JPH1087036A - 物流システムにおける在庫引当方法、及び、配送形態と在庫位置との決定方法 - Google Patents

物流システムにおける在庫引当方法、及び、配送形態と在庫位置との決定方法

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JPH1087036A
JPH1087036A JP24348696A JP24348696A JPH1087036A JP H1087036 A JPH1087036 A JP H1087036A JP 24348696 A JP24348696 A JP 24348696A JP 24348696 A JP24348696 A JP 24348696A JP H1087036 A JPH1087036 A JP H1087036A
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JP24348696A
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Katsushi Mihara
克史 三原
Takao Sato
隆夫 佐藤
Masayuki Shibata
雅之 柴田
Tomoo Shimano
知生 嶋野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鮮度管理を必要とする商品の物流における全
納入先に対して鮮度の高い商品を配送するための在庫引
当方法、及び、複数の配送形態を有する物流形態におけ
る配送形態及び在庫配置拠点の決定方法を得る。 【解決手段】 顧客の指定納期と、予め商品毎に製造年
月日から納期までの期間として設定された鮮度制約から
出荷余裕時間を算出し(ステップ901)、余裕の厳し
い受注情報から順に、鮮度制約を満たす在庫を抽出して
(ステップ905)、古い在庫から順に在庫引当を行
う。また、多種の配送形態が考えられる場合、各配送形
態について、工場から納入先に配送されるまでの時間と
商品の鮮度制約とから、鮮度制約を満たす配送が可能な
配送形態集合を抽出し、その集合において商品の回転
率、鮮度制約を考慮して最終的な配送形態及び在庫配置
拠点を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物流システムに係
り、特に、鮮度管理を必要とする食料品の物流システム
において、全ての納入先に対する供給主の鮮度戦略に即
した最適な在庫引当を行い、最適な配送形態、在庫位置
の決定を行うことができる物流システムにける在庫引当
方法、及び、配送形態と在庫位置との決定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、鮮度管理の必要な商品の物流にお
いて、納入先までの配送に要する時間を考慮し、全ての
納入先に対して供給主の戦略に合った鮮度の高い商品を
提供することを可能とするような在庫引当は行われてい
ない。
【0003】また、生産地から納入先までに多段階の拠
点に商品の在庫を保有するような配送形態の場合、商品
の出荷量に対してABC分析を行い、商品毎の回転率を
調査し、回転率の高い商品を顧客に近い拠点に在庫さ
せ、回転率の低い商品を生産工場に近い倉庫等の拠点に
在庫させるように在庫配置を決定している。
【0004】なお、この種の商品配送のための物流シス
テムに関する従来技術として、例えば、「日立評論 VO
L.57 NO.6」等に記載された技術が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した商品の回転率
に基づいて在庫を配置する従来技術は、商品毎に製造年
月日から納期までの期間を鮮度制約として設定すると、
制約の厳しい商品を工場から大きな配送時間を要する拠
点に配置した場合、納期までに鮮度の高い商品を納入先
まで配送することが不可能になる場合があるという問題
点を有している。そして、一般に、鮮度制約の厳しい商
品は、納入先までのリードタイム(以下、LTという)
の短い配送形態及び在庫配置をする必要がある。また、
商品の供給主は、顧客に対するサービスを考慮する場
合、全ての納入先に鮮度の高い商品を納入することが要
求される。
【0006】従って、本発明の目的は、前記従来技術の
問題点を解決し、かつ、前述の要求を満たすことが可能
な鮮度情報を使用した在庫引当方法、すなわち、納入先
による偏りなく、同一の鮮度戦略に基づいて商品の納入
を行うことができる在庫引当を行い、かつ、鮮度制約を
