JPH103069A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JPH103069A
JPH103069A JP8156790A JP15679096A JPH103069A JP H103069 A JPH103069 A JP H103069A JP 8156790 A JP8156790 A JP 8156790A JP 15679096 A JP15679096 A JP 15679096A JP H103069 A JPH103069 A JP H103069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
voltage
generating means
timing signal
timing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8156790A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3653601B2 (ja
Inventor
Hideo Sato
秀夫 佐藤
Yoshiaki Mikami
佳朗 三上
Makoto Tsumura
津村  誠
Shoichi Hirota
昇一 廣田
Masaya Adachi
昌哉 足立
Tatsuya Okubo
竜也 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP15679096A priority Critical patent/JP3653601B2/ja
Priority to EP97104580A priority patent/EP0797182A1/en
Priority to KR1019970009375A priority patent/KR100497720B1/ko
Priority to US08/820,835 priority patent/US6115017A/en
Publication of JPH103069A publication Critical patent/JPH103069A/ja
Priority to KR1020040086007A priority patent/KR100507128B1/ko
Priority to US11/002,517 priority patent/US20050078073A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3653601B2 publication Critical patent/JP3653601B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶がオンからオフに移行する応答を速くす
ること。 【解決手段】 走査線G1に走査パルスが印加され、ト
ランジスタ10がオンになると信号線D1からの画像デ
ータがトランジスタ10に入力され、この画像データが
保持容量20に保持されるとともに、トランジスタ30
がオンになる。トランジスタ30がオンになると、画像
データに従った電圧が表示電極50に印加され、対向電
極70に印加される交流電圧に応じて液晶が駆動され
る。このときタイミング信号に従ってトランジスタ40
が周期的にオンとなる過程で、画像データのレベルがH
からLに変化すると、トランジスタ40がオンになった
タイミングで表示電極50と対向電極70間の液晶容量
に蓄積された電荷が0に初期化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に係
り、特に、低消費電力用のTFTアクティブマトリクス
液晶ディスプレイとして用いるに好適な液晶表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置としては、例えば、
特開平7−271329号公報、特開平6−24274
9号公報、小林俊介著「カラー液晶ディスプレイ」(産
業図書)に記載されているものなどが知られている。液
晶表示装置のうちTFT(Thin Film Tra
nsistor)を用いたTFTアクティブマトリクス
型液晶表示装置においては、駆動方式として線順次走査
方式が採用されている。この線順次走査方式では、各走
査電極に、1フレーム時間ごとに一回走査パルスを印加
するようになっている。一方、各信号電極には走査パル
スに同期して液晶駆動電圧を一斉に印加し、走査パルス
が印加される1行分の画素の液晶に対して液晶駆動電圧
を一斉に印加するようになっている。そして1フレーム
時間としては1/60秒程度がよく用いられ、このパル
スは通常パネルの上側から下側に向かって順次タイミン
グをずらしながら各走査電極に印加される。このため画
素構成として、640×480ドットのカラーパネルで
は、1画素が3ドットから構成されるため、総ドット数
は1920×480ドットとなり、1フレーム内に48
0本の走査電極(ゲート配線)を走査するので、走査パ
ルスの時間幅は約35μsである。そして走査パルスに
同期して液晶駆動電圧が印加された選択画素では、走査
電極に接続されたTFTのゲート電極の電圧が高くな
り、TFTがオン状態になる。このとき、液晶駆動電圧
は、TFTのソース・ドレイン間を経由して表示電極に
印加される。これにより、表示電極と対向電極との間に
形成される液晶容量と、画素に配置された負荷容量とを
合わせた画素容量が充電される。この動作を繰り返すこ
とにより、パネル全面の画素容量には、フレーム時間ご
とに繰り返し液晶駆動電圧が印加される。
【0003】また液晶を駆動するためには交流電圧が必
要であるため、フレーム時間ごとに極性を反転した電圧
を信号電極に印加することが行なわれている。したがっ
て、通常60ヘルツのフレーム周波数に対し、液晶駆動
周波数はこの1/2の周波数である30ヘルツとなり、
フリッカと呼ばれるちらつきが見え、表示を見ずらくさ
せている。そこで、上下、左右に隣合う画素ごとに液晶
駆動電圧の極性を交互に反転させる駆動方式が採用採用
されており、この駆動方式を用いることで、フリッカが
目立たない良好な表示を得ることができる。なお、64
0×480ドットのパネルの場合、信号電極の極性は、
1走査期間の35μs毎に反転するので、信号電極の駆
動周期は14.4kHzと液晶駆動周波数の約500倍
