JPH10114277A - 急角度転舵用駆動ユニット及びこれを用いた前後輪操舵全輪駆動型車両 - Google Patents

急角度転舵用駆動ユニット及びこれを用いた前後輪操舵全輪駆動型車両

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JPH10114277A
JPH10114277A JP26841696A JP26841696A JPH10114277A JP H10114277 A JPH10114277 A JP H10114277A JP 26841696 A JP26841696 A JP 26841696A JP 26841696 A JP26841696 A JP 26841696A JP H10114277 A JPH10114277 A JP H10114277A
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drive
steering
wheel
front wheel
steering mechanism
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Katsuhiko Okano
克彦 岡野
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UD Trucks Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、急角度転舵用駆動ユニット及びこ
れを用いて前輪側及び後輪側での操舵駆動が可能な前後
輪操舵全輪駆動型車両に関し、前輪,後輪の最大変化角
を約2倍にし、急角度旋回や直角走行を可能にすること
を目的とする。 【解決手段】 第1の駆動アクスルと、第1の駆動アク
スルの両側にそれぞれ1側が連結された一対の内側駆動
転舵機構と、一対の第2の駆動アクスルと、各第2の駆
動アクスルの他側に1側がそれぞれ連結され、タイヤに
駆動及び転舵を伝える一対の外側駆動転舵機構と、1方
の外側駆動転舵機構に設けたステアリングアームと、各
第2の駆動アクスルを水平方向にそれぞれ回動させる操
作手段と、第1の駆動アクスルのデフケースに水平方向
に回動自在に軸着されたリンクと、リンクの一端と一方
の外側駆動転舵機構に連結された第1タイロッドと、リ
ンクの他端と他方の外側駆動転舵機構に連結された第2
タイロッドとを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、急角度転舵用駆動
ユニット及びこれを用いて前輪側及び後輪側での操舵駆
動が可能な前後輪操舵全輪駆動型車両に関する。
【0002】
【従来の技術】クレーン車等の作業車は狭い工事現場で
の小回り性が要求され、例えば、前輪側での操舵駆動及
び後輪側での操舵駆動が可能な前後輪操舵全輪駆動型車
両が採用されている。前後輪操舵全輪駆動型車両とし
て、例えば図10に示すものが知られている。
【0003】図において、前後輪操舵全輪駆動型車両1
01は、エンジン(図示せず)から伝達される駆動力に
より回転する前輪駆動軸102A,102Aを前輪ケー
ス102B内に収容してなる前輪駆動アクスル102
と、前輪駆動アクスル102の両側にそれぞれ1側が連
結された一対の駆動転舵機構103,103と、1方の
駆動転舵機構103に設けられて図示しないドラックリ
ンクにより回動される前輪側ステアリングアーム104
と、1方の駆動転舵機構103と他方の駆動転舵機構1
03を連結する前輪側タイロッド105と、各駆動転舵
機構103,103にそれぞれ装着された前輪110,
110と、エンジンから伝達される駆動力により回転す
る後輪駆動軸106A,106Aを後輪ケース106B
内に収容してなる後輪駆動アクスル106と、後輪駆動
アクスル106の両側にそれぞれ1側が連結された一対
の駆動転舵機構107,107と、1方の駆動転舵機構
107に設けられた後輪側ステアリングアーム108
と、1方の駆動転舵機構107と他方の駆動転舵機構1
07を連結する後輪側タイロッド109と、各駆動転舵
機構107,107にそれぞれ装着された後輪111,
111と、前輪側ステアリングアーム104と後輪側ス
テアリングアーム108に連結されたリンケージ(図示
せず)とを備えている。
【0004】そして、ハンドル(図示せず)を右又は左
に回すことにより、例えば、図11に示すように、前輪
110,110の向き,後輪111,111の向きが変
えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の前後
輪操舵全輪駆動型車両101においては、前輪110,
110,後輪111,111の最大変化角は、前輪側に
おける駆動転舵機構103と後輪側における駆動転舵機
構107等によって制限を受けている。そのため、前後
輪操舵全輪駆動型車両101は急角度旋回が充分にでき
ず、狭い工事現場での小回り性が不充分であり、直角走
行,幅寄せ,車庫への出し入れ,Uターン等に対する性
能が求められている。
【0006】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、前輪,後輪の最大変化角
を約2倍にし、急角度旋回や直角走行を可能にし、狭い
工事現場での小回り性を確保することができる前後輪操
舵全輪駆動型車両を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
エンジンから伝達される駆動力により回転する第1の駆
動軸をデフケース内に収容してなる第1の駆動アクスル
と、第1の駆動アクスルの両側にそれぞれ1側が連結さ
れた一対の内側駆動転舵機構と、各内側駆動転舵機構の
他側に1側がそれぞれ連結され、第2の駆動軸をサイド
ケース内に収容してなる一対の第2の駆動アクスルと、
各第2の駆動アクスルの他側に1側がそれぞれ連結さ
れ、タイヤに駆動及び転舵を伝える一対の外側駆動転舵
機構と、1方の外側駆動転舵機構に設けられたステアリ
ングアームと、各第2の駆動アクスルを水平方向にそれ
ぞれ回動させる操作手段と、第1の駆動アクスルのデフ
ケースに水平方向に回動自在に軸着されたリンクと、リ
ンクの一端と一方の外側駆動転舵機構に連結された第1
タイロッドと、リンクの他端と他方の外側駆動転舵機構
に連結された第2タイロッドとを有していることを特徴
とする。
【0008】請求項2記載の発明は、1以上の急角度転
舵用駆動ユニットを有する前輪側駆動装置と、1以上の
急角度転舵用駆動ユニットを有する後輪側駆動装置とで
構成され、前輪側の急角度転舵用駆動ユニットは、エン
ジンから伝達される駆動力により回転する第1の前輪駆
動軸を前輪デフケース内に収容してなる第1の前輪駆動
アクスルと、第1の前輪駆動アクスルの両側にそれぞれ
1側が連結された一対の内側駆動転舵機構と、各内側駆
動転舵機構の他側に1側がそれぞれ連結され、第2の前
輪駆動軸を前輪サイドケース内に収容してなる一対の第
2の前輪駆動アクスルと、各第2の前輪駆動アクスルの
他側に1側がそれぞれ連結され、前輪に駆動及び転舵を
伝える一対の外側駆動転舵機構と、1方の外側駆動転舵
機構に設けられた前輪側ステアリングアームと、各第2
の前輪駆動アクスルを水平方向でそれぞれ回動させる前
輪側操作手段と、第1の前輪駆動アクスルの前輪デフケ
ースに回動自在に軸着された前輪側リンクと、前輪側リ
ンクの一端と一方の外側駆動転舵機構に連結された第1
前輪側タイロッドと、前輪側リンクの他端と他方の外側
駆動転舵機構に連結された第2前輪側タイロッドとを有
し、後輪側の急角度転舵用駆動ユニットは、エンジンか
ら伝達される駆動力により回転する第1の後輪駆動軸を
後輪デフケース内に収容してなる第1の後輪駆動アクス
ルと、第1の後輪駆動アクスルの両側にそれぞれ1側が
連結された一対の内側駆動転舵機構と、各内側駆動転舵
機構の他側に1側がそれぞれ連結され、第2の後輪駆動
軸を後輪サイドケース内に収容してなる一対の第2の後
輪駆動アクスルと、各第2の後輪駆動アクスルの他側に
1側がそれぞれ連結され、後輪に駆動及び転舵を伝える
一対の外側駆動転舵機構と、1方の外側駆動転舵機構に
設けられた後輪側ステアリングアームと、各第2の後輪
駆動アクスルを水平方向でそれぞれ回動させる後輪側操
作手段と、第1の後輪駆動アクスルの後輪デフケースに
回動自在に軸着された後輪側リンクと、後輪側リンクの
一端と一方の外側駆動転舵機構に連結された第1後輪側
タイロッドと、後輪側リンクの他端と他方の外側駆動転
舵機構に連結された第2後輪側タイロッドとを有してい
ることを特徴とする。
【0009】(作用)請求項1記載の発明においては、
タイヤの向きが1段階の場合(イ)と、タイヤの向きが
2段階に変えられる場合(ロ)とで以下のようになる。
(イ)の場合には、内側駆動転舵機構,第2の駆動アク
スルのサイドケースは、固定状態になっており、外側駆
動転舵機構のみ作動される。
【0010】この場合、タイヤの向きは外側駆動転舵機
