JPH11100116A - たばこの箱の運搬方法及びユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い柔軟性を有すると共に安価でありかつ実
施が容易なたばこの箱の運搬方法を提供する。 【解決手段】 たばこの箱２の運搬方法及びユニット１
では、ガイド４の入口Ｓ１に順次供給されたたばこの箱
２は、回転軸３ａのまわりを回転するねじ形装置３によ
りガイド４の出口まで搬送される。ガイド４は、軸のま
わりを１８０°巻き付き、ねじ形装置３の内側及び外側
に配置された二つの案内要素２５を有し、案内要素２５
はねじ形装置３に対する箱２の方向付けを行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はたばこの箱の運搬方
法に関する。

【０００２】本発明は、セロファン装置からカートン製
造装置までたばこの箱を搬送するためにも使用可能であ
り、以下の説明は単なる例としてのものである。

【０００３】

【従来の技術】一列をなしたセロファン装置とカートン
製造装置とを備えたたばこ包装装置において、たばこの
箱は、たばこ搬送ユニットにより、二つの装置の間を搬
送される。たばこ搬送ユニットは回転軸を中心に回転す
るねじ形搬送装置を有する。箱のための入口と出口とを
備えたガイドは、搬送装置の外側に配置され、回転軸の
まわりに巻き付いて搬送装置を協働し、入口から出口ま
で箱を搬送する。

【０００４】公知の装置において、搬送装置が複数の箱
を受け取る時、端部表面は、平坦にされると共に、ガイ
ドの入口に対して横に向いている。搬送装置は、回転軸
と同軸のほぼ円筒形のコアと、前記コアに巻き付く少な
くとも一つのねじ状体と、前記ガイドの出口に配置され
た積み下ろしコンベヤベルト装置とを有する。コンベヤ
ベルト装置は、ねじ状体に接する方向に、端部表面が互
いに接した状態で箱を順次抜き出す。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】上述した箱の搬送方法
では、主に運搬ユニットのオペレーション及び機能に柔
軟性がないために幾つかの問題点がある。つまり、たば
この箱を抜き出すための積み下ろし装置がなければ、一
列をなした二つの装置の間で箱を順次搬送することがで
きない。更に、入口と出口とで箱の向きを変更するため
にオペレーションの変更の必要がある場合、運搬ユニッ
ト全体を、他の目的で設計されたものに交換しなければ
ならない。

【０００６】本発明の目的は、上述した問題点を排除し
た上に、高い柔軟性を有すると共に安価でありかつ実施
が容易なたばこの箱の運搬方法を提供することである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、第一の
方向に移動する第一入力運搬手段によってたばこの箱を
ガイドまで順次供給する段階を含み、前記ガイドは、前
記第一入力運搬手段と連通している前記箱のための入口
と、前記箱のための出口とを有し、更に、回転軸を備え
たねじ形手段によって前記入口から前記出口まで前記箱
を順次搬送する段階と、第二の移動方向に移動する第二
運搬手段まで前記箱を前記出口から順次搬送する段階と
を含むたばこの箱の運搬方法において、前記ガイドに沿
って前記ねじ形手段に対する前記箱の方向付けを行う段
階を含み、前記ガイドが前記ねじ形手段の半径方向内側
と外側とに配置された二つの案内要素を具備することを
特徴とするたばこの箱の運搬方法が提供される。

【０００８】更に本発明はたばこの箱の運搬ユニットに
関する。

【０００９】本発明によれば、たばこの箱のための入口
と出口とを備えたガイドと、前記箱を第一の方向に前記
入口まで順次搬送するための第一運搬手段と、前記箱を
前記入口から前記出口まで順次搬送するために回転軸を
中心に回転するねじ形搬送手段と、第二の方向に移動す
る第二運搬手段に前記出口から前記箱を順次供給するた
めの供給手段とを具備するたばこの箱の運搬ユニットに
おいて、前記ガイドに沿って前記ねじ形搬送手段に対す
る前記箱の方向付けを行うための方向付け手段を具備
し、前記ガイドが、前記方向付け手段を形成すると共に
前記ねじ形搬送手段の半径方向内側と外側とに配置され
た二つの案内要素を具備することを特徴とするたばこの
箱の運搬ユニットが提供される。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下図面を参照し、本発明を例と
して説明する。