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、走査電
極や信号電極の配線(走査電極線、信号電極線)の交差
部における容量と、配線と対向基板上全面に形成された
対向電極との間の液晶の容量を1フレーム時間ごとに走
査パルスによって充放電を毎回繰り返しているため、多
くの電力が消費される。
【0005】そこで、本願出願人は、特願平8−629
96号により、消費電力を低減するようにした液晶表示
装置を提案している。この液晶表示装置は、走査電極か
らの信号と信号電極からの表示データを基に表示データ
を取り込み、この表示データを保持する表示データ保持
回路を備えている。この装置によれば、表示データ保持
回路により表示データとして“1”、“0”の2値を保
持するようにしているため、表示データの内容に変更が
ないときには1フレームごとに走査パルスを印加する必
要がなくなり、電力の消費を低減することができる。
【0006】しかしながら、上述した液晶表示装置で
は、スイッチング手段を構成するTFT素子をオフにす
ることで液晶の印加電圧を0にしているので、TFT素
子をオンからオフにするときの電圧応答に時間を要した
り、オフ状態のときに電圧が変動したりすることがあ
り、画質の向上を図るうえでの障害になる。通常、TF
T素子をオンからオフにするときには、液晶には何らか
の電圧が印加されている。この電圧は液晶の容量に保持
され、液晶の体積抵抗やTFT素子の抵抗によって漸次
減衰していく。この結果、TFT素子がオンからオフに
移行するときの電圧が液晶に保持されていると、液晶印
加電圧がオンからオフに移行する応答が非常に遅くな
り、動画の表示が困難になる。またオフ状態の液晶印加
電圧の体積抵抗やTFT素子のリーク電流によって応答
電圧が変化するので、オフ状態における液晶印加電圧が
不安定になる。
【0007】本発明の目的は、画像データに従って液晶
印加電圧が変化するときにその応答を速くすることがで
きる液晶表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、複数の画素を構成する液晶を含む液晶層
と、液晶層を間にして相対向して配置されて少なくとも
一方が透明な一対の基板と、一対の基板の一方の基板に
分散して配置されて走査パルスを伝送する複数の走査線
と、一対の基板のいずれか一方に分散して配置されて前
記複数の走査線にマトリクス状に交差し画像データを伝
送する複数の信号線と、交流の液晶駆動電圧を発生する
交流電圧発生手段と、交流電圧発生手段から発生する液
晶駆動電圧に同期したタイミング信号を周期的に発生す
るタイミング信号発生手段とを備え、複数の走査線と複
数の信号線とによりそれぞれ囲まれた複数の表示領域
に、一対の基板の一方に配置された表示電極と、液晶層
を間にして表示電極と相対向して配置されて交流電圧発
生手段から液晶駆動電圧が印加される対向電極と、表示
電極に接続された画素駆動用スイッチング素子と、走査
線からの走査パルスに応答して信号線からの画像データ
を保持し保持した画像データに従って画素駆動用スイッ
チング素子のスイッチング動作を制御するデータ保持手
段と、タイミング信号発生手段からのタイミング信号に
応答して表示電極と対向電極との間に印加される電圧を
初期化する初期化手段とをそれぞれ有する液晶表示装置
を構成したものである。
【0009】上記液晶表示装置を構成するに際して、初
期化手段の代わりに、タイミング信号発生手段からのタ
イミング信号に応答して画素駆動用スイッチング素子を
短絡するリセット手段を設けたり、あるいはデータ保持
手段に保持された画素駆動用画像データとタイミング信
号発生手段からのタイミング信号のうちいずれか一方に
応答して画素駆動用スイッチング素子をオン状態に制御
する論理手段を設けることもできる。
【0010】前記各液晶表示装置を構成するに際して
は、以下の要素を付加することができる。
【0011】(1)画素駆動用スイッチング素子はTF
T素子で構成され、ゲート端子にスインチング用の信号
が入力され、ドレイン端子が表示電極に接続され、ソー
ス端子が液晶駆動電圧の平均電圧を示す基準線に接続さ
れており、タイミング信号発生手段のタイミング信号は
交流電圧発生手段から発生する液晶駆動電圧が平均電圧
を示すタイミングに同期して発生してなる。
【0012】(2)画素駆動用スイッチング素子はTF
T素子で構成され、ゲート端子にスインチング用の信号
が入力され、ドレイン端子が表示電極に接続され、ソー
ス端子が液晶駆動電圧の平均電圧を示す基準線に接続さ
れており、タイミング信号発生手段のタイミング信号は
交流電圧発生手段から発生する液晶駆動電圧が平均電圧
を示すタイミングに同期して発生し、表示電極と対向電
極との間に印加される電圧が零となるタイミングで発生
を停止してなる。
【0013】(3)画素駆動用スイッチング素子はTF
T素子で構成され、ゲート端子にスインチング用の信号
が入力され、ドレイン端子が表示電極に接続され、ソー
ス端子が液晶駆動電圧の平均電圧を示す基準線に接続さ
れており、タイミング信号発生手段のタイミング信号は
交流電圧発生手段から発生する液晶駆動電圧が平均電圧
とは異なる電圧を示すタイミングに同期して発生し、交
流電圧発生手段から発生する液晶駆動電圧が平均電圧を
示すタイミングで発生を停止してなる。
【0014】(4)画素駆動用スイッチング素子はTF
T素子で構成され、ゲート端子にスインチング用の信号
が入力され、ドレイン端子が表示電極に接続され、ソー
ス端子が液晶駆動電圧の平均電圧を示す基準線に接続さ
れており、タイミング信号発生手段のタイミング信号は
交流電圧発生手段から発生する液晶駆動電圧が平均電圧
とは異なる電圧を示すタイミングに同期して発生し、表
示電極と対向電極との間に印加される電圧が零となるタ
イミングで発生を停止してなる。
【0015】(5)画素駆動用スイッチング素子はTF
T素子で構成され、ゲート端子に画像データが入力さ
れ、ドレイン端子が表示電極に接続され、ソース端子が
液晶駆動電圧の平均電圧を示す基準線に接続されてお
り、リセット手段は画素駆動用スイッチング素子に並列
に接続されたTFT素子で構成され、ゲート端子がタイ
ミング信号発生手段に接続され、ドレイン端子が表示電
極に接続され、ソース端子が液晶駆動電圧の平均電圧を
示す基準線に接続されている。
【0016】(6)交流電圧発生手段から発生する液晶
