JPH09282057A - システム電源制御装置 - Google Patents
システム電源制御装置Info
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- JPH09282057A JPH09282057A JP8096684A JP9668496A JPH09282057A JP H09282057 A JPH09282057 A JP H09282057A JP 8096684 A JP8096684 A JP 8096684A JP 9668496 A JP9668496 A JP 9668496A JP H09282057 A JPH09282057 A JP H09282057A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ジョブの実行計画にそのジョブの過去の稼働
実績を参照して電源制御スケジュールを作成し、さらに
そのジョブの実行状況を監視しながらそのスケジュール
を修正する。 【解決手段】 ジョブの実行計画および稼働実績に基づ
いてコンピュータシステムを構成する各機器（電源制御
対象装置２０）ごとの電源制御計画を作成するリソース
制御部１１と、前記コンピュータシステムで処理するジ
ョブの実行状況を監視し前記各機器の状態情報を通知す
るジョブ実行監視部１５と、前記状態情報に従って前記
電源制御計画を必要に応じて修正し前記各機器の電源供
給を指示するシステム制御部１６と、前記システム制御
部１６の指示に従って前記各機器の接続・切断および電
源の投入・切断を指示する電源制御部１７とを有する。
実績を参照して電源制御スケジュールを作成し、さらに
そのジョブの実行状況を監視しながらそのスケジュール
を修正する。 【解決手段】 ジョブの実行計画および稼働実績に基づ
いてコンピュータシステムを構成する各機器（電源制御
対象装置２０）ごとの電源制御計画を作成するリソース
制御部１１と、前記コンピュータシステムで処理するジ
ョブの実行状況を監視し前記各機器の状態情報を通知す
るジョブ実行監視部１５と、前記状態情報に従って前記
電源制御計画を必要に応じて修正し前記各機器の電源供
給を指示するシステム制御部１６と、前記システム制御
部１６の指示に従って前記各機器の接続・切断および電
源の投入・切断を指示する電源制御部１７とを有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はシステム電源制御装
置に関し、特に周辺装置を含むコンピュータシステムを
省電力化するシステム電源制御装置に関する。
置に関し、特に周辺装置を含むコンピュータシステムを
省電力化するシステム電源制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】電子計算機装置に用いられている従来の
電源制御手順は、ある期間における始動と最終の停止の
み有効であり、また、電子計算機を構成している全ての
装置に対し一義的に扱っていた。
電源制御手順は、ある期間における始動と最終の停止の
み有効であり、また、電子計算機を構成している全ての
装置に対し一義的に扱っていた。
【０００３】たとえば、特開昭６２−６５１１９号公報
によれば、ジョブ実行中の電子計算機に電源を供給する
電源制御装置において、上記電子計算機のジョブ進行状
態を監視する監視手段と、上記電子計算機に接続される
装置ごとにジョブの実行スケジュールを記憶する記憶手
段と、上記監視手段で検知されたジョブの進行状態と上
記ジョブ実行スケジュールとの照合結果に基づき、上記
電子計算機に接続された装置ごとにその電源供給を制御
する手段により、電源の切断／投入を行う。
によれば、ジョブ実行中の電子計算機に電源を供給する
電源制御装置において、上記電子計算機のジョブ進行状
態を監視する監視手段と、上記電子計算機に接続される
装置ごとにジョブの実行スケジュールを記憶する記憶手
段と、上記監視手段で検知されたジョブの進行状態と上
記ジョブ実行スケジュールとの照合結果に基づき、上記
電子計算機に接続された装置ごとにその電源供給を制御
する手段により、電源の切断／投入を行う。
【０００４】しかし、電子計算機装置に接続される装置
ごとにジョブ実行スケジュールを記憶する手段には、過
