【図5】縛ロープ組の連結部を示す。
【図6】結束金具の平面図である。
【図7】結束金具の正面図である。
【図8】結束金具のプレートの平面図である。
【図9】他の結束金具を示すもので,その平面図であ
る。
【図10】結束金具の正面図である。
【図11】十字クリップの平面図である。
【図12】十字クリップの正面図である。
【図13】十字クリップのプレートの平面図である。
【図14】第2実施例の落下防止装置の側面図である。
【図15】落下防止装置の正面図である。
【符号の説明】
1 岩 1a 落下防止を図るべき岩塊 11 縛ロープ組 21 横ロープ 23 十字クリップ 61 横ロープ組 72 縦ロープ組 73 十字クリップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 落下を防止すべき巨石,巨岩またはその
    一部の下側の少なくとも一部に,複数本の落下防止用ワ
    イヤ・ロープを縦,横方向に掛け,掛けた複数本の落下
    防止用ワイヤ・ロープを,上記下側の一部よりも上方に
    おいて支持し,上記の複数本の落下防止用ワイヤ・ロー
    プの少なくとも一本を複数本のワイヤ・ロープを束にし
    たもので構成し,縦の落下防止用ワイヤ・ロープと横の
    落下防止用ワイヤ・ロープの交差部をクリップで締結す
    る,巨石,巨岩等の落下防止工法。
  2. 【請求項2】 リン酸被覆が施された落下防止用ワイヤ
    ・ロープを用いる,請求項1に記載の巨石,巨岩等の落
    下防止工法。
  3. 【請求項3】 複数本の落下防止用ワイヤ・ロープが,
    落下を防止すべき巨石,巨岩またはその一部の下側の少
    なくとも一部に,縦,横方向に掛けられ,掛けた複数本
    の落下防止用ワイヤ・ロープが,上記下側の一部よりも
    上方において支持され,上記の複数本の落下防止用ワイ
    ヤ・ロープの少なくとも一本が複数本のワイヤ・ロープ
    を束にしたもので構成され,縦の落下防止用ワイヤ・ロ
    ープと横の落下防止用ワイヤ・ロープの交差部がクリッ
    プによって締結されている,巨石,巨岩等の落下防止装
    置。
  4. 【請求項4】 落下防止用ワイヤ・ロープにリン酸被覆
    が施されている,請求項3に記載の巨石,巨岩等の落下
    防止装置。
JP16665597A 1997-06-10 1997-06-10 巨石,巨岩等の落下防止工法および装置 Pending JPH111912A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114396060A (zh) * 2022-01-25 2022-04-26 中国铁道科学研究院集团有限公司 巨型危岩体钢丝绳捆绑结构
CN114411773A (zh) * 2022-01-25 2022-04-29 中国铁道科学研究院集团有限公司 巨型危岩体钢丝绳捆绑施工方法
CN115450234A (zh) * 2022-11-10 2022-12-09 中国铁道科学研究院集团有限公司铁道建筑研究所 一种适用高能冲击的拦挡防护结构及其施工方法

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