JPH10511892A - 流体循環用遠心クリーナ - Google Patents

流体循環用遠心クリーナ

Info

Publication number
JPH10511892A
JPH10511892A JP8521496A JP52149696A JPH10511892A JP H10511892 A JPH10511892 A JP H10511892A JP 8521496 A JP8521496 A JP 8521496A JP 52149696 A JP52149696 A JP 52149696A JP H10511892 A JPH10511892 A JP H10511892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
cleaner
centrifugal
passage
venturi
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP8521496A
Other languages
English (en)
Inventor
チャールズ ペニー,スチーブン
Original Assignee
ザ グレイシャー メタル カンパニー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ グレイシャー メタル カンパニー リミテッド filed Critical ザ グレイシャー メタル カンパニー リミテッド
Publication of JPH10511892A publication Critical patent/JPH10511892A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B11/00Feeding, charging, or discharging bowls
    • B04B11/04Periodical feeding or discharging; Control arrangements therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B5/00Other centrifuges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B5/00Other centrifuges
    • B04B5/005Centrifugal separators or filters for fluid circulation systems, e.g. for lubricant oil circulation systems

Landscapes

  • Centrifugal Separators (AREA)
  • Cyclones (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 流体循環装置の遠心流体浄化装置(100、第2(a)図)は、循環した流体の一部分のみが分岐される遠心クリーナ(100′)と、分岐していない流体が通されるベンチュリ装置(111)からなる排水補助装置(102)とを含み、ベンチュリは、クリーナの保持排水溜め(101′)と接続された誘導口(108)が開口する領域内に有意の圧力降下を局部的に発生し、それにより浄化された流体が分岐していない流体中に連行され、そして循環するために戻される。一方、流入口と誘導口との間の圧力差は、クリーナの回転子を駆動するために十分であり、遠心クリーナに供給される絶対圧力および遠心クリーナからのドレンは周囲の大気圧に左右されずかつベンチュリ装置の総合的な圧力降下が小さく、従って、ベンチュリ装置(111)を閉回路循環装置の内部に収容することが可能である。調節装置(120、第2(b)図)は該調節装置を通じての流れを調整するためにベンチュリ装置をバイパスすることができる。排水補助装置(102)は遠心クリーナ(20′、第1(b)図)とは別個に構成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 流体循環用遠心クリーナ 本発明は遠心浄化装置を含む流体循環装置に関し、特に、このような装置から の浄化された流体の排水に関する。 自家動力式遠心流体浄化装置は、エンジンおよび同様な機構内の固体汚染物を 含む潤滑流体を浄化するためによく知られている。このような遠心浄化装置は、 例えば、米国特許第4557831号、米国特許第4498898号、英国特許 第2160796号および欧州特許0193020号明細書に記載されている。 特に、このような装置は、液体の形態の流体に使用され、かつこの明細書にお いては、流体という用語はそれに応じて解釈されるべきである。 このような装置が該装置を通過する流体から固形物を分離する簡単さおよび効 率にもかかわらず、広く行き渡った使用を従来制限する役目をしてきたこれらの 慣行に付随したいくつかの制限があることは理解されよう。 このような自家動力式遠心クリーナ(cleaner)の典型的な形態は、第 1(a)図には、符号10で部分断面側面図で示してあり、台11と、実質的に 垂直の軸線13上に該軸線のまわりに回転するために取り付けられた回転子12 と、台11上に取り付けられかつ回転子を囲むハウジング14と、回転子12の 下方の台11内に形成されたドレン、すなわち、保持排水溜め15とを備えてい る。流体入口通路16が流体を高圧で回転軸線を経て回転子の内部に供給するた めに配置されかつ台11内の流体排水通路17が流体溜めに戻すために排水溜め から流体を受け入れる。回転子は、供給された流体内に含まれた固体汚染物を保 持するために配置された側壁部を有する。固体汚染物は、台11内の回転子ノズ ル18、19を経て排水溜めに供給された流体の噴出による反力に起因する回転 子の迅速な回転により外方に押し込まれる。 エンジンまたは流体で作動する装置用の潤滑装置におけるこのようなクリーナ の使用については、クリーナを所定時間内で通過することができる流体の量が制 限されかつ回転子ノズル18および19から放出される流体は、低エネルギ状態 にありかつ潤滑装置の溜めまたは排水溜めに重力により戻るためにのみ好適であ る。 この目的のために、クリーナを溜めのレベルよりも上方に、また、循環装置の その他の部分の上方に取り付けるのが通常であり、それにより、勿論、クリーナ のハウジングのガス状の大気(それ自体が回転子の回転のために不可欠である) が周囲の大気圧に対して負圧でないことを条件として、保持排水溜め内の流体の 静水頭が流体を排出するために十分な圧力を提供する。通常、これはハウジング が周囲の圧力にさらされるガス抜きをも提供する大きい横断面積を有する短い下 方に向いた排水ダクトを有することにより達成される。 このような二重の目的のための排水ダクトが実施できない場合には、ハウジン グがハウジングの大気圧が所定のしかも限定された範囲で負になるときに開くよ うに配置された符号14′で例示したような換気弁またはブリザ弁を備え、しか し該弁が開くまでに保持排水溜めが排水されることを保証するために、保持排水 溜めは静水頭が効果的な排水圧力を与え、それにより、その使用方法の自由をさ らに制約することが提案されている。 また、ハウジングをおそらくはエンジンのクランクケースから周囲の圧力より も高い圧力にさらすことにより周囲以下のハウジングの大気圧において結果とし て生ずる排水の制限を回避することが提案されているが、このために、回転子ノ ズルを横切る圧力降下又は低下した回転効率を容認すること維持するための供給 圧力の対応した増大、または循環した流体により潤滑されるエンジンまたは機械 からの動力を取り出すことにより駆動される吸引ポンプを使用することが必要に なる。