JPH11191248A - 記録媒体サーチ方法およびそれを用いた記録媒体処理装置 - Google Patents

記録媒体サーチ方法およびそれを用いた記録媒体処理装置

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JPH11191248A
JPH11191248A JP9358268A JP35826897A JPH11191248A JP H11191248 A JPH11191248 A JP H11191248A JP 9358268 A JP9358268 A JP 9358268A JP 35826897 A JP35826897 A JP 35826897A JP H11191248 A JPH11191248 A JP H11191248A
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recorded
tape
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JP9358268A
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English (en)
Inventor
Masataka Enomoto
正孝 榎本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/1808Driving of both record carrier and head
    • G11B15/1816Programmed access in sequence to indexed parts of operating tapes cooperating with rotating heads

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】記録媒体に記録されたイベントや記録媒体のブ
ランク部を容易に精度良くサーチする。 【解決手段】番組PA(0)をサーチする場合、サーチ開
始のテープ位置を判別する。このテープ位置と番組PA
(0)の記録位置から検出領域を設定する。検出領域のテ
ープ末尾側までテープを高速移動させて、検出領域内で
はテープ末尾側からコントロール信号やインデックス信
号を検出できる速度で巻き戻し再生する。インデックス
信号を検出することにより番組PA(0)をサーチでき
る。またコントロール信号が無くなった位置を検出して
番組をサーチすることもできる。ブランク部のサーチで
は、検出領域のテープ先頭側から早送り再生する。コン
トロール信号の無い部分やインデックス信号のいずれか
が最初に検出された位置をブランク部の位置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体サーチ
方法および記録媒体処理装置に関する。詳しくは、記録
媒体に設けられた記憶手段に、記録媒体に記録されたイ
ベントの記録位置情報を記憶するものとし、記録媒体に
記録されたイベントあるいは記録媒体のブランク部をサ
ーチする場合には、記憶手段に記憶された記録位置情報
を利用してサーチを行うものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録媒体にイベントが記録された
場合、例えばビデオカセットに番組が記録された場合に
は、記録された番組から所望の番組を再生するために番
組の位置をサーチしたり、新たな番組を記録するために
ブランク部、すなわち番組が記録されていない位置ある
いは不要とされた番組の記録位置をサーチすることが行
われている。
【0003】このような番組やブランク部のサーチ動作
では、ビデオテープの早送りや巻き戻しあるいは早送り
再生・巻き戻し再生等を繰り返し、表示された画像を参
考にして位置の検出が行われている。また、番組の記録
開始時にビデオテープのコントロールトラックにインデ
ックス信号を記録し、所望の番組の位置をサーチする場
合には、このインデックス信号を利用する方法も用いら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ビデオテー
プの早送りや巻き戻し、あるいは早送り再生や巻き戻し
再生を繰り返し、表示された画像を参考にして位置を検
出する方法やインデックス信号を利用する方法では、所
望の番組の記録位置やブランク部の位置を覚えておかな
ければ容易に番組の記録位置やブランク部をサーチする
ことができない。
【0005】そこで、この発明では、記録媒体に記録さ
れたイベントや記録媒体のブランク部を容易に精度良く
サーチすることができる記録媒体サーチ方法およびそれ
を用いた記録媒体処理装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る記録媒体
サーチ方法は、記録媒体に記憶手段を設け、記録媒体に
記録されたイベントの記録位置情報を記憶手段に記憶す
るものとし、記録媒体に記録されたイベントあるいは上
記記録媒体のブランク部をサーチする場合には、記憶手
段に記憶された記録位置情報を用いてサーチを行うもの
である。
【0007】また、記録媒体処理装置は、記録媒体に設
けられた記憶手段から、記録媒体に記録されたイベント
の記録位置情報を読み出す情報読出手段と、記録媒体を
再生する再生手段と、情報読出手段と再生手段の動作を
制御する制御手段を備え、制御手段では、記録媒体に記
