JPH0962940A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JPH0962940A
JPH0962940A JP7221799A JP22179995A JPH0962940A JP H0962940 A JPH0962940 A JP H0962940A JP 7221799 A JP7221799 A JP 7221799A JP 22179995 A JP22179995 A JP 22179995A JP H0962940 A JPH0962940 A JP H0962940A
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JP
Japan
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amount
data
card
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balance
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JP7221799A
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Yasuhiro Katabira
泰広 帷子
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリペイドカードによる代金支払いの際の釣
銭を無くすとともに、プリペイドカードの残高データが
不足しても増額して継続使用可能とする。 【解決手段】 商品登録終了時、プリペイドカードの残
高データとこの取引の合計金額とを比較する。そして、
残高データが合計金額以上のとき、プリペイドカードの
残高データを該残高データの金額から合計金額を減額し
た金額に更新する。一方、残高データの金額が合計金額
未満のとき、その差額を不足額として報知し、その後不
足額以上の入金額データが入力されると、プリペイドカ
ードの残高データを該残高データの金額と入金額データ
の金額との加算額から合計金額を減額した金額に更新す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリペイドカード
による登録商品の代金支払いを処理できる電子式キャッ
シュレジスタ,POS(販売時点情報管理)端末等の商
品販売登録データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の商品販売登録データ処理
装置は、残高データを記録したプリペイドカードのリー
ダライタを備え、1客が買上げる商品の販売データを登
録後、締めキーにより1取引の登録終了が宣言される
と、上記リーダライタで読取ったプリペイドカードの残
高データの金額と客買上商品の合計金額とを比較する。
そして、残高データの金額が合計金額以上のときには、
プリペイドカードの残高データを該残高データの金額か
ら合計金額を減額した金額に更新することによって支払
いを完了し、残高データの金額が合計金額未満のときに
は、プリペイドカードの残高データを“0”にするとと
もに差額を不足額として表示し、その後、不足額以上の
預り金入力があると、預り金額と不足額との差額を釣銭
として表示して支払いを完了するものとなっていた。
【0003】したがって、プリペイドカードによる支払
方式を導入した店舗においては、買上商品の合計金額以
上の残高データが記録されたプリペイドカードを有する
客との間では現金の受渡しを行うことなく支払いを受け
ることができるので、会計業務の能率向上が図られる。
しかし、残高データが不足するプリペイドカードを有す
る客との間では、不足分について現金による支払いを受
け、釣銭が発生するとその釣銭額を現金で揃えて客に渡
しており、会計業務の処理効率向上の妨げとなってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のこ
の種の商品販売登録データ処理装置は、プリペイドカー
ドの残高データが不足する場合にはプリペイドカードの
残高データを“0”にするとともに差額を不足額として
表示し、その後、不足額以上の預り金入力があると預り
金額と不足額との差額を釣銭として表示して支払いを完
了するものとなっていたので、残高データが不足した場
合には会計担当者は客との間で現金の受渡しが必要とな
り、特に、釣銭が発生した場合には、釣銭額に相当する
現金を揃えて客に渡さなければならず、会計業務の処理
効率向上の妨げとなっていた。また、ドロワ内に釣銭準
備金として多額の現金を用意しておかなければならない
ので、安全性の面でも問題がある。
【0005】さらに、プリペイドカードは残高データが
“0”になると使用できなくなっていたので、客にとっ
ては残高データが“0”になるとそのプリペイドカード
を処分して新たなカードを購入しなければならない面倒
があり、プリペイドカードによる支払方式の普及に支障
を来していた。
【0006】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、その目的とするところは、プリペイドカ
ードによる代金支払いの際の釣銭を無くすことができ、
会計業務の処理効率をより一層高めることができるとと
もに、プリペイドカードの残高データが不足しても増額
して継続使用でき、プリペイドカードの使い勝手を向上
できる商品販売登録データ処理装置を提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1対応の発明
は、商品販売データを登録する登録手段と、1取引にお
ける商品販売データの登録終了を宣言する登録締め手段
と、この締め手段により登録終了が宣言された1取引で
登録された全販売商品の合計金額を記憶する買上合計記
憶手段と、残高データを記録したプリペイドカードのリ
ーダライタとを有し、締め手段により登録終了が宣言さ
れると、リーダライタによりプリペイドカードから読取
った残高データの金額と記憶手段により記憶した合計金
額とを比較し、残高データの金額が合計金額以上のと
き、このプリペイドカードの残高データを該残高データ
の金額から合計金額を減額した金額に更新して支払いを
完了し、残高データの金額が合計金額未満のとき、その
差額を不足額として報知し、その後入力手段により不足
額以上の入金額データが入力されると、このプリペイド
カードの残高データを該残高データの金額と入金額デー
タの金額との加算額から合計金額を減額した金額に更新
して支払いを完了するものである。
【0008】本願請求項2対応の発明は、本願請求項1
対応の発明の登録手段、登録締め手段、買上合計記憶手
段及びリーダライタに加えて、登録締め手段により登録
終了が宣言されるとリーダライタによりプリペイドカー
ドから読取った残高データの金額と記憶手段により記憶
した合計金額とを比較する金額比較手段と、この比較手
段により残高データの金額が合計金額以上のときプリペ
イドカードの残高データを該残高データの金額から合計
金額を減額した金額に更新する第1のカード支払制御手
段と、比較手段により残高データの金額が合計金額未満
のときその差額を不足額として報知する不足額報知手段
と、入金額データを入力する入力手段と、不足額報知手
段により不足額を報知した後、入力手段によりその不足
額以上の入金額データが入力されると、プリペイドカー
ドの残高データを該残高データの金額と入金額データの
金額との加算額から合計金額を減額した金額に更新する
第2のカード支払制御手段とを備えたものである。
【0009】本願請求項3対応の発明は、商品販売デー
タを登録する登録手段と、1取引における商品販売デー
