JPH11110801A - 光学ピックアップ装置 - Google Patents

光学ピックアップ装置

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JPH11110801A
JPH11110801A JP9271371A JP27137197A JPH11110801A JP H11110801 A JPH11110801 A JP H11110801A JP 9271371 A JP9271371 A JP 9271371A JP 27137197 A JP27137197 A JP 27137197A JP H11110801 A JPH11110801 A JP H11110801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
pickup device
optical system
slide base
magneto
Prior art date
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Pending
Application number
JP9271371A
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English (en)
Inventor
Yoshimune Katou
工宗 加藤
Tomohiko Baba
友彦 馬場
Hiroaki Nemoto
弘明 根本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクの径方向にスライド可能に設けら
れるスライドベース2に、光ディスクに対する信号の記
録または再生を行なうための光学系が内蔵されてなる光
学ピックアップ装置において、薄型化の妨げやコストア
ップとなることなく光学系での迷光を抑え、確実な記録
または再生が行なわれるようにする。 【解決手段】 スライドベース2の内部に凸部18,1
9を設け、この凸部18,19によって光学系における
レーザービームの不要な光をカットすることで迷光を抑
える構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光磁気ディスク装置
等に備えられる光学ピックアップ装置に関し、特にその
光学系の迷光対策に係るものである。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク装置において光学ピック
アップ装置は、オーバーライトヘッドとしての磁気ヘッ
ド装置と組み合わせて光学磁気ヘッド機構として備えら
れている。
【0003】この光磁気ディスク装置に備えられる光学
磁気ヘッド機構は図1に示すように構成されている。
【0004】この光学磁気ヘッド機構20は、光磁気デ
ィスクDの信号記録面に対してレーザー光を照射する対
物レンズ4を備えた光学ピックアップ装置1と、光磁気
ディスクDの信号記録面に対して所定の外部磁界を印加
する磁界印加ヘッド21を備えた磁気ヘッド装置22と
を光磁気ディスクDを上下方向に挟んで対向するよう
に、側面視略コ字状に形成されたブラケット23に保持
して構成されている。
【0005】そして、この光学磁気ヘッド機構20は光
学ピックアップ装置1の本体であるスライドベース2の
一端側に設けられたガイド軸孔3aと他端側に設けられ
た側面視略コ字状のガイド突片3bとがそれぞれシャー
シ(図示せず)側に横架固定されたガイド軸24aと2
4bに係合されてターンテーブル25に対して接離方向
にスライド可能に支持されている。
【0006】また、ブラケット23にはねじ受体26が
取付けられてシャーシ(図示せず)側にモータブラケッ
ト27により支持されたステッピングモータ28の回転
螺子軸29の回転により光学磁気ヘッド機構20はター
ンテーブル25に対して接離する方向即ち、ターンテー
ブル25にチャッキングされた光磁気ディスクDの径方
向にスライドし、これによって光磁気ディスクDに対し
て記録または再生が行われる。尚、30はスライドベー
ス2に取付けられたアクチュエーターカバーである。
【0007】この光学磁気ヘッド機構に用いられる光学
ピックアップ装置の従来例を図2〜図4に示す。図にお
いて1は光学ピックアップ装置を全体として示し、2は
ガイド軸24a,24bに沿って光磁気ディスクの径方
向にスライド可能に設けられる亜鉛ダイカスト製のスラ
イドベースで、このスライドベース2の一端部側にはガ
イド軸24aに対しスライド可能に嵌合されるガイド軸
孔3aが形成され、また他端部側にはガイド軸24bに
対しスライド可能に係合されるガイド突片3bが形成さ
れている。
【0008】このスライドベース2の一半部には光磁気
ディスクの信号記録面と対向する対物レンズ4を収容す
る対物レンズ収容部5が設けられているとともに、他半
部には上記対物レンズ4を通して光磁気ディスクに対す
る信号の記録または再生を行なうための光学系が内蔵さ
れている。
【0009】対物レンズ収容部5において対物レンズ4
は、二軸アクチュエーター6によって二軸方向(フォー
カシング方向及びトラッキング方向)に動作されるレン
ズホルダー7に保持されている。
【0010】光学系は、レーザー光源としての半導体レ
ーザー8、メニスカスレンズ9、グレーティング10、
ビームスプリッタ板11、プリズムミラー12、ウォラ
ストンプリズム13、シリンドリカルレンズ14及び光
検出器15により構成されている。
【0011】この光学系では図3に示すように、半導体
レーザー8から出射されたレーザービームがメニスカス
レンズ9及びグレーティング10を通過後、ビームスプ
リッタ11を通過してプリズムミラー12で垂直に立ち
上げられる方向に屈折されて対物レンズ4によって光磁
