JPH09263346A - シート位置検出方法およびシート搬送装置ならびに画像形成装置 - Google Patents

シート位置検出方法およびシート搬送装置ならびに画像形成装置

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JPH09263346A
JPH09263346A JP8074876A JP7487696A JPH09263346A JP H09263346 A JPH09263346 A JP H09263346A JP 8074876 A JP8074876 A JP 8074876A JP 7487696 A JP7487696 A JP 7487696A JP H09263346 A JPH09263346 A JP H09263346A
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sheet
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昌裕 倉橋
Yukimasa Izeki
之雅 井関
Koichi Takahashi
弘一 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント用紙の位置ずれを検出するためのセ
ンサの駆動手段が不要な騒音を発生する上、モータの不
要な温度上昇を招いてその寿命が短くなってしまう。 【解決手段】 センサ47をあらかじめ基準位置PB
位置決めすると共にプリント用紙26のサイズに応じて
設定された待機位置PW にセンサ47を基準位置PB
ら移動させ、待機位置PW の側方に搬入されたプリント
用紙26に対してセンサ47を待機位置PW から移動し
てプリント用紙26の側端の位置を検出し、次のプリン
ト用紙26が待機位置PW の側方に搬入されるまでセン
サ47を待機位置PW で待機させ、プリント用紙26の
側端の位置の検出の終了に伴ってセンサ47を基準位置
B に戻す。センサ47をあらかじめ基準位置PB に移
動するための移動制御量よりも、待機位置PW に待機中
のセンサ47を基準位置PBに戻すための移動制御量を
少なく設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートの両面に画
像を形成したり、あるいはシートの片面に多重に画像を
形成するための画像形成装置およびこの画像形成装置に
組み込まれるシート搬送装置およびそのシート位置検出
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シートの両面に画像を形成したり、ある
いはシートの片面に多重に画像を形成する画像形成装置
においては、通常、片面に画像が形成されたシートを収
納するための中間トレイが設けられている。そして、上
記片面に対する画像形成作業を終了した後、中間トレイ
内に積載されたシートを一枚ずつ分離して送り出し、次
に画像を形成すべき面に対して画像形成作業を行ってい
る。
【0003】上述した中間トレイの構成の簡略化および
小型化を企図して、少なくとも一対のローラを用い、複
数枚のシートを蓄積状態で挟持するようにしたものが提
案されている。また、このようなローラを用いた中間ト
レイとして、複数枚のシートを蓄積するに際し、シート
をその搬送方向に沿って所定量ずつずらして蓄積する方
法も提案されている。
【0004】ところで、シートの両面に画像を形成した
り、あるいはシートの片面に多重に画像を形成するよう
な場合、中間トレイから片面に画像が形成されたシート
を搬送する際に、このシートの搬送方向と直角な方向に
沿ったシートのずれにより、最初に形成した画像と次に
形成すべき画像とがずれてしまうことがある。このよう
な不具合を防止するため、中間トレイからシートを送り
出す際に、シートの側端部の位置をセンサにより把握
し、これに基づいてシートの横方向のずれを修正した
り、あるいはこのシートに対する画像の形成位置を補正
することにより、最初に形成した画像と次に形成すべき
画像との相対位置を適切に修正するようにした方法も提
案されている。
【0005】シートの搬送方向に対して直交する方向の
シート位置ずれを検出する方法は、中間トレイから送り
出される各シート毎に行う必要があるため、一般には、
このシートの側端部の位置を検出するためのセンサを中
間トレイに積載されたシートのサイズに応じて設定した
待機位置に待機させておき、中間トレイからシートが送
り出されてくる度にセンサを待機位置からシート側に移
動させ、このシートの側端部の位置を検出するようにし
ており、一般的にはパルスモータがセンサの駆動源とし
て採用されている。また、待機位置に対して基準となる
基準位置を正確に設定するため、センサを待機位置に移
動するに先立ってあらかじめセンサを基準位置に位置決
めし、この基準位置からセンサを待機位置へ移動させ、
中間トレイに積載されたすべてのシートの側端部の位置
を検出し終わった時点で、センサを再び基準位置に戻す
ようにしている。
【0006】なお、センサを基準位置に正確に位置決め
するため、センサが機械的に当接する位置決めストッパ
をこの基準位置に設け、センサを基準位置に移動させる
ために必要な制御パルスよりも余分な制御パルスをパル
スモータに与えてこれを脱調させ、センサが確実に位置
決めストッパに当接するようにした方法が採用される。
この方法によると、センサが基準位置に移動したか否か
を検知するためのセンサが不要となるなどの利点があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】シートの両面に画像を
