JPH10208364A - 光ディスク装置及び光ディスク再生方法 - Google Patents

光ディスク装置及び光ディスク再生方法

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JPH10208364A
JPH10208364A JP870497A JP870497A JPH10208364A JP H10208364 A JPH10208364 A JP H10208364A JP 870497 A JP870497 A JP 870497A JP 870497 A JP870497 A JP 870497A JP H10208364 A JPH10208364 A JP H10208364A
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JP
Japan
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track
optical disk
reproducing
reference frequency
frequency signal
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JP870497A
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English (en)
Inventor
Kenji Fukuda
賢司 福田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シーク時間を短縮することが可能な光ディスク
装置を提供する。 【解決手段】スパイラル状又は同心円状のトラックを有
し、所定のトラック長からなる複数のセクタ領域を有す
る光ディスクを再生する光ディスク装置において、光デ
ィスクの所定トラックにアクセスしてこの所定トラック
のデータを再生する再生手段(5)と、再生時に基準と
なる基準周波数信号を生成する生成手段(161)と、
光ディスクを回転させる回転手段(3)と、光ディスク
の回転速度を制御する速度制御手段(4)と、光ディス
クの回転速度を検出する速度検出手段(100)と、前
記再生手段によりアクセスされるトラック位置及び前記
速度検出手段により検出された回転速度に基づき、前記
基準周波数信号を制御する基準周波数信号制御手段(1
61)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スパイラル状又
は同心円状のトラックを有し、所定のトラック長からな
る複数のセクタ領域を有する光ディスクを再生する光デ
ィスク装置及び光ディスク再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スパイラル状又は同心円状のトラ
ックを有し、所定のトラック長からなりトラック上にお
ける位置を示すアドレスデータが記録されるアドレス領
域(ヘッダ)、及び所定のトラック長からなりユーザデ
ータが記録されるユーザデータ領域とを含む複数の連続
したセクタ領域を有し、一定の密度でデータが記録され
た光ディスクを再生する光ディスク装置(CLV方式の
光ディスク装置)の研究開発が盛んに進められている。
【0003】このようなCLV方式の光ディスク装置で
は、データ再生及び記録時に再生又は記録対象となるト
ラックの線速度が常に一定となるように光ディスクの回
転が制御される。このような光ディスク装置において、
目的トラックに光学ヘッドを移動させるシーク(SEE
K)動作を行う場合、まずヘッダを再生して現在のトラ
ック位置を調べ、現在のトラック位置と目的のトラック
位置とのトラック差を計算し、目的のトラック位置がモ
ータ回転数変更を伴う場合は、モータ回転数を変更し、
光学ヘッドを目的トラックに移動させる。そして、トラ
ックオン後、再びヘッダを再生して、現在のトラック位
置を確認し、もし目的のトラックからずれている場合に
は、再度シーク動作を繰り返し目的のトラックに到達す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにシーク動作
中は、ヘッダを再生して光学ヘッドのトラック位置を知
ることができる。しかしながら、光学ヘッド移動後のモ
ータ回転数のずれ量が、データ再生PLL回路の周波数
ロックレンジを超える場合、ヘッダ再生は行えない。従
って、このような場合には、モータ回転数が目標回転数
近くになるまでヘッダ再生待ち状態となる。
【0005】シーク動作中は、モータの回転変更が頻発
するが、一般的に光学ヘッドの移動時間よりもモータ回
転数変更に要する時間の方が長いため、光学ヘッドの移
動が終了し、直ちにヘッダを再生しようとしても、デー
タ再生PLL回路のロックレンジを超える再生データの
ヘッダ再生を行うことはできない。従って、モータの回
転数が目標値に近くなるまで待ってからヘッダ再生を行
う必要があった。
【0006】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、シーク時間を短縮すること
ができる光ディスク装置及び光ディスク再生方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、この発明によれば、スパイラ
ル状又は同心円状のトラックを有し、所定のトラック長
からなる複数のセクタ領域を有する光ディスクを再生す