構だけを用いた場合における回転限界角度の範囲内とな
る。(ロ)の場合には、内側駆動転舵機構,外側駆動転
舵機構により、タイヤの向きは2段階に変えられる。即
ち、先ず、操作手段により内側駆動転舵機構が作動さ
れ、内側駆動転舵機構により、この内側駆動転舵機構を
軸として、第2の駆動アクスルのサイドケースが回動さ
れ、タイヤが回る。この時、外側駆動転舵機構は固定状
態にある。
【0011】タイヤが所定の角度(内側駆動転舵機構だ
けを用いた場合における限界角度)回った後、内側駆動
転舵機構が最大角度作動し、その作動は停止される。続
いて、内側駆動転舵機構は固定状態となり、1方のステ
アリングアームが回動される。1方のステアリングアー
ムの回動は外側駆動転舵機構に伝達され、タイヤが回
る。
【0012】尚、1方のステアリングアームの回動は、
1方の外側駆動転舵機構→第1タイロッド→リンク→第
2タイロッド→他方の外側駆動転舵機構と伝達され、一
方の外側駆動転舵機構と他方の外側駆動転舵機構は同時
に作動される。これにより、左右のタイヤの向きは同じ
になる。このようにして、左右のタイヤの向きが2段階
に変えられる。
【0013】請求項2記載の発明においては、前後輪操
舵全輪駆動型車両の通常走行時(イ)と、通常走行時以
外の特殊走行時(ロ)とで以下のようになる。 (イ)通常走行時について最初に説明する。通常走行時
とは、1つの駆動転舵機構だけを用いた場合における前
輪の回転限界角度の範囲内で前後輪操舵全輪駆動型車両
を走行させる場合をいう。尚、前輪における作用と後輪
における作用は同じであり、前輪における作用を例に挙
げて説明する。
【0014】内側駆動転舵機構,第2の前輪駆動アクス
ルの前輪サイドケースは、固定状態になっている。外側
駆動転舵機構のみ作動される。この場合、前輪の向きは
外側駆動転舵機構だけを用いた場合における回転限界角
度の範囲内となる。外側駆動転舵機構のみ作動され、左
右の前輪の向きが同時に変えられる。
【0015】この場合、前輪の向きは外側駆動転舵機構
だけを用いた場合における回転限界角度の範囲内とな
る。次に、(ロ)特殊走行時について説明する。尚、前
輪における作用と後輪における作用は同じであり、前輪
における作用を例に挙げて説明する。ここで、特殊走行
時(ロ)には、例えば、次の場合がある。
【0016】(1)前輪又は後輪の両方を横方向に向
け、前輪及び後輪を同方向に向けて前後輪操舵全輪駆動
型車両を横走行させる場合 (2)前輪又は後輪の両方を横方向に向け、前後輪操舵
全輪駆動型車両をその中央部を中心として旋回させる場
合 (3)前輪又は後輪の少なくとも1方を横方向に向け、
前後輪操舵全輪駆動型車両を前側又は後側を中心として
旋回させる場合 特殊走行時(ロ)には、内側駆動転舵機構,外側駆動転
舵機構により、前輪の向きは2段階に変えられる。
【0017】即ち、先ず、前輪側操作手段により内側駆
動転舵機構が水平方に回動される。内側駆動転舵機構に
より、この内側駆動転舵機構を軸として、第2の前輪駆
動アクスルの前輪サイドケースが回動され、前輪は回
る。この時、外側駆動転舵機は固定状態にある。内側駆
動転舵機構は最大角度回動して停止され、固定状態とな
り、第2の前輪駆動アクスルの回動角度は限界角度に達
する。前輪は所定の角度(内側駆動転舵機構だけを用い
た場合における限界角度)回ることになる。
【0018】続いて、1方の前輪側ステアリングアーム
が回動される。1方の前輪側ステアリングアームの回動
は1方の側駆動転舵機構に伝達され、前輪がさらに回
る。尚、1方の前輪側ステアリングアームの回動は、1
方の外側駆動転舵機構→第1前輪側タイロッド→前輪側
リンク→第2前輪側タイロッド→他方の外側駆動転舵機
構と伝達され、一方の外側駆動転舵機構と他方の外側駆
動転舵機構は同時に作動される。これにより、左右の前
輪の向きが同じになる。
【0019】このようにして、左右の前輪の向きが2段
階に変えられる。前輪の最大変化角は、第2の前輪駆動
アクスルの回動による前輪の変化角θ1と、第2の前輪
駆動アクスルに対する前輪の変化角θ2との和となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。
【0021】図1乃至図9により請求項1記載の発明の
実施の形態に係わる急角度転舵用駆動ユニット、及び、
請求項1記載の発明の実施の形態に係わる急角度転舵用
駆動ユニットを用いた請求項2記載の発明の実施の形態
に係わる前後輪操舵全輪駆動型車両について説明する。