形成したり、あるいはシートの片面に多重に画像を形成
する画像形成装置では、シートの搬送方向に対して直交
する方向のシート位置ずれを検出するため、基準位置に
設けられた位置決めストッパに対してセンサを当接状態
で位置決めすることが有効である。
【0008】このような従来の画像形成装置において、
センサをその基準位置に位置決めする場合、位置決めの
確実性のためにセンサの最大移動距離よりも大きな移動
量、つまりこの画像形成装置が取り扱う最小サイズのシ
ートがセンサの側方を通過する際のシートの側端と基準
位置との間隔よりも大きな移動量を与えるような制御パ
ルスをパルスモータに出力する必要がある。
【0009】しかしながら、センサをその基準位置に位
置決めするに際し、常にセンサの最大移動距離よりも大
きな移動量を与えるような制御パルスをパルスモータに
出力する方法では、センサが基準位置の直近に位置して
いるような場合、不要な騒音が発生する上にパルスモー
タの不要な温度上昇を招き、結果として高価なパルスモ
ータの寿命が短くなってしまう原因の一つとなる。
【0010】
【発明の目的】本発明の目的は、不要な騒音を抑えて駆
動源の寿命低下を抑制するようにしたシート位置検出方
法およびシート搬送装置および画像形成装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による第一の形態
は、シートの側端の位置を検出するためのセンサをあら
かじめ基準位置に位置決めするステップと、シートのサ
イズを検出するステップと、シートのサイズに応じてセ
ンサの待機位置を設定するステップと、センサを基準位
置から待機位置に移動させるステップと、待機位置の側
方に搬入されたシートに対してセンサを待機位置から移
動してシートの側端の位置を検出するステップと、側端
の位置を検出すべき次のシートが待機位置の側方に搬入
されるまでセンサを待機位置で待機させるステップと、
シートの側端の位置の検出の終了に伴って待機位置に待
機中のセンサを基準位置に戻すステップとを具え、セン
サをあらかじめ基準位置に移動するための移動制御量よ
りも、待機位置に待機中のセンサを基準位置に戻すため
の移動制御量を少なく設定したことを特徴とするシート
位置検出方法にある。
【0012】また、本発明による第二の形態は、シート
の側端を検出するためのセンサと、このセンサを前記シ
ートの幅方向に往復移動可能に駆動するセンサ駆動手段
と、前記センサを基準位置に位置決めするための位置決
めストッパと、このセンサ駆動手段による前記センサの
位置を検出する手段と、前記シートのサイズを検出する
シートサイズ検出手段と、このシートサイズ検出手段に
よって検出された前記シートのサイズに応じて前記セン
サの待機位置を設定する待機位置設定手段と、前記セン
サ駆動手段を作動して前記センサを前記基準位置および
前記待機位置およびこの待機位置から前記シート側にそ
れぞれ移動させる駆動制御手段とを具え、この駆動制御
手段は、前記センサをあらかじめ前記基準位置に移動す
るための移動制御量よりも、前記待機位置に待機中の前
記センサを前記基準位置に戻すための移動制御量を少な
く設定していることを特徴とするシート搬送装置にあ
る。
【0013】さらに、本発明の第三の形態は、シート搬
送装置を有する画像形成装置であって、前記シート搬送
装置は、シートの側端を検出するためのセンサと、この
センサを前記シートの幅方向に往復移動可能に駆動する
センサ駆動手段と、前記センサを基準位置に位置決めす
るための位置決めストッパと、このセンサ駆動手段によ
る前記センサの位置を検出する手段と、前記シートのサ
イズを検出するシートサイズ検出手段と、このシートサ
イズ検出手段によって検出された前記シートのサイズに
応じて前記センサの待機位置を設定する待機位置設定手
段と、前記センサ駆動手段を作動して前記センサを前記
基準位置および前記待機位置およびこの待機位置から前
記シート側にそれぞれ移動させる駆動制御手段とを具
え、この駆動制御手段は前記センサをあらかじめ前記基
準位置に移動するための移動制御量よりも、前記待機位
置に待機中の前記センサを前記基準位置に戻すための移
動制御量を少なく設定していることを特徴とする画像形
成装置にある。
【0014】従って、駆動制御手段によりセンサ駆動手
段を作動させてシートの側端の位置を検出するためのセ
ンサを位置決めストッパに当接させてあらかじめ基準位
置に位置決めする一方、シートサイズ検出手段によって
検出されたシートのサイズに応じて待機位置設定手段が
センサの待機位置を設定し、センサをこの待機位置に移
動させる。そして、待機位置の側方に搬入されたシート
に対してセンサを待機位置からシート側に移動し、シー
トの側端の位置を検出して次のシートが待機位置の側方
に搬入されるまで、このセンサを再び待機位置で待機さ
せる。
【0015】このようにして、シートの側端の位置の検
出の終了に伴って待機位置に待機中のセンサを基準位置
に戻す。この場合、センサをあらかじめ基準位置に移動
するための移動制御量よりも、待機位置に待機中のセン
サを基準位置に戻すための移動制御量が少なく設定され
ており、これによってセンサ駆動手段の作動時間が短く
なる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明によるシート位置検出方法
は、センサをあらかじめ基準位置に移動するための移動
制御量よりも、待機位置に待機中のセンサを基準位置に
戻すための移動制御量を少なく設定したものであり、セ
