JPH10226522A - ガラス炉蓄熱室用スピネル質れんが - Google Patents

ガラス炉蓄熱室用スピネル質れんが

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JPH10226522A
JPH10226522A JP9027118A JP2711897A JPH10226522A JP H10226522 A JPH10226522 A JP H10226522A JP 9027118 A JP9027118 A JP 9027118A JP 2711897 A JP2711897 A JP 2711897A JP H10226522 A JPH10226522 A JP H10226522A
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JP
Japan
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spinel
resistance
alumina
magnesia
rich
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Application number
JP9027118A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Kaji
信彦 加治
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Kurosaki Refractories Co Ltd
Original Assignee
Kurosaki Refractories Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10226522A publication Critical patent/JPH10226522A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/235Heating the glass
    • C03B5/237Regenerators or recuperators specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/2375Regenerator brick design ; Use of materials therefor; Brick stacking arrangements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス溶解炉蓄熱室用スピネル質れんがにお
いて、必要具備条件である耐アルカリ性、耐バッチダス
ト性、耐硫黄性を損なうことなく耐スポーリング性に優
れ、かつスピネルれんがの高温焼成による焼成収縮特性
を低減し、熱間強度及び耐クリープ特性を向上させるこ
と。 【解決手段】 Al23含有量が70重量%のアルミナ
・マグネシアの理論スピネルと、原料粒子のトップサイ
ズが1.2〜0.04mmであり、かつAl23含有量
が75〜96重量%のアルミナリッチスピネルと原料粒
子のトップサイズが1.2〜0.04mmであり、かつ
Al23含有量が40〜65重量%のマグネシアリッチ
スピネルとを合量で5重量%以上を組み合わせて、最終
的にAl23含有量が67〜73重量%とした配合物を
成形し、焼成して得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板ガラス、容器用
ガラスを問わずガラスの工業生産に使用されるエンドポ
ート式、サイドポート式の何れのタンク式溶解炉にも好
適に使用される蓄熱室用スピネルれんがに関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス炉蓄熱室用耐火物では、比較的温
度の低い下部にはシャモット質が、中部以上にはガラス
原料から来るアルカリ成分のアタックを考慮してマグネ
シア、マグクロ質塩基性耐火物が採用されてきた。
【0003】ところが、マグネシア質は、耐アルカリ性
は良好であるが、耐バッチダスト性、耐硫黄性に劣り、
また耐スポーリング性も不十分であった。また、マグク
ロ質は、耐バッチダスト性、耐硫黄性、耐スポーリング
性においてマグネシア質より良好であるが、クロム成分
を多く含み、使用条件上アルカリ成分のアタックが常に
起こりがちであり、6価クロムの発生が避けられない。
従って、使用済み耐火物の廃棄処分を考えればクロムフ
リー化は絶対に必要であった。
【0004】近年、耐アルカリ性、耐バッチダスト性、
耐硫黄性及び耐スポーリング性のいずれをも満足させな
がらクロムフリー化を成したものとして、スピネル質れ
んがの採用が進んでいる。これまでの技術的変遷を具体
的に示すと、かなり前からガラス溶解窯蓄熱室用耐火物
については、理論組成比のスピネル原料を用いた耐火物