本実施の形態に係わる前後輪操舵全輪駆動型車両の前輪
側を1軸に構成するとともに後輪側を1軸に構成する場
合(即ち、前輪側駆動装置を1つの急角度転舵用駆動ユ
ニットで構成し、後輪側駆動装置を1つの急角度転舵用
駆動ユニットで構成する場合)を例に挙げて説明する。
【0022】図6において、符号1は本実施の形態に係
わる前後輪操舵全輪駆動型車両で、前後輪操舵全輪駆動
型車両1は、1つの急角度転舵用駆動ユニット2Aから
なる前輪側駆動装置2と、1つの急角度転舵用駆動ユニ
ット3Aからなる後輪側駆動装置3とで構成され、例え
ばクレーン車に適用される。前輪側の急角度転舵用駆動
ユニット2Aは図1乃至図3に示され、後輪側の急角度
転舵用駆動ユニット3Aは図4,図5に示される。
【0023】図1乃至図3において、前輪側の急角度転
舵用駆動ユニット2Aは、エンジン(図示せず)から伝
達される駆動力により回転する第1の前輪駆動軸4A
と、第1の前輪駆動軸4Aを収容する前輪デフケース4
Bとからなる第1の前輪駆動アクスル4と、第1の前輪
駆動アクスル4の両側にそれぞれ1側が連結された一対
の内側駆動転舵機構5,5と、各内側駆動転舵機構5の
他側に1側がそれぞれ連結され、第2の前輪駆動軸6
A,6Aと、第2の前輪駆動軸6A,6Aを収容する前
輪サイドケース6Bとからなる対の第2の前輪駆動アク
スル6,6と、各第2の前輪駆動アクスル6,6の他側
に1側がそれぞれ連結された一対の外側駆動転舵機構
7,7と、外側駆動転舵機構7に装着された軸受8A,
8Bと、軸受8A,8Bに支持されたフロントハブ9
と、フロントハブ9に装着されてブレーキ装置を内蔵し
たドラムユニット10と、ドラムユニット10に取り付
けられた前輪側ディスクホイール11と、1方の外側駆
動転舵機構7に設けられた前輪側ステアリングアーム1
2と、第1の前輪駆動アクスル4の前輪デフケース4B
から各第2の前輪駆動アクスル6の前輪サイドケース6
Bにかけてそれぞれ装着され、各第2の前輪駆動アクス
ル6を水平方向でそれぞれ回動させる前輪側操作手段1
3,13と、第1の前輪駆動アクスル4の前輪デフケー
ス4Bに水平方向で回動自在に軸着された前輪側リンク
14と、前輪側リンク14の一端14Aと1方の外側駆
動転舵機構7のアーム39にそれぞれピン結合された第
1前輪側タイロッド15と、前輪側リンク14の他端1
4Bと他方の外側駆動転舵機構7のアーム39にそれぞ
れピン結合された第2前輪側タイロッド16とで構成さ
れている。
【0024】そして、前輪側ディスクホイール11に、
タイヤからなる前輪11Aが装着されている。又、図3
において、内側駆動転舵機構5は、球面継手18と、該
球面継手18の上側に上部軸受19を介して保持された
上部キングピン20と、該球面継手18の下側に下部軸
受21を介して保持された下部キングピン22とを有し
ている。上部キングピン20と下部キングピン22で球
面継手18を回動させる時の軸線23が形成されてい
る。
【0025】球面継手18の1側に雌状受け部24が設
けられ、雌状受け部24に第1の前輪駆動軸4Aの端部
4Cがスプライン結合されている。球面継手18の他側
に雌状受け部25が設けられ、雌状受け部25に第2の
前輪駆動軸6Aの一端部6Cがスプライン結合されてい
る。又、外側駆動転舵機構7は、球面継手26と、該球
面継手26の上側に上部軸受27を介して保持された上
部キングピン28と、該球面継手26の下側に下部軸受
29を介して保持された下部キングピン30とを有して
いる。上部キングピン28と下部キングピン30で球面
継手26を回動させる時の軸線31が形成されている。
【0026】球面継手26の1側に雌状受け部32が設
けられ、雌状受け部32に第2の前輪駆動軸6Aの他端
部6Dがスプライン結合されている。球面継手26の他
側に雌状受け部33が設けられ、雌状受け部33に第3
の前輪駆動軸34の一端部34Aがスプライン結合され
ている。外側駆動転舵機構7の他側には、アクスルチュ
ーブ35が結合され、このアクスルチューブ35内を第
3の前輪駆動軸34が貫通し、アクスルチューブ35の
外周面に軸受8A,8Bを介してフロントハブ9が支持
されている。フロントハブ9のリング部9Aに第3の前
輪駆動軸34の他端部34Bが複数のボルト36を介し
て結合されている。
【0027】又、図2において、前輪側操作手段13
は、油圧シリンダ13A,13Aを有し、油圧シリンダ
13Aのシリンダ本体13Bの一端13Cはブラケット
37を介して第1の前輪駆動アクスル4の前輪デフケー