満たした商品の納入を行うことのできる配送形態と在庫
位置とを決定することのできる鮮度情報を使用した物流
システムにおける在庫引当方法、及び、配送形態と在庫
位置との決定方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、鮮度制約を満たす条件の下で、商品の鮮度と回転率
とを考慮して、ユーザの戦略に基づく指標のに基づいて
商品の在庫配置を決定するようにすることにより達成さ
れる。
【0008】すなわち、前記目的は、鮮度管理の必要な
商品の物流システムにおいて、各受注情報による商品の
顧客納期と、納入先までの配送リードタイムとから出荷
までの余裕時間を算出し、余裕時間の昇順にソートを行
って引当順序を決定し、記憶装置に保持された該当商品
の製造年月日別在庫情報と、商品毎に製造年月日から納
期までの期間として設定された鮮度制約情報とにより、
各受注情報に対して引当可能な在庫を抽出して製造年月
日の古い順に在庫の引当を実施し、引当可能な在庫が存
在しない場合、生産予定情報への引当を行うことにより
達成される。
【0009】前述において、引当の対象となる在庫は、
全在庫のなかで、鮮度制約を満たす在庫である。この在
庫のことを引当可能在庫と呼ぶ。ここで、鮮度制約と
は、供給主が各商品別に、鮮度に対する販売戦略や商品
の賞味期限に基づいて設定するものであり、商品が製造
されてから、その商品が納入先の顧客に到着するまでの
時間により表わされるす。また、引当可能在庫内の引当
順序は、製造年月日の古い順とする。さらに、引当可能
在庫が存在しない場合は、出荷余裕時間範囲(引当当日
から出荷日の間)で、受注商品に対する生産予定が確定
していれば、その生産予定に対して引き当てを行い、も
し、引当可能な生産予定が存在しない場合には、生産発
注情報として登録する。
【0010】また、前記目的は、鮮度管理の必要な商品
の物流システムにおいて、工場から納入先までに多段階
に商品の在庫を持ち、工場から在庫を有する各拠点、納
入先までの配送時間と各商品に設定されている鮮度制約
情報とから採用可能な配送形態と在庫位置とを抽出し、
商品の回転率、鮮度制約とそれぞれに対してユーザが設
定したウェイト情報とから得られる指標を算出し、前記
指標に基づいて在庫位置と配送形態とを決定することに
より達成される。
【0011】すなわち、本発明は、採用可能な各配送形
態において工場から納入先までのLTを算出し、商品の
鮮度制約と比較して鮮度制約を満足する商品の納入が可
能となる配送形態集合を抽出する。そして、鮮度制約の
緩い商品や回転率の高い商品は、納入先に近い拠点に在
庫を配置した方が顧客へのサービスを向上できるという
考えに基づき、鮮度制約と回転率とから定まる指標を求
め、その指標に沿って商品毎に在庫配置決定の優先順位
を与え、優先順位の高いものから、前述で求めた集合の
中の納入先までのLTが短い配送形態を優先的に選択
し、在庫配置する拠点を決定する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による鮮度情報を使
用した在庫引当方法の実施形態を図面により詳細に説明
する。
【0013】図1は本発明の第1の実施形態による在庫
引当方法を実現するシステム構成を示すブロック図、図
2〜図8は図1に示すシステムで使用される各種データ
ベース(以下、データベースをDBという)及びファイ
ルの構成例を示す図、図9は在庫引当処理部の処理動作
を説明するフローチャートである。図1において、10
は在庫引当処理部、20は入力装置、30は記憶装置、
40は受注情報DB、50は在庫情報DB、60は鮮度
情報DB、70は納入先情報DB、80は生産予定D
B、90は生産発注ファイル、100は引当結果ファイ
ル、110は受注システムである。
【0014】なお、以下に説明する本発明の第1の実施
形態は、生産工場に隣接して工場倉庫を備え、その工場
倉庫に全商品の在庫を保有し、商品の各納入先に対して
商品を工場倉庫から発送するという物流形態を持ち、各
納入先より発注情報をオンラインにより受信したとき、
商品在庫の引当を行うものとしている。
【0015】本発明の第1の実施形態による在庫引当方
法を実施するシステムは、図1に示すように、在庫引当
処理部10と、該在庫引当処理部10に接続される入力
装置20と、記憶装置30と、該記憶装置30に接続さ
れる外部装置としての受注システム110とにより構成
される。記憶装置30内には、受注情報DB40、在庫
情報DB50、鮮度情報DB60、納入先情報DB7
