JPH0999402A - 表面化粧積層体及び表面化粧木質板 - Google Patents

表面化粧積層体及び表面化粧木質板

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JPH0999402A
JPH0999402A JP25788895A JP25788895A JPH0999402A JP H0999402 A JPH0999402 A JP H0999402A JP 25788895 A JP25788895 A JP 25788895A JP 25788895 A JP25788895 A JP 25788895A JP H0999402 A JPH0999402 A JP H0999402A
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JP
Japan
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sheet
base material
decorative
material layer
laminate
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Application number
JP25788895A
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English (en)
Inventor
Gunji Ishikawa
軍司 石川
Toshifumi Suzuki
敏文 鈴木
Hironao Nagashima
宏尚 長島
Tatsuo Iwata
立男 岩田
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TOKAI PULP KK
Yamaha Corp
Original Assignee
TOKAI PULP KK
Yamaha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程の簡略化が可能で、コスト高となる
ことがなく、かつ優れた耐湿性と優れた表面平滑性のう
ち少なくとも一方の特性を備えた表面化粧木質板と、こ
のような表面化粧木質材を得るための表面化粧積層体の
提供。 【解決手段】 基材層11の片面あるいは両面に、接着
剤12を介して、表面化粧積層体13bを、これのバッ
クシート24が基材層11側になるように接着してなる
表面化粧木質板であって、表面化粧積層体13bは化粧
シート16上に、透湿度が100g/m2・24h以下
で、かつ接着機能を有する変性熱可塑性樹脂層14を介
してガーレーこわさが50mg以上のバックシート24
が積層され、接着してなるものである表面化粧木質板1
0b。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の内装材や
家具等の構成材などに用いられる表面化粧木質板に係わ
り、優れた防湿性と優れた剛性のうち少なくとも一方の
特性を備えた表面化粧積層体を用いることにより、表面
化粧木質板がコスト高となることなく、優れた耐湿性と
優れた表面平滑性のうち少なくとも一方の特性を備える
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の表面化粧木質板の例として図8に
示すようなものがある。この表面化粧木質板は、木質基
材層1の表面に接着剤からなる接着層2を介して透湿性
を有する化粧シート3が貼り付けられたものである。上
記木質基材層1をなす材料としては、森林の保護の問題
や価格を考慮して従来廃材とされていた木材チップを利
用したパーティクルボード(P/B)や方向性木材薄片
集成板(OSB)や中密度繊維板(MDF)、直交合板
(R/C)などが好適に使用されていた。化粧シート3
としては、印刷紙、クロスなどの壁紙、化粧単板、突板
等が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の表
面化粧木質板においては、日本のように多湿地域や多湿
雰囲気中で使用されると、反りが発生する恐れがあっ
た。また、木質基材層1としてP/BやOSBなどのよ
うに表面に凹凸部を有するものが用いられている場合
や、木質基材層1としてP/BやOSBやMDFなどの
ように吸湿により膨張し易いの材料が用いられている場
合、化粧シート3が前記木質基材層1表面の凹凸を拾
い、表面平滑性が不良になる場合があった。
【0004】そこで、反りの防止対策として、木質基材
層1の両面に化粧シート3を貼り付けて表裏対称の剛性
