JPH10181584A - ケーブルウェイ輸送設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランプ装置のクランプトルクまたはモーメ
ントの値を計測するための簡単でかつ直接的な信頼性の
あるケーブルウェイ輸送設備を提供する。 【解決手段】 連続的に作動する、特にケーブルカーま
たはチェアーリフト等の牽引搬送式ケーブルウェイ輸送
設備において、積荷をケーブル３に連結するための係合
解除可能なクランプ装置を備えたケーブルウェイ輸送設
備を提供する。各クランプ装置１は、クランプ装置１に
よるケーブル３のクランプ状態を計測するための計測手
段を有している。この計測手段は制御レバー１１がクラ
ンプ装置１の閉鎖位置に戻るときに駆動されて移動する
機械的な可動部品３４を有し、制御レバー１１が閉鎖位
置に到達したときに可動部品３４が到達する位置は制御
レバー１１の変形の程度に対応している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は２つのステーション
間にて連続的にループ状に作動する、特にケーブルカー
またはチェアーリフト等の牽引搬送式ケーブルウェイ輸
送設備に係り、とりわけ積荷をケーブルに連結するため
の係合解除可能なクランプ装置を備えたケーブルウェイ
輸送設備に関する。

【０００２】

【従来の技術】ケーブルウェイ輸送設備においては一般
に、積荷をケーブルに連結するための係合解除可能なク
ランプ装置の各々は、クランプ装置が閉鎖位置にあると
きにケーブルを把持する一対のグリップと、クランプ装
置を開閉するための制御レバーであって一方の端部が可
動グリップを形成する制御レバーと、クランプ装置の制
御レバーをクランプ装置の開放位置から閉鎖位置まで駆
動させる弾性装置とを有している。

【０００３】このような設備は従来から知られており、
例えばフランス特許第２７２４３５７号、フランス特許
第２６９７０５６号および欧州特許第５８２５２８号に
記載されている。

【０００４】本発明による設備はさらに、クランプ装置
の走行経路に沿って延びるとともにクランプ装置の通過
時に前記制御レバーと協働する制御ランプであって、ク
ランプ装置を開放させて弾性装置に荷重が加わるように
するとともにクランプ装置が制御ランプを通過したとき
には荷重を緩めてクランプ装置をケーブルのクランプ位
置に戻す制御ランプと、クランプ装置によるケーブルの
クランプ状態を計測するための計測手段とを有してい
る。

【０００５】クランプ装置によるケーブルの効率的なク
ランプは、ステーションへの到着時に開放するとともに
出発時に閉鎖する係合解除可能なクランプ装置を有す
る、特にケーブルカーまたはチェアーリフト等のケーブ
ルウェイ輸送設備を安全かつ適正に作動させるための主
要な要因の１つである。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】上述した種類の既に知
られた第１のタイプの設備は、通常のクランプ開放力よ
りも僅かに小さい反対方向の力を制御レバーに加えて弾
性クランプ力を検査するものである。この小さな力の作
用による制御レバーの移動は、クランプ装置による十分
なクランプがなされていないものとして解釈される。

【０００７】このような第１のタイプの設備はしかしな
がら、全か無かという形で作動し、かつグリップがケー
ブルに及ぼすクランプ力を直接計測するものではないと
いう欠点を有している。

【０００８】従来技術として知られている第２のタイプ
の設備は、クランプ装置により閉鎖されるケーブル模擬
ゲージであってゲージ内に組み込まれたセンサによりク
ランプ力を計測するケーブル模擬ゲージを備えている。

【０００９】この方法によればクランプ装置の摩耗状態
を示す計測を連続的に行うことができるが、このような
検査装置の実現は簡単ではない。また、計測後にケーブ
ルに及ぼされる力が必ずしもゲージによる計測値と等し
くないので、安全性についても不完全である。

【００１０】既に知られた別のタイプの設備は、クラン
プばねに作用するとともにクランプばねの力が過度に低
下している場合に移動する検査ばねを有するクランプ装
置を備えている。このような機構はクランプ装置に組み
込まれており、情報は所定のステーションに伝達されな
ければならない。