0、生産予定DB80、生産発注ファイル90、及び、
引当結果ファイル100が格納されている。
【0016】図2は受注情報DB40のデータ構成例を
示しており、この受注情報DB40は、受注NO欄4
1、納入先欄42、商品名欄43、個数欄44、納期欄
45を備えて構成される。受注情報DB40の各欄の情
報は、図1に示すシステムにおける外部装置である受注
システム110が顧客からの受注情報を受信し、受注シ
ステム110により、この受信情報に基づいて登録、更
新され、商品名をキーとしてソートされる。また、図2
に示す受注情報DB40の受注NO欄41には、受注情
報の1件毎にユニークに付与される受注NOコードが格
納され、在庫引当は、この受注NO単位に行われる。ま
た、納期欄45には、発注元に商品を納入する期日が格
納される。
【0017】図3は在庫情報DB50のデータ構成例を
示しており、この在庫DB情報50は、在庫NO欄5
1、商品名欄52、製造年月日欄53、在庫量欄54、
引当可能在庫量欄55を備えて構成される。在庫NO欄
51には、在庫1件毎にユニークに付与される在庫NO
コードが格納され、その際、製造年月日の異なる在庫
は、商品が同一であっても異なる在庫として在庫NOコ
ードが与えられる。また、製造年月日欄53には、その
商品が製造された日時が格納される。
【0018】図4は鮮度情報DB60のデータ構成例を
示しており、この鮮度情報DB60は、商品名欄61
と、鮮度制約情報欄62とにより構成される。鮮度制約
情報欄62内の情報は、商品毎の製造年月日から納入先
に商品を納入するまでの最大期間であり、供給主が商品
毎の鮮度戦略に基づいて設定して保持させているもので
ある。
【0019】図5は納入先情報DB70のデータ構成例
を示しており、この納入先情報DB70は、納入先欄7
1と、配送LT欄72とを備えて構成される。配送LT
欄72には、商品が工場倉庫から出荷され納入先に届け
られるまでに要する時間が格納される。
【0020】図6は生産予定DB80のデータ構成例を
示しており、この生産予定DB80は、商品名欄81
と、生産予定日時欄82と、生産量欄83と、引当可能
在庫量欄84とを備えて構成される。生産予定日時欄8
2には、工場においてその商品の生産される予定日が格
納され、生産量欄83には、そり商品の生産予定量が格
納され、また、引当可能在庫量欄84には、生産予定数
量の中のその時点で引当がなされていない今後引当可能
な在庫量が格納される。
【0021】図7は生産発注ファイル90のデータ構成
例を示しており、この生産発注ファイル90は、商品名
欄91と、生産量欄92と、納期欄93とを備えて構成
される。商品名欄91には、欠品している商品名が格納
され、生産量欄92には、欠品数量が格納され、納期欄
93には、引当不能である受注情報の納期から配送LT
を減じた生産納期が格納される。
【0022】図8は引当結果ファイル100のデータ構
成例を示しており、この引当結果ファイル100は、納
入先欄101、在庫NO欄102、商品名欄103、出
荷量欄104、出荷日欄105とを備えて構成される。
これらの各欄101〜105には、受注情報に基づいて
引き当てられた在庫の納入先、在庫NO、商品名、出荷
量、出荷日が書き込まれる。
【0023】図1に示すシステムにおいて在庫引当処理
部10は、入力装置20からの引当開始指示により、受
注情報DB40内の商品別の各受注情報に対する納期欄
45内の納期と納入先情報DB70の配送LT欄72の
情報とに基づいて出荷余裕時間を算出して在庫引当順を
決定する。在庫引当処理部10は、次に、各受注情報に
対して、納期欄45内の納期と鮮度情報DB60の鮮度
制約欄62内の情報とに基づいて引当可能な在庫を抽出
して在庫の引当を行い、引当結果を引当結果ファイル1
00に書き込む。この引当結果ファイル100は、図1
に示していないが、外部装置としての出荷情報出力シス
テム、物流機器作業指示システム等により利用すること
ができる。
【0024】次に、図9に示すフローを参照して、在庫
引当処理部10の処理動作の詳細を説明する。
【0025】(1)入力装置20から引当開始指示が入
力された後、商品の受注情報DB40から商品別に受注
情報を抽出する(ステップ900)。
【0026】(2)抽出された受注情報に対して、受注
NO欄41の受注NO毎に、納入先欄42内の納入先を
キーとして納入先情報DB70の配送LT欄72の情報
を参照して、式(1)により出荷余裕時間を、 出荷余裕時間=(納期−引当日)−配送LT ……(1) として算出する(ステップ901)。