を有する構造にする方法、接着剤2として水分量の少な
い材料からなるものを使用する方法、木質基材層1に撥
水剤を塗布する方法、木質基材層1として寸法変化の少
ない材料を用いる方法、木質基材層1を木端立てにする
方法、使用する材料の含水率を管理する方法、木質基材
層1の表面に剛性のあるフェノール、メラミンなどのバ
ッカーを貼り付ける方法、フラッシュ構造とする方法な
どが採用されていた。また、表面平滑性を向上させる対
策としては、木質基材層1の表面に表面平滑性が良好な
バッカーや合板やMDFなどを貼り付ける方法、木質基
材層1表面の凹凸部をパテで埋める方法、P/Bなどの
ように吸湿により膨張し易い材料は予め調湿後、表面を
サンディングして平らにしておく方法などが採用されて
いた。
【0005】しかしながら、前述のような反り防止対策
あるいは平滑性向上対策を採用する場合にあっては、材
料が高価であったり、製造工程が複雑になってしまうな
どの理由から、結果として表面化粧木質板がコスト高と
なってしまうという欠点があった。
【0006】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであって、製造工程の簡略化が可能で、コスト高と
なることがなく、かつ優れた耐湿性と優れた表面平滑性
のうち少なくとも一方の特性を備えた表面化粧木質板
と、このような表面化粧木質材を得るための表面化粧積
層体を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、化粧シート上に、透湿度が100g/m2・24h
以下で、かつ接着機能を有する変性熱可塑性樹脂層が積
層されてなる表面化粧積層体を前記課題の解決手段とし
た。請求項2記載の発明では、化粧シート上に、樹脂製
接着層を介して透湿度が100g/m2・24h以下の
樹脂シートを積層してなる表面化粧積層体を前記課題の
解決手段とした。
【0008】請求項3記載の発明では、化粧シート上
に、透湿度が100g/m2・24h以下で、かつ接着
機能を有する変性熱可塑性樹脂層を介してバックシート
が積層されてなる表面化粧積層体を前記課題の解決手段
とした。請求項4記載の発明では、化粧シート上に、樹
脂製接着層を介して透湿度が100g/m2・24h以
下の樹脂シートと該樹脂シート上に形成されているバッ
クシートとが積層されてなる表面化粧積層体を前記課題
の解決手段とした。
【0009】請求項5記載の発明では、請求項3または
4記載の表面化粧積層体において、前記バックシートと
してガーレーこわさが50mg以上のものを用いること
を前記課題の解決手段とした。請求項6記載の発明で
は、化粧シート上に、樹脂製接着層を介してガーレーこ
わさが50mg以上のバックシートを積層してなる表面
化粧積層体をを前記課題の解決手段とした。
【0010】請求項7記載の発明では、基材層の片面あ
るいは両面に、接着剤を介して前記請求項1又は2記載
の表面化粧積層体をこれの変性熱可塑性樹脂層あるいは
樹脂シートが前記基材層側になるように接着してなる表
面化粧木質板を前記課題の解決手段とした。請求項8記
載の発明では、基材層の片面あるいは両面に、接着剤を
介して前記請求項3〜6のいずれかに記載の表面化粧積
層体をこれのバックシートが前記基材層側になるように
接着してなる表面化粧木質板を前記課題の解決手段とし
た。
【0011】本願発明者は、表裏非対称の剛性を有する
表面化粧木質板の場合の反りの原因について種々の検討
及び実験を重ねた結果、表面化粧木質板の表面化粧材か
らの木質基材層への水分の移動に起因しており、これに
より表面化粧材と吸湿し易い木質基材層との間で膨張率
の差が大きくなり、木質基材層と表面化粧材との寸法差
が大きくなり、反りの現象が生じることが判り、そして
透湿度が100g/m2・24h以下の条件を満たす樹
脂シートを用いれば前述のような水分移動を防止でき、
表面化粧木質板の反りを防止できることを見いだした。
【0012】本発明において、透湿度が100g/m2
・24h以下の条件を満たす樹脂シートを用いるように
したのは、以下の実験によるものである。例えば、厚さ
21mm、長さ2,267mm、幅396mmのMDF
の両面に厚さ12μmのポリエステルシート(透湿度5
0g/m2・24h)をEVAエマルジョン接着剤を用
いて接着、貼り付けてた試験片を用意し、雰囲気温度3
5℃、湿度90%に保たれたA室と、雰囲気温度35
℃、湿度20%に保たれたB室との境界に、これらA室
とB室を区切るようにこの試験片を立てた状態で配設
し、48時間放置後の試験片の反り量を調べた(以下、
反り試験と記す。)ところ、長さ方向の反り量は3.5
