JPH1051804A - 同期判定回路及びテレビジョン受像機 - Google Patents

同期判定回路及びテレビジョン受像機

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JPH1051804A
JPH1051804A JP8221862A JP22186296A JPH1051804A JP H1051804 A JPH1051804 A JP H1051804A JP 8221862 A JP8221862 A JP 8221862A JP 22186296 A JP22186296 A JP 22186296A JP H1051804 A JPH1051804 A JP H1051804A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準/非標準信号の判定動作を向上する。 【解決手段】 水平同期パルスHsyncのn倍(但しn≧
2)の発振周波数のクロックCLK を生成する発振器10
と、垂直同期パルスVsyncによってリセットされ、クロ
ックCLK に基づき垂直同期パルスVsyncの周期をカウン
トする分周器11と、カウントパルスP525a のタイミン
グで垂直同期パルスVsyncを検出する判定部Jad1と、垂
直同期パルスVsync、又は垂直同期パルスVsyncと同周
期とされるカウントパルスP525b 、又はカウントパルス
P525b に対応したリセットパルスP575によってリセット
されるとともにクロックCLK に基づき垂直同期パルスV
syncの周期をカウントする分周器19と、カウントパル
スP525b に応じて垂直同期パルスVsyncを検出する判定
部Jad2と、判定部Jad1、Jad2の判定により標準信号であ
るか否かの判定を下す判定部18を備え、分周器19は
判定部18の判定が標準信号である場合はカウントパル
スP525b 又はリセットパルスP575でリセットし、前記判
定が非標準信号である場合は垂直同期パルスVsyncでリ
セットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力した映像信号
が正規のテレビジョン方式で形成されている標準信号で
あるか、又は非標準信号であるかを判定する同期判定回
路及び同期判定回路を備えたテレビジョン受像機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現今の例えばテレビジョン受像機は、放
送局から送信される放送電波を受信して、チューナで放
送番組を選択して視聴することができるとともに、例え
ばビデオデッキ等の外部入力機器等で再生される映画等
を鑑賞することができるようになっている。また、最近
では外部入力機器としてゲーム機器を接続して、専用の
ゲームソフトの映像を画面に映し出して遊ぶことができ
るようになっている。
【0003】チューナで選択された放送番組やビデオデ
ッキ等から通常再生された映画等のソフトを見る場合、
これらの映像信号は例えばNTSC(National Televis
ionSystem Comittee ・・・水平同期周波数15.73
4KHz 、水平走査線数262.5本)方式やPAL
(Phase Alternation by Line )方式等の標準信号とし
て入力される。また、ビデオデッキ等による特殊再生時
(早送り/巻戻しサーチ、静止画再生等)では映像信号
の垂直同期信号と水平同期信号は機種によって異なる周
期関係とされ、標準信号とは異なる非標準信号として入
力される。さらに、前記ゲーム機器から出力される映像
信号も各種ゲーム機器自体が生成した非標準信号(例え
ば水平走査線数262本、263本等)として入力され
る。
【0004】ところで、受信信号として入力される標準
信号の場合、例えば放送電波に何らかの形でノイズが重
畳されたり、また弱電界の地域では垂直同期信号が一時
的に欠落して同期性能が低下してしまう場合がある。そ
こで、標準信号において垂直同期信号の欠落を検出した
場合、その前後の垂直同期信号から予測を立てて補間処
理を行うことが考えられている。これによって垂直同期
が安定したものになり、良好な映像を得ることができ
る。一方、例えばゲーム機器から供給される映像信号は
非標準信号ではあるが、同期信号は欠落せず所定の周期
(例えば水平走査線数262本、263本等)で供給さ
れる。したがって、入力されていた映像信号に対して、
この場合補間処理を行う必要はない。そこで、262.
5本周期で垂直同期信号が無い場合に、標準信号におけ
る欠落か又は垂直同期周期が異なる非標準信号であるか
を判定することが必要とされる。
【0005】図7は従来例として、例えばNTSC方式
のテレビジョン受像機に適用されている偏向制御部にお
ける同期判定回路の構成例を示す図である。図示されて
いない映像信号処理系で抽出された水平同期信号HSync
(NTSC方式の場合約15.734kHz )は、例え
ばPLL等によって構成されている発振器30に供給さ
れる。発振器30は水平同期信号HSyncを基準クロック
として発振するように構成され、例えば水平同期信号H
Syncに対してn倍(但しnは自然数)周波数のクロック
CLK を生成する。なおここでは一例としてn=2として
水平同期信号HSyncの2倍の周波数のクロックCLK が生
成されることとする。したがってクロックCLK は31.