【0027】(3)同一商品について、全ての受注NO
欄41に格納されている受注NO対して前述により出荷
余裕時間を算出して、出荷余裕時間の昇順にソートを行
い、引当順序を決定する。そして、ソートされた受注N
O順に在庫の引当を行う(ステップ902)。
【0028】(4)次に、引当対象の受注商品名欄43
の商品名をキーとして、鮮度情報DB60より該当商品
の鮮度制約62を参照し、式(2)により受注NO毎の
引当可能最早製造年月日を、 引当可能最早製造年月日=納期−鮮度制約 ……(2) として算出する。なお、引当可能最早製造年月日とは、
鮮度制約を満たす最も古い製造年月日を表し、これ以前
に製造されたものは引当の対象にはならないことを示す
(ステップ903、904)。
【0029】(5)在庫情報DB50における在庫され
ている引当対象商品の製造年月日欄53の製造年月日と
ステップ903で求めた引当可能最早製造年月日を比較
し、 製造年月日53>引当可能最早製造年月日 ……(3) を満たす在庫が存在するか否かをチェックし、式(3)
を満たす受注商品の在庫があれば、その在庫を引当可能
在庫として抽出された商品を製造年月日の昇順にソート
を行う(ステップ905、906)。
【0030】(6)ソートの結果、製造年月日の古い順
に在庫の引当を行い、在庫情報DB50の引当可能在庫
量欄55の更新を行う。また、引当結果ファイル100
の納入先欄101、在庫NO欄102、商品名欄10
3、出荷量欄104、出荷日欄105に必要な情報を書
き込む。この場合、出荷日は、受注情報の納期と、配送
LTとから計算される(ステップ907、908)。
【0031】(7)ステップ905において、引当可能
在庫が存在しないと判定された場合、商品名をキーとし
て生産予定DB80を参照して、引当対象商品の生産予
定日時欄82の内容から、 生産予定日時<納期−配送LT ……(4) として示される式(4)を満たす予定在庫が存在するか
否かをチェックし、そのような予定在庫が存在すればれ
ば、その生産予定を抽出して生産予定日時の昇順にソー
トを行い、ソートされた順にその商品の引当を行い、引
当可能量欄84の内容を更新する(ステップ911〜9
13)。
【0032】(8)ステップ911において、式(4)
を満たす生産予定のある予定在庫が存在しない場合、生
産発注ファイル90の各欄91〜93に商品名、生産個
数、生産納期を書き込む(ステップ914)。
【0033】(9)ステップ908、913、914の
処理の終了後、該当商品に対する全受注情報についての
在庫引当を終了したか否かをチェックし、終了していな
い場合、ステップ903からの処理を繰り返し実行し、
該当商品に対する全受注情報についての在庫引当を終了
していれば、全受注商品について在庫引当を終了したか
否かをチェックし、終了していない場合、次の商品につ
いてのステップ900からの処理を繰り返し実行し、全
受注商品に対する在庫引当を終了していれば処理を終了
する(ステップ909、910)。
【0034】図10は本発明の第2の実施形態を説明す
る2段階に在庫をもつ物流形態を示す図、図11は本発
明の第2の実施形態による各商品の配送形態と在庫配置
との決定方法を実現するシステム構成を示すブロック
図、図12〜図18は図11に示すシステムで使用され
る各種データベース、テーブル及びファイルの構成例を
示す図、図19は処理の課程で作成される可能配送形態
集合ファイルの構成例を示す図、図20は商品別の配送
形態及び在庫位置を決定する在庫配置決定処理部の処理
動作を説明するフローチャート、図21は最終的な配送
形態及び在庫位置を決定する処理の詳細を示すフローチ
ャートである。図10、図11において、400は工場
倉庫、410は地区デポ、500は在庫配置決定処理
部、510は入力装置、520は記憶装置、530は商
品情報DB、540は納入先配送LTテーブル、550
は配送形態テーブル、560は拠点間配送LTテーブ
ル、570は商品別在庫情報DB、580は拠点別容積
DB、590は出力ファイルである。
【0035】なお、以下に説明する本発明の第2の実施
形態は、図10に示すように、生産工場に隣接した工場
倉庫400と地区デポ410との2段階に在庫をもつ物
流形態を有し、工場倉庫400に在庫を保有して納入先
への直送と、地区デポ410で在庫を保有し納入先へ配
送するという2つの配送形態を持っている場合の物流シ
ステムに本発明を適用して、各商品の配送形態と在庫配
置とを決定するものとしている。
【0036】図11に示す本発明の第2の実施形態によ
