JPH11186881A - ラッチ装置 - Google Patents

ラッチ装置

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JPH11186881A
JPH11186881A JP9328563A JP32856397A JPH11186881A JP H11186881 A JPH11186881 A JP H11186881A JP 9328563 A JP9328563 A JP 9328563A JP 32856397 A JP32856397 A JP 32856397A JP H11186881 A JPH11186881 A JP H11186881A
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channel transistor
drive
feedback
latch device
inverter
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JP9328563A
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English (en)
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Terunuro Luigi Jr
テルヌロ ジュニア ルイジ
Ematould Christopher
エマトゥルド クリストファー
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SHIJIE XIANJIN JITI ELECTRIC C
SHIJIE XIANJIN JITI ELECTRIC CO Ltd
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SHIJIE XIANJIN JITI ELECTRIC C
SHIJIE XIANJIN JITI ELECTRIC CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】駆動能力に優れ、消費電力が少なく、チップ占
有面積が小さいラッチ装置を提供する。 【解決手段】ラッチ装置において、そのフィードバック
インバータ207中に、基本構成となるPチャネルトラ
ンジスタ213およびNチャネルトランジスタ215の
外に、直列のNチャネルトランジスタ217および直列
のPチャネルトランジスタ211を挿入して、小さい入
力容量のフィードバックインバータとして構成すること
で、その駆動インバータ205に対する負荷を減少させ
ると同時に、フィードバックインバータ207の小さい
出力強度を維持できるものであり、かつチップ占有面積
を縮小できるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号ラッチ装置に
関し、特に、そのフィードバックインバータのトランジ
スタを直列に挿入して、駆動能力に優れ、消費電力が少
なく、チップ占有面積が小さいラッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】信号ラッチ装置は、集積回路で常用され
る回路であって、一般に、ラッチ装置またはラッチと呼
ばれている。このラッチ装置は、データ入力(通常は1
つの電位値)を受け入れて保存するものである。図1に
おいて、従来のラッチ装置101を示すと、入力インバ
ータ103と、駆動インバータ105と、フィードバッ
クインバータ107と、クロックパルス回路109とか
ら構成され、ラッチ装置入力信号300を入力し、ラッ
チ装置出力信号400を出力するようになっているが、
パスゲート(pass gate)等価回路でクロックパルス回
路109に置き換えることもできる。通常、フィードバ
ックインバータ107は、Pチャネルトランジスタ11
1及びNチャネルトランジスタ113からなる。
【0003】ラッチ装置101動作中に、フィードバッ
クインバータ107のフィードバック入力端、つまり駆
動インバータ105の駆動出力端がPチャネルトランジ
スタ111及びNチャネルトランジスタ113のゲート
に接続され、その入力が高電位である時、Pチャネルト
ランジスタ111がオフでNチャネルトランジスタ11
3がオンとなり、フィードバックインバータ107のフ
ィードバック出力端が接地されるので、A点(駆動イン
バータ105の駆動入力端)は電圧がゼロ、つまり低電
位となる。反対に、フィードバックインバータ107の
フィードバック入力端が低電位である時、Pチャネルト
ランジスタ111がオンでNチャネルトランジスタ11
3がオフとなり、フィードバックインバータ107のフ
ィードバック出力端が高電位の電源VDDに接続され、A
点が高電位となる。入力インバータ103及びクロック
パルス回路109の動作は、当業者には周知のことなの
で、説明を省略する。
【0004】ところで、ラッチ装置101の使用にあた
っては、一般に駆動インバータ105がその出力端負荷
を十分に駆動できる能力を備えるようにする必要があっ
た。従って、フィードバックインバータ107の入力端
負荷を減少、つまり、その入力容量を減少させて、フィ
ードバックインバータ107が駆動インバータ105に
対して形成する負荷を低下させることで、相対的に駆動
インバータ105が出力端負荷に対して大きな駆動能力
を獲得するようにしなければならなかった。
【0005】しかしながら、ラッチ装置101の設計の
もう1つの目的は、フィードバックインバータ107の
フィードバック出力を減少させることであり、フィード
バック出力の電流を減少させることで新しいデータの書
き込みが容易に行われるようにすることであった。つま
り、入力インバータ103の出力信号がデータ書き込み
過程において、フィードバックインバータ107のフィ
ードバック出力信号を十分にオーバーレイできるように
して、ラッチ装置101の保存状態を変更できるように
する必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のラッチ装置10
1において、フィードバックインバータ107の入力端
負荷を低下させるという目的とそのフィードバック出力
を減少させるという目標とは、互いに矛盾するものであ
った。フィードバックインバータ107素子のゲート幅
/ゲート長(アスペクト比)を減少させる時、フィード
バックインバータ107の強度もそれに正比例して減少
するので、従来のラッチ装置101においては、最小ゲ