468kHz の周波数で出力されることになる。
【0006】クロックCLK は例えばフリップフロップ3
1a、31b・・・、31jによって10ビットカウン
タとして構成される分周器31にカウント用のクロック
として供給される。そして分周器31から出力されるカ
ウント出力(各フリップフロップ31a〜31jの出力
端子Qの出力)はタイミング発生部32に出力される。
タイミング発生部32はカウント出力に応じて例えば5
25カウントのタイミングでLレベルとなるカウントパ
ルスP525、例えば492カウントのタイミングでLレベ
ルとなるリセットパルスR492を出力するように構成され
ている。そして、分周器31の入力段にオア回路33を
設けて、垂直同期信号のタイミングでLレベルになる垂
直同期パルスVsync又はリセットパルスR492の立ち下が
りでリセットするようにしている。これによって例えば
図8(a)(b)に示されているように、垂直同期パル
スVsyncに対して492カウント目まで不感帯を設ける
ことができるようになる。したがって垂直同期パルスV
syncにノイズN、N・・・が重畳された場合でもこのノ
イズNに影響を受けずに、分周器31を正しい垂直同期
パルスVsyncに同期させることができる。
【0007】フリップフロップ34、35は垂直同期パ
ルスVsyncの周期から入力信号が標準信号か否かを判定
する判定部を構成するように設けられており、それぞれ
のデータ端子Dには垂直同期パルスVsyncが供給され
る。さらに、クロック端子にはタイミング発生部32か
ら出力されるカウントパルスP525が供給されるが、フリ
ップフロップ35のクロック端子には反転器Inv を介し
て位相が反転したカウントパルスP525r が供給されるこ
とになる。したがって、フリップフロップ34、35は
それぞれカウントパルスP525、P525r の立ち下がりタイ
ミングで出力端子Q1 、Q2 の出力レベルが決定され、
後述するようにアンド回路36と共に垂直同期パルスV
syncの有無を判定することができる。
【0008】分周器31がリセットされてから『0』期
間は必ず1クロックの周期よりも短くなるので525番
目のクロック、すなわちカウントパルスP525は標準信号
の垂直同期パルスVsyncよりも早く立ち上がる。したが
って、図9(a)に摸式的に示されている垂直同期パル
スVsyncに対して、カウントパルスP525、及び反転した
カウントパルスP525r は、それぞれ図9(b)(c)に
示されている矢印のタイミングでフリップフロップ3
4、35のトリガ信号となる。したがって、正規の垂直
同期信号Vsyncの時は、各立ち下がり点A、Bのタイミ
ングで出力端子Q1 からはHレベル、反転出力端子Q2
からもHレベルが出力される。そしてアンド回路36の
出力はHレベルとなり、この場合に標準信号であるとい
う判定を下す。
【0009】また、図9(d)(e)(f)に示されて
いるように、垂直同期信号VsyncとカウントパルスP525
のタイミングが一致していないときには、出力端子Q1
からはHレベル、反転出力端子Q2 からはLレベルが出
力される。この場合はアンド回路36の出力はLレベル
となるので、この場合に非標準信号であるという判定を
下す。ここでの判定結果は図示されていない同期補間処
理系に供給され、標準信号の場合に垂直同期パルスVsy
ncが欠落した場合には補間処理が行われるようになる。
【0010】これによって、例えばノイズNの多い映像
信号が入力された場合でも、一旦標準信号であると判断
することができれば、分周器31において垂直同期パル
スVsyncに対して例えば262カウントまで不感帯を設
けることにより、弱電界においても映像画面が乱れない
ようにコントロールすることができる。
【0011】また、図10に示されているように判定部
Jad3に積分手段として例えば3ビットのアップ/ダウン
カウンタ37を設けることも考えられている。このアッ
プ/ダウンカウンタ37から出力されるカウント値が例
えば4(2進表記で『100』)以上である場合に標準
信号であるという判断を下すことにより、垂直同期パル
スVsyncの欠落やノイズの重畳等に対応している。な
お、アップ/ダウンカウンタ37におけるビット幅は標
準/非標準信号の判定を下す場合の遷移の時定数に影響
を及ぼすが全体の動作に影響を及ぼすことはない。
【0012】また、この図に示す例では、垂直同期パル
スVsyncを測定する分周器31と垂直偏向のタイミング
を発生させる分周器38、タイミング発生部39を個々
に設けている。さらに、垂直同期パルスVsync又はリセ
ットパルスR488の立ち下がりでリセットするようにして
いる。これによって、垂直同期パルスVsyncに対して4
88カウント目まで不感帯を設けることができるように
なる。したがって垂直同期パルスVsyncにノイズが重畳
された場合でもこのノイズに影響を受けずに、分周器3
1を正しい垂直同期パルスVsyncに同期させることがで
きる。
【0013】アップ/ダウンカウンタ(3ビット)37
にはアンド回路36の出力レベルが供給されるととも
に、タイミング発生部32から491カウントのタイミ
ングでLレベルになるリセットパルスR491が供給され、