気ディスクの信号記録面に微小スポットとして絞り込ま
れて入射される。この光磁気ディスクの信号記録面から
の反射光は、入射光と同じ光路を戻り、ビームスプリッ
タ11からウォラストンプリズム13及びシリンドリカ
ルレンズ14を通過して光検出器15へ導かれ、この光
検出器15によって反射光の強度変化を捕らえて信号が
再生される。
【0012】またこの信号の再生時に、光磁気ディスク
に変動があってもレーザースポットが正確に光磁気ディ
スクの信号記録トラックを捕らえる必要があるため、前
述した二軸アクチュエーター6の駆動によって対物レン
ズ4を光磁気ディスクの変動に追従させるようにしてあ
る。
【0013】16はフレキシブルプリント配線板で、上
記光学系の半導体レーザー8や光検出器15及び二軸ア
クチュエーター6は何れもこのフレキシブルプリント配
線板16を介して光磁気ディスク装置の駆動回路と電気
的に接続されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成される従来の光学ピックアップ装置では、スライド
ベース2の内部の光学系において光路を通るレーザビー
ムの不要な光が拡散し、これがいわゆる迷光となって信
号の記録または再生に悪影響を与えることがある。
【0015】特に従来の光学ピックアップ装置ではスラ
イドベース2の光学系収容部の下面側を板金製の防塵カ
バー17が覆っており、この板金製の防塵カバー17の
内面にレーザービームの不要な光が反射して大きな迷光
が生じ、正確な信号の記録または再生が行われなくなる
おそれがあった。
【0016】この問題を解決するには、図5に示す如く
防塵カバー17にレーザービームの不要な光が当たらな
いように防塵カバー17を下方へ逃がす構造とすればよ
いが、この場合は光学ピックアップ装置全体の厚みが大
きくなり、薄型化の妨げとなる不具合があった。
【0017】また防塵カバー17の内面を黒く塗装して
光の反射を抑える方法も考えられるが、この場合は塗装
に高い費用がかかるため大幅なコストアップとなってし
まう欠点がある。
【0018】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、薄型化の妨げやコストアップとなることなく
正確な信号の記録または再生が行なわれる光学ピックア
ップ装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、光ディスクの径方向にスライド可能に設
けられるスライドベースに、光ディスクに対する信号の
記録または再生を行なうための光学系が内蔵されてなる
光学ピックアップ装置において、スライドベースの内部
に、光学系における迷光を抑えるための凸部を設けてな
るものである。
【0020】この凸部を設けたことにより本発明の光学
ピックアップ装置では、光学系におけるレーザービーム
の不要な光が凸部でカットされることで迷光が抑えら
れ、その結果確実な信号の記録または再生が行なわれ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態の一例について詳細に説明する。尚、本例
においても、前述した従来例と同様に図1に示す光磁気
ディスク装置の光学磁気ヘッド機構に用いられる光学ピ
ックアップ装置を例示して説明する。
【0022】本発明による光学ピックアップ装置の基本
的構造は、前述した図2の従来例と同様である。即ち図
2において1は光学ピックアップ装置を全体として示
し、2はガイド軸24a,24bに沿って光磁気ディス
クの径方向にスライド可能に設けられる亜鉛ダイカスト
製のスライドベースで、このスライドベース2の一端部
側にはガイド軸24aに対しスライド可能に嵌合される
ガイド軸孔3aが形成され、また他端部側にはガイド軸
24bに対しスライド可能に係合されるガイド突片3b
が形成されている。
【0023】このスライドベース2の一半部には光磁気
ディスクの信号記録面と対向する対物レンズ4を収容す
る対物レンズ収容部5が設けられているとともに、他半
部には上記対物レンズ4を通して光磁気ディスクに対す
る信号の記録または再生を行なうための光学系が内蔵さ
れている。
【0024】対物レンズ収容部5において対物レンズ4
は、二軸アクチュエーター6によって二軸方向(フォー
カシング方向及びトラッキング方向)に動作されるレン
ズホルダー7に保持されている。
【0025】光学系は、レーザー光源としての半導体レ
ーザー8、メニスカスレンズ9、グレーティング10、
ビームスプリッタ板11、プリズムミラー12、ウォラ
ストンプリズム13、シリンドリカルレンズ14及び光
検出器15により構成されている。
【0026】この光学系では図3に示すように、半導体
レーザー8から出射されたレーザービームがメニスカス
レンズ9及びグレーティング10を通過後、ビームスプ
リッタ11を通過してプリズムミラー12で垂直に立ち
上げられる方向に屈折されて対物レンズ4によって光磁
気ディスクの信号記録面に微小スポットとして絞り込ま
れて入射される。この光磁気ディスクの信号記録面から
の反射光は、入射光と同じ光路を戻り、ビームスプリッ
タ11からウォラストンプリズム13及びシリンドリカ
ルレンズ14を通過して光検出器15へ導かれ、この光
検出器15によって反射光の強度変化を捕らえて信号が
再生される。
【0027】またこの信号の再生時に、光磁気ディスク
に変動があってもレーザースポットが正確に光磁気ディ
スクの信号記録トラックを捕らえる必要があるため、前
述した二軸アクチュエーター6の駆動によって対物レン
ズ4を光磁気ディスクの変動に追従させるようにしてあ
る。
【0028】16はフレキシブルプリント配線板で、上
記光学系の半導体レーザー8や光検出器15及び二軸ア