駆動電圧には、交流の平均値に等しい平均電圧を示す期
間が一定期間半周期毎に設定されている。
【0017】前記した手段によれば、周期的に発生する
タイミング信号に応答して表示電極と対向電極との間に
印加される電圧を初期化したり、素子駆動用スイッチン
グ素子を短絡したり、あるいは画素駆動用スイッチング
素子をオン状態に制御したりしているため、液晶容量の
両端に印加される電圧を周期的に0電圧に初期化するこ
とができ、液晶印加電圧をオンからオフに変化するとき
に、その応答を早めることができ、良好な動画や静止画
を画像表示することができる。さらに静止画を画像表示
する場合は、初期化の周期を長くすることで、消費電力
を低減することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0019】図1は本発明の一実施の形態を示す液晶表
示装置の全体構成図である。図1において、液晶表示装
置はTFTアクティブマトリクス型液晶ディスプレイと
して、画素回路100、表示部110、信号回路20
0、走査回路300、交流電圧回路400、タイミング
回路500、中心電圧回路600、対向基板700、T
FT基板800を備えて構成されており、画素回路10
0、表示部110、信号回路200、走査回路300、
対向基板TFT基板800がカラーパネルP上に形成さ
れている。なお、本実施の形態では、カラーパネルPと
その周辺回路についてのみ示し、光学系などカラーパネ
ルPの具体的構造については省略してある。
【0020】カラーパネルPは一対の基板として、対向
基板700とTFT基板800を備えており、各基板が
複数の画素を構成する液晶を含む液晶層(図示省略)を
間にして相対向して配置されている。そして対向基板7
00は透明基板として、その一方の面に透明電極が形成
されている。またTFT基板800には画素回路10
0、表示部110、信号回路200、走査回路300が
形成されている。画素回路100は表示部110にn×
m個(n行m列)形成されており、表示部110にはn
本の走査線G1〜Gnが分散して配線されているととも
に、各走査線とマトリクス状にm本の信号線D1〜Dm
が分散して配線されている。そしてカラーパネルPの表
示面には表示領域を形成する表示部110に、各走査線
G1〜Gnと信号線D1〜Dmによってそれぞれ囲まれ
た複数の表示領域A11〜Anmが形成されている。こ
の場合、走査線の本数を640本とし、信号線の本数を
480本とすると、カラーパネルPとしては640×4
80ドットのパネルを構成することになる。また各表示
領域には交流信号線CP、タイミング線TMG、基準線
CNTが配線されており、交流信号線CPは交流電圧回
路400に接続され、タイミング線TMGはタイミング
回路500に接続され、基準線CNTは中心電圧回路6
00にそれぞれ接続されている。
【0021】各表示領域に形成された画素回路100
は、図2に示すように、データ保持回路120、画素制
御回路130を備えて構成されている。データ保持回路
120は、TFTで構成されたトランジスタ10、保持
容量20を備えて構成されており、画素制御回路130
はTFTで構成されたトランジスタ30、40、表示電
極40、透明電極70を備えて構成されている。そして
画素回路100がn行、m列目の画素回路のときには、
トランジスタ10のゲートが走査線Gnに接続され、ド
レインが信号線Dmに接続され、ソースがトランジスタ
30のゲートと保持容量20の一端に接続されている。
また保持容量20の他端は基準線CNTに接続されてい
る。トランジスタ30、40は互いに並列に接続されて
おり、ドレインとソースが互いに接続され、各ドレイン
が表示電極70に接続され、各ソースが基準線CNTに
接続されている。そしトランジスタ40のゲートはタイ
ミング線TMGに接続されている。表示電極50と対向
電極70の間には液晶容量CLCが形成されており、対
向電極70が交流信号線CPに接続されている。
【0022】トランジスタ10は、走査線Gnに印加さ
れる走査パルスのレベルが“H”のときにオンとなり、
信号線Dmに伝送される画像データを取り込み、画像デ
ータにしたがった電圧Vdataをトランジスタ30の
ゲートに印加するとともに、保持容量20に保持させる
ようになっている。すなわちデータ保持回路120はデ
ータ保持手段として構成されている。トランジスタ30
はVdataのレベルが“H”のときにオンとなり、保
持容量20に保持された電圧を表示電極50に印加する
画素駆動用スイッチング素子として構成されている。ト
ランジスタ40はタイミング線TMGを伝送するタイミ
ング信号のレベルが“H”のときにオンとなってトラン
ジスタ30のドレイン・ソース間を短絡し、トランジス
タ30がオフの状態にあるときには表示電極50と対向
電極70間の電圧を0Vに初期化する初期化手段または
トランジスタ30のドレイン・ソース間を短絡するリセ
ット手段を構成するようになっている。また信号回路2
00は各信号線D1〜Dmに画像データを印加する画像
データ発生手段として構成されており、走査回路300
は各走査線G1〜Gnに順次走査パルスを印加する走査
パルス発生手段として構成されている。
【0023】次に、交流電圧回路400、タイミング回
路500、中心電圧回路600の具体的構成を図3およ
び図4にしたがって説明する。
【0024】タイミング回路500はモノステーブルマ
ルチバイブレータ501、502、503、フリップフ
ロップ504、ORゲート505、インバータ506、
507、ANDゲート508、509を備えて構成され
ており、タイミング回路500の入力端子に、フレーム
周期を規定する信号に同期した同期信号VSが入力さ
れ、出力端子から60ヘルツのタイミング信号VTMG
を周期的に出力するようになっている。
【0025】バイブレータ501に同期信号VSが入力
されると、バイブレータ501、502、503の各出
力端子A、B、Cからは、図4(b)〜(d)に示され
るように、各入力パルスの立上りエッジに応答して各マ
ルチバイブレータで指定されたパルス幅のパルスが順次
出力される。すなわち各マルチバイブレータ501〜5
03からは各出力パルスのパルス幅分だけ遅れたパルス
が順次出力され、各パルスがORゲート505に入力さ
れている。このためORゲート505からは、(e)に
示すように、各パルスの論理和にしたがったパルスが出
力端子Dから出力される。