ンサをあらかじめ基準位置に移動するための移動制御量
は、基準位置から最小サイズのシートの側端部までの距
離に対応して設定されることが望ましく、待機位置に待
機中のセンサを基準位置に戻すための移動制御量は、基
準位置から待機位置までの距離に対応して設定されるこ
とが望ましい。
【0017】次に、本発明によるシート搬送装置は、セ
ンサ駆動手段を作動してセンサを基準位置および待機位
置およびこの待機位置からシート側にそれぞれ移動させ
る駆動制御手段が、センサをあらかじめ基準位置に移動
するための移動制御量よりも、待機位置に待機中のセン
サを基準位置に戻すための移動制御量を少なく設定して
いる。
【0018】一方、このシート搬送装置を有する本発明
の画像形成装置は、センサ駆動手段を作動してセンサを
基準位置および待機位置およびこの待機位置からシート
側にそれぞれ移動させる駆動制御手段が、センサをあら
かじめ基準位置に移動するための移動制御量よりも、待
機位置に待機中のセンサを基準位置に戻すための移動制
御量を少なく設定している。
【0019】上記シート搬送装置および画像形成装置に
おいて、センサをあらかじめ基準位置に移動するための
移動制御量は、基準位置から最小サイズのシートの側端
部までの距離に対応して設定されていることが望まし
く、待機位置に待機中のセンサを基準位置に戻すための
移動制御量は、基準位置から待機位置までの距離に対応
して設定されていることが望ましい。
【0020】また、待機位置にあるセンサの側方にシー
トを一枚ずつ送り出すシート供給手段をさらに具え、こ
のシート供給手段は、複数枚のシートをその供給方向に
沿って所定量ずつずらして積載する積載手段を有するも
のであっても良く、この場合、シート供給手段は、積載
手段によって積載された複数枚のシートから、最先のシ
ートのみをセンサの側方に送り出し、残りのシートを積
載手段側に戻すものであることが望ましい。
【0021】さらに、センサ駆動手段は、パルスモータ
を有し、移動制御量はこのパルスモータに脱調をもたら
すものであっても良い。
【0022】
【実施例】本発明によるシート位置検出方法を実現し得
るシート搬送装置が組み込まれたプリント装置を二色デ
ジタル複写機に応用した一実施例について、図1〜図1
4を参照しながら詳細に説明するが、本発明は、かかる
二色デジタル複写機のみならず、他の各種事務機械やこ
れらのシート搬送装置に応用することができる。
【0023】本実施例における二色デジタル複写機の概
略構造を表す図1に示すように、原稿台ガラス11の上
には、シート状の原稿を一枚ずつあるいは複数枚連続し
て原稿台ガラス11上の所定位置に給送し得る原稿送給
装置12が設けられている。また、原稿台ガラス11の
直下には、図1中、左側から右側へ原稿台ガラス11と
平行に走査移動するスキャナ13が設けられており、原
稿照明ランプ14や反射鏡15などを有する当該スキャ
ナ13は、原稿が原稿台ガラス11上に載置されると、
原稿からの反射光LR を反射鏡16, 17を介して結像
レンズ18によりイメージセンサ19に結像させるよう
になっている。イメージセンサ19に取り込まれた原稿
の画像データは、画像信号制御部20に送られ、レーザ
ースキャナである露光制御部21は、この画像信号制御
部20にて処理された画像データに基づき、光ビームL
B を変調して感光体ドラム22に走査露光させ、この感
光体ドラム22の表面に画像データに対応した静電潜像
を形成させる。
【0024】図中、右回りに回転駆動される感光体ドラ
ム22の周囲には、その回転方向の上流側から順に、感
光体ドラム22の表面を一様に帯電するための帯電器2
3と、感光体ドラム22に対して交互に近接可能な二つ
の現像器24, 25と、現像されたトナー像を本発明の
シートとしてのプリント用紙26に転写するための転写
器27と、感光体ドラム22からプリント用紙26を分
離する分離器28と、感光体ドラム22の表面に残留す
るトナーを除去するクリーニング部29とが配設されて
おり、本実施例における現像器24, 25にはそれぞれ
色が異なる現像剤が蓄えられている。
【0025】紙カセット30, 31にそれぞれ収納され
た異なるサイズのプリント用紙26は、一枚ずつ用紙ガ
イド32からタイミングローラ33により搬送タイミン
グが調整されて転写器27と感光体ドラム22との間に
供給され、ここでトナー像が転写されて搬送ベルト34
を介し、一対の定着ローラ35の間に搬送される。そし
て、これら一対の定着ローラ35によってプリント用紙
26上のトナー像が熱定着され、片面複写の場合には搬
送ローラ36から排出ローラ37を経て図示しない排紙
トレイ上に送り出される。
【0026】多重複写の場合、定着後のプリント用紙2
6は、搬送ローラ36からフラッパ38により搬送方向
が切り換えられ、さらに供給ローラ39により搬送され
て循環搬送路40へと送り込まれる。この循環搬送路4
0では、正逆転ローラ41を介して中間トレイ42にプ
リント用紙26が送り込まれ、この中間トレイ42にて
プリント用紙26が一時停止し、待機状態となる。そし
て、この中間トレイ42に待機中のプリント用紙26
は、装置本体を制御するための図示しないマイクロプロ
セッサからの給紙信号に基づき、送り出しローラ43お
よび搬出ローラ44によってタイミングローラ33へと
搬送される。そして、その後は、前述と同様のプロセス
を経てプリント用紙26には多重画像が形成される。
【0027】両面複写の場合、定着後のプリント用紙2
6は、先の排出ローラ37により図示しない排紙トレイ
側に一時的に搬出された後、この排出ローラ37が逆回