クリーナの自家動力で駆動される性質を損なうこのような外部動力式排水 施設を設ける付加された複雑さにもかかわらず、このような循環装置は、エネル ギが回転子の駆動に使用されてきた浄化されかつ噴出した流体がハウジングから 周囲の大気圧において溜めに戻されることに基づいて依然として機能しており、 ハウジング内の大気圧はこのような圧力と有意に異なっていない。 また、流体で駆動される遠心クリーナを有することが知られており、このクリ ーナにおいては、分離回転子がその目的のためにのみ実質的に一定の圧力で回転 子に供給された流体の噴出による反力により駆動され、一方、中間の流体、そし ておそらくは中間の供給圧力を有する流体が保持排水溜め内の駆動流体と合流す るために、噴出前に分離回転子に通されかつ該回転子内で浄化される。この場合 には、回転子から噴出された流体、すなわち、浄化された流体および駆動流体の すべてが排水溜めに戻すために低圧に保たれかつ循環装置のいかなる利用装置を もバイパスする。このような遠心クリーナの型式は、米国特許第3791576 号明細書に記載されている。 それゆえに、このような遠心流体浄化装置はいわゆるバイパスモードで運転さ れなければならず、その場合に、クリーナを通じて流れるために分岐される流体 が主流体循環装置をバイパスしかつこの用途に使用されることが容認されてきた 。 このような遠心クリーナは主として潤滑油から汚染物を完全に分離するために 使用されるが、これらのクリーナは、流体動力駆動装置においてその他の循環し た流体を浄化する場合においても同様に効果的である。 本発明の一つの目的は、流体循環装置のために既知の装置の多数の制約がなく かつ浄化された流体を循環装置内に直ちに使用することができる簡単な構造の遠 心クリーナを提供することにある。また、本発明の一つの目的は、このような遠 心浄化装置を含む流体循環装置を提供することにある。本発明のさらに一つの目 的は、このような遠心浄化装置を含む閉回路流体循環装置を提供することにある 。 本発明の第1局面によれば、循環した流体のための遠心流体浄化装置は、循環 した流体の一部分が分岐される遠心クリーナを備え、該クリーナは回転子ノズル を通じて該ノズルから噴出された流体の反力により回転する回転子と、噴出した 流体のための保持排水溜めとを含み、流体は保持排水溜めから排水され、さらに 、循環した流体を受け入れるために配置された一次流入口と、前記流体を排出す るための排出口と、前記流入口と前記排出口との間に設けられた流体誘導装置( fluid induction arrangement)とを備えているク リーナ排水補助装置とを含み、流体誘導装置はクリーナの保持排水溜めに作用す るように連結された誘導口を含み、排水補助装置は噴出した流体を分岐していな い流体の流れの中に連行させるために流体誘導装置を通じての分岐していない流 体の流れに応じて作動可能である。 本発明の第2局面によれば、流体循環装置は、前文に記載したような流体溜め と、流体循環器と、流体浄化装置とを含む。 本発明の第3局面によれば、閉回路流体循環装置は、流体を装置を通じて循環 させるために作動可能である流体循環器と、循環した流体の一部分を遠心クリー ナに分岐しかつその内部に浄化された流体を供給しかつ分岐していない流体をク リーナの排水補助装置を通じてその流体誘導装置を経て送りかつ浄化された流体 を分岐していない流体の流れの中に連行させるように配置された最終の一項に記 載したような遠心流体浄化装置とを備えている。 さて、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。添付図面においては、 第1(a)図は以下に説明する自家動力式遠心クリーナの部分断面側面図であ り、 第1(b)図は本発明による遠心排水装置を提供するために第1(a)図の遠 心クリーナと共に使用される排水補助装置の第1の形態の断面側面図であり、 第1(c)図は第1(a)図のクリーナおよび第1(b)図の排水補助装置が 組み込まれた流体循環装置の略図であり、 第2(a)図は第1(a)図の遠心クリーナと類似した形態の自家動力式遠心 流体クリーナを備え、しかもその台内に排水補助装置の第2の形態が組み込まれ た本発明による遠心浄化装置の第2の形態の断面側面図であり、 第2(b)図は圧力調整装置を付加的に含む排水補助装置を示したX−Xに沿 った第2(a)図のクリーナの台の横断面側面図であり、 第2(c)図は第2(a)図および第2(b)図のクリーナが組み込まれた閉 回路流体循環装置の略図である。 第1(c)図を参照すると、遠心浄化装置20の第1の形態は、さらに説明を 必要としない上記の遠心クリーナ10と、符号20′で示しかつ最初に外観につ いて説明したクリーナの排水補助装置とを備えている。遠心浄化装置20は、流 体循環装置50と共に使用される。 第1(a)図および第1(b)図を参照すると、クリーナ排水補助装置20′ は、循環装置50内で循環される流体を受け入れるように配置された流入口21 と、前記流体を排出するための排出口22とを備え、かつ流入口21と排出口2 2との間の流体誘導装置23は排水通路17によりクリーナ10の保持水溜め1 5に作用する関係に接続された誘導口24を含む。流入口21と流体誘導装置2 3との間には、分岐口25が設けられている。分岐口25により、流入口21に 供給された循環した流体のある部分がクリーナ10に供給通路16により供給す るために分岐されている。 運転中、クリーナ排水補助装置20′は、浄化された流体を分岐していない流 体の流れの中に連行させるために流れ誘導装置23を通しての分岐していない流 体の流量に応答する。 排水補助装置20′をさらに詳細に考究すると、排水補助装置20′は、一端 部における流入口21から延在する通し穴28を有する本体27を備え、かつ領 域29において、他端部はより大きい横断面積を有しかつその内部にねじが切っ てある。通し穴28は本体通路30を有する。本体27は本体通路の間に延在し かつクリーナ排水通路17と連結するために適合した誘導通路を画成する盲穴3 1を含む。本体は、また、上記の分岐口25において本体通路30から延在する 盲穴32を含み、かつクリーナ供給通路16と連結されるように適合している。 流れ誘導装置23は、通し通路37を含みかつその側壁部に誘導口24を画成 する1つまたはそれ以上の横方向の通し穴24′を含むベンチュリ本体36を備 えている全体を35で示したベンチュリ装置を備えている。ベンチュリ本体は、 本体通路30内に配置され、通し穴24′は、誘導通路31と流体により整列し かつ本体通路の端部領域29とねじ込み係合することにより配置されかつ保持さ れている。 ベンチュリ本体の通し通路37は、誘導口24の上流側の最小の横断面積の首 部まで縮小しかつ該横断面積は下流側に段々に増大する。図示したように、通し 通路37は、該通し通路の第2部分40に沿って延在する実質的に均一の横断面 を有する首部39までの距離の関数として、通し通路37の第1部分38に沿っ て実質的に均一に縮小している。首部39の下流側では、通し通路37は、ベン チュリ本体の端部43までの通し通路の第3部分42に沿って実質的に均一な横 断面を有して延在する第1膨脹領域41において横断面積が急激に増大している 。通し穴24′を備えている誘導口24は、通し通路が前記第1膨脹通路41に 開口している首部39のすぐ下流側に配置されている。 使用中、出口管が本体の端部43に固定されかつ該端部を囲んでいるときに、 それにより(またはもしも本体通路が直接に大気に開口していれば)画成された 横断面積の増大が出口管22を画成するベンチュリ装置用の第2膨脹領域を意味 する。 