JPH10165309A - コーヒー,茶等の濾過器 - Google Patents

コーヒー,茶等の濾過器

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JPH10165309A
JPH10165309A JP8344458A JP34445896A JPH10165309A JP H10165309 A JPH10165309 A JP H10165309A JP 8344458 A JP8344458 A JP 8344458A JP 34445896 A JP34445896 A JP 34445896A JP H10165309 A JPH10165309 A JP H10165309A
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JP
Japan
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bag body
filter
coffee
reinforcing plate
tea
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JP8344458A
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English (en)
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Joji Kataoka
丈治 片岡
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Kataoka Bussan KK
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Kataoka Bussan KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コーヒー粉末等の被抽出材料を収めたフィル
ター製の袋を容器の中にしっかり保持し、直接注ぎ込む
湯によって抽出した液を容器に溜める。 【解決手段】 前面部4と後面部5とで扁平に形成する
フィルター製の袋本体1の中にコーヒー粉末7等の被抽
出材料を封入する一方、前記前面部4と後面部5のそれ
ぞれに上縁部に沿って補強板2,2を接面状に止着し、
また該前後両面部4,5には一端の取付片11を前記袋
本体1の左右側縁部に沿って止着し、他端の係止片10
を向かい合わせにする一対の係止腕3,3を備えて備え
なるもので、使用に際しては前記袋本体の上縁部に沿っ
て切断し開封したのち前記係止片10,10を引き起こ
して容器20の開口縁部20aに係止し、開口部21か
ら湯を注ぐようにした濾過器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒー、紅茶、
緑茶、或いは香辛料、調味料等の被抽出材料からコーヒ
ー液、茶等の成分を抽出するためのフィルター素材によ
って形成される濾過器に関する。
【0002】
【従来の技術】コーヒーや茶から成分を抽出する方法と
して湯に浸漬したり、熱湯を注いだりすることが広く行
われている。コーヒーや茶の成分の抽出にはそれぞれの
性質に合った抽出法があり、例えばコーヒーにおいては
簡便であって風味を引き出せる方法として湯をコーヒー
粉末に注いで濾過し、コーヒー液を抽出するドリップ式
が広く知られ、また紅茶,緑茶においては最も一般的に
はポット或いは急須に満たす湯に浸して抽出する方法
が、そして簡便な方法としてティーバッグ方式が知られ
ている。
【0003】ティーバッグ方式は、周知の通りフィルタ
ー製の袋内部に紅茶,緑茶等を封入し、袋ごと湯に浸漬
して茶成分を抽出するもので、作業が簡便であると共に
予め茶が袋に収納されていることから保管に、また抽出
時の取扱いに便利であり、使用後の始末にも有利なもの
になっている。この様にティーバッグ方式は紅茶,緑茶
の抽出手段として有利なものとなっているが、コーヒー
の抽出手段としてはドリップ式を超えることができず普
及していないのが現状である。
【0004】ティーバッグの様な袋詰め方式がコーヒー
の成分抽出手段として普及しない一つの原因は浸漬加減
がむつかしいこと、浸漬中に風味が損なわれることにあ
ると言える。しかし、ティーバッグ方式における保管,
取扱いの簡便さはこの種のものにおいて極めて大きな利
点である。
【0005】この様なことからティーバッグにおけるフ
ィルター製の袋にコーヒー粉末を収めて、袋の上縁部に
設ける支持片をコーヒーカップ等の容器の縁に掛け止め