る光ディスク装置において、光ディスクの所定トラック
にアクセスし、この所定トラックに記録されたデータを
再生する再生手段と、光ディスクに記録されたデータを
再生するときの基準となる基準周波数信号を生成する基
準周波数信号生成手段と、光ディスクを回転させる回転
手段と、前記回転手段による光ディスクの回転速度を制
御する回転速度制御手段と、光ディスクの回転速度を検
出する回転速度検出手段と、前記再生手段によりアクセ
スされるトラックの位置及び前記回転速度検出手段によ
り検出された回転速度に基づき、前記基準周波数信号生
成手段で生成される基準周波数信号を制御する基準周波
数信号制御手段と、を備えたことを特徴とする光ディス
ク装置が提供される。
【0008】また、この発明によれば、スパイラル状又
は同心円状のトラックを有し、所定のトラック長からな
る複数のセクタ領域を有し、一定の密度でデータが記録
された光ディスクを再生する光ディスク装置において、
光ディスクの所定トラックにアクセスし、この所定トラ
ックに記録されたデータを再生する再生手段と、光ディ
スクに記録されたデータを再生するときの基準となる基
準周波数信号を生成する基準周波数信号生成手段と、光
ディスクを回転させる回転手段と、前記再生手段により
アクセスされる再生対象のトラックの線速度が一定とな
るように、前記回転手段による光ディスクの回転速度を
制御する回転速度制御手段と、光ディスクの回転速度を
検出する回転速度検出手段と、前記回転速度検出手段に
より検出される回転速度から判明する再生対象のトラッ
クの線速度の誤差に基づき、前記基準周波数信号生成手
段で生成される基準周波数信号の周波数を制御する基準
周波数信号制御手段と、を備えたことを特徴とする光デ
ィスク装置が提供される。
【0009】さらに、この発明によれば、スパイラル状
又は同心円状のトラックを有し、所定のトラック長から
なりトラック上における位置を示すアドレスデータが記
録されるアドレス領域、及び所定のトラック長からなり
ユーザデータが記録されるユーザデータ領域とを含む複
数の連続したセクタ領域を有し、一定の密度でデータが
記録された光ディスクを再生する光ディスク装置におい
て、光ディスクの所定トラックにアクセスし、この所定
トラックに記録されたデータを再生する再生手段と、光
ディスクに記録されたアドレス領域のアドレスデータを
再生するときの基準となる基準周波数信号を生成する基
準周波数信号生成手段と、光ディスクを回転させる回転
手段と、前記再生手段によりアクセスされる再生対象の
トラックの線速度が一定となるように、前記回転手段に
よる光ディスクの回転速度を制御する回転速度制御手段
と、光ディスクの回転速度を検出する回転速度検出手段
と、前記回転速度検出手段により検出される回転速度か
ら判明する再生対象のトラックの線速度の誤差に基づ
き、前記基準周波数信号生成手段で生成される基準周波
数信号の周波数を制御する基準周波数信号制御手段と、
を備えたことを特徴とする光ディスク装置が提供され
る。
【0010】またさらに、この発明によれば、スパイラ
ル状又は同心円状のトラックを有し、所定のトラック長
からなりトラック上における位置を示すアドレスデータ
が記録されるアドレス領域、及び所定のトラック長から
なりユーザデータが記録されるユーザデータ領域とを含
む複数の連続したセクタ領域を有し、一定の密度でデー
タが記録された光ディスクを再生する光ディスク装置に
おいて、光ディスクに対して光ビームを照射する照射手
段と、前記照射手段を再生対象のトラックに移動する移
動手段と、前記照射手段から照射された光ビームの光デ
ィスクからの反射光を受光し、この受光した反射光を検
出した検出信号を出力する検出信号出力手段と、前記検
出信号出力手段により出力された検出信号を基にして、
光ディスクに記録されているデータの再生信号を出力す
る再生信号出力手段と、光ディスクに記録されたアドレ
ス領域のアドレスデータを再生するときの基準となる基
準周波数信号を生成する基準周波数信号生成手段と、光
ディスクを回転させる回転手段と、前記再生手段により
アクセスされる再生対象のトラックの線速度が一定とな
るように、前記回転手段による光ディスクの回転速度を
制御する回転速度制御手段と、光ディスクの回転速度を
検出する回転速度検出手段と、前記回転速度検出手段に
より検出される回転速度から判明する再生対象のトラッ
クの線速度のずれに応じて、前記基準周波数信号生成手
段で生成される基準周波数信号の周波数を制御する基準
周波数信号制御手段と、を備えたことを特徴とする光デ
ィスク装置が提供される。
【0011】さらにまた、この発明によれば、スパイラ
ル状又は同心円状のトラックを有し、所定のトラック長
からなる複数のセクタ領域を有し、一定の密度でデータ
が記録された光ディスクを再生する光ディスク装置にお
いて、光ディスクに記録されたデータを再生するための
光学ヘッドを再生対象のトラックにアクセスし、光ディ
スクを回転させるモータを制御することにより、この再
生対象のトラックの線速度を一定速度に制御し、光ディ
スクの回転速度を検出し、この検出される光ディスクの
回転速度及び再生対象のトラックの位置に基づき、光デ
ィスクに記録されたデータを再生するときの基準となる
基準周波数信号を制御し、この制御された基準周波数信
号に従いデータを再生する、ことを特徴とする光ディス
ク再生方法が提供される。
【0012】またさらに、この発明によれば、スパイラ
