JPH09277592A - 発光ダイオードアレイチップおよびその駆動方法、ledプリントヘッドおよびその駆動方法 - Google Patents

発光ダイオードアレイチップおよびその駆動方法、ledプリントヘッドおよびその駆動方法

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JPH09277592A
JPH09277592A JP9528396A JP9528396A JPH09277592A JP H09277592 A JPH09277592 A JP H09277592A JP 9528396 A JP9528396 A JP 9528396A JP 9528396 A JP9528396 A JP 9528396A JP H09277592 A JPH09277592 A JP H09277592A
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group
chip
light emitting
block
emitting diode
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JP9528396A
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Hiroshi Toyama
広 遠山
Shigeki Ogura
茂樹 小椋
渉 ▲高▼橋
Wataru Takahashi
Kazuo Tokura
和男 戸倉
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップの幅を広げることなくマトリクス配線
の低抵抗化が可能な構造を有した発光ダイオードアレイ
チップを提供する。 【解決手段】 チップ内の発光ダイオード群を複数個の
発光ダイオードで構成される2つ以上のブロック351
〜35N にそれぞれ区分けする。区分けされた各ブロッ
ク内の発光ダイオード群を複数個の発光ダイオードで構
成される2つ以上のグループ371 〜37q にそれぞれ
区分けする。グループごとに設けられそのグループ内の
発光ダイオードそれぞれの第1電極33k同士を接続し
ている共通電極39と、ブロックごとに設けられそのブ
ロック内の各グループから重複なく1つずつ選択した発
光ダイオードそれぞれの第2電極33a同士を接続して
いるマトリクス配線41と、ブロックごとに設けられ前
記マトリクス配線41に接続されている個別電極の群4
3とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発光ダイオード
アレイチップおよびその駆動方法、並びに、LEDプリ
ントヘッドおよびその駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LEDプリントヘッドは、例えば電子写
真方式のプリンタの光源等として使用されている。この
ようなLEDプリントヘッドは、多数個の発光ダイオー
ドをアレイ状に具えた発光ダイオードアレイチップ(以
下、「チップ」ともいう。)を配線基板上に複数個アレ
イ状に実装することで構成される。その従来例として例
えば特開昭62-152873 号公報に開示されるものがある。
この従来のLEDプリントヘッドは、図11に概略的な
平面図をもって示したように、それに備わる各チップ1
1内の発光ダイオード13の群を複数個のブロック15
a〜15cに区分けした構造となっていた。さらに、前
記区分けされたブロック15a〜15cごとに設けられ
そのブロック内の発光ダイオードの第1の電極同士を接
続している共通電極17a〜17cと、各ブロックから
重複なく1つずつ選択した発光ダイオードそれぞれの第
2電極同士を接続しているマトリクス配線19と、この
マトリクス配線19に接続されている個別電極の群21
とを具えた構造となっていた。このLEDプリントヘッ
ドでは、マトリクス配線19を採用したので、チップ1
1と個別電極とを接続するワイヤーボンディング数を減
少できた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、LEDプリ
ントヘッドに対しては、低コスト化および、高品位な印
字を可能とするべく高解像度化が望まれている。前者の
要望を満たす一つの方法としてチップ自体の長尺化が考
えられる。また後者の要望を満たすため、チップにおけ
る単位長当たりの発光ダイオード数が増加される。しか
しながら、図11を参照して説明した従来の構造では、
チップ11の長尺化が進むとマトリクス配線19の個々
の配線の長さがその分増加するので、マトリクス配線1
9の配線抵抗が増加してしまう。この配線抵抗を低減す
る一つの方法として配線幅を広げることが考えられる
が、そうするとチップ11の幅(チップ11についての
図11の縦方向寸法。以下、同様。)が増加してしま
う。チップ幅の増加は、例えばウエハからのチップの取
れ数を減少させる等の問題を生じさせるので好ましくな
い。また、高解像度化のためにチップ11における単位
長当たりの発光ダイオード数を増加させる場合、区分け
ブロック数が同じであるなら、1本の配線に接続される
発光ダイオード数が増加する。すると1本の配線当たり
の駆動電流値が増加するからやはりマトリクス配線の低
抵抗化が望まれる。ここで1本の配線に接続される発光
ダイオード数を増加させないためにブロック数を増加さ
せるとした場合、今度はマトリクス配線19の配線数が