袋本体部分を容器内に吊り下り状に支持して袋上部の開
口部から湯を注ぎコーヒー粉末に通して濾過するコーヒ
ー用バッグ、或いはコーヒー用フィルターが提案されて
いる。例えば、実開昭52ー71989号公開公報、同
63ー3335号公開公報に記載されるコーヒー用フィ
ルター、コーヒーバッグ、或いは実用新案登録第250
5959号公報に記載の抽出バッグや実公昭50ー39
822号公報に記載のティーバッグがその一例である。
【0006】これらの従来例は濾紙等フィルター製の袋
の中にコーヒー粉末等を収めて掛止部、把手部或いは係
止部、支持片と称される支持手段を介してコーヒーカッ
プ等の容器の縁に掛け止め、セットすることで共通し、
更に袋の開口部から湯を注ぎ込みコーヒー液等の成分を
直接容器に受けることで共通している。そして、これら
のものの一部は袋の中にコーヒー粉末等の被抽出材料を
収め、開口部を密封して保管,持ち運び等管理に便利な
ようにした所謂ティーバッグ形態にしたものとなってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これら従来のティーバ
ッグ形式のフィルター、濾過器は前述した様に保管,管
理に都合がよく、取扱いが簡便であり、コスト的にも低
く抑えることができ、使い捨てのコーヒーフィルター等
抽出用濾過器として都合のよい諸条件が揃っているが、
難点はコーヒーカップ等容器にセットしたとき安定的に
セットできないこと、そして湯を注ぎ込む開口部が充分
な広さに開口保持できず注ぎ込む湯の圧力を受けて容器
内に外れ落ちたり転倒する等の危険があったことであ
る。
【0008】本発明はこの様な点に鑑み上記従来のティ
ーバッグ式のフィルター,濾過器における欠陥を改善す
べく研究開発されたもので、その目的とするところは前
記従来のティーバッグにおける手軽さを損なうことなく
使用時にはコーヒーカップ等の容器の縁に安定的に掛け
止め、且つ迅速にセットできるようにしたコーヒー、茶
等の抽出用の濾過器を提供することにある。
【0009】また、本発明はコーヒー粉末,茶葉、或い
は香辛料,調味料等の被抽出材料をフィルター製袋の中
に予め収めると共に、開封可能な開口部を閉じた状態に
保って保管,持ち運びに便利にする一方、使用に際して
は該密封する開口部を容易に開封可能にすると同時に、
容器にセットする際には上記開口部を広く開放した状態
に保持して湯の注ぎ込みを容易に、且つ安全に行えるよ
うにした改善されたコーヒー,茶等の抽出用の濾過器を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述目的を達成
するため、前面部と後面部を相対向させて扁平状をなす
袋本体をフィルターを素材にして形成し、この袋本体内
にコーヒー粉末,茶葉等の被抽出材料を閉じ込み封入
し、その一方前記前面部と後面部のそれぞれには上部に
補強板を略全幅に亘って接面状に止着すると共に、一端
に設ける取付片を前記袋本体の側縁部に沿って止着し、
他端の係止片を互いに向い合せにする左右対をなす係止
腕をそれぞれ備えて、使用時には前記袋本体の上縁部を
横方向に切断して開封すると共に、前記前面部及び後面
部に備える係止腕の各係止片を前記取付片を基点に引起
して外に向けて開き、これをコーヒーカップ等の容器の
縁に掛け止めて該容器の開口部内に吊り下り状にセット
し、且つ前記袋本体の開口部を開放状態に保持できるよ
うにしたコーヒー,茶葉等の抽出用の濾過器を提供せん
とするものである。
【0011】本発明の濾過器はフィルターによって袋本
体を形成し、この袋本体内にコーヒー粉末等の被抽出材
料を予め封入密封しておくこと、そして使用時には袋本
体の上部を切断して開封し、形成する開口部から直接湯
を注ぎ込むことによって袋本体を前記被抽出材料の濾過
器とするところに特徴がある。
【0012】また、本発明は上記袋本体の前面部と後面
部の上部に幅方向に沿って接面状に止着する補強板によ
ってフィルター素材の柔軟性を補強し剛性を付与し、使
用時において袋本体の前記開口部を開口した状態に維持
すること、更にはこの開口部の形状保持と共に袋本体を
前記係止腕を介して容器の開口部縁に吊設状にセットし
たとき、湯の注ぎ込みに抗して容器の中で袋の開口形態
を維持することができるようにしたことに特徴がある。
【0013】本発明の前記補強板は厚紙,プラスチック
シート等所要の剛性と弾性を有する素材によって形成す
るのが適当であり、この補強板は予め扁平に形成する袋
本体の対面する前面部と後面部のそれぞれ上部に位置を
揃えて止着することになる。この補強板は好ましくは帯
板状に形成して前記前面部と後面部の略全幅に亘って各
接面状に止着し、その各両端を袋本体の左右の側縁部に