録されたイベントあるいは記録媒体のブランク部をサー
チする場合に、情報読出手段を制御して記憶手段から記
録位置情報を読み出すものとし、読み出された記録位置
情報を用いて再生手段を制御してサーチを行うものであ
る。
【0008】この発明においては、記録媒体に設けられ
た記憶手段に、この記録媒体に記録されるイベントの記
録位置情報を記憶するものとし、記録媒体に記録された
例えば番組あるいは記録媒体のブランク部をサーチする
場合には、記憶手段に記憶された記録位置情報を利用し
てサーチが行われる。ここで、記録媒体に記録された番
組をサーチする番組サーチ動作では、記録位置情報に基
づいて検出領域が設定されて、この検出領域の末尾側か
ら番組と共に記録されているコントロール信号が無くな
った位置や、番組の記録開始時に記録されたインデック
ス信号を検出するものとし、いずれか先に検出された位
置に基づいて番組の位置が検出される。
【0009】また、記録媒体のブランクをサーチするブ
ランクサーチ動作では、記録位置情報に基づいて検出領
域が設定されて、この検出領域の先頭側からコントロー
ル信号が無くなった位置あるいは不要とされた番組のイ
ンデックス信号を検出するものとし、いずれか先に検出
された位置に基づいてブランクの位置が検出される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて図を参照しながら詳細に説明する。図1はビデオ
カセットを示しており、ビデオカセット10の筐体に設
けられた凹部11には、記憶手段である補助記憶装置と
して、例えば非接触型メモリカード(以下「メモリカー
ド」という)20が貼着されている。
【0011】このように、メモリカード20が貼着され
たビデオカセット10が、図2に示すビデオテープレコ
ーダ30に装着されると、メモリカード20とビデオテ
ープレコーダ30の内部に配設されたアンテナ41とビ
デオカセット10に貼着されたメモリカードが対向する
ものとされる。アンテナ41には送受信処理部42が接
続されており、さらに送受信処理部42にはマイクロコ
ンピュータ(以下「マイコン」という)を用いて構成さ
れた制御部50が接続されて、メモリカード20と制御
部50との間で通信が行われる。
【0012】メモリカード20は図3に示すように構成
されており、アンテナ201によってアンテナ41から
の電波が受信される。このアンテナ201で受信された
信号RFAは同調回路202および電源回路220に供
給される。
【0013】同調回路202では、アンテナ201より
供給された信号RFAから所定の搬送波周波数の変調信
号MARが選択される。この同調回路202で得られた
変調信号MARは、増幅回路203で所定のレべルに増
幅されてから復調回路204に供給される。復調回路2
04では、変調信号MARが復調されて受信データ信号
DMRとされる。受信データ信号DMRは通信制御回路
205を介してマイコン210に供給される。
【0014】マイコン210には、ROM(Read Only M
emory)211が接続されており、ROM211に記憶さ
れた制御プログラムに従ってメモリカード20の各部が
制御される。また、マイコン210には、EEPROM
(Electrically Erasable andProgrammable Read Only M
emory)212が接続されており、供給された受信データ
信号DMRに含まれている番組に関する情報(記録日や
記録の開始時刻およびチャネル番号や番組の記録位置
等)がEEPROM212に記憶される。EEPROM
212に記憶された情報がマイコン210によって読み
出されて送信データ信号DMSが生成されと、送信デー
タ信号DMSは通信制御回路205を介して変調回路2
06に供給される。
【0015】変調回路206では、供給された送信デ−
タ信号DMSが所定の搬送波周波数の信号に変調され
る。この変調回路206で得られた変調信号MBSは、
増幅回路207で通信に必要な信号レベルまで増幅され
てからアンテナ201に供給されて、アンテナ201よ
り搬送波周波数の変調信号MBSが送信される。
【0016】なお、電源回路220では、アンテナ20
1より供給された信号RFAを用いてメモリカード20
で必要とされる電力が生成される。
【0017】図4は情報読出手段である送受信処理部4
2の構成を示しており、アンテナ41でメモリカード2
0のアンテナ201からの電波が受信される。このアン
テナ41で受信された信号RFBは同調回路422に供
給される。
【0018】同調回路422では、信号RFBから所定
の搬送波周波数の変調信号MBRが選択される。この同
調回路422で得られた変調信号MBRは、増幅回路4
23で所定のレべルに増幅されてから復調回路424に
供給される。復調回路424では、変調信号MBRが復
調されて受信データ信号DVRとされる。受信データ信
号DVRは通信制御回路425を介して制御部50に供
給される。
【0019】制御部50から番組を示す情報を有する送
信データ信号DVSが供給されると、送信データ信号D
VSは、通信制御回路425を介して変調回路426に
供給される。
【0020】変調回路426では、供給された送信デ−
タ信号DVSが所定の搬送波周波数の信号に変調され
る。この変調回路426で得られた変調信号MASは、
増幅回路427で通信に必要な信号レベルまで増幅され
てからアンテナ41に供給されて、アンテナ41より搬
送波周波数の変調信号MASが送信される。