転することにより、フラッパ38に導かれて循環搬送路
40に送りこまれることで、プリント用紙26が反転
し、その後、画像が形成されていない側の面に複写がな
される。
【0028】一方、この二色デジタル複写機の上面に
は、各種編集および複写などの設定を行う操作パネルが
配置され、この操作パネルには次に説明するスイッチや
各種キーなどが配置されている。
【0029】すなわち、71は画像信号制御部20への
通電を制御する電源スイッチである。72はリセットキ
ーであり、スタンバイ中は各種モードの設定を標準モー
ドに復帰させるキーとして動作する。73は複写開始キ
ーである。74はクリアキーであり、設定された数値を
クリアする場合に用いる。75はIDキーであり、この
IDキー75により特定の操作者のみの複写動作を可能
にし、それ以外の操作者はこのIDキー75によりID
を入力しない限り、複写動作を禁止することが可能とな
る。76は停止キーであり、複写動作を中断したり、中
止したりする場合に用いる。77はガイドキーであり、
各種機能内容を知りたい場合に使用する。78a, 78
b, 78c, 78dは上下左右のカーソルキーであり、
各機能設定画面においてポインタをそれぞれ上下左右に
移動させるためのものである。79はOKキーであり、
各機能設定画面の確認のためのものである。80は各機
能設定画面において後述するディスプレィ89に表示さ
れた内容を実行するための機能実行キーである。81a
は定形縮小キーであり、ある定形サイズから他の定形サ
イズに縮小する場合に使用する。81bは等倍複写キー
であり、等倍複写を選択する場合に使用する。81cは
定形拡大キーであり、ある定形サイズから他の定形サイ
ズに拡大する場合に使用する。82はカセット選択キー
であり、複写すべきプリント用紙26の紙カセット3
0, 31を選択する。83aは複写濃度選択キーであ
り、複写機度を薄くする場合に使用する。83bはAE
キーであり、原稿の濃度に対して複写濃度を自動的に調
整する。83cは複写濃度選択キーであり、複写濃度を
濃くする場合に使用する。84はソータキーであり、ソ
ータの動作モードを指定するためのものである。85は
余熱キーであり、余熱モードのオン/オフを切り換える
場合に使用する。86は割り込みキーであり、複写中に
割り込みして複写をしたい場合に使用する。87はテン
キー群であり、数値の入力を行う場合に使用する。
【0030】88は、各種編集キー群であり、それぞれ
以下の機能を持っている。すなわち、トリミング, マス
キング, 部分処理(輪郭, 網, 影, ネガポジ)の設定
用、色のパターン化表現や色の濃度差表現用、特定色の
消去用、画質の設定用、ネガポジの反転用、輪郭, 影付
け, 網, 斜体, 鏡像, イメージリピートの処理用、エリ
アを指定したトリミング用、エリアを指定したマスキン
グ用、エリアを指定した部分処理(輪郭, 網, 影, ネガ
ポジなど)の設定用、シートサイズに合わせて白抜きの
枠を作成するシート枠消し, 指定した原稿サイズに合わ
せて白抜きの枠を作成する原稿枠消し, 本の指定した見
開きサイズに合わせて白抜きの枠と中央の空白部とを作
成するブック枠消しの各種枠消しモードに合わせた枠消
し用、プリント用紙26の一端に作成する綴じ代用、上
下左右の平行移動, センタ移動, コーナ移動, 指定移動
(ポイント移動)などの移動用、主走査, 副走査それぞ
れ独立に1%刻みの複写倍率(25%〜410%)の設
定用、シートサイズに応じて主走査, 副走査それぞれ独
立に自動的な拡大縮小用、原稿を複数枚に拡大する複写
用、二枚または四枚の原稿を一枚に拡大縮小する複写
用、原稿台ガラス面の複写領域を2分割して自動的に二
枚に複写をするための連続複写処理用、片面両面, ペー
ジ連写両面, 両面両面などの両面の出力用、多重, ペー
ジ連写多重などの多重用、メモリカード用、プロジェク
タ用、プリンタ時の設定用、フィーダを使用して複写を
行うとき原稿サイズの混載用、複写設定された複写モー
ドを登録あるいは登録された複写モードの呼び出し用な
どの各種編集作業を行うためのものである。
【0031】89はディスプレィであり、装置の状態,
複写枚数, 複写倍率, プリント用紙26のサイズをそれ
ぞれ表示し、複写モード設定中では、設定した内容を表
示する。90はシステム余熱キーであり、図示しない外
部インタフェースおよひその周辺回路のみ動作させ、複
写のための制御部は停止させるシステム余熱モードのオ
ン/オフに使用する。91はパワー表示部であり、電源
スイッチ71がオン状態の場合に点灯し、オフ状態の場
合には消灯する。
【0032】本実施例における循環搬送路40の部分を
抽出拡大した図3に示すように、正逆転ローラと送り出
しローラ43との間の中間トレイ42には、正逆転ロー
ラ41と同期回転してプリント用紙26を挟持し得る一
対の補助ローラ45が設けられ、さらにこれら補助ロー
ラ45と送り出しローラ43との間には、積載状態のプ
リント用紙26から、最先のプリント用紙26のみを分
離して送り出しローラ43側に導く分離フラッパ46が
回動自在に設けられている。また、送り出しローラ43
と搬出ローラ44との間のプリント用紙26の搬送経路
の途中には、感光体ドラム22側に搬出されるプリント
用紙26の側端部の位置を把握するためのセンサ47が
設けられている。
【0033】このセンサ47は、あらかじめ設定した図
4に示す如き基準位置PB と、プリント用紙26の側端
部との間を往復動し、基準位置PB に対するプリント用
紙26の相対位置を把握することにより、プリント用紙
26に対する複写領域を適切に補正するためのものであ