増加するから、やはりチップ11の幅が増加してしま
う。チップの幅を広げることなくマトリクス配線の低抵
抗化が可能な構造が望まれる。
【0004】また、上記の従来構造に限られないが各チ
ップを複数ブロックにそれぞれ区分けしかつ各ブロック
をマトリクス配線で接続する構造の場合、同一チップ内
の各ブロックは同時に駆動出来ないから時間順次に駆動
することになる。例えば、図11の構造の場合、ブロッ
ク15a、15b、15cの順に各ブロックを時間順次
に駆動することになる。一方、電子写真方式のプリンタ
ではLEDプリントヘッドと対向させて使用される感光
体ドラム(図示せず)は回転される。このようなとき、
図11に示したチップ11の例えば左端の発光ダイオー
ド13xにより感光体ドラム上に形成される潜像(ドッ
ト)と、このチップ11の左側に隣接するチップ11a
の右端の発光ダイオード13yにより感光体ドラム上に
形成される潜像(ドット)とは、両発光ダイオードが駆
動される時間に差がある分、感光体ドラム上において副
走査方向に沿って位置ずれが生じる。これは画像品質を
低下させる原因になるので、このような位置ずれが生じ
にくい駆動方法が望まれる。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、この出願の第一
発明によれば、多数個の発光ダイオードをアレイ状に具
える発光ダイオードアレイチップにおいて、チップ内の
発光ダイオード群を複数個の発光ダイオードで構成され
る2つ以上のブロックにそれぞれ区分けしてあり、該区
分けされた各ブロック内の発光ダイオード群を複数個の
発光ダイオードで構成される2つ以上のグループにそれ
ぞれ区分けしてあり、かつ、前記区分けされたグループ
ごとに設けられそのグループ内の発光ダイオードそれぞ
れの第1電極同士を接続している共通電極と、前記区分
けされたブロックごとに設けられそのブロック内の各グ
ループから重複なく1つずつ選択した発光ダイオードそ
れぞれの第2電極同士を接続しているマトリクス配線
と、前記区分けされたブロックごとに設けられ前記マト
リクス配線に接続されている個別電極の群とを具えたこ
とを特徴とする。
【0006】またこの出願の第二発明によれば、配線基
板と、該配線基板上にアレイ状に実装された複数個の発
光ダイオードアレイチップであってそれぞれは多数個の
発光ダイオードをアレイ状に具えるチップと、前記配線
基板上に実装され任意の発光ダイオードを駆動するため
の駆動手段とを具えるLEDプリントヘッドにおいて、
各チップ内の発光ダイオード群を複数個の発光ダイオー
ドで構成される2つ以上のブロックにそれぞれ区分けし
てあり、該区分けされた各ブロック内の発光ダイオード
群を複数個の発光ダイオードで構成される2つ以上のグ
ループにそれぞれ区分けしてあり、かつ、前記区分けさ
れたグループごとに設けられそのグループ内の発光ダイ
オードそれぞれの第1電極同士を接続している共通電極
と、前記区分けされたブロックごとに設けられそのブロ
ック内の各グループから重複なく1つずつ選択した発光
ダイオードそれぞれの第2電極同士を接続しているマト
リクス配線と、前記区分けされたブロックごとに設けら
れ前記マトリクス配線に接続されている個別電極の群と
を具えたことを特徴とする。
【0007】これら発光ダイオードアレイチップの発明
およびLEDプリントヘッドの発明それぞれでは、チッ
プの単位より小さな単位であるブロック単位にマトリク
ス配線が形成出来る。よってマトリクス配線の長さはブ
ロックの幅以下にできる。より具体的に考えれば、マト
リクス配線の長さは、図11を参照して説明した従来技
術における配線長さに比べ、おおよそ1/ブロック数に
短縮できる。また、マトリクス配線数は1つのグループ
を構成する発光ダイオード数と同じでよいので従来に比
べ少なくできるから、チップ幅が増加することも防止出
来る。
【0008】また、この出願の第三発明の発光ダイオー
ドアレイチップの駆動方法によれば、第一発明の発光ダ
イオードアレイチップを駆動するに当たり、チップ内の
各ブロックの各グループを各ブロックの同様な一端側か
ら他端に向かって第1番目のグループ、・・・最終グル
ープと称することとした場合、チップ内の奇数番目のブ
ロックについては各ブロックの第1番目のグループから
最終グループに向かってグループ単位で時間順次に駆動
すると共に、該ヘッド内の偶数番目のブロックついては
各ブロックの最終グループから第1番目のグループに向
かってグループ単位で時間順次に駆動することを特徴と
する。
【0009】また、この出願の第四発明のLEDプリン
トヘッドの駆動方法によれば、上述の第二発明のLED
プリントヘッドを駆動するに当たり、ヘッド内の各ブロ
ックの各グループを各ブロックの同様な一端側から他端
に向かって第1番目のグループ、・・・最終グループと
称することとした場合、該ヘッド内の奇数番目のブロッ
クについては各ブロックの第1番目のグループから最終
グループに向かってグループ単位で時間順次に駆動する
と共に、該ヘッド内の偶数番目のブロックついては各ブ
ロックの最終グループから第1番目のグループに向かっ
てグループ単位で時間順次に駆動することを特徴とす
る。
【0010】これらの駆動方法の発明それぞれによれ
ば、各ブロックの1つずつのグループが同時に駆動され
る。しかも、1つのブロックに着目したときそのブロッ
クにおける左端(または右端)のグループからグループ
単位で駆動が開始される。しかも、左端のグループから