mmであった。この結果から前述の試験片は、クロゼッ
ト扉などの木質パネル製品として使用する基準(反り量
5mm以下)に合格することが判った。
【0013】そして、ポリエステルシートあるいはポリ
エチレンシートの透湿度を種々の値に変更したときの反
り量を前述の反り試験により測定し、透湿度と反り量と
の関係を調べた。その結果、前記基準を満たすときの透
湿度(JIS Z0208−1976 防湿包装材料の透湿
度試験方法 条件B に準じて測定)としては、約10
0g/m2・24hが限度であることが判った。ここで
の結果を図1に示す。図1は、透湿度と反り量との関係
を示したグラフである。従って、透湿度100g/m2
・24hが、表面化粧木質板の反り量5mm以下の基準
を満たす上限であることが判った。
【0014】また、本願発明者は、OSBやP/Bなど
のように表面粗さ50μm〜2000μm程度の凹凸部
を表面に有する木質基材層を用いる場合、表面化粧木質
板の表面平滑性を向上させるべく、種々の検討、実験を
重ねた結果、木質基材層の表面を剛性が優れた材料、す
なわちガーレーこわさ(J.TAPPI 紙パルプ試験
方法 No.40-83 荷重曲げ法による紙及び板紙の
こわさ試験方法(ガーレー法)に準じて測定)が50m
g以上のバックシートで覆うことにより、表面化粧材が
木質基材層の凹凸を拾い難いことを見いだした。
【0015】本発明において、ガーレーこわさが50m
g以上の条件を満たすバックシートを用いるようにした
のは、以下の実験によるものである。表面粗さが異なる
種々のOSBを用意し、このOSB(厚さ21mm、長
さ2,267mm、幅396mm)表面に種々のガーレ
ーこわさの紙製シート(厚さ0.1mm、表面粗さが2
0μm程度)を貼り付けた試験片を用意し、これら試験
片についてガーレーこわさと表面粗さ(μm)の関係を
調べた。図2に、表面粗さ20μm程度の紙製シートで
木質基材層の凹凸を拾わない(表面粗さ40μm以下)
ときの、紙製シートのガーレーこわさと表面に凹凸部を
有する木質基材層との関係を示した。
【0016】図2に示した結果から、木質基材層の表面
粗さが50μm〜2000μmであるとき、表面化粧木
質板の表面粗さを40μm以下とすることができる紙製
シートのガーレーこわさは50mg以上とすることが必
要であることが判った。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に理解しやすく
するため、本発明の表面化粧積層体ならびに表面化粧木
質板の例を挙げて説明する。かかる例は、本発明の一態
様を示すものであり、この発明を限定するものではな
い。本発明の範囲で任意に変更可能である。図3は、本
発明の表面化粧木質板の第1の例を示す断面図である。
図中符号10は、第1の例の表面化粧木質板であり、こ
の表面化粧木質板10は、基材層11の上面に、接着剤
12を介して第1の表面化粧積層体13をこれの変性熱
可塑性樹脂層14が前記基材層11側になるように接着
してなるものである。
【0018】前記基材層11は、パーティクルボード
(P/B)、方向性木材薄片集成板(OSB)、中密度
繊維板(MDF)、直交合板(R/C)などの木質材か
らなるものである。ここでの木材薄片集成板は、厚さ
0.2〜1.5mmの木材薄片がバインダーで接着さ
れ、成形一体化されたものである。中密度繊維板は、木
材その他の植物繊維を主原料とし、これらを一旦繊維化
してから成形された比重が0.4以上0.8未満のもの
である。直交合板は、単板の繊維方向が交互に直角とな
るように重ね積層接着されたものである。このような基
材層11の上面には接着剤12をなす接着剤が塗布され
ている。
【0019】前記接着剤12をなす材料としては、ユリ
ア樹脂、ユリア−メラミン樹脂、スチレン−ブタジエン
ゴム(SBR)とメラミン樹脂との混合物、スチレン−
ブタジエンゴムとユリア樹脂との混合物、ビニル−ウレ
タン樹脂、酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹
脂、フェノール樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
ポリアミド、ポリエステルなどが用いられる。このよう
な接着剤12上には第1の表面化粧積層体13が積層さ
れている。
【0020】前記第1の表面化粧積層体13は、化粧シ
ート16上に透湿度が100g/m2・24h以下で、
かつ接着機能を有するという条件を満たす変性熱可塑性
樹脂層14が積層されてなるものである。前記化粧シー
ト16は、10g/m2〜100g/m2程度の印刷化粧
紙、10g/m2〜300g/m2程度の和紙、壁紙用化