このリセットパルスR491のタイミングでアンド回路36
の出力レベルがHレベルである場合はカウントアップ、
Lレベルの場合はカウントダウンを行う。そして、ここ
でのカウント値が所定のレベルに達した時点で標準信号
であるという判定を下すとともに、後述するスイッチS
W3 の切替えを行うようにしている。ここでは、例えば
カウント値が例えば4以上(2進表記で100)である
場合に、標準信号であると判定してスイッチSW3 を接
点b側に接続し、また、非標準信号であると判定された
場合には接点a側に接続する用に制御する。
【0014】分周器38は分周器31と同様にフリップ
フロップ38a、38b・・・、38jによって10ビ
ットカウンタとして構成され、カウント用のクロックと
して発振器30から出力されるクロックCLK が供給され
る。分周器38から出力されるカウント出力(各フリッ
プフロップ38a〜38jの出力端子Qの出力)はタイ
ミング発生部39に出力される。タイミング発生部39
はカウント出力に応じてLレベルになり。分周器38を
自走するためのリセットパルスR525(525カウン
ト)、リセットパルスR492(492カウント)、リセッ
トパルスR575(575カウント)を出力するように構成
されている。そして、アップ/ダウンカウンタ37の判
定が標準信号である場合は、スイッチSW3 を介して供
給されるリセットパルスR525によってリセットされて自
走し、また、非標準信号である場合は垂直同期パルスV
syncによってリセットされる。
【0015】リセットパルスR492と垂直同期パルスVsy
ncはオア回路40に供給される。これは、先に図8で説
明した場合と同様に492カウント目までを不感帯とす
るためである。さらに、オア回路40の出力レベルはリ
セットパルスR575と共にアンド回路41に供給される。
例えば、正規の垂直同期パルスVsyncがチャンネル切替
え等によって見かけ上欠落してしまうと、分周器31は
次の周期の垂直同期パルスVsyncを測定するためにカウ
ントを続けるが、分周器38は垂直偏向のタイミングを
発生するために、自らリセットをかけて再びカウントを
開始する必要がある。そこで、アンド回路41を設ける
ことによって、垂直同期パルスVsyncが欠落した場合
に、リセットパルスR575によって例えば575カウント
目に自らリセットをかけるようにしている。
【0016】このように同期判定回路を構成することに
より、判定部Jad3で標準信号であるという判定が下され
た場合はスイッチSW3 を端子b側に接続し、リセット
パルスR525を分周器38に供給して自走させるようにし
ている。これにより、垂直同期信パルスVsyncの欠落や
ノイズの重畳に関わらず所定周期でリセットをかけるこ
とができ、分周器38と垂直同期パルスVsyncを同期さ
せることができるようになる。また、判定部Jad3で非標
準信号であるという判定が下された場合は、スイッチS
W3 を端子a側に接続し、アンド回路41の出力をリセ
ットパルスとして分周器38に供給する。これによっ
て、上記したように自ら分周器38にリセットをかけて
垂直偏向のタイミングを発生することができるようにな
る。つまり、垂直同期信号の欠落を検出するための第一
の分周器31の同期が乱れた場合でも、垂直同期信号を
形成するための分周器38の同期は乱れることなく、タ
イミング発生部39からは垂直偏向のタイミングが出力
することができる。
【0017】図11は垂直同期信号の一部が欠落した場
合の各信号の出力タイミングを示す図であり、図11
(a)はクロックCLK 、図11(b)は垂直同期パルス
Vsync、図11(c)はカウントパルスP525、図11
(d)はアンド回路36の出力レベル、図11(e)は
リセットパルスR490、図11(f)はアップダウンカウ
ンタ37の出力レベル、図11(g)はリセットパルス
R525を示している。なお、これらの図で垂直同期パルス
Vsyncの欠落タイミングを破線で、また垂直同期パルス
Vsyncに重畳されたノイズNを一転鎖線で示している。
【0018】先に述べたように、アップ/ダウンカウン
タ37のカウント値(図11(f))は、リセットパル
スR490(図11(e))が供給されるタイミングで、図
11(d)に示すようにアンド回路36の出力がHレベ
ルの時にカウントアップ、Lレベルのときにカウントダ
ウンするよう構成されている。したがって、例えば図1
1(b)に破線で示されているように垂直同期パルスV
syncが欠落した場合、分周器31はリセットされずにカ
ウントを継続するので、図11(e)に示されているよ
うにリセットパルスR490は出力されない。したがって、
図11(f)に示されているようにアップダウンカウン
タ37の出力も変化せずそれまでのカウント値が保持さ
れる。
【0019】また、垂直同期パルスVsyncの欠落によっ
てアンド回路36の出力がLレベルとされているタイミ
ングでリセットパルスR490が供給されると、アップダウ
ンカウンタ37はカウントダウンを行ないカウント値が
6となるが、先に述べたようにカウント値が4以上とさ
れているので、標準信号であるという判定を保持する。
さらに、ノイズN1 が例えば492カウント以降に重畳