おいて揃えるとよい。
【0014】前記袋本体を扁平な袋に形成する理由の一
つは、成形の容易さに加え気密性の高い包装用袋に収
め、保管するのに有利であることにあるが、使用時にあ
たって開封した後開口部を開放するとき前記補強板を利
用して簡単に広く開口した状態にすることができ、且つ
この開口した姿勢を維持させられることにある。即ち、
前述したように補強板は袋本体の前面部と後面部に接面
状に止着し、その両端部を袋本体の左右の側縁部におい
て揃えられることから、袋本体の上部を切断し開封した
のち、補強板の両端部を指で接近方向、つまり内側に向
けて寄り合うように押圧すると、前後の補強板が左右か
ら圧縮されて逃げ場を失うことになり、これに伴ってそ
れぞれ離反方向、つまり前後方向に撓み自動的に前記開
口部を開放させることになるからである。
【0015】この開口部の開放状態は袋本体とコーヒー
カップ等の容器に収めることによって容器の開口部で維
持されることになり、また更にはこの補強板と同様袋本
体の前面部と後面部にそれぞれ設けられる係止腕の容器
への掛け止めによって維持されることになる。
【0016】係止腕は前記補強板の止着位置の近傍若し
くはその下方に置かれ、一端の取付片を前面部と後面部
の各側縁部、つまり袋本体の左右の側端部に沿って止め
付け、他端の係止片を左右方向から内向きに突き出し状
に取付けられる。この係止腕は袋本体のセット時には上
記それぞれの係止片を取付片を基点にして外に引き起こ
すようにして開き、その各下縁部をカップ等の容器の開
口部縁に掛け止め支持するものとなる。従って、この係
止腕はセットに際し、引き起こされるのに伴って前面部
と後面部の接面状に揃う左右の両側端部を外に向けて引
き出し、前記補強板によって開放した袋本体の開口部の
開放を更に助けることになり、袋本体の開放形態を維持
することになる。
【0017】尚、前記袋本体の左右側縁部は、前面部と
後面部の両側端部を合わせて横断面の平面形状がV字形
に形成される場合の外、前後両面部の側端縁同志を重ね
合わせて接面状接合し、袋本体の両側縁部に沿って剛性
をもたせた接着代を形成するようにしてもよい。
【0018】係止腕は、袋本体を形成する前面部と後面
部のそれぞれの左右側縁部に向い合せにして1個づつ、
合計4個設けられる。この係止腕は板片状に形成して一
端に取付片を、他端に係止片を設けており、取付片を袋
本体の側縁部に沿って止め付けることによって他端の各
係止片をそれぞれの面部の表面に添わせ、互いに相手方
向に突き出すように設けられる。そして使用に際しては
取付片を基点にして係止片を引き起こすことになる。そ
して、実際の作業においてはこの係止片をそれぞれの取
付片に重なるまで折り曲げて前後の面の係止片を袋本体
の側縁部の外で前後方向から重なり合わせにして指で摘
めるようにされる。
【0019】この2つの係止片の重なり合せは、容器に
対するセットの準備作業となるもので、袋本体の左右に
おいて重なった係止片を左右の指で摘み、そのまま内側
に突き合わせるように寄せると、前記補強板が圧縮され
て袋本体の開口部が自動的に開放することになる。この
状態で上記係止片を容器の縁に掛け、次に重なり合った
前後の係止片の摘みを解放すると、素材の復元力で袋本
体の各側縁部を中心にして略放射方向に突き出た状態ま
で戻り、そのまま容器の縁に掛け止まることになる。
【0020】本発明における前記係止腕は、個々独立に
形成して袋本体に取付けるようにしても、また前記補強
板と一体に形成して補強板の止着作業と同時に袋本体に
取付けるようにしてもよい。後者の一体的に形成する場
合には予め補強板を広幅な帯状に形成してその下縁部の
中央部から上縁に向けて切込みを入れ、幅の途中まで切
込んだ上端部分から更に左右横方向に切込みを入れるこ
とによって左右対称状に舌片状をなす係止片を設けるこ
とができ、同時に切残しによってこの両係止片の端に取
付片を各形成することがてき、一体的な成形が可能とな
る。
【0021】本発明の濾過器はコーヒーカップ等容器に
セットする際、安定した状態で装着できるように前記係
止腕の各係止片には容器の開口部縁を受け入れ保持させ
る係止切込み部が設けられる。この切込み部は容器の縁
を充分保持することができるように深さが選択されると
共に、大きさの異なる容器に対応できるように係止片の
下縁部から複数個切込み並設することがある。
【0022】また本発明の濾過器は、使用に際して袋本
体の上部に開口部を設けるため、前面部と後面部の上部
に開封用の切断部を設け、更にこの切断部に指による引
き千切りを可能にする切断線が形成される。
【0023】切断線はミシン目等前後両面部の強度を弱