ル状又は同心円状のトラックを有し、所定のトラック長
からなる複数のセクタ領域を有し、一定の密度でデータ
が記録された光ディスクを再生する光ディスク装置にお
いて、光ディスクに記録されたデータを再生するための
光学ヘッドを再生対象のトラックにアクセスさせ、光デ
ィスクを回転させるモータを制御することにより、この
再生対象のトラックの線速度を一定速度に制御し、光デ
ィスクの回転速度を検出し、この検出される光ディスク
の回転速度から判明する前記再生対象のトラックの線速
度の誤差に基づき、光ディスクに記録されたデータを再
生するときの基準となる基準周波数信号の周波数を制御
し、この制御された基準周波数信号に従いデータを再生
する、ことを特徴とする光ディスク再生方法が提供され
る。
【0013】さらにまた、この発明によれば、スパイラ
ル状又は同心円状のトラックを有し、所定のトラック長
からなりトラック上における位置を示すアドレスデータ
が記録されるアドレス領域、及び所定のトラック長から
なりユーザデータが記録されるユーザデータ領域とを含
む複数の連続したセクタ領域を有し、一定の密度でデー
タが記録された光ディスクを再生する光ディスク装置に
おいて、光ディスクに記録されたデータを再生するため
の光学ヘッドを再生対象のトラックに移動し、光ディス
クを回転させるモータを制御することにより、この再生
対象のトラックの線速度を一定速度に制御し、光ディス
クの回転速度を検出し、この検出される光ディスクの回
転速度から判明する前記再生対象のトラックの線速度の
ずれに応じて、光ディスクのアドレス領域に記録された
アドレスデータを再生するときの基準となる基準周波数
信号の周波数を制御し、この制御された基準周波数信号
に従いアドレスデータを再生する、ことを特徴とする光
ディスク再生方法が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は、この発明の一
実施の形態に係る光ディスク装置の構成を概略的に示す
図である。
【0015】この光ディスク装置は光ディスク1に対し
集束光を用いてデータの記録、あるいは記録されている
データの再生を行うものである。上記光ディスク1は、
例えばガラスあるいはプラスチックス等で円形に形成さ
れた基板の表面にテルルあるいはビスマス等の金属被膜
層がドーナツ型にコーティングされて構成され、同心円
状あるいはスパイラル状のグルーブおよびランドの両方
を用いてデータの記録あるいは記録されているデータの
再生が行われ、マスタリング工程で記録マークにより所
定間隔ごとにアドレスデータが記録されている相変化形
で書換え形のディスクである。
【0016】上記光ディスク1は、図2に示すように、
半径方向に複数のトラックからなる複数のゾーン1a、
1b、…、1sに分割されている。各ゾーン1a、1
b、…、1sに対するクロック信号は同一であり、各ゾ
ーン1a、1b、…、1sに対する光ディスク1の回転
数(速度)はそれぞれ異なったもの(内周から外周に向
かうのにしたがって遅くなる)となっており、各ゾーン
1a、1b、…、1sごとに1トラックずつのセクタ数
は異なったものとなっている。上記各ゾーン1a、1
b、…、1sに対する回転数としての速度データと1ト
ラックずつのセクタ数との関係は、図3に示すようにメ
モリ2のテーブル2aに記録されている。
【0017】上記光ディスク1の各ゾーン1a、1b、
…、1sのトラックには、それぞれアドレス等が記録さ
れているヘッダ部Hが各セクタごとにあらかじめプリフ
ォーマッティングされている。
【0018】上記光ディスク1の各ゾーン1a、1b、
…、1sの各セクタは、図4に示すように、2697バ
イト(bytes )で構成されている。その内訳は、128
バイトのヘッダ領域(ヘッダ部Hに対応)、5バイトの
ミラーマーク領域、2564バイトの記録領域となって
いる。
【0019】上記セクタに記録されるチャネルビット
は、8ビットのデータを16ビットのチャネルビットに
8−16コード変調された形式になっている。ヘッダ領
域は、光ディスクを製造する際に所定のデータが記録さ
れているエリアである。このヘッダ領域は、4つのアド
レス領域PID1、PID2、PID3、PID4によ
り構成されている。
【0020】各アドレス領域PID1〜4は、46バイ
トあるいは18バイトで構成され、36バイトあるいは
8バイトの同期コード部VFO(Variable Frequency O
scillator )、バイトのアドレスマークAM(Address
Mark)、4バイトのアドレス部PID(Position Ident
ifier )、2バイトの誤り検出コードIED(ID Error
Detection Code )、1バイトのポストアンブルPA
(Postambles)により構成されている。
【0021】アドレス領域PID1、PID3は、36
バイトの同期コード部VFO1を有し、アドレス領域P
ID2、PID4は、8バイトの同期コード部VFO2
を有している。
【0022】同期コード部VFO1、2は、PLLの引
き込みを行うための領域で、同期コード部VFO1はチ
ャネルビットで“010…”の連続を“36”バイト
(チャネルビットで646ビット)分記録(一定間隔の
パターンを記録)したものであり、同期コード部VFO
2はチャネルビットで“010…”の連続を“8”バイ
ト(チャネルビットで128ビット)分記録したもので
ある。
【0023】アドレスマークAMは、どこからセクタア