【0021】また、図2に示すアンテナ61で放送波を
受信して得られた信号RFTはチューナ部32に供給さ
れる。チューナ部32では所望の周波数の放送波を選択
して映像信号VTが生成される。この映像信号VTは信
号処理部34に供給される。信号処理部34では映像信
号VTを処理して記録信号WSが生成される。この記録
信号WSがメカデッキ部36に供給されて、メカデッキ
部36の回転ヘッド(図示せず)でビデオカセット10
のビデオテープに記録される。
【0022】また、ビデオテープの再生が行われたとき
には再生信号RSが再生手段を構成するメカデッキ部3
6から信号処理部34に供給される。信号処理部34で
は再生信号RSを処理して再生映像信号VPが生成され
る。この再生映像信号VPはキャラクタジェネレータ部
38に供給される。
【0023】キャラクタジェネレータ部38では、制御
部50からの制御信号CCに基づいて番組を示す情報等
を表示するための映像信号VCが生成される。さらにキ
ャラクタジェネレータ部38では、信号処理部34から
の再生映像信号VPに生成された映像信号VCが重畳さ
れて映像出力信号VOUTとしてビデオテープレコーダ3
0から出力される。あるいは再生映像信号VPと生成さ
れた映像信号VCのいずれかの映像信号が映像出力信号
VOUTとされて、ビデオテープレコーダ30から出力さ
れる。この映像出力信号VOUTが表示装置65に供給さ
れることにより、表示装置65の画面上に再生画像や情
報等が表示される。
【0024】ビデオテープレコーダ30の制御部50で
は、チューナ部32や信号処理部34およびメカデッキ
部36を制御するための制御信号CTが生成されると共
に、ビデオカセット10に貼着されたメモリカード20
との通信も行われる。さらに、送受信処理部42からの
受信データ信号DVRに基づいて制御信号CCの生成も
行われる。また、制御部50には入力部55が接続され
ており、ビデオテープレコーダ30の動作の切り換えは
入力部55を操作して行われる。この動作の切り換えは
リモートコントロール装置あるいは電話回線等を用いる
ものとしてもよい。
【0025】なお、上述のビデオカセット10では、補
助記憶装置としてメモリカード20が貼着されるものと
したが、EEPROM等のメモリを補助記憶装置として
内蔵したカセットメモリ付きのビデオカセットを用いる
こともできる。このカセットメモリ付きビデオカセット
15では、図5に示すように通信を行うための接点部1
6が設けられている。このため、このようなカセットメ
モリ付きビデオカセット15をビデオテープレコーダ3
0で用いる場合には、接点部16と接続される端子部が
設けられて、この端子部が制御部50と接続される。
【0026】このように構成されたビデオテープレコー
ダ30では、制御部50からのデータ信号によってビデ
オカセットに記録された番組に関する情報、例えば記録
日、記録の開始時刻、チャネル番号、テープ記録位置等
がビデオカセットの補助記憶装置に記憶される。また、
ビデオカセットに記録された番組を確認する場合には、
補助記憶装置から番組に関する情報が読み出され、この
読み出された情報に基づいて制御信号CCが生成され
て、キャラクタジェネレータ部38に供給される。キャ
ラクタジェネレータ部38では、制御信号CCに基づき
情報を表示するための映像信号VCが生成されて、表示
装置65に供給される。このため、表示装置65の画面
上には、例えば図6に示すように記録された番組に関す
る情報として、例えば記録日、曜日、記録の開始時刻、
チャネル番号が記録日順に表示される。また、補助記憶
装置から読み出された情報に基づきブランク部、すなわ
ち不要とされた番組の記録位置やビデオテープの未記録
部分が判別されて、例えば最も時間の長いブランク部を
示す「ブランク」表示が画面上に表示される。
【0027】ここで、入力部55等を利用して、表示装
置65の画面上に表示された番組あるいはブランクのい
ずれかが選択されると、選択された番組やブランクのサ
ーチ動作が行われる。
【0028】この所望の番組やブランクのサーチ動作で
は、ビデオカセットのテープリールの回転周期に基づい
てテープ位置が判別されて、この判別されたテープ位置
と補助記憶装置に記憶されている選択された番組の記録
位置情報やブランクとされた番組の位置情報あるいは補
助記憶装置に記憶されている番組の記録位置情報から判
別された未記録部分の位置を用いてサーチ動作が行われ
る。
【0029】図7はテープ位置の判別動作を説明するた
めの図である。この図7において、供給側リール(以下
「Sリール」という)101の側面積ASshは、テープ
積層部101pの最外周の半径を「rs」、テープ速度
を「V」、Sリール101の角速度を「ωs」とする
と、式(1)から求めることができる。 ASs=π×rs2 ・・・(1)
【0030】テープ積層部101pの最外周の半径rs
は、式(2)を変形した式(3)から求めることができ
る。なお、「Ts」はSリール101の回転周期であ
る。 V=rs×ωs=rs×2π×(1/Ts) ・・・(2) rs=(VTs)/(2π) ・・・(3)
【0031】このため、式(1)に式(3)を代入して
得た式(4)で示されるように、Sリール101の側面
積ASshはテープ速度VとSリール101の回転周期T
sから求めることができる。 ASs=π×((VTs)/(2π))2 =(1/4π)×V2×Ts2 ・・・(4)
【0032】同様にして、巻き取りリール(以下「Tリ
ール」という)102の回転周期Ttを測定することに