タの登録終了を宣言する登録締め手段と、この締め手段
により登録終了が宣言された1取引で登録された全販売
商品の合計金額を記憶する買上合計記憶手段と、残高デ
ータ及び支払累計データを記録したプリペイドカードの
リーダライタとを有し、締め手段により登録終了が宣言
されると、リーダライタによりプリペイドカードから読
取った残高データの金額と記憶手段により記憶した合計
金額とを比較し、残高データの金額が合計金額以上のと
き、このプリペイドカードの残高データを該残高データ
の金額から合計金額を減額した金額に更新するととも
に、このプリペイドカードの支払累計データを該支払累
計データの金額に合計金額を加算した金額に更新し、残
高データの金額が合計金額未満のとき、その差額を不足
額として報知し、その後入力手段により不足額以上の入
金額データが入力されると、このプリペイドカードの残
高データを該残高データの金額と入金額データの金額と
の加算額から合計金額を減額した金額に更新するととも
に、このプリペイドカードの支払累計データを該支払累
計データの金額に合計金額を加算した金額に更新し、更
新後の支払累計データの金額が予め設定されたしきい値
金額に達すると、このプリペイドカードの残高データを
該残高データの金額に所定のサービス金額を加算した金
額に更新するものである。
【0010】本願請求項4対応の発明は、本願請求項3
対応の発明の登録手段、登録締め手段、買上合計記憶手
段及びリーダライタに加えて、登録締め手段により登録
終了が宣言されると、リーダライタによりプリペイドカ
ードから読取った残高データの金額と記憶手段により記
憶した合計金額とを比較する金額比較手段と、この比較
手段により残高データの金額が合計金額以上のときプリ
ペイドカードの残高データを該残高データの金額から合
計金額を減額した金額に更新するとともに、このプリペ
イドカードの支払累計データを該支払累計データの金額
に合計金額を加算した金額に更新する第1のカード支払
制御手段と、比較手段により残高データの金額が合計金
額未満のときその差額を不足額として報知する不足額報
知手段と、入金額データを入力する入力手段と、不足額
報知手段により不足額を報知した後、入力手段によりそ
の不足額以上の入金額データが入力されると、プリペイ
ドカードの残高データを該残高データの金額と入金額デ
ータの金額との加算額から合計金額を減額した金額に更
新するとともに、このプリペイドカードの支払累計デー
タを該支払累計データの金額に合計金額を加算した金額
に更新する第2のカード支払制御手段と、第1及び第2
のカード支払制御手段により更新された支払累計データ
の金額が予め設定されたしきい値金額に達したか否かを
判定する支払累計判定手段と、この判定手段により支払
累計データの金額がしきい値金額に達したと判定すると
このプリペイドカードの残高データを該残高データの金
額に所定のサービス金額を加算した金額に更新する特典
付与手段とを備えたものである。
【0011】本願請求項1及び2対応の各発明の商品販
売登録データ処理装置であれば、会計担当者が1客の買
上商品の販売データを登録手段によって登録し、登録締
め手段によって登録終了を宣言するとともに、リーダラ
イタによってその客が所有するプリペイドカードのデー
タを読取らせると、このプリペイドカードの残高データ
の金額が買上商品の合計金額以上のとき、このプリペイ
ドカードの残高データが該残高データの金額から合計金
額を減額した金額に更新されて支払い完了となる。一
方、残高データの金額が合計金額未満のときには、その
差額が不足額として報知される。ここで、客から不足額
以上の現金を受けとると、その入金額データを入力手段
によって入力する。そうすると、このプリペイドカード
の残高データが該残高データの金額と入金額データの金
額との加算額から合計金額を減額した金額に更新されて
支払い完了となる。したがって、プリペイドカードの残
高データの金額が買上商品の合計金額未満のときには客
から不足額以上の現金を受取るが、この現金受取りに対
して釣銭が発生することはなく、釣銭を揃える作業が不
要になる。また、プリペイドカードは残高データが一旦
不足しても、入金額データの入力により残高データが増
額されるので、継続して使用できるようになる。
【0012】また、本願請求項3及び4対応の各発明の
商品販売登録データ処理装置であれば、会計担当者が1
客の買上商品の販売データを登録手段によって登録し、
登録締め手段によって登録終了を宣言するとともに、リ
ーダライタによってその客が所有するプリペイドカード
のデータを読取らせると、このプリペイドカードの残高
データの金額が買上商品の合計金額以上のとき、このプ
リペイドカードの残高データが該残高データの金額から
合計金額を減額した金額に更新されるとともに、このプ
リペイドカードの支払累計データが該支払累計データの
金額に合計金額を加算した金額に更新される。一方、残
高データの金額が合計金額未満のときには、その差額が
不足額として報知される。ここで、客から不足額以上の
現金を受けとると、その入金額データを入力手段によっ
て入力する。そうすると、このプリペイドカードの残高
データが該残高データの金額と入金額データの金額との
加算額から合計金額を減額した金額に更新されるととも
に、このプリペイドカードの支払累計データが該支払累
計データの金額に合計金額を加算した金額に更新され
る。そして、この更新された支払累計データの金額が予
め設定されたしきい値金額に達すると、このプリペイド
カードの残高データが該残高データの金額に所定のサー
ビス金額を加算した金額に更新される。したがって、プ
リペイドカードは残高データが一旦不足しても入金額デ
ータの入力により残高データが増額されるので、継続し
て使用できる。そして、プリペイドカードを用いた支払
金額の累計金額が予め設定されたしきい値金額に達する
と、このプリペイドカードの残高データが該残高データ
の金額に所定のサービス金額を加算した金額に更新され
る。すなわち、残高データの増額という形で売上実績に
応じた特典が客に自動的に付与される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の商品販売登録デー
タ処理装置の一実施形態について、図面を参照しながら
説明する。なお、この実施形態では、プリペイドカード
による代金支払いシステムの会計装置として、かかる商
品販売登録データ処理装置を用いものとし、プリペイド
カードとしては磁気カードを使用し、買物カードと称す
るものとする。
【0014】図1はプリペイドカードによる代金支払い
システムの概要を示しており、かかる代金支払いシステ
ムは、残高データXと支払累計データTを磁気記録した
買物カード1を発券するプリペイドカード発券装置2
と、上記買物カード1による代金支払いを処理する商品
販売登録データ処理装置3と、上記買物カード1の残高
データに相当する金額の現金払出しを行うカード残高払
戻し装置4とから構成されている。
【0015】そこで、以下、プリペイドカード発券装置
2,商品販売登録データ処理装置3及びカード残高払戻
し装置4の各構成及び作用効果を順に説明する。始め
に、プリペイドカード発券装置2の構成及び作用効果に
ついて図2〜図6を用いて説明する。
【0016】図2は要部構成を示すブロック図であっ
て、このプリペイドカード発券装置2は、装置本体の正
面に、買物カード1の挿脱口201、金額表示器20
2、発券釦203、取消釦204、投入部としての紙幣
投入口205及び硬貨投入口206を設けている(図1
参照)。
【0017】そして、前記カード挿脱口201の内側に
は、この挿脱口201に買物カード1が挿入されたこと
を例えば光学的に検知するカード挿入センサ207、こ