【0026】一方、バイブレータ501の出力パルスは
フリップフロップ504に入力されており、フリップフ
ロップ504の出力端子Eからは、(f)に示すような
パルス幅のパルスが出力される。すなわちフリップフロ
ップ504は同期信号VSの立上りで出力を反転する動
作を行ない、同期信号VSが発生するごとに論理が反転
したパルスを順次出力するようになっている。そしてフ
リップフロップ504の出力パルスはANDゲート50
8に入力されるとともに、インバータ506を介してA
NDゲート509に入力される。またANDゲート50
8、509の他方の入力端子にはORゲート505の出
力パルスがインバータ507を介して入力されている。
このためANDゲート508の出力端子Fからはフリッ
プフロップ504の出力パルスとインバータ507の出
力パルスとの論理積にしたがったパルスが出力され、A
NDゲート509の出力端子Gからはインバータ506
の出力パルスとインバータ507の出力パルスとの論理
積にしたがったパルスが出力される。そして各出力端子
D、F、Gの出力パルスはそれぞれ交流電圧回路400
に入力されている。すなわちタイミング回路500は周
期的にハイレベルのパルスを出力するタイミング信号発
生手段として構成されている。
【0027】交流電圧回路400は、電源401、40
2、スイッチ403、404、405を備えて構成され
ており、電源401と402との接続点が基準線CNT
として中心電圧回路600の電源601に接続されてい
る。電源401のプラス端子はスイッチ404を介して
交流信号線CPに接続され、電源402のマイナス端子
はスイッチ405を介して交流信号線CPへ接続され、
電源401と電源402との接続点がスイッチ403を
介して交流信号線CPに接続されている。
【0028】スイッチ403はORゲート505の出力
端子Dからのパルスのレベルが“H”のときに接点を閉
じ、スイッチ404はANDゲート508の出力端子F
からのパルスのレベルが“H”になったときに接点を閉
じ、スイッチ405は、ANDゲート509の出力端子
Gからのパルスのレベルが“H”になったときに接点を
閉じるように構成されている。すなわちスイッチ403
の接点が閉じたときには、図4(j)に示すように、電
源601の出力電圧に相当する基準電圧あるいは中心電
圧VCNTの信号を出力し、スイッチ404の接点が閉
じたときには電源601の電圧に電源401の電圧が加
算された電圧VPの信号を出力し、スイッチ405の接
点が閉じたときには、電源402の電圧(負の電圧)V
Nの電圧を出力するようになっている。
【0029】すなわち交流電圧回路400は、中心電圧
VCNTを基準として最大値VP、最小値VNの交流電
圧で、例えば実効値3Vの交流電圧VCPを液晶駆動電
圧として対向電極70に印加する交流電圧発生手段とし
て構成されている。また交流電圧VCPには中心電圧V
CNTを間にして、電圧VPの正の期間と電圧VNの負
の期間が設定されており、中心電圧VCNTの期間にタ
イミング信号VTMGが発生するようになっている。
【0030】次に、画素回路100の動作を図5のタイ
ミングチャートにしたがって説明する。なお、タイミン
グ信号VTMGの周期は交流電圧VCPの周期1/2に
設定され、タイミング信号VTMGが中心電圧のときに
“H”となる関係に設定されている。さらに、トランジ
スタ30のゲートに印加される電圧Vdataが変化す
るタイミングはデータ保持回路120の書き込みに依存
し、電圧Vdataと電圧VCPの位相は、各電圧の同
期をとったとしても、画素の位置によって異なる。この
ため、ここでは、タイミング信号VTMGのほぼ中央の
タイミングでデータが切り替わる例について説明する。
【0031】まず、走査線Gnに走査パルスが印加され
てトランジスタ10がオンとなり、信号線Dmからの画
像データが入力され、画像データの電圧Vdataのレ
ベルが“H”のときにはトランジスタ30がオンとな
り、表示電極50の電圧Vpixは基準線CNTの電圧
VCNTとなる。このため表示電極50と対向電極70
間の液晶には液晶駆動電圧VLCとして交流電圧VCP
がそのまま印加される。このため、液晶には、図6に示
すように、実効値の液晶駆動電圧VLCとして飽和電圧
VH(液晶透過率最小)と0V(液晶透過率最大値)の
電圧(矢印A)が交互に印加され、液晶が点灯すること
になる。
【0032】次に、電圧Vdataのレベルが“H”か
ら“L”に移行したときに、タイミング信号VTMGの
レベルが“L”のときには、トランジスタ30はオンか
らオフになり、トランジスタ40はオフの状態に維持さ
れている。この結果、表示電極50は直流的にオープン
状態となり、液晶駆動電圧VLCは0となる。しかし、
表示電極50と対向電極70との間には液晶容量CLC
が存在するため、過渡的にはトランジスタ30がオンし
ているときの電圧を液晶容量CLCがホールドすること
になる。このため電圧Vpixは中心電圧VCNTのま
まに維持され、液晶には交流電圧VCPが印加される。
【0033】この後、電圧Vdataのレベルが“H”
から“L”に変化したときに、タイミング信号VTMG
のレベルが“H”になると、トランジスタ40がオン状
態となる。この結果表示電極50が基準線CNTに接続
され、液晶の透過容量CLCに充電されていた電荷が放
電され、液晶容量CLC内の電荷が0に初期化される。
すなわち表示電極50と対向電極70間の電圧が0ボル
トに初期化される。この結果液晶は即座に消灯状態とな
り、このあと対向電極70に交流電圧が印加されても、
各トランジスタ30、40がそれぞれオフ状態に維持さ
れているため、液晶容量CLCの電荷は0に維持され、
表示電極50の電圧Vpixは対向電極70の電圧VC
Pと等しくなる。すなわち液晶印加電圧VLCは0電圧
に維持され、液晶は消灯状態を維持することになる。
【0034】このように、本実施の形態においては、ト
ランジスタ40をタイミング信号VTMGにしたがって
周期的にオンとし、電圧Vdataが“L”のときには
液晶容量CLCに蓄えられた電荷を周期的に0にするよ
うにしたため、電圧Vdataの変化に対する液晶駆動
電圧VLCの応答が速くなり、画像データにしたがって
動画や静止画を表示するときでも、動画や静止画の画像
を良好な状態で表示することができる。
【0035】前記実施の形態では、初期化の周期に相当
するタイミング信号VTMGの周期は、対向電極70の