ドレスが始まるかを示す“3”バイトの同期コードであ
る。このアドレスマークAMの各バイトのパターンは
“0100100000000100”というデータ部分には現れない特
殊なパターンが用いられる。
【0024】アドレス部PID1〜4は、4バイトのア
ドレス情報としてのセクタアドレス(ID番号を含む)
が記録されている領域である。ID番号は、例えばPI
D1の場合は“1”で、1つのヘッダ部Hで4回重ね書
きしている内の何番目かを表す番号である。
【0025】誤り検出コードIEDは、セクタアドレス
(ID番号含む)に対するエラー(誤り)検出符号で、
読み込まれたPID内のエラーの有無を検出することが
できる。
【0026】ポストアンブルPAは、復調に必要なステ
ート情報を含んでおり、ヘッダ部Hがスペースで終了す
るよう極性調整の役割も持つ。ミラーマーク領域は、ト
ラック差信号のオフセット補正、ランド/グルーブ切り
替え信号のタイミング発生等に利用される。
【0027】記録領域は、17〜19バイトのギャップ
領域、50バイトのVFO3領域、2418バイトのデ
ータ領域、30バイトのガードデータ領域、および47
〜49バイトのバッファ領域により構成されている。
【0028】ギャップ領域は、何も書かない領域であ
る。VFO3領域もPLLロック用の領域ではあるが、
同一パターンの中に同期コードを挿入し、バイト境界の
同期をとることも目的とする領域である。
【0029】データ領域は、同期コード、ECC(Erro
r Collection Code )、EDC(Error Detection Cod
e)、ユーザデータ等から構成される領域である。ガー
ドデータ領域は、相変化記録媒体特有の繰り返し記録時
の終端劣化がデータ領域にまで及ばないようにするため
に設けられた領域である。
【0030】バッファ領域は、データ領域が次のヘッダ
部Hにかからないように、光ディスク1を回転するモー
タの回転変動などを吸収するために設けられた領域であ
る。ギャップ領域が、17〜19バイトという表現にな
っているのは、ランダムシフトを行うからである。ラン
ダムシフトとは相変化記録媒体の繰り返し記録劣化を緩
和するため、データの書き始めの位置をずらすことであ
る。ランダムシフトの長さはデータ領域の最後尾に位置
するバッファ領域の長さで調整され、1つのセクタ全体
の長さは2697バイト一定である。
【0031】また、図1に示すように、光ディスク1は
モータ3によって、例えば、ゾーンごとに異なった回転
数で回転される。このモータ3は、モータ制御回路4に
より制御される。さらに、このモータ3の発生するFG
パルスがモータ制御回路4を介してモータ回転数検出回
路100へ入力され、このモータ回転数検出回路100
においてこのFGパルスによりモータ3の回転数が検出
される。つまり、この回転数検出回路100は、モータ
の回転速度を検出する回転速度検出手段である。
【0032】光ディスク1に対するデータの記録、再生
は、光学ヘッド5によって行われる。光学ヘッド5は、
リニアモータ6の可動部を構成する駆動コイル7に固定
されており、その駆動コイル7はリニアモータ制御回路
8に接続される。
【0033】リニアモータ制御回路8に速度検出器9が
接続され、その速度検出器9で検出される光学ヘッド5
の速度信号がリニアモータ制御回路8に送られる。リニ
アモータ6の固定部に、図示しない永久磁石が設けられ
ており、上記駆動コイル7がリニアモータ制御回路8に
よって励磁されることにより、光学ヘッド5が光ディス
ク1の半径方向に移動される。
【0034】光学ヘッド5には、図示しないワイヤある
いは板ばねによって支持された対物レンズ10が設けら
れる。この対物レンズ10は、駆動コイル11の駆動に
よりフォーカシング方向(レンズの光軸方向)への移動
が可能で、また駆動コイル12の駆動によりトラッキン
グ方向(レンズの光軸と直交する方向)への移動が可能
である。
【0035】レーザ制御回路13の駆動制御により、半
導体レーザ発振器9からレーザ光ビームが発せられる。
レーザ制御回路13は、変調回路14とレーザ駆動回路
15からなり、PLL回路160から供給される記録用
クロック信号に同期して動作する。変調回路14は、エ
ラー訂正回路32から供給される記録データを記録に適
した信号つまり8−16変調データに変調する。レーザ
駆動回路15は、変調回路14からの8−16変調デー
タに応じて、半導体レーザ発振器(あるいはアルゴンネ
オンレーザ発振器)19を駆動する。
【0036】PLL(Phase Locked Loop)回路160
は、記録時、水晶発振器17から発せられる基本クロッ
ク信号をCPU30により設定される分周値で分周ある
いは光ディスク1上のヘッダ部Hが再生される時間間隔
(ヘッダ間隔)に対応した周波数に分周し、これにより
記録用のクロック信号を発生すると共に、再生時は、再
生した同期コードに対応の再生用クロック信号を発生す
るものである。また、PLL回路160は、CPU30
からの制御信号とデータ再生回路18の2値化回路41
からの信号に応じて、記録用あるいは再生用のクロック
信号を選択的に出力する。半導体レーザ発振器19から
発せられるレーザ光ビームは、コリメータレンズ20、
ハーフプリズム21、対物レンズ10を介して光ディス
ク1上に照射される。光ディスク1からの反射光は、対
物レンズ10、ハーフプリズム21、集光レンズ22、