の挿脱口201に挿入された買物カード1の搬入及び挿
脱口201への買物カード1の搬出を行うカード搬送機
構208、買物カード1に磁気記録されたデータの読取
り及び該買物カード1にデータの磁気記録を行う磁気ヘ
ッド209及び未発券の買物カード(残高データX及び
支払累計データYが“0”)を蓄積したカードストッカ
210が設けられている。また、前記紙幣投入口205
の内側には、この投入口205に投入された紙幣の金種
を選別して収容する紙幣選別機211が設けられてお
り、前記硬貨投入口206の内側には、この投入口20
6に投入された硬貨の金種を選別して収容する硬貨選別
機212が設けられている。なお、前記カードストッカ
210への買物カードの補充や、前記紙幣選別機211
及び硬貨選別機212に収容された紙幣や硬貨の回収
は、例えば装置本体の裏面に設けられた扉を専用の鍵で
開けて行うようになっている。
【0018】また、このプリペイドカード発券装置2
は、制御部本体としてCPU(中央処理装置)213を
搭載している。そして、このCPU213に、プログラ
ムデータ等の固定的データを予め格納したROM(リー
ド・オンリ・メモリ)214、図3に示すように、発行
金額A,投入金額B,カード有無フラグf等の各種デー
タを記憶するメモリエリア215a,215b,215
cを形成したRAM(ランダム・アクセス・メモリ)2
15の他、I/O部216、金額計数部217、カード
処理部218等の各部をバスライン219により接続し
て、当該プリペイドカード発券装置2の制御回路を構成
している。
【0019】ここで、前記I/O部216は、前記発券
釦203及び取消釦204の信号を入力する。また、前
記CPU213の指令により金額表示器202に表示信
号を出力するものである。前記金額計数部217は、前
記紙幣選別機211にて選別された投入紙幣及び前記硬
貨選別機212にて選別された投入硬貨の金額を計数す
る。また、前記CPU213の指令により前記紙幣選別
機211及び前記硬貨選別機212に対して投入紙幣及
び投入硬貨の排出を行わせるものである。前記カード処
理部218は、前記カード挿入センサ207の信号を入
力する。また、前記CPU213の指令により前記磁気
ヘッド209,カード搬送機構208及びカードストッ
カ210の駆動を制御するものである。ここに、カード
処理部218,カード搬送機構208及び磁気ヘッド2
09は、買物カード1のリーダライタを構成する。
【0020】しかして、前記CPU213は、図4〜図
6の流れ図に示す処理を実行するようにプログラム構成
されている。すなわち、始めに、ST(ステップ)1と
して前記発券釦203が操作入力されるのを待機してい
る。そして、I/O部216に入力される発券釦203
の信号により前記発券釦203の操作入力を検知する
と、発券モードが指定されたので、前記RAM215の
発行金額エリア215a及び投入金額エリア215bを
“0”にクリアする。また、フラグエリア215cのカ
ード有無フラグfを“0”にリセットする。
【0021】次に、ST2として上記フラグエリア21
5cのカード有無フラグfを調べる。この場合、同フラ
グfはリセットされているので、ST3としてカード挿
脱口201に買物カード1が挿入されるか、ST4とし
て紙幣投入口205または硬貨投入口206に紙幣また
は硬貨が投入されるか、ST5として発券釦203また
は取消釦204が操作入力されるのを待機する。
【0022】ここで、ST3にてカード処理部218に
入力されるカード挿入センサ207の信号により買物カ
ード1の挿入を検知すると、前記フラグエリア215c
のカード有無フラグfを“1”にセットするとともに、
カード処理部218にカード搬送機構208の搬入駆動
を指令して、カード挿脱口201に挿入された買物カー
ド1を内部へ取込む。次いで、カード処理部218に磁
気ヘッド209の読取り駆動を指令して、上記買物カー
ド1の磁気記録データを読込み、残高データXを取得す
る。そして、残高データXが“0”より大きい場合に
は、発行金額エリア215aの金額データAに上記残高
データXを加算する。残高データXが“0”の場合に
は、上記処理は行わない。
【0023】しかる後、上記発行金額エリア215aの
金額データAを金額表示器202に表示させて、ST2
に戻る。ただし、この場合は、カード有無フラグfはセ
ットされているので、ST3の買物カード1の挿入有無
判断処理は行わず、ST4の入金有無判断処理及びST
5の釦入力有無判断処理のみを行う。
【0024】ST4にて紙幣投入口205または硬貨投
入口206に紙幣または硬貨が投入されたことを金額計
数部217からの信号により確認すると、この金額計数
部217にて計数されている投入金額データYを取得す
る。そして、発行金額エリア215aの金額データA及
び投入金額エリア215bの金額データBにそれぞれ上
記投入金額データYを加算する。
【0025】しかる後、上記発行金額エリア215aの
金額データAを金額表示器202に表示させて、ST2
に戻る。因みに、この場合は、カード有無フラグfがセ
ットされていなければ、ST3,ST4,ST5の各判
断処理を行い、同フラグfがセットされているならば、
ST4及びST5の判断処理のみを行う。
【0026】ST5にてI/O部216に入力される発
券釦203の信号により該発券釦203の操作入力を検
知した場合には、買物カード1の発券が指示されたの
で、図5に示すように、前記カード有無フラグfを調べ
る。そして、同フラグfが“1”にセットされている場
合には、カード挿脱口201から発券済みの買物カード
1が挿入されているので、カード処理部218に磁気ヘ
ッド209の書込み駆動を指令して、この買物カード1
の残高データXを発行金額エリア215a内の発行金額
データAに書換え更新する。
【0027】これに対し、同フラグfが“0”にリセッ
トされている場合には、カード挿脱口201から発券済
みの買物カード1が挿入されていないので、カード処理
部218にカードストッカ210の送出駆動を指令して
ストッカ210内の未発券の買物カード1を1枚送り出
すとともに、磁気ヘッド209の書込み駆動を指令し
て、この未発券の買物カード1に発行金額エリア215
a内の発行金額データAを残高データXとして記録す
る。
【0028】しかる後、カード処理部218にカード搬
送機構208の搬出駆動を指令して、発券済み若しくは
未発券の買物カード1をカード挿脱口201より排出
し、カード有無フラグfを“0”にリセットしたなら
ば、今回の処理を終了する。
【0029】一方、ST5にてI/O部216に入力さ
れる取消釦204の信号により該取消釦204の操作入
力を検知した場合には、買物カード1の発券取消が指示
されたので、図6に示すように、前記カード有無フラグ
fを調べる。そして、同フラグfが“1”にセットされ
ている場合には、カード挿脱口201から発券済みの買
物カード1が挿入されているので、カード処理部218
にカード搬送機構208の搬出駆動を指令して、この買
物カード1をカード挿脱口201より排出し、カード有
無フラグfを“0”にリセットする。同フラグfが
“0”にリセットされている場合には、上記処理は行わ
ない。その後、投入金額エリア215bの投入金額デー
タBに相当する金額の払出し指令を金額計数部217を
介して紙幣選別機211及び硬貨選別機212に与えた
ならば、今回の処理を終了する。因みに、紙幣選別機2
11及び硬貨選別機212は、払出し指令に応じた金額
の紙幣または硬貨を紙幣投入口205または硬貨投入口
206より排出するものとなっている。
【0030】このような構成のプリペイドカード発券装
置2においては、発券釦203の操作入力により買物カ