粧表面材料の印刷紙またはクロスなどの壁紙、化粧単
板、塩化ビニル樹脂積層化粧材、ジアリルフタレート樹
脂含浸硬化化粧材、メラミン樹脂含浸硬化化粧材、化粧
布などが用いられる。ここでの化粧単板としては、ナ
ラ、ヒノキ、チーク、ウォルナット、スプルース、オー
クなどからなる厚さ0.1mm〜3.0mm程度の突板
などが用いられる。
【0021】前述のような条件を満たす変性熱可塑性樹
脂層14をなす材料としては、熱可塑性または熱硬化性
を示し、かつ接着機能を兼ね備えたものが用いられ、例
えば、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ア
イオノマー、ポリ塩化ビニル、ウレタンなどの樹脂が用
いられる。変性熱可塑性樹脂層14の透湿度が100g
/m2・24hを超えると表面化粧木質板が多湿雰囲気
中などで使用された場合に、化粧シート16表面から基
材層11に水分が移動するのを十分阻止できず、表面化
粧木質板10に反りが生じ易くなるからである。
【0022】この変性熱可塑性樹脂層14の厚みとして
は、5μm〜100μm程度、好ましくは10μm〜8
0μmとされる。変性熱可塑性樹脂層14の厚みが5μ
m未満であると、表面化粧木質板10が多湿雰囲気中な
どで使用された場合に、化粧シート16表面から基材層
11に水分が移動するのを十分阻止できず、表面化粧木
質板10に反りが生じる恐れがあり、一方、100μm
を超えて厚くしてももはや効果の増大は期待できず、経
済的にも不利となるからである。前述の変性熱可塑性樹
脂層14と化粧シート16は、基材層11上に積層する
前に接着し、第1の表面化粧積層体13としておくのが
望ましい。
【0023】このような第1の表面化粧積層体13を製
造する方法としては、例えば、前述の変性熱可塑性樹脂
を溶融し、この変性熱可塑性樹脂液をフローコータ等を
用いて化粧シート16の裏面に塗膜を形成するようにコ
ーティングする方法、あるいは化粧シート16上に変性
熱可塑性樹脂シートを積層した後、熱圧着することによ
り作製できる。
【0024】第1の例の表面化粧木質板10にあって
は、前述の構成としたことにより、多湿雰囲気中などで
使用されても、化粧シート16表面から基材層11に水
分が移動するのを透湿度の低い変性熱可塑性樹脂層14
により十分阻止できるので、第1の表面化粧積層体13
と基材層11との間で膨張率の差が大きくなるのを低減
でき、基材層11と第1の表面化粧積層体13との寸法
差が生じ難くなり、従って反りの発生を防止することが
できる。
【0025】また、第1の例の表面化粧木質板10にお
いては、基材層11の一方の面に接着剤12を介して第
1の表面化粧積層体13をこれの変性熱可塑性樹脂層1
4が前記基材層11側になるように接着した場合につい
て説明したが、基材層11の両面に接着剤12を介して
それぞれ第1の表面化粧積層体13をこれの変性熱可塑
性樹脂層14が前記基材層11側になるように接着して
もよい。
【0026】図4は、本発明の表面化粧木質板の第2の
例を示す断面図であり、図4中符号10aは、第2の例
の表面化粧木質板である。なお、第1の例の表面化粧木
質板10と同一構成部分には、同一符号を付して説明を
簡略する。この第2の例の表面化粧木質板10aは、基
材層11の上面に、接着剤12を介して第2の表面化粧
積層体13aをこれの樹脂シート14aが前記基材層1
1側になるように接着してなるものである。
【0027】前記第2の表面化粧積層体13aは、化粧
シート16上に、樹脂製接着層15を介して透湿度が1
00g/m2・24h以下の樹脂シート14aを積層し
てなるものである。
【0028】前述のような条件を満たす樹脂シート14
aとしては、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリエ
ステル、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合
体、アイオノマー、ポリ塩化ビニル、ウレタン等からな
る樹脂シート、防湿セロハンなどが挙げられる。 この
樹脂シート14aの厚みは、前述の変性熱可塑性樹脂層
14と同様の理由から、5μm〜100μm程度、好ま
しくは10μm〜80μmとされる。
【0029】前述の樹脂製接着層15をなす接着剤とし
ては、酢酸ビニル樹脂、アクリル酸エステル樹脂、エチ
レン酸ビ共重合物、酢ビアクリル共重合物、アイオノマ
ー樹脂等のエマルジョン形水性接着剤、天然ゴム、スチ
レンブタジエン共重合物、アクリロニトリルブタジエン
共重合物等のラテックス形水性接着剤、澱粉、デキスト