【００１１】図１〜図４の番号１は、公知のセロファン
装置（図示せず）から公知のカートン製造装置（図示せ
ず）まで延びている直線の運搬パスＰに沿ってたばこの
箱２を運搬するユニット全体を示している。カートン製
造装置は、パスＰに沿ってセロファン装置と一列をなし
ている。

【００１２】ユニット１は、上述した二つの装置の間の
ほぼ中央位置にパスＰに沿って配置されたねじ形搬送装
置３と、装置３に関連したガイド４とを有する。ガイド
４は、箱２のための入口Ｓ１と出口Ｓ２とを有し、入口
Ｓ１と出口Ｓ２とは、互いに列をなしておりかつパスＰ
に沿って異なる高さに位置する。装置３とガイド４と
は、互いに協働し、以下詳述する方法で、入口Ｓ１から
出口Ｓ２まで箱２を搬送する。

【００１３】ユニット１は、箱２を供給するための供給
装置５を有する。供給装置５は、パスＰに沿ってセロフ
ァン装置と入口Ｓ１との間に延びており、入口Ｓ１まで
箱２を所定の移動方向に順次供給する。第一の所定の向
きにおいて、各箱２の長手軸２ａは、方向Ｄ１に対して
交差している。ユニット１は、更なる供給装置６を有す
る。更なる供給装置６は、パスＰに沿って出口Ｓ２とカ
ートン製造装置との間に延びており、第一の向きに対し
てほぼ９０°回転された第二の所定の向きにて、出口Ｓ
２の位置で箱２を受け取る。更なる供給装置６は、方向
Ｄ１に平行な所定の移動方向Ｄ２に箱２を供給する。各
軸２ａは方向Ｄ２に平行である。

【００１４】供給装置５は、パスＰに沿って連続的に移
動するポケットコンベヤ７と、間隔Ｋ１だけ均等に間隔
をあけられた複数のポケット８とを有する。各ポケット
８は、重ねられた二つの箱２を入口Ｓ１に供給する。重
ねられた二つの箱２は箱２の対９を形成している。更な
る供給装置６は、間隔Ｋ１の整数倍Ｎに等しい長さＫ２
ずつ段階的に移動するコンベヤ１０を有する。コンベヤ
１０は、箱２のグループ１１を受け取ると共に、カート
ン製造装置へグループ１１を搬送する。より詳細には、
各ポケット８は箱２の対９を収容し、各軸２ａに交差す
る各端部表面１２は、方向Ｄ１に平行であり、コンベヤ
７から横に突出している。グループ１１はＭ個の対９の
箱２によって画定され、各表面１２は互いに接触してお
り、各軸２ａは互いに平行でありかつ方向Ｄ２に平行で
ある。

【００１５】ねじ形搬送装置３は、垂直軸３ａを中心に
回転するために取付けられ、環状の下端１３と環状の頂
端１４とを有する。環状の下端１３と環状の頂端１４と
は、共に軸３ａに対して同軸であり、軸３ａに沿って所
定の距離だけ離されており、入口Ｓ１と出口Ｓ２との高
さの相違とほぼ等しいだけ高さが相違している。更にね
じ形搬送装置３は、ほぼ長方形の断面を有する複数のプ
レート又はねじ状体１５を有する。プレート又はねじ状
体１５は、端１３及び１４と互いに一体に接続され、軸
３ａのまわりに巻き付いて、それぞれ螺旋形の摺動溝１
６を画定する。摺動溝１６は、ガイド４によってガイド
された箱２の対９と係合する。

【００１６】図２に示すように、螺旋形摺動溝１６は、
１９９７年１１月１０日に提出された欧州特許出願第９
７１１９６４５．６号に記載されているように配列さ
れ、箱２のグループ１１を形成すること、及び出口Ｓ２
を通じてコンベヤ１０まで直接これらのグループ１１を
搬送することに適している。この目的のために、溝１６
の入口は、各グループ１１を形成する箱２の対の数Ｍと
数が等しく、軸３ａのまわりに装置３のほぼ全周に沿っ
て均一に分配されている。溝１６の出口は、軸３ａのま
わりに装置３の周囲の一部のみに沿って均一に分配さ
れ、続いているグループ１１に対して各グループ１１を
分離する。