ードの発券モードを選択した後、紙幣投入口205から
紙幣を投入し、あるいは硬貨投入口206から硬貨を投
入し、発券釦203を再度操作入力すると、カードスト
ッカ210から未発券の買物カード1が1枚取出され
る。そして、この買物カード1に投入した紙幣及び硬貨
の合計金額が残高データXとして磁気記録されて、カー
ド挿脱口201より排出される。
【0031】また、発券モードにおいて、カード挿脱口
201に発券済みの買物カード1を挿入するとともに、
紙幣投入口205から紙幣を投入し、あるいは硬貨投入
口206から硬貨を投入した後、発券釦203を操作入
力すると、この発券済みの買物カード1の残高データX
が該残高データの金額に投入した紙幣及び硬貨の合計金
額を加算した金額に更新されて、カード挿脱口201よ
り排出される。
【0032】なお、発券モードにおいて、発券釦203
を操作入力する前に取消釦204を操作入力すると、そ
れまでに投入した紙幣や硬貨はそれぞれ紙幣投入口20
5及び硬貨投入口206に戻される。また、カード挿脱
口201に発券済みの買物カード1を挿入していた場合
には、この買物カード1も残高データXが更新されるこ
となくカード挿脱口201から排出される。
【0033】このように、本実施形態におけるプリペイ
ドカード発券装置2は、紙幣を投入する紙幣投入口20
5及び硬貨を投入する硬貨投入口206と、これらの投
入口205,206から投入された貨幣の金額を合計す
る投入金額合計手段(CPU213,発行金額エリア2
15a)と、買物カード1の発券を指示する発券釦20
3と、この発券釦203により発券が指示されると、前
記投入金額合計手段により算出した投入合計金額を残高
データとして記録した買物カードを発券する発券制御手
段(CPU213)とを備えたので、投入口205,2
06から投入された貨幣の合計金額を額面金額とする買
物カード1を発券することができ、所持金の多少に関わ
らず買物カード1を取得できる。その結果、買物カード
1の普及性を高め得る。
【0034】また、投入口205,206から投入した
貨幣の合計金額が買物カード1の残高データとして記録
されるので、釣銭の演算及び払出しの機能が不要とな
る。したがって、釣銭演算のソフトウェアや釣銭払出し
機構のハードウェアを排除できるので、構成を簡略化で
きる。しかも、買物カード発券装置2に釣銭準備金を用
意する必要もなくなるので、メンテナンスに要する作業
も簡略化できる。
【0035】また、本実施形態におけるプリペイドカー
ド発券装置2は、買物カードのリーダライタ(カード処
理部218,カード搬送機構208,磁気ヘッド20
9)を設け、発券釦203により発券が指示されると、
このリーダライタで読取った買物カード1の残高データ
Xの金額に投入金額合計手段により算出した投入合計金
額を合算した金額を残高データとする買物カードを発券
するようにしている。したがって、発券済みの買物カー
ド1の残高データに投入口205,206から投入した
現金の金額を加算した金額を額面価格とするプリペイド
カードを発券できるので、発券済みの買物カード1の残
高が少なくなってもその残高を無駄にしてしまうことは
なく、この点からも買物カード1の普及性を高めること
ができる。
【0036】また、この場合において、発券される買物
カード1は、カード挿脱口201に挿入された発券済み
の買物カード1の残高データを、当該買物カード1の残
高データXの金額に投入金額合計手段により算出した投
入合計金額を合算した金額に書換更新されたものであ
る。したがって、1枚の買物カード1を繰返し使用でき
るので、買物カード1が無駄に破棄されることもない。
【0037】次に、商品販売登録データ処理装置3の構
成及び作用効果を図7乃至図10を用いて説明する。図
7は要部構成を示すブロック図であって、この商品販売
登録データ処理装置3は、制御部本体としてCPU30
1を搭載している。そして、このCPU301に、バス
ライン302を介して、プログラムデータ等の固定的デ
ータが予め格納されたROM303、売上合計メモリ等
の各種メモリエリアが形成されるRAM304、日時を
計時する時計回路305、I/Oポート306、キーボ
ードコントローラ307、表示器コントローラ308、
プリンタコントローラ309及びカードリーダライタコ
ントローラ310等の各部を接続して、制御回路を構成
している。
【0038】ここで、前記I/Oポート306には、
「登録」,「点検」,「精算」,「設定」等の各種業務
モードを切換えるモードスイッチ311からの信号が入
力される。また、現金等を収容するためのドロワ312
(図1参照)を開放動作させるドロワ開放装置313に
駆動信号を送出するものとなっている。因みに、「登
録」とは登録手段により登録された商品販売データを前
記売上合計メモリに累積処理する業務のモードであり、
「点検」とは前記売上合計メモリに格納された各商品販
売データの累積データを点検レポートとして出力する業
務のモードであり、「精算」とは「点検」と同様に前記
売上合計メモリの累積データを精算レポートとして出力
した後、該売上合計メモリの内容をクリアする業務のモ
ードであり、「設定」とは「登録」等の業務を行う上で
必要なデータを予め前記売上合計メモリ等に設定してお
く業務のモードである。
【0039】前記キーボードコントローラ307には、
図8に示すように、数値データを入力する置数キー8
1、各商品を分類する部門コードがプリセットされたプ
リセット部門キー82、置数データのクリアやエラー解
除を指令するクリアキー83、置数データが乗数である
ことを指示する乗算キー84、置数データが入金額デー
タであることを指示する入金キー85、1取引における
商品販売データの登録終了を宣言する締めキー86等の
各種キーが配設されたキーボード314が接続されてい
る。ここに、締めキー86は登録締め手段を構成する。
また、置数キー81及び入金キー85は入金額データの
入力手段を構成する。
【0040】前記表示器コントローラ308には、販売
登録された商品の部門コード,金額等を表示する表示器
315が接続されている。なお、この表示器315はオ
ペレータ用と客用の2種類が設けられている。前記プリ
ンタコントローラ309には、レシート用紙及びジャー
ナル用紙に印字を行うレシート/ジャーナルプリンタ3
16が接続されている。なお、印字済のレシート用紙は
取引毎に切断され、レシート317(図1参照)として
レシート発行口(不図示)から排出され、ジャーナル用
紙は装置内部で巻き取られる。
【0041】前記カードリーダライタコントローラ31
0には、前記買物カード1に磁気記録されているデータ
(残高データX,支払累計データY)を読取りかつこの
買物カード1にデータを磁気記録するカードリーダライ
タ318が接続されている。
【0042】さて、この商品販売登録データ処理装置3
は、特にRAM304に、図9に示す如く、しきい値金
額エリア91、サービス金額エリア92、買上合計金額
エリア93、カード残高エリア94、支払累計金額エリ
ア95、第1,第2ワークエリア96,97の各種メモ
リエリアを形成している。
【0043】ここで、しきい値金額エリア91に格納さ
れるしきい値金額Hは、買物カード1の支払い累計デー
タTにより残高データXを増額する特典処理を行うか否
かの判断基準となる金額である。つまり、支払い累計デ
ータTがしきい値金額Hの単位を越える毎に特典処理を
行なう。また、サービス金額エリア92に格納されるサ
ービス金額Sは、この特典処理により残高データXに加
算される金額である。そして、このしきい値金額H及び
サービス金額Sは、設定業務により適宜設定変更できる
ようになっている。また、買上合計金額エリア93は、