およびシリンドリカルレンズ23を介して、光検出器2
4に導かれる。
【0037】光検出器24は、4分割の光検出セル24
a、24b、24c、24dにからなる。このうち、光
検出セル24aの出力信号は、増幅器25aを介して加
算器26aの一端に供給される。光検出セル24bの出
力信号は、増幅器25bを介して加算器26bの一端に
供給される。光検出セル24cの出力信号は、増幅器2
5cを介して加算器26aの他端に供給される。光検出
セル24dの出力信号は、増幅器25dを介して加算器
26bの他端に供給される。
【0038】さらに、光検出セル24aの出力信号は、
増幅器25aを介して加算器26cの一端に供給され
る。光検出セル24bの出力信号は、増幅器25bを介
して加算器26dの一端に供給される。光検出セル24
cの出力信号は、増幅器25cを介して加算器26dの
他端に供給される。光検出セル24dの出力信号は、増
幅器25dを介して加算器26cの他端に供給される。
【0039】加算器26aの出力信号は差動増幅器OP
2の反転入力端に供給され、その差動増幅器OPの非反
転入力端に加算器26bの出力信号が供給される。差動
増幅器OP2は、加算器26a、26bの両出力信号の
差に応じた、フォーカス点に関する信号を出力する。こ
の出力はフォーカシング制御回路27に供給される。フ
ォーカシング制御回路27の出力信号は、フォーカシン
グ駆動コイル12に供給される。これにより、レーザ光
ビームが、光ディスク1上で常時ジャストフォーカスと
なる制御される。
【0040】加算器26cの出力信号は差動増幅器OP
1の反転入力端に供給され、その差動増幅器OP1の非
反転入力端に加算器26dの出力信号が供給される。差
動増幅器OP1は、加算器26c、26dの両出力信号
の差に応じたトラック差信号を出力する。この出力はト
ラッキング制御回路28に供給される。トラッキング制
御回路28は、差動増幅器OP1からのトラック差信号
に応じてトラック駆動信号を作成する。
【0041】トラッキング制御回路28から出力される
トラック駆動信号は、トラッキング方向の駆動コイル1
1に供給される。また、トラッキング制御回路28で用
いられるトラック差信号が、リニアモータ制御回路8に
供給される。
【0042】上記フォーカシングおよびトラッキングが
なされることで、光検出器24の各光検出セル24a、
24b、24c、24dの出力信号の和信号には、つま
り加算器26c、26dの両出力信号の加算である加算
器26eの出力信号には、トラック上に形成されたピッ
ト(記録データ)からの反射率の変化が反映される。こ
の信号は、データ再生回路18に供給される。データ再
生回路18は、PLL回路160からの再生用クロック
信号に基づき、記録データを再生する。
【0043】また、データ再生回路18は、加算器26
eの出力信号とPLL回路160からの再生用クロック
信号とに基づいてプリフォーマットデータ内のセクタマ
ークを検出すると共に、PLL回路160から供給され
る2値化信号および再生用クロック信号に基づき、その
2値化信号からアドレス情報としてのトラック番号とセ
クタ番号を再生する。
【0044】データ再生回路18の再生データはバス2
9を介してエラー訂正回路32に供給される。エラー訂
正回路32は、再生データ内のエラー訂正コード(EC
C)によりエラーを訂正したり、あるいはインターフェ
ース回路35から供給される記録データにエラー訂正コ
ード(ECC)を付与してメモリ2に出力する。
【0045】このエラー訂正回路32でエラー訂正され
る再生データはバス29およびインターフェース回路3
5を介して外部装置としての光ディスク制御装置36に
供給される。光ディスク制御装置36から発せられる記
録データは、インターフェース回路35およびバス29
を介してエラー訂正回路32に供給される。
【0046】上記トラッキング制御回路28によって対
物レンズ10が移動されているとき、リニアモータ制御
回路8により、対物レンズ10が光学ヘッド5内の中心
位置近傍に位置するようリニアモータ6つまり光学ヘッ
ド5が移動される。
【0047】D/A変換器31は、フォーカシング制御
回路27、トラッキング制御回路28、リニアモータ制
御回路8と光ディスク装置の全体を制御するCPU30
との間でのデータの授受に用いられる。
【0048】モータ制御回路4、リニアモータ制御回路
8、レーザ制御回路15、PLL回路160、データ再
生回路18、フォーカシング制御回路27、トラッキン
グ制御回路28、エラー訂正回路32等は、バス29を
介してCPU30によって制御される。CPU30は、
メモリ2に記録されたプログラムによって所定の動作を
行う。
【0049】次に、図5及び図6を参照して、上記した
モータ回転数検出回路100及びPLL回路160につ
いて詳細に説明する。さらに、図7を参照して、この発
明のポイントであるシーク(SEEK)動作について説
明する。図5は、モータ回転数検出回路100の構成を
概略的に示す図である。図6は、PLL回路160を構
成する基準周波数発生PLL回路161の概略を示す図
である。図7は、この発明のポイントであるシーク動作
について説明するフローチャートである。
【0050】図5に示すモータ回転数検出回路100
は、モータ3の回転数に応じて出力されるFGパルス及
びモータ3を制御するためモータ制御回路4に供給され
るモータクロック(MTCLK)から、モータ3の回転
数を検出するものである。つまり、このモータ回転数検