【００１７】ねじ状体１５は、端１３及び１４に対して
横に接続された開始部分１７及び終了部分１８をそれぞ
れ有し、二つの同軸の円筒形表面１９及び２０によって
横にそれぞれ画定されている。表面１９は、内側表面で
あり、端１３、１４の外径とほぼ等しい直径を有し、装
置３の内側に凹部２１を画定する。表面２０は、外側表
面であり、表面１９よりも大きい直径を有し、表面１９
と共に軸３ａ全体に沿って一定厚さのねじ状体１５を画
定する。本発明の搬送装置３の溝１６は、それゆえ、装
置３の半径方向内側及び外側の両方に開口しており、凹
部２１と連通している。

【００１８】装置３は、軸３ａのまわりに連続的に装置
３を回転させるために端１３に接続された公知の作動装
置（図示せず）と、端１４に接続された受動積み下ろし
装置２２とを有する。受動積み下ろし装置２２は、各ね
じ状体１５のために、表面２０に接続された外側表面２
４を備えて形成された半径方向楔２３を有し、ねじ状体
１５の厚さを減少させ、各溝１６から箱２の対９を積み
下ろす。

【００１９】ガイド４は、軸３ａのまわりに１８０°ほ
ど巻き付き、入口Ｓ１と出口Ｓ２とは軸３ａの反対側に
配置され、搬送装置３に対して固定された位置に支持さ
れ、更に、ねじ状体１５の半径方向外側（２５ａ）及び
内側（２５ｂ）に配置された二つの案内要素２５を有す
る。案内要素２５は、溝１６内の箱２の対９と係合し、
箱２が入口Ｓ１から出口Ｓ２に搬送される時に装置３に
対して箱２を方向付ける。より詳細には、要素２５は、
軸３ａのまわりに巻き付いているそれぞれのＬ形状部分
によって画定され、表面１９及び２０に直接面して配置
され、箱２のそれぞれの向かい合った角部２６と係合
し、箱２を溝１６に沿って入口Ｓ１から出口Ｓ２まで搬
送する。溝１６の開口構成により、箱２の角部２６は、
ねじ状体１５の外側及び内側の両方に突出可能であり、
使用中、案内要素２５により角部２６と係合可能であ
る。

【００２０】各要素２５は、二つの垂直な翼部２７及び
２８（２７ａ、２７ｂ及び２８ａ、２８ｂにより示す）
を有し、要素２５ａの翼部２７ａ及び２８ａは、ねじ状
体１５に対して横に、かつ、凹部２１内の要素２５ｂの
対応する翼部２７ｂ及び２８ｂに対して平行に延びてい
る。翼部２７ａは、翼部２７ｂよりも短く、溝１６の内
側に箱２の対９を挿入可能であり、翼部２７ａ及び２７
ｂは、少なくとも入口Ｓ１の位置で各表面２０及び１９
に接する初期部分２９と、出口Ｓ２の位置で各表面２０
及び１９の接線に交差するそれぞれの終了部分３０とを
有する。内側翼部２７ｂの初期部分２９は、端１３にほ
ぼ接触して配置され、箱２の対９がねじ状体１５の間に
挿入される際に端１３と協働する。翼部２７ａの部分２
９は、端１３に対して翼部２７ｂの部分２９よりも高い
位置に配置され、各溝１６内に箱２の対９を挿入可能で
ある。同様に、翼部２８ａ及び２８ｂは、入口Ｓ１の位
置に各表面２０及び１９の接線と交差する初期部分３１
をそれぞれ有し、出口Ｓ２の位置に各表面２０及び１９
に接する終了部分３２をそれぞれ有する。

【００２１】換言すれば、翼部２７及び２８は、ねじ状
体１５よりも大きなピッチでかつほぼ１８０°の角度で
軸３ａのまわりに実質的に巻き付いており、同時に、そ
れぞれの長手軸のまわりに巻き付き、それぞれの軸２ａ
に交差しておりかつ少なくとも入口１及び出口Ｓ２の位
置で軸３ａに平行な各軸２ｂのまわりに箱２を回転させ
ることにより、第一の向きから第二の向きに箱２を移動
させる。

【００２２】実際に使用中、コンベヤ７のポケット８及
びねじ状体１５の開始位置１７は、連続的にかつ適切な
時間に互いにガイド４の入口Ｓ１を通過し、それゆえ、
箱２の各対９は、対９が下端１３と実質的に接触して方
向Ｄ１に対９を捕獲するための停止要素として作用する
と即座に、各部分１７と迅速に係合する。