印加電圧VCPの1/2の周期に設定しているが、液晶
駆動電圧VLCの応答遅れの許容範囲内で長くすること
ができる。この場合電圧VCPの波形は、少なくともタ
イミング信号VTMGのレベルが“H”のときに電圧V
CPの中心値あるいは中間値を電圧VCNTに設定すれ
ばよい。
【0036】また電圧VCPの周期を1/30秒に設定
しているが、データ保持回路120の書き込みタイミン
グとは独立に設定することができる。すなわちデータ保
持回路120の書き込み周期はデータによって異なり一
定ではないが、電圧VCPの周期はある周期に設定され
る。しかも電圧VCPの周期はフリッカと消費電力とに
関係する。このため、電圧VCPの周期を短くすると、
消費電力は増加するが、フリッカの周波数が増加するこ
とでフリッカによるちらつきを低減することができる。
逆に、電圧VCPの周期を長くすると、フリッカの発生
は目だってくるが、液晶を駆動する周波数が低下するの
で、消費電力を低くすることができる。
【0037】次に、本発明の第2の実施の形態を図7な
いし図9にしたがって説明する。
【0038】本実施の形態は、タイミング信号VTMG
のパルス幅として、図5に示すタイミング信号VTMG
のパルス幅よりも広いタイミング信号VTMGを用い、
データ保持回路120の電圧Vdataのレベルが
“L”のときでも、トランジスタ40をわずかの期間オ
ン状態にし、液晶印加電圧VLCを、図6に示す液晶の
しきい値相当する電圧VLに設定したものである。
【0039】具体的には、タイミング回路500として
は、図8に示すように、図3のORゲート505の代わ
りに、ORゲート511、512を設け、ORゲート5
11にはマルチバイブレータ502、503の出力パル
スが入力され、ORゲート512にはマルチバイブレー
タ501、502の出力パルスが入力され、フリップフ
ロップ504にはマルチバイブレータ502の出力パル
スが入力されている。
【0040】上記構成によるタイミング回路500を用
いると、図9に示すように、タイミング信号VTMGは
出力端子A、Bのレベルが“H”となるときに“H”と
なる。そして交流電圧VCPとしては、出力端子Fが
“H”のときに最大値VPとなり、出力端子Gのレベル
が“H”のときに最小値VNとなる。すなわちタイミン
グ信号VTMGは、交流電圧VCPの中心電圧VCNT
に対して正または負のタイミングで“H”となるように
設定されている。
【0041】上記構成において、データ保持回路120
の電圧Vdataが“H”になってトランジスタ30が
オンになると、表示電極50の電圧Vpxiは中心電圧
VCNTとなり、液晶には交流電圧VCPがそのまま印
加され、液晶が点灯する。
【0042】次に、電圧Vdataが“H”から“L”
に変化し、タイミング信号VTMGが“L”のときには
トランジスタ30、40はともにオフ状態となる。この
とき電圧Vpixは中心電圧VCNTであり、液晶には
電圧VCPが印加される。このあとタイミング信号VT
MGが“L”から“H”に変化すると、トランジスタ4
0がオンになり、このとき交流電圧VCPの電圧が電圧
VCNTとは異なるレベルにあるときにはその電圧がそ
のまま液晶に印加される。そしてタイミング信号VTM
Gが“H”の状態にあるときに、電圧VCPのレベルが
中心電圧VCNTに変化すると、表示電極50が基準線
CNTに接続され、液晶容量(透過容量)CLCの電荷
が0に初期化される。
【0043】このあと、電圧Vdataが“L”の状態
にあるときに、タイミング信号VTMGが周期的に
“H”となると、交流電圧VCPのレベルが中心電圧V
CNTと異なるレベルにあるときにトランジスタ40が
周期的にオンとなり、図6の矢印Bで示すように、液晶
駆動電圧VLCとして飽和電圧VHとしきい値電圧VL
の範囲の電圧が印加された状態で、液晶が消灯状態とな
る。
【0044】本実施の形態によれば、液晶駆動電圧VL
Cを周期的に0電圧に初期化するようにしたため、電圧
Vdataの変化に対する液晶駆動電圧VLCの応答を
速めることができ、良好な動画像や静止画像を表示する
ことが可能となる。さらに、電圧Vdataが“L”の
ときでも液晶駆動電圧VLCとして飽和電圧VHとしき
い値電圧VLとの範囲の電圧を液晶に印加するようにし
ているため、前記実施の形態よりも、液晶の応答速度を
高めることができるとともに、カラーディスプレイに適
応した場合でも、しきい値電圧VLを各色ごとに調整す
ることで、ホワイトバランスを調整することができ、高
速で高画質の液晶表示装置を実現することができる。
【0045】図10は、本発明に係る画素回路100の
他の実施の形態を示す回路構成図である。
【0046】図10に示す画素回路100は、トランジ
スタ40の代わりに、論理手段としてORゲート60を
用い、ORゲート60をトランジスタ30のゲート側に
配置し、ORゲート60の一方の入力端子をトランジス
タ10のソースに接続し、他方の入力端子をタイミング
線TMGに接続し、出力端子をトランジスタ30のゲー
トに接続したものである。
【0047】本実施の形態においては、ORゲート60
は、電圧Vdataまたはタイミング信号VTMGのう
ちいずれか一方のレベルが“H”となったときにオンに
なるので、図2に示す画素回路100を用いたときと同
様の効果を得ることができる。
【0048】さらに、本実施の形態においては、表示電
極50に接続するトランジスタはトランジスタ30のみ
であり、表示電極を10に接続されるトランジスタが2
個のときよりもリーク電流やノイズを低減することがで
き、画質の向上に寄与することができる。
【0049】また前記各実施の形態においては、基準線
CNTに印加される電圧として中心電圧VCNTを用い
たものについて述べたが、基準線CNTに印加する電圧
としては、交流電圧VCPの平均値に等しい平均電圧、
0Vの電圧を用いることもできる。
【0050】また前記各実施の形態において静止画を表
示する場合には、初期化の周期を長くすることで消費電
力を低減することができる。
【0051】また各実施の形態において、液晶駆動電圧
VLCにおけるしきい値電圧VLと飽和電圧VHに合わ
せた電圧を独立に設定できるので、カラー画像を表示す
る場合、良好なカラーバランスをとることができる。す
なわち電圧VCPの振幅値を変えると飽和電圧VHに相
当する電圧としきい値電圧VLに相当する電圧の両方が
変化する。一方、タイミング信号VTMGのパルス幅を