め、指先による引き裂きによって容易に破断できるもの
であればよく、従って予め他の部分より肉薄にしてもよ
い。この切断線は前記切断部に横断する如く形成される
が、好ましくは切断部の下方に止着される補強板の上縁
に沿って直線的に形成するとよい。この場合、補強板は
切断の誘導体となって切り口を誘導すると共に切り口が
袋本体の下方に伸展するのを防止することになる。
【0024】また、上記切断線は一本であってもよい
が、複数本並行に形成してもよい。袋本体の開封は指に
よる引き裂で行う場合に限られず、鋏やナイフ等で切断
してもよいが、指による開封は取扱いの上で便利であ
り、前記切断線はこの指先での開封の助けとなる。上記
複数の切断線を並設することは更に切断開封を容易にす
るものであり、この場合並設する第2の切断線は基本と
なる切断線に併せて前,後面部の全幅に亘って形成して
もよく、また側端部分にだけ並設するようにしてもよ
い。要は指先による引き裂きの場合切り口を形成するこ
とが肝心な点で、一旦切断が開始されると切り口が合流
し容易に引き裂けるからである。
【0025】本発明は上述した手段を主たる内容とした
コーヒー,茶等の濾過器に関するもので、これを更に明
確なものとするため以下に実施例に従って詳述し、併せ
てその他の特徴につき説明することにする。
【0026】
【発明の実施の形態】
【実施例1】図面の図1から図5は本発明に係る抽出用
の濾過器の第1の実施例を示したもので、図1は袋本体
と補強板及び係止腕の関係を説明する分解斜視図であ
り、図2は本発明抽出濾過器の斜視図、図3は袋本体の
上部を切断して開封し、開口部を形成すると共に係止腕
の係止片を引き起こした状態を示す斜視図である。図面
における符号1は袋本体であり、2は補強板、3は補強
板の形成に併せて一体的に形成した係止腕である。
【0027】袋本体1は、ここでは縦長長方形の濾紙等
フィルター素材を二つ折りにして前後に重ね合わせ前面
部4と後面部5とする一方、この両面部4,5の側縁部
同志を所要の幅宛重ね合せにして接合し接着代6,6と
し、上方を開放した扁平な袋に形成してある。図1の袋
本体1はこれによって形成された袋であって、袋に形成
したのち上方の開放部分からコーヒー粉末,茶葉等成分
を抽出する被抽出材料7を適当量投入し、これを密閉し
て封入することになる。
【0028】補強板2は重ね合せになる前面部4と後面
部5の横幅に合せた横長の帯板状に形成してあり、厚紙
やプラスチックシート等所要の剛性と弾性を備えた耐水
性の素材によって形成される。この実施例ではこの補強
板に係止腕3を一体に形成する場合について示してあ
る。
【0029】補強板2は係止腕3を設けるためこの実施
例ではやゝ上下の幅を大きくした横長長方形状に形成し
てあり、その下縁中央部から並行して2条の縦の切込み
8,8を高さの途中まで設け、更にこの切込み8,8の
各上端から左右横方向に横の切込み9,9を設けて舌片
状の対をなす係止片10,10を切り起し、且つ上記横
の切込み9,9を側縁に至らないところで止めることで
取付片11,11をそれぞれ設けるようにしてある。
【0030】この補強板2と一体に形成される係止腕3
は上述の様に係止片10,10を内に向けて一対宛向い
合せに設けるが、この係止片10,10の間に前記2条
の縦の切込み8,8を設けることによって補強板2に接
続する縦の補強片12を設けている。そして、この係止
腕3,3の形成に合せて各係止片10,10の各下縁部
には上方に向けて切込みを入れて係止切込み部13,1
3を設けるようにしてある。
【0031】係止腕3,3を有した補強板2は前記扁平
な袋に形成される袋本体1の前後の面部4,5に添わせ
接着剤乃至ヒートシール等によって接面状に止着され
る。この実施例では前後両面部4,5の上縁、つまり袋
本体1の上縁14から間隔をおき、横向きに揃えて係止
片10,10を除く補強板2を一体に止着し、併せて補
強片12を同じく止着し、更に係止腕3,3の各取付片
11,11を袋本体1の接着代6,6に重ねて接合し取
付けるようにしてある。
【0032】前面部4と後面部5に止着される補強板2
は止着された状態で位置を揃えることになり、その各上
方に開封用切断部15を設けることになる。そしてこの
切断部15には指先による開封を容易にするミシン目に
よる切断線16が全幅に亘って直線状に形成される。
【0033】切断線16は切断部15のいずれの位置で
もよいが、ここでは前記補強板2の上縁に沿って形成
し、引き裂き易さを確保すると共に、袋本体の側縁部に
は上記切断線16に並行させて第2の切断線17を形成
し、端部における切り口を複数点確保し、開封作業が容
易に行えるようにしてある。