去のジョブ実行処理結果からのリソース情報は考慮され
ていない。
ごとにジョブ実行スケジュールを記憶する手段には、過
去のジョブ実行処理結果からのリソース情報は考慮され
ていない。
【０００５】また、この電源制御装置は、実行中のジョ
ブがあるか否かにかかわらず、実行中のジョブに不使用
な装置に電源が投入されている状態を保持しないよう
に、この電子計算機を構成する装置の内、ジョブ終了
後、未使用の装置の電源を切断することにより、電子計
算機システムの消費電力を節減する。
ブがあるか否かにかかわらず、実行中のジョブに不使用
な装置に電源が投入されている状態を保持しないよう
に、この電子計算機を構成する装置の内、ジョブ終了
後、未使用の装置の電源を切断することにより、電子計
算機システムの消費電力を節減する。
【０００６】図２は、上記の電源制御装置の構成を示す
説明図である。同図において、電源制御装置は、所定期
間に実行するジョブの順序に沿ったジョブスケジュール
を入力部５１から入力し、ジョブスケジュール記憶部５
２に格納する。また入力部５１からジョブ単位に使用さ
れる電源投入・切断対象装置５６にかかわる情報を入力
し、これをジョブ対象装置記憶部５３に格納する。そし
てジョブスケジュール記憶部５２とジョブ対象装置記憶
部５３とに格納された情報に基づき、ジョブスケジュー
ルと電源投入・切断対象装置５６との関係付けを行って
得られる情報を投入・切断スケジュール記憶部５４に格
納する。
説明図である。同図において、電源制御装置は、所定期
間に実行するジョブの順序に沿ったジョブスケジュール
を入力部５１から入力し、ジョブスケジュール記憶部５
２に格納する。また入力部５１からジョブ単位に使用さ
れる電源投入・切断対象装置５６にかかわる情報を入力
し、これをジョブ対象装置記憶部５３に格納する。そし
てジョブスケジュール記憶部５２とジョブ対象装置記憶
部５３とに格納された情報に基づき、ジョブスケジュー
ルと電源投入・切断対象装置５６との関係付けを行って
得られる情報を投入・切断スケジュール記憶部５４に格
納する。
【０００７】ジョブ実行監視機構５５は、電源投入・切
断対象装置５６のジョブ進行状態を監視し、投入・切断
スケジュール記憶部５４と情報を交換しながら、単一ジ
ョブ終了後、ある一定時間対象装置が未使用のときに電
源の切断指示を与える。また、次ジョブに使用される対
象装置が電源切断となっているときに電源投入の指示を
与える。
断対象装置５６のジョブ進行状態を監視し、投入・切断
スケジュール記憶部５４と情報を交換しながら、単一ジ
ョブ終了後、ある一定時間対象装置が未使用のときに電
源の切断指示を与える。また、次ジョブに使用される対
象装置が電源切断となっているときに電源投入の指示を
与える。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
電源制御装置は、ジョブの進行状態を監視しながら電子
計算機に接続された装置ごとにジョブの実行スケジュー
ルを照合し、その結果に基づき電源供給の制御を行って
いるが、装置ごとのジョブ実行スケジュール情報は当日
使用する装置の予想情報であり、実際のジョブ実行結果
に基づく装置の使用実績と照合を行っておらず、リソー
ス不足による処理遅延が発生する可能性がある。すなわ
ち、あらかじめ立案した電源供給の制御スケジュールに
より、ジョブの実行中に使用装置以外の他の装置の使用
要求が発生した場合でも、その範囲内で処理している。
電源制御装置は、ジョブの進行状態を監視しながら電子
計算機に接続された装置ごとにジョブの実行スケジュー
ルを照合し、その結果に基づき電源供給の制御を行って
いるが、装置ごとのジョブ実行スケジュール情報は当日
使用する装置の予想情報であり、実際のジョブ実行結果
に基づく装置の使用実績と照合を行っておらず、リソー
ス不足による処理遅延が発生する可能性がある。すなわ
ち、あらかじめ立案した電源供給の制御スケジュールに
より、ジョブの実行中に使用装置以外の他の装置の使用
要求が発生した場合でも、その範囲内で処理している。
【０００９】また、従来の技術による電源制御方法は、
処理開始前の電源の投入と処理後の電源切断に限られて
おり、処理途中での電源供給は考慮されていない。すな
わち、主記憶装置，演算処理装置，システム制御装置，