よりTリール102の側面積ATshを算出することがで
きる。
【0033】次に、テープ速度Vで所定時間WTだけテ
ープを走行させたときに、例えばSリール101側の側
面積は「ASsh1」から「ASsh2」に変化される。ま
た、このときのテープ長Ldは式(5)から求められ
る。 Ld=V×WT ・・・(5)
【0034】このため、次に示す式(6)のように側面
積の変化量「ASsh1−ASsh2」をテープ長Ldで除算
することでテープ厚さDを算出することができる。 D=(ASsh1−ASsh2)/Ld =(ASsh1−ASsh2)/V/WT ・・・(6)
【0035】なお、所定時間WTでの側面積の変化量
は、テープ積層部の最外周の半径が小さいときに変化量
が大きくなる。このため、テープ厚さDの算出の際に
は、Sリール101あるいはTリールのいずれかテープ
積層部の最外周の半径が小さいリール、すなわち回転周
期の短いリール側の側面積を用いることで、テープ厚さ
Dを精度良く求めることができる。また、Sリール10
1とTリールのテープ積層部の最外周の半径がほぼ等し
い場合には、Sリール101およびTリールのいずれも
側面積の変化量がほぼ等しいものとされることから、所
定時間TN(例えば15分)での側面積の変化量を用い
てテープ厚さDが算出される。
【0036】このようにしてテープ厚さDが求められる
と、Sリール101の側面積ASshとTリール102の
側面積ATshが加算されて、得られた総面積AAをテー
プ厚さDで除算することにより長さLAが算出される。
【0037】式(7)に示すように、長さLAに総面積
AAに対するSリール101の側面積ASshの割合を乗
算すると、Sリール側長さLSshを算出することができ
る。 LSsh=LA×(ASsh/AA) ・・・(7)
【0038】ところで、Sリール側長さLSshはSリー
ル101側のハブ部101hにもテープが巻装された状
態での長さである。このため、パブ部101hに相当す
る長さLShを算出して、Sリール側長さLSshから減
算することにより、Sリール101に巻装されているテ
ープ部101pの正しいテープ長LSsを算出すること
ができる。
【0039】VHS方式等のビデオカセットでは、記録
時間の長いビデオカセットに径の小さいハブが用いられ
ており、記録時間の短いビデオカセットに径の大きなハ
ブが用いられている。ここで、テープ走行中にSリール
101の回転周期TsとTリール102の回転周期Ttを
加算した値は、径の大きいハブを用いた場合は大きな値
となり、径の小さいハブを用いた場合には小さい値とな
る。このため、Sリール101の回転周期TsとTリー
ル102の回転周期Ttの加算値に基づいて、いずれの
ハブを用いているかを判別することができる。
【0040】また、径の小さいハブと径の大きいハブの
側面積を予め算出するものとし、ハブ径が判別されたと
きには、判別されたハブの側面積をテープ厚さDで除算
することによりSリール101のハブ部101hに相当
する長さLShを求めることができる。さらに、この長
さLShをSリール側長さLSshから減算することによ
り、Sリール101のテープ積層部101pの正しいテ
ープ長さLSsを算出することができる。
【0041】同様にしてTリール102の正しいテープ
長LTsも算出することができるので、テープ長さLSs
とテープ長さLTsを加算することでテープ全長Lが求
められてビデオカセットの記録時間を算出することがで
きる。また、テープ長さLSsあるいはテープ長さLTs
によってテープ位置を判別することもできる。
【0042】しかし、このようなテープ位置の判別動作
では、リールの回転周期の変動等を生じると、判別され
たテープ位置が誤差を生じてしまい、所望の番組やブラ
ンクの位置を正しく検出することができない。このた
め、判別されたテープ位置と補助記憶装置に記憶された
記録位置情報から所望の番組やブランクの位置を設定
し、この設定された位置を基準として所定時間幅の検出
領域が設定される。この検出領域内で、例えば番組と共
に記録されているコントロール信号が無くなった部分や
番組の開始を示すインデックス信号を検出することによ
り、所望の番組やブランクの位置を正しく検出すること
が行われる。なお、コントロール信号やインデックス信
号は、コントロールトラックに記録されている。
【0043】ここで、ビデオカセットに番組を記録する
場合、図8Aに示すように既に記録された番組に続けて
新たな番組を記録すると、新たな番組の記録開始位置を
示すインデックス信号が記録される。
【0044】また、コントロール信号を消去する全幅消
去ヘッドとコントロール信号を記録する固定ヘッドは間
隔をもって配設されていることから、既に記録されてい
る番組のよりもテープ先頭側の位置に新たな番組を記録
すると、図8Bに示すようにコントロール信号が記録さ
れない部分が生じてしまう。さらに、既に記録されてい
る番組の位置に新たに番組が記録されることから、イン
デックス信号が消去されてしまう。
【0045】さらに、既に記録された番組に続けて記録
された番組が不要となり、この番組が図8Cに示すよう
に新たな番組を記録しても良い領域であるブランクとさ
れる場合がある。また、インデックス信号が消去されて
しまった番組が不要となり、この番組が記録された位置
が図8Dに示すようにブランクとされる場合もある。そ
こで、それぞれの場合についてのサーチ動作を順次説明
する。
【0046】表示装置65の表示画像から例えば番組が