【0034】補強板2は袋本体1を扁平な袋に形成した
のち前後両面部4,5の所定位置に止着してもよく、ま
た前後の面を展開して予め前面部となり、また後面部と
なる平面状のフィルターの所定の位置に止着してその後
単位袋宛にフィルターを切断し、更にこれを袋に形成す
るようにして袋本体の成形と共に予め止着するようにし
てもよい。これらの手順は製造性を考慮して任意選択す
ることができる。
【0035】本発明の濾過器は補強板2を袋本体1の所
定位置に取付けるのに併せて、所要量の被抽出材料、即
ちコーヒー粉末7を投入し、密封することによって完成
される。コーヒー粉末の封入は袋本体1の成形手順によ
ってまちまちとなるが、この実施例の様に上縁部を開放
し、開口部18を形成する場合にはここをコーヒー粉末
の投入口とし、投入完了後接着して密閉することにな
る。
【0036】図2は袋本体1の内部にコーヒー粉末を封
入し完成された本発明濾過器を示しており、この濾過器
は封入する被抽出材料がコーヒー粉末や茶葉等風味や鮮
度が求められるものの場合にはアルミ蒸着フィルム等の
気密性フィルムによる包装用袋に封入し保管されること
になる。
【0037】図3乃至図5は本発明濾過器の使用を説明
するもので、コーヒー粉末を封入したものの場合上述し
た包装用袋から取り出し、袋本体1の上部を切断線16
に沿って切離し、開封することになる。この切離しは上
縁部15の側縁部、つまり接着代6の部分と補強板2の
端部を摘み引き裂くことによって容易に行うことができ
る。このとき切断線16,17のいずれかが切り口とな
って切断が開始されるが、第2の切断線17から始まっ
た場合、切り進みに伴って一方の切断線16に合流し、
そのまゝ切り離されることになる。
【0038】上記切断に当たって袋本体上部は柔軟なフ
ィルター素材にかゝるため、切断線16に追従しない向
きもあるが、補強板2を摘んで引き裂くとこの縁部に誘
導され、切断線に沿って容易に且つ直線的に切断するこ
とができる。
【0039】図3は、この様にして上部を切離し袋本体
1を開封した状態を示したもので、この開封後前面部4
と後面部5の各補強板2に一体に設ける係止腕3の係止
片10を端部の取付片11を基点にして引起し、それぞ
れ外方に起立させる。
【0040】前記係止片10と取付片11との境界部分
には折曲線19を設けて引き起こしを容易にしてもよ
く、引き起こした各係止片10はこの境界部分を折り目
にして180度開き、前後の係止片10,10同志を接
着代6の外側において重ね合せ、折り目の仕付けを行
う。
【0041】図4は、上述の作業によって準備した濾過
器をコーヒーカップ等の容器20にセットする場合を説
明したもので、前記前後の係止片10,10をそれぞれ
袋本体1の左右において重ね合せにしたのち、この重な
った係止片をそれぞれ指先で摘み、袋本体1を吊り下り
状態に保持し、そのまゝ容器20の開口部上方に持ち込
み、次に両側の上記係止片を左右の指を寄せて接近さ
せ、前記袋本体の切断した開口部21を開放させる。
【0042】図4に矢符を以て示すように重ね合せにし
た係止片10,10を左右方向から内側に向けて押し付
けると、最初に扁平な状態にある袋本体が押し潰し状態
となるが、この圧力は自動的に補強板2に伝わり、この
補強板を両端部から圧縮することになり、前後外側にし
か逃げ場のない両補強板2,2はそれぞれ揃えられた端
部を基点にしてV字形に開きながら長さの中央部を前方
と後方に撓ませて前記切離しによって形成された袋本体
の開口部21を開放することになる。
【0043】尚、上記補強板2,2を開放させるに当た
って撓ませた状態を保たせるため、この補強板の幅方向
の途中に折曲げ線となるミシン目22、或いは線状の肉
薄部を1乃至複数本縦に形成し、前記左右からの押し込
みによって補強板が撓んだときこれを契機に折り曲げ線
を基準に屈曲させ、仕付けて扁平に戻るのを阻止するよ
うにするとよい。
【0044】次に、この左右の係止片10,10による
圧縮状態を維持しながら袋本体1を容器20に落し入
れ、各係止片10,10を容器の縁20aに掛けながら
係止切込み部13,13にこの縁を受け入れ、指を離す
と、各係止片10は上記切込み部13を容器の縁20a
に案内させながら復元力によって開き、袋本体の左右の
側縁部をそれぞれ二又状に開く該係止片10,10によ
って前後2点で支持することになる。
【0045】図5は、前記係止片によって袋本体1を容
器20の開口部縁20aに支持し、セットを完了した状
態を示したものである。袋本体1の開口部21は左右の
係止片10,10が前後の補強板2,2を押圧した状態
に保ち、また容器20の開口部縁20aが袋本体の両側