ス4Bに取り付けられ、油圧シリンダ13Aのロッド1
3Dの先端はブラケット38を介して第2の前輪駆動ア
クスル6の前輪サイドケース6Bに取り付けられてい
る。
【0028】又、図3において、前輪側ステアリングア
ーム12の基端は外側駆動転舵機構7の上部キングピン
28に一体に設けられ、前輪側ステアリングアーム12
の先端は前輪側ドラックリンク12Aにリンク結合され
ている。
【0029】前輪側ステアリングアーム12に一体にア
ーム39が外側駆動転舵機構7の一部として設けられ、
アーム39に第1前輪側タイロッド15の一端15Aが
ピン結合されている。尚、前輪サイドケース6Bにはス
トッパ6E,6Eが形成され、ストッパ6Eに、外側駆
動転舵機構7に設けたボルト7Aが当たって、外側駆動
転舵機構7の回動が停止されるようになっている。
【0030】図4,図5により、後輪側の急角度転舵用
駆動ユニット3Aについて説明する。後輪側の急角度転
舵用駆動ユニット3Aは、前輪側の急角度転舵用駆動ユ
ニット2Aと同様の構造であり、構成部分についてのみ
説明し、詳細部分についての説明は省略する。図4,図
5において、後輪側の急角度転舵用駆動ユニット3A
は、エンジン(図示せず)から伝達される駆動力により
回転する第1の後輪駆動軸40Aと、第1の後輪駆動軸
40Aを収容する後輪デフケース40Bとからなる第1
の後輪駆動アクスル40と、第1の後輪駆動アクスル4
0の両側にそれぞれ1側が連結された一対の内側駆動転
舵機構41,41と、各内側駆動転舵機構41の他側に
1側がそれぞれ連結され、第2の後輪駆動軸42A,4
2Aと、第2の後輪駆動軸42A,42Aを収容する後
輪サイドケース42Bとからなる一対の第2の後輪駆動
アクスル42,42と、各第2の後輪駆動アクスル4
2,42の他側に1側がそれぞれ連結された一対の外側
駆動転舵機構43,43と、外側駆動転舵機構43に装
着された軸受44A,44Bと、軸受44A,44Bに
支持されたリヤハブ45と、リヤハブ45に装着されて
ブレーキ装置を内蔵したドラムユニット46と、ドラム
ユニット46に取り付けられた後輪側ディスクホイール
47と、1方の外側駆動転舵機構43に設けられた後輪
側ステアリングアーム48と、各第1の後輪駆動アクス
ル40の後輪デフケース40Bから各第2の後輪駆動ア
クスル42の後輪サイドケース42Bにかけてそれぞれ
装着され、各第2の後輪駆動アクスル42を水平方向で
それぞれ回動させる後輪側操作手段49,49と、第1
の後輪駆動アクスル40の後輪デフケース40Bに水平
方向で回動自在に軸着された後輪側リンク50と、後輪
側リンク50の一端50Aと1方の外側駆動転舵機構4
3のアーム43Aにそれぞれピン結合された第1後輪側
タイロッド51と、後輪側リンク50の他端50Bと他
方の外側駆動転舵機構43のアーム43Aにそれぞれピ
ン結合された第2後輪側タイロッド52とで構成されて
いる。
【0031】そして、後輪側ディスクホイール47に、
タイヤからなる後輪47Aが装着されている。尚、後輪
側操作手段49は、一対の油圧シリンダ49A,49A
を有している。又、後輪側ステアリングアーム48の先
端は後輪側ドラックリンク48Aにリンク結合されてい
る。後輪側ドラックリンク48Aと前述の前輪側ドラッ
クリンク12Aは、リンケージ機構(例えば特開平7−
291143号公報)を介して連結され、ハンドルを右
又は左に回すことにより、前輪側ドラックリンク12
A,後輪側ドラックリンク48Aは同期して作動するよ
うになっている。
【0032】更に、ハンドル53(図6に図示)にパワ
ステアリング装置(図示せず)が装着され、このパワス
テアリング装置には、油圧シリンダ13A,油圧シリン
ダ49Aが通常走行時にはロック装置によりロックされ
るとともに特殊走行時(後述する)にはロック解除され
るロック回路と、油圧シリンダ13A,13A,油圧シ
リンダ49A,49Aの両方又は1方が制御され、続い
て、前輪側ドラックリンク12A,後輪側ドラックリン
ク48Aの両方又は1方が作動される順序回路が組み込
まれている。
【0033】次に、本実施の形態における作用について
説明する。前後輪操舵全輪駆動型車両1は、(イ)通常
走行時と、(ロ)通常走行時以外の特殊走行時とで以下
のように使い分けられる。先ず、(イ)通常走行時の場
合について説明する。尚、前輪11A,11Aにおける
作用と後輪47A,47Aにおける作用は同じであり、
前輪11A,11Aににおける作用を例に挙げて説明す