駆動が開始されたブロックの左隣に位置するブロックで
はそのブロックにおける右端のグループから駆動が開始
され、一方、右端のグループから駆動が開始されたブロ
ックの右隣に位置するブロックではそのブロックにおけ
る左端のグループから駆動が開始される。そのため、隣
接するブロックにおける互いに近接する端部の発光ダイ
オード同士は同時に駆動されるので、これら発光ダイオ
ードにより感光体上に形成される潜像間に段差は生じな
い。また、特にLEDプリントヘッドの駆動方法によれ
ば、隣接するチップにおける互いに近接する端部の発光
ダイオード同士も同時に駆動されるので、隣接するチッ
プにおける互いに近接する端部の発光ダイオードにより
感光体上に形成される潜像間にも段差は生じない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の発光ダイオードアレイチップ(以下、チップともい
う)およびその駆動方法、並びに、LEDプリントヘッ
ドおよびその駆動方法の実施の形態について説明する。
なお、説明に用いる各図はこの発明を理解出来る程度に
概略的に示してある。また各図において同様な構成成分
については同一の番号を付して示しその重複する説明を
省略することもある。
【0012】1.チップおよびLEDプリントヘッドの
説明 図1〜図6はこの発明のチップおよびLEDプリントヘ
ッドの構成の説明図である。特に、図1は第1の実施の
形態のチップを示した平面図、さらに、図2は第2の実
施の形態のチップを示した平面図、図3は第3の実施の
形態のチップを示した平面図、図4は第1の実施の形態
のLEDプリントヘッドの構成図、図5は図4の特に駆
動手段部分を詳細に示した図、図6は第2の実施の形態
のLEDプリントヘッドの構成図である。
【0013】この発明の第1の実施の形態のチップ31
は、発光ダイオード33を多数個(ここではp×q×N
個)アレイ状に具えると共に、この発光ダイオードの群
をN個(Nは2以上の整数)のブロック351 〜35N
に区分し、さらに各ブロック351 〜35N それぞれ
を、p個(pは2以上の整数)の発光ダイオード33を
有するq個(qは2以上の整数)のグループ371 〜3
q に区分した構成となっている。
【0014】さらに、この第1の実施の形態のチップ3
1は、各グループ371 〜37q 毎に、発光ダイオード
33の駆動電流を吸い込むため、グループ内の各発光ダ
イオード33の第1電極(カソード)33k同士を接続
している共通電極39を具え、さらに、共通電極39毎
に電極パッド39aを具えている。さらに、この発明の
第1の実施の形態のチップ31は、各ブロック351
35N ごとに設けられそのブロック内の各グループから
重複なく1つずつ選択した発光ダイオードそれぞれの第
2電極(アノード)33a同士を接続しているマトリク
ス配線41を具えている。この場合のマトリクス配線4
1は、各グループ371 〜37q の左端の発光ダイオー
ドの第2電極33a同士を接続する配線411 と、各グ
ループ371 〜37q の左端から2番目の発光ダイオー
ドの第2電極33a同士を接続する配線412 と、・・
・、各グループ371 〜37q の右端の発光ダイオード
の第2電極33a同士を接続する配線41p とで構成し
てある。なお、ここでいう左端とか右端とかは、グルー
プ中の端部の発光ダイオードの位置を明確にするための
表現であるから、左端と称している部分を右端と称し、
右端と称している部分を左端と称するように入れ替えて
も良い趣旨である(以下、同様。)。さらに、この第1
の実施の形態のチップ31は、各ブロック351 〜35
N ごとに、マトリクス配線41に接続されている個別電
極の群43を具え、さらに個別電極ごとにパッド43a
を具える。
【0015】このチップ31は、典型的には、好適な化
合物半導体基板に該チップ31が多数作り込まれて成る
ウエハから例えばダイシング技術により各チップを分割
することで、得られる。
【0016】この発明のチップ31によれば、各ブロッ
ク351 〜35N 毎にマトリクス配線41が形成できる
ため、チップ33の幅方向(図1中にYで示す方向)の
部分に占める配線幅は配線数pで規定でき、且つマトリ
クス配線長も最大で各ブロックの幅以下に設定できる。
よって、チップ内を単純にマトリクス配線した従来技術
の場合と比較して、配線数は減少し、且つ配線長は短く
なる。そのため、チップ幅を広げることなく、且つマト
リクス配線の配線抵抗の低い、発光ダイオードアレイチ
ップを構成出来る。
【0017】また、この発明のチップでは、第1の実施
の形態の構成に加え、以下に図2または図3を参照して
説明するように、各ブロックから重複なく1つずつ選択
したグループの共通電極同士を接続している共通電極側
マトリクス配線をさらに具えた構成としても良い。
【0018】先ず、図2に示した第2の実施の形態のチ
ップ31xは、共通電極側マトリクス配線として、チッ
プ内の各ブロック351 〜35N の左端のグループ37
1 の共通電極39同士を接続している配線511 と、・
・・、前記各ブロックの右端のグループ37q の共通電
極39同士を接続している配線51q とで構成された共
通電極側マトリクス配線51を具えている。また、共通
電極側マトリクス配線51の各配線に接続されているパ
ッド51aを具えている。
【0019】この第2の実施の形態のチップ31xで
は、共通電極側マトリクス配線51を設けた分、配線数
は増加するが、第1の実施の形態のチップ31に比べ、