ート幅においてゲート長を長くすることが行われたが、
ゲート面積を増大させるので、ゲートの入力容量を増大
させることとなっていた。一般に、ラッチ装置101に
おいて適切な信号の一時遅延ならびに動作保持を実現す
るために、経験法則から、配線容量を無視できるものと
仮定した上で、最良の駆動インバータ105のゲート面
積は、それが駆動する素子のゲート面積の1/3に等し
いことが分かっている。従って、フィードバックインバ
ータ107素子のゲート長を長くすると、その入力容量
も同時に増大するので、適切な信号の一時遅延を維持す
るためには、駆動インバータ105のゲート面積も増大
させなければならなくなって、ラッチ装置101が集積
回路において占有する面積も増大するため、デバイス面
積を縮小することができなくなっていた。
【0007】このため、フィードバックインバータ10
7を設計するにあたって、駆動インバータ105に対し
て比較的小さな入力容量を提供するとともに、その強度
が不変あるいは更に小さなフィードバック出力を発生さ
せて、入力インバータ103の出力信号で、フィードバ
ックインバータ107のフィードバック出力信号を十分
にオーバーレイして書き換えを容易にする必要があっ
た。
【0008】本発明は、上述の課題を解決するために鑑
みて為されたもので、その目的とするところは、駆動能
力に優れ、消費電力が少なく、チップ占有面積が小さい
ラッチ装置及びハーフラッチ装置を提供することを特徴
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明にかかるラッチ装置は、ラッチ装置
入力信号及びラッチ装置出力信号を有するものであっ
て、少なくとも、駆動入力端及び駆動出力端を有して、
上記駆動出力端が上記ラッチ装置出力信号を提供し、上
記ラッチ装置入力信号を上記駆動入力端に接続する駆動
インバータと、上記駆動インバータに接続され、フィー
ドバック入力端及びフィードバック出力端を有して、上
記フィードバック入力端が上記駆動出力端に接続され、
上記ラッチ装置出力信号をその入力信号として上記フィ
ードバック入力端に接続し、その出力信号を上記駆動入
力端に提供するフィードバックインバータとを具備する
とともに、当該フィードバックインバータが、少なくと
も、上記フィードバック入力端をそのゲートに接続する
Pチャネルトランジスタと、上記Pチャネルトランジス
タに直列接続され、上記フィードバック入力端をそのゲ
ートに接続して、上記フィードバック出力端を上記Pチ
ャネルトランジスタとの間に接続するNチャネルトラン
ジスタと、上記Nチャネルトランジスタに直列接続さ
れ、常時オン状態を保持する少なくとも1つの直列Nチ
ャネルトランジスタとを具備するものである。
【0010】請求項2の発明にかかるラッチ装置は、ラ
ッチ装置入力信号及びラッチ装置出力信号を有するもの
であって、少なくとも、駆動入力端及び駆動出力端を有
して、上記駆動出力端が上記ラッチ装置出力信号を提供
し、上記ラッチ装置入力信号を上記駆動入力端に接続す
る駆動インバータと、上記駆動インバータに接続され、
フィードバック入力端及びフィードバック出力端を有し
て、上記フィードバック入力端が上記駆動出力端に接続
され、上記ラッチ装置出力信号をその入力信号として上
記フィードバック入力端に接続し、その出力信号を上記
駆動入力端に提供するフィードバックインバータとを具
備するとともに、当該フィードバックインバータが、少
なくとも、上記フィードバック入力端をそのゲートに接
続するPチャネルトランジスタと、上記Pチャネルトラ
ンジスタに直列接続され、上記フィードバック入力端を
そのゲートに接続して、上記フィードバック出力端を上
記Pチャネルトランジスタとの間に接続するNチャネル
トランジスタと、上記Pチャネルトランジスタに直列接
続され、常時オン状態を保持する少なくとも1つの直列
Pチャネルトランジスタとを具備するものである。
【0011】請求項3の発明にかかるラッチ装置は、請
求項2の発明において、上記Nチャネルトランジスタに
直列接続され、常時オン状態を保持する少なくとも1つ
の直列Nチャネルトランジスタを具備するものである。
請求項4の発明にかかるラッチ装置は、ラッチ装置入力
信号及びラッチ装置出力信号を有するものであって、少
なくとも、駆動入力端及び駆動出力端を有して、上記駆
動出力端が上記ラッチ装置出力信号を提供し、上記ラッ
チ装置入力信号を上記駆動入力端に接続する駆動インバ
ータと、上記駆動インバータに接続され、フィードバッ
ク入力端及びフィードバック出力端を有して、上記フィ
ードバック入力端が上記駆動出力端に接続され、上記ラ
ッチ装置出力信号をその入力信号として上記フィードバ
ック入力端に接続し、その出力信号を上記駆動入力端に
提供するフィードバックインバータとを具備するととも
に、当該フィードバックインバータが、少なくとも、上
記フィードバック入力端をそのゲートに接続するPチャ
ネルトランジスタと、上記フィードバック入力端をその
ゲートに接続するNチャネルトランジスタと、上記Pチ
ャネルトランジスタ及び上記Nチャネルトランジスタの
間に直列接続されて常時オン状態を保持し、上記フィー
ドバック出力端を上記Pチャネルトランジスタとの間に
接続する、少なくとも1つの直列Nチャネルトランジス
タとを具備するものである。
【0012】請求項5の発明にかかるラッチ装置は、請
求項4の発明において、上記Pチャネルトランジスタ及
び上記した直列Nチャネルトランジスタの間に直列接続
されて常時オン状態を保持し、上記フィードバック出力
端を上記した直列Nチャネルトランジスタとの間に接続
する、少なくとも1つの直列Pチャネルトランジスタを
具備するものである。
【0013】請求項6の発明にかかるラッチ装置は、ラ
ッチ装置入力信号及びラッチ装置出力信号を有するもの
であって、少なくとも、駆動入力端及び駆動出力端を有
して、上記駆動出力端が上記ラッチ装置出力信号を提供
し、上記ラッチ装置入力信号を上記駆動入力端に接続す
る駆動インバータと、上記駆動インバータに接続され、
フィードバック入力端及びフィードバック出力端を有し
て、上記フィードバック入力端が上記駆動出力端に接続
され、上記ラッチ装置出力信号をその入力信号として上
記フィードバック入力端に接続し、その出力信号を上記
駆動入力端に提供するフィードバックインバータとを具
備するとともに、当該フィードバックインバータが、少
なくとも、上記フィードバック入力端をそのゲートに接
続するPチャネルトランジスタと、上記フィードバック
入力端をそのゲートに接続するNチャネルトランジスタ
と、上記Pチャネルトランジスタ及び上記Nチャネルト