る。
【0034】通常走行時とは、1つの駆動転舵機構だけ
を用いた場合における前輪11A,11Aの回転限界角
度の範囲内で前後輪操舵全輪駆動型車両1を走行させる
場合をいう。ロック装置により油圧シリンダ13A,1
3Aはロック状態に制御され、内側駆動転舵機構5,第
2の前輪駆動アクスル6の前輪サイドケース6Bは、固
定状態になっている。ハンドル53を右又は左に回すこ
とにより、前輪側ドラックリンク12Aにより前輪側ス
テアリングアーム12が回動され、外側駆動転舵機構7
のみ作動される。外側駆動転舵機構7,7を中心として
前輪11A,11Aが回り、前輪11A,11Aの向き
が変えられる。
【0035】従って、前輪11A,11Aの向きは外側
駆動転舵機構7だけを用いた場合における回転限界角度
の範囲内となる。次に、(ロ)特殊走行時の場合(具体
的な態様は後述する)について説明する。尚、前輪11
A,11Aにおける作用と後輪47A,47Aにおける
作用は同じであり、前輪11A,11Aににおける作用
を例に挙げて説明する。
【0036】内側駆動転舵機構5,外側駆動転舵機構7
により、前輪11A,11Aの向きは2段階に変えられ
る。即ち、先ず、ロック装置により油圧シリンダ13
A,13Aのロック状態が解除される。続いて、ハンド
ル53を右又は左に回すことにより、油圧シリンダ13
A,13Aにより内側駆動転舵機構5が水平方に回動さ
れる。内側駆動転舵機構5により、この内側駆動転舵機
構5を軸として、第2の前輪駆動アクスル6の前輪サイ
ドケース6Bが回動され、前輪11A,11Aが回る。
この時、外側駆動転舵機構7は固定状態にある。
【0037】内側駆動転舵機構5は最大角度回動して停
止され、固定状態となり、第2の前輪駆動アクスル6の
回動角度は限界角度に達する。前輪11A,11Aは所
定の角度(内側駆動転舵機構5だけを用いた場合におけ
る限界角度)回ることになる。続いて、1方の前輪側ス
テアリングアーム12が回動される。1方の前輪側ステ
アリングアーム12の回動は外側駆動転舵機構7に伝達
され、前輪11A,11Aがさらに回る。
【0038】尚、1方の前輪側ステアリングアーム12
の回動は、1方の外側駆動転舵機構7→第1前輪側タイ
ロッド15→前輪側リンク14→第2前輪側タイロッド
16→他方の外側駆動転舵機構7と伝達され、一方の外
側駆動転舵機構7と他方の外側駆動転舵機構7は同時に
作動される。これにより、これにより、左右の前輪11
A,11Aの向きが同じになる。
【0039】このようにして、前輪11A,11Aの向
きが2段階に変えられる。前輪11A,11Aの最大変
化角は、第2の前輪駆動アクスル6の回動による前輪1
1A,11Aの変化角θ1と、第2の前輪駆動アクスル
6に対する前輪11A,11Aの変化角θ2との和とな
る。図6には、前輪11A,11Aの変化角θ1と前輪
11A,11Aの変化θ2の和が90度になる例が示さ
れている。
【0040】ここで、特殊走行時(ロ)の例として、例
えば、次の態様(1),(2),(3)がある。 (1)図7に、前輪11A,11A及び後輪47A,4
7Aの両方を横方向に向け、前輪11A,11A及び後
輪47A,47Aを同方向に向けて前後輪操舵全輪駆動
型車両1を走行させる態様が示される。この態様では、
前輪11A,11Aと後輪47A,47Aは同方向の回
転で駆動される。前後輪操舵全輪駆動型車両1を直角走
行させることにより、車庫54への出し入れを容易にで
きる。
【0041】(2)図8に、前輪11A,11A及び後
輪47A,47Aの両方を横方向に向け、前後輪操舵全
輪駆動型車両1をその中央部を中心として旋回させる態
様が示される。この態様では、前輪11A,11Aと後
輪47A,47Aは逆方向回転で駆動される。 (3)図9に、前輪11A,11Aを横方向に向け、前
後輪操舵全輪駆動型車両1を後側を中心として旋回させ
る態様が示される。この態様では、前輪11A,11A
は駆動され、後輪47A,47Aは駆動されないが、例
えば図示しない動力分配装置の後輪側伝達部分をニュー
トラルの状態にすることにより回転される。又、後輪4
7A,47Aを横方向に向け、前後輪操舵全輪駆動型車
両1を前側を中心として旋回させることもできる。
【0042】以上の如き構成によれば、内側駆動転舵機
構5,5,外側駆動転舵機構7,7により、前輪11
A,11A,後輪47A,47Aのうちの少なくとも一
方の向きを2段階に変えることができる。従って、前輪
11A,11A,後輪47A,47Aを例えば車両進行