【００１１】既に知られた別のタイプの設備は、光学
式、誘導式、磁気式、赤外線式またはレーザー光線式の
近接検出器を備え、係合解除可能なクランプ装置の制御
レバーの１つ以上の基準点の位置を検出できるようにな
っている。

【００１２】係合解除可能なクランプ装置の制御レバー
のこれらの基準点の位置により、この制御レバーの変形
レベル、すなわち係合解除可能なクランプ装置がケーブ
ルに及ぼすクランプ力、トルクまたはモーメントの値を
推測することができる。

【００１３】この変形レベルは閾値と比較され、前記閾
値のうちの１つを外れた場合に設備が停止するようにな
っている。

【００１４】このような装置においては、検出器が送出
する信号は、クランプ装置の位置およびケーブルの断面
が完全に一定でかつ全てのクランプ装置が同一である場
合には制御レバーの変形の有効な指標となる。しかしな
がら実際には、こうした状態は稀であるので、第１の計
測を補正して特にクランプ装置の位置の変化についての
誤差をなくすために第２の計測を行う必要がある。

【００１５】また、このような装置においては、雪また
はグリスの存在により制御レバー上の基準点の検出が妨
げられてしまう。

【００１６】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、クランプ装置のクランプトルクまたはモー
メントの値を計測するための簡単でかつ直接的な信頼性
のあるケーブルウェイ輸送設備を提供することを目的と
する。

【００１７】

【課題を解決するための手段】本発明は、連続的に作動
する、特にケーブルカーまたはチェアーリフト等の牽引
搬送式ケーブルウェイ輸送設備において、積荷をケーブ
ルに連結するための係合解除可能なクランプ装置を備
え、各クランプ装置は、前記クランプ装置が閉鎖位置に
あるときに前記ケーブルを把持する一対のグリップと、
前記クランプ装置を開閉するための制御レバーであって
一方の端部が可動グリップとして形成された制御レバー
と、前記クランプ装置の前記制御レバーを前記クランプ
装置の開放位置から閉鎖位置まで駆動させる弾性装置と
を有し、前記設備はさらに、前記クランプ装置の走行経
路に沿って延びるとともに前記クランプ装置の通過時に
前記制御レバーと協働する制御ランプであって、前記ク
ランプ装置を開放させて前記弾性装置に荷重が加わるよ
うにするとともに前記クランプ装置が制御ランプを通過
したときには荷重を緩めて前記クランプ装置を閉鎖位置
に戻す制御ランプと、前記クランプ装置による前記ケー
ブルのクランプ状態を計測するための計測手段とを有
し、前記計測手段は前記制御レバーが前記クランプ装置
の閉鎖位置に戻るときに駆動されて移動する機械的な可
動部品を有し、前記制御レバーが前記閉鎖位置に到達し
たときに前記可動部品が到達する位置は前記制御レバー
の変形の程度に対応していることを特徴とするケーブル
ウェイ輸送設備を提供する。

【００１８】本発明のその他の目的および利点は、非限
定的な観点から例示として挙げた実施の形態についての
以下の説明を添付図面を参照して読むことによって理解
されるであろう。

【００１９】

【発明の実施の形態】添付図面において、係合解除可能
なクランプ装置１は、ケーブル３に連結される位置まで
延びる細長いクランプ装置本体２を有している。ここで
ケーブル３は、細長いクランプ装置本体２に対して少な
くとも横方向に延びている。

【００２０】クランプ装置本体２は、下方に向けられる
とともにカーまたはチェアーを支持する懸垂体５のヒン
ジ４を支持している。クランプ装置本体２では、一方の
側に一対のグリップ６，７が延在し、これらのグリップ
６，７はケーブル３をクランプするためのジョー８を形
成している。

【００２１】図示された実施の形態においては、一方の
グリップ６が固定グリップであり、他方のグリップ７が
可動グリップであり、固定グリップ６が内側に配置さ
れ、他方のグリップ７はクランプ装置の外側に向けて回
転する。これらのグリップ６，７はケーブル３を上から
つかむようになっている。