入出力装置，磁気ディスク装置は、電源が切断されてい
る状態から電源を投入した場合、ウォーミングアップ完
了まで時間をかなり要するので、きめ細かい制御が困難
であった。
処理開始前の電源の投入と処理後の電源切断に限られて
おり、処理途中での電源供給は考慮されていない。すな
わち、主記憶装置，演算処理装置，システム制御装置，
入出力装置，磁気ディスク装置は、電源が切断されてい
る状態から電源を投入した場合、ウォーミングアップ完
了まで時間をかなり要するので、きめ細かい制御が困難
であった。
【００１０】本発明の目的は、上記の問題点を改善する
ために、ジョブの実行計画にそのジョブの過去の稼働実
績を参照して電源制御スケジュールを作成し、さらにそ
のジョブの実行状況を監視しながらそのスケジュールを
修正するようにしたシステム電源制御装置を提供するこ
とにある。
ために、ジョブの実行計画にそのジョブの過去の稼働実
績を参照して電源制御スケジュールを作成し、さらにそ
のジョブの実行状況を監視しながらそのスケジュールを
修正するようにしたシステム電源制御装置を提供するこ
とにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明のシステム電源制
御装置は、周辺装置を含むコンピュータシステムに供給
する電源を制御するシステム電源制御装置において、ジ
ョブの実行計画および稼働実績に基づいて前記コンピュ
ータシステムを構成する各機器ごとの電源制御計画を作
成するリソース制御部と、前記コンピュータシステムで
処理するジョブの実行状況を監視し前記各機器の状態情
報を通知するジョブ実行監視部と、前記状態情報に従っ
て前記電源制御計画を必要に応じて修正し前記各機器の
電源供給を指示するシステム制御部と、前記システム制
御部の指示に従って前記各機器の接続・切断および電源
の投入・切断を指示する電源制御部とを有して構成され
ている。
御装置は、周辺装置を含むコンピュータシステムに供給
する電源を制御するシステム電源制御装置において、ジ
ョブの実行計画および稼働実績に基づいて前記コンピュ
ータシステムを構成する各機器ごとの電源制御計画を作
成するリソース制御部と、前記コンピュータシステムで
処理するジョブの実行状況を監視し前記各機器の状態情
報を通知するジョブ実行監視部と、前記状態情報に従っ
て前記電源制御計画を必要に応じて修正し前記各機器の
電源供給を指示するシステム制御部と、前記システム制
御部の指示に従って前記各機器の接続・切断および電源
の投入・切断を指示する電源制御部とを有して構成され
ている。
【００１２】さらに、本発明のシステム電源制御装置に
おいて、前記リソース制御部は、ジョブの実行計画を格
納するジョブスケジュール記憶部と、前記ジョブの過去
の実行状況を格納するジョブ稼働実績記憶部と、前記実
行計画および前記稼働実績に基づいて前記各機器ごとの
電源制御計画を作成する電源制御スケジュール作成部と
を含んで構成されている。
おいて、前記リソース制御部は、ジョブの実行計画を格
納するジョブスケジュール記憶部と、前記ジョブの過去
の実行状況を格納するジョブ稼働実績記憶部と、前記実
行計画および前記稼働実績に基づいて前記各機器ごとの
電源制御計画を作成する電源制御スケジュール作成部と
を含んで構成されている。
【００１３】さらに、本発明のシステム電源制御装置
は、前記各機器に対して電源の供給状況および使用状況
をモニタリングする表示装置を備えて構成されている。
は、前記各機器に対して電源の供給状況および使用状況
をモニタリングする表示装置を備えて構成されている。
【００１４】また、本発明のシステム電源制御装置は、
ジョブの実行計画が提示するジョブ情報と、前記ジョブ
の過去の実行結果から得たリソース情報とを照合し、前
記ジョブが実行中に使用する機器の使用率を算出して前
記機器の電源供給スケジュールを作成し、前記電源供給
スケジュールに従って前記機器の電源供給を予測制御す
るようにして構成されている。
ジョブの実行計画が提示するジョブ情報と、前記ジョブ
の過去の実行結果から得たリソース情報とを照合し、前
記ジョブが実行中に使用する機器の使用率を算出して前
記機器の電源供給スケジュールを作成し、前記電源供給
スケジュールに従って前記機器の電源供給を予測制御す
るようにして構成されている。
【００１５】また、本発明のシステム電源制御装置は、