方向に対して直角方向に走行させたり、前後輪操舵全輪
駆動型車両1をその中心を旋回中心とした旋回運動をさ
せたりすることができる。
【0043】この結果、前後輪操舵全輪駆動型車両1の
狭い工事現場での小回り性を確保し、又、幅寄せ,車庫
54への直角走行による出し入れ,Uターン等が可能に
なる又、前後輪操舵全輪駆動型車両1に対して通常走行
時又は特殊走行時を選択し、道路状況に対して使い分け
できる。尚、本実施の形態においては、前後輪操舵全輪
駆動型車両1としてクレーン車に適用した例を示した
が、クレーン車以外の車両に適用できることは勿論であ
る。
【0044】又、本実施の形態においては、請求項1記
載の発明の実施の形態に係わる急角度転舵用駆動ユニッ
トを用いた例として請求項2記載の発明の実施の形態に
係わる前後輪操舵全輪駆動型車両を挙げて説明したが、
急角度転舵用駆動ユニットを前輪側だけに装着すること
もでき、或いは後輪側だけに装着することもできる。更
に、本実施の形態においては、前輪側駆動装置は1つの
急角度転舵用駆動ユニットからなり、後輪側駆動装置は
1つの急角度転舵用駆動ユニットからなる場合を例に挙
げて説明したが、前輪側駆動装置を複数の急角度転舵用
駆動ユニットで構成するとともに、後輪側駆動装置を複
数の急角度転舵用駆動ユニットで構成することもでき
る。即ち、前輪側を複数軸にすることもでき、又、後輪
側を複数軸にすることもできる。
【0045】そして、本実施の形態においては、前輪側
操作手段13は、油圧シリンダ13A,13Aからなる
が、かかる手段に限定されることなく、ドラックリンク
にすることもできる。加えて、本実施の形態において
は、後輪側操作手段49は、油圧シリンダ49A,49
Aからなるが、かかる手段に限定されることなく、ドラ
ックリンクにすることもできる。
【0046】そして又、本実施の形態においては、内側
駆動転舵機構は、球面継手を用いた形式のものを用いて
いるが、かかる形式に限定されることなく、例えば、十
字継手を用いることもできる。或いは、本実施の形態に
おいては、外側駆動転舵機構は、球面継手を用いた形式
のものを用いているが、かかる形式に限定されることな
く、例えば、十字継手を用いることもできる。
【0047】更に、本実施の形態においては、図6に
は、前輪11A,11Aの変化角θ1と前輪11A,1
1Aの変化角θ2の和が90度になる例が示されている
が、90度に限定されることはない。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、内側駆動
転舵機構,外側駆動転舵機構により、タイヤの向きを2
段階に変え、タイヤの向き大きくできる。
【0049】請求項2記載の発明によれば、内側駆動転
舵機構,外側駆動転舵機構により、前輪,後輪のうちの
少なくとも一方の向きを2段階に変えることができる。
従って、例えば、前輪,後輪を車両進行方向に対して直
角方向に回転し、直角走行を可能にしたり、前後輪操舵
全輪駆動型車両の中心を旋回中心とした旋回運動をする
ことができる。この結果、狭い工事現場での小回り性を
確保し、又、幅寄せ,車庫への直角走行による出し入
れ,Uターン等が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,請求項2記載の発明の実施の形態に
係わる前後輪操舵全輪駆動型車両の前輪側を示す正面一
部断面図である。
【図2】同前後輪操舵全輪駆動型車両の前輪側を示す平
面図である。
【図3】図1の右半分を示す一部断面拡大図である。
【図4】同前後輪操舵全輪駆動型車両の後輪側を示す正
面一部断面図である。
【図5】同前後輪操舵全輪駆動型車両の後輪側を示す平
面図である。
【図6】同前後輪操舵全輪駆動型車両の全体を示す平面
説明図である。
【図7】同前後輪操舵全輪駆動型車両の横走行の平面説
明図である。
【図8】同前後輪操舵全輪駆動型車両の旋回運動の平面
説明図である。
【図9】同前後輪操舵全輪駆動型車両の旋回運動の平面
説明図である。
【図10】従来における前後輪操舵全輪駆動型車両を示
す平面説明図である。
【図11】従来における前後輪操舵全輪駆動型車両の前
輪,後輪が回った状態を示す平面説明図である。
【符号の説明】