ベンチュリ本体内の通路の部分は、回転のために必要な回転子のジェットノズ ルを通じての所定の流量および圧力降下を重視する寸法を有し、それによりベン チュリ装置が回転子のために必要な大きさの流入口との間の圧力降下を発生する ことができ、かつ分岐していない流体の流れが分岐された流体がハウジング内の 回転子に供給される流量を超える流量においてハウジングからの流体を連行する ことができる。 流体循環装置50をさらに詳細に考究すると、流体循環装置50は、大気圧に 開口した流体溜め51と、該流体溜めから延在する供給管52と、循環ポンプ5 3とを備えている。ポンプ53は、流体を高圧で合流点54に供給し、合流点5 4の一つの分岐管55は流体をある利用装置(utilization mea ns)におそらくは全量通過式フィルタ(図示せず)を経て流体を供給するのに 対して、他方の分岐管56は、流体を遠心浄化装置20に供給し、排水補助装置 20′の流入口21に供給する。戻り管57が排出管22と流体溜め51との間 に延在している。クリーナ排水補助装置20′が装置の自家動力式遠心クリーナ 10と分岐通路32(分岐口25)とクリーナの供給通路との間に延在する管5 8により、かつ誘導通路31(誘導口24)とクリーナの排水通路17との間に 延在する管59により結合されている。 この遠心クリーナは、慣用の慣行により、回路の最も高い部分に配置されるよ うに示され、かつ運転前に実質的に周囲の大気圧に保たれたガス状の大気を含む ものと想定される。 流体循環装置の運転中、流体が循環ポンプ53から流体溜め51に排水補助装 置20によりポンプで圧送されるときに、流体の一部分が遠心クリーナ10を通 過するように分岐され、分岐していない流体がベンチュリ装置を通過し、ベンチ ュリ装置において、流体は流体溜めに戻る前に流入口と排出口との間で僅かな圧 力降下をうける。しかしながら、ベンチュリ装置の首部を通過し、その後、前記 第1膨脹領域41の中で膨脹するときに、僅かな圧力の低下が首部を横切って発 生し、かつクリーナの保持排水溜めからの流体が第1膨脹領域中に吸い込まれか つ流体の流れの中に連行される。 浄化された流体が回転子ノズルを経てハウジングに供給されるときの流量より も大きい流量で連行されるので、保持排水溜めがベンチュリ装置により容易に空 にされかつハウジング内の大気圧がベンチュリ誘導口と実質的に同じ圧力に安定 するまでハウジングの大気の一部分を(たとえ、効率が悪くても)連行すること ができる。従って、回転子ノズルを横切る圧力降下は、ベンチュリ装置の流入口 と誘導口との間の圧力差と実質的に等しくなる。 もしも流体がノズルを通過することによりハウジング中に放出される有意な量 の溶解したガスを含んでいれば、このようなガスが既知のクリーナにおいて経験 されているように、ハウジング内の大気の圧力上昇をひき起こしかつ誘導口に関 して正の圧力差をひき起こす傾向があることは理解されよう。 前述したように、このような遠心クリーナの適切な運転は、比較的に狭く規定 された限度内の圧力および流量に左右され、例えば、3.5バールから7バール までの範囲内の圧力降下が好適な速度において回転を行うためにこのようなクリ ーナの回転子ノズルに対して典型的であることが判明している。排水補助装置は 、この値に相当する流入口と誘導口との間の圧力差を容易に備えることができる と共に、流入口と排出口との間に2バールよりも小さい総合的な圧力降下を発生 することができる。 それゆえに、このような排水補助装置が排出口が実質的に周囲大気圧に保たれ るときに、遠心クリーナを2バール程度の低い供給圧力で運転することが可能で あり、または遠心クリーナおよび排水補助装置について約2バールの総合的な圧 力降下を周囲の大気圧に関する入口圧力および排出圧力の実際値と関係なく許容 することができる流体循環装置の任意の部分に配置することが可能であることは 理解されよう。 従って、この遠心クリーナは、排水補助装置により、もはや流体溜め圧力にお ける特定の供給圧力および排水に関する構成に強制されることがなく、または重 力による排水を行うために流体溜めよりも上方の配置に強制されることもない。 それゆえに、流体循環装置50は、もしも排水補助装置20′の出口側の圧力 が流体を流体溜めに戻すために十分であれば、流体溜め51の下方に遠心クリー ナを取り付けることができる。 遠心クリーナが流体溜めのレベル以下で運転される装置においては、循環がな されないときには、ハウジングがガス状の大気を小さいポケットに圧縮する流体 で満たす傾向を生ずることができ、そのポケットからのガスを流体中にある時間 間隔内で溶解させることができることは理解されよう。循環が開始されるときに 、排水補助装置は、ハウジングからの流体をハウジング内の大気の圧力が誘導口 における大気の圧力よりも低くならない範囲で排出する。実際問題として、これ により、ガスがその移動を可能にするために大気に加えられない限り、過剰の流 体を排出することなく、ノズルに供給された流体が誘導口を単に通過することに なる。 ガスが溶解している流体の内部では、このようなガスが回転子ノズルを通過す るときに分離し、それにより数分間の流体循環期間中にハウジング内のガス状の 大気が流体のレベルが回転子を回転させるために必要なレベル以下に低下する範 囲まで復旧し、通常の運転がその後継続することが判明した。 もしも回転子の回転を流体の循環と共に直ちに開始することが必要であり、か つ/または流体内に溶解しているガスに依存することが不可能であれば、ベンチ ュリ作用を導入するために流体を排出する際にハウジング内に真空を発生する傾 向によりひき起こされた始動時のハウジング内の低い大気圧をハウジング壁部内 の符号14′で示した弁と類似したブリザ弁を設けることにより、またはガス源 からおそらくは周囲圧力よりも高い圧力のガスを装入しかつ循環前に排水補助装 置の作動前ですらも流体を移動することにより救済する(relieve)こと ができる。このような大気圧の増大により循環が開始されたときに、または循環 の開始後まもなく運転を行うことができるので、もしもガスが流体内に溶解する ことができれば、溶解したガスの量の増大は、もしも運転が停止されかつ頻繁に 始動されれば、発生可能であることは理解されよう。もしも流体がガスを溶解し なければ、ガスの一回の装入により、ハウジングの内部に維持可能な大気圧を提 供することができる。 上記の説明から、回転子ノズルを横切る遠心クリーナへの供給圧力が排水補助 装置の流入口と誘導口との間の圧力差に実質的に等しく、従って、流入口におけ る圧力の実際の値よりもむしろ流体が誘導装置を通じて流れる流量に依存するが 、しかし、このような供給圧力を有用な範囲内に維持するためには、流体循環装 置における排水補助装置のこのような実際の圧力および/または位置に従って誘 導装置を通じての流体の流量を調整することが必要であるかもしれない。 上記の遠心浄化装置20が慣用の遠心クリーナ10と別個のクリーナ排水補助 装置20′とを使用しているので、排水補助装置を遠心クリーナと一体に構成す ることができ、第2実施例に含まれたこの変型およびその他の変型は第2(a) 図および第2(c)図に示されている。 第2(a)図および第2(b)図を参照すると、遠心浄化装置100は、台1 01が浄化された流体用の保持排水溜め101′を画成する以外に、クリーナ排 水補助装置102を含むことを除いては、上記のクリーナ10に類似した自家動 力式の遠心流体クリーナ100′を備えている。本体通路104を画成する通し 穴103が流入口105から延在しかつ通路107と連絡する分岐口106およ び保持排水溜めに開口する排水通路108を含む。通し穴103は、より大きい 横断面を有し、かつ他端部109には内側ねじを切ってある。 