変えると、しきい値電圧VLに相当する電圧が変化す
る。したがって、Vdataが“H”のときに、電圧V
CPの振幅値を変えることで、液晶の飽和電圧に合わ
せ、次に、Vdataが“L”のときに、タイミング信
号VTMGのパルス幅を変えることで、液晶のしきい値
に相当する電圧に合わせることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液晶容量に蓄積される電荷を周期的に0に初期化するよ
うにしたため、液晶駆動電圧が画像データにしたがって
変化するときに、その応答速度を早めることができ、動
画や静止画を良好な状態で表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す液晶表示装置の全
体構成図である。
【図2】画素回路の回路構成図である。
【図3】タイミング回路と交流電圧回路の回路構成図で
ある。
【図4】タイミング回路と交流電圧回路の作用を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図5】画素回路の作用を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【図6】液晶駆動電圧と液晶透過率との関係を示特性図
である。
【図7】画素回路の他の実施の形態の作用を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図8】タイミング回路の他の実施の形態を示す回路構
成図である。
【図9】図8に示すタイミング回路と交流電圧回路の作
用を説明するためのタイミングチャートである。
【図10】画素回路の他の実施の形態を示す回路構成図
である。
【符号の説明】
10 、30、40 トランジスタ(TFT) 20 保持容量 50 表示電極 60 ORゲート 70 対向電極 100 画素回路 200 信号回路 300 走査回路 400 交流電圧回路 500 タイミング回路 600 中心電圧回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣田 昇一 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 足立 昌哉 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 大久保 竜也 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所映像情報メディア事業 部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素を構成する液晶を含む液晶層
    と、液晶層を間にして相対向して配置されて少なくとも
    一方が透明な一対の基板と、一対の基板の一方の基板に
    分散して配置されて走査パルスを伝送する複数の走査線
    と、一対の基板のいずれか一方に分散して配置されて前
    記複数の走査線にマトリクス状に交差し画像データを伝
    送する複数の信号線と、交流の液晶駆動電圧を発生する
    交流電圧発生手段と、交流電圧発生手段から発生する液
    晶駆動電圧に同期したタイミング信号を周期的に発生す
    るタイミング信号発生手段とを備え、 複数の走査線と複数の信号線とによりそれぞれ囲まれた
    複数の表示領域に、 一対の基板の一方に配置された表示電極と、 液晶層を間にして表示電極と相対向して配置されて交流
    電圧発生手段から液晶駆動電圧が印加される対向電極
    と、 表示電極に接続された画素駆動用スイッチング素子と、 走査線からの走査パルスに応答して信号線からの画像デ
    ータを保持し保持した画像データに従って画素駆動用ス
    イッチング素子のスイッチング動作を制御するデータ保
    持手段と、 タイミング信号発生手段からのタイミング信号に応答し
    て表示電極と対向電極との間に印加される電圧を初期化
    する初期化手段とをそれぞれ有する液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 複数の画素を構成する液晶を含む液晶層
    と、液晶層を間にして相対向して配置されて少なくとも
    一方が透明な一対の基板と、一対の基板の一方の基板に
    分散して配置されて走査パルスを伝送する複数の走査線
    と、一対の基板のいずれか一方に分散して配置されて前
    記複数の走査線にマトリクス状に交差し画像データを伝
    送する複数の信号線と、交流の液晶駆動電圧を発生する
    交流電圧発生手段と、交流電圧発生手段から発生する液
    晶駆動電圧に同期したタイミング信号を周期的に発生す
    るタイミング信号発生手段とを備え、 複数の走査線と複数の信号線とによりそれぞれ囲まれた
    複数の表示領域に、 一対の基板の一方に配置された表示電極と、 液晶層を間にして表示電極と相対向して配置されて交流
    電圧発生手段から液晶駆動電圧が印加される対向電極
    と、 表示電極に接続された画素駆動用スイッチング素子と、 走査線からの走査パルスに応答して信号線からの画像デ
    ータを保持し保持した画像データに従って画素駆動用ス
    イッチング素子のスイッチング動作を制御するデータ保
    持手段と、 タイミング信号発生手段からのタイミング信号に応答し
    て画素駆動用スイッチング素子を短絡するリセット手段
    とをそれぞれ有する液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 複数の画素を構成する液晶を含む液晶層
    と、液晶層を間にして相対向して配置されて少なくとも
    一方が透明な一対の基板と、一対の基板の一方の基板に
    分散して配置されて走査パルスを伝送する複数の走査線
    と、一対の基板のいずれか一方に分散して配置されて前
    記複数の走査線にマトリクス状に交差し画像データを伝
    送する複数の信号線と、交流の液晶駆動電圧を発生する
    交流電圧発生手段と、交流電圧発生手段から発生する液
    晶駆動電圧に同期したタイミング信号を周期的に発生す
    るタイミング信号発生手段とを備え、 複数の走査線と複数の信号線とによりそれぞれ囲まれた