選択されて、この番組をサーチする場合には、検出領域
内でテープ末尾側からのサーチ動作が行われる。
【0047】図9は、番組をサーチする番組サーチ動作
において、サーチする番組のインデックス信号が記録さ
れている場合を示している。所望の番組PA(0)は、図
9Aに示すように番組PA(-1)の後に記録されており、
番組の開始位置を示すインデックス信号が記録されてい
る。
【0048】上述したように、テープ位置の判別では誤
差を生ずることから、判別されたテープ位置と補助記憶
装置に記憶された記録位置情報に基づいて設定された所
望の番組PA(0)の開始位置を基準として検出領域が設
定される。
【0049】ここで、番組PA(0)をサーチする場合
に、図9Bに示すようにサーチ開始位置(○印で示すも
のとし、図10〜図12も同様)が検出領域よりもテー
プ先頭側であるときには、テープ早送り動作が行われ
る。テープ早送り動作中にテープ位置が検出領域のテー
プ末尾側に達すると、テープ走行方向が逆転されて、巻
き戻し再生動作が行われる。この巻き戻し再生時にはイ
ンデックス信号とコントロール信号を検出できるテープ
速度とされる。
【0050】巻き戻し再生動作中にインデックス信号が
検出されたとき(●印で示すものとし、図11,図13
も同様)には、このインデックス信号を基準として番組
PA(0)の開始位置が検出されてサーチ動作が終了され
る。なお、テープの停止位置Qsは、メカデッキ部36
での停止位置のばらつきを考慮して、先に記録された番
組の再生が行われることのない位置で停止される。この
ため、サーチ動作終了後に再生動作を開始すると、先に
記録された番組が再生されることなく所望の番組を最初
から再生することができる。
【0051】図9Cに示すように、サーチ開始位置が検
出領域内であるときにもテープ早送り動作が行われて、
テープ早送り動作中にテープ位置が検出領域のテープ末
尾側に達すると、テープ走行方向が逆転されて、巻き戻
し再生動作が行われる。以下図9Bに示す場合と同様に
して番組PA(0)の開始位置が検出されてサーチ動作が
終了される。
【0052】図9Dに示すように、サーチ開始位置が検
出領域よりもテープ末尾側であるときには、テープ巻き
戻し動作が行われる。このテープ巻き戻し動作中にテー
プ位置が検出領域のテープ末尾側に達すると、テープ走
行速度がインデックス信号とコントロール信号を検出で
きる速度とされて巻き戻し再生動作が行われる。その
後、図9Bに示す場合と同様にして番組PA(0)の開始
位置が検出されてサーチ動作が終了される。
【0053】図10は、番組サーチ動作において、サー
チする番組のインデックス信号が消去されている場合を
示している。図10Aに示すように、所望の番組PB
(0)よりもテープ先頭側に番組PB(1)が記録されると、
番組PB(0)のインデックス信号が消去されると共に、
番組PB(0)と番組PB(1)の間にはコントロール信号が
記録されていない領域が形成される。
【0054】ここで、番組PB(0)をサーチする場合
に、図10Bに示すようにサーチ開始位置が検出領域よ
りもテープ先頭側であるときには、図9Bに示す番組P
A(0)のサーチ動作と同様にテープ早送り動作が行われ
る。テープ早送り動作中にテープ位置が検出領域のテー
プ末尾側に達すると、テープ走行方向が逆転されて巻き
戻し再生動作が行われる。この巻き戻し再生時にはイン
デックス信号とコントロール信号を検出できるテープ速
度とされる。
【0055】巻き戻し再生動作中に、コントロール信号
が無くなったことが検出されたとき(★印で示すものと
し、図12,図14も同様)には、この位置を基準とし
て番組PB(0)の開始位置が検出されてサーチ動作が終
了される。なお、テープの停止位置Qsは、番組PA(0)
のサーチ動作と同様に、メカデッキ部36での停止位置
のばらつきを考慮して、先に記録された番組の再生が行
われることのない位置で停止される。
【0056】図10Cに示すように、サーチ開始位置が
検出領域内であるときにもテープ早送り動作が行われ
て、テープ早送り動作中にテープ位置が検出領域のテー
プ末尾側に達すると、テープ走行方向が逆転されて、巻
き戻し再生動作が行われる。以下図10Bに示す場合と
同様にして番組PB(0)の開始位置が検出されてサーチ
動作が終了される。
【0057】図10Dに示すように、サーチ開始位置が
検出領域よりもテープ末尾側であるときには、テープ巻
き戻し動作が行われる。このテープ巻き戻し動作中にテ
ープ位置が検出領域のテープ末尾側に達すると、テープ
走行速度がインデックス信号とコントロール信号を検出
できる速度とされて巻き戻し再生動作が行われる。その
後、図10Bに示す場合と同様にして番組PB(0)の開
始位置が検出されてサーチ動作が終了される。
【0058】次に、表示装置65の表示画像から例えば
ブランクが選択されて、このブランクの位置をサーチす
るブランクサーチ動作の場合には、検出領域内でテープ
先頭側からのサーチ動作が行われる。
【0059】図11は、ブランクサーチ動作において、
インデックス信号が記録されている番組がブランクとさ
れた場合を示している。
【0060】所望のブランクBC(0)は、図11Aに示
すように番組PC(-1)の後に記録された番組がブランク
とされたものであり、開始位置を示すインデックス信号
が記録されている。
【0061】上述したように、テープ位置の判別では誤
差を生ずることから、判別されたテープ位置と補助記憶
装置に記憶された記録位置情報に基づいて設定された所