されると、分周器31はこのタイミングでリセットされ
てしまう。したがって、この後に入力された垂直同期パ
ルスVsync1 は不感帯に入り、入力されているにも関わ
らず無視されてしまう。つまり、例えば525カウント
の前にリセットされることにより、垂直同期パルスのタ
イミングでカウントパルスP525が出力されなくなってし
まう場合がある。しかしこのような場合でも、アップダ
ウンカウンタ37ではカウントダウンが行われるがカウ
ント値が『4』以上である場合は標準信号であるという
判定が下される。つまり、ここでは欠落やノイズN等に
よって例えば4回以上連続して垂直同期パルスVsyncが
所定の周期で入力されない場合に非標準信号であるとい
う判定を下している。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図10に示
した同期判定回路では、垂直同期パルスVsyncの一部が
欠落したり、またノイズNが重畳された垂直同期パルス
Vsyncが入力された場合、必ず一旦は非標準信号である
と判定される。さらにこの状態で分周器31がノイズN
によってリセットされてしまうと、垂直同期パルスVsy
ncと分周器31の同期は乱れてしまう場合がある。
【0021】図12は垂直同期パルスVsyncの一部欠落
やノイズ重畳などによって同期が乱れる場合の各信号の
出力タイミングを示す図であり、図12(a)は垂直同
期パルスVsync、図12(b)はカウントパルスP525、
図12(c)はアンド回路36の出力レベル、図12
(d)はリセットパルスR490、図12(e)はアップダ
ウンカウンタ37の出力レベルを示している。
【0022】図12(a)にタイミングC、Dに破線で
示されているように、垂直同期パルスVsyncが欠落し
て、次の垂直同期パルスVsyncが入力されるまでの間に
ノイズN2 、N3 が重畳されると、分周器31はこのタ
イミングでリセットされ、次の周期で入力される垂直同
期パルスVsync2 は入力されているにも関わらず不感帯
によって無視されてしまうことになる。したがって、垂
直同期パルスVsyncの欠落とノイズNの重畳が度重なる
と、垂直同期パルスVsyncと分周器31の同期が乱れて
しまい、図12(a)に示すように正規の垂直同期パル
スVsync(実線)が所定の周期で入力されているにもか
かわらず、リセットパルスP490(12(d))の出力タ
イミングではアンド回路36の出力はLレベルになって
しまう(図12(c))。
【0023】したがって、正規の垂直同期パルスVsync
の周期を分周器31では正しく測定できなくなり、アッ
プ/ダウンカウンタ37では、図12(e)に示すよう
にカウントダウンが続き最終的には標準信号ではないと
いう判定が下されてしまうことになる。このように、垂
直同期パルスVsyncの欠落とノイズNの重畳が度重な
り、正規の垂直同期パルスVsyncが測定できなくなる
と、垂直同期パルスVsyncと分周器31の同期が安定す
るまでの間は非標準信号であるという判定が続いてしま
う。したがって、例えば弱電界等で垂直同期パルスVsy
ncの欠落が生じた場合でも補間処理等が行われないの
で、同期の乱れた画像が表示されることになってしまう
という問題があった。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、入力した映像信号
から抽出した水平同期パルスのn倍(但しn≧2)の発
振周波数のクロックを生成する発振手段と、前記映像信
号から抽出した垂直同期パルスによってリセットされる
とともに前記クロックに基づき前記垂直同期パルスの周
期をカウントする第一の分周手段と、前記第一の分周手
段のカウント出力に応じて前記垂直同期パルスと同周期
の第一のカウントパルスを出力するタイミング発生手段
と、前記第一のカウントパルスのタイミングで前記垂直
同期パルスの有無を検出する第一の判定手段と、前記垂
直同期パルス、又は前記垂直同期パルスと同周期とされ
る第二のカウントパルス、又は該第二のカウントパルス
に対応したリセットパルスによってリセットされるとと
もに前記クロックに基づき前記垂直同期パルスの周期を
カウントする第二の分周手段と、前記第二の分周手段の
カウント出力に応じて前記第二のカウントパルス及び前
記リセットパルスを出力するタイミング発生手段と、前
記第二のカウントパルスのタイミングで前記垂直同期パ
ルスの有無を検出する第二の判定手段と、前記第一、第
二の判定手段の判定結果に基づいて前記映像信号が標準
信号であるか又は非標準信号であるかの判定を下す第三
の判定手段を備え、前記第二の分周手段は、前記第三の
判定手段の判定結果が標準信号である場合は前記第二の
カウントパルス又はリセットパルスでリセットし、前記
判定結果が非標準信号である場合は前記垂直同期パルス
でリセットするように同期判定回路を構成する。また、
この同期判定回路を備えてテレビジョン受像機を構成す
る。
【0025】本発明によれば、第二の分周手段は標準信
号である場合には第二のカウントパルスでリセットされ
て自走するので、垂直同期パルスの欠落やノイズの重畳
に影響されることはない。したがって、第二の判定手段