る配送形態及び在庫配置を決定するシステムは、入力装
置510、在庫配置決定処理部500、記憶装置520
から構成される。そして、記憶装置520内には、商品
情報DB530、納入先配送LTテーブル540、配送
形態テーブル550、拠点間配送LTテーブル560、
商品別在庫情報DB570、拠点別容積DB580、及
び、出力ファイル590が格納される。
【0037】図12は商品情報DB530の構成例を示
しており、この商品情報DB530は、商品名欄531
と、鮮度制約欄532と、納入先欄533とを備えて構
成される。商品名欄531には、在庫位置を決定する対
象となる商品群の商品名が格納され、各商品に対して、
鮮度制約欄532、納入先欄533に必要な情報が格納
される。納入先欄533には、該当商品を納入する納入
先群が格納される。
【0038】図13は納入先配送LTテーブル540の
構成例を示しており、この納入先配送LTテーブル54
0には、各拠点から全納入先まで商品を直送した場合の
配送LTが格納される。従って、本発明の第2の実施形
態の場合、工場倉庫400から各納入先へ直送した場合
の配送LT、地区デポ410から各納入先までの配送L
Tが格納される。
【0039】図14は配送形態テーブル550の構成例
を示しており、この配送形態テーブル550は、商品の
供給主であるユーザの持つ物流形態において採用可能な
配送形態が格納され、配送形態NO欄551と、在庫位
置欄552と、経由拠点欄553とにより構成される。
在庫位置欄552内の在庫位置は、該当配送形態におい
て在庫を保有する拠点名を示し、経由拠点欄553内の
経由拠点は、工場から納入先までに経由する拠点名が示
される。また、各配送形態には、ユニークな配送形態N
Oが付与されて配送形態NO欄551に格納される。図
10に示す例の場合、工場倉庫に在庫を保有し納入先に
配送する配送形態と、工場から地区デポに配送され地区
デポで在庫を持ちこの地区デポから各納入先へ配送する
配送形態についての2種の情報が与えられる。
【0040】図15は拠点間配送LTテーブル560の
構成例を示しており、この拠点間配送LTテーブル56
0には、各拠点間、すなわち、工場倉庫と地区デポ間の
配送LTを示す。
【0041】図16は商品別在庫情報DB570の構成
例を示しており、この商品別在庫情報DB570は、商
品名欄571と、回転率ランク欄572と、在庫容積5
73とにより構成されている。回転率ランク欄572の
情報は、商品名欄571内の対象商品の在庫回転率に対
して付けられるランクであり、回転率が高いものほど高
いランクが付与される。在庫容積欄573には、各商品
毎の保有するべき在庫量の在庫容積が格納される。
【0042】図17は拠点別容積DB580の構成例を
示しており、この拠点別容積DB580は、拠点名欄5
81と容積欄582とにより構成され、容積欄582
は、各拠点の容積限界が格納される。
【0043】図18は出力ファイル590の構成例を示
しており、この出力ファイル590は、商品名欄591
と、配送形態NO欄592と、在庫配置拠点名欄593
とにより構成され、商品名欄591に示される各商品毎
に決定された配送形態NOと在庫配置拠点名とが格納さ
れる。
【0044】図19は処理の途中で作成される可能配送
形態集合ファイル600の構成例を示しており、この可
能配送形態集合ファイル600は、商品名欄601と、
配送NO欄602と、最大納入先LT欄603と、その
優先順位欄604とにより構成される。
【0045】次に、図20、図21に示すフローを参照
して、在庫配置決定処理部500の処理動作の詳細を説
明する。
【0046】(1)商品情報DB530より、商品を選
択してその納入先欄533を参照し、納入先配送LTテ
ーブル540より、各拠点からの最も遠い納入先までの
配送LTを求め、この値を該当商品の最大納入先LTと
して抽出する(ステップ200、201)。
【0047】(2)配送形態テーブル550内の全配送
形態NOについて、経由する拠点間の配送LTを拠点間
配送LTテーブル560を参照することにより、式
(5)により、工場から納入先までの総配送LTを、 総配送LT=通過拠点間の配送LTの合計+最大納入先LT ……(5) として算出する。このとき、納入先までは、最後に経由
する拠点から最遠の納入先までのLTであるステップ2
01で抽出した最大納入先LTを用いる(ステップ20
2)。
【0048】(3)各配送形態の総配送LTと、該当商
品の鮮度制約とを比較し、 総配送LT<鮮度制約 ……(6) として示される式(6)を満たすものを、該当商品の可