望のブランクBC(0)の位置を基準として検出領域が設
定される。
【0062】ここで、ブランクBC(0)をサーチする場
合に、図11Bに示すようにサーチ開始位置が検出領域
よりもテープ先頭側であるときには、テープ早送り動作
が行われる。テープ早送り動作中にテープ位置が検出領
域のテープ先頭側に達すると、テープ走行速度がインデ
ックス信号とコントロール信号を検出できるテープ速度
とされて早送り再生動作が行われる。
【0063】早送り再生動作中にインデックス信号が検
出されたときには、このインデックス信号を基準として
ブランクBC(0)の位置が検出されてサーチ動作が終了
される。なお、テープの停止位置Qtは、メカデッキ部
36での停止位置のばらつきを考慮して、不要とされた
番組の再生が行われることのない位置で停止される。こ
のため、サーチ動作終了後に記録動作を開始すると、不
要とされた番組が残ることなく新たな番組を記録するこ
とができる。
【0064】図11Cに示すように、サーチ開始位置が
検出領域内であるときにはテープ巻き戻し動作が行われ
て、テープ巻き戻し動作中にテープ位置が検出領域のテ
ープ先頭側に達すると、テープ走行方向が逆転されて、
早送り再生動作が行われる。以下図11Bに示す場合と
同様にしてブランクBC(0)の位置が検出されてサーチ
動作が終了される。
【0065】図11Dに示すように、サーチ開始位置が
検出領域よりもテープ末尾側であるときにもテープ巻き
戻し動作が行われて、このテープ巻き戻し動作中にテー
プ位置が検出領域のテープ先頭側に達すると、テープ走
行方向が逆転されて、早送り再生動作が行われる。その
後、図11Bに示す場合と同様にしてブランクBC(0)
の位置が検出されてサーチ動作が終了される。
【0066】図12は、ブランクサーチ動作において、
ブランクとされた番組のインデックス信号が消去されて
いる場合の動作を示している。所望のブランクBD(0)
は、図12Aに示すように番組PD(1)が新たに記録さ
れて、インデックス信号が消去された番組がブランクと
されたものである。また、番組PD(1)とブランクBD
(0)の間にはコントロール信号が記録されていない領域
が形成される。
【0067】ここで、ブランクBD(0)をサーチする場
合に、図12Bに示すようにサーチ開始位置が検出領域
よりもテープ先頭側であるときには、図11Bに示すブ
ランクBC(0)の位置のサーチ動作と同様にテープ早送
り動作が行われる。テープ早送り動作中にテープ位置が
検出領域のテープ先頭側に達すると、早送り再生動作が
行われる。この早送り再生時にはインデックス信号とコ
ントロール信号を検出できるテープ速度とされる。
【0068】早送り再生動作中に、コントロール信号が
無くなったことが検出されたときには、この位置を基準
としてブランクBD(0)の位置が検出されてサーチ動作
が終了される。なお、テープの停止位置Qtは、メカデ
ッキ部36での停止位置のばらつきを考慮して、コント
ロール信号のない領域の再生が行われることのない位置
で停止される。このため、サーチ動作終了後に記録動作
を開始すると、信号の記録されていない部分が残ること
なく新たな番組を記録することができる。
【0069】図12Cに示すように、サーチ開始位置が
検出領域内であるときにはテープ巻き戻し動作が行われ
て、テープ巻き戻し動作中にテープ位置が検出領域のテ
ープ先頭側に達すると、テープ走行方向が逆転されて、
早送り再生動作が行われる。以下図12Bに示す場合と
同様にしてブランクBC(0)が検出されてサーチ動作が
終了される。
【0070】図12Dに示すように、サーチ開始位置が
検出領域よりもテープ末尾側であるときには、テープ巻
き戻し動作が行われる。このテープ巻き戻し動作中にテ
ープ位置が検出領域のテープ先頭側に達すると、テープ
走行方向が逆転されて、早送り再生動作が行われる。そ
の後、図12Bに示す場合と同様にしてブランクBC
(0)の位置が検出されてサーチ動作が終了される。
【0071】このように、番組サーチ動作ではインデッ
クス信号の検出やコントロール信号の無い部分の検出が
テープ末尾側から行われて、検出領域にコントロール信
号の無い部分やインデックス信号が複数存在しても、コ
ントロール信号の無い部分あるいはインデックス信号の
いずれかが最初に検出されると、この位置が番組の位置
とされる。このため、図13に示すように例えば所望の
番組PE(0)の前にインデックス信号が記録された番組
PE(-1)が残っていても、この番組PE(-1)が再生され
ることなく、所望の番組PE(0)だけを再生することが
できる。
【0072】また、ブランクサーチ動作ではインデック
ス信号の検出やコントロール信号の無い部分の検出がテ
ープ先頭側から行われて、検出領域にコントロール信号
の無い部分やインデックス信号が複数存在しても、コン
トロール信号の無い部分あるいはインデックス信号のい
ずれかが最初に検出されると、この位置がブランクの位
置とされる。このため、図14に示すように例えばブラ
ンクとされた番組BF(0)の前に複数のコントロール信
号の無い部分存在したり、インデックス信号が記録され
た番組PF(-1)がわずかに残っていても、これらの部分
がまとめてブランクとして処理されるので、新たに番組
を記録したときには、この新たに記録された番組の前に
コントロール信号の無い部分や不要な番組が残ってしま
うことを防止できる。
【0073】なお、上述の実施の形態では、検出領域内
を通過する場合にテープ早送り動作あるいはテープ巻き