共通電極側での外部との接続に供するパッド数を減らす
ことができるから、その分ワイヤーボンディング数を減
らすことができる。
【0020】次に、図3に示した第3の実施の形態のチ
ップ31yは、共通電極側マトリクス配線として、チッ
プ内の奇数番目のブロック(図3例では351 、35
3 、35N )における第1番目のグループ371 の共通
電極同士および偶数番目のブロック(図示例では35
2 、35N-1 )における最終グループの共通電極同士を
接続する配線531 と、奇数番目のブロックにおける第
2番目のグループの共通電極同士および偶数番目のブロ
ックにおける最終グループより1つ前のグループの共通
電極同士を接続する配線と、・・・、奇数番目のブロッ
クにおける最終グループ35q の共通電極同士および偶
数番目のブロックにおける第1番目のグループ351
電極同士を接続する配線53q とで構成される、共通電
極側マトリクス配線53を具えている。また、共通電極
側マトリクス配線51の各配線に接続されているパッド
53aを具えている。なお、上述の説明では第1番目の
グループが各ブロックにおける左端に位置するグループ
でかつ最終グループが各ブロックの右端に位置するグル
ープの例としているが、第1番目のグループが各ブロッ
クにおける右端に位置するグループでかつ最終グループ
が各ブロックにおける左端に位置するグループである場
合でも良い。
【0021】この第3の実施の形態のチップ31yで
は、共通電極側マトリクス配線53を設けた分、配線数
は増加するが、第1の実施の形態のチップ31に比べ、
共通電極側での外部との接続に供するパッド数を減らす
ことができるから、ワイヤーボンディング数を減らすこ
とができる。またさらに、各ブロック351 〜35N
れぞれのグループ371 〜37q に対する共通電極側マ
トリクス配線の接続のさせ方を工夫してあるので、後に
図7〜図9を参照して説明するこの出願に係るチップの
駆動方法並びにLEDプリントヘッドの駆動方法の実施
をそれぞれ容易にする。
【0022】次に、図4および図5を参照してLEDプ
リントヘッドの第1の実施の形態について説明する。
【0023】図4に示したように第1の実施の形態のL
EDプリントヘッド60は、配線基板61上に、上述の
チップ31(または31x、または31y)を複数個ア
レイ状に具える。さらに、各チップに1対1対応で駆動
手段63を具える。すなわちチップ数がM個(Mは2以
上の整数)であるとしたなら駆動手段63をM個具え
る。配線基板61は例えばガラスエポキシ基板、或はセ
ラミックス基板など公知のもので構成出来る。またそれ
ぞれの駆動手段63は、共通電極駆動用IC63aおよ
び個別電極駆動用IC63bで構成してある。駆動手段
63の詳細および駆動手段63とチップ31との接続関
係は、以下に図5を参照して説明するようになってい
る。
【0024】それぞれの共通電極駆動用IC63aは、
デコード回路63aaとアンド回路63abとドライバ
回路63acとにより構成してある。一方、それぞれの
個別電極駆動用IC63bは、シフトレジスタ回路63
baとラッチ回路63bbとアンド回路63bcとドラ
イバ回路63bdとにより構成してある。これら回路6
3aa〜63bdの機能は後の駆動方法の項において説
明する。チップ31の各共通電極のパッド39aと共通
電極駆動用IC63aのドライバ回路63acの出力端
子とを、ワイヤーボンディングにより電気的に接続して
ある。また、チップ31の各個別電極のパッド43aと
個別電極駆動用IC63bのドライバ回路63baの出
力端子とを、ワイヤーボンディングにより電気的に接続
してある。
【0025】また、この発明では以下に図6を参照して
説明するように、第2の実施の形態のLEDプリントヘ
ッド70を構成しても良い。この第2の実施の形態のL
EDプリントヘッド70は、配線基板61上に、各チッ
プ311 〜31M の各ブロックから重複なく1つずつ選
択したグループの共通電極同士を接続しているチップ間
マトリクス配線71を具えている。さらに、このチップ
間マトリクス配線71に接続され、共通電極側駆動手段
を構成しかつ各チップで共用される共通電極駆動用IC
73を具えている。個別電極側の駆動手段は第1の実施
の形態のLEDプリントヘッドと同様に各チップごとに
具えている。
【0026】この図6の例では説明の簡単化のため、各
チップ311 〜31M を3つのブロック351 〜353
で構成し、かつ、各ブロックを3つのグループ371
373 で構成した例を示している。しかも、各ブロック
の左端のグループ371 の共通電極同士を配線71aに
よって接続し、各ブロックの中央のグループ372 の共
通電極同士を配線71bによって接続し、各ブロックの
右端のグループ373の共通電極同士を配線71cによ
って接続している例を示している。チップ間マトリクス
配線とチップ内共通電極との接続はワイヤーボンディン
グにより行なえる。
【0027】ここで、各チップで共用される共通電極駆
動用IC73は、各チップでそれぞれ共用される共通ド
ライバ回路73a、共通アンド回路73bおよび共通デ
コード回路69で構成出来る。またこの共用される共通
電極駆動用IC73は、各チップで共用されることによ
る出力歪みを防止する意味から、共通ドライバ回路73
aが第1の実施の形態における共通電極駆動用IC63
aに比べ大容量化されたものとする。
【0028】なお、チップ間マトリクス配線71と各チ