1取引で登録された全販売商品の合計金額Nを記憶する
エリアであって、買上合計記憶手段を構成する。
【0044】しかして、前記CPU301は、モードス
イッチ311により「登録」モードが選択されている状
態で、置数キー81により販売商品の単価が置数され、
続いてプリセット部門キー82により当該販売商品の部
門コードが入力されると、上記単価に販売点数(直前に
置数キー81と乗算キー84とにより乗数が入力されて
いる場合にはその乗数、入力されていない場合には
“1”)を乗じて販売金額を算出し、この販売点数及び
販売金額の商品販売データをRAM304の売上登録メ
モリに部門コード別に登録処理する(登録手段)。ま
た、上記販売金額を買上合計金額エリア93のデータN
に加算する。なお、買上合計金額エリア93のデータN
は、1取引における最初の商品登録に応動して“0”ク
リアされるようになっている。なお、商品販売登録デー
タ処理装置3における登録手段は、上述した部門別登録
に限定されるものではなく、例えば標準的なPOS端末
で行われる単品登録であってもよい。
【0045】また、CPU301は、上記商品登録後、
締めキー86の入力により1取引における商品販売デー
タの登録終了が宣言されると、図10の流れ図に示す締
めキー処理を実行するようにプログラム構成されてい
る。すなわち、この締めキー処理を開始すると、先ず、
ST1として1取引の商品登録済であることを、例えば
1取引における最初の商品登録に応動してセットされる
登録中フラグの状態から確認したならば、ST2として
買上合計金額エリア93のデータN、つまりはこの1取
引で登録された全販売商品の合計金額を表示器315に
表示させる。
【0046】次に、ST3としてカードリーダライタ3
18の読取り駆動を指令して、該カードリーダライタ3
18に装着されている買物カード1の磁気記録データ
(残高データX,支払累計データT)を読込み、残高デ
ータXをカード残高エリア94に格納し、支払累計デー
タTを支払累計金額エリア95に格納する。また、上記
支払累計金額エリア95のデータQ、つまりは支払累計
データTをしきい値金額エリア91のしきい値金額Hで
除算し、その商の整数uを第1ワークエリア96に格納
する。なお、ST3にてカードリーダライタ318に買
物カードが装着されていない場合には、装着されるのを
待機し、装着されたことをカードリーダライタ318か
らの信号により確認したならば、上記処理を実行する。
【0047】次に、ST4として買上合計金額エリア9
3のデータN、つまりはこの1取引で登録された全販売
商品の合計金額と、カード残高エリア94のデータP、
つまりは買物カード1に磁気記録された残高データの金
額とを比較する(金額比較手段)。
【0048】その結果、データPがデータN以上の場合
には、買物カード1の残高で今回取引の買上商品の代金
支払いを賄うことができるので、ST5としてカード残
高エリア94のデータPから買上合計金額エリア93の
データNを減算し、かつ支払累計金額エリア95のデー
タQに上記買上合計金額エリア93のデータNを加算す
る(第1のカード支払い制御手段)。
【0049】次に、上記支払累計金額エリア95のデー
タQ、つまりは支払累計データTに今回取引の買上合計
金額Nを加算した金額を前記しきい値金額Hで除算し、
その商の整数vを第2ワークエリア97に格納する。し
かる後、ST6として第1ワークエリア96のデータu
と第2ワークエリア97のデータvとを比較する(支払
累計判定手段)。そして、データvがデータuより大き
い場合には、今回の買上げにより支払累計データTがし
きい値金額Hの単位を越えたので、ST7としてカード
残高エリア94のデータPにサービス金額エリア92の
サービス金額Sを加算する(特典付与手段)。
【0050】その後、カードリーダライタ318に装着
されている買物カード1の残高データXを上記カード残
高エリア94のデータPに書換え更新し、かつ同買物カ
ード1の支払累計データTを上記支払累計金額エリア9
5のデータQに書換え更新したならば、プリンタ316
により当該取引のレシートを印字発行して、この締めキ
ー処理を終了する。
【0051】一方、ST4にて買上合計金額エリア93
のデータNがカード残高エリア94のデータPより大き
い場合には、買物カード1の残高では今回取引の買上商
品の代金に不足しているので、ST8としてデータNと
データPの差額を不足額として表示器315に表示させ
る(不足額報知手段)。そして、ST9として入金額デ
ータMが入力されるのを待機する。
【0052】ここで、置数キー81と入金キー85によ
り入金額データMが入力されたことを確認したならば、
カード残高エリア94のデータPに上記入金額データM
を加算して、ST4に戻る。この結果、データPがデー
タN以上になったならば、支払いが可能なので、ST5
以降の処理を実行する(第2のカード支払制御手段)。
なお、依然としてデータPがデータN未満の場合には、
ST8に進み、残りの不足額を表示する。
【0053】このような構成の商品販売登録データ処理
装置3においては、1客が買上げる全商品の登録後、締
めキー86を操作して1取引の登録終了を宣言すると、
買上合計金額エリア93に格納されている当該1取引で
登録された全販売商品の合計金額Nが表示器315に表
示される。ここで、カードリーダライタ318に、残高
データXと支払累計データTとが磁気記録された買物カ
ード1が装着されているものとすると、その残高データ
Xの金額と合計金額Nとが比較される。そして、残高デ
ータXの金額が合計金額N以上の場合には、当該買物カ
ード1の残高データXが、その残高データXの金額から
合計金額Nを減額した金額に更新されて、代金支払いが
完了する。
【0054】一方、残高データXの金額が合計金額N未
満の場合には、その差額(N−P)が不足額として表示
器15に表示される。ここで、置数キー81と入金キー
85とにより入金額データMを入力すると、残高データ
Xの金額に上記入金額データMの金額が加算され、この
加算額と上記合計金額Nとが比較される。そして、加算
額が合計金額N以上のとき、すなわち残高データXの金
額と合計金額Nとの差額以上の金額が入金額データMと
して入力された場合には、当該買物カード1の残高デー
タXが、上記加算額から合計金額Nを減額した金額に更
新されて、代金支払いが完了する。
【0055】こうして、代金支払いが完了すると、上記
買物カード1の支払累計データTに今回の合計金額Nが
加算される。そして、今回の合計金額Nを加算した結
果、支払累計データTの金額が予め設定されているしき
い値金額Hの単位に達すると、当該買物カード1の残高
データXに予め設定されているサービス金額Sが加算さ
れる。例えば、しきい値金額Hとして「10000」が
設定され、サービス金額Sとして「100」が設定され
ていたとすると、支払完了により支払累計データTの1
万の位が増加したならば、v>uが成立するので、残高
データXにデータ「100」が加算される。
【0056】このように本実施形態における商品販売登
録データ処理装置3は、締めキー86により1取引の登
録終了が宣言されると、カードリーダライタ318によ
り買物カード1から読取った残高データXの金額と買上
合計金額エリア93に記憶した合計金額Nとを比較す
る。そして、残高データXの金額が合計金額N以上のと
きには、買物カード1の残高データXを、該残高データ
Xの金額から合計金額Nを減額した金額に更新する。こ
れに対し、残高データXの金額が合計金額N未満のとき
には、その差額を不足額として報知し、その後、置数キ
ー81と入金キー85とにより不足額以上の入金額デー
タMが入力されると、買物カード1の残高データXを、