リン等の澱粉系、にかわ、カゼイン等の蛋白質系、カル
ボキシメチルセルロース等のセルロース系、ポリビニル
アルコール等の合成高分子系等の水溶性接着剤、ポリウ
レタン、ポリエステル、エポキシ、塩ビ等の溶剤形接着
剤、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ等の無溶剤
形接着剤などが挙げられる。
【0030】第2の例の表面化粧木質板10aにあって
は、前述の構成としたことにより、多湿雰囲気中などで
使用されても、化粧シート16表面から基材層11に水
分が移動するのを透湿度の低い樹脂シート14aにより
十分阻止できるので、第2の表面化粧積層体13aと基
材層11との間で膨張率の差が大きくなるのを低減で
き、基材層11と第2の表面化粧積層体13aとの寸法
差が生じ難くなり、従って反りの発生を防止することが
できる。
【0031】図5は、本発明の表面化粧木質板の第3の
例を示す断面図であり、図5中符号10bは、第3の例
の表面化粧木質板である。なお、第1の例の表面化粧木
質板10と同一構成部分には、同一符号を付して説明を
簡略する。この第3の例の表面化粧木質板10bは、基
材層11の上面に、接着剤12を介して第3の表面化粧
積層体13bをこれのバックシート24が前記基材層1
1側になるように接着してなるものである。
【0032】前記第3の表面化粧積層体13bは、化粧
シート16上に、透湿度が100g/m2・24h以下
で、かつ接着機能を有する変性熱可塑性樹脂層14を介
してバックシート24が積層されてなるものである。前
記バックシート24としては、厚さ(秤量)10g/m
2〜1,000g/m2程度のシート状のものが用いら
れ、例えば、紙や、ポリエステル含浸紙、フェノール含
浸紙、ジアリルフタレート含浸紙、メラミン含浸紙など
の接着性樹脂含浸紙が挙げられる。また、前記バックシ
ート24としては、ガーレーこわさが50mg以上のも
のを用いるのが望ましい。この場合のバックシート24
の厚さは、80g/m2〜1,000g/m2程度であ
る。バックシート24のガーレーこわさが50mg未満
であると、剛性が不十分で、基材層11の上面に接着剤
12を介して積層した時や、基材層11が吸湿により膨
張した時、化粧シート16が基材層11の表面の凹凸を
拾い、表面平滑性が不良になってしまう恐れがある。
【0033】第3の例の表面化粧木質板10bにあって
は、特に、表面化粧積層体13bの基材層11と接着さ
れる側にバックシート24が設けられているので、第1
の例の表面化粧木質板10に比べて基材層11と表面化
粧積層体13bとの接着性が優れるという効果がある。
なお、このような効果を得るためのバックシート24の
厚さの上限としては、80g/m2で十分である。ま
た、ガーレーこわさが50mg以上バックシート24が
設けられたものにあっては、基材層11として表面粗さ
50μm〜2,000μmの凹凸部を有するものが用い
られていても、基材層11の凹凸部が剛性の優れたバッ
クシート24で覆われているので、化粧シート16が基
材層11の表面の凹凸を拾うことが防止され、表面平滑
性が良好で、美観的にも好ましいものとなる。
【0034】図6は、本発明の表面化粧木質板の第4の
例を示す断面図であり、図6中符号10cは、第4の例
の表面化粧木質板である。なお、第2の例の表面化粧木
質板10aと同一構成部分には、同一符号を付して説明
を簡略する。
【0035】この第4の例の表面化粧木質板10cは、
基材層11の上面に、接着剤12を介して第4の表面化
粧積層体13cをこれのバックシート24が前記基材層
11側になるように接着してなるものである。前記第4
の表面化粧積層体13cは、化粧シート16上に、樹脂
製接着層15を介して透湿度が100g/m2・24h
以下の樹脂シート14aと該樹脂シート14a上に形成
されているバックシート24とが積層されてなるもので
ある。また、ここでのバックシート24としては、前述
の第3の例の表面化粧木質板と同様の理由からガーレー
こわさが50mg以上のものを用いるのが望ましい。
【0036】第4の例の表面化粧木質板10cにあって
は、特に、表面化粧積層体13bの基材層11と接着さ
れる側にバックシート24が設けられているので、第2
の例の表面化粧木質板10aに比べて基材層11と樹脂
シート14aとの接着性が向上するという効果がある。
また、ガーレーこわさが50mg以上バックシート24
が設けられたものにあっては、基材層11として表面粗
さ50μm〜2,000μmの凹凸部を有するものが用
いられていても、基材層11の凹凸部が剛性の優れたバ
ックシート24で覆われているので、化粧シート16が