縁部の戻りを抑制することから広い開放状態を維持する
ことになる。そして、4方向に張り出した係止片がこの
袋本体を支えることになるため安定した状態で、しかも
容器の開口部内の中央部に袋本体1とその開放した開口
部21を支持することになる。
【0046】本発明濾過器は、この様に容器20にセッ
トしたのち、開口部21に湯を注ぎ込みコーヒー粉末7
を通してコーヒー液を抽出することになるが、この際、
前後の補強板2,2は開口部21の開放を保つとともに
袋本体1の全体を開放した姿勢に保って湯がコーヒー粉
末7に満遍無く注がれるのを助けることになる。そし
て、この補強板2,2と共同して補強片12が袋本体1
の姿勢を保ち、更に接着代6の剛性と、これに沿って止
着した取付片11,11が骨格として働きフィルター製
の袋本体1を円筒形に、そして起立した状態に支えるこ
とになる。
【0047】この濾過器のセットにおいて、係止腕3の
各取付片11は二重に接合することによって剛性を高め
る接着代6と共同して開口する袋本体1を容器20の開
口部の中で起立した状態に保持し、且つ各係止片10と
共同してこの実施例では図示するように袋本体1を容器
の開口部縁20aの高さより上方に支え袋本体の底部2
3を容器の底部から浮かせることになる。
【0048】被抽出材料によって本発明濾過器は容器に
対する袋本体1の支持形態を違えることになる。例えば
コーヒー粉末である場合には一旦抽出したコーヒー液に
このコーヒー粉末が浸漬することは好ましくない。
【0049】そこで、本発明ではこの様な点に鑑み、袋
本体1の支持を係止腕3の取付位置で調節するようにし
ている。つまり、高く支持する場合には係止腕3を補強
板2の取付位置か、若しくはこの位置より下方に設ける
ようにして袋本体の支持位置を高くするか、若しくは係
止片10の上下方向の幅を大きくして係止切込み部13
の容器開口部縁20aとの係止位置を低い所に設定し
て、これによって袋本体を高く支持し、容器の底部から
離して濾過した抽出液、即ちコーヒー液との接触が少な
くするようにし、又低く支持する場合にはその逆に設定
すればよいものとなっている。
【0050】尚ここでは、本発明の濾過器は係止片10
の位置によって袋本体1を容器20に対して高く支持
し、これによってドリッパーに近い状態でコーヒーを濾
過することができるようにしてある。
【0051】
【実施例2】図6は、袋本体1の容器20に対する支持
位置を高くするため帯状の補強板2と係止腕3を別体に
形成し、係止腕を補強板から離して下方に設けた第2の
実施例である。この実施例における補強板2は、前面部
4と後面部5において共に全幅に亘る長さに形成してそ
の全長に亘って前面部と後面部にそれぞれ止着し、両端
部をそれぞれ接着代6に重ね合せ、しっかり止め付ける
ようにしてある。
【0052】同様に、係止腕3の取付片11も接着代6
に沿って重ね合せにしてこの接着代6を介して前記補強
板2に連続させ、剛性帯が形成されるようにしてある。
この実施例における濾過器は、その他において前記第1
の実施例と全く同一に形成し、袋本体1の内部にはコー
ヒー粉末7を封入し、使用時には切断線16に沿って切
離し開口部21を形成すると共に、係止片10を介して
容器20の開口部縁20aに掛け止め、吊設状に支持し
てセットすることになる。
【0053】
【実施例3】また図7は、係止腕3を補強板2の更に下
方に取付け、より高く袋本体1を支持できるようにした
第3の実施例である。この実施例におけるその他の特徴
は補強板2を短くして両端部が袋本体1の接着代6に重
ならないようにしたことと、係止腕3の取付片11を接
着代6から離して前面部4と後面部5に直接止め付ける
ようにしたことにある。
【0054】袋本体1の両端部に設けられる接着代6を
外して補強板2と係止腕3を止着した当該実施例は、こ
れら両者が上記両端部と無関係であることを説明するた
めのものではなく、離れる場合でも近接した関係にあっ
て相互に影響する関係に置かれることを説明するための
ものである。従って、この実施例の場合好ましくは袋本
体1の両側縁部に接着代6の如く剛性帯が形成されるこ
とが求められる。つまり、この剛性部分を介して補強板
2と係止腕3相互が影響し合うことが望まれるのであ
る。
【0055】以上、本発明に係る濾過器について図示す
る実施例に基づき説明したが、袋本体1について更に説
明すれば、前後の面部4,5は矩形でなくともよく、水
切りの関係から底部23を倒台形状に形成してもよく、
またこの底部23に折り込みの襠を形成し、濾過する際
底部を拡張できるようにしてもよい。
【0056】更に、袋本体1の開封に当たって切断を容
易にするための袋本体の上縁部15に補強板2に並行さ