ランジスタの間に直列接続されて常時オン状態を保持
し、上記フィードバック出力端を上記Nチャネルトラン
ジスタとの間に接続する、少なくとも1つの直列Pチャ
ネルトランジスタとを具備するものである。
【0014】請求項7の発明にかかるラッチ装置は、請
求項6の発明において、上記した直列Pチャネルトラン
ジスタ及び上記Nチャネルトランジスタの間に直列接続
されて常時オン状態を保持し、上記フィードバック出力
端を上記した直列Pチャネルトランジスタとの間に接続
する、少なくとも1つの直列Nチャネルトランジスタを
具備するものである。
【0015】請求項8の発明にかかるラッチ装置は、請
求項1〜7の何れか1項の発明において、上記Pチャネ
ルトランジスタに直列接続され、常時オン状態を保持す
る少なくとも1つの直列Pチャネルトランジスタを具備
するものである。請求項9の発明にかかるラッチ装置
は、請求項1〜8の何れか1項の発明において、インバ
ータ入力端並びにインバータ出力端を有した入力インバ
ータを備えて、上記ラッチ装置入力信号及び上記駆動入
力端の間に接続し、上記インバータ入力端を上記ラッチ
装置入力信号に接続し、上記インバータ出力端を上記駆
動入力端に接続して、上記ラッチ装置入力信号の反転信
号を発生させるとともに、上記駆動入力端に入力するも
のである。
【0016】請求項10の発明にかかるラッチ装置は、
請求項9の発明において、クロックパルス回路を備え
て、上記入力インバータ及び上記駆動入力端の間に接続
されるとともに、クロックパルス信号が接続され、上記
クロックパルス信号に対応して上記インバータ出力端な
らびに上記駆動入力端を接続させるものである。請求項
11の発明にかかるラッチ装置は、請求項1〜10の何
れか1項の発明において、上記直列Nチャネルトランジ
スタのゲート長が、上記Nチャネルトランジスタのゲー
ト長より長いものである。
【0017】請求項12の発明にかかるラッチ装置は、
請求項1〜11の何れか1項の発明において、上記直列
Pチャネルトランジスタのゲート長が、上記Pチャネル
トランジスタのゲート長より長いものである。請求項1
3の発明にかかるラッチ装置は、請求項1〜12の何れ
か1項の発明において、上記直列Nチャネルトランジス
タのゲート長が、上記Nチャネルトランジスタのゲート
長の少なくとも2倍である。
【0018】請求項14の発明にかかるラッチ装置は、
請求項1〜13の何れか1項の発明において、上記直列
Pチャネルトランジスタのゲート長が、上記Pチャネル
トランジスタのゲート長の少なくとも2倍である。請求
項15の発明にかかるラッチ装置は、ハーフラッチ装置
入力信号及びハーフラッチ装置出力信号を有するもので
あって、少なくとも、駆動入力端及び駆動出力端を有し
て、上記駆動出力端が上記ハーフラッチ装置出力信号を
提供し、上記ハーフラッチ装置入力信号が上記駆動入力
端に接続される駆動インバータと、上記駆動インバータ
に接続され、フィードバック入力端及びフィードバック
出力端を有して、上記フィードバック入力端が上記駆動
出力端に接続され、上記ハーフラッチ装置出力信号をそ
の入力信号として上記フィードバック入力端に接続さ
れ、その出力信号を上記駆動入力端に提供するフィード
バックインバータとを具備するとともに、当該フィード
バックインバータが、少なくとも、上記フィードバック
入力端をそのゲートに接続するNチャネルトランジスタ
と、上記Nチャネルトランジスタの一極に直列接続さ
れ、上記フィードバック出力端を上記Nチャネルトラン
ジスタの他の一極に接続して常時オン状態を保持する、
少なくとも1つの直列Nチャネルトランジスタとを具備
し、ハーフラッチ装置を構成するものである。
【0019】請求項16の発明にかかるラッチ装置は、
ハーフラッチ装置入力信号及びハーフラッチ装置出力信
号を有するものであって、少なくとも、駆動入力端及び
駆動出力端を有して、上記駆動出力端が上記ハーフラッ
チ装置出力信号を提供し、上記ハーフラッチ装置入力信
号が上記駆動入力端に接続される駆動インバータと、上
記駆動インバータに接続され、フィードバック入力端及
びフィードバック出力端を有して、上記フィードバック
入力端が上記駆動出力端に接続され、上記ハーフラッチ
装置出力信号をその入力信号として上記フードバック入
力端に接続され、その出力信号を上記駆動入力端に提供
するフィードバックインバータとを具備するとともに、
当該フィードバックインバータが、少なくとも、上記フ
ィードバック入力端をそのゲートに接続するPチャネル
トランジスタと、上記Pチャネルトランジスタの一極に
直列接続され、上記フィードバック出力端を上記Pチャ
ネルトランジスタの他の一極に接続して常時オン状態を
保持する、少なくとも1つの直列Pチャネルトランジス
タとを具備し、ハーフラッチ装置を構成するものであ
る。
【0020】請求項17の発明にかかるラッチ装置は、
請求項15又は16の発明において、インバータ入力端
ならびにインバータ出力端を有した入力インバータを備
えて、上記ハーフラッチ装置入力信号及び上記駆動入力
端の間に接続し、上記インバータ入力端を上記ハーフラ
ッチ装置入力信号に接続し、上記インバータ出力端を上
記駆動入力端に接続して、上記ハーフラッチ装置入力信
号の反転信号を発生させるとともに、上記駆動入力端に
入力するものである。
【0021】請求項18の発明にかかるラッチ装置は、
請求項15〜17の何れか1項の発明において、クロッ
クパルス回路を備えて、上記入力インバータ及び上記駆
動入力端の間に接続するとともに、クロックパルス信号
に接続させ、上記クロックパルス信号に対応して上記イ
ンバータ出力端ならびに上記駆動入力端を接続させるも
のである。
【0022】請求項19の発明にかかるラッチ装置は、
請求項15〜18の何れか1項の発明において、上記直
列Nチャネルトランジスタのゲート長が、上記Nチャネ
ルトランジスタのゲート長より長いものである。請求項
20の発明にかかるラッチ装置は、請求項15〜19の
何れか1項の発明において、上記直列Nチャネルトラン
ジスタのゲート長が、上記Nチャネルトランジスタのゲ
ート長の少なくとも2倍である。
【0023】請求項21の発明にかかるラッチ装置は、
請求項15〜20の何れか1項の発明において、上記直
列Pチャネルトランジスタのゲート長が、上記Pチャネ
ルトランジスタのゲート長の少なくとも2倍である。請
求項22の発明にかかるラッチ装置は、請求項15〜2
1の何れか1項の発明において、上記直列Pチャネルト
ランジスタのゲート長が、上記Pチャネルトランジスタ
のゲート長の少なくとも2倍である。
【0024】上記の構成によって、本発明にかかるラッ