基材層11の表面の凹凸を拾うことが防止され、表面平
滑性が良好で、美観的にも好ましいものとなる。
【0037】図7は、本発明の表面化粧木質板の第5の
例を示す断面図であり、図7中符号20は、第7の例の
表面化粧木質板である。なお、第1の例の表面化粧木質
板10と同一構成部分には、同一符号を付して説明を簡
略する。この第5の例の表面化粧木質板20は、表面に
凹凸部を有する基材層21の上面に、接着剤12を介し
て、第2の表面化粧積層体23を、これのバックシート
24が前記基材層21側になるように接着してなるもの
である。
【0038】ここでの基材層21としては、前述の第1
の例の表面化粧木質板で用いられる基材層11と同様の
木質材で、かつ表面粗さ50μm〜2000μm程度の
凹凸部を有するものが好適に用いられる。前記第5の表
面化粧積層体23は、化粧シート16上に、樹脂製接着
層25を介して、ガーレーこわさが50mg以上70,
000mg以下の条件を満たすバックシート24を積層
してなるものである。
【0039】前記樹脂製接着層25をなす材料として
は、ユリア、メラミン、フェノール、ウレタン、ゴム
系、酢酸ビニルエマルジョン、エチレン−酢酸ビニル
(EVA)エマルジョン等の樹脂からなる接着剤または
接着シートなどが挙げられる。前述のような条件を満た
すバックシート24としては、ポリエステル含浸紙、メ
ラミン含浸紙、フェノール含浸紙、ジアリルフタレート
含浸紙などが用いられる。このようなバックシート24
の厚さ(秤量)は、80g/m2〜1,000g/m2
度である。
【0040】バックシート24のガーレーこわさが50
mg未満であると、剛性が不十分で、基材層21の上面
に接着剤12を介して積層した時や、基材層21が吸湿
により膨張した時、化粧シート16が基材層21の表面
の凹凸を拾い、表面平滑性が不良になってしまう。一
方、ガーレーこわさを70,000mgを超えて強くし
ても、もはや効果の増大は期待できず、生産性が悪くコ
ストも高くなり経済的にも不利となるからである。この
バックシート24の厚みは、50〜20,000μm程
度である。
【0041】第5の例の表面化粧木質板20にあって
は、前述の構成としたことにより、表面粗さ50μm〜
2,000μmの凹凸部を有する基材層21が用いられ
ていたり、多湿雰囲気中などで使用されて基材層21が
膨張したりしても、該基材層21の凹凸部が剛性の優れ
たバックシート24で覆われているので、化粧シート1
6が基材層21の表面の凹凸を拾うことが防止され、表
面平滑性が良好で、美観的にも好ましいものとなる。
【0042】第5の例の表面化粧木質板20において
は、基材層21の一方の面に接着剤12を介して第5の
表面化粧積層体23をこれのバックシート24が前記基
材層21側となるように接着した場合について説明した
が、基材層21の両面に接着剤12を介してそれぞれ第
5の表面化粧積層体23をこれのバックシート24が前
記基材層21側となるように接着してもよい。
【0043】(実験例1)厚さ30g/m2のプリント
紙(紙間強化紙)(商品名:ダイセックシート大日本印
刷株式会社製)と、厚さ20g/m2の薄葉紙との間
に、ポリエチレン樹脂(商品名;三菱ポリエチ−LD
LM−40)を250〜330℃で溶融したものを厚さ
50μm(透湿度15g/m2・24h)となるように
介在させ、線圧力35kg/cmで押し出しラミネート
し、表面化粧積層体を作製した。この表面化粧積層体の
透湿度は、14g/m2・24hであった。このような
表面化粧積層体を2枚用意した。
【0044】ついで、厚さ21mmのOSB(ウェアハ
ウザースターディーウッド)の両面に、EVAエマルジ
ョンからなる接着剤(商品名;ボンドCV3105、コ
ニシ株式会社製)を70〜80g/m2で塗布し、つい
でこの両面に用意した表面化粧積層体をこれの薄葉紙が
前記OSB側となるようにそれぞれ積層し、約40〜5
0℃で、1.0〜2.0kg/cm2の圧力をかけて接
着し、表面化粧木質板を得た。得られた表面化粧木質板
を、雰囲気温度35℃、湿度90%に保たれたA室と、
雰囲気温度35℃、湿度20%に保たれたB室との境界
に、これらA室とB室を区切るように立てた状態で配設
し、48時間放置後の反り量を調べる反り試験を行った
ところ、反り量2mm(長さ2267mm、幅396m
m)であり、反りにくいものであることが判った。
【0045】(実験例2)厚さ30g/m2のプリント
紙(紙間強化紙、表面粗さ10μm程度)(商品名:ダ
イセックシート 大日本印刷株式会社製)の表面にEV
Aエマルジョンからなる接着剤を塗布し、この上にガー
レーこわさが縦方向3,500mg、横方向1,600