ップの共通電極との接続のし方は図6の例に限られな
い。同一ブロック内から2つ以上の共通電極が1本の配
線に接続されない限り、各ブロックのいずれの位置のグ
ループの共通電極同士をチップ間マトリクス配線により
接続するかは任意である。例えば、図3を用いて説明し
た考えを適用しても良い。すなわち、各ブロック内の各
グループを各ブロックの同様な一端側から他端に向かっ
て第1番目のグループ、・・・最終グループと称するこ
ととした場合、ヘッド70内(チップ内ではなくヘツド
内)の奇数番目のブロックにおける第1番目のグループ
の共通電極同士および偶数番目のブロックにおける最終
グループの共通電極同士を接続し、奇数番目のブロック
における第2番目のグループの共通電極同士および偶数
番目のブロックにおける最終グループより1つ前のグル
ープの共通電極同士を接続し、・・・、奇数番目のブロ
ックにおける最終グループの共通電極同士および偶数番
目のブロックにおける第1番目のグループの電極同士を
接続するように、チップ間マトリクス配線を構成しても
良い。こうすると、後の駆動方法の項において説明する
この発明に係るLEDプリントヘッドの駆動方法の実施
が容易になる。
【0029】この第2の実施の形態のLEDプリントヘ
ッド70によれば、該ヘッドに備わる各チップの共通電
極用の駆動手段を1つの共通電極駆動用IC73で兼用
できるので、第1の実施の形態のLEDプリントヘッド
に比べてヘッド構造を簡素化できる。さらに、チップ間
マトリクス配線とチップ内共通電極との接続の仕方を容
易に変更できる。そしてそうすることにより、同時に駆
動されるグループの組み合わせを種々に変えてのマトリ
クス駆動が可能になるので、駆動の自由度が広がる。
【0030】2.駆動方法の説明 次に、駆動方法の発明について説明する。先ず、この出
願のチップの駆動方法の発明では、第一発明に係るチッ
プを駆動するに当たり、チップ内の奇数番目のブロック
については各ブロックの第1番目のグループから最終グ
ループに向かってグループ単位で順次に駆動すると共
に、該チップ内の偶数番目のブロックついては各ブロッ
クの最終グループから第1番目のグループに向かってグ
ループ単位で順次に駆動する。これについて、図7
(A)、(B)を参照して具体的に説明する。ここで、
図7(A)はチップ31により1ライン分の書き込みを
時分割により行なう際の最初のタイミングでのチップ3
1の様子を示した図、図7(B)は同じく最終のタイミ
ングでのチップの様子を示した図である。図7(A)、
(B)から明らかなように、各タイミングでは全ブロッ
クの1つずつのグループをグループ単位で駆動する。た
だし、チップ内の各ブロックのうちの奇数番目のブロッ
ク351 、353 、・・・35N-1 については、各ブロ
ックの第1番目のグループ(図7では該当ブロック中の
左端のグループ)371 から最終グループ(図7では該
当ブロック中の右端のグループ)37q に向かって時間
順次に駆動する。またこれと同時にチップ内の各ブロッ
クのうちの偶数番目のブロック352、354 、・・・
35N については各ブロックの最終グループ37q から
第1番目のグループ371 に向かって時間順次に駆動す
なわち選択されているグループの発光ダイオードすべて
を同時に駆動する。このため、選択されているグループ
の発光ダイオードすべては同時に駆動される。そして、
駆動される発光ダイオードのうち発光指示信号を受けた
ものは発光状態となり、非発光指示信号を受けたものは
非発光状態になる。
【0031】上述の説明から分かるように、この発明の
チップの駆動方法では、チップ内の隣接するブロックに
おける互いに近接するグループ同士は同じタイミングで
選択発光される(例えば図7(A)でのブロック352
とブロック353 のグループ37q とグループ371
照)。このため、印字結果における、隣接するブロック
間の端部同士のドット間に段差は発生しない。
【0032】また、この出願のLEDプリントヘッドの
駆動方法の発明では、第二発明のLEDプリントヘッド
を駆動するに当たり、ヘッド内の奇数番目のブロックに
ついては各ブロックの第1番目のグループから最終グル
ープに向かってグループ単位で順次に駆動すると共に、
該ヘッド内の偶数番目のブロックついては各ブロックの
最終グループから第1番目のグループに向かってグルー
プ単位で順次に駆動する。これについて、図8(A)、
(B)を参照して具体的に説明する。ここで、図8
(A)、(B)は、それぞれLEDプリントヘッドに備
わる複数個のチップのうちの2個のチップ311 ,31
2 の境界およびその周辺を示した図である。そして、特
に図8(A)はヘッドにより1ライン分の書き込みを時
分割により行なう際の最初のタイミングでのヘッドの様
子を示した図、図8(B)は同じく最終のタイミングで
のヘッドの様子を示した図である。図8(A)、(B)
から明らかなように、各タイミングでは全ブロックの1
つずつのグループをグループ単位で駆動する。ただし、
ヘッド内の各ブロックのうちの奇数番目のブロック35
1 、353 ・・・については、各ブロックの第1番目の
グループ(図8では該当ブロック中の左端のグループ)
371 から最終グループ(図7では該当ブロック中の右
端のグループ)37q に向かって時間順次に駆動する。
またこれと同時にヘッド内の各ブロックのうちの偶数番
目のブロック(図7ではチップ312 中のブロック35
2 、354 、チップ311 中のブロック35N )につい
ては各ブロックの最終グループ37q から第1番目のグ