該残高データXの金額と入金額データMの金額との加算
額から合計金額Nを減額した金額に更新するようにした
ものである。
【0057】その結果、買物カード1に磁気記録された
残高データXの金額が買上合計金額N以上の場合は勿論
のこと、残高データXの金額が買上合計金額Nに不足す
る場合でも、その不足額以上の入金額データMをキー入
力することによって、自動的に残高データXが入金額デ
ータMだけ増額され、買上合計金額Nの支払いに供され
るので、会計業務において釣銭が発生しなくなる。
【0058】したがって、会計担当者はドロワ312か
ら釣銭額に相当する現金を揃える作業が不要になるの
で、負担を軽減でき、会計業務の処理効率向上を図り得
る。また、ドロワ312内に釣銭準備金を用意しておく
必要もなくなり、ドロワ312内には買物カード1の残
高データが不足した客から受取った現金が収容されるだ
けなので、収容される金額が少なくなり、強盗に襲われ
る危険性が小さくなる。
【0059】また、買物カード1の残高データXが不足
しても、入金額データMをキー入力するだけの簡単な操
作でその残高データXを増額できるので、1枚の買物カ
ード1を繰返し使用することができる。したがって、客
は買物カード1の残高を意識しなくても不足している場
合には適当な所持金を店側に提出すればよく、簡便に支
払いを済ませることができる上、残高データが“0”に
なったカードを処分し新たなカードを購入しなければな
らない面倒もなくなる。よって、買物カード1の普及性
を高めることができる。
【0060】また、本実施形態においては、買物カード
1に残高データXとともに支払累計データTを記録する
ようにし、商品販売登録データ処理装置3において買物
カード1による支払いが完了すると、この商品販売登録
データ処理装置3は、当該買物カード1の支払累計デー
タTに今回の買上商品の合計金額Nを加算する。そし
て、加算後の支払累計データTが、予め設定されている
しきい値金額Hの単位を越えたことを検知すると、当該
買物カード1の残高データXに所定のサービス金額Sを
加算して、自動的に特典を付与できるようになってい
る。
【0061】したがって、客にとっては買物カード1を
使用して買上商品の代金を支払えば支払うほど特典を受
けることができるので、この点からも買物カード1の普
及性を高めることができる上、多くの固定客を掴めるよ
うになり、店の売上げ増大が期待できる。
【0062】次に、カード残高払戻し装置4の構成及び
作用効果を図11〜図13を用いて説明する。図11は
要部構成を示すブロック図であって、このカード残高払
戻し装置4は、装置本体の正面に、買物カード1の挿脱
口401、金額表示器402、確認釦403、取消釦4
04、紙幣及び硬貨の釣銭払出口406を設けている
(図1参照)。
【0063】そして、前記カード挿脱口401の内側に
は、この挿脱口401に買物カード1が挿入されたこと
を例えば光学的に検知するカード挿入センサ406、こ
の挿脱口401に挿入された買物カード1の搬入及び挿
脱口401への買物カード1の搬出を行うカード搬送機
構407、買物カード1に磁気記録されたデータの読取
りを行う磁気ヘッド408及び残金払戻し済みの買物カ
ードを回収するカードストッカ409が設けられてい
る。また、前記釣銭払出口406の内側には、紙幣及び
硬貨を金種別に収容し、金種別の払出信号に応動して該
当金種の紙幣及び硬貨を上記釣銭払出口406へ排出す
る釣銭払出機410が設けられている。なお、前記カー
ドストッカ409に蓄積された買物カードの回収や、前
記釣銭払出機410への紙幣及び硬貨の補充は、例えば
装置本体の裏面に設けられた扉を専用の鍵で開けて行う
ようになっている。
【0064】また、このカード残高払戻し装置4は、制
御部本体としてCPU411を搭載している。そして、
このCPU411に、プログラムデータ等の固定的デー
タを予め格納したROM412、図12に示すように、
カード残高P0,支払累計金額Q0等の各種データを記
憶するメモリエリア413a,413bを形成したRA
M413の他、I/O部414、釣銭制御部415、カ
ード処理部416等の各部をバスライン417により接
続して、当該カード残高払戻し装置4の制御回路を構成
している。
【0065】ここで、前記I/O部414は、前記確認
釦403及び取消釦404の信号を入力する。また、前
記CPU411の指令により金額表示器402に表示信
号を出力するものである。前記釣銭制御部415は、前
記CPU411からの残金払出指令を基に金種別に貨幣
の払出枚数を算出し、この払出枚数に基づいて釣銭払出
機410に金種別の払出信号を送出するものである。
【0066】前記カード処理部416は、前記カード挿
入センサ406の信号を入力する。また、前記CPU4
11の指令により前記磁気ヘッド408,カード搬送機
構407及びカードストッカ409の駆動を制御するも
のである。ここに、カード処理部416,カード搬送機
構407及び磁気ヘッド408は、買物カード1のリー
ダを構成する。
【0067】しかして、前記CPU411は、図13の
流れ図に示す処理を実行するようにプログラム構成され
ている。すなわち、始めに、ST1としてカード挿脱口
401に買物カード1が挿入されるのを待機する。そし
て、カード処理部416に入力されるカード挿入センサ
406の信号により買物カード1の挿入を検知すると、
ST2としてカード処理部416にカード搬送機構40
7の搬入駆動を指令して、カード挿脱口401に挿入さ
れた買物カード1を内部へ取込み、続いてカード処理部
416に磁気ヘッド408の読取り駆動を指令して、上
記買物カード1の磁気記録データを読込み、残高データ
X及び支払累計データTを取得する。そして、この残高
データXをカード残高エリア413aに格納し、支払累
計データTを支払累計金額エリア413bに格納したな
らば、上記カード残高エリア413a及び支払累計金額
エリア413bの各データP0,Q0をそれぞれ金額表
示器402に表示させる。
【0068】この状態で、次に、確認釦403または取
消釦404が入力されるのを待機する。そして、ST3
としてI/O部414に入力される確認釦403の信号
により該発券釦403の操作入力を検知した場合には、
残高データの払戻しが指令されたので、カード残高エリ
ア413aのデータP0に相当する金額の払出指令を釣
銭制御部415に与え、釣銭払出口406から現金で払
出しさせるとともに、カード処理部416にカードスト
ッカ409の回収駆動を指令して、買物カード1をカー
ドストッカ409に回収したならば、この処理を終了す
る。
【0069】これに対し、ST4としてI/O部414
に入力される取消釦404の信号により該取消釦404
の操作入力を検知した場合には、残高データの払戻し中
止が指令されたので、カード処理部416にカード搬送
機構407の搬出駆動を指令し、買物カード1をカード
挿脱口401から排出させたならば、この処理を終了す
る。
【0070】このような構成のカード残高払戻し装置4
においては、残高データXが“0”より大きい買物カー
ド1をカード挿脱口401に挿入すると、金額表示器4
02に上記残高データXの金額と支払累計データTの金
額が表示される。ここで、確認釦403を操作入力する
と、上記残高データXの金額に相当する現金が釣銭払出
口406から払戻しされ、買物カード1はカードストッ
カ409に回収される。一方、取消釦404を操作入力
すると、買物カード1がカード挿脱口401より排出さ
れる。
【0071】このように本実施形態におけるカード残高
払戻し装置4によれば、買物カード1に磁気記録された
残高データXに相当する金額を簡単な操作で速やかに現
金で払戻すことができる。また、買物カード1に磁気記