出回路100により、モータ3の回転速度が検出され
る。
【0051】このモータ回転数検出回路100は、図5
に示すように、モータ制御回路4に供給されるモータク
ロックを1/10分周して出力する分周器100a、モ
ータ3の発生するFGパルスのエッジを検出するエッジ
検出回路100b、このエッジ検出回路100bの出力
を遅延するDLY(ディレイ)100c、分周器100
aから出力される1/10分周されたモータクロックを
カウントするカウンタ100d、このカウンタ100d
のカウント値をラッチするラッチ回路100eなどを備
えている。そして、このモータ回転数検出回路100で
は、FGパルスのエッジが検出されたとき、カウンタ値
がラッチされ、ラッチ後カウンタがクリアされるように
なっている。
【0052】仮に、モータ3が一回転する度にFGパル
スが6パルス発生されるものとする。また、所定のトラ
ックを再生するときのモータクロックがFGパルス間隔
で1280パルスに規定されている場合(規定パルス数
N=1280/10=128)、この所定のトラックを
再生するときのモータの回転数が規定回転数であればF
Gパルスの間隔はモータクロック1280パルスとな
る。このとき、モータ回転数検出回路100から出力さ
れる検出パルス数MはM=128(モータクロックは1
/10分周されているため1280/10=128)と
なる。FGパルス間隔のモータクロックのパルスカウン
ト数が1280未満の場合、つまりモータ回転数検出回
路100から出力される検出パルス数MがM<128の
場合はモータ回転数が規定回転数より高い場合である。
また、FGパルス間隔のモータクロックのパルスカウン
ト数が1280より大きい場合、つまりモータ回転数検
出回路100から出力される検出パルス数M>128の
場合はモータ回転数が規定回転数より低い場合である。
【0053】PLL回路160は、基準周波数発生PL
L回路161及び再生PLL回路162により構成され
ている。基準周波数発生PLL回路161は、図6に示
すように、第1カウンタ161a、第2カウンタ161
b、位相比較器161c、LPF161d、電圧制御発
振器(VOC)161eなどを備えている。上記第1カ
ウンタ161aは、水晶発信器17から出力される基本
クロック信号fin(Hz)をM分周する。つまり、この第
1カウンタ161aは、基本クロック信号fin(Hz)を
モータ回転数検出回路100から出力される検出パルス
数Mで分周するものである。第2カウンタ161bは、
電圧制御発振器161eから出力されるクロック信号を
N分周する。つまり、この第2カウンタ161bは、電
圧制御発振器161eから出力されるクロック信号を規
定パルス数Nで分周するものである。位相比較器161
cは、第1カウンタ161aから出力されるクロック
と、第2カウンタ161bから出力されるクロックとの
位相を比較し、位相差に比例したパルス幅を持つ信号を
出力する。LPF161dは、位相比較器161cから
の出力される信号の高周波成分を除去する。電圧制御発
振器161eは、LPF161dから供給される信号の
電圧値に比例した周波数の2値のクロック信号fOUT
(Hz)を出力する。
【0054】この基準周波数発生PLL回路161は、
データ再生PLL回路162にデータ再生時に基準とな
る基準周波数(fOUT (Hz))を転送する回路であ
る。データ再生PLL回路162で発生されるデータ再
生クロック周波数は、基準周波数PLL回路161の基
準周波数に対して指定された範囲を超えないようになっ
ている。そして、この基準周波数発生PLL回路161
は、第1カウンタ160a及び第2カウンタ160bの
比により発生周波数が決定される。上記説明した構成に
より基準周波数発生PLL回路161の出力周波数f
OUT (Hz)は、fOUT (Hz)=(N/M)fin(H
z)となる。つまり、この基準周波数発生PLL回路1
61は、モータ回転数のずれに基づき基準周数を制御す
る基準周波数制御手段である。
【0055】続いて、図7を参照して、モータ回転数検
出回路100及び基準周波数発生PLL回路161によ
るシーク動作の流れについて説明する。まず、現在、光
学ヘッド5により再生可能なトラック位置と、次に再生
する目標のトラック位置との差が計算され(ST1)、
この計算結果に従い光学ヘッド5が移動される(ST
2)。さらに、このとき、目標のトラックを再生するに
あたり目標トラックで規定された回転数にモータ3の回
転が制御される(ST3)。上記計算はCPU30によ
り行われ、光学ヘッド5の移動制御はリニアモータ制御
回路8により行われ、モータの回転制御はモータ制御回
路4により行われる。
【0056】光学ヘッド5が目標のトラックへ移動され
る際には、トラック数がカウントされ、目標トラックに
達するとトラックオンが行われる(ST4)。但し、こ
の時点では、通常、トラック数のミスカウント等で正確
な移動は行えない。とりあえず、ST4で光学ヘッド5
の移動が完了すると、FGパルスからこの時点のモータ
回転数が検出される(ST5)。モータ回転数の検出
は、モータ回転数検出回路100により行われる。モー
タ回転数が検出されると、この検出されたモータの回転
数に従い、基準周波数発生PLL回路161から出力さ
れる基準周波数が制御され(ST6)、ヘッダHの再生
が行われる(ST7)。
【0057】このヘッダHの再生により、現在再生され