【００２３】この時点で、各対９は入口Ｓ１から持ち上
げられ、翼部２７ｂ及び２８ｂの初期部分２９及び３１
によって部分的にガイドされ、案内要素２５の間に挿入
される。開始すると、翼部２７ｂ及び２８ｂの初期部分
２９及び３１は、実質的に端１３と接触して配置され、
翼部２７ａの初期部分２９は、部１３に対して高い位置
に位置する。各対９のポケット２の角部２６が両方の要
素２５の翼部２７及び２８の間に挿入されると、箱２
は、溝１６及びガイド４の内側で同時に係合し、入口Ｓ
１から出口Ｓ２まで搬送される、つまり、軸３ａのまわ
りに１８０°回転される。出口Ｓ２の要素２５の終了位
置において、対９の箱２は、溝１６に形成された楔２３
と係合し、表面２４によって装置３の半径方向外側に押
動され、コンベヤ１０上にかつ以前積み下ろされた対９
に抗して各対９が搬送される。

【００２４】箱２のグループ１１がコンベヤ１０上に形
成されると、コンベヤ１０が作動され、グループ１１は
方向Ｄ２にカートン製造装置まで搬送される。

【００２５】二つの要素２５が形成されて、箱２がガイ
ド４の入口Ｓ１から出口Ｓ２まで搬送されると、箱２の
対９は、軸２ｂのまわりに９０°回転され、入口Ｓ１か
ら出口Ｓ２まで箱２を持ち上げるねじ状体１５に対して
方向付けされる。つまり、箱２が実質的に入口Ｓ１の位
置において要素２５の間に挿入される時、表面１２は翼
部２８に接触し、更に表面１２に対して交差している小
さい横の表面３３は翼部２７に接触している。箱２がガ
イド４に沿って搬送されると、要素２５は各軸２ｂのま
わりにほぼ９０°箱２を回転させ、その結果、箱２が出
口Ｓ２に到達した時、表面１２は方向Ｄ２に交差し、表
面３３は方向Ｄ２に平行になる。換言すれば、公知のね
じ形搬送装置と異なり、装置３の回転軸３ａのまわりに
箱２を回転させることによりガイド４の入口Ｓ１から出
口Ｓ２まで箱２を搬送するのに加えて、ねじ状体１５に
対する、つまり、装置３に対する箱２の向きもまた変更
される。各端部表面１２を装置３の半径方向内側及び外
側して、箱２を出口Ｓ２まで搬送することも可能であ
る。グループ１１は、装置３に接続された更なる積み下
ろし装置の必要なくコンベヤ１０上に形成可能である。
更に、グループ１１は、直線パスＰに沿って互いに一列
をなしたカートン製造装置及びセロファン装置と一列を
なすと共に高さの異なるパスＰをなした箱２から形成可
能である。

【００２６】図５及び図６の実施形態は、箱２がガイド
３４に沿って１８０°回転されると共にガイド３５に沿
って０°回転された点を除いて、ガイド４とほぼ同様の
二つのガイド３４及び３５を示す。

【００２７】より詳細には、ガイド３４は、入口Ｓ１の
位置において表面１２が方向Ｄ１と平行な箱２を受け取
り、出口Ｓ２の位置において表面１２が方向Ｄ２と平行
であるが入口に対して反対にされた箱２を搬送する。ガ
イド３４は、上述した型式の二つの案内要素２５ａ及び
２５ｂによって画定された初期部分３６を有し、初期部
分３６は、箱２の各角部２６と係合する。ガイド３４
は、更に中央部分３７を有し、中央部分３７に沿って、
部分３６の各案内要素２５ａ及び２５ｂは、重複され、
二つの案内要素２５ａａ、２５ａｂ及び２５ｂａ、２５
ｂｂを形成し、箱２のすべての四つの角部２６と係合す
る。更にガイド３４は、二つの新しい案内要素２５ａｂ
及び２５ｂｂによって画定された終了部分３８を有し、
案内要素２５ａｂ及び２５ｂｂは、入口Ｓ１の位置では
拘束されていなかった箱２の角部２６と係合する。