クチュエーター6は何れもこのフレキシブルプリント配
線板16を介して光磁気ディスク装置の駆動回路と電気
的に接続されている。
【0029】図6は本発明による光学ピックアップ装置
の縦断側面図を示している。この光学ピックアップ装置
1では、スライドベース2の光学系収容部の下面側が板
金製の防塵カバー17で覆われており、この防塵カバー
17にレーザービームの不要な拡散光が反射することに
よって大きな迷光が生じるおそれがある。そこで本例の
光学ピックアップ装置においては、この迷光を抑えるた
めの特別な迷光対策が採られている。
【0030】具体的には、光学系収容部を覆う防塵カバ
ー17の所定位置に、その内面側即ち光学系の光路側に
突出する凸部18を設けてある。この凸部18は防塵カ
バー17の製造工程においてプレスによる打ち出しによ
って形成されるもので、本例では光学系の中央部即ち半
導体レーザー8とプリズムミラー12との中間点に位置
して設けられている。
【0031】さらにこの防塵カバー17の凸部18に対
向してスライドベース2の本体部側にも凸部19が形成
されている。この凸部19はスライドベース2の成形時
にスライドベース2と一体に成形されるものであり、防
塵カバー17の凸部18と略等しい突出高さに形成され
ている。
【0032】このように本例の光学ピックアップ装置1
では、スライドベース2の内部において光学系の光路中
に突出する凸部18と19を設けたことにより、この凸
部18と19の間をレーザービームが通る際にレーザー
ビームの不要な拡散光がこの凸部18と19でカットさ
れ、即ちレーザービームが凸部18と19によって絞り
込まれる状態となるので、防塵カバー17の反射等によ
る迷光を効果的に抑えることができ、その結果確実な信
号の記録または再生が行なわれる。
【0033】そしてこの光学ピックアップ装置の構造を
採用することにより、前述した如き従来の迷光対策即ち
防塵カバー17を下方へ逃がしたり防塵カバー17に塗
装を施したりする構造が不要となるので、薄型化の妨げ
やコストアップとなることはない。
【0034】特に本例の光学ピックアップ装置において
は、防塵カバー17の凸部18は防塵カバー17の製造
時に打ち出しによって形成されるものであるため殆どコ
ストがかかることはなく、またスライドベース2の本体
部側の凸部19もスライドベース2と一体に成形される
ものであるためコストアップにはつながらないので、安
価に実施が可能である。
【0035】以上、本発明の実施の形態の一例について
説明したが、本発明はこの例に限定されるものではな
く、例えば光磁気ディスク装置に限らずCD(コンパク
トディスク)プレーヤー等の光ディスク装置にも広く適
用できるものである。
【0036】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く本発明の光学
ピックアップ装置によれば、薄型化の妨げやコストアッ
プとなることなく光学系での迷光を効果的に抑えること
ができるので、確実な信号の記録または再生が行なわれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光磁気ディスク装置における光学磁気ヘッド機
構の一部分離した斜視図である。
【図2】従来の光学ピックアップ装置の平面図である。
【図3】光学系の構成の説明図である。
【図4】従来の光学ピックアップ装置の縦断側面図であ
る。
【図5】従来の光学ピックアップ装置の他例の縦断側面
図である。
【図6】本発明による光学ピックアップ装置の縦断側面
図である。
【符号の説明】
1‥‥光学ピックアップ装置、2‥‥スライドベース、
4‥‥対物レンズ、8‥‥半導体レーザー、17‥‥板
金カバー、18‥‥凸部、19‥‥凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの径方向にスライド可能に設
    けられるスライドベースに、上記光ディスクに対する信
    号の記録または再生を行なうための光学系が内蔵されて
    なる光学ピックアップ装置において、上記スライドベー
    スの内部に、上記光学系における迷光を抑えるための凸
    部を設けたことを特徴とする光学ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 上記凸部は、上記光学系を覆う板金製カ
    バーに打ち出しによって形成されることを特徴とする請
    求項1に記載の光学ピックアップ装置。
JP9271371A 1997-10-03 1997-10-03 光学ピックアップ装置 Pending JPH11110801A (ja)

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JP9271371A JPH11110801A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 光学ピックアップ装置

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JP9271371A JPH11110801A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 光学ピックアップ装置

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JPH11110801A true JPH11110801A (ja) 1999-04-23

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ID=17499147

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