り、この基準位置PB におけるセンサ47の外観を図5
に示し、その制御ブロックを図6に示す。
【0034】すなわち、センサ47は、案内機構48を
介してプリント用紙26の搬送方向に対して直角な方
向、つまりプリント用紙26の幅方向(図4中、左右方
向)に往復動自在なスライダ49と、このスライダ49
の一端側に基端部が回動自在に枢着されて先端側がプリ
ント用紙26の側端側に付勢された検出レバー50と、
スライダ49の他端側に設けられて検出レバー50の先
端部の有無を検知する検出子51とを有する。そして、
パルスモータ制御装置52の指令に基づくパルスモータ
53の作動によって、スライダ49が案内機構48に案
内されながらプリント用紙26の側端部に向けて移動
し、検出レバー50の先端部がプリント用紙26の側端
部に当接して検出子51側に押し戻され、プリント用紙
26の側端部の検出状態を表す図7に示すように、検出
レバー50が検出子51を塞いだ状態におけるパルスモ
ータ53の移動量がパルスモータ制御装置52にて把握
されるようになっている。
【0035】パルスモータ制御装置52には、中間トレ
イ42内に積載されるプリント用紙26のサイズを検出
するシートサイズ検知装置54からの検出信号が入力さ
れ、パルスモータ制御装置52はこのシートサイズ検知
装置54からの情報に基づいてセンサ47の待機位置P
W を設定し、基準位置PB からこの待機位置PW にセン
サ47を移動させるようになっている。待機位置P
W は、基準位置PB とプリント用紙26の側端部の通過
位置との間に位置し、プリント用紙26が最も基準位置
B 寄りを通過すると予想される位置よりも、多少基準
位置PB 側にパルスモータ制御装置52によって設定さ
れる。また、基準位置PB には、スライダ49に当接す
る位置決めブロック55が設けられており、この位置決
めブロック55にスライダ49を当接させることによ
り、センサ47を常に正確に基準位置PB に位置決めす
ることができる。
【0036】具体的には、電源スイッチ71のオン投入
時において、この二色デジタル複写機が取り扱う最小サ
イズのプリント用紙26の側端部と基準位置PB との間
隔、つまりセンサ47の最大移動距離よりも多めの駆動
パルス(以下、これを最大駆動パルスと記述する)をパ
ルスモータ53に与え、センサ47が案内機構48上の
どこにあっても、センサ47のスライダ49を確実に位
置決めブロック55に押し当て、パルスモータ53を脱
調させることにより、基準位置PB に対するセンサ47
の位置決めを行っている。また、待機位置PW から基準
位置PB へセンサ47を戻す場合には、これら待機位置
W と基準位置PB との間隔に対応した駆動パルスより
も多めの駆動パルス(以下、これを復帰駆動パルスと記
述する)を与えるが、この復帰駆動パルスは先の最大駆
動パルスよりも少ない制御量であることは言うまでもな
い。
【0037】次に、多重複写あるいは両面複写を行う際
のプリント用紙26の搬送手順について図8〜図12を
参照しながら詳細に説明する。
【0038】片面に画像形成されたプリント用紙26が
供給ローラ39まで送られてくると、プリント用紙26
の後端を供給ローラ39から引き抜くため、プリント用
紙26を正逆転ローラ41に挟持させてから、あらかじ
め設定された距離P0 だけプリント用紙26の先端が正
逆転ローラ41から引き出されるように、正逆転ローラ
41を回転する(図8参照)。
【0039】その後、正逆転ローラ41から所定距離
(以下、これを積載間隔と記述する)Pにプリント用紙
26の先端が来るように、正逆転ローラ41を逆回転さ
せる。この時、プリント用紙26の後端は、供給ローラ
39の下部に設定された一時保管領域56に入り込む
(図9参照)。
【0040】さらに、設定枚数の積載が終了したか否か
を判断し、設定枚数まで達していない場合、例えば二枚
目のプリント用紙26が搬送され、正逆転ローラ41に
到達すると、正逆転ローラ41は一枚目のプリント用紙
26を挟持したまま前回同様の動作を行い、二枚目のプ
リント用紙26の先端を一枚目の先端よりも積載間隔P
だけずれた状態で重ねる。二枚目以降、この動作を繰り
返すことで、図10に示すようにプリント用紙26を積
載間隔Pずつ順次ずらした状態で積み重ねることができ
る。
【0041】このようにして、正逆転ローラ41に所定
の枚数のプリント用紙26を積載した後、正逆転ローラ
41と同期回転する補助ローラ45を用いて分離フラッ
パ46まで搬送する。積載された最先のプリント用紙2
6の先端が補助ローラ45から所定距離(以下、これを
フラッパ載置距離と記述する)PR に達した時に、正逆
転ローラ41及び補助ローラ45を停止させ、分離フラ
ッパ46を図11に示す分離位置に下降させる。この
時、分離フラッパ46の下端は、最先のプリント用紙2
6の先端とその上に重ねられた二番目のプリント用紙2
6の先端との間の最先のプリント用紙26の表面に当接
するように、フラッパ載置距離PR が設定される。
【0042】分離フラッパ46が分離位置にある状態に
おいて、最先のプリント用紙26のみが送り出しローラ
43に挟持され、その後端が補助ローラ45から引き抜
かれるまで、正逆転ローラ41および補助ローラ45を
回転させる。この送り出し操作に伴い、二枚目以降のプ
リント用紙26は、分離フラッパ46の分離案内面57
をずり上がって行く(図12参照)。
【0043】最先のプリント用紙26が補助ローラ45
から引き抜かれたら、正逆転ローラ41および補助ロー
ラ45を逆回転し、新たな最先のプリント用紙26の先