【００２８】これらのすべての部分３６、３７及び３８
に沿って、ガイド３４の翼部２７はねじ状体１５に対し
てほぼ接したままであり、翼部２８はねじ状体１５の接
線に交差したままである。つまり、ガイド４と異なり、
ガイド３４では、ねじ状体１５に対する箱２の向きが変
更しない。その結果、箱２は単に軸３ａのまわりに回転
し、箱の向きは、方向Ｄ１及びＤ２に対してのみ変更さ
れる。

【００２９】ガイド３５は、入口Ｓ１の位置において表
面１２を方向Ｄ１に平行にして箱２を受け取り、出口Ｓ
２の位置において表面１２を方向Ｄ２に平行にしかつ入
口Ｓ１と同様に配置して箱２を搬送する。ガイド３５
は、上述した型式の二つの案内要素２５ａ及び２５ｂに
よって画定された初期部分３９を有し、初期部分３９は
箱２の各角部２６と係合する。更にガイド３５は中央部
分４０を有し、中央部分４０に沿って、部分３９の各案
内要素２５ａ及び２５ｂは、重複され、二つの案内要素
２５ａａ、２５ａｂ及び２５ｂａ、２５ｂｂを形成し、
箱２のすべての四つの角部２６と係合する。更にガイド
３５は、二つの新しい案内要素２５ａｂ及び２５ｂｂに
よって画定された終了部分４１を有し、終了部分４１
は、入口Ｓ１の位置では拘束されていなかった箱２の角
部２６と係合する。

【００３０】すべての三つの部分３９、４０及び４１に
沿って、ガイド３５の翼部２７は、ねじ状体１５の接線
と交差したままであり、翼部２８は、ねじ状体１５に対
してほぼ接したままである。つまり、ガイド３４と異な
り、ガイド３５は、各軸２ｂのまわりに９０°ほど箱２
を徐々に回転させることにより、ねじ状体１５に対する
箱２の向きを変更する。その結果、軸３ａのまわりの箱
２の回転と合成されて、出口Ｓ２の位置において箱２の
回転は０°になる。

【００３１】ガイド３４及び３５を備えたユニット１
は、上述したガイド４を備えたユニットとまったく同じ
方法で作動する。しかしながら、注目すべきこととし
て、セロファン装置とカートン製造装置とがガイド３４
又は３５を使用するパスＰに沿って一列をなしたままで
あるにもかかわらず、コンベヤ１０上に形成されたグル
ープ（図示せず）は、ガイド４を使用して形成された、
つまり、表面１２に向かい合った表面３３に沿って互い
に接触する箱２によって画定されたグループ１１とは異
なる。それゆえ、上述したユニット１は、単に案内要素
２５を変更することによって必要とされるグループ１１
の構成を変更するだけでなく、グループ１１の構成にか
かわらずセロファン装置及びカートン製造装置を一列に
維持する。

【００３２】他の実施形態（図示せず）において、装置
３は、ＥＰ−Ａ１−８１４０３８に開示された実施形態
に示された下側のほぼ円錐台部分と上側の円錐部分とを
有し、供給装置５は、搬送ポケットを有さず、出口端部
に、米国特許第４８８３１６３号又は米国特許第５２８
７９５４号に記載された型式のブレーキング及びタイミ
ングユニットを有する。そのようなブレーキング及びタ
イミングユニットは、供給装置５上に配置された箱２の
少なくとも一部を順次並べるのに適しており、各箱２
は、隣接する箱２と接触して配列される。更に、ブレー
キング及びタイミングユニットは、関連する溝１６の入
力に適切な時間に各箱２を装置３に対して供給する。