チ装置は、フィードバックインバータに直列トランジス
タを挿入して、フィードバックインバータが駆動インバ
ータに比較的小さな入力容量を提供するとともに、フィ
ードバック出力強度を不変状態に維持することができ
る。また、その結果、駆動能力に優れ、消費電力が少な
く、チップ占有面積が小さいラッチ装置とすることがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】( 実施形態1)図2において、本
実施形態のラッチ装置201は、入力インバータ203
と、駆動インバータ205と、フィードバックインバー
タ207と、クロックパルス回路209とから構成さ
れ、ラッチ装置入力信号300を入力し、ラッチ装置出
力信号400を出力する。
【0026】図2に示したラッチ装置201は、図1に
示した従来技術のラッチ装置101と多くの類似点があ
るが、両者の相違点はフィードバックインバータ207
の回路構成にあり、その他の入力インバータ103,2
03と、駆動インバータ105,205と、クロックパ
ルス回路109,209とは、いずれも従来技術と同じ
なので改めて説明しない。
【0027】図2において、フィードバックインバータ
207は、Pチャネルトランジスタ211と、Pチャネ
ルトランジスタ213と、Nチャネルトランジスタ21
5と、Nチャネルトランジスタ217とから構成され、
それぞれのソース/ドレインが接続されて直列となって
いる。Pチャネルトランジスタ211は、高電位の電源
DDに接続され、Nチャネルトランジスタ217は、低
電位に接続または接地されている。Pチャネルトランジ
スタ211のゲートは接地され、Nチャネルトランジス
タ217のゲートは高電位の電源VDDに接続されてお
り、直列のPチャネルトランジスタ211及びNチャネ
ルトランジスタ217を常時オンに保持するものとなっ
ている。フィードバックインバータ207のフィードバ
ック入力端がPチャネルトランジスタ213及びNチャ
ネルトランジスタ215のゲートに接続され、フィード
バックインバータ207のフィードバック出力端がPチ
ャネルトランジスタ213及びNチャネルトランジスタ
215の間に設けられている。
【0028】ラッチ装置201の動作において、フィー
ドバックインバータ207のフィードバック入力端が高
電位である時、Pチャネルトランジスタ213がオフと
なり、Nチャネルトランジスタ215がオンとなり、か
つ直列のNチャネルトランジスタ217が常時オン状態
に保持されているので、フィードバックインバータ20
7のフィードバック出力端が接地されて、A点の電位が
低電位となる。反対に、フィードバックインバータ20
7のフィードバック入力端が低電位である時、Pチャネ
ルトランジスタ213がオンとなり、Nチャネルトラン
ジスタ215がオフとなり、かつPチャネルトランジス
タ211が常時オン状態に保持されているので、フィー
ドバックインバータ207のフィードバック出力端が高
電位の電源VDDに接続されてA点の電圧が高電位とな
る。従って、フィードバックインバータ207がインバ
ータとしての機能を果たしていることになる。
【0029】本実施形態のフィードバックインバータ2
07においては、各Pチャネルトランジスタ及びNチャ
ネルトランジスタの幅と長さとのうちから適切なものを
選択して、フィードバックインバータ207の入力容量
を最小のものとすると同時に、その出力強度を低減させ
るという要求に応じて、入力インバータ203出力のフ
ィードバックインバータ207出力に対する比例値を保
持できるように構成しているので、データ書き込みが容
易に行われるとともに、さらに大きな比例値を提供して
フィードバックインバータ207の入力容量の増大を抑
制することもできる。
【0030】Pチャネルトランジスタ211とPチャネ
ルトランジスタ213とを直列接続し、Nチャネルトラ
ンジスタ215とNチャネルトランジスタ217とを直
列接続することで、本実施形態のフィードバックインバ
ータ207が低入力容量と低出力電流という特性を同時
に備えるものとなるから、入力インバータ203の出力
信号で書き込みが容易に行われとともに、フィードバッ
クインバータ207が十分な出力電流を提供してラッチ
装置201の正常な動作を維持することができる。
【0031】ここで、図1のPチャネルトランジスタ1
11のゲート幅を4.2μm(マイクロメートル)、長
さを2μmとし、Nチャネルトランジスタ113のゲー
ト幅を2.1μm、長さを2μmとすれば、「従来の技
術」の項目で述べたように、駆動インバータ105の最
良なゲートの大きさは、その駆動する素子のゲート面積
の大きさと関係があるから、Pチャネルトランジスタ1
11のゲート面積が8.4μm2 、Nチャネルトランジ
スタ113のゲート面積が4.2μm2 となり、総ゲー
ト面積が12.6μm2 となる。集積回路設計の経験法
則によって、参考値0.5μmを駆動インバータ105
のゲート長とすれば、面積12.6μm 2 を0.5μm
で割るとゲート幅25.2μmが得られる。このラッチ
装置101の出力が駆動しなければならないゲートによ
って駆動インバータ105にかかる余分な等価幅が10
0μmであると仮定すると、駆動インバータ105は、
0.5μmというゲート長の参考値においては、駆動す
べき等価幅が125.2μmとなる。経験法則により、
駆動インバータ105のゲート面積は、駆動すべき総ゲ
ート面積の1/3に等しいから、駆動インバータ105
の等価幅は125.2μmを3で割って41.7μmと
なる。駆動インバータ105を構成するPチャネルトラ
ンジスタ及びNチャネルトランジスタにおいて、Pチャ
ネルトランジスタの低いキャリア移動率を考慮して、両
者の面積比を2:1と仮定すれば、駆動インバータ10
5のNチャネルトランジスタにおける等価幅が41.7
μmを3で割って13.9μmとなり、面積比2:1か
らPチャネルトランジスタの等価幅が13.9μmの2
倍の27.8μmとなる。
【0032】さて、図2に戻って、本実施形態のラッチ
装置201は、そのフィードバックインバータ207の
入力ゲート面積が減少するので、駆動インバータ205
が駆動すべき負荷が従来技術の駆動インバータ105よ
りも小さくなる。本実施形態において、フィードバック
インバータ207のPチャネルトランジスタ213及び
Nチャネルトランジスタ215の面積は従来のフィード
バックインバータ107の1/4にすぎないので、その
等価面積は12.6μm2 の1/4である3.15μm
2 となり、上述の手順で計算すると、駆動インバータ1
05のNチャネルトランジスタ215の等価幅が11.