ループ371 に向かって時間順次に駆動する。このた
め、選択されているグループの発光ダイオードすべては
同時に駆動される。そして、駆動される発光ダイオード
のうち発光指示信号を受けたものは発光状態となり、非
発光指示信号を受けたものは非発光状態になる。
【0033】上述した説明から分かるように、この発明
のLEDプリントヘッドの駆動方法では、チップ内の隣
接するブロックにおける互いに近接するグループ同士は
同じタイミングで選択発光されると共に、隣接するチッ
プにおける互いに近接するグループ同士も同じタイミン
グで選択発光される(例えば図8(A)でのチップ31
1 のブロック35N2のグループ37q とチップ312
ブロック351 のグループ371 参照)。このため、印
字結果における、隣接するブロック間の端部同士のドッ
ト間はもちろん、隣接するチップ間の端部同士のドット
間についてみても段差は発生しない。なお、第一発明に
係るチップであってチップの分割ブロック数を偶数個と
したチップを複数個アレイ状に並べてLEDプリントヘ
ッドを構成し、そして該ヘッドにおける各チップを、こ
の発明のチップの駆動方法により駆動すると、この発明
のLEDプリントヘッドの駆動方法が実施されるように
なる。
【0034】次に、上述した駆動方法の各発明を具体的
に実施する手順について、LEDプリントヘッドを駆動
する例により説明する。これを図1および図5と、図9
に示した入力信号についてのタイミングチャートとを参
照して説明する。
【0035】各個別電極駆動用IC63b(図5参照)
はデータ供給側からカスケードに接続されており、そし
て第1番目の個別電極駆動用IC63bのシフトレジス
タ回路63baにはDATA1とCLK1が供給され
(図9(A)、(B))、第2番目以降第M番目の個別
電極駆動用IC63bのシフトレジスタ回路63baに
は前段のシフトレジスタ回路63baの出力信号とCL
K1とが供給される。
【0036】外部装置からM個の個別電極駆動用ICに
対し、これらICと対応する各チップの各ブロックの1
つずつのグループをそれぞれ駆動するためのON/OF
F信号(発光/非発光指示信号)として、先ず、チップ
内の奇数番目のブロック用としては第1番目のグループ
用のON/OFF信号が、また、チップ内の偶数番目の
ブロック用として第q番目のグループ用のON/OFF
信号が転送される。このON/OFF信号の転送はCL
K1およびシフトレジスタ回路の機能によって行なわれ
る。この転送処理の結果、LEDプリントヘッドのシフ
トレジスタ回路群には(M×N×p)個のON/OFF
信号が転送される。
【0037】次に、ラッチ回路63bbに供給される信
号LOAD(図9(C)参照)が“HIGH”になる
と、それぞれのシフトレジスタ回路63baのデータは
対応するラッチ回路63bbに一斉に格納される。
【0038】各個別電極駆動用IC63bのラッチ回路
63bbに格納されたON/OFFデータは、それぞれ
アンド回路63bcにおいて信号ENABLE1と、論
理積がとられる。ここでは、信号ENABLE1が“L
OW”の期間だけ(図9(D)参照)ON/OFFデー
タがドライバ回路63bdを介して該当するマトリクス
配線41に対して出力される。このON/OFFデータ
は、共通電極駆動用ICにより選択される所定グループ
(詳細は後述する)の発光ダイオード群を駆動する。
【0039】次に、外部装置からM個の個別電極駆動用
ICに対し、これらICと対応する各チップの各ブロッ
クの1つずつのグループをそれぞれ駆動するためのON
/OFF信号(発光/非発光指示信号)として、チップ
内の奇数番目のブロック用としては第2番目のグループ
用のON/OFF信号が、また、チップ内の偶数番目の
ブロック用として第q−1番目のグループ用のON/O
FF信号が転送される。そして、これらON/OFFデ
ータは上記と同様な手順でマトリクス配線41に出力さ
れる。以下同様の処理が繰り返され、最後に、外部装置
からM個の個別電極駆動用ICに対し、これらICと対
応する各チップの各ブロックの1つずつのグループをそ
れぞれ駆動するためのON/OFF信号(発光/非発光
指示信号)として、チップ内の奇数番目のブロック用と
しては第q番目のグループ用のON/OFF信号が、ま
た、チップ内の偶数番目のブロック用として第1番目の
グループ用のON/OFF信号が転送される。そして、
これらON/OFFデータは上記と同様な手順でマトリ
クス配線41に出力される。ここまでの処理により1ラ
イン分の書き込みが行なえる。
【0040】上記の個別電極駆動用IC側での動作に平
行して共通電極駆動用IC63aの群の側では、各共通
電極駆動用IC63a(図4参照)のデコーダ回路63
aaにDATA 2とCLK2とが供給される(図9
(E)、(F))。これにより、それぞれの発光ダイオ
ードアレイチップ31内の奇数番目のブロック351
・・に対応する共通電極駆動用ICのデコード回路おい
ては第1番目のグループから時間順次に第2番目のグル
ープ、第3番目のグループ、・・・第q番目のグループ
(最終グループ)を選択する信号を生成し、偶数番目の
ブロック352 ・・に対応する共通電極駆動用ICのデ
コード回路おいては第q番目のグループから時間順次に
第q−1番目のグループ、第q−2番目のグループ、・
・・第1番目のグループを選択する信号を生成する。こ
れら共通電極選択信号は、そのタイミングごとにそれぞ
れアンド回路63abで信号ENABLE2と論理積が