全体を110で示した流体誘導装置は、通し穴103のより狭い部分内に締ま り嵌めされるベンチュリ本体112の形態のベンチュリ装置111を備えている 。流体導入装置は、ベンチュリ装置35と関連して上記の態様と類似した態様で 、縮小した第1領域114、首領域115および第1膨脹領域116を備えてい る通し通路113を有する本体112を備えている。領域116の接続部は排水 通路108と整列し、横方向の通し穴108′の配列は、通路108と接続して 誘導口108″を画成している。しかしながら、本体112は、若干短くかつ通 し穴103の大きく形成された端部領域109の内部に終端し、それゆえに、通 し穴領域は第2膨脹領域117を備えている。流入口105と同じまたは好まし くはより大きい横断面寸法を有する管と連結されるようになったコネクタ118 が本体の前記の大きく形成された端部にねじ込まれかつ排出口119を画成して いる。そのうえ、第2膨脹領域117を画成するコネクタ118の穴118′は 、 フレアをつけてある。 そのうえ、圧力調整装置120が流体誘導装置110の上流側122から誘導 口108″の下流側まで延在し、かつさらに本体の通し穴109の大きく形成さ れた端部領域の中に123において開口するベンチュリ本体112全体の下流側 まで延在する(二つの交差した横方向の穴あけにより画成された)バイパス通路 121の形態に設けられ、それによりベンチュリ本体112およびバイパス通路 121の両方からの流体をコネクタ118のフレアがついた穴118′の補助に より円滑に合流させることができる。 バイパス通路は、該通路内の肩部128に着座するように配置されたばね12 6および弁本体127を備えているリリーフ弁125を収容し、弁125は、通 常、流体の流れを阻止するために閉ざされるように偏位されているが、しかし流 入口105と排出口119との間の所定の圧力差に応じて開かれる。 排水補助装置とクリーナとの間の流体の抵抗がより小さく、圧力調整装置12 0がベンチュリ装置を横切る圧力降下を制御し、従って、それによりクリーナの ハウジングに伝達される吸引を制御し、かつベンチュリ装置111の第2膨脹領 域が本体の内部に完全に収容されかつより大きい有効横断面積を有する領域との 接続と関係なく効果的であることを除いては、操作が別個の遠心クリーナ10お よびクリーナ排水補助装置20′について前述した操作と実質的に同じであるこ とは理解されよう。 この形態の排水補助装置が組み込まれた遠心クリーナ100′を備えている浄 化装置100は、第1(c)図に示すような流体循環装置に使用することができ る。この流体循環装置においては、浄化された流体が圧力基準(pressur e datum)を画成する開放された排水溜めまたは溜めに戻される。両方の 形態、特に、浄化装置100は、第2(c)図に150で略図で示した閉回路流 体循環装置に使用することができる。この装置は、閉ざされた溜め151、例え ば、アキュムレータと、流体循環器152と、流体利用装置153、例えば、流 体動力を備えたアクチュエータまたは軸受セットと、それらと直列に連結された 遠心流体浄化装置100とを備えている。浄化装置100は、例示したように、 その効率と妥協することができるベンチュリに作用するいかな る背圧をも最小限度にとどめるために循環器152の上流側に配置されている。 循環された流体のすべてが浄化装置の排水補助装置を通過し、ベンチュリ装置 全体を横切る上記の許容可能な圧力降下のみがあることは理解されよう。浄化装 置を任意のある時間に通過する流体の一部分のみが遠心浄化され、残りの流体が クリーナをバイパスするが、しかし浄化された流体が循環した流体の量をなんら 減少することなく循環した流体に戻されかつ流体循環装置内の次の成分を通じて 直ちに循環される。 従って、浄化された流体がクリーナをバイパスする循環する流体中に直接に連 行されかつ開放された溜めに重力により戻る必要がないので、この浄化装置によ り、自家動力式遠心流体クリーナを閉回路流体循環装置(ベンチュリ装置および クリーナに起因する小さい圧力降下に適応することができる)に使用することが 可能になり、かつベンチュリ誘導圧力の発生を阻止しないこのような浄化装置の 実質的に任意の場所に配置することが可能になる。 上記の説明は自家動力式遠心クリーナに集中してなされているが、浄化される ことなく回転を行うために回転子ノズルから単に噴出される循環した流体により 駆動される遠心クリーナ(図示せず)を使用することができ、一方、回転子が循 環装置の異なる部分からの流体を浄化しかつ噴出し、それにより両方の流体が共 通の保持排水溜め内で混合されることは理解されよう。このような浄化装置は、 遠心クリーナへの駆動流体の付加的な分岐を除いては、前述したように実質的に 作用する。 排水補助装置の両方の実施例の特徴、例えば、浄化装置20の本体27の内部 の調整装置または両方の実施例の通し穴に結合された別個の項目を組み合わせた 多数のその他の変型を実施することができることは理解されよう。 また、ベンチュリ装置が所望の機能、例えば、上記の段付き領域と異なり、軸 線方向の距離と共に連続して変化する横断面積の変化を含む任意のその他の形態 をとることができることは理解されよう。同様に、もしも段部が設けられていれ ば、種々の領域を異なる軸線方向の長さおよび/または異なる数に構成すること ができる。また、ベンチュリの通し穴の形態にかかわらず、通し穴および段付き 領域は、それらを通し穴の壁部の部分として本体と一体に形成することにより画 成することができる。 また、流体誘導装置をクリーナに関して効果的に負圧を発生するベンチュリ装 置ならびに例えば浄化された流体を連行するために好適に配列された誘導口の端 部を通過するときにクリーナをバイパスする循環する流体の噴流の作用に依存す るベンチュリ装置内の浄化された流体により既に受けた圧力降下以外の装置によ り実施することができることは理解されよう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年12月13日 【補正内容】 明細書 流体循環用遠心クリーナ 本発明は遠心浄化装置を含む流体循環装置に関し、特に、このような装置から の浄化された流体の排水に関する。 自家動力式遠心流体浄化装置は、エンジンおよび同様な機構内の固体汚染物を 含む潤滑流体を浄化するためによく知られている。このような遠心浄化装置は、 例えば、米国特許第4557831号、米国特許第4498898号、英国特許 第2160796号および欧州特許0193020号明細書に記載されている。 特に、このような装置は、液体の形態の流体に使用され、かつこの明細書にお いては、流体という用語はそれに応じて解釈されるべきである。 このような装置が該装置を通過する流体から固形物を分離する簡単さおよび効 率にもかかわらず、広く行き渡った使用を従来制限する役目をしてきたこれらの 慣行に付随したいくつかの制限があることは理解されよう。 このような自家動力式遠心クリーナ(cleaner)の典型的な形態は、第 1(a)図には、符号10で部分断面側面図で示してあり、台11と、実質的に 垂直の軸線13上に該軸線のまわりに回転するために取り付けられた回転子12 と、台11上に取り付けられかつ回転子を囲むハウジング14と、回転子12の 下方の台11内に形成されたドレン、すなわち、保持排水溜め15とを備えてい る。流体入口通路16が流体を高圧で回転軸線を経て回転子の内部に供給するた めに配置されかつ台11内の流体排水通路17が流体溜めに戻すために排水溜め から流体を受け入れる。回転子は、供給された流体内に含まれた固体汚染物を保 持するために配置された側壁部を有する。