8μmとなり、Pチャネルトランジスタ213の等価幅
が23.6μmとなるので、ゲート幅を6.3μm縮小
できたことになる。
【0033】フィードバックインバータ207の出力電
流を十分に小さい値に維持して書き込みを行うという要
求を満足させるために、直列のPチャネルトランジスタ
211のゲート幅を4.2μm、ゲート長を1.5μm
とし、直列のNチャネルトランジスタ217のゲート幅
を2.1μm、ゲート長を1.5μmとしてから、直列
のPチャネルトランジスタ211及び直列のNチャネル
トランジスタ217のゲート長を調整することで、フィ
ードバックインバータ207の出力電流を低い値に保持
することができる。直列のPチャネルトランジスタ21
1及び直列のNチャネルトランジスタ217のゲート長
を調整することにより、フィードバックインバータ20
7の出力電流を指定したい値に調整することができると
同時に、駆動インバータ205に対応する入力容量に影
響を及ぼすこともない。図1に示した従来のラッチ装置
101では、そのフィードバックインバータ107のサ
イズ増大が駆動インバータ205に対応する入力容量に
影響を及ぼして負荷を増大させることになるので、上記
の要求を満たすことができない。
【0034】本実施形態にかかるフィードバックインバ
ータ207は、出力電流を不変状態に維持しながら、比
較的小さい入力容量とすることができるので、入力イン
バータ203の出力信号強度とフィードバックインバー
タ207の出力信号強度とを適切な比率に維持できると
ともに、その比率をさらに大きくすることでデータの書
き込みが容易に行えるようになる。また、駆動インバー
タ205の負荷駆動能力を増強することもできる。すな
わち、ラッチ装置201において、フィードバックイン
バータ207が信号出力端に対して形成する負荷を低下
させることによって、ラッチ装置201のその信号出力
端に対する駆動能力を増強させることができ、かつ性能
及び信頼性を向上させることができる。
【0035】また、フィードバックインバータ207の
入力容量が減少するという特性を利用して、駆動インバ
ータ205については負荷減少により必要面積を減少さ
せることができるとともに、駆動インバータ205の入
力容量の減少によって、入力インバータ203の出力負
荷を減少させるので、その面積も縮小することができ
る。つまり、ラッチ装置201のチップ占有面積を縮小
させると同時に、消費電力を減少させることができる。 ( 実施形態2)実施形態1においては、図2に示したよ
うに、1つの直列のPチャネルトランジスタ211及び
1つの直列のNチャネルトランジスタ217を採用した
が、本実施形態においては、図3に示したように、トラ
ンジスタの直列位置を変更することで、常時オン状態の
直列のPチャネルトランジスタ211とPチャネルトラ
ンジスタ213とを入れ換え、Nチャネルトランジスタ
215と常時オン状態の直列のNチャネルトランジスタ
217と入れ換えて、1つの等価回路として構成したも
のである。図3のラッチ装置201の動作は、実施形態
1と同じであり、フィードバックインバータ207のフ
ィードバック入力端が高電位である時、Pチャネルトラ
ンジスタ213がオフとなり、Nチャネルトランジスタ
215がオンとなり、かつNチャネルトランジスタ21
7が常時オン状態に保持されているので、フィードバッ
クインバータ207のフィードバック出力端が接地され
てA点の電位が低電位となる。反対に、フィードバック
インバータ207のフィードバック入力端が低電位であ
る時、Pチャネルトランジスタ213がオンとなり、N
チャネルトランジスタ215がオフとなり、かつPチャ
ネルトランジスタ211が常時オン状態に保持されてい
るので、フィードバックインバータ207のフィードバ
ック出力端が高電位の電源VDDに接続されてA点の電圧
が高電位となる。従って、フィードバックインバータ2
07がインバータとしての機能を果たしていることにな
る。 (実施形態3)図4において、ラッチ装置201中のフ
ィードバックインバータ207としては、基本構成とな
るPチャネルトランジスタ213及びNチャネルトラン
ジスタ215の外に、直列のNチャネルトランジスタ2
17または直列のPチャネルトランジスタ211を1つ
だけ挿入して、不均衡形のフィードバックインバータ2
07を構成することができる。図4(a)において、本
実施形態の一例を示すと、直列のNチャネルトランジス
タ217を1つだけ挿入して、その低電位に対する駆動
能力を低下させ、高電位信号(つまり信号“1”)を保
存する能力を強化したフィードバックインバータ207
とすることができる。図4(b)において、本実施形態
の別の例を示すと、Nチャネルトランジスタ215と常
時オンのNチャネルトランジスタ217を入れ換えて、
直列順序を変更した等価回路とすることができる。図4
(c)において、本実施形態の他の例を示すと、直列の
Pチャネルトランジスタ211を1つだけ挿入して、そ
の高電位に対する駆動能力を低下させ、低電位信号(つ
まり信号“0”)を保存する能力を強化したフィードバ
ックインバータ207とすることができる。図4(d)
において、本実施形態の更に他の例を示すと、Pチャネ
ルトランジスタ213と常時オンのPチャネルトランジ
スタ211を入れ換えて、直列順序を変更した等価回路
とすることができる。ただし、このような不均衡形のフ
ィードバックインバータ207は、各トランジスタのゲ
ート長と幅とを調整することで均衡構造とすることがで
き、従来装置と比較してフィードバックインバータ20