せて厚紙を止着し、補強板とこの厚紙を摘んで引き裂く
ようにしてもよい。
【0057】また、係止腕3の係止片10に係止切込み
部13を1個設けたが、2個或いは3個というように複
数個並設し、容器20の大きさに合せて係止位置を変え
られるようにしてもよい。またこの係止片10について
は前述したように補強板2の取付位置から下に離すこと
によって袋本体1の支持位置を高くする例につき説明し
たが、上下方向の幅を大きくすることによって同じく支
持位置を変更することができる。
【0058】尚、上記係止腕3に関し、実施例では補強
板2と一体に形成する場合と、別体に形成する場合につ
き説明したが、一体の場合には成形が容易であると共に
袋本体に対する止着が容易となり、更に両者が連続する
ことから相互に連動し、特に袋本体の開口部21を開放
するとき有利に作用することになる。
【0059】
【発明の効果】以上、本発明を実施例の説明を通して明
らかにしたように、本発明濾過器は袋本体1がフィルタ
ー素材で成形されるにもかかわらず、これを容器20に
対して吊設状に支持しドリッパーと同様にして使用する
ことができると共に、フィルターには予めコーヒー粉末
7等被抽出材料を封入しておくことができるため取扱い
が極めて便利である。
【0060】また、本発明濾過器は保管時密封されたフ
ィルター製の袋本体1を補強板2の作用により、また切
断線16の働きによって指先で簡単に引き裂き開封する
ことができると同時に、この開口部21を直線的に美麗
に切断することができるため湯の注ぎ込みに際して漏ら
したり、零したりすることなく安全に且つ迅速に作業で
きる利点がある。
【0061】また更に、本発明濾過器は補強板2と係止
片10によって袋本体1の開口部21を開放した状態に
保って容器20にセットすることができると共に、この
容器の開口部の中央に袋本体1とその開口部21を支持
することができるため湯の注ぎ込み作業が安全に行え、
また容器の開口部縁20aとの空隙を通して濾過液の溜
まり具合を容易に確認できる利点がある。
【0062】また、特に本発明濾過器によれば袋本体の
前後両面部4,5に止着する補強板2,2によって柔軟
なフィルター製の袋が一定の形状に保持されるのに加え
てこの袋本体1の左右側縁部に各前後一対宛の係止片1
0,10が備えられて各2点で支持され、袋本体が容器
20に対して計4点で支持される構造としたことから容
器に対する装着状態を安定させることができ湯の注ぎ込
みの途中での形状崩れや脱落等の問題を有効に回避する
ことができる。
【0063】また一方、係止片10は外に開き摘みとし
て使用することができ、また補強板2,2を圧縮して撓
め、袋本体の開口部21を開放するのに使用することが
でき、更にはそのまゝ容器に対するセットに持ち込むこ
とができることから便利に使用できる利点がある。
【0064】勿論、本発明濾過器はフィルター製の袋本
体1を主体とし、例えば厚紙製の補強板2と係止腕3を
止着することで容易に製造することができ、また量産に
も適することから製造性に優れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルター製の袋本体と補強板並びに係止腕と
の関係を説明する分解斜視図。
【図2】本発明濾過器の斜視図。
【図3】袋本体の上部を切離して開封すると共に係止片
を引起し、外に開いた状態を示す斜視図。
【図4】開封した袋本体を容器の開口部上に持ち込み、
袋本体の左右の側縁部の外側で重ね合せにした前後の係
止片を指で摘み、これを内側に押し付けて補強板を撓ま
せ袋本体の開口部を開放した状態を説明する平面図。
【図5】濾過器を容器にセットした状態を示す斜視図。
【図6】第2の実施例における本発明濾過器の斜視図。
【図7】第3の実施例における本発明濾過器の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 袋本体 2 補強板 3 係止腕 4 袋本体の前面部 5 袋本体の後面部 6 袋本体の側縁部に設けられる接着代 8 係止片を形成する縦の切込み 9 係止片を形成する横の切込み 10 係止腕の係止片 11 係止腕の取付片 12 補強片 13 係止切込み部 15 袋本体上部の切断部 16 切断線 17 第2の切断線 18 袋本体の開口部 20 容器 20a 容器の開口部縁 22 補強板に設ける折り曲線

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面部と後面部を対面させ扁平状の袋に
    形成するフィルター製の袋本体の内部にコーヒー粉末,
    茶葉等の被抽出材料を密閉封入する一方、該袋本体の前