録された残高データX及び支払累計データYの金額を容
易に確認することができる。
【0072】さて、前記プリペイドカード発券装置2,
商品販売登録データ処理装置3及びカード残高払戻し装
置4からなる代金支払いシステムを導入する店舗におい
ては、商品販売登録データ処理装置3を店内の会計場所
に設置し、プリペイドカード発券装置2を会計場所の手
前、例えば店舗入口に設置し、カード残高払戻し装置4
を会計場所の後方、例えば店舗出口に設置することにな
る。
【0073】これにより、買物カード1を所有していな
い買物客は、買上商品の会計前にプリペイドカード発券
装置2の紙幣投入口205及び硬貨投入口206に適当
な現金を投入してその投入金額を額面金額とする買物カ
ード1を取得する。なお、買物カード1をすでに所有し
ている者であっても、会計前にその残高データを増額し
たい買物客は、プリペイドカード発券装置2のカード挿
脱口201にこの買物カード1を挿入するとともに、紙
幣投入口205及び硬貨投入口206に増額分の現金を
投入する。こうすることにより、この買物カード1の残
高データが投入金額分増額される。
【0074】一方、店の会計担当者は、買物客が買上げ
る商品の販売データを商品販売登録データ処理装置3に
登録する。そして、この買物客が買上げる全商品の登録
を終了すると、締めキー86を操作するとともにこの買
物客が所有している買物カード1の磁気記録データをカ
ードリーダライタ318に読み取らせる。そうすると、
この買物カード1の残高データXの金額と買上合計金額
格納エリア93に記憶されている当該買物客が買上げた
全商品の合計金額Nとが比較される。そして、残高デー
タXの金額が合計金額N以上の場合には、当該買物カー
ド1の残高データXが、当該残高データXの金額から合
計金額Nを減額した金額に更新されて支払いが完了す
る。そこで、会計担当者は買物カード1を買物客に返
す。
【0075】これに対し、残高データXの金額が合計金
額N未満の場合には、その差額が不足額として表示器3
15に表示されるので、会計担当者は不足額以上の現金
を買物客に要求する。そして、買物客から不足額以上の
現金を受取ったならば、ドロワ312に収納するととも
に、受取った金額つまり入金額を置数キー81と入金キ
ー85を用いて入力する。そうすると、当該買物カード
1の残高データXが、当該残高データXの金額に上記入
金額を加算した金額から合計金額Nを減額した金額に更
新されて支払いが完了する。そこで、会計担当者は買物
カード1を買物客に返す。
【0076】また、支払いを終えた買物客のなかで、買
物カード1の残高払戻しを受ける場合には、カード残高
払戻し装置4のカード挿脱口401に当該買物カード1
を挿入し、確認釦403を操作する。そうすると、この
買物カード1の残高データXの金額に相当する現金がカ
ード残高払戻し装置4の釣銭払出口406に払出される
ので、買物客はこの現金を受取る。
【0077】このように、プリペイドカード発券装置2
を会計場所の手前側に設け、商品販売登録データ処理装
置3を会計場所に設けることによって、全ての買物客が
プリペイド方式の買物カード1を使用して買上商品の代
金を支払うシステムを確立できる。その結果、会計業務
では現金を取扱う機会が不足分の受取りのみであり、大
幅に少なくなるので、1買物客に要する会計業務の処理
時間を短縮でき、客さばきを良好にできる。
【0078】また、カード残高払戻し装置4を会計場所
の後方に設けることによって、支払いを終えた買物カー
ド1の残高を簡単な操作により現金で払戻せるようにな
る。したがって、プリペイドカード発券装置2で多額の
現金を投入して買物カード1を取得しても、支払いで残
った分は直ぐに現金に換えることができるので、全ての
買物客がプリペイド方式の買物カード1を使用して買上
商品の代金を支払うようにしても、残高データが残った
買物カード1を処分できずに客が損をするようなことは
なく、誰もが安心して買物カード1を購入できるように
なる。
【0079】また、会計業務で釣銭が発生しないので商
品販売登録データ処理装置3のドロワ312に多額の現
金を収容しておく必要がない上、買物カード発券装置2
やカード残高払戻し装置4に収容された現金は簡単には
取出すことができないので、強盗に対する保安面や店員
の不正防止の面でも優れた効果を奏し得る。しかも、プ
リペイドカード発券装置2にストックされている未発券
カードは、残高データが“0”なので、仮にこの未発券
カードが盗難にあっても、不正に使用することはでき
ず、不正防止の効果がある。
【0080】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではない。例えば、商品販売登録データ処理装置3
に、プリペイドカード発券装置2に設けた貨幣投入部2
05,206、貨幣選別機211,212及び金額計数
部217を付加することによって、買物カード1の残高
データXが不足したときに客から預かる現金を貨幣投入
部205,206から投入するだけで自動的に預かった
現金の金額を計数し、入金額データMとして残高データ
Xに加算するように構成することも可能である。こうす
ることにより、会計担当者が客から受取った現金を数え
て不足額以上か否かを判断する面倒がなくなる。この
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1乃至4
対応の発明によれば、プリペイドカードによる代金支払
いの際の釣銭を無くすことができ、会計業務の処理効率
をより一層高めることができるとともに、プリペイドカ
ードの残高データが不足しても増額して継続使用でき、
プリペイドカードの使い勝手を向上できる商品販売登録
データ処理装置を提供できる。
【0082】また、本願請求項3及び4対応の発明によ
れば、上記効果に加えて、プリペイドカードを用いて買
上げ商品の代金を多く支払った客に特典を付与すること
ができ、プリペイドカードの普及性を高め得るとともに
客の固定化を図り得、店の売上げ増加が期待できる商品
販売登録データ処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プリペイドカードを用いた代金支払いシステ
ムの一実施形態を示す概要図。
【図2】 代金支払いシステムを構成するプリペイドカ
ード発券装置の要部構成を示すブロック図。
【図3】 前記プリペイドカード発券装置のRAMに設
けられる主要なメモリエリアを示す図。
【図4】 前記プリペイドカード発券装置のCPUが実
行する主要な処理を示す流れ図。
【図5】 図4に示す処理の発券釦入力後処理を示す流
れ図。
【図6】 図4に示す処理の取消釦入力後処理を示す流
れ図。
【図7】 代金支払いシステムを構成する商品販売登録
データ処理装置の要部構成を示すブロック図。
【図8】 前記商品販売登録データ処理装置のキーボー
ドを示す図。
【図9】 前記商品販売登録データ処理装置のRAMに
設けられる主要なメモリエリアを示す図。
【図10】前記商品販売登録データ処理装置のCPUが
実行する締めキー処理を示す流れ図。
【図11】代金支払いシステムを構成するカード残高払
戻し装置の要部構成を示すブロック図。
【図12】 前記カード残高払戻し装置のRAMに設け
られる主要なメモリエリアを示す図。
【図13】 前記カード残高払戻し装置のCPUが実行
する主要な処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…買物カード(プリペイドカード) 2…プリペイドカード発券装置 3…商品販売登録データ処理装置 312…ドロワ 314…キーボード 315…表示器 316…プリンタ 318…カードリーダライタ 85…入金キー 86…締めキー 91…しきい値金額エリア 92…サービス金額エリア 93…買上合計金額エリア 4…カード残高払戻し装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品販売データを登録する登録手段と、