能配送形態集合として可能配送形態集合ファイル600
の配送形態NO欄602と、その配送形態NOの最大納
入先LT欄603に書き込む。ここで、式(6)を満た
さない配送形態は、該当商品に対して定めた鮮度制約を
満たす配送が不可能であることを示す(ステップ20
3、204)。
【0049】(4)次に、可能配送形態集合ファイル6
00の最大納入先LT欄603内の最大納入先LTを昇
順にソートし、ソート結果順に優先順位欄604内に優
先順位を付与する。以上の処理を、全商品について行う
(ステップ205)。
【0050】(5)次に、各商品に対して、ユーザによ
って入力された鮮度ウェイトと回転率ウェイトとを用い
て式(7)により判定指標を、 判定指標=鮮度制約×鮮度ウェイト +回転率ランク×回転率ウェイト ……(7) として算出する。鮮度ウェイトと回転率ウェイトとは、
入力装置510からユーザにより予め入力される値であ
り、配送形態及び在庫位置を決定する際に、鮮度と商品
の回転率とのそれぞれに対して、どの程度重視するかを
示す値である(ステップ206)。
【0051】(6)全商品について、可能配送集合を導
出し判定指標を算出したか否かをチェックし、全商品に
ついての判定指標が算出されていなければステップ20
0からの処理を繰り返して全商品についての判定指標を
算出し、その後、判定指標の降順に商品をソートし、ソ
ートされた順に、商品の配送形態及び在庫位置の決定処
理を行う(ステップ207〜209)。
【0052】次に、ステップ209の詳細な処理を図2
1に示すフローを参照して説明する。
【0053】(6)図19により説明した各商品の可能
配送形態集合の優先順位欄604の最も優先順位の高い
(N=1)配送形態を選択し、選択された配送形態の在
庫配置拠点の残在庫容積と商品別在庫情報DB570内
の該当商品の在庫容積とを比較する(ステップ210、
211)。
【0054】(7)ステップ211の比較の結果、前者
の方が大きい場合、すなわち、残在庫容積が該当商品の
在庫容積より大きい場合、選択された配送形態による在
庫配置拠点への在庫配置が可能であり、出力ファイル5
90の商品名欄591、配送NO欄592にそれらの情
報を書き込み、該当拠点の残在庫容積を更新する(ステ
ップ213、214)。
【0055】(8)ステップ211の比較の結果、前者
の方が小さい場合、すなわち、残在庫容積が該当商品の
在庫容積より小さい場合、選択された配送形態による在
庫配置拠点への在庫配置が不可能であるとして、優先順
位を1つ下げるについて、その配送形態が採用可能であ
るかを検査する(ステップ210)。これは、回転率の
高い商品、鮮度制約の緩い商品は、納入先までのLTが
短い拠点に在庫をもち、顧客へのサービスに柔軟に対応
するという考えに基づく。ここで採用が不可能である場
合は、優先順位を1だけ下げる(N=N+1)処理を行
ってステップ211の処理に戻る(ステップ212)。
【0056】前述した最終的な配送形態及び在庫位置を
決定する処理の詳細を示す図21のフローは、該当配送
形態の採用の可否に与える制約として各拠点の在庫容積
限界のみについて考慮した場合を例としているが、本発
明は、最終的な配送形態を決定する際に、他の制約とし
て、配送の積載効率、コスト等の制約を考慮するように
してもよい。
【0057】前述した本発明の第2の実施形態は、商品
の在庫を工場倉庫と地域デポとの2段階に持つとして説
明したが、本発明は、商品をさらに多段階に在庫させる
ような物流システムに対しても適用することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、鮮
度管理を必要とする商品の物流において、納入先までの
配送LTを考慮して、全ての納入先に供給主が定めた鮮
度制約に基づく在庫引当を実施することが可能となる。
また、在庫を多段階に保有するような物流形態におい
て、商品毎の鮮度制約により販売機会を逃さないような
商品毎の在庫配置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による在庫引当方法を
実現するシステム構成を示すブロック図である。
【図2】受注情報DB40の構成例を示す図である。
【図3】在庫DB50の構成を示す図である。
【図4】鮮度情報DB60の構成例を示す図である。
【図5】納入先情報DB70の構成例を示す図である。
【図6】生産予定DB80の構成例を示す図である。
【図7】生産発注ファイル90の構成例を示す図であ
る。