戻し動作を行うものとしたが、テープ位置の判別におけ
る誤差が少ないものとされて、検出領域を狭い範囲とす
ることができる場合には、サーチ開始位置が検出領域内
であるときに、テープ位置がサーチ開始位置から検出領
域のテープ先頭側あるいはテープ末尾側に達するまでの
動作を、テープ早送り動作やテープ巻き戻し動作よりも
テープ速度の遅い早送り再生や巻き戻し再生動作として
もよい。この場合にはテープ速度が遅いので、例えばテ
ープ位置が検出領域のテープ先頭側やテープ末尾側に達
したときに、素早くテープ走行方向を逆転して次の動作
が行われる。このため、動作がスムーズで短い時間で位
置を検出することができる。
【0074】このように上述の実施の形態によれば、表
示画像を確認しながら早送り再生あるいは巻き戻し再生
等を繰り返して番組やブランクの位置をサーチしなくと
も、表示された番組あるいはブランクを選択するだけで
容易に位置をサーチすることができる。また、検出領域
が設定されて、この検出領域の外からサーチ動作が開始
されるときにはテープ早送り動作やテープ巻き戻し動作
が行われた後、検出領域内でインデックス信号やコント
ロール信号を検出できるテープ速度とされて位置が検出
されるので、短い時間で所望の番組の位置やブランクの
位置をサーチすることができる。なお、上述の実施の形
態ではビデオカセットに番組を記録する場合について説
明した、記録媒体やイベントはビデオカセットや番組に
限られるものではない。
【0075】
【発明の効果】この発明によれば、記録媒体に記録され
たイベントの記録位置情報が記録媒体に設けられた記憶
手段から読み出されて、この記録情報を利用して、記録
媒体に記録されたイベントあるいは記録媒体のブランク
部のサーチが行われる。このため、表示画像を確認しな
がらテープ走行動作を制御しなくとも容易に位置をサー
チすることができる。
【0076】また、イベントをサーチする場合には記録
媒体の末尾側からサーチが行われ、ブランク部をサーチ
する場合には記録媒体の先頭側からサーチが行われる。
このためサーチ動作終了後にイベントの再生動作を開始
すると、先に記録されたイベントやイベントの記録され
ていない部分を再生する所望の番組を再生することがで
きる。またサーチ動作終了後にブランク部にイベントを
記録するものとすると、先に記録されたイベントやイベ
ントの記録されていない部分が残ること無く新たなイベ
ントを記録することができる。
【0077】さらに、記録媒体に記録されたイベントの
記録位置情報に基づき検出領域が設定されて、この検出
領域内で所定の信号が無くなった位置やインデックス信
号を検出することによりサーチが行われる。このため、
サーチ開始位置が検出領域外であっても検出領域までテ
ープ位置を高速に移動させることができると共に、検出
領域内で精度よく位置を検出できるので、短時間で精度
よくイベントやブランク部をサーチすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メモリカード20が貼着されたビデオカセット
10を示す図である。
【図2】ビデオテープレコーダ30の構成を示す図であ
る。
【図3】メモリカード20の構成を示す図である。
【図4】送受信処理部42の構成を示す図である。
【図5】カセットメモリ付きのビデオカセット15を示
す図である。
【図6】表示画像を示す図である。
【図7】テープ位置の判別動作を説明するための図であ
る。
【図8】番組の記録状態を示す図である。
【図9】番組のインデックスが記録されているときの番
組サーチ動作を示す図である。
【図10】番組のインデックスが消去されているときの
番組サーチ動作を示す図である。
【図11】ブランクサーチ動作(その1)を示す図であ
る。
【図12】ブランクサーチ動作(その2)を示す図であ
る。
【図13】検出領域内にコントロール信号のない部分や
インデックス信号が複数存在するときの番組サーチ動作
を示す図である。
【図14】検出領域内にコントロール信号のない部分や
インデックス信号が複数存在するときのブランクサーチ
動作を示す図である。
【符号の説明】
10,15・・・ビデオカセット、20・・・メモリカ
ード、30・・・ビデオテープレコーダ、32・・・チ
ューナ部、34・・・信号処理部、36・・・メカデッ
キ部、38・・・キャラクタジェネレータ部、41,6
1・・・アンテナ、42・・・送受信処理部、50・・
・制御部、55・・・入力部、65・・・表示装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記憶手段を設け、 上記記録媒体に記録されたイベントの記録位置情報を記
    憶手段に記憶するものとし、 上記記録媒体に記録されたイベントあるいは上記記録媒
    体のブランク部をサーチする場合には、上記記憶手段に
    記憶された記録位置情報を用いてサーチを行うことを特
    徴とする記録媒体サーチ方法。
  2. 【請求項2】 上記記録媒体に記録されたイベントをサ
    ーチする場合には、サーチするイベントの上記記録位置
    情報に基づき、上記記録媒体の末尾側からサーチを行う
    ことを特徴とする請求項1記載の記録媒体サーチ方法。
  3. 【請求項3】 上記記録媒体にイベントを記録する際に
    イベントと共に所定の信号を記録するものとし、 上記記録媒体に記録されたイベントをサーチする場合に
    は、サーチするイベントの記録位置情報に基づいて検出