【００２２】グリップ６は固定され、他方のグリップ７
はクランプ装置本体２が支持する長さ方向ピン９に揺動
自在に取り付けられている。

【００２３】クランプ装置１の構造は図示された構造と
異なっていてもよい。

【００２４】幾つかのケーブルクランプ用のジョーは、
単一のクランプ装置本体において、このクランプ装置本
体の同一の側、またはこのクランプ装置本体の両側に配
置されていてもよい。

【００２５】ケーブル３がグリップ６，７でクランプさ
れた状態において、ピン９はケーブル３の上方で平行に
延びている。

【００２６】可動グリップ７は制御レバー１１の端部１
０に堅固に取り付けられている。

【００２７】制御レバー１１は剛性でかつ単一の部品か
らなり、所定の長さを有している。制御レバー１１は、
ケーブル３に対して略垂直な図１および図２の平面に対
応する平面Ｐと平行にピン９を中心として揺動すると
き、ケーブルとの係合および係合解除を行う。

【００２８】略横方向に延びるピン１３は可動グリップ
７とは反対側の制御レバー１１の端部１２に取り付けら
れ、レバー１１の制御カム１４すなわち可動グリップ７
を回転させる。制御カム１４は、設備の一部をなす制御
傾斜部（制御ランプ）（図示せず）と協働する。

【００２９】クランプ装置１のクランプ装置本体２は、
設備の補完的手段と協働するローラ１６、ホイールおよ
びディスク駆動トランサム（wheel and disk drive tra
nsom）１７を有している。

【００３０】ローラ１６およびトランサム１７は、設備
の一部をなす輸送レール（図示せず）上でおよびこのレ
ールに沿って、ケーブル３から係合解除されたクランプ
装置１を移動させることができる。

【００３１】制御レバー１１には、少なくとも１つの圧
縮ばねにより、または、より一般的には弾性応力要素に
より、ケーブル３のクランプ位置に向けて一定の応力が
加えられている。

【００３２】図示された実施の形態においては、互いに
傾斜した一対のばね（弾性装置）１９，１９′が平面Ｐ
の両側に対称的に配置され、カム１４が制御ランプを通
過した後に制御レバー１１がケーブル３のクランプ位置
に戻るようになっている。

【００３３】カム１４が制御ランプを通過したときに
は、レバー１１はクランプ装置１を係合解除してグリッ
プ６，７を離すよう位置決めされている。

【００３４】図示された実施の形態においては、ばね１
９，１９′またはその隣接支持体の一端はグリップ７，
８と同じ側でクランプ装置１の本体にヒンジ止めされて
いる。

【００３５】本実施の形態においては、ばね１９，１
９′またはその隣接支持体の他端２１，２１′は、制御
カム１４の近くで制御レバー１１にヒンジ止めされてい
る。

【００３６】添付図面において、制御カム１４は制御レ
バー１１を跳ね上げ、ケーブル３はばね１９，１９′の
作用によりグリップ７，８の間に把持される。

【００３７】クランプ装置１は、チェアーリフトのチェ
アーまたはケーブルカーが出発ステーションまたは到着
ステーションを通過するときに、輸送レールによって案
内される。

【００３８】以下、係合解除可能なクランプ装置１がケ
ーブル３によりクランプされる力を確認、計測および検
査するための手段について説明する。

【００３９】以下においては、レバー１１の変形という
用語は、ケーブル３をクランプしたときにばね１９，１
９′および／またはアクチュエータ等の他の装置の作用
によりレバー１１の端部１２に及ぼされる適度な大きさ
の変形に対応するレバー１１の弾性変形を説明するため
に使用する。

【００４０】クランプ装置１には、その端部２３が制御
レバー１１に領域２４にて堅固に取り付けられた剛性部
品２２が設けられている。

【００４１】図示された実施の形態においては、例えば
ボルトによる取り付けがなされた領域２４は、クランプ
装置１が通常の位置にあるときに、レバー１１の全長の
３分の１の位置でかつレバー１１の下方においてグリッ
プ６，７の近くに配置されている。