固体汚染物は、台11内の回転子ノズ ル18、19を経て排水溜めに供給された流体の噴出による反力に起因する回転 子の迅速な回転により外方に押し込まれる。 エンジンまたは流体で作動する装置用の潤滑装置におけるこのようなクリーナ の使用については、クリーナを所定時間内で通過することができる流体の量が制 限されかつ回転子ノズル18および19から放出される流体は、低エネルギ状態 にありかつ潤滑装置の溜めまたは排水溜めに重力により戻るためにのみ好適であ る。 この目的のために、クリーナを溜めのレベルよりも上方に、また、循環装置の その他の部分の上方に取り付けるのが通常であり、それにより、勿論、クリーナ のハウジングのガス状の大気(それ自体が回転子の回転のために不可欠である) が周囲の大気圧に対して負圧でないことを条件として、保持排水溜め内の流体の 静水頭が流体を排出するために十分な圧力を提供する。通常、これはハウジング が周囲の圧力にさらされるガス抜きをも提供する大きい横断面積を有する短い下 方に向いた排水ダクトを有することにより達成される。 このような二重の目的のための排水ダクトが実施できない場合には、ハウジン グがハウジングの大気圧が所定のしかも限定された範囲で負になるときに開くた めに配置された符号14′で例示したような換気弁またはブリザ弁を備え、しか し該弁が開くまでに保持排水溜めが排水されることを保証するために、保持排水 溜めは静水頭が効果的な排水圧力を与え、それにより、その使用方法の自由をさ らに制約することが提案されている。 また、ハウジングをおそらくはエンジンのクランクケースから周囲の圧力より も高い圧力にさらすことにより周囲以下のハウジングの大気圧において結果とし て生ずる排水の制限を回避することが提案されているが、このために、回転子ノ ズルを横切る圧力降下を維持するために供給圧力の対応した増大または低下した 回転効率を容認することが必要になり、または循環した流体により潤滑されるエ ンジンまたは機械からの動力を取り出すことにより駆動される吸引ポンプを使用 することが必要になる。クリーナの自家動力で駆動される性質を損なうこのよう な外部動力式排水施設を設ける付加された複雑さにもかかわらず、このような循 環装置は、エネルギが回転子の駆動に使用されてきた浄化されかつ噴出した流体 がハウジングから周囲の大気圧において溜めに戻されることに基づいて依然とし て機能しており、ハウジング内の大気圧はこのような圧力と有意に異なっていな い。 また、流体で駆動される遠心クリーナを有することが知られており、このクリ ーナにおいては、分離回転子がその目的のためにのみ実質的に一定の圧力で回転 子に供給された流体の噴出による反力により駆動され、一方、中間の流体、そし ておそらくは中間の供給圧力を有する流体が保持排水溜め内の駆動流体と合流す るために、噴出前に分離回転子に通されかつ該回転子内で浄化される。この場合 には、回転子から噴出された流体、すなわち、浄化された流体および駆動流体の すべてが排水溜めに戻すために低圧に保たれかつ循環装置のいかなる利用装置を もバイパスする。このような遠心クリーナの型式は、米国特許第3791576 号明細書に記載されている。 米国特許第4046315号には、クリーナハウジングからの潤滑油を重力で 除去する問題およびクリーナを溜めに関して位置決めするときに生ずる制限を扱 い、とりわけ、溜めからの潤滑油による廃止できない溢出(flooding) を阻止するエンジンの潤滑油の自家用動力式遠心クリーナが記載されている。こ の明細書には、過剰の潤滑油を遠心クリーナに供給して、それにより過剰の潤滑 油がクリーナ遠心分離器をバイパスしかつハウジングと連絡するように配置され たベンチュリ装置を含むジェットポンプを通じて流れ、その結果、ジェットポン プを通じての潤滑油の流れがハウジングからの潤滑油を連行しかつ遠心クリーナ がハウジングからの潤滑油の溢出のために作動不能になることを阻止することが 記載されている。依存状態をなくすための装置または溜めへの重力により排水を 行う装置として潤滑油のハウジングを空にするための機構を設けているにもかか わらず、その教旨は、遠心浄化装置全体の一つをエンジンの潤滑系統内を循環す る潤滑油のある量を遠心浄化のために軸受面等から分岐しかつ分岐した潤滑油を 溜めに排出し、溜めからの潤滑油はもしも過剰の油が遠心分離器以外にジェット ポンプに供給するためにバイパス回路内に必要であれば、より多量の潤滑油が主 機械の循環系統から分岐され、またはより小量の分岐した潤滑油が遠心クリーナ に通されることになろう。 遠心クリーナハウジング内の潤滑油がジェットポンプ装置により排出される類 似した構成がソレン特許第1409330号明細書に記載されている。この特許 により、ジェットポンプが回転速度を増すためにハウジングの内部に負圧を発生 することが教示されている。上記の特許に引用された遠心浄化装置の種々の例の 教旨には、このような遠心流体浄化装置がいわゆるバイパスモードで運転されな ければならず、その場合には、クリーナ装置を通じて流れるために分岐される流 体が主流体循環装置をバイパスしかつこの用途に使用されることに関するこの技 術内の一般的な容認が記載されている。 上記の遠心クリーナが主として潤滑油から汚染物を完全に分離するために使用 されるが、これらのクリーナは、流体動力駆動装置においてその他の循環した液 体である流体を浄化する場合においても同様に効果的である。 本発明の一つの目的は、液体循環装置のために既知の装置の多数の制約がなく かつ浄化された流体を循環装置内に直ちに使用することができる簡単な構造の遠 心浄化装置を提供することにある。また、本発明の一つの目的は、このような遠 心浄化装置を含む液体循環装置を提供することにある。本発明のさらに一つの目 的は、このような遠心浄化装置を含む閉回路液体循環装置を提供することにある 。 本発明の第1局面によれば、循環した液体のための遠心液体浄化装置は、遠心 クリーナを備え、遠心クリーナを通じて循環した液体の一部分が分岐され、該ク リーナは回転子ノズルを通じて該ノズルから噴出された液体の反力により回転す る回転子と、噴出した液体のための保持排水溜めとを含み、液体は保持排水溜め から排水され、さらに、循環した液体を受け入れるために配置された一次流入口 と、流入口からの液体の前記部分をクリーナに分岐するために配置された分岐口 と、前記液体を排出するための排出口と、分岐口と排出口との間に設けられた液 体誘導装置(liquid induction arrangement)と を備えているクリーナ排水補助装置とを含み、該液体誘導装置は保持排水溜めか らの液体を分岐していない液体の流れの中に連行するためにクリーナの保持排水 溜めに作用可能に連結された誘導口を含み、クリーナ排水補助装置が前記液体誘 導装置の上流側から誘導口の下流側まで延在するバイパス通路を備えかつ通路を 閉ざしかつ流入口と排出口との間の所定の圧力差に応じて通路を開いて、液体が 液体誘導装置をバイパスすることを可能にするために偏位されたリリーフ弁を含 む圧力調整装置を特徴としている。 本発明の第2局面によれば、液体循環装置は、前項に記載したような液体溜め と、液体循環器と、液体浄化装置とを含む。 本発明の第3局面によれば、閉回路液体循環装置は、液体を液体循環装置を通 じて循環させるために作動可能である流体循環器と、循環した液体の一部分を遠 心クリーナに分岐しかつその内部に浄化された液体を供給しかつ分岐していない 液体をクリーナの排水補助装置を通じてその前記液体ベンチュリ装置を経て送り かつ浄化された液体を分岐していない液体の流れの中に連行させるために配置さ れた最終の一項に記載したような遠心液体浄化装置とを備えている。 さて、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。