【図8】引当結果ファイル100の構成例を示す図であ
る。
【図9】在庫引当処理部の処理動作を説明するフローチ
ャートである。
【図10】本発明の第2の実施形態を説明する2段階に
在庫を持つ物流形態を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施形態による各商品の配送
形態と在庫配置との決定方法を実現するシステム構成を
示すブロック図である。
【図12】商品情報DB530の構成例を示す図であ
る。
【図13】納入先LTテーブル540の構成例を示す図
である。
【図14】配送形態テーブル550の構成例を示す図で
ある。
【図15】拠点間配送LTテーブル560の構成例を示
す図である。
【図16】商品別在庫情報DB570の構成例を示す図
である。
【図17】拠点別容積DB580の構成例を示す図であ
る。
【図18】出力結果ファイル590の構成例を示す図で
ある。
【図19】処理の課程で作成される可能配送形態集合フ
ァイルの構成例を示す図である。
【図20】商品別の配送形態及び在庫位置を決定する在
庫配置決定処理部の処理動作を説明するフローチャート
である。
【図21】最終的な配送形態及び在庫位置を決定する処
理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 在庫引当処理部 20、510 入力装置 30、520 記憶装置 40 受注情報DB 50 在庫情報DB 60 鮮度情報DB 70 納入先情報DB 80 生産予定DB 90 生産発注ファイル 100 引当結果ファイル 110 受注システム 400 工場倉庫 410 地区デポ 500 在庫配置決定処理部 530 商品情報DB 540 納入先配送LTテーブル 550 配送形態テーブル 560 拠点間配送LTテーブル 570 商品別在庫情報DB 580 拠点別容積DB 590 出力ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 雅之 東京都大田区大森北三丁目2番16号 日立 システムエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 嶋野 知生 神奈川県横浜市都築区加賀原二丁目2番 株式会社日立製作所ビジネスシステム開発 センタ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鮮度管理の必要な商品の物流システムに
    おける在庫引当方法において、各受注情報による商品の
    顧客納期と、納入先までの配送リードタイムとから出荷
    までの余裕時間を算出し、余裕時間の昇順にソートを行
    って引当順序を決定し、記憶装置に保持された該当商品
    の製造年月日別在庫情報と、商品毎に製造年月日から納
    期までの期間として設定された鮮度制約情報とにより、
    各受注情報に対して引当可能な在庫を抽出して製造年月
    日の古い順に在庫の引当を実施し、引当可能な在庫が存
    在しない場合、生産予定情報への引当を行うことを特徴
    とする物流システムにおける在庫引当方法。
  2. 【請求項2】 鮮度管理の必要な商品の物流システムに
    おける配送形態と在庫位置との決定方法において、工場
    から納入先までに多段階に商品の在庫を持ち、記憶装置
    に保持されている鮮度制約情報と商品の回転率とから商
    品の配送形態と在庫位置とを決定することを特徴とする
    物流システムにおける配送形態と在庫位置との決定方
    法。
  3. 【請求項3】 鮮度管理の必要な商品の物流システムに
    おける配送形態と在庫位置との決定方法において、工場
    から納入先までに多段階に商品の在庫を持ち、工場から
    在庫を有する各拠点、納入先までの配送時間と各商品に
    設定されている鮮度制約情報とから採用可能な配送形態
    と在庫位置とを抽出し、商品の回転率、鮮度制約とそれ
    ぞれに対してユーザが設定したウェイト情報とから得ら
    れる指標を算出し、前記指標に基づいて在庫位置と配送
    形態とを決定することを特徴とする物流システムにおけ
    る配送形態と在庫位置との決定方法。
JP24348696A 1996-09-13 1996-09-13 物流システムにおける在庫引当方法、及び、配送形態と在庫位置との決定方法 Pending JPH1087036A (ja)

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