【００４２】この領域２４においては、クランプ装置１
が閉鎖してケーブル３がクランプされた状態におけるレ
バー１１の変形量は小さい。

【００４３】図示された実施の形態においては、この部
品２２は、スターラップ（stirrup）と同様の形状を有
している。

【００４４】スターラップ形状の部品２２の他方の端部
２５は制御レバー１１の上方に配置され、調節装置２６
を支持している。

【００４５】この調節装置２６はまず、Ｏリングワッシ
ャ２７を含む。

【００４６】このＯリングワッシャ２７は、スターラッ
プ形状の部品２２の端部２５に取り付けられた調節ねじ
２８と、このねじ２８すなわちＯリングワッシャ２７の
位置をスターラップ形状の部品２２に対して固定するこ
とができるナット２９と連係している。なお、調節ねじ
２８およびナット２９は制御レバー１１の変形の閾値お
よびケーブル３のクランプ力の閾値を較正する較正手段
を構成している。

【００４７】Ｏリングワッシャ２７の一部分３０は可動
部品３４のベース３３に設けられた溝３１に嵌入されて
いる。

【００４８】この部品３４は制御レバー１１のボス３６
に配置された回転ピン３５にヒンジ止めされている。

【００４９】制御レバー１１のボス３６は制御レバー１
１の上面に配置され、可動部品３４の回転ピン３５を支
持しているが、Ｏリングワッシャ２７の部分３０が嵌入
された溝３１からは離間している。

【００５０】部品２２は従って、その端部２５にて制御
レバー１１に堅固には取り付けられていない。

【００５１】制御レバー１１が係合解除可能なクランプ
装置１の閉鎖およびケーブル３のクランプに対応する位
置に戻ったときには、可動レバー１１は部品２２の固定
端部２５に近付き、可動部品３４をピン３５のまわりに
回転させる。

【００５２】図２には可動部品３４の３つの異なる位置
が示されている。

【００５３】位置Ａはケーブル３がクランプされた制御
レバー１１の通常の位置に対応している。

【００５４】ねじ２８に配置されたナット２９により、
係合解除可能なクランプ装置１のクランプ状態を計測す
るための装置を較正することができる。

【００５５】この較正は特に、クランプ位置における制
御レバー１１の弾性変形と、圧縮ばね１９，１９′およ
びこれらの圧縮ばねに対応するアクチュエータ等の他の
装置の作用による弾性変形とを考慮に入れる。

【００５６】可動部品３４の位置Ｂは制御レバー１１の
許容可能な変形に対応している。

【００５７】可動部品３４の位置Ｃは制御レバー１１の
許容できない変形、すなわち小さ過ぎる変形に対応して
いる。この変形は、ケーブル３の十分なクランプ力に対
応していない。

【００５８】部品３４の位置は種々の装置によって検査
することができる。

【００５９】この検査は特に視覚的検査であるとよい。

【００６０】この検査は積極的なものと消極的なものと
の両方を含む。言い換えると、クランプ装置１のグリッ
プ６，７がケーブル３に正しいクランプ力を及ぼしてい
ることと、正しくないクランプ力を及ぼしていることと
を検出することができる。

【００６１】図示された実施の形態においては、ジグ３
７は、可動部品３４の位置が許容可能な最小位置Ｂより
も小さいときに係合解除可能なクランプ装置１の通過を
阻止するものである。

【００６２】部品２２は、可動部品３４のピン３５のま
わりでの回転が制御レバー１１の移動および変形のみに
よって、または主として制御レバー１１の移動および変
形によってもたらされるようにするのに十分な剛性を備
えていなければならない。

【００６３】本発明は好ましくは、係合解除可能なチェ
アーリフトまたはケーブルカーのクランプ装置に適用さ
れる。

【００６４】しかしながら本発明は、他の種類のクラン
プ装置、特にケーブルに固定的に連結されるクランプ装
置または荷重の作用により閉鎖するクランプ装置や、複
鋼設備（bicable installations ）にも適用できること
はもちろんである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施の形態に係るクランプ装置によ
るケーブルのクランプ状態を検査するための手段を示す
図。