が使用されてきていたが、熱間特性、特に熱疲労特性や
熱間強度において十分満足できるものではなかった。
【0005】この理論組成比のスピネル原料を用いた耐
火物の欠点を解消するための対策として、例えば、特開
昭48−28008号公報には、マグネシアリッチのス
ピネル原料を使用することで理論組成比のスピネル原料
を使用した場合よりも熱間特性、特に耐構造的スポーリ
ング特性や耐食性を改善することができることが開示さ
れている。
【0006】また、特公昭59−19065号公報で
は、セメントロータリーキルン用の耐火物ではあるが、
マグネシアリッチのスピネル原料に加えて酸化クロムを
適量添加することで、熱間特性の改善、特に熱間曲げ強
度が従来比の約2倍に、かつ熱間疲労クリープ特性もよ
り優れたものとなることが示されている。
【0007】さらに、特開昭58−92336号公報に
は、余分のマグネシア成分とガス中のサルファーとの反
応による硫酸マグネシウムの形成を抑制するために、ス
ピネルの単一組成にすることにより、熱変化の繰り返し
による耐火物組織脆化を防止し、かつ耐硫酸ガス、耐ア
ルカリ性を向上させた、スピネル鉱物95%以上含有す
るスピネル耐火物を使用した蓄熱室チェッカー構造が開
示されている。その後の開発成果は、品川技報No.2
9(1985年12月)に詳しく報告されており、全ス
ピネル組成によるAl23含有量が69.2%であるス
ピネル質れんがが紹介されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した理論スピネル
単味の配合を成形し、高温焼成したれんがは、耐クリー
プ性は付与されるものの、焼成収縮が大きくなり、寸法
安定性に欠け、れんがの変形、亀裂発生によって焼成歩
留まりが低下する。また過剰焼結となって耐スポーリン
グ性が低下するという問題があった。また、耐クリープ
性を満足させるために高温焼成をすると、焼成収縮過
剰、焼結体の過剰焼結及び耐スポーリング性の低下が生
じてくる問題があり、未だ十分な解決策は見出されてい
ない。
【0009】本発明において解決すべき課題は、ガラス
炉蓄熱室用スピネル質れんがにおける高温焼成時の焼成
収縮量の減少と耐スポーリング性向上の同時達成にあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、この課題を
解決すべく種々検討を進めていく過程で、 (1)アルミナリッチスピネルには、耐バッチダスト
性、耐硫黄性、耐スポーリング性を付与する性質があ
る。
【0011】(2)マグネシアリッチスピネルには、焼
成収縮を減少させ、耐アルカリ性を向上させる性質があ
る。
【0012】(3)理論スピネルとアルミナリッチスピ
ネルの併用によって、焼成収縮は減少せず、対アルカリ
性が低下するが、耐バッチダスト性、耐硫黄性、耐スポ
ーリング性が向上する。
【0013】(4)理論スピネルとマグネシアリッチス
ピネルの併用によって、耐バッチダスト性、耐硫黄性が
低下するが、耐スポーリング性をさほど損なうことなく
焼成収縮を減少でき、かつ耐アルカリ性を向上させる。
【0014】という知見を得た。
【0015】この知見から、理論スピネル、アルミナリ
ッチスピネル、マグネシアリッチスピネルの3種のスピ
ネルを適正量組み合わせることでそれぞれのスピネルが
持つ欠点を補い合い、かつそれぞれの長所を伸ばし、さ
らに焼成中の二次スピネルの生成によって焼成収縮が減
少し、耐スポーリング性を向上したスピネルれんがが得
られることを見出した。
【0016】すなわち、本発明のガラス炉蓄熱室用スピ
ネルれんがは、アルミナとマグネシアの理論組成のスピ
ネルでAl23含有量が約70重量%の理論スピネル
と、原料粒子径のトップサイズが1.2〜0.04mm
であり、Al23含有量が75〜96重量%のアルミナ
リッチスピネルと、原料粒子径のトップサイズが1.2
〜0.04mmであり、Al23含有量が40〜65重
量%のマグネシアリッチスピネルとを合量で5重量%以
上を組み合わせて、最終的にAl23含有量が67〜7
3重量%とした配合組成物を成形し、焼成することによ
って得られる。
【0017】本発明によって得られたスピネルれんが
は、ガラス炉蓄熱室用れんがとして必要な特性、耐アル
カリ性、耐バッチダスト性、耐硫黄性、耐スポーリング
性を満足し、さらに焼成収縮が小さく、耐クリープ性に
優れる性質を持つことが確認された。
【0018】
【発明の実施の形態】3種のスピネルを組み合わせる適
正量の範囲は以下の理由により規定される。すなわち、
3種のスピネルを併用した配合組成のAl23含有量が
67重量%より少ないと耐アルカリ性が低下し、73重
量%より多いと耐バッチダスト性、耐硫黄性が低下す
る。
【0019】アルミナリッチスピネルとマグネシアリッ
チスピネルの原料粒子径は、トップサイズが1.2mm
より大きいとそれぞれのスピネルの特性が残り、それぞ
れの欠点が生じて物性が低下する。また0.04mmよ
り小さいと3種のスピネルの併用による二次スピネルの