添付図面においては、 第1(a)図は以下に説明する自家動力式遠心クリーナの部分断面側面図であ り、 第1(b)図は本発明による遠心排水装置を提供するために第1(a)図の遠 心クリーナと共に使用される排水補助装置の第1の形態の断面側面図であり、 第1(c)図は第1(a)図のクリーナおよび第1(b)図の排水補助装置が 組み込まれた流体循環装置の略図であり、 第2(a)図は第1(a)図の遠心クリーナと類似した形態の自家動力式遠心 流体クリーナを備え、しかもその台内に排水補助装置の第2の形態が組み込まれ た本発明による遠心浄化装置の第2の形態の断面側面図であり、 第2(b)図は圧力調整装置を付加的に含む排水補助装置を示したX−Xに沿 った第2(a)図のクリーナの台の横断面側面図であり、 第2(c)図は第2(a)図および第2(b)図のクリーナが組み込まれた閉 回路流体循環装置の略図である。 第1(c)図を参照すると、遠心浄化装置20の第1の形態は、さらに説明を 必要としない上記の遠心クリーナと、符号20′で示しかつ最初に外観について 説明したクリーナの排水補助装置とを備えている。遠心浄化装置20は、流体循 環装置50と共に使用される。 第1(a)図および第1(b)図を参照すると、クリーナ排水補助装置20′ は、循環装置50内で循環される流体を受け入れるように配置された流入口21 と、前記流体を排出するための排出口22とを備え、かつ流入口21と排出口2 2との間の流体誘導装置23は排水通路17によりクリーナ10の保持水溜め1 請求の範囲 1.循環した液体用の遠心液体浄化装置(20,100)において、遠心クリ ーナ(10,100′)を備え、該遠心クリーナを通じて循環した液体の一部分 が分岐され、該クリーナは回転子ノズル(18,19)を通じて該ノズルから噴 出された液体の反力により回転する回転子(12)と、噴出された液体用の保持 排水溜め(15,101′)とを含み、液体は保持排水溜めから排液され、かつ クリーナ排水補助装置(20′,102)が循環した液体を受け入れるために配 置された一次流入口(21,105)と、該流入口からの液体の前記部分をクリ ーナに分岐するために配置された分岐口(25,106)と、前記流体を排出す るための排出口(22,119)と、該分岐口と該排出口との間に設けられた液 体誘導装置(23,110)とを備え、該液体誘導装置は保持排水溜めからの液 体を分岐していない液体の流れに連行するためにクリーナの保持排水溜めに作用 可能に連結された誘導口(24,108″)を含み、該クリーナ排水補助装置( 102)が前記液体誘導装置(110)の上流側(122)から誘導口の下流側 (123)まで延在するバイパス通路(121)を備えかつ通路を閉ざしかつ流 入口(105)と排出口(109)との間の所定の圧力差に応じて通路を開きか つ液体が液体誘導装置をバイパスすることを可能にするために偏位されたリリー フ弁を含む圧力調整装置(120)を特徴とする遠心液体浄化装置。 2.液体誘導装置(23,110)が通し通路(37,113)の第1部分( 38)に沿った距離の関数として実質的に均一に縮小した縮小領域(38,11 4)と、前記縮小領域の下流側に該通し通路の第2部分(40)に沿って延在す る実質的に均一な横断面を有する首部(39,115)と、前記首部の下流側に 該通し通路の第3部分(42)に沿って延在する首部よりも大きい実質的に均一 な横断面積を有する第1膨脹領域(41,116)と、前記第1膨脹領域の下流 側により大きい横断面積を有する第2膨脹領域(22,117)とを有するベン チュリ装置(35,111)を備えていることを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の装置。 3.クリーナ排水補助装置(20′,102)が一端部において前記流入口 (21,105)から延在する本体通路(30,104)を画成するその内部の 通し穴(28,103)と、前記通し穴(28,103)とクリーナ排水通路( 17,108)との連結部との間に延在する誘導通路を画成する盲誘導穴(31 ,108′)とを有する本体(27,101)を備え、かつベンチュリ装置(3 5,111)が通し穴の内部に配置された前記本体通路と誘導口(24′,10 8″)とを含むベンチュリ本体(36,112)を備え、前記誘導口が盲誘導穴 (31,108′)と流体により整列していることを特徴とする請求の範囲第2 項に記載の装置。 4.バイパス通路(121)およびリリーフ弁(125)が前記本体(101 )内に収容されていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の装置(100 )。 5.通し穴(28,103)がベンチュリ本体(36,112)を含むその一 部分と通し穴の一端部との間の端部領域(29,109)内に増大した横断面積 を有しかつベンチュリ装置の前記第2膨脹領域を備えかつバイパス通路(121 )が通し穴の前記端部領域(109)の中に開口していることを特徴とする請求 の範囲第3項または第4項に記載の装置。 6.クリーナ排水補助装置(20′,102)の本体(27,101)が循環 した流体の前記部分を遠心クリーナ(10,100′)に供給するために前記流 入口(21,105)とベンチュリ装置(35,111)との間に配置された分 岐口(25,106)における前記通し穴(28,103)との交差点から延在 する盲分岐穴(32,107)を含むことを特徴とする請求の範囲第3項から第 5項までのいずれか1項に記載の装置。 7.遠心クリーナ(100′)が排水補助装置(102)の本体を備えている 台(101)を含みかつ前記分岐穴(106)および誘導穴(108′)がクリ ーナの供給通路および排水通路をそれぞれ備えていることを特徴とする請求の範 囲第6項に記載の装置。 8.遠心クリーナ(100′)が自家動力式遠心クリーナを備え、該遠心クリ ーナの前記台(101)が作用可能な実質的に垂直に向いた軸線(13)に取り 付けられた前記回転子(12)を支持しかつ該台に取り付けられかつ該回転子お よび保持排水溜め(101′)を囲むハウジング(14)を含む前記回転子の下 方の前記排水保持溜めを含む請求の範囲第7項に記載の装置において、ハウジン グ(14)を誘導口における圧力に関してハウジングの大気圧のレベルを制限す るために作用可能なガス源と連結する装置を特徴とする請求の範囲第7項に記載 の装置。 9.ハウジング(14)内に設けられかつ圧力降下のレベルを該ハウジング内 の大気圧以下に制限するために大気と接続されているブリザ弁(14′)を特徴 とする請求の範囲第8項に記載の装置。 10.請求の範囲第1項から第9項までのいずれか1項に記載の液体浄化装置( 20,100)を特徴とする液体溜め(51)と液体循環器(53)とを含む液 体循環装置(50)。 11.循環した液体の一部分を遠心クリーナ(10,100′)に分岐しかつそ の内部に浄化された流体を供給しかつ分岐していない液体をクリーナ排水補助装 置(20′,102)を通じてその前記液体誘導装置(23,110)を経て送 りかつ浄化された液体を分岐していない液体の流れの中に連行させるために配置 された請求の範囲第1項から第9項までのいずれか1項に記載の遠心液体浄化装 置(20,100)を特徴とする液体を液体循環装置を通じて循環させるために 作動可能な液体循環器(152)を備えている閉回路液体循環装置(150)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.