では垂直同期パルスが欠落したフィールドでは非標準信
号であるという判定を下すが、次のフィールドに垂直同
期パルスが入力されれば、標準信号であるという判定を
下すことができるようになる。これにより、垂直同期パ
ルスの欠落やノイズに影響されずに、同期性能を向上さ
せることができるようになる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を例えば
NTSC方式のテレビジョン受像機に適用した場合を例
に挙げて説明する。図1は本実施形態のテレビジョン受
像機の映像系の一部回路ブロックを示す図である。チュ
ーナ1は例えばBSチューナ、CSチューナ、U/Vチ
ューナ等によって構成され、アンテナAで受信した放送
電波を選択する。チューナ1で選択された受信信号は中
間周波増幅部(VIF)2、スイッチSWを介して映像
信号処理部3に供給される。スイッチSWはチューナ1
で選択された受信信号と、外部入力端子t1 、t2に接続
される外部入力機器(例えばビデオデッキ、レーザディ
スクプレーヤ等のAV(Audio Visual)機器、又はゲー
ム機器等、但し図示は省略している)から供給される映
像信号を選択して映像信号処理部3に供給している。
【0027】映像信号供給部3は色信号の分離、色差信
号形成、同期信号抽出等の各種信号処理を行いRGB各
色の映像信号をCRT4に供給する。また、ここで抽出
された同期信号は制御部5に供給する。制御部5は入力
した同期信号から上記各機能回路における各種信号処理
などの同期を取りための水平走査周期に同期した動作ク
ロックを生成する。また、各種操作キー、選択キー等が
設けられているリモートコマンダRCから出力されるコ
マンドを受光部6を介して入力し、チューナ1の選局制
御、スイッチSWの切替え、又は映像信号処理部3にお
ける各種画質調整等を行うようになされている。
【0028】偏向制御部7は映像信号の同期情報が入力
されている制御部5から出力される動作クロックに基づ
いて、水平周期のタイミングで水平偏向信号Hを形成し
てCRT4のネック部分に取付けられている偏向ヨーク
8に供給する。また、現在スイッチSWで選択されてい
る映像信号が、例えばチューナ1で選択されている放送
番組や、外部入力端子t1 又はt2 に接続されているビ
デオデッキ等の外部入力機器から供給される通常再生映
像等の標準信号であるか、或いは外部入力端子t1 又は
t2 に接続されている外部入力機器から供給されている
特殊再生映像や、ゲーム機器から供給されている非標準
信号であるかの判定を行うように構成されている。
【0029】同期補間処理部9は偏向処理部7において
現在選択されている映像信号が標準信号であると判定さ
れた場合に、例えば弱電界などによる欠落で水平走査線
数262.5本毎に垂直同期信号が無い場合、その前後
の垂直同期信号から予測をたてるなどして補間処理を行
い、所定のタイミングで垂直同期信号を生成する様に構
成されている。
【0030】これによって、標準信号において例えば水
平走査線262.5本毎とされる垂直同期信号が欠落し
た場合でも、補間処理によって垂直同期信号を生成する
ことができるとともに、例えば水平走査線262.5本
毎に垂直同期信号が無い非標準信号が選択されている場
合は補間処理を行わないようにすることができる。
【0031】次に、図2にしたがい偏向制御部7におけ
る同期判定回路について詳しく説明する。図2におい
て、発振器10、分周器11、19、タイミング発生部
12、20は、先に図10で説明した発振器30、分周
器31、38、タイミング発生部32、39に対応して
いる。また本実施形態では、垂直同期パルスVsyncの周
期を測定する分周器11、タイミング発生部12のタイ
ミングに応じて垂直同期パルスVsyncの有無を判定する
第一の判定手段として、フリップフロップ14、15、
反転器Inv1、アンド回路16によって判定部Jad1が構成
されている。なお、フリップフロップ14、15、反転
器Inv1、及びアンド回路16による垂直同期パルスVsy
ncの検出は、先に図9で説明した場合と同様に行われ
る。すなわち、垂直同期パルスVsyncが検出されるとア
ンド回路16の出力はHレベルになる。
【0032】さらに、フリップフロップ21、22、反
転器Inv2、及びアンド回路23によって、垂直偏向タイ
ミングを司る分周器19、タイミング発生部20のタイ
ミングで垂直同期パルスVsyncの有無を検出する第二の
判定手段として判定部Jad2が構成されている。なお、垂
直同期パルスVsyncの検出動作は判定部jad1と同様であ
る。判定部Jad2はタイミング発生部20から出力される
525カウントのタイミングでLレベルになるカウント
パルスP525b によって、このタイミングで垂直同期パル
スVsyncの有無を検出するように構成されている。そし
て、判定部Jad1と判定部Jad2の出力レベルは、その後段
に設けられているオア回路17を介して、第三の判定手
段として構成され標準/非標準信号の判定を行う例えば
3ビットで構成されているアップダウンカウンタ18に
供給される。つまりオア回路17の出力レベルがアップ
ダウンカウンタ18のカウント制御出力となる。なお、