生成効果が十分に発揮されず、焼成収縮は減少しない。
【0020】アルミナリッチスピネルとマグネシアリッ
チスピネルの合計量が、5重量%より少ないと併用の効
果はほとんど期待できなくなる。
【0021】また、アルミナリッチスピネル、マグネシ
アリッチスピネルのそれぞれの使用量は、その併用効果
をより引き出すためには、少なくとも2重量%以上を使
用することが好ましい。合計量が50重量%より多い
と、それぞれのスピネルの性質のみが強調され好ましく
ない特性が浮上し、物性が低下する。また、配合全体の
粒度構成が取りにくく、成形性が悪いものとなる。
【0022】アルミナリッチスピネルのAl23量が9
6重量%より多いと、アルミナ成分の特徴が残り耐アル
カリ性が低下する。75重量%より少ないとマグネシア
リッチスピネルの性質が強くなり物性の向上が小さい。
【0023】さらに、マグネシアリッチスピネルのAl
23量が65重量%より多いと焼成収縮低減効果が低下
する。またアルミナリッチスピネルの性質が強くなり、
耐アルカリ性が低下する。Al23量が40重量%より
少ないとマグネシアの性質が強くなり、焼成収縮低減効
果が強くなりすぎて、れんが組織が低下する。また耐バ
ッチダスト性、耐硫黄性が低下する。
【0024】なお、本発明でいう理論スピネルとは、ア
ルミナとマグネシアとの等モル比配合物から合成された
スピネル原料で、理論量としてAl23を70重量%前
後含有するものをいう。
【0025】
【実施例】表1〜表3は、本発明の実施例として原料の
配合組成とその特性を示す。これらの表に示す割合の配
合物を多価アルコールをバインダーとして混練し、オイ
ルプレスで並型(230×114×65mm)形状に成
形、乾燥後、1750°C(表1の比較例4.を除く)
のトンネルキルンで焼成した。
【0026】耐アルカリ性は外径70×70×50mm
(内孔径=35、深さ=30mm)の本体に、蓋(70
×70×10mm)のついた坩堝を利用して、孔内に炭
酸ソーダ粉末を投入し1200°C×5時間の試験を行
い亀裂の有無及びその程度とで評価した。
【0027】耐バッチダスト性は、50×50×50m
mの試料にφ20×10mmに成形したガラスバッチボ
タンを載せて1200°C×5Hの試験を行い外観で評
価した。
【0028】耐硫黄性は、1200°Cの炉内に一部挿
入されたφ50の片端封止のアルミナ保護管に20×2
0×110mmの試料挿入し硫化ナトリウムを投入後上
端に蓋をして12時間キープしその後の試料外観で評価
した。
【0029】耐スポーリング性は、60mmサイズのサ
イコロ形状で1250°C×30分急熱−5分水冷−2
5分空冷の繰り返しの条件で行い崩壊に至る回数で評価
した。
【0030】耐クリープ性は、荷重=2kg/cm2
50H試験後の残存収縮率の大きさで評価した。
【0031】表1において、比較例1として示す従来品
のマグネシアれんがは、耐スポーリング性が大幅に劣り
かつ耐バッチダスト性、耐硫黄性に劣る。
【0032】比較例2は、同じくマグクロれんがを示
し、マグネシアれんがよりは耐スポーリング性、耐バッ
チダスト性、耐硫黄性は良好ではあるが、満足できる程
度ではない。また耐アルカリ性はクロム鉱中にシリカ成
分が多く含まれるため十分には良好とはいえない。同様
に耐クリープ性も若干低い。
【0033】比較例3はスピネルれんがの例ではある
が、耐クリープ性を向上させるために高温焼成した例を
示す。この例の場合、焼成に際しての収縮が過剰とな
り、耐スポーリング性が大幅に劣る。
【0034】比較例4は、スピネルれんがの例ではある
が、低温焼成した例を示す。この場合、焼成収縮は減少
して耐スポーリング性が向上しているが、未だ十分とは
いえない。
【0035】本発明の実施例において、実施例1は理論
スピネルにアルミナリッチスピネルとマグネシアリッチ
スピネルを組み合わせており、これによって、焼成収縮
が小さく耐スポーリング性と耐クリープ性を同時に満足
する耐火物が得られたことを示す。
【0036】実施例2は比較例5と対比されるべきもの
で、この対比によって、アルミナリッチスピネルとマグ
ネシアリッチスピネルの合量が5%を超えないと耐スポ
ーリング性の向上は期待できないことが判る。
【0037】実施例3は比較例6と、実施例4は比較例
7とのそれぞれの対比によって、最終的なアルミナ量が
73〜67重量%の範囲内にないと十分な物性が得られ
ないことがわかる。アルミナ量が73%より多いとアル
ミナの性質が強くなり耐アルカリ性が低下する。アルミ
ナ量が67%より少ないとマグネシアの性質が強くなり
耐スポーリング性、耐バッチダスト性、耐硫黄性が低下
する。
【0038】実施例1と実施例2について、比較例8と
対比してみると、アルミナリッチスピネルとマグネシア
リッチスピネルのトップサイズが1.2mm以下でない
とそれぞれのスピネルの性質が残って十分な物性が得ら
れないことが判る。
【0039】実施例5は、比較例9との対比によって、