ているトラックが目標トラックか否かが判断され、目標
トラックでなければ(ST8、NO)、ST1以降の処
理により再度シーク動作が実行される。光学ヘッド5が
目標トラックに移動されると(ST8、YES)、シー
ク動作は終了する。
【0058】以上説明したように、モータ回転数検出回
路100及び基準周波数発生PLL回路161によれ
ば、FGパルスによるモータ回転数検出の度に、モータ
回転数が規定回転数からずれた分だけ基準周波数発生P
LL回路161の周波数を変更することができる。これ
により、モータ回転数が規定回転数からずれている場合
でも、データ(ヘッダH)再生を行うことができ、結果
としてシーク動作を短縮することが可能となる。
【0059】
【発明の効果】この発明によればシーク時間を短縮する
ことが可能な光ディスク装置及び光ディスク再生方法が
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る光ディスク装置
の構成を概略的に示す図。
【図2】光ディスクのフォーマットの一例を説明する
図。
【図3】各トラックごとの光ディスクの回転数に対応す
る速度データ値が記憶されるテーブルを示す図。
【図4】光ディスクのセクタフォーマットの一例を示す
図。
【図5】モータ回転数検出回路の概略構成を示す図。
【図6】PLL回路を構成する基準周波数発生PLL回
路の概略を示す図。
【図7】シーク動作を説明するフローチャート図。
【符号の説明】
1…光ディスク 2…メモリ 13…レーザ制御回路 14…変調回路 15…レーザ駆動回路 17…水晶発振器 18…データ再生回路 30…CPU 100…モータ回転数検出回路 160…PLL回路 161…基準周波数発生PLL回路 162…データ再生PLL回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スパイラル状又は同心円状のトラックを有
    し、所定のトラック長からなる複数のセクタ領域を有す
    る光ディスクを再生する光ディスク装置において、 光ディスクの所定トラックにアクセスし、この所定トラ
    ックに記録されたデータを再生する再生手段と、 光ディスクに記録されたデータを再生するときの基準と
    なる基準周波数信号を生成する基準周波数信号生成手段
    と、 光ディスクを回転させる回転手段と、 前記回転手段による光ディスクの回転速度を制御する回
    転速度制御手段と、 光ディスクの回転速度を検出する回転速度検出手段と、 前記再生手段によりアクセスされるトラックの位置及び
    前記回転速度検出手段により検出された回転速度に基づ
    き、前記基準周波数信号生成手段で生成される基準周波
    数信号を制御する基準周波数信号制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】スパイラル状又は同心円状のトラックを有
    し、所定のトラック長からなる複数のセクタ領域を有
    し、一定の密度でデータが記録された光ディスクを再生
    する光ディスク装置において、 光ディスクの所定トラックにアクセスし、この所定トラ
    ックに記録されたデータを再生する再生手段と、 光ディスクに記録されたデータを再生するときの基準と
    なる基準周波数信号を生成する基準周波数信号生成手段
    と、 光ディスクを回転させる回転手段と、 前記再生手段によりアクセスされる再生対象のトラック
    の線速度が一定となるように、前記回転手段による光デ
    ィスクの回転速度を制御する回転速度制御手段と、 光ディスクの回転速度を検出する回転速度検出手段と、 前記回転速度検出手段により検出される回転速度から判
    明する再生対象のトラックの線速度の誤差に基づき、前
    記基準周波数信号生成手段で生成される基準周波数信号
    の周波数を制御する基準周波数信号制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】スパイラル状又は同心円状のトラックを有
    し、所定のトラック長からなりトラック上における位置
    を示すアドレスデータが記録されるアドレス領域、及び
    所定のトラック長からなりユーザデータが記録されるユ
    ーザデータ領域とを含む複数の連続したセクタ領域を有
    し、一定の密度でデータが記録された光ディスクを再生
    する光ディスク装置において、 光ディスクの所定トラックにアクセスし、この所定トラ
    ックに記録されたデータを再生する再生手段と、 光ディスクに記録されたアドレス領域のアドレスデータ
    を再生するときの基準となる基準周波数信号を生成する
    基準周波数信号生成手段と、 光ディスクを回転させる回転手段と、 前記再生手段によりアクセスされる再生対象のトラック
    の線速度が一定となるように、前記回転手段による光デ
    ィスクの回転速度を制御する回転速度制御手段と、 光ディスクの回転速度を検出する回転速度検出手段と、 前記回転速度検出手段により検出される回転速度から判
    明する再生対象のトラックの線速度の誤差に基づき、前
    記基準周波数信号生成手段で生成される基準周波数信号
    の周波数を制御する基準周波数信号制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】スパイラル状又は同心円状のトラックを有