本実施形態ではアップダウンカウンタを3ビットで構成
しているが、ビット数に関してはこれに限定されるもの
ではない。
【0033】以下、図2に示した同期判定回路によって
標準/非標準信号の判定を下す一例を、図3に示されて
いるタイミングチャートにしたがい説明する。なお、図
3(a)はクロックCLK 、図3(b)は垂直同期パルス
Vsync、図3(c)はタイミング発生部12から出力さ
れるカウントパルスP525a 、図3(d)はアップ/ダウ
ンカウンタ18のリセットパルスR490、図3(e)はア
ンド回路16の出力レベル、図3(f)はタイミング発
生部20から出力されるカウントパルスP525b 、図3
(g)はアンド回路23の出力レベル、図3(h)はオ
ア回路17の出力レベル、図3(i)はアップ/ダウン
カウンタ18のカウント出力レベルを摸式的に示してい
る。
【0034】アップ/ダウンカウンタ18の初期値は例
えば0とされており、クロックCLK垂直同期パルスVsyn
cが入力され始めるとカウントアップが開始される。そ
して、図3(f)に示されているように、カウント値が
例えば『4』以下で非標準信号であるという判定が下さ
れている場合は、スイッチSW1 を接点a側に切替えて
オア回路24、アンド回路25を介した垂直同期パルス
Vsyncによって分周器19がリセットされる。なお、垂
直同期パルスVsyncはオア回路24に供給されるリセッ
トパルスR492によって492カウントまで不感帯が設け
ることでノイズの重畳に対応し、さらに、アンド回路2
5を設けることで、例えば垂直同期パルスVsyncが欠落
した場合でも575カウントのタイミングで分周器19
をリセットすることができるようになっている。そし
て、アップ/ダウンカウンタ18のカウントアップによ
って標準信号であるという判定が下されると、スイッチ
SW1 は接点bに接続されて、分周器19はA点以降接
点bに切替えられカウントパルスP525b でリセットされ
自走する。
【0035】ところで、図3(b)に示されているよう
に、例えば弱電界等により垂直同期パルスVsyncの一部
が欠落し(破線で示す)、さらに欠落した次の周期の垂
直同期パルスVsyncまでの間にノイズN(一点鎖線で示
す)が重畳されると、分周器11はノイズNによってリ
セットされ再びカウントが開始される。そしてその次の
垂直同期パルスVsync1 (リセット後488カウント以
降)が入力されると、ノイズNから垂直同期パルスVsy
nc1 までの周期を測定してしまうので、カウントパルス
P525a は出力されず(図3(c))、図3(e)に示さ
れているようにアンド回路16の出力レベルはLレベル
となる。したがって、判定部Jad1では非標準信号である
という判定が下される。
【0036】これに対して、判定部Jad2においても判定
部Jad1と同様の判定が行われるが、このタイミングでは
アップダウンカウンタ18のカウント値が例えば『4』
以上で標準信号であるという判定が下されているので、
図3(f)に示されているカウントパルスP525b によっ
て分周器18は自走する。
【0037】アップ/ダウンカウンタ18によって標準
信号であると判定され分周器19が自走している場合
は、カウントパルスP525b (図3(f))と垂直同期パ
ルスVsync(図3(b))は位相が一致しているので、
図3(b)に破線で示されているように、垂直同期パル
スVsyncの一部が欠落した場合は、判定部Jad2でも判定
部Jad1と同様に非標準信号であるという判断が下され、
アンド回路23の出力はLレベルになる。したがってオ
ア回路16の出力もLレベルとなり、アップ/ダウンカ
ウンタ18ではカウントダウンが行われる。
【0038】しかし、その次のフィールドでは、判定部
Jad2においてはカウントクロックP525b によって、標準
信号であるという判定が下されアンド回路23からはL
レベルが出力される。したがって、判定部Jad1の判定
(非標準信号)と異なってしまうので、オア回路17に
よってアンド回路16とアンド回路23のオアを取って
標準信号であるという判定を下して、このオア出力をカ
ウント制御レベルとしてアップ/ダウンカウンタ18に
供給する。これによってアップダウンカウンタ18では
カウントアップがなされるようになる。
【0039】このように、判定部Jad1及び判定部Jad2の
判定結果のオアを取って、アップ/ダウンカウンタ18
のカウントアップ/ダウンを行うことにより、垂直同期
パルスVsyncの欠落とノイズの重畳が発生した場合で
も、より正確な周期で垂直同期パルスVsyncの判定を行
うことができるようになる。
【0040】ところで、先に説明したように、アップ/
ダウンカウンタ18のカウント値によって非標準信号で
あると判定され、スイッチSW1 が接点b側に接続され
ている場合に、チャンネル切替え等によって見かけ上垂
直同期パルスVsyncが欠落した場合、分周器19はタイ
ミング発生部20から出力されるリセットパルスR575で
自らリセットをかけるようにしている。
【0041】図4はこの場合の各信号のタイミングチャ
ートを摸式的に示す図であり、図4(a)は垂直同期パ
ルスVsync、図4(b)はカウントパルスP525a 、図4