取られる。ここでは信号ENABLE2が“LOW”の
期間だけ(図9(G))ドライバ回路63acを介して
該当するグループの共通電極39にONデータが出力さ
れる。
【0041】なお、隣接ブロックにおける近接する端部
同士の発光ダイオードで形成される印字ドット間に感光
体ドラムの回転に起因する段差が生じても良いとする場
合は、チップやLEDプリントヘッドは、例えば以下に
図10(A)、(B)を参照して説明するように駆動し
ても良い。すなわち、チップ31内の各ブロック351
〜35N それぞれの第1番目のグループ351 を同時に
駆動し(図10(A)参照)、以降時間順次に、各ブロ
ックの第2番目のグループ、各ブロックの第3番目のグ
ループ、・・・、各ブロックの最終グループを同時に駆
動する(図10(B)参照)方法が挙げられる。この駆
動方法を実現するための手順は、図9を参照して説明し
た手順において個別電極駆動用IC群へのON/OFF
データの転送順序および共通電極の選択順を変更するの
みであるので、その説明は省略する。
【0042】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、この
出願の発光ダイオードアレイチップの発明およびLED
プリントヘッドの発明によれば、チップ内を2つ以上の
ブロックにそれぞれ区分けしてあり、しかも、該区分け
された各ブロック内を2つ以上のグループにそれぞれ区
分けしてあり、かつ、区分けされたグループごとに所定
の共通電極と、区分けされたブロックごとに所定のマト
リクス配線および個別電極の群とを具えた構成をとって
いる。したがって、チップの単位より小さな単位である
ブロック単位にマトリクス配線が形成出来るから、マト
リクス配線の長さはブロックの幅以下にできる。さらに
マトリクス配線数は1つのグループを構成する発光ダイ
オード数と同じでよいので従来に比べ少なくできる。こ
れらのため、チップの幅を広げることなくマトリクス配
線の低抵抗化が可能な、発光ダイオードアレイチップお
よびLEDプリントヘッドを提供出来る。
【0043】また、この出願の発光ダイオードアレイチ
ップの駆動方法の発明およびLEDプリントヘッドの駆
動方法の発明によれば、チップ内(ヘッド内)の各ブロ
ックの各グループを各ブロックの同様な一端側から他端
に向かって第1番目のグループ、・・・最終グループと
称することとした場合、チップ内(ヘッド内)の奇数番
目のブロックについては各ブロックの第1番目のグルー
プから最終グループに向かってグループ単位で時間順次
に駆動すると共に、該チップ内(ヘッド内)の偶数番目
のブロックついては各ブロックの最終グループから第1
番目のグループに向かってグループ単位で時間順次に駆
動する構成をとっている。したがって、各ブロックの1
つずつのグループが同時に駆動される。しかも、隣接す
るブロックにおける互いに近接する端部の発光ダイオー
ド同士は同時に駆動される。このため、感光体ドラムが
回転していても、隣接するブロックにおける互いに近接
する端部の発光ダイオードにより感光体上に形成される
潜像間に段差は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の発光ダイオードアレイチッ
プ(チップ)の説明図である。
【図2】第2の実施の形態の発光ダイオードアレイチッ
プ(チップ)の説明図である。
【図3】第3の実施の形態の発光ダイオードアレイチッ
プ(チップ)の説明図である。
【図4】第1の実施の形態のLEDプリントヘッドの説
明図(その1)である。
【図5】第1の実施の形態のLEDプリントヘッドの説
明図(その2)である。
【図6】第2の実施の形態のLEDプリントヘッドの説
明図である。
【図7】チップの駆動方法の発明の実施の形態の説明図
である。
【図8】LEDプリントヘッドの駆動方法の実施の形態
の説明図(その1)である。
【図9】LEDプリントヘッドの駆動方法の実施の形態
の説明図(その2)である。
【図10】参考例の駆動方法の説明図である。
【図11】従来技術および課題の説明図である。
【符号の説明】
31:発光ダイオードアレイチップ(チップ) 33:発光ダイオード 33k:発光ダイオードの第1の電極(カソード) 33a:発光ダイオードの第2の電極(アノード) 351 〜35N :ブロック 371 〜37q :グループ 39:共通電極 39a:パッド 41:マトリクス配線 411 ,412 ,・・・,41p :配線 43:個別電極の群 43a:パッド 51,53:共通電極側マトリクス配線 71:チップ間マトリクス配線 73:各チップで共用される共通電極駆動用IC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸倉 和男 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数個の発光ダイオードをアレイ状に具
    える発光ダイオードアレイチップにおいて、 チップ内の発光ダイオード群を複数個の発光ダイオード
    で構成される2つ以上のブロックにそれぞれ区分けして
    あり、 該区分けされた各ブロック内の発光ダイオード群を複数
    個の発光ダイオードで構成される2つ以上のグループに
    それぞれ区分けしてあり、かつ、 前記区分けされたグループごとに設けられそのグループ
    内の発光ダイオードそれぞれの第1電極同士を接続して
    いる共通電極と、 前記区分けされたブロックごとに設けられそのブロック