    記前面部と後面部の上部には所要剛性を有する補強板を
    略全幅に亘って接面状に止着し、また前記前面部と後面
    部には一端の取付片を前記袋本体の一方の側縁部に沿っ
    て止着し、他端の係止片をそれぞれ他方の側縁部に向け
    て突き出す如く左右向い合せに設け、使用時には前記袋
    本体の上縁部を開封し開口させると共に、前記係止腕の
    係止片を引起して容器の開口部縁に掛け止め前記袋本体
    を容器の開口部内に吊設状にセットできるようにしてな
    ることを特徴としたコーヒー,茶等の濾過器。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前面部と後面
    部のそれぞれに向かい合わせに設けられる係止腕は補強
    板の止着位置を含む該補強板の下方に位置するように設
    けられることを特徴としたコーヒー,茶等の濾過器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の記載において、補強板
    及び係止腕は所要の剛性と弾性を有する厚紙若しくはプ
    ラスチックシートであることを特徴としたコーヒー,茶
    等の濾過器。
  4. 【請求項4】 請求項1の記載において、補強板は袋本
    体の前面部と後面部において全幅に亘って止着し、それ
    ぞれの両端部を袋本体の側縁部で揃うようにしたことを
    特徴とするコーヒー,茶等の濾過器。
  5. 【請求項5】 請求項1の記載において、補強板は前面
    部と後面部において各上縁部との間に所要の間隔をおい
    て止着し、袋本体の上部に開封用切断部を設けることを
    特徴としたコーヒー,茶等の濾過器。
  6. 【請求項6】 請求項5の記載において、袋本体の開封
    用切断部には横断方向にミシン目等の切断線を形成した
    ことを特徴とするコーヒー,茶等の濾過器。
  7. 【請求項7】 請求項6の記載において、切断線は補強
    板の縁部に沿って直線状に形成されることを特徴とした
    コーヒー,茶等の濾過器。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7の記載において、切断線
    は少なくとも袋本体の側縁部に臨む端部に切口となる第
    2の切断線を並行状に設けてなることを特徴としたコー
    ヒー,茶等の濾過器。
  9. 【請求項9】 請求項1の記載において、係止腕の係止
    片には下縁部から縦方向に係止切込み部を設けることを
    特徴としたコーヒー,茶等の濾過器。
  10. 【請求項10】 前面部と後面部を対面させ扁平状の袋
    に形成するフィルター製の袋本体の内部にコーヒー粉
    末,茶葉等の被抽出材料を密閉し封入する一方、該袋本
    体の前記前面部と後面部の上部に所要剛性を有する補強
    板を略全幅に亘って接面状に止着すると共に、一端の係
    止片を前記袋本体の一側縁部に沿って止着する係止腕を
    それぞれ備えてなるコーヒー,茶葉等の濾過器におい
    て、前記補強板は帯板状に形成し、この下縁中央部から
    縦の切込みを入れ、更にこの切込みの上端から左右方向
    に各側端部に達しない横の切込みを設けて舌片状に切り
    起こし前記係止腕の係止片を一対宛設けると共に、切り
    残した各側端部を前記係止腕の取付片とし、該取付片を
    前記補強板の止着と共に前記袋本体の側縁部に沿って一
    体に止着してなることを特徴としたコーヒー,茶等の濾
    過器。
  11. 【請求項11】 請求項10の記載において、補強板に
    は下縁中央部から縦の切込みを並行して2条設け、各切
    込みの各上端から左右方向に横の切込みを設けて係止腕
    の係止片を向い合せに切り起こし、同時に該両係止片の
    間に縦の補強片を形成し、該補強片と前記係止腕の端部
    に設けられる取付片とを前記補強板と共に前記前面部と
    後面部にそれぞれ接面状に止着することを特徴としたコ
    ーヒー,茶等の濾過器。
  12. 【請求項12】 請求項1、2、3、4、5、10又は
    11の記載において、補強板には横幅方向の途中に少な
    くとも一つの折り目線を設けることを特徴としたコーヒ
    ー,茶等の濾過器。
  13. 【請求項13】 請求項12の記載において、折り目線
    はミシン目若しくは線状薄肉部であることを特徴とした
    コーヒー,茶等の濾過器。
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