端がフラッパ載置距離PR よりも補助ローラ45側に位
置するように、積載状態のプリント用紙26の先端と分
離フラッパ46の先端との間隔を拡げ、分離フラッパ4
6が図11中、二点鎖線で示す待機位置に問題なく戻る
ことができるようにする。分離フラッパ46は、積載状
態にある最先のプリント用紙26を送り出しローラ43
に搬送する毎に待機位置に戻り、二枚目以降のプリント
用紙26においても設定枚数分だけ、一枚づつ積載状態
のプリント用紙26を分離させ、送り出しローラ43に
搬出する。
【0044】このようにして、一枚ずつ送り出しローラ
43から搬出ローラ44側に繰り出されるプリント用紙
26は、その搬送途中でセンサ47による側端部の位置
がそれぞれ確認される。この場合、プリント用紙26の
斜行による誤判定を防ぐため、搬出ローラ44を利用し
てプリント用紙26のループを形成する。このプリント
用紙26の先端位置を整えるのに必要な所定時間が経過
した後、搬出ローラ44を回転してプリント用紙26の
搬送を行い、次いで待機位置に待機中のセンサ47の移
動を開始する。
【0045】このようなセンサ47の動作手順およびそ
の処理の流れを図13, 図14に示す。すなわち、電源
スイッチ71をオンに投入した場合、案内機構48上の
センサ47の位置は不定であるので、S11のステップ
にてパルスモータ53に最大駆動パルスを与えて脱調さ
せ、センサ47のスライダ49を位置決めブロック55
に押し当てることにより、センサ47を基準位置PB
位置決めする(図13中、(A) の状態)。
【0046】次に、S12のステップにてパルスモータ
制御装置52は、シートサイズ検知装置54からのシー
トサイズ情報を読み込み、S13のステップにて中間ト
レイ42に積載されるプリント用紙26のサイズに応じ
た待機位置PW を設定する。そして、S14のステップ
にて基準位置PB から待機位置PW までの距離に対応し
た駆動パルスをパルスモータ53に与え、センサ47を
基準位置PB から待機位置PW へ移動し(図13中、
(B) の状態)、この待機位置PW でセンサ47を待機さ
せる(図13中、(C) の状態)。
【0047】次に、S15のステップにて、複写作業が
終了したか否かを判定するが、最初は終了していないの
で、S16のステップに移行し、ここで搬出ローラ44
が駆動回転し始めているか否かを判定する。このS16
のステップにて、搬出ローラ44が駆動回転していな
い、つまり搬出ローラ44にてプリント用紙26の先端
位置を整え終わっていないと判断した場合には、S15
のステップに戻って実質的な待機状態が継続される。
【0048】S16のステップにて搬出ローラが駆動回
転し始めている、つまりタイミングローラ33側へのプ
リント用紙26の供給が始まったと判断した場合には、
S17のステップに移行してパルスモータ53を駆動
し、センサ47をプリント用紙26の側端側に移動し
(図13中、(D) の状態)、センサ47がプリント用紙
26の側端位置を検出するまでその駆動パルスをカウン
トする。
【0049】そして、S18のステップにてセンサ47
がプリント用紙26の側端を検出したか否かを判定し、
ここでセンサ47がプリント用紙26の側端を検出して
いないと判断した場合には、S17のステップに戻って
パルスモータ53を駆動し続ける。また、S18のステ
ップにてセンサ47がプリント用紙26の側端を検出し
たと判断した場合には、S19のステップに移行してカ
ウントした駆動パルスと等しい逆向きの駆動パルスをパ
ルスモータ53に与え、センサ47を再び待機位置PW
に戻して次のプリント用紙26の側端の検出に備えるべ
く(図13中、(E) の状態)、S15のステップに戻
る。
【0050】このようにして、中間トレイ42に積載さ
れたプリント用紙26の側端の位置を次々と検出するこ
とにより、各プリント用紙26自体の位置や画像書き出
し位置を補正することにより、多重複写あるいは両面複
写を適切に行うことができる。そして、前記S15のス
テップにて複写作業が終了したと判断した場合には、パ
ルスモータ53に復帰駆動パルスを与えて脱調させ、待
機中のセンサ47を待機位置PW から基準位置PB に戻
し(図13中、(F) の状態)、位置決めブロック55に
センサ47を押し当ててこれを位置決めする。
【0051】この場合、復帰駆動パルスは先の最大駆動
パルスよりも小さいので、不要な騒音の発生やパルスモ
ータ53の過渡な温度上昇を未然に防止することがで
き、パルスモータ53の寿命を延ばすことができる。
【0052】なお、上述した実施例では、固定状態の位
置決めブロック55を採用したが、可動できるものであ
っても良い。また、待機位置PW は、搬送されるプリン
ト用紙26のサイズによって変えるようにしているが、
複数サイズのプリント用紙26に共通の待機位置PW
設定することも可能であり、さらに同一サイズのプリン
ト用紙26であっても、最初の待機位置PW と二枚目以
降の待機位置PW とを変えるようにようにしても良い。
【0053】
【発明の効果】本発明によると、センサをあらかじめ基
準位置に移動するための移動制御量よりも、待機位置に
待機中のセンサを基準位置に戻すための移動制御量を少
なく設定したので、待機位置に待機中のセンサを基準位
置に戻す場合にはセンサ駆動手段の作動時間を短くする
ことが可能となり、不要な騒音の発生や駆動源の過渡な
温度上昇を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置を二色デジタル複写
機に応用した一実施例の概略構造を表す断面図である。