【図２】図１に示すクランプ装置の一部詳細図。

【図３】図１および図２に示すクランプ装置の一部斜視
図。

【符号の説明】

１ クランプ装置 ２ クランプ装置本体 ３ ケーブル ４ ヒンジ ６，７ グリップ ８ ジョー １１ 制御レバー １４ 制御カム １６ ローラ １９，１９′ ばね ２８ ねじ ２９ ナット ３４ 可動部品 ３５ ピン ３７ ジグ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】連続的に作動する、特にケーブルカーまた
   はチェアーリフト等の牽引搬送式ケーブルウェイ輸送設
   備において、 積荷をケーブル（３）に連結するための係合解除可能な
   クランプ装置を備え、各クランプ装置（１）は、 前記クランプ装置（１）が閉鎖位置にあるときに前記ケ
   ーブル（３）を把持する一対のグリップ（６，７）と、 前記クランプ装置（１）を開閉するための制御レバー
   （１１）であって一方の端部（１０）が可動グリップ
   （７）として形成された制御レバー（１１）と、 前記クランプ装置（１）の前記制御レバー（１１）を前
   記クランプ装置（１）の開放位置から閉鎖位置まで駆動
   させる弾性装置（１９，１９′）とを有し、 前記設備はさらに、 前記クランプ装置（１）の走行経路に沿って延びるとと
   もに前記クランプ装置（１）の通過時に前記制御レバー
   （１１）と協働する制御ランプであって、前記クランプ
   装置（１）を開放させて前記弾性装置（１９，１９′）
   に荷重が加わるようにするとともに前記クランプ装置
   （１）が制御ランプを通過したときには荷重を緩めて前
   記クランプ装置（１）を閉鎖位置に戻す制御ランプと、 前記クランプ装置（１）による前記ケーブル（３）のク
   ランプ状態を計測するための計測手段とを有し、 前記計測手段は前記制御レバー（１１）が前記クランプ
   装置（１）の閉鎖位置に戻るときに駆動されて移動する
   機械的な可動部品（３４）を有し、前記制御レバー（１
   １）が前記閉鎖位置に到達したときに前記可動部品（３
   ４）が到達する位置は前記制御レバー（１１）の変形の
   程度に対応していることを特徴とするケーブルウェイ輸
   送設備。
2. 【請求項２】前記可動部品（３４）はその端部（３３）
   が前記制御レバー（１１）によって支持されたピン（３
   ５）のまわりに回転自在となっていることを特徴とする
   請求項１記載のケーブルウェイ輸送設備。
3. 【請求項３】前記可動部品（３４）の位置が前記制御レ
   バー（１１）の変形の閾値およびケーブル（３）のクラ
   ンプ力の閾値に対応する最小位置よりも下方にあるとき
   に前記クランプ装置（１）の通過を阻止することができ
   る手段（３７）をさらに有し、前記閾値は較正手段（２
   ８，２９）によってあらかじめ設定されていることを特
   徴とする請求項１または２記載のケーブルウェイ輸送設
   備。
4. 【請求項４】前記較正手段（２８，２９）は他方の端部
   （２３）が前記制御レバー（１１）に堅固に取り付けら
   れた部品（２２）の自由な端部（２５）で支持されてい
   ることを特徴とする請求項３記載のケーブルウェイ輸送
   設備。
5. 【請求項５】クランプ状態を計測するための前記計測手
   段は前記可動グリップ（７）とは反対側の前記制御レバ
   ー（１１）の端部（１２）の近くにある前記制御レバー
   （１１）の変形量の大きい領域に配置されていることを
   特徴とする請求項１乃至４のいずれか記載のケーブルウ
   ェイ輸送設備。
6. 【請求項６】前記部品（２２）はその端部（２３）が前
   記可動グリップ（７）に近い前記制御レバー（１１）の
   変形量の小さい領域に堅固に取り付けられていることを
   特徴とする請求項４または５記載のケーブルウェイ輸送
   設備。