7の入力容量を部分的に減少させることができる。 (実施形態4)本実施形態は上記のラッチ装置を応用し
たハーフラッチ装置にかかるもので、図5(a)におい
て、本実施形態の一例であるハーフラッチ装置50aを
示すと、このハーフラッチ装置50aは、高電位信号
(つまり信号“1”)を保存するためだけに用いられる
もの、すなわち高電位出力だけを維持するもので、予備
保存状態の回路またはダイナミックロジック回路として
採用することができる。この図5(a)に示すハーフラ
ッチ装置50aは、入力ロジック501と、駆動インバ
ータ505と、フィードバックインバータ507とから
構成され、フィードバックインバータ507には、Nチ
ャネルトランジスタ511及び直列のNチャネルトラン
ジスタ513が使用されている。図5(b)において、
本実施形態の別の例であるラッチ装置を応用したハーフ
ラッチ装置50bを示すと、この図5(B)のハーフラ
ッチ装置50bは、低電位信号(つまり信号“0”)を
保存するためだけに用いられるもの、すなわち低電位出
力だけを維持するものである。そのフィードバックイン
バータ507には、Pチャネルトランジスタ515及び
直列のPチャネルトランジスタ517が使用されてい
る。
【0036】尚図5(a)(b)に示すハーフラッチ装
置50a,50bにおいて、入力ロッジク501は例え
ば、入力インバータやクロックパルス回路を備えている
もの等から構成される。また図5(a)の回路において
直列のNチャネルトランジスタ513のゲート長長をN
チャネルトランジスタ511のゲート長の少なくとも2
倍であるようしてある。また図5(a)の回路において
直列のPチャネルトランジスタ517のゲート長をPチ
ャネルトランジスタ516のゲート長の少なくとも2倍
であるようにしてある。
【0037】以上のごとく、本発明を好適な実施形態1
〜4により開示したが、当業者であれば容易に理解でき
るように、本発明の技術思想の範囲内において、適当な
変更ならびに潤色が当然なされうるものであるから、そ
の特許権保護の範囲は、特許請求の範囲及び、それと均
等な領域を基準として定めなければならないものとす
る。
【0038】
【発明の効果】上記のような構成により、本発明にかか
るラッチ装置は、フィードバックインバータに直列トラ
ンジスタを挿入して、フィードバックインバータが駆動
インバータに比較的小さな入力容量を提供するととも
に、フィードバック出力強度を不変状態に維持すること
ができるので、駆動能力に優れ、消費電力が少なく、チ
ップ占有面積が小さいラッチ装置やハーフラッチ装置と
することができ、従って、産業上の利用価値が高いとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術にかかるラッチ装置を示す回路構成図
である。
【図2】本発明のラッチ装置の実施形態1を示す回路構
成図である。
【図3】本発明のラッチ装置の実施形態2を示す回路構
成図である。
【図4】本発明のラッチ装置の実施形態3を示す回路構
成図である。
【図5】本発明のラッチ装置の実施形態4を示す回路構
成図である。
【符号の説明】
201 ラッチ装置 203 入力インバータ 205 駆動インバータ 207 フィードバックインバータ 209 クロックパルス回路 211 Pチャネルトランジスタ 213 Pチャネルトランジスタ 215 Nチャネルトランジスタ 217 Nチャネルトランジスタ 50a ハーフラッチ装置 50b ハーフラッチ装置 501 入力ロジック 505 駆動インバータ 507 フィードバックインバータ 511 Nチャネルトランジスタ 513 Nチャネルトランジスタ 515 Pチャネルトランジスタ 517 Pチャネルトランジスタ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラッチ装置入力信号及びラッチ装置出力信
    号を有するものであって、少なくとも、 駆動入力端及び駆動出力端を有して、上記駆動出力端が
    上記ラッチ装置出力信号を提供し、上記ラッチ装置入力
    信号を上記駆動入力端に接続する駆動インバータと、 上記駆動インバータに接続され、フィードバック入力端
    及びフィードバック出力端を有して、上記フィードバッ
    ク入力端が上記駆動出力端に接続され、上記ラッチ装置
    出力信号をその入力信号として上記フィードバック入力
    端に接続し、その出力信号を上記駆動入力端に提供する
    フィードバックインバータとを具備するとともに、 当該フィードバックインバータが、少なくとも、 上記フィードバック入力端をそのゲートに接続するPチ
    ャネルトランジスタと、 上記Pチャネルトランジスタに直列接続され、上記フィ
    ードバック入力端をそのゲートに接続して、上記フィー
    ドバック出力端を上記Pチャネルトランジスタとの間に
    接続するNチャネルトランジスタと、 上記Nチャネルトランジスタに直列接続され、常時オン
    状態を保持する少なくとも1つの直列Nチャネルトラン
    ジスタとを具備することを特徴とするラッチ装置。
  2. 【請求項2】ラッチ装置入力信号及びラッチ装置出力信
    号を有するものであって、少なくとも、 駆動入力端及び駆動出力端を有して、上記駆動出力端が
    上記ラッチ装置出力信号を提供し、上記ラッチ装置入力
    信号を上記駆動入力端に接続する駆動インバータと、 上記駆動インバータに接続され、フィードバック入力端
    及びフィードバック出力端を有して、上記フィードバッ