【図2】図1に示した二色デジタル複写機の操作パネル
の平面図である。
【図3】図1に示した実施例における循環搬送路の部分
を抽出した概念図である。
【図4】図1に示した実施例におけるセンサの部分の平
面図である。
【図5】図1に示した実施例における基準位置でのセン
サの平面図である。
【図6】図1に示した実施例における制御ブロック図で
ある。
【図7】図1に示した実施例におけるセンサによってプ
リント用紙の側端位置の検出状態を表す平面図である。
【図8】図9, 図10と共に図1に示した実施例におけ
るプリント用紙の積載手順を表す作業工程図である。
【図9】図8, 図10と共に図1に示した実施例におけ
るプリント用紙の積載手順を表す作業工程図である。
【図10】図8, 図9と共に図1に示した実施例におけ
るプリント用紙の積載手順を表す作業工程図である。
【図11】図12と共に図1に示した実施例における積
載状態のプリント用紙から一枚のプリント用紙を分離す
るための作業手順を表す作業工程図である。
【図12】図11と共に図1に示した実施例における積
載状態のプリント用紙から一枚のプリント用紙を分離す
るための作業手順を表す作業工程図である。
【図13】図1に示した実施例におけるセンサの移動経
路を順に表す動作工程図である。
【図14】図1に示した実施例における操作の流れを表
すフローチャートである。
【符号の説明】 11 原稿台ガラス 12 原稿送給装置 13 スキャナ 14 原稿照明ランプ 15〜17 反射鏡 18 結像レンズ 19 イメージセンサ 20 画像信号制御部 21 露光制御部 22 感光体ドラム 23 帯電器 24, 25 現像器 26 プリント用紙 27 転写器 28 分離器 29 クリーニング部 30, 31 紙カセット 32 用紙ガイド 33 タイミングローラ 34 搬送ベルト 35 定着ローラ 36 搬送ローラ 37 排出ローラ 38 フラッパ 39 供給ローラ 40 循環搬送路 41 正逆転ローラ 42 中間トレイ 43 送り出しローラ 44 搬出ローラ 45 補助ローラ 46 分離フラッパ 47 センサ 48 案内機構 49 スライダ 50 検出レバー 51 検出子 52 パルスモータ制御装置 53 パルスモータ 54 シートサイズ検知装置 55 位置決めブロック 56 一時保管領域 57 分離案内面 71 電源スイッチ 72 リセットキー 73 複写開始キー 74 クリアキー 75 IDキー 76 停止キー 77 ガイドキー 78a〜78d カーソルキー 79 OKキー 80 機能実行キー 81a 定形縮小キー 81b 等倍複写キー 81c 定形拡大キー 82 カセット選択キー 83a 複写濃度選択キー 83b AEキー 83c 複写濃度選択キー 84 ソータキー 85 余熱キー 86 割り込みキー 87 テンキー群 88 編集キー群 89 ディスプレィ 90 システム余熱キー 91 パワー表示部 LR 反射光 LB 光ビーム PB 基準位置 PW 待機位置 P0 あらかじめ設定された距離 P 積載間隔 PR フラッパ載置距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 510 G03G 15/00 510

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの側端の位置を検出するためのセ
    ンサをあらかじめ基準位置に位置決めするステップと、 シートのサイズを検出するステップと、 シートのサイズに応じてセンサの待機位置を設定するス
    テップと、 センサを基準位置から待機位置に移動させるステップ
    と、 待機位置の側方に搬入されたシートに対してセンサを待
    機位置から移動してシートの側端の位置を検出するステ
    ップと、 側端の位置を検出すべき次のシートが待機位置の側方に
    搬入されるまでセンサを待機位置で待機させるステップ
    と、 シートの側端の位置の検出の終了に伴って待機位置に待
    機中のセンサを基準位置に戻すステップとを具え、セン
    サをあらかじめ基準位置に移動するための移動制御量よ
    りも、待機位置に待機中のセンサを基準位置に戻すため
    の移動制御量を少なく設定したことを特徴とするシート
    位置検出方法。
  2. 【請求項2】 センサをあらかじめ基準位置に移動する
    ための移動制御量は、基準位置から最小サイズのシート
    の側端部までの距離に対応して設定されていることを特
    徴とする請求項1に記載のシート位置検出方法。
  3. 【請求項3】 待機位置に待機中のセンサを基準位置に
    戻すための移動制御量は、基準位置から待機位置までの
    距離に対応して設定されていることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載のシート位置検出方法。
  4. 【請求項4】 シートの側端を検出するためのセンサ
    と、 このセンサを前記シートの幅方向に往復移動可能に駆動
    するセンサ駆動手段と、 前記センサを基準位置に位置決めするための位置決めス
    トッパと、 このセンサ駆動手段による前記センサの位置を検出する
    手段と、 前記シートのサイズを検出するシートサイズ検出手段
    と、 このシートサイズ検出手段によって検出された前記シー
    トのサイズに応じて前記センサの待機位置を設定する待
    機位置設定手段と、 前記センサ駆動手段を作動して前記センサを前記基準位
    置および前記待機位置およびこの待機位置から前記シー