ジョブの実行計画に基づいて作成された機器ごとの電源
供給スケジュール情報と，前記ジョブの実行を監視中に
得られるジョブ実行情報とを一定期間ごとに照合し、前
記機器ごとに使用率を監視しながら電源供給の要否を判
断して電源制御するようにして構成されている。
ジョブの実行計画に基づいて作成された機器ごとの電源
供給スケジュール情報と，前記ジョブの実行を監視中に
得られるジョブ実行情報とを一定期間ごとに照合し、前
記機器ごとに使用率を監視しながら電源供給の要否を判
断して電源制御するようにして構成されている。
【００１６】すなわち、本発明によれば、当日処理され
るジョブスケジュールのジョブ情報とジョブの稼働実績
情報とを突き合わせて各装置の使用率を算出し、電子計
算機装置に接続されている各装置の電源供給制御を行う
スケジュールを立案して電源制御することができる。
るジョブスケジュールのジョブ情報とジョブの稼働実績
情報とを突き合わせて各装置の使用率を算出し、電子計
算機装置に接続されている各装置の電源供給制御を行う
スケジュールを立案して電源制御することができる。
【００１７】また、本発明によれば、当日スケジュール
されたジョブの実行状態を監視し、各装置の電源供給の
制御スケジュール情報と突き合わせ、各装置の使用率と
基準値を比較しながら電源供給の要／不要を判断し、電
源の投入／通電状態／切断の３通りにコントロールされ
る。
されたジョブの実行状態を監視し、各装置の電源供給の
制御スケジュール情報と突き合わせ、各装置の使用率と
基準値を比較しながら電源供給の要／不要を判断し、電
源の投入／通電状態／切断の３通りにコントロールされ
る。
【００１８】各装置の電源供給は、電源投入後ただちに
使用可能な装置とウォーミングアップが必要な装置を区
別し、事前投入時間を考慮して電源を投入する。また、
各装置の電源供給の制御スケジュール情報とジョブの実
行状態や各装置の使用率により、その装置が未使用と判
断すれば、対象装置の電源を切断する。ただし、各装置
の使用率が低い場合は、通電状態で待機させる。
使用可能な装置とウォーミングアップが必要な装置を区
別し、事前投入時間を考慮して電源を投入する。また、
各装置の電源供給の制御スケジュール情報とジョブの実
行状態や各装置の使用率により、その装置が未使用と判
断すれば、対象装置の電源を切断する。ただし、各装置
の使用率が低い場合は、通電状態で待機させる。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００２０】図１は本発明の実施の一形態を示す構成図
である。同図において、本発明のシステム電源制御装置
１０は、ジョブの実行計画および稼働実績に基づいてコ
ンピュータシステムを構成する各機器（電源制御対象装
置２０）ごとの電源制御計画を作成するリソース制御部
１１と、前記コンピュータシステムで処理するジョブの
実行状況を監視し前記各機器の状態情報を通知するジョ
ブ実行監視部１５と、前記状態情報に従って前記電源制
御計画を必要に応じて修正し前記各機器の電源供給を指
示するシステム制御部１６と、前記システム制御部１６
の指示に従って前記各機器の接続・切断および電源の投
入・切断を指示する電源制御部１７とを有する。
である。同図において、本発明のシステム電源制御装置
１０は、ジョブの実行計画および稼働実績に基づいてコ
ンピュータシステムを構成する各機器（電源制御対象装
置２０）ごとの電源制御計画を作成するリソース制御部
１１と、前記コンピュータシステムで処理するジョブの
実行状況を監視し前記各機器の状態情報を通知するジョ
ブ実行監視部１５と、前記状態情報に従って前記電源制
御計画を必要に応じて修正し前記各機器の電源供給を指
示するシステム制御部１６と、前記システム制御部１６
の指示に従って前記各機器の接続・切断および電源の投
入・切断を指示する電源制御部１７とを有する。
【００２１】ここで、上記のリソース制御部１１は、ジ
ョブの実行計画を格納するジョブスケジュール記憶部１
２と、前記ジョブの過去の実行状況を格納するジョブ稼
働実績記憶部１３と、前記実行計画および前記稼働実績
に基づいて前記各機器ごとの電源制御計画を作成する電
源制御スケジュール作成部１４とを含む。
ョブの実行計画を格納するジョブスケジュール記憶部１