    内の各グループから重複なく1つずつ選択した発光ダイ
    オードそれぞれの第2電極同士を接続しているマトリク
    ス配線と、 前記区分けされたブロックごとに設けられ前記マトリク
    ス配線に接続されている個別電極の群とを具えたことを
    特徴とする発光ダイオードアレイチップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発光ダイオードアレイ
    チップにおいて、 各ブロックから重複なく1つずつ選択したグループの共
    通電極同士を接続している共通電極側マトリクス配線を
    さらに具えたことを特徴とする発光ダイオードアレイチ
    ップ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の発光ダイオードアレイ
    チップにおいて、 各ブロック内の前記2つ以上のグループを各ブロックの
    同様な一端側から他端に向かって第1番目のグループ、
    ・・・最終グループと称することとし、 チップ内の奇数番目のブロックにおける第1番目のグル
    ープの共通電極同士および偶数番目のブロックにおける
    最終グループの共通電極同士を接続する配線と、奇数番
    目のブロックにおける第2番目のグループの共通電極同
    士および偶数番目のブロックにおける最終グループより
    1つ前のグループの共通電極同士を接続する配線と、・
    ・・、奇数番目のブロックにおける最終グループの共通
    電極同士および偶数番目のブロックにおける第1番目の
    グループの電極同士を接続する配線とで構成される、共
    通電極側マトリクス配線をさらに具えたことを特徴とす
    る発光ダイオードアレイチップ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の発光ダイオードアレイ
    チップを駆動するに当たり、 チップ内の各ブロックの各グループを各ブロックの同様
    な一端側から他端に向かって第1番目のグループ、・・
    ・最終グループと称することとした場合、 チップ内の奇数番目のブロックについては各ブロックの
    第1番目のグループから最終グループに向かってグルー
    プ単位で時間順次に駆動すると共に、該チップ内の偶数
    番目のブロックついては各ブロックの最終グループから
    第1番目のグループに向かってグループ単位で時間順次
    に駆動することを特徴とする発光ダイオードアレイチッ
    プの駆動方法。
  5. 【請求項5】 配線基板と、該配線基板上にアレイ状に
    実装された複数個の発光ダイオードアレイチップであっ
    てそれぞれは多数個の発光ダイオードをアレイ状に具え
    るチップと、前記配線基板上に実装され任意の発光ダイ
    オードを駆動するための駆動手段とを具えるLEDプリ
    ントヘッドにおいて、 各チップを請求項1〜3のいずれか1項に記載のチップ
    でそれぞれ構成してあることを特徴とするLEDプリン
    トヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のLEDプリントヘッド
    において、 前記配線基板上に、 各チップの各ブロックから重複なく1つずつ選択した共
    通電極同士を接続しているチップ間マトリクス配線と、 該チップ間マトリクス配線に接続され、前記駆動手段の
    うちの共通電極側駆動手段を構成しかつ各チップで共用
    される共通電極駆動用ICとをさらに具えたことを特徴
    とするLEDプリントヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のLEDプリントヘッド
    を駆動するに当たり、 ヘッド内の各ブロックの各グループを各ブロックの同様
    な一端側から他端に向かって第1番目のグループ、・・
    ・最終グループと称することとし、 該ヘッド内の奇数番目のブロックについては各ブロック
    の第1番目のグループから最終グループに向かってグル
    ープ単位で時間順次に駆動すると共に、該ヘッド内の偶
    数番目のブロックついては各ブロックの最終グループか
    ら第1番目のグループに向かってグループ単位で時間順
    次に駆動することを特徴とするLEDプリントヘッドの
    駆動方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003020525A1 (fr) * 2001-08-29 2003-03-13 Sanyo Electric Co., Ltd. Tete d'impression optique

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003020525A1 (fr) * 2001-08-29 2003-03-13 Sanyo Electric Co., Ltd. Tete d'impression optique
US7136086B2 (en) 2001-08-29 2006-11-14 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical print head

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