    1取引における商品販売データの登録終了を宣言する登
    録締め手段と、この締め手段により登録終了が宣言され
    た1取引で登録された全販売商品の合計金額を記憶する
    買上合計記憶手段と、残高データを記録したプリペイド
    カードのリーダライタとを有し、前記登録締め手段によ
    り登録終了が宣言されると前記リーダライタによりプリ
    ペイドカードから読取った残高データの金額と前記記憶
    手段により記憶した合計金額とを比較し、残高データの
    金額が合計金額以上のとき、このプリペイドカードの残
    高データを該残高データの金額から前記合計金額を減額
    した金額に更新し、前記残高データの金額が前記合計金
    額未満のとき、その差額を不足額として報知し、その後
    入力手段により不足額以上の入金額データが入力される
    と、このプリペイドカードの残高データを該残高データ
    の金額と入金額データの金額との加算額から前記合計金
    額を減額した金額に更新することを特徴とする商品販売
    登録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 商品販売データを登録する登録手段と、
    1取引における商品販売データの登録終了を宣言する登
    録締め手段と、この締め手段により登録終了が宣言され
    た1取引で登録された全販売商品の合計金額を記憶する
    買上合計記憶手段と、残高データを記録したプリペイド
    カードのリーダライタと、前記登録締め手段により登録
    終了が宣言されると、前記リーダライタにより前記プリ
    ペイドカードから読取った残高データの金額と前記記憶
    手段により記憶した合計金額とを比較する金額比較手段
    と、この比較手段により前記残高データの金額が前記合
    計金額以上のとき前記プリペイドカードの残高データを
    該残高データの金額から前記合計金額を減額した金額に
    更新する第1のカード支払制御手段と、前記比較手段に
    より前記残高データの金額が前記合計金額未満のときそ
    の差額を不足額として報知する不足額報知手段と、入金
    額データを入力する入力手段と、前記不足額報知手段に
    より不足額を報知した後、前記入力手段によりその不足
    額以上の入金額データが入力されると、前記プリペイド
    カードの残高データを該残高データの金額と前記入金額
    データの金額との加算額から前記合計金額を減額した金
    額に更新する第2のカード支払制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする商品販売登録データ処理装置。
  3. 【請求項3】 商品販売データを登録する登録手段と、
    1取引における商品販売データの登録終了を宣言する登
    録締め手段と、この締め手段により登録終了が宣言され
    た1取引で登録された全販売商品の合計金額を記憶する
    買上合計記憶手段と、残高データ及び支払累計データを
    記録したプリペイドカードのリーダライタとを有し、前
    記締め手段により登録終了が宣言されると前記リーダラ
    イタにより前記プリペイドカードから読取った残高デー
    タの金額と前記記憶手段により記憶した合計金額とを比
    較し、残高データの金額が合計金額以上のとき、このプ
    リペイドカードの残高データを該残高データの金額から
    前記合計金額を減額した金額に更新するとともに、この
    プリペイドカードの支払累計データを該支払累計データ
    の金額に前記合計金額を加算した金額に更新し、前記残
    高データの金額が前記合計金額未満のとき、その差額を
    不足額として報知し、その後入力手段により不足額以上
    の入金額データが入力されると、このプリペイドカード
    の残高データを該残高データの金額と入金額データの金
    額との加算額から前記合計金額を減額した金額に更新す
    るとともに、このプリペイドカードの支払累計データを
    該支払累計データの金額に前記合計金額を加算した金額
    に更新し、更新後の支払累計データの金額が予め設定さ
    れたしきい値金額に達すると、このプリペイドカードの
    残高データを該残高データの金額に所定のサービス金額
    を加算した金額に更新することを特徴とする商品販売登
    録データ処理装置。
  4. 【請求項4】 商品販売データを登録する登録手段と、
    1取引における商品販売データの登録終了を宣言する登
    録締め手段と、この締め手段により登録終了が宣言され
    た1取引で登録された全販売商品の合計金額を記憶する
    買上合計記憶手段と、残高データ及び支払累計データを
    記録したプリペイドカードのリーダライタと、前記締め
    手段により登録終了が宣言されると前記リーダライタに
    より前記プリペイドカードから読取った残高データの金
    額と前記記憶手段により記憶した合計金額とを比較する
    金額比較手段と、この比較手段により前記残高データの
    金額が前記合計金額以上のとき前記プリペイドカードの
    残高データを該残高データの金額から前記合計金額を減
    額した金額に更新するとともに、このプリペイドカード
    の支払累計データを該支払累計データの金額に前記合計
    金額を加算した金額に更新する第1のカード支払制御手
    段と、前記比較手段により前記残高データの金額が前記
    合計金額未満のときその差額を不足額として報知する不
    足額報知手段と、入金額データを入力する入力手段と、
    前記不足額報知手段により不足額を報知した後、前記入
    力手段によりその不足額以上の入金額データが入力され
    ると、前記プリペイドカードの残高データを該残高デー
    タの金額と前記入金額データの金額との加算額から前記
    合計金額を減額した金額に更新するとともに、このプリ
    ペイドカードの支払累計データを該支払累計データの金
    額に前記合計金額を加算した金額に更新する第2のカー
    ド支払制御手段と、前記第1及び第2のカード支払制御
    手段により更新された支払累計データの金額が予め設定
    されたしきい値金額に達したか否かを判定する支払累計
    判定手段と、この判定手段により前記支払累計データの
    金額が前記しきい値金額に達したと判定するとこのプリ
    ペイドカードの残高データを該残高データの金額に所定
    のサービス金額を加算した金額に更新する特典付与手段
    とを具備したことを特徴とする商品販売登録データ処理
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019106073A (ja) * 2017-12-13 2019-06-27 グローリー株式会社 貨幣入金機及び会計システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019106073A (ja) * 2017-12-13 2019-06-27 グローリー株式会社 貨幣入金機及び会計システム

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