mgで、厚さ277g/m2のポリエステル含浸紙(原
紙198g、ポリエステル40%含浸)を積層した後、
約150〜80℃で、35kg/cmの線圧力をかけて
接着し、表面化粧積層体を作製した。
【0046】ついで、表面に表面粗さ100〜200μ
mの凹凸部を有する厚さ21mmのOSB(ウェアハウ
ザースターディーウッド)の上面に、EVAエマルジョ
ンからなる接着剤(商品名;CV3105、コニシ株式
会社製)を70〜80g/m2で塗布し、ついでこの上
に先に用意した表面化粧積層体をこれのポリエステル含
浸紙が前記OSB側となるように積層し、約40〜50
℃で、1.0〜2.0kg/cm2の圧力をかけて接着
し、表面化粧木質板を得た。得られた表面化粧木質板の
外観について、目視により調べたところ、表面のプリン
ト紙にはOSBの凹凸を拾ったことは発見できなかっ
た。また、プリント紙の表面粗さを測定したところ39
μmであり、平滑性が良好で、好まし外観を有するもの
であることが判った。
【0047】(実験例3)厚さ30g/m2のプリント
紙(紙間強化紙、表面粗さ10μm程度)(商品名:ダ
イセックシート 大日本印刷株式会社製)と、ガーレー
こわさが縦方向3,500mg、横方向1,600mg
で、厚さ277g/m2のポリエステル含浸紙(原紙1
98g、ポリエステル40%含浸)との間に、ポリエチ
レン樹脂(商品名;三菱ポリエチ−LD LM−40)
を250℃〜330℃で溶融したものを厚さ50μm
(透湿度が15g/m2・24h)となるように介在さ
せ、線圧力35kg/cmで押し出しラミネートし、表
面化粧積層体を作製した。この表面化粧積層体の透湿度
は、11g/m2・24hであった。また、ガーレーこ
わさを測定すると縦方向7,000mg、横方向4,0
00mgであった。このような表面化粧積層体を2枚用
意した。
【0048】ついで、表面に表面粗さ400μm(最大
値)の凹凸部を有する厚さ21mmのOSB(ウェアハ
ウザースターディーウッド)の両面に、EVAエマルジ
ョンからなる接着剤(商品名;ボンドCV3105、コ
ニシ株式会社製)を70〜80g/m2で塗布し、つい
でこの両面に用意した表面化粧積層体をこれのポリエス
テル含浸紙が前記OSB側となるようにそれぞれ積層
し、約40〜50℃で、1.0〜2.0kg/cm2
圧力をかけて接着し、表面化粧木質板を得た。得られた
表面化粧木質板について、前述の実験例1と同様にして
反り試験を行ったところ、反り量1.5mm(長さ22
67mm、幅396mm)であり、反りくいものである
ことが判った。得られた表面化粧木質板の外観につい
て、目視により調べたところ、表面のプリント紙にはO
SBの凹凸を拾ったことは発見できなかった。また、プ
リント紙の表面粗さを測定したところ37μmであり、
平滑性が良好で、好まし外観を有するものであることが
判った。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ならびに2
記載の表面化粧積層体は、前述の構成としたものである
ので、防湿性が優れる。また、請求項3ならびに4記載
の表面化粧積層体は、前述の構成としたものであるの
で、防湿性が優れるうえ、基材層に接着した際に基材層
と表面化粧積層体との接着性が特に優れるという効果が
ある。また、請求項5記載の表面化粧積層体は、前述の
構成としたものであるので、防湿性ならびに剛性が優れ
る。また、請求項6記載の表面化粧積層体は、前述の構
成としたものであるので、剛性が優れる。
【0050】また、請求項1または2記載の表面化粧積
層体を用いた表面化粧木質板にあっては、多湿雰囲気中
などで使用されても、化粧シート表面から基材層に水分
が移動するのを透湿度の低い変性熱可塑性樹脂層または
樹脂シートにより十分阻止できるので、表面化粧積層体
と基材層との間で膨張率の差が大きくなるのを低減で
き、基材層と表面化粧積層体との寸法差が生じ難くな
り、従って反りの発生を防止することができる。また、
請求項3または4記載の表面化粧積層体を用いた表面化
粧木質板にあっては、請求項1または2記載の表面化粧
積層体を用いた表面化粧木質板と同様の効果があるう
え、基材層と表面化粧積層体との接着性が特に優れる。
【0051】また、請求項5記載の表面化粧積層体を用
いた表面化粧木質板にあっては、多湿雰囲気中などで使
用されても、化粧シート表面から基材層に水分が移動す
るのを透湿度の低い変性熱可塑性樹脂層または樹脂シー
トにより十分阻止でき、表面化粧積層体と基材層との間
で膨張率の差が大きくなるのを低減でき、基材層と表面
化粧積層体との寸法差が生じ難くなり、従って反りの発