【図面の簡単な説明】

【図１】明瞭化のために部分的に除去して示した本発明
の運搬ユニットの第一の実施形態の概略平面図である。

【図２】明瞭化のために部分的に除去して示した図１の
拡大詳細斜視図である。

【図３】回転軸のまわりに１８０°回転された図２の一
部を示した図面である。

【図４】明瞭化のために部分的に除去し、回転軸に沿っ
て持ち上げられた部分の図２の断面を順次示した図面で
ある。

【図５】明瞭化のために部分的に除去し、回転軸に沿っ
て持ち上げられた部分の図１のユニットの第二の実施形
態の断面を順次示した図面である。

【図６】明瞭化のために部分的に除去し、回転軸に沿っ
て持ち上げられた部分の図１のユニットの第二の実施形
態の断面を順次示した図面である。

【符号の説明】

１…ユニット ２…箱 ３…ねじ形装置 ３ａ…軸 ４…ガイド ２５…案内要素 Ｓ１…入口 Ｓ２…出口

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 第一の方向（Ｄ１）に移動する第一入力
   運搬手段（５）によってたばこの箱（２）をガイド
   （４）まで順次供給する段階を含み、前記ガイド（４）
   は、前記第一入力運搬手段（５）と連通している前記箱
   （２）のための入口（Ｓ１）と、前記箱（２）のための
   出口（Ｓ２）とを有し、更に、回転軸（３ａ）を備えた
   ねじ形手段（３）によって前記入口（Ｓ１）から前記出
   口（Ｓ２）まで前記箱（２）を順次搬送する段階と、第
   二の移動方向（Ｄ２）に移動する第二運搬手段（６）ま
   で前記箱（２）を前記出口（Ｓ２）から順次搬送する段
   階とを含むたばこの箱の運搬方法において、前記ガイド
   （４）に沿って前記ねじ形手段（３）に対する前記箱
   （２）の方向付けを行う段階を含み、前記ガイド（４）
   が前記ねじ形手段（３）の半径方向内側と外側とに配置
   された二つの案内要素（２５）を具備することを特徴と
   するたばこの箱の運搬方法。
2. 【請求項２】 前記箱（２）が、第一の向きに方向付け
   されて前記第一の方向（Ｄ１）に搬送されると共に、前
   記第一の向きから所定の角度だけ前記回転軸（３ａ）に
   平行な軸（２ｂ）を中心に回転された第二の向きに方向
   付けされて前記第二の移動方向（Ｄ２）に搬送されるこ
   とを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 【請求項３】 前記箱（２）は互いに平行な端部表面
   （１２）を有し、前記第一入力運搬手段（５）が複数の
   箱（２）を搬送する時、前記複数の箱の端部表面（１
   ２）は、前記第一の方向（Ｄ１）に平行にされると共に
   平坦にされることを特徴とする請求項２に記載の方法。
4. 【請求項４】 前記所定の角度はほぼ直角であることを
   特徴とする請求項２又は３に記載の方法。
5. 【請求項５】 前記端部表面（１２）にて互いに接触す
   るように配列された箱（２）のグループ（１１）を前記
   第二運搬手段（６）上に順次形成する段階を更に含むこ
   とを特徴とする請求項３又は４に記載の方法。
6. 【請求項６】 前記入口（Ｓ１）及び出口（Ｓ２）は前
   記ねじ形手段（３）の向かい合った側に配置され、前記
   第一の方向（Ｄ１）及び前記第二の移動方向（Ｄ２）
   は、前記回転軸（３ａ）の半径方向をなすと共に、互い
   に平行であることを特徴とする請求項１〜５のいずれか
   一項に記載の方法。
7. 【請求項７】 前記入口（Ｓ１）と前記出口（Ｓ２）と
   は高さが異なることを特徴とする請求項６に記載の方
   法。
8. 【請求項８】 前記ねじ形手段（３）は少なくとも一つ
   の螺旋形溝（１６）を具備し、前記箱（２）が前記溝
   （１６）及び前記ガイド（４）と同時に係合することに
   より、前記箱（２）は前記溝（１６）に沿って搬送さ
   れ、前記溝（１６）は前記ねじ形手段（３）の半径方向
   内側及び外側の両方に開口しており、前記二つの案内要
   素（２５）は、前記回転軸（３ａ）のまわりに巻き付く
   と共に、前記溝（１６）に対して横にかつ前記溝（１
   ６）の両側に配置されることを特徴とする請求項１〜７
   のいずれか一項に記載の方法。
9. 【請求項９】 前記溝（１６）は、少なくとも前記出口
   （Ｓ２）において所定の深さを有し、前記深さが徐々に