    ク入力端が上記駆動出力端に接続され、上記ラッチ装置
    出力信号をその入力信号として上記フィードバック入力
    端に接続し、その出力信号を上記駆動入力端に提供する
    フィードバックインバータとを具備するとともに、 当該フィードバックインバータが、少なくとも、 上記フィードバック入力端をそのゲートに接続するPチ
    ャネルトランジスタと、 上記Pチャネルトランジスタに直列接続され、上記フィ
    ードバック入力端をそのゲートに接続して、上記フィー
    ドバック出力端を上記Pチャネルトランジスタとの間に
    接続するNチャネルトランジスタと、 上記Pチャネルトランジスタに直列接続され、常時オン
    状態を保持する少なくとも1つの直列Pチャネルトラン
    ジスタとを具備することを特徴とするラッチ装置。
  3. 【請求項3】上記Nチャネルトランジスタに直列接続さ
    れ、常時オン状態を保持する少なくとも1つの直列Nチ
    ャネルトランジスタを具備することを特徴とする請求項
    2記載のラッチ装置。
  4. 【請求項4】ラッチ装置入力信号及びラッチ装置出力信
    号を有するものであって、少なくとも、 駆動入力端及び駆動出力端を有して、上記駆動出力端が
    上記ラッチ装置出力信号を提供し、上記ラッチ装置入力
    信号を上記駆動入力端に接続する駆動インバータと、 上記駆動インバータに接続され、フィードバック入力端
    及びフィードバック出力端を有して、上記フィードバッ
    ク入力端が上記駆動出力端に接続され、上記ラッチ装置
    出力信号をその入力信号として上記フィードバック入力
    端に接続し、その出力信号を上記駆動入力端に提供する
    フィードバックインバータとを具備するとともに、 当該フィードバックインバータが、少なくとも、 上記フィードバック入力端をそのゲートに接続するPチ
    ャネルトランジスタと、 上記フィードバック入力端をそのゲートに接続するNチ
    ャネルトランジスタと、 上記Pチャネルトランジスタ及び上記Nチャネルトラン
    ジスタの間に直列接続されて常時オン状態を保持し、上
    記フィードバック出力端を上記Pチャネルトランジスタ
    との間に接続する、少なくとも1つの直列Nチャネルト
    ランジスタとを具備することを特徴とするラッチ装置。
  5. 【請求項5】上記Pチャネルトランジスタ及び上記直列
    Nチャネルトランジスタの間に直列接続されて常時オン
    状態を保持し、上記フィードバック出力端を上記直列N
    チャネルトランジスタとの間に接続する、少なくとも1
    つの直列Pチャネルトランジスタを具備することを特徴
    とした請求項4記載のラッチ装置。
  6. 【請求項6】ラッチ装置入力信号及びラッチ装置出力信
    号を有するものであって、少なくとも、 駆動入力端及び駆動出力端を有して、上記駆動出力端が
    上記ラッチ装置出力信号を提供し、上記ラッチ装置入力
    信号を上記駆動入力端に接続する駆動インバータと、 上記駆動インバータに接続され、フィードバック入力端
    及びフィードバック出力端を有して、上記フィードバッ
    ク入力端が上記駆動出力端に接続され、上記ラッチ装置
    出力信号をその入力信号として上記フィードバック入力
    端に接続し、その出力信号を上記駆動入力端に提供する
    フィードバックインバータとを具備するとともに、 当該フィードバックインバータが、少なくとも、 上記フィードバック入力端をそのゲートに接続するPチ
    ャネルトランジスタと、 上記フィードバック入力端をそのゲートに接続するNチ
    ャネルトランジスタと、 上記Pチャネルトランジスタ及び上記Nチャネルトラン
    ジスタの間に直列接続されて常時オン状態を保持し、上
    記フィードバック出力端を上記Nチャネルトランジスタ
    との間に接続する、少なくとも1つの直列Pチャネルト
    ランジスタとを具備することを特徴とするラッチ装置。
  7. 【請求項7】上記した直列Pチャネルトランジスタ及び
    上記Nチャネルトランジスタの間に直列接続されて常時
    オン状態を保持し、上記フィードバック出力端を上記し
    た直列Pチャネルトランジスタとの間に接続する、少な
    くとも1つの直列Nチャネルトランジスタを具備するこ
    とを特徴とする請求項6記載のラッチ装置。
  8. 【請求項8】上記Pチャネルトランジスタに直列接続さ
    れ、常時オン状態を保持する少なくとも1つの直列Pチ
    ャネルトランジスタを具備することを特徴とする請求項
    1〜7の何れか1項に記載のラッチ装置。
  9. 【請求項9】インバータ入力端並びにインバータ出力端
    を有した入力インバータを備えて、上記ラッチ装置入力
    信号及び上記駆動入力端の間に接続し、上記インバータ
    入力端を上記ラッチ装置入力信号に接続し、上記インバ
    ータ出力端を上記駆動入力端に接続して、上記ラッチ装
    置入力信号の反転信号を発生させるとともに、上記駆動
    入力端に入力することを特徴とする請求項1〜8の何れ
    か1項記載のラッチ装置。
  10. 【請求項10】上記ラッチ装置が、さらに、クロックパ
    ルス回路を備えて、 上記入力インバータ及び上記駆動入力端の間に接続され
    るとともに、クロックパルス信号が接続され、上記クロ
    ックパルス信号に対応して上記インバータ出力端ならび
    に上記駆動入力端を接続させることを特徴とする請求項