1 前後輪操舵全輪駆動型車 2 前輪側駆動装置 2A 急角度転舵用駆動ユニット 3 後輪側駆動装置 3A 急角度転舵用駆動ユニット 4 第1の前輪駆動アクスル 4A 第1の前輪駆動軸 4B 前輪デフケース 5 内側駆動転舵機構 6 第2の前輪駆動アクスル 6A 第2の前輪駆動軸 6B 第2の前輪サイドケース 7 外側駆動転舵機構 12 前輪側ステアリングアーム 13 前輪側操作手段 14 前輪側リンク 15 第1前輪側タイロッド 16 第2前輪側タイロッド 40 第1の後輪駆動アクスル 40A 第1の後輪駆動軸 40A 後輪デフケース 41 内側駆動転舵機構 42 後輪駆動アクスル 42A 第2の後輪駆動軸 42B 後輪サイドケース 43 外側駆動転舵機構 48 後輪側ステアリングアーム 49 後輪側操作手段 51 第1後輪側タイロッド 52 第2後輪側タイロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンから伝達される駆動力により回
    転する第1の駆動軸をデフケース内に収容してなる第1
    の駆動アクスルと、 第1の駆動アクスルの両側にそれぞれ1側が連結された
    一対の内側駆動転舵機構と、 各内側駆動転舵機構の他側に1側がそれぞれ連結され、
    第2の駆動軸をサイドケース内に収容してなる一対の第
    2の駆動アクスルと、 各第2の駆動アクスルの他側に1側がそれぞれ連結さ
    れ、タイヤに駆動及び転舵を伝える一対の外側駆動転舵
    機構と、 1方の外側駆動転舵機構に設けられたステアリングアー
    ムと、 各第2の駆動アクスルを水平方向にそれぞれ回動させる
    操作手段と、 第1の駆動アクスルのデフケースに水平方向に回動自在
    に軸着されたリンクと、 リンクの一端と一方の外側駆動転舵機構に連結された第
    1タイロッドと、 リンクの他端と他方の外側駆動転舵機構に連結された第
    2タイロッドとを有していることを特徴とする急角度転
    舵用駆動ユニット。
  2. 【請求項2】 1以上の急角度転舵用駆動ユニットを有
    する前輪側駆動装置と、1以上の急角度転舵用駆動ユニ
    ットを有する後輪側駆動装置とで構成され、 前輪側の急角度転舵用駆動ユニットは、 エンジンから伝達される駆動力により回転する第1の前
    輪駆動軸を前輪デフケース内に収容してなる第1の前輪
    駆動アクスルと、 第1の前輪駆動アクスルの両側にそれぞれ1側が連結さ
    れた一対の内側駆動転舵機構と、 各内側駆動転舵機構の他側に1側がそれぞれ連結され、
    第2の前輪駆動軸を前輪サイドケース内に収容してなる
    一対の第2の前輪駆動アクスルと、 各第2の前輪駆動アクスルの他側に1側がそれぞれ連結
    され、前輪に駆動及び転舵を伝える一対の外側駆動転舵
    機構と、 1方の外側駆動転舵機構に設けられた前輪側ステアリン
    グアームと、 各第2の前輪駆動アクスルを水平方向でそれぞれ回動さ
    せる前輪側操作手段と、 第1の前輪駆動アクスルの前輪デフケースに回動自在に
    軸着された前輪側リンクと、 前輪側リンクの一端と一方の外側駆動転舵機構に連結さ
    れた第1前輪側タイロッドと、 前輪側リンクの他端と他方の外側駆動転舵機構に連結さ
    れた第2前輪側タイロッドとを有し、 後輪側の急角度転舵用駆動ユニットは、 エンジンから伝達される駆動力により回転する第1の後
    輪駆動軸を後輪デフケース内に収容してなる第1の後輪
    駆動アクスルと、 第1の後輪駆動アクスルの両側にそれぞれ1側が連結さ
    れた一対の内側駆動転舵機構と、 各内側駆動転舵機構の他側に1側がそれぞれ連結され、
    第2の後輪駆動軸を後輪サイドケース内に収容してなる
    一対の第2の後輪駆動アクスルと、 各第2の後輪駆動アクスルの他側に1側がそれぞれ連結
    され、後輪に駆動及び転舵を伝える一対の外側駆動転舵
    機構と、 1方の外側駆動転舵機構に設けられた後輪側ステアリン
    グアームと、 各第2の後輪駆動アクスルを水平方向でそれぞれ回動さ
    せる後輪側操作手段と、 第1の後輪駆動アクスルの後輪デフケースに回動自在に
    軸着された後輪側リンクと、 後輪側リンクの一端と一方の外側駆動転舵機構に連結さ
    れた第1後輪側タイロッドと、 後輪側リンクの他端と他方の外側駆動転舵機構に連結さ
    れた第2後輪側タイロッドとを有していることを特徴と
    する前後輪操舵全輪駆動型車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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