   減少することにより、前記箱（２）は前記出口（Ｓ２）
   において前記溝（１６）から抜き出されることを特徴と
   する請求項８に記載の方法。
10. 【請求項１０】 たばこの箱（２）のための入口（Ｓ
    １）と出口（Ｓ２）とを備えたガイド（４）と、前記箱
    （２）を第一の方向（Ｄ１）に前記入口（Ｓ１）まで順
    次搬送するための第一運搬手段（５）と、前記箱（２）
    を前記入口（Ｓ１）から前記出口（Ｓ２）まで順次搬送
    するために回転軸（３ａ）を中心に回転するねじ形搬送
    手段（３）と、第二の方向（Ｄ２）に移動する第二運搬
    手段（６）に前記出口（Ｓ２）から前記箱（２）を順次
    供給するための供給手段（２２）とを具備するたばこの
    箱の運搬ユニットにおいて、前記ガイド（４）に沿って
    前記ねじ形搬送手段（３）に対する前記箱（２）の方向
    付けを行うための方向付け手段（２５）を具備し、前記
    ガイド（４）が、前記方向付け手段（２５）を形成する
    と共に前記ねじ形搬送手段（３）の半径方向内側と外側
    とに配置された二つの案内要素（２５）を具備すること
    を特徴とするたばこの箱の運搬ユニット。
11. 【請求項１１】 前記入口（Ｓ１）及び前記出口（Ｓ
    ２）は前記ねじ形搬送手段（３）の向かい合った側に配
    置され、前記第一の方向（Ｄ１）及び前記第二の方向
    （Ｄ２）は、前記回転軸（３ａ）に対して半径方向であ
    ると共に、互いに平行であることを特徴とする請求項１
    ０に記載のユニット。
12. 【請求項１２】 前記入口（Ｓ１）と前記出口（Ｓ２）
    とは高さが異なることを特徴とする請求項１１に記載の
    ユニット。
13. 【請求項１３】 前記ねじ形搬送手段（３）は、前記箱
    （２）と係合する少なくとも一つの螺旋形溝（１６）を
    画定する少なくとも一つのねじ状体（１５）を具備し、
    前記溝（１６）は前記ねじ形搬送手段（３）の半径方向
    内側及び外側の両方に開口し、前記案内要素（２５）
    は、前記回転軸（３ａ）のまわりに巻き付くと共に、前
    記溝（１６）に対して横にかつ前記溝（１６）の両側に
    配置されることを特徴とする請求項１０〜１２のいずれ
    か一項に記載のユニット。
14. 【請求項１４】 前記ねじ状体（１５）は、前記回転軸
    （３ａ）のまわりに巻き付くと共に、前記ねじ形搬送手
    段（３）内に凹部（２１）を画定し、前記案内要素（２
    ５）の一方は、前記凹部（２１）内に配置されて、前記
    溝（１６）内の箱（２）と係合することを特徴とする請
    求項１３に記載のユニット。
15. 【請求項１５】 前記ねじ形搬送手段（３）は、前記回
    転軸（３ａ）を中心に回転するスクリュー（３）と、内
    側凹部（２１）と、前記凹部（２１）のまわりに巻き付
    くと共に、前記箱（２）と係合する螺旋形溝（１６）を
    画定する複数のねじ状体（１５）とを具備し、前記溝
    （１６）は、半径方向外側に開口すると共に前記凹部
    （２１）と連通し、前記二つの案内要素（２５）は、前
    記回転軸（３ａ）のまわりに巻き付くと共に、前記溝
    （１６）に対して横にかつ前記溝（１６）の両側に配置
    されることを特徴とする請求項１０〜１４のいずれか一
    項に記載のユニット。
16. 【請求項１６】 前記案内要素（２５）の一方は、前記
    凹部（２１）内に配置されて、前記溝（１６）内の前記
    箱（２）の角部（２６）と係合することを特徴とする請
    求項１５に記載のユニット。
17. 【請求項１７】 前記溝（１６）は、少なくとも前記出
    口（Ｓ２）において所定の深さを有し、前記供給手段
    （２２）は前記溝（１６）に関連した抜き出し手段（２
    ３）を具備し、前記抜き出し手段（２３）は、前記深さ
    を徐々に減少させることにより、前記出口（Ｓ２）にお
    いて前記溝（１６）から前記箱（２）を抜き出すことを
    特徴とする請求項１３〜１６のいずれか一項に記載のユ
    ニット。
18. 【請求項１８】 複数の前記案内手段（２５）が各々の
    長手軸のまわりに巻き付いていることを特徴とする請求
    項１０〜１７のいずれか一項に記載のユニット。