２と、前記ジョブの過去の実行状況を格納するジョブ稼
働実績記憶部１３と、前記実行計画および前記稼働実績
に基づいて前記各機器ごとの電源制御計画を作成する電
源制御スケジュール作成部１４とを含む。
【００２２】なお、電源制御対象装置２０には、本体系
装置（通電状態のみ可能な装置）２１として主記憶装
置，演算処理装置，システム制御装置，入出力処理装
置，磁気ディスク装置などが含まれ、さらに周辺系装置
（電源切断可能な装置）２２として磁気テープ装置，ラ
インプリンタ，ページプリンタ，フロッピー装置，通信
処理装置などが含まれる。
装置（通電状態のみ可能な装置）２１として主記憶装
置，演算処理装置，システム制御装置，入出力処理装
置，磁気ディスク装置などが含まれ、さらに周辺系装置
（電源切断可能な装置）２２として磁気テープ装置，ラ
インプリンタ，ページプリンタ，フロッピー装置，通信
処理装置などが含まれる。
【００２３】また、表示装置３０は、電源制御対象装置
２０への電源の供給状況および稼働状況（使用状況）を
モニタリングする。
２０への電源の供給状況および稼働状況（使用状況）を
モニタリングする。
【００２４】次に、上記のシステム電源制御装置１０の
動作を説明する。
動作を説明する。
【００２５】まず、電源制御スケジュール作成部１４
は、当日処理予定のジョブ情報が記憶されているジョブ
スケジュール記憶部１２と、過去のジョブ処理実績情報
が記憶されているジョブ稼働実績記憶部１３との情報を
基に電源供給制御のスケジュールを立案し、その情報を
記憶する。
は、当日処理予定のジョブ情報が記憶されているジョブ
スケジュール記憶部１２と、過去のジョブ処理実績情報
が記憶されているジョブ稼働実績記憶部１３との情報を
基に電源供給制御のスケジュールを立案し、その情報を
記憶する。
【００２６】次に、システム制御部１６が、その電源供
給制御のスケジュール情報を基に、実行中のジョブを監
視するジョブ実行監視部１５からのジョブ実行の状態情
報を比較する。そして電源供給制御スケジュール通りで
あれば電源供給を継続し、電源供給制御スケジュール通
りでなければ、ジョブの実行状態情報を基に電源供給を
制御する情報を電源制御部１７へ渡し、電源制御対象装
置２０に電源供給制御の指示を行う。
給制御のスケジュール情報を基に、実行中のジョブを監
視するジョブ実行監視部１５からのジョブ実行の状態情
報を比較する。そして電源供給制御スケジュール通りで
あれば電源供給を継続し、電源供給制御スケジュール通
りでなければ、ジョブの実行状態情報を基に電源供給を
制御する情報を電源制御部１７へ渡し、電源制御対象装
置２０に電源供給制御の指示を行う。
【００２７】指示された電源制御部１７は、電源制御対
象装置２０に対し、論理的な装置の接続または切り離し
を行うコマンドの投入と電源切断／通電状態／投入の制
御を行う。
象装置２０に対し、論理的な装置の接続または切り離し
を行うコマンドの投入と電源切断／通電状態／投入の制
御を行う。
【００２８】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明
は、各装置の使用率および処理状況を監視しながら電源
供給制御を行うので、リソース不足時には電源投入後に
必要なウォーミングアップを考慮した投入が可能とな
り、リソースの待ちがなくなる。したがって電源供給制
御のスケジュールによる処理途中でリソース不足が発生
しても、処理遅延とならないようにすることができる。
は、各装置の使用率および処理状況を監視しながら電源
供給制御を行うので、リソース不足時には電源投入後に
必要なウォーミングアップを考慮した投入が可能とな
り、リソースの待ちがなくなる。したがって電源供給制
御のスケジュールによる処理途中でリソース不足が発生
しても、処理遅延とならないようにすることができる。
【００２９】また、一般に本体系と言われる主記憶装
置，演算処理装置，システム制御装置，入出力装置など
が複数台で構成されている場合、負荷状況に応じて論理
的に装置の切り離しを行い、電源供給を切断することが
できる。したがって、電源供給を制御する対象装置が大
幅に増え、電力消費量の低減に格別の効果がある。
置，演算処理装置，システム制御装置，入出力装置など
が複数台で構成されている場合、負荷状況に応じて論理