    複数の表示領域に、 一対の基板の一方に配置された表示電極と、 液晶層を間にして表示電極と相対向して配置されて交流
    電圧発生手段から液晶駆動電圧が印加される対向電極
    と、 表示電極に接続された画素駆動用スイッチング素子と、 走査線からの走査パルスに応答して信号線からの画像デ
    ータを保持し保持した画像データに従って画素駆動用ス
    イッチング素子のスイッチング動作を制御するデータ保
    持手段と、 データ保持手段に保持された画素駆動用画像データとタ
    イミング信号発生手段からのタイミング信号のうちいず
    れか一方に応答して画素駆動用スイッチング素子をオン
    状態に制御する論理手段とをそれぞれ有する液晶表示装
    置。
  4. 【請求項4】 画素駆動用スイッチング素子はTFT素
    子で構成され、ゲート端子にスインチング用の信号が入
    力され、ドレイン端子が表示電極に接続され、ソース端
    子が液晶駆動電圧の平均電圧を示す基準線に接続されて
    おり、タイミング信号発生手段のタイミング信号は交流
    電圧発生手段から発生する液晶駆動電圧が平均電圧を示
    すタイミングに同期して発生してなる請求項1、2また
    は3記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 画素駆動用スイッチング素子はTFT素
    子で構成され、ゲート端子にスインチング用の信号が入
    力され、ドレイン端子が表示電極に接続され、ソース端
    子が液晶駆動電圧の平均電圧を示す基準線に接続されて
    おり、タイミング信号発生手段のタイミング信号は交流
    電圧発生手段から発生する液晶駆動電圧が平均電圧を示
    すタイミングに同期して発生し、表示電極と対向電極と
    の間に印加される電圧が零となるタイミングで発生を停
    止してなる請求項1、2または3記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 画素駆動用スイッチング素子はTFT素
    子で構成され、ゲート端子にスインチング用の信号が入
    力され、ドレイン端子が表示電極に接続され、ソース端
    子が液晶駆動電圧の平均電圧を示す基準線に接続されて
    おり、タイミング信号発生手段のタイミング信号は交流
    電圧発生手段から発生する液晶駆動電圧が平均電圧とは
    異なる電圧を示すタイミングに同期して発生し、交流電
    圧発生手段から発生する液晶駆動電圧が平均電圧を示す
    タイミングで発生を停止してなる請求項1、2または3
    記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 画素駆動用スイッチング素子はTFT素
    子で構成され、ゲート端子にスインチング用の信号が入
    力され、ドレイン端子が表示電極に接続され、ソース端
    子が液晶駆動電圧の平均電圧を示す基準線に接続されて
    おり、タイミング信号発生手段のタイミング信号は交流
    電圧発生手段から発生する液晶駆動電圧が平均電圧とは
    異なる電圧を示すタイミングに同期して発生し、表示電
    極と対向電極との間に印加される電圧が零となるタイミ
    ングで発生を停止してなる請求項1、2または3記載の
    液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 画素駆動用スイッチング素子はTFT素
    子で構成され、ゲート端子に画像データが入力され、ド
    レイン端子が表示電極に接続され、ソース端子が液晶駆
    動電圧の平均電圧を示す基準線に接続されており、リセ
    ット手段は画素駆動用スイッチング素子に並列に接続さ
    れたTFT素子で構成され、ゲート端子がタイミング信
    号発生手段に接続され、ドレイン端子が表示電極に接続
    され、ソース端子が液晶駆動電圧の平均電圧を示す基準
    線に接続されている請求項2記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 交流電圧発生手段から発生する液晶駆動
    電圧には、交流の平均値に等しい平均電圧を示す期間が
    一定期間半周期毎に設定されている請求項1、2、3、
    4、5、6、7または8記載の液晶表示装置。
JP15679096A 1996-03-19 1996-06-18 液晶表示装置 Expired - Lifetime JP3653601B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15679096A JP3653601B2 (ja) 1996-06-18 1996-06-18 液晶表示装置
EP97104580A EP0797182A1 (en) 1996-03-19 1997-03-18 Active matrix LCD with data holding circuit in each pixel
KR1019970009375A KR100497720B1 (ko) 1996-03-19 1997-03-19 액정표시장치
US08/820,835 US6115017A (en) 1996-03-19 1997-03-19 Liquid crystal display apparatus
KR1020040086007A KR100507128B1 (ko) 1996-03-19 2004-10-26 액정표시장치
US11/002,517 US20050078073A1 (en) 1996-03-19 2004-12-03 Liquid crystal display apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15679096A JP3653601B2 (ja) 1996-06-18 1996-06-18 液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH103069A true JPH103069A (ja) 1998-01-06
JP3653601B2 JP3653601B2 (ja) 2005-06-02

Family