    9の記載のラッチ装置。
  11. 【請求項11】上記直列Nチャネルトランジスタのゲー
    ト長が、上記Nチャネルトランジスタのゲート長より長
    いことを特徴とする請求項1〜10の何れか1項記載の
    ラッチ装置。
  12. 【請求項12】上記直列Pチャネルトランジスタのゲー
    ト長が、上記Pチャネルトランジスタのゲート長より長
    いことを特徴とする請求項1〜11の何れか1項記載の
    ラッチ装置。
  13. 【請求項13】上記直列Nチャネルトランジスタのゲー
    ト長が、上記Nチャネルトランジスタのゲート長の少な
    くとも2倍である請求項1〜12の何れか1項記載のラ
    ッチ装置。
  14. 【請求項14】上記直列Pチャネルトランジスタのゲー
    ト長が、上記Pチャネルトランジスタのゲート長の少な
    くとも2倍である請求項1〜13の何れか1項記載のラ
    ッチ装置。
  15. 【請求項15】ハーフラッチ装置入力信号及びハーフラ
    ッチ装置出力信号を有するものであって、少なくとも、 駆動入力端及び駆動出力端を有して、上記駆動出力端が
    上記ハーフラッチ装置出力信号を提供し、上記ハーフラ
    ッチ装置入力信号が上記駆動入力端に接続される駆動イ
    ンバータと、 上記駆動インバータに接続され、フィードバック入力端
    及びフィードバック出力端を有して、上記フィードバッ
    ク入力端が上記駆動出力端に接続され、上記ハーフラッ
    チ装置出力信号をその入力信号として上記フィードバッ
    ク入力端に接続され、その出力信号を上記駆動入力端に
    提供するフィードバックインバータとを具備するととも
    に、 当該フィードバックインバータが、少なくとも、 上記フィードバック入力端をそのゲートに接続するNチ
    ャネルトランジスタと、 上記Nチャネルトランジスタの一極に直列接続され、上
    記フィードバック出力端を上記Nチャネルトランジスタ
    の他の一極に接続して常時オン状態を保持する、 少なくとも1つの直列Nチャネルトランジスタとを具備
    して、ハーフラッチ装置を構成することを特徴とするラ
    ッチ装置。
  16. 【請求項16】ハーフラッチ装置入力信号及びハーフラ
    ッチ装置出力信号を有するものであって、少なくとも、 駆動入力端及び駆動出力端を有して、上記駆動出力端が
    上記ハーフラッチ装置出力信号を提供し、上記ハーフラ
    ッチ装置入力信号が上記駆動入力端に接続される駆動イ
    ンバータと、 上記駆動インバータに接続され、フィードバック入力端
    及びフィードバック出力端を有して、上記フィードバッ
    ク入力端が上記駆動出力端に接続され、上記ハーフラッ
    チ装置出力信号をその入力信号として上記フードバック
    入力端に接続され、その出力信号を上記駆動入力端に提
    供するフィードバックインバータとを具備するととも
    に、 当該フィードバックインバータが、少なくとも、 上記フィードバック入力端をそのゲートに接続するPチ
    ャネルトランジスタと、 上記Pチャネルトランジスタの一極に直列接続され、上
    記フィードバック出力端を上記Pチャネルトランジスタ
    の他の一極に接続して常時オン状態を保持する、少なく
    とも1つの直列Pチャネルトランジスタとを具備し、ハ
    ーフラッチ装置を構成することを特徴とするラッチ装
    置。
  17. 【請求項17】インバータ入力端ならびにインバータ出
    力端を有した入力インバータを備えて、 上記ハーフラッチ装置入力信号及び上記駆動入力端の間
    に接続し、上記インバータ入力端を上記ハーフラッチ装
    置入力信号に接続し、上記インバータ出力端を上記駆動
    入力端に接続して、上記ハーフラッチ装置入力信号の反
    転信号を発生させるとともに、上記駆動入力端に入力す
    ることを特徴とする請求項15又は16記載のラッチ装
    置。
  18. 【請求項18】クロックパルス回路を備えて、 上記入力インバータ及び上記駆動入力端の間に接続する
    とともに、クロックパルス信号に接続させ、上記クロッ
    クパルス信号に対応して上記インバータ出力端ならびに
    上記駆動入力端を接続させることを特徴とする請求項1
    5〜17の何れか1項記載のラッチ装置。
  19. 【請求項19】上記直列Nチャネルトランジスタのゲー
    ト長が、上記Nチャネルトランジスタのゲート長より長
    いことを特徴とする請求項15〜18の何れか1項記載
    のラッチ装置。
  20. 【請求項20】上記直列Nチャネルトランジスタのゲー
    ト長が、上記Nチャネルトランジスタのゲート長の少な
    くとも2倍であることを特徴とする請求項15〜19の
    何れか1項記載のラッチ装置。
  21. 【請求項21】上記直列Pチャネルトランジスタのゲー
    ト長が、上記Pチャネルトランジスタのゲート長の少な
    くとも2倍であることを特徴とする請求項15〜20の
    何れか1項記載のラッチ装置。
  22. 【請求項22】上記直列Pチャネルトランジスタのゲー
    ト長が、上記Pチャネルトランジスタのゲート長の少な
    くとも2倍であることを特徴とする請求項15〜21の
    何れか1項記載のラッチ装置。
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