的に装置の切り離しを行い、電源供給を切断することが
できる。したがって、電源供給を制御する対象装置が大
幅に増え、電力消費量の低減に格別の効果がある。
【図１】本発明の実施の一形態を示す構成図。
【図２】従来の例を示す説明図。
１０ システム電源制御装置 １１ リソース制御部 １２ ジョブスケジュール記憶部 １３ ジョブ稼働実績記憶部 １４ 電源制御スケジュール作成部 １５ ジョブ実行監視部 １６ システム制御部 １７ 電源制御部 ２０ 電源制御対象装置 ３０ 表示装置
Claims (5)
- 【請求項１】 周辺装置を含むコンピュータシステムに
供給する電源を制御するシステム電源制御装置におい
て、ジョブの実行計画および稼働実績に基づいて前記コ
ンピュータシステムを構成する各機器ごとの電源制御計
画を作成するリソース制御部と、前記コンピュータシス
テムで処理するジョブの実行状況を監視し前記各機器の
状態情報を通知するジョブ実行監視部と、前記状態情報
に従って前記電源制御計画を必要に応じて修正し前記各
機器の電源供給を指示するシステム制御部と、前記シス
テム制御部の指示に従って前記各機器の接続・切断およ
び電源の投入・切断を指示する電源制御部とを有するこ
とを特徴とするシステム電源制御装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のシステム電源制御装置に
おいて、前記リソース制御部は、ジョブの実行計画を格
納するジョブスケジュール記憶部と、前記ジョブの過去
の実行状況を格納するジョブ稼働実績記憶部と、前記実
行計画および前記稼働実績に基づいて前記各機器ごとの
電源制御計画を作成する電源制御スケジュール作成部と
を含むことを特徴とするシステム電源制御装置。 - 【請求項３】 請求項１または２記載のシステム電源制
御装置において、前記各機器に対して電源の供給状況お
よび使用状況をモニタリングする表示装置を備えている
ことを特徴とするシステム電源制御装置。 - 【請求項４】 ジョブの実行計画が提示するジョブ情報
と、前記ジョブの過去の実行結果から得たリソース情報
とを照合し、前記ジョブが実行中に使用する機器の使用
率を算出して前記機器の電源供給スケジュールを作成
し、前記電源供給スケジュールに従って前記機器の電源
供給を予測制御することを特徴とするシステム電源制御
装置。 - 【請求項５】 ジョブの実行計画に基づいて作成された
機器ごとの電源供給スケジュール情報と，前記ジョブの
実行を監視中に得られるジョブ実行情報とを一定期間ご
とに照合し、前記機器ごとに使用率を監視しながら電源
供給の要否を判断して電源制御することを特徴とするシ
ステム電源制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8096684A JPH09282057A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | システム電源制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8096684A JPH09282057A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | システム電源制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09282057A true JPH09282057A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14171627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8096684A Pending JPH09282057A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | システム電源制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09282057A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1996
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