(c)はリセットパルスR575、図4(d)はリセットパ
ルスR492、図4(e)はカウントパルスP525b を示して
いる。例えばチャンネル切替えなどによって、図3
(a)に破線で示されている垂直同期パルスVsyncがA
点にずれると、これに伴って分周器11がリセットされ
るタイミングがA点にずれるので、図3(b)に示され
ているようにカウントパルスP525a が出力される周期も
ずれることになる。また、垂直同期パルスVsyncがずれ
ることにより、分周器19は図3(c)に示されている
リセットパルスR575(B点)でリセットされることにな
り、カウントパルスP525b は、図3(e)に示されてい
るようにB点から525カウント目になるC点で出力さ
れるようになる。したがって、カウントパルスP525a と
カウントパルスP525b の周期が乱れて判定部Jad1と判定
部Jad2の判定に誤差が生じる場合がある。
【0042】そこで、例えば図5に他の実施形態として
示されているように、判定部Jad2の出力レベルとアップ
/ダウンカウンタ18の出力レベルを入力するアンド回
路26を設け、アップ/ダウンカウンタ18の判定が標
準信号、すなわち分周器19が自走しているときのみに
判定部Jad2の判定を有効にする。これによって、図4に
示したように、アップ/ダウンカウンタ18によって非
標準信号と判定されているときは判定部Jad1の判定のみ
を有効とすることができるので、チャンネル切替えなど
によって垂直同期パルスVsyncの周期がずれた場合で
も、標準/非標準信号の誤判定を防止することができる
ようになる。
【0043】また、アップ/ダウンカウンタ18に重み
づけを持たせて、例えばオア回路17の出力がHレベル
のときには例えば2カウントアップ、また、Lレベルの
ときには例えば2カウントダウンするようにしても良
い。
【0044】さらに、図2では判定部Jad1と判定部Jad2
の後段にオア回路16を設けてアップ/ダウンカウンタ
18のカウント制御を行うようにしたが、例えば図6に
示されているように、判定部Jad1と判定部Jad2の出力レ
ベルを選択することができるスイッチSW2 を設け、こ
のスイッチSW2 の切替え制御をアップ/ダウンカウン
タ18の判定結果に応じて制御するようにしても良い。
つまり、アップ/ダウンカウンタ18によって標準信号
であるという判定が下され分周器19が自走していると
きは、接点b側に切替えて判定部Jad1の判定を無視して
判定部Jad2のみで判定を行う。また、非標準信号である
場合は接点a側に切替えて判定部Jad1の判定のみを有効
にする。この場合も、アップ/ダウンカウンタ18によ
って非標準信号と判定されている場合の誤動作を防止す
ることができるようになる。
【0045】なお、上記実施形態はNTSC方式のテレ
ビジョン受像機を例に挙げて説明したが、他のテレビジ
ョン方式として例えばPAL方式、SECAM方式等の
テレビジョン受像機に適用することも可能である。
【0046】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、第二の
分周手段は標準信号である場合には第二のカウントパル
スでリセットされて自走するので、垂直同期パルスの欠
落やノイズの重畳に影響されることなく、所定の周期で
垂直同期パルスの有無を検出することができるようにな
る。したがって、第二の判定手段では垂直同期パルスが
欠落したフィールドでは非標準信号であるという判定を
下すが、次のフィールドに垂直同期パルスが入力されれ
ば、標準信号であるという判定を下すことができるよう
になる。これにより、垂直同期パルスの欠落やノイズの
重畳によって同期が乱れた場合でもより正確な同期判定
がを行うことができるようになる。したがって本発明
は、垂直同期パルスの欠落が生じた場合に、補間処理が
行われるようになるので、同期がとれた良好な画像を表
示することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のテレビジョン受像機の一部
を示すブロック図である。
【図2】図1に示した偏向制御部における同期判定回路
を説明する図である。
【図3】図2に示す同期判定回路の各部における信号波
形のタイミングを示す図である。
【図4】非同期信号と判定されている場合に、垂直同期
パルスの位相が変化した場合の各信号波形のタイミング
を示す図である。
【図5】本実施形態の変形例を説明する図である。
【図6】本実施形態の変形例を説明する図である。
【図7】従来のテレビジョン受像機の偏向制御部におけ
る同期判定回路を説明する図である。
【図8】垂直同期パルスに重畳されるノイズに対する不
感帯について説明する図である。
【図9】垂直同期パルスとカウントパルスのタイミング
を説明する図である。
【図10】図7に示す同期判定回路に対して垂直偏向タ
イミングを出力する分周器及びタイミング発生部を個別
に設けた例を説明する図である。
【図11】図10に示す同期判定回路の各部の信号波形
のタイミングを示す図である。
【図12】垂直同期パルスの欠落及びノイズの重畳によ
り従来の同期判定回路が誤判定する場合の一例を説明す