    領域を設定し、上記検出領域の末尾側から上記所定の信
    号が無くなった位置を検出して上記イベントの開始位置
    を判別することを特徴とする請求項2記載の記録媒体サ
    ーチ方法。
  4. 【請求項4】 上記イベントの記録開始時にインデック
    ス信号を記録するものとし、 上記記録媒体に記録されたイベントをサーチする場合に
    は、上記検出領域の末尾側から上記所定の信号が無くな
    った位置と上記インデックス信号の位置を検出するもの
    とし、最初に検出された位置に基づいて上記イベントの
    開始位置を判別することを特徴とする請求項3記載の記
    録媒体サーチ方法。
  5. 【請求項5】 上記記録媒体のブランク部をサーチする
    場合には、上記記録位置情報から判別されたサーチする
    ブランク部の位置に基づき、上記記録媒体の先頭側から
    サーチを行うことを特徴とする請求項1記載の記録媒体
    サーチ方法。
  6. 【請求項6】 上記記録媒体にイベントを記録する際に
    イベントと共に所定の信号を記録するものとし、 上記記録媒体のブランク部をサーチする場合には、サー
    チするブランク部の判別された位置に基づいて検出領域
    を設定し、上記検出領域の先頭側から上記所定の信号が
    無くなった位置を検出して上記ブランク部の開始位置を
    判別することを特徴とする請求項5記載の記録媒体サー
    チ方法。
  7. 【請求項7】 上記イベントの記録開始時にインデック
    ス信号を記録するものとし、 上記記録媒体のブランク部をサーチする場合には、上記
    検出領域の先頭側から上記所定の信号が無くなった位置
    と上記インデックス信号の位置を検出するものとし、最
    初に検出された位置に基づいて上記ブランク部の開始位
    置を判別することを特徴とする請求項6記載の記録媒体
    サーチ方法。
  8. 【請求項8】 記録媒体に設けられた記憶手段から、上
    記記録媒体に記録されたイベントの記録位置情報を読み
    出す情報読出手段と、 上記記録媒体を再生する再生手段と、 上記情報読出手段と上記再生手段の動作を制御する制御
    手段を備え、 上記制御手段では、上記記録媒体に記録されたイベント
    あるいは上記記録媒体のブランク部をサーチする場合
    に、上記情報読出手段を制御して上記記憶手段から記録
    位置情報を読み出すものとし、読み出された記録位置情
    報を用いて上記再生手段を制御してサーチを行うことを
    特徴とする記録媒体処理装置。
  9. 【請求項9】 上記制御手段では、上記記録媒体に記録
    されたイベントをサーチする場合、上記サーチするイベ
    ントの記録位置情報に基づいて上記再生手段を制御し、
    上記記録媒体の末尾側からサーチを行うことを特徴とす
    る請求項8記載の記録媒体処理装置。
  10. 【請求項10】 上記制御手段では、上記記録媒体に記
    録されたイベントをサーチする場合、上記サーチするイ
    ベントの記録位置情報に基づいて検出領域を設定し、上
    記再生手段を制御して上記検出領域の末尾側から、イベ
    ントと共に記録された所定の信号が無くなった位置を検
    出して上記イベントの開始位置を判別することを特徴と
    する請求項9記載の記録媒体処理装置。
  11. 【請求項11】 上記制御手段では、上記記録媒体に記
    録されたイベントをサーチする場合、上記再生手段を制
    御して、上記記録媒体にイベントの記録開始時に記録さ
    れたインデックス信号の位置と上記所定の信号が無くな
    った位置を上記検出領域の末尾側から検出し、最初に検
    出された位置に基づいて上記イベントの開始位置を判別
    することを特徴とする請求項10記載の記録媒体処理装
    置。
  12. 【請求項12】 上記制御手段では、上記記録媒体のブ
    ランク部をサーチする場合、上記記録位置情報から判別
    されたサーチするブランク部の位置に基づいて上記再生
    手段を制御し、上記記録媒体の先頭側からサーチを行う
    ことを特徴とする請求項8記載の記録媒体処理装置。
  13. 【請求項13】 上記制御手段では、上記記録媒体のブ
    ランク部をサーチする場合、上記サーチするブランク部
    の位置に基づいて検出領域を設定し、上記再生手段を制
    御して上記検出領域の先頭側から、イベントと共に記録
    された所定の信号が無くなった位置を検出して上記ブラ
    ンク部の開始位置を判別することを特徴とする請求項1
    2記載の記録媒体処理装置。
  14. 【請求項14】 上記制御手段では、上記記録媒体のブ
    ランク部をサーチする場合、上記再生手段を制御して、
    上記記録媒体にイベントの記録開始時に記録されたイン
    デックス信号の位置と上記所定の信号が無くなった位置
    を上記検出領域の先頭側から検出し、最初に検出された
    位置に基づいて上記ブランク部の開始位置を判別するこ
    とを特徴とする請求項13記載の記録媒体処理装置。
JP9358268A 1997-12-25 1997-12-25 記録媒体サーチ方法およびそれを用いた記録媒体処理装置 Pending JPH11191248A (ja)

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