    ト側にそれぞれ移動させる駆動制御手段とを具え、この
    駆動制御手段は、前記センサをあらかじめ前記基準位置
    に移動するための移動制御量よりも、前記待機位置に待
    機中の前記センサを前記基準位置に戻すための移動制御
    量を少なく設定していることを特徴とするシート搬送装
    置。
  5. 【請求項5】 前記センサをあらかじめ前記基準位置に
    移動するための移動制御量は、前記基準位置から最小サ
    イズの前記シートの側端部までの距離に対応して設定さ
    れていることを特徴とする請求項4に記載のシート搬送
    装置。
  6. 【請求項6】 待機位置に待機中のセンサを基準位置に
    戻すための移動制御量は、基準位置から待機位置までの
    距離に対応して設定されていることを特徴とする請求項
    4または請求項5に記載のシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記待機位置にある前記センサの側方に
    前記シートを一枚ずつ送り出すシート供給手段をさらに
    具え、このシート供給手段は、複数枚のシートをその供
    給方向に沿って所定量ずつずらして積載する積載手段を
    有することを特徴とする請求項4から請求項6の何れか
    に記載のシート搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記シート供給手段は、積載手段によっ
    て積載された複数枚のシートから、最先のシートを前記
    センサの側方に送り出すものであることを特徴とする請
    求項7に記載のシート搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記センサ駆動手段は、パルスモータを
    有し、前記移動制御量はこのパルスモータに脱調をもた
    らすものであることを特徴とする請求項4から請求項8
    の何れかに記載のシート搬送装置。
  10. 【請求項10】 シート搬送装置を有する画像形成装置
    であって、 前記シート搬送装置は、シートの側端を検出するための
    センサと、このセンサを前記シートの幅方向に往復移動
    可能に駆動するセンサ駆動手段と、前記センサを基準位
    置に位置決めするための位置決めストッパと、このセン
    サ駆動手段による前記センサの位置を検出する手段と、
    前記シートのサイズを検出するシートサイズ検出手段
    と、このシートサイズ検出手段によって検出された前記
    シートのサイズに応じて前記センサの待機位置を設定す
    る待機位置設定手段と、前記センサ駆動手段を作動して
    前記センサを前記基準位置および前記待機位置およびこ
    の待機位置から前記シート側にそれぞれ移動させる駆動
    制御手段とを具え、 この駆動制御手段は前記センサをあらかじめ前記基準位
    置に移動するための移動制御量よりも、前記待機位置に
    待機中の前記センサを前記基準位置に戻すための移動制
    御量を少なく設定していることを特徴とする画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 前記センサをあらかじめ前記基準位置
    に移動するための移動制御量は、前記基準位置から最小
    サイズの前記シートの側端部までの距離に対応して設定
    されていることを特徴とする請求項10に記載の画像形
    成装置。
  12. 【請求項12】 待機位置に待機中のセンサを基準位置
    に戻すための移動制御量は、基準位置から待機位置まで
    の距離に対応して設定されていることを特徴とする請求
    項10または請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記待機位置にある前記センサの側方
    に前記シートを一枚ずつ送り出すシート供給手段をさら
    に具え、このシート供給手段は、複数枚のシートをその
    供給方向に沿って所定量ずつずらして積載する積載手段
    を有することを特徴とする請求項10から請求項12の
    何れかに記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記シート供給手段は、積載手段によ
    って積載された複数枚のシートから、最先のシートを前
    記センサの側方に送り出すものであることを特徴とする
    請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記センサ駆動手段は、パルスモータ
    を有し、前記移動制御量はこのパルスモータに脱調をも
    たらすものであることを特徴とする請求項10から請求
    項14の何れかに記載の画像形成装置。
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CN111182615A (zh) * 2019-12-10 2020-05-19 惠州Tcl移动通信有限公司 传感器启动方法、装置、存储介质及终端

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CN111182615B (zh) * 2019-12-10 2023-12-26 国网甘肃省电力公司白银供电公司 传感器启动方法、装置、存储介质及终端

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