循環した流体用の遠心流体浄化装置(20,100)において、遠心クリ ーナ(10,100′)を備え、該遠心クリーナを通じて循環した流体の一部分 が分岐され、該遠心クリーナは回転子ノズル(18,19)を通じて該ノズルか ら噴出された流体の反力により回転する回転子(12)と、噴出された流体用の 保持排水溜め(15,101′)とを含み、流体は保持排水溜めから排水される 遠心流体浄化装置において、クリーナ排水補助装置(20′,102)が循環し た流体を受け入れるために配置された一次流入口(21,105)と、前記流体 を排出するための排出口(22,119)と、該流入口と該排出口との間に形成 された流体誘導装置(23,110)とを備え、該流体誘導装置はクリーナの保 持排水溜めに作用する関係に連結された誘導口(24,108″)を含み、排水 補助装置が噴出された流体を分岐していない流体の流れの中に連行させるために 流れ誘導装置を通じての分岐していない流体の流れに応じて作動可能であること を特徴とする遠心流体浄化装置。 2.流体誘導装置(23,110)が最小の横断面積の首部(39,115) まで縮小した前記の分岐してない流体用の通し通路(37,113)と、前記首 部の下流側に沿った前記誘導口(24,108″)と、前記通路(40,41; 116,117)の横断面積の累進的な増大とを含むベンチュリ装置(35,1 11)を備え、前記ベンチュリ装置が前記流入口と前記排出口との間に回転のた めに必要な回転子ノズルを横切る少なくとも圧力降下により流入口に関して負で ある圧力を発生するために該ベンチュリ装置を通じて分岐していない流体の流量 に応答することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 3.ベンチュリ装置(35,111)が通し通路(37,113)の第1部分 (38)に沿った距離の関数として実質的に均一に縮小した前記首部の上流側の 縮小領域(38,114)と、通し通路の第2部分(40)に沿って延在する実 質的に均一な横断面を有する首部(39,115)と、前記首部の下流側に通し 通路の第3部分(42)に沿って延在する首部よりも大きい実質的に均一な横断 面積を有する第1膨脹領域(41,116)と、前記第1膨脹領域の下流側によ り大きい横断面積を有する第2膨脹領域(22,117)とを備えていることを 特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。 4.クリーナ排水補助装置(20′,101)が一端部において前記流入口( 21,105)から延在する本体通路(30,104)を画成するその内部の通 し穴(28,103)と、前記通し穴(28,103)とクリーナドレン(17 ,108)との連結部との間に延在する誘導通路を画成する盲誘導穴(31,1 08′)とを有する本体(23,101)を備えていることを特徴とする請求の 範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載の装置。 5.ベンチュリ装置(35,11)が前記本体通路と該本体通路の内部に配置 された誘導穴(24′,108″)とを含むベンチュリ本体(36,112)を 備え、前記誘導口が盲誘導口(31,108′)と流体により整列していること を特徴とする請求の範囲第3項に従属する請求の範囲第4項に記載の装置。 6.通し穴(28,103)がベンチュリ本体(36,112)を含むその一 部分と通し穴の一端部との間の端部領域(29,109)内に増大した横断面積 を有しかつベンチュリ装置の前記第2膨脹領域を備えていることを特徴とする請 求の範囲第5項に記載の装置。 7.排水補助装置(102)が前記流体誘導装置(110)の上流側(122 )から誘導口の下流側(123)まで延在しかつ通路を閉ざすために偏位されか つ流入口(105)と排出口(109)との間の所定の圧力差に応じて通路を開 きかつ流体が流体誘導装置をバイパスすることを可能にするリリーフ弁(125 )を含むことを特徴とする請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1項に記 載の装置。 8.バイパス通路(121)およびリリーフ弁(135)が前記本体(101 )内に収容されていることを特徴とする請求の範囲第4項に従属する請求の範囲 第7項に記載の装置。 9.バイパス通路(121)が通し穴の前記端部領域(123)の中に開口し ていることを特徴とする請求の範囲第6項に従属する請求の範囲第7項に記載の 装置。 10.クリーナ排水補助装置(20′)の本体(27)が循環した流体の前記部 分を遠心クリーナ(10)に供給するために前記流入口(21)と流体導入装置 (23)との間に配置された分岐口(25)における前記通し穴(28)との交 差点から延在する盲分岐穴(32)を含むことを特徴とする請求の範囲第4項ま たは第4項に従属するいずれか1項に記載の装置。 11.遠心クリーナ(100′)の台(101)が排水補助装置(102)の本 体を備えかつ前記分岐穴(106)および誘導穴(108′)がクリーナの供給 通路および排水通路をそれぞれ備えていることを特徴とする請求の範囲第10項 または第10項に従属するいずれか1項に記載の装置。 12.遠心クリーナ(100′)が台(101)と、その内部の回転子ノズルか ら噴出する流体の反力により作用可能に実質的に垂直に向いた軸線(13)のま わりに回転するために該軸線上に取り付けられている回転子(12)と、該台上 に取り付けられかつ回転子を囲むハウジング(14)と、前記回転子の下方の該 台に形成された排水保持溜め(101′)と、流体を回転子の内部に回転軸線を 経て供給するために配置された流体入口通路(107)と、前記保持排水溜めか ら流体を受け入れるために前記台内に形成された流体排水通路(108)とを備 えている流体用の自家動力式遠心クリーナを備えていることを特徴とする請求の 範囲第11項に記載の装置。 13.ハウジング(14)を誘導口における圧力に関してハウジングの大気圧の レベルを制限するために作用可能なガス源と連結する装置を特徴とする請求の範 囲第12項に記載の装置。 14.ハウジング(14)内に設けられかつ圧力降下のレベルをハウジング(1 4)内の大気圧以下に制限するために大気と接続されているブリザ弁(14′) を含むことを特徴とする請求の範囲第13項に記載の装置。 15.請求の範囲第1項から第14項までのいずれか1項に記載の流体浄化装置 (20,100)を特徴とする流体溜め(51)と流体循環器(53)とを含む 流体循環装置(50)。 16.循環した流体の一部分を遠心クリーナ(10,100′)に分岐しかつそ の内部に浄化された流体を供給しかつ分岐していない流体をクリーナ排水補助装 置(20′,102)を通じてその前記流体誘導装置(23,110)を経て送 りかつ浄化された流体を分岐していない流体の流れの中に連行させるために配置 された請求の範囲第1項から第14項までのいずれか1項に記載の遠心流体浄化 装置(20,100)を特徴とする流体を流体循環装置を通じて循環させるため に作動可能な流体循環器(152)を備えている閉回路流体循環装置(150) 。
JP8521496A 1995-01-12 1995-12-12 流体循環用遠心クリーナ Abandoned JPH10511892A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9500571.6 1995-01-12
GBGB9500571.6A GB9500571D0 (en) 1995-01-12 1995-01-12 Fluid circulation centrifugal cleaner
PCT/GB1995/002896 WO1996021511A1 (en) 1995-01-12 1995-12-12 Fluid circulation centrifugal cleaner