る図である。
【符号の説明】
3 映像信号処理部、7 偏向制御部、10 発振器、
11,19 分周器、12,20 タイミング発生部、
Jad1,Jad2 判定部、18、アップダウンカウンタ,S
W1 、SW2 スイッチ、Vsync 垂直同期パルス、H
sync 水平同期パルス、P525a ,P525b カウントパル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された映像信号の垂直同期パルスか
    ら前記映像信号が正規のテレビジョン方式とされている
    標準信号であるか、又は非標準信号であるかかを判定す
    る同期判定回路において、 前記映像信号から抽出した水平同期パルスのn倍(但し
    n≧2)の発振周波数のクロックを生成する発振手段
    と、 前記映像信号から抽出した垂直同期パルスによってリセ
    ットされるとともに前記クロックに基づき前記垂直同期
    パルスの周期をカウントする第一の分周手段と、 前記第一の分周手段のカウント出力に応じて前記垂直同
    期パルスと同周期の第一のカウントパルスを出力するタ
    イミング発生手段と、 前記第一のカウントパルスのタイミングで前記垂直同期
    パルスの有無を検出する第一の判定手段と、 前記垂直同期パルス、又は前記垂直同期パルスと同周期
    とされる第二のカウントパルス、又は該第二のカウント
    パルスに対応したリセットパルスによってリセットされ
    るとともに前記クロックに基づき前記垂直同期パルスの
    周期をカウントする第二の分周手段と、 前記第二の分周手段のカウント出力に応じて前記第二の
    カウントパルス及び前記リセットパルスを出力するタイ
    ミング発生手段と、 前記第二のカウントパルスのタイミングで前記垂直同期
    パルスの有無を検出する第二の判定手段と、 前記第一、第二の判定手段の判定結果に基づいて前記映
    像信号が標準信号であるか又は非標準信号であるかの判
    定を下す第三の判定手段を備え、 前記第二の分周手段は、前記第三の判定手段の判定結果
    が標準信号である場合は前記第二のカウントパルス又は
    前記リセットパルスでリセットされ、前記判定結果が非
    標準信号である場合は前記垂直同期パルスでリセットさ
    れようにしたことを特徴とする同期判定回路。
  2. 【請求項2】 前記第二の判定手段における判定は前記
    判定結果が標準信号である場合にのみ有効にすることを
    特徴とする請求項1に記載の同期判定回路。
  3. 【請求項3】 入力された映像信号の垂直同期パルスか
    ら前記映像信号が正規のテレビジョン方式とされている
    標準信号であるか、又は非標準信号であるかかを判定す
    る同期判定回路を備えたテレビジョン受像機において、 前記同期判定回路は、 前記映像信号から抽出した水平同期パルスのn倍(但し
    n≧2)の発振周波数のクロックを生成する発振手段
    と、 前記映像信号から抽出した垂直同期パルスによってリセ
    ットされるとともに前記クロックに基づき前記垂直同期
    パルスの周期をカウントする第一の分周手段と、 前記第一の分周手段のカウント出力に応じて前記垂直同
    期パルスと同周期の第一のカウントパルスを出力するタ
    イミング発生手段と、 前記第一のカウントパルスのタイミングで前記垂直同期
    パルスの有無を検出する第一の判定手段と、 前記垂直同期パルス、又は前記垂直同期パルスと同周期
    とされる第二のカウントパルス、又は該第二のカウント
    パルスに対応したリセットパルスによってリセットされ
    るとともに前記クロックに基づき前記垂直同期パルスの
    周期をカウントする第二の分周手段と、 前記第二の分周手段のカウント出力に応じて前記第二の
    カウントパルス及び前記リセットパルスを出力するタイ
    ミング発生手段と、 前記第二のカウントパルスのタイミングで前記垂直同期
    パルスの有無を検出する第二の判定手段と、 前記第一、第二の判定手段の判定結果に基づいて前記映
    像信号が標準信号であるか又は非標準信号であるかの判
    定を下す第三の判定手段を備え、 前記第二の分周手段は、前記第三の判定手段の判定結果
    が標準信号である場合は前記第二のリセットパルスでリ
    セットされ、前記判定結果が非標準信号である場合は前
    記垂直同期パルスでリセットされるようにしたことを特
    徴とするテレビジョン受像機。
  4. 【請求項4】 前記第二の判定手段における判定は前記
    判定結果が標準信号である場合にのみ有効にすることを
    特徴とする請求項3に記載のテレビジョン受像機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006171141A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Sony Corp タイミングジェネレータ及び表示装置

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