生を防止することができる。また、表面粗さ50μm〜
2,000μmの凹凸部を有する基材層が用いられてい
ても、基材層の凹凸部が剛性の優れたバックシートで覆
われているので、化粧シートが基材層の表面の凹凸を拾
うことが防止され、表面平滑性が良好で、美観的にも好
ましいものとなる。
【0052】また、請求項6記載の表面化粧積層体を用
いた表面化粧木質板にあっては、表面粗さ50μm〜
2,000μmの凹凸部を有する基材層が用いられてい
たり、多湿雰囲気中などで使用されて基材層が膨張した
りしても、基材層の表面の凹凸部が剛性の優れたバック
シートで覆われているので、化粧シートが基材層の表面
の凹凸拾うことが防止され、表面平滑性が良好で、美観
的にも好ましいものとなる。従って本発明によれば、製
造工程の簡略化が可能で、コスト高となることがなく、
かつ優れた耐湿性と優れた表面平滑性のうち少なくとも
一方の特性を備えた表面化粧木質板と、このような表面
化粧木質板を得るための表面化粧積層体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 透湿度と反り量との関係を示したグラフであ
る。
【図2】 表面粗さ20μm程度の紙製シートで木質基
材層の凹凸を拾わない(表面粗さ40μm以下)とき
の、紙製シートのガーレーこわさと表面に凹凸部を有す
る木質基材層との関係を示したグラフである。
【図3】 本発明の表面化粧木質板の第1の例を示す断
面図である。
【図4】 本発明の表面化粧木質板の第2の例を示す断
面図である。
【図5】 本発明の表面化粧木質板の第3の例を示す断
面図である。
【図6】 本発明の表面化粧木質板の第4の例を示す断
面図である。
【図7】 本発明の表面化粧木質板の第5の例を示す断
面図である。
【図8】 従来の表面化粧木質板の例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10,10a,10b,10c,20・・・表面化粧木質
板、11,21・・・基材層、12・・・接着層、13,13
a,13b,13c,23・・・表面化粧積層体、14・・・
変性熱可塑性樹脂層、14a・・・樹脂シート、15,2
5・・・樹脂製接着層、16・・・化粧シート、24・・・バッ
クシート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/10 B32B 27/10 (72)発明者 長島 宏尚 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 (72)発明者 岩田 立男 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧シート上に、透湿度が100g/m
    2・24h以下で、かつ接着機能を有する変性熱可塑性
    樹脂層が積層されてなる表面化粧積層体。
  2. 【請求項2】 化粧シート上に、樹脂製接着層を介して
    透湿度が100g/m2・24h以下の樹脂シートを積
    層してなる表面化粧積層体。
  3. 【請求項3】 化粧シート上に、透湿度が100g/m
    2・24h以下で、かつ接着機能を有する変性熱可塑性
    樹脂層を介してバックシートが積層されてなる表面化粧
    積層体。
  4. 【請求項4】 化粧シート上に、樹脂製接着層を介して
    透湿度が100g/m2・24h以下の樹脂シートと該
    樹脂シート上に形成されているバックシートとが積層さ
    れてなる表面化粧積層体。
  5. 【請求項5】 前記バックシートは、ガーレーこわさが
    50mg以上のものであることを特徴とする請求項3ま
    たは4記載の表面化粧積層体。
  6. 【請求項6】 化粧シート上に、樹脂製接着層を介して
    ガーレーこわさが50mg以上のバックシートを積層し
    てなる表面化粧積層体。
  7. 【請求項7】 基材層の片面あるいは両面に、接着剤を
    介して前記請求項1又は2記載の表面化粧積層体をこれ
    の変性熱可塑性樹脂層あるいは樹脂シートが前記基材層
    側になるように接着してなる表面化粧木質板。
  8. 【請求項8】 基材層の片面あるいは両面に、接着剤を
    介して前記請求項3〜6のいずれかに記載の表面化粧積
    層体をこれのバックシートが前記基材層側になるように
    接着してなる表面化粧木質板。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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