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10511892A true JPH10511892A (ja) 1998-11-17

Family

ID=10767924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8521496A Abandoned JPH10511892A (ja) 1995-01-12 1995-12-12 流体循環用遠心クリーナ

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5904841A (ja)
EP (1) EP0801594B1 (ja)
JP (1) JPH10511892A (ja)
KR (1) KR100407191B1 (ja)
AT (1) ATE169522T1 (ja)
DE (1) DE69504105T2 (ja)
ES (1) ES2121436T3 (ja)
GB (2) GB9500571D0 (ja)
WO (1) WO1996021511A1 (ja)
ZA (1) ZA96201B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101671958B1 (ko) 2015-11-10 2016-11-03 삼성중공업 주식회사 모래 제거장치

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2311239B (en) * 1996-03-19 2000-04-12 Glacier Metal Co Ltd Centrifugal liquid cleaning arrangement
DE29719975U1 (de) * 1997-11-11 1998-01-08 Richter, Siegfried, Dipl.-Ing. (FH), 88605 Sauldorf Mit Druckluft betriebene Saugdüse
US6579218B1 (en) * 1998-09-25 2003-06-17 Analytical Engineering, Inc. Centrifugal filter utilizing a partial vacuum condition to effect reduced air drag on the centrifuge rotor
USD427616S (en) * 1999-08-20 2000-07-04 Ola Lindstrand Oil lubricator for containing and dispensing oil
USD429264S (en) * 1999-08-20 2000-08-08 Ola Lindstrand Oil lubricator for containing and dispensing oil
US6702729B2 (en) * 2000-08-28 2004-03-09 Michael Mazzuca Centrifugal cleaner for industrial lubricants
US6533712B1 (en) * 2000-10-17 2003-03-18 Fleetguard, Inc. Centrifuge housing with oil fill port
US6599229B1 (en) 2002-02-27 2003-07-29 Fleetguard, Inc. Air-assisted drain with pressure cutoff valve
US7490586B1 (en) * 2002-07-12 2009-02-17 Weller Richard G Automatic engine oil changer/recycler system
US20040097358A1 (en) * 2002-11-20 2004-05-20 Hajek Thomas J. Filter
JP4289460B2 (ja) * 2004-12-28 2009-07-01 株式会社山田製作所 電動オイルポンプ
US7393317B2 (en) * 2005-04-11 2008-07-01 Cummins Filtration Ip, Inc. Centrifuge rotor-detection oil-shutoff device
GB2465374A (en) * 2008-11-14 2010-05-19 Mann & Hummel Gmbh Centrifugal separator with venturi
US8037113B2 (en) * 2009-01-20 2011-10-11 Novell, Inc. Techniques for file system searching
GB2467330A (en) 2009-01-29 2010-08-04 Mann & Hummel Gmbh A self-powered centrifugal separator
GB2478578A (en) 2010-03-11 2011-09-14 Mann & Hummel Gmbh Centrifugal separator with protected bearing
US20140159364A1 (en) 2011-08-17 2014-06-12 Kenneth P. Harris Cogeneration system with oil and filter change feature
US10252280B2 (en) * 2013-07-31 2019-04-09 Mann+Hummel Gmbh Oil centrifuge having a throttle point and safety valve
DE102014010928A1 (de) * 2013-07-31 2015-02-05 Mann + Hummel Gmbh Ölzentrifuge mit Zentrifugenrotor
GB2522411A (en) 2014-01-22 2015-07-29 Mann & Hummel Gmbh Self-cleaning centrifugal separator
GB2569167B (en) * 2017-12-08 2020-10-14 Mann & Hummel Gmbh Filter assembly having a valve movable between closed and open configurations

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2638228A (en) * 1950-12-26 1953-05-12 Aero Supply Mfg Co Inc Fluid filter
DE1093617B (de) * 1959-02-27 1960-11-24 Motoren Werke Mannheim Ag Fliehkraftreiniger fuer Schmieroel
GB1089355A (en) * 1965-09-22 1967-11-01 Glacier Co Ltd Centrifugal fluid cleaners
US3347380A (en) * 1965-10-23 1967-10-17 Michigan Dynamics Inc Centrifugal purifier
GB1410981A (en) * 1972-01-06 1975-10-22 Plessey Co Ltd Systems for the metered supply of liquids
CH588295A5 (ja) * 1975-09-17 1977-05-31 Glutz Ag
US4046315A (en) * 1975-10-23 1977-09-06 The Weatherhead Company Centrifugal separator with discharge pump
FR2330462A2 (fr) * 1975-11-05 1977-06-03 Bouillard Rene Pulverisateur-melangeur de liquides
US4106689A (en) * 1977-04-06 1978-08-15 The Weatherhead Company Disposable centrifugal separator
GB2046411B (en) * 1979-04-24 1983-06-15 Crane Ltd Condensate booster drainage control system
CA1188662A (en) * 1982-01-19 1985-06-11 Henry W. Martin Centrifugal separator
SU1409330A1 (ru) * 1985-09-10 1988-07-15 Азово-Черноморский Институт Механизации Сельского Хозяйства Центрифуга дл очистки жидкости
SU1398915A2 (ru) * 1985-12-04 1988-05-30 Азово-Черноморский Институт Механизации Сельского Хозяйства Центрифуга дл обезвоживани масла
IT1205804B (it) * 1987-04-13 1989-03-31 Ital Idee Srl Filtro multiplo per olio lubrificante per motori a combustione interna con organo di controllo del grado di intasamento della superficie filtrante
SU1600844A1 (ru) * 1988-02-29 1990-10-23 Азово-Черноморский Институт Механизации Сельского Хозяйства Центрифуга дл обезвоживани масла
DE69408043T2 (de) * 1993-06-30 1998-06-10 Fleetguard Inc Kombinierte Haupt- und Nebenstromvorrichtung zur Behandlung einer fluiden Substanz durch Filtration und/oder Zusatz einer oder mehrerer Chemikalie(n)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101671958B1 (ko) 2015-11-10 2016-11-03 삼성중공업 주식회사 모래 제거장치

Also Published As

Publication number Publication date
GB2296942B (en) 1998-08-26
GB9525393D0 (en) 1996-02-14
EP0801594A1 (en) 1997-10-22
ZA96201B (en) 1996-08-16
DE69504105T2 (de) 1999-03-11
GB9500571D0 (en) 1995-03-01
EP0801594B1 (en) 1998-08-12
KR100407191B1 (ko) 2004-04-29
US5904841A (en) 1999-05-18
MX9705168A (es) 1997-10-31
KR19980701257A (ko) 1998-05-15
DE69504105D1 (de) 1998-09-17
ATE169522T1 (de) 1998-08-15
WO1996021511A1 (en) 1996-07-18
GB2296942A (en) 1996-07-17
ES2121436T3 (es) 1998-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10511892A (ja) 流体循環用遠心クリーナ
US4576001A (en) Gas turbine engine oil systems
US3955945A (en) Oil separator for air compressors and the like
US7367427B2 (en) Accessory lubrication system for a turbine plant
CN101061307B (zh) 车辆用燃料供给装置
US4780050A (en) Self-priming pump system
US7052529B2 (en) Method and a device for cleaning of crankcase gases coming from an internal combustion engine adapted for propelling a means of transportation
JPS6017933B2 (ja) 航空機のガスタ−ビンエンジン用油装置
WO2006022180A1 (ja) ミスト生成装置
WO2013171101A1 (en) A centrifugal separator
CN107810037B (zh) 用于清洁曲柄箱气体的设备
US4346786A (en) Lubrication system
KR20110083671A (ko) 벤츄리 구조를 구비한 원심분리기
JP2006167175A (ja) 気泡発生装置
US5427203A (en) Pneumatic tool lubrication system
KR100460394B1 (ko) 미스트 공급장치
JP2008062196A (ja) 散気装置、活性汚泥式水処理施設、及び散気装置の配管洗浄方法
JP2004276230A (ja) ミスト生成装置
JPH06165806A (ja) 気泡発生装置
KR200233401Y1 (ko) 유수분리기
JPH06181961A (ja) 気泡発生装置
JP3709624B2 (ja) トラクタの油圧装置
JP2669917B2 (ja) 微細気泡発生装置
JPH0737751Y2 (ja) ドライクリーナーの排水処理装置
MXPA97005168A (en) Flu circulation centrifuge cleaner

Legal Events

Date Code Title Description
A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20040317