トップサイズが0.04mm以上でないとアルミナリッ
チスピネルとマグネシアリッチスピネルの併用効果は十
分ではなく、焼成収縮は十分には下がらず耐スポーリン
グ性は未だ不十分であることを示す。
【0040】実施例6、実施例7は、それぞれ比較例1
0と比較例11との対比によって、アルミナリッチスピ
ネルのアルミナ量が96〜75重量%の範囲内にないと
十分な併用効果が得られないことを示す。アルミナ量が
96%より多いとアルミナの性質が強くなって耐アルカ
リ性が不十分であり、75%より少ないと併用マグネシ
アリッチスピネルの性質が強く出て耐スポーリング性、
耐バッチダスト性、耐硫黄性が不十分となる。
【0041】実施例8と実施例9は、それぞれ比較例1
2と比較例13との対比によって、マグネシアリッチス
ピネルのアルミナ量が65〜40重量%の範囲内にない
と十分な併用効果は得られないことを示す。アルミナ量
が重量65%より多いとマグネシアリッチスピネルの併
用効果が不十分で二次スピネル生成量が足りないためか
焼成収縮が十分には減少せず耐スポーリング性も不十分
で、またアルミナの性質が強く出るためか耐アルカリ性
も不十分である。40重量%より少ないとマグネシアリ
ッチスピネルの性質が強くなって耐スポーリング性、耐
バッチダスト性、耐硫黄性が不十分となる。
【0042】焼成温度については実施例1の素地をアル
ミナとマグネシアの反応が生じる1300°C以上の1
300°C、1400°C、1500°C、1600°
C、1700°C及び1850°Cの各温度で焼成する
ことによって調べた。耐クリープ性以外は1400°C
で十分な物性が得られ、蓄熱室上端部側では十分使用可
能である。耐クリープ性については1600°Cで十分
な物性が得られた。蓄熱室中部で十分使用可能である。
1850°Cより高い焼成温度は実用上トンネルキルン
での焼成を考えるとキルン内張り耐火物の損傷、燃料費
の増加から考えて意味がない。
【0043】このように、所定粒度、所定成分の3種の
スピネルを併用して最終アルミナ量を所定範囲内にする
ことで適正な焼成収縮率かつガラス溶解炉蓄熱室用耐火
物として要求される耐スポーリング性、耐バッチダスト
性、耐硫黄性が得られる。
【0044】
【表1】
【表2】
【表3】
【0045】
【発明の効果】
(1) 所定粒度、所定成分の3種のスピネルを併用し
て最終アルミナ量を所定範囲内にすることで適正な焼成
収縮率かつガラス溶解炉蓄熱室用耐火物として要求され
る耐スポーリング性、耐バッチダスト性、耐硫黄性が得
られる。
【0046】(2) ガラス溶解炉蓄熱室の耐火物にお
いては、従来は、約5年で部分補修を行なわざるを得な
かったものが、本発明によるスピネル質れんがを使用し
たところ耐用期間が大幅に延長し、部分補修のタイミン
グも遅らせることができる。その結果として、炉の補修
費の低減及び補修時の炉の冷却がなくなることによる溶
解炉天井の珪石れんがへのダメージをも軽減させること
ができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミナとマグネシアの理論組成を有す
    る理論スピネルと、アルミナリッチスピネルと、マグネ
    シアリッチスピネルとを組み合わせて、最終的にAl2
    3含有量が67〜73重量%とした配合組成物を成形
    し、焼成したことを特徴とするガラス炉蓄熱室用スピネ
    ルれんが。
  2. 【請求項2】 アルミナリッチスピネルが、1.2〜
    0.04mmの原料粒子径のトップサイズを有し、75
    〜96重量%のAl23を含有し、かつ、マグネシアリ
    ッチスピネルが1.2〜0.04mmの原料粒子径のト
    ップサイズを有し、40〜65重量%のAl23を含有
    することを特徴とする請求項1に記載のガラス炉蓄熱室
    用スピネルれんが。
  3. 【請求項3】 アルミナリッチスピネルとマグネシアリ
    ッチスピネルとの合量が5重量%以上である請求項1ま
    たは請求項2に記載のガラス炉蓄熱室用スピネルれん
    が。
JP9027118A 1997-02-10 1997-02-10 ガラス炉蓄熱室用スピネル質れんが Pending JPH10226522A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009030969A1 (en) * 2007-09-03 2009-03-12 Vitro Global, S.A. Method for melting glass
RU2494996C2 (ru) * 2007-04-23 2013-10-10 Сен-Гобен Сантр Де Решерш Э Д'Этюд Эропен Огнеупор для элемента насадки регенератора стеклоплавильной печи

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