ID=15635370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15679096A Expired - Lifetime JP3653601B2 (ja) 1996-03-19 1996-06-18 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3653601B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001194685A (ja) * 2000-01-06 2001-07-19 Hitachi Ltd 液晶表示装置
KR100746536B1 (ko) * 1999-10-25 2007-08-06 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 액정 표시 장치
CN100363829C (zh) * 2000-09-18 2008-01-23 三洋电机株式会社 显示装置
KR100852833B1 (ko) * 2002-03-12 2008-08-18 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 고속응답용 액정표시소자
CN114974161A (zh) * 2022-06-16 2022-08-30 武汉华星光电技术有限公司 一种像素驱动电路及显示面板

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100746536B1 (ko) * 1999-10-25 2007-08-06 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 액정 표시 장치
JP2001194685A (ja) * 2000-01-06 2001-07-19 Hitachi Ltd 液晶表示装置
CN100363829C (zh) * 2000-09-18 2008-01-23 三洋电机株式会社 显示装置
KR100852833B1 (ko) * 2002-03-12 2008-08-18 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 고속응답용 액정표시소자
CN114974161A (zh) * 2022-06-16 2022-08-30 武汉华星光电技术有限公司 一种像素驱动电路及显示面板

Also Published As

Publication number Publication date
JP3653601B2 (ja) 2005-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100393150B1 (ko) 액정 표시 장치
KR100361465B1 (ko) 액정 패널 구동 방법 및 그 장치
JP3544572B2 (ja) 液晶パネルおよび液晶表示装置
JP2743841B2 (ja) 液晶表示装置
US5640174A (en) Method of driving an active matrix liquid crystal display panel with asymmetric signals
KR100769390B1 (ko) 표시장치 및 그 구동제어방법
JP3722812B2 (ja) 容量性負荷の駆動回路および駆動方法
KR100365500B1 (ko) 도트 인버젼 방식의 액정 패널 구동 방법 및 그 장치
US7259755B1 (en) Method and apparatus for driving liquid crystal display panel in inversion
JPH01134346A (ja) 強誘電性液晶表示装置及びその駆動方法並びに駆動波形発生方法
JP2005134864A (ja) 液晶表示パネルおよびその駆動回路
JPH07318901A (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置及びその駆動方法
KR101492885B1 (ko) 구동회로 및 이를 포함하는 액정 표시 장치
JPH07104246A (ja) 液晶表示装置
JPH11352464A (ja) 液晶表示装置および液晶パネル
JP2001356738A (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置及びその駆動方法
JPH103069A (ja) 液晶表示装置
JP2002149117A (ja) 液晶表示装置
JP3428786B2 (ja) 表示装置の駆動方法および液晶表示装置
JP2006072211A (ja) 液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法
JP2019090922A (ja) 表示装置
JPH0973065A (ja) 液晶駆動方法
JPH11265173A (ja) 液晶表示装置及びその制御回路並びに液晶表示パネル駆動方法
JPH0635417A (ja) アクティブマトリクス型薄膜トランジスタ液晶パネルの駆動方法
JP3233010B2 (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S631 Written request for registration of reclamation of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313631

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120311

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120311

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313121

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120311

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120311

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130311

Year of fee payment: 8