    し、所定のトラック長からなりトラック上における位置
    を示すアドレスデータが記録されるアドレス領域、及び
    所定のトラック長からなりユーザデータが記録されるユ
    ーザデータ領域とを含む複数の連続したセクタ領域を有
    し、一定の密度でデータが記録された光ディスクを再生
    する光ディスク装置において、 光ディスクに対して光ビームを照射する照射手段と、 前記照射手段を再生対象のトラックに移動する移動手段
    と、 前記照射手段から照射された光ビームの光ディスクから
    の反射光を受光し、この受光した反射光を検出した検出
    信号を出力する検出信号出力手段と、 前記検出信号出力手段により出力された検出信号を基に
    して、光ディスクに記録されているデータの再生信号を
    出力する再生信号出力手段と、 光ディスクに記録されたアドレス領域のアドレスデータ
    を再生するときの基準となる基準周波数信号を生成する
    基準周波数信号生成手段と、 光ディスクを回転させる回転手段と、 前記再生手段によりアクセスされる再生対象のトラック
    の線速度が一定となるように、前記回転手段による光デ
    ィスクの回転速度を制御する回転速度制御手段と、 光ディスクの回転速度を検出する回転速度検出手段と、 前記回転速度検出手段により検出される回転速度から判
    明する再生対象のトラックの線速度のずれに応じて、前
    記基準周波数信号生成手段で生成される基準周波数信号
    の周波数を制御する基準周波数信号制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】スパイラル状又は同心円状のトラックを有
    し、所定のトラック長からなる複数のセクタ領域を有
    し、一定の密度でデータが記録された光ディスクを再生
    する光ディスク装置において、 光ディスクに記録されたデータを再生するための光学ヘ
    ッドを再生対象のトラックにアクセスし、 光ディスクを回転させるモータを制御することにより、
    この再生対象のトラックの線速度を一定速度に制御し、 光ディスクの回転速度を検出し、 この検出される光ディスクの回転速度及び再生対象のト
    ラックの位置に基づき、光ディスクに記録されたデータ
    を再生するときの基準となる基準周波数信号を制御し、 この制御された基準周波数信号に従いデータを再生す
    る、 ことを特徴とする光ディスク再生方法。
  6. 【請求項6】スパイラル状又は同心円状のトラックを有
    し、所定のトラック長からなる複数のセクタ領域を有
    し、一定の密度でデータが記録された光ディスクを再生
    する光ディスク装置において、 光ディスクに記録されたデータを再生するための光学ヘ
    ッドを再生対象のトラックにアクセスさせ、 光ディスクを回転させるモータを制御することにより、
    この再生対象のトラックの線速度を一定速度に制御し、 光ディスクの回転速度を検出し、 この検出される光ディスクの回転速度から判明する前記
    再生対象のトラックの線速度の誤差に基づき、光ディス
    クに記録されたデータを再生するときの基準となる基準
    周波数信号の周波数を制御し、 この制御された基準周波数信号に従いデータを再生す
    る、 ことを特徴とする光ディスク再生方法。
  7. 【請求項7】スパイラル状又は同心円状のトラックを有
    し、所定のトラック長からなりトラック上における位置
    を示すアドレスデータが記録されるアドレス領域、及び
    所定のトラック長からなりユーザデータが記録されるユ
    ーザデータ領域とを含む複数の連続したセクタ領域を有
    し、一定の密度でデータが記録された光ディスクを再生
    する光ディスク装置において、 光ディスクに記録されたデータを再生するための光学ヘ
    ッドを再生対象のトラックに移動し、 光ディスクを回転させるモータを制御することにより、
    この再生対象のトラックの線速度を一定速度に制御し、 光ディスクの回転速度を検出し、 この検出される光ディスクの回転速度から判明する前記
    再生対象のトラックの線速度のずれに応じて、光ディス
    クのアドレス領域に記録されたアドレスデータを再生す
    るときの基準となる基準周波数信号の周波数を制御し、 この制御された基準周波数信号に従いアドレスデータを
    再生する、 ことを特徴とする光ディスク再生方法。
JP870497A 1997-01-21 1997-01-21 光ディスク装置及び光ディスク再生方法 Pending JPH10208364A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000032175A (ko) * 1998-11-13 2000-06-05 전주범 광 디스크 시스템에서의 트랙 탐색 방법
CN100347767C (zh) * 2004-11-12 2007-11-07 松下电器产业株式会社 光盘装置

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KR20000032175A (ko) * 1998-11-13 2000-06-05 전주범 광 디스크 시스템에서의 트랙 탐색 방법
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