JPH09175602A - ケ−ス自動倉庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】ケ−ス自動倉庫で多品種の梱包品を保管する場
合に多段高層棚の保管棚とスタッカ−クレ−ンが多数必
要になり、設置スペ−スと機器等の設備費が増大してし
まう。 【解決手段】ケ−ス自動倉庫１の複数列に配置された多
段高層棚４は下層の複数段に搬送コンベヤ１０を有する
保管・搬送棚１１を有し、保管・搬送棚１１の上部に多
段のケ−ス保管棚１２を有する。需要の多い物品は所定
の保管・搬送棚１１の搬送コンベヤ１０上に保管する。
比較的需要が少ない物品はスタッカ−クレ−ン５により
保管・搬送棚１１の上部に設けた所定のケ−ス保管棚１
２に移載し保管する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明はケ−ス単位の梱包
品を仕分けして保管するとともに保管した梱包品を出庫
するケ−ス自動倉庫、特に仕分け，保管，出庫の高効率
化に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年，物流システムにおいては、商品の
多品種化や店舗配送の多頻度化に伴い保管，仕分けの効
率化が要求され、ケ−ス単位の梱包品を保管，仕分けす
るためにケ−ス自動倉庫が利用されている。ケ−ス自動
倉庫１は、例えば図６に示すように、パレット単位で物
品を保管するパレット保管倉庫２と補充コンベヤ３で連
結され、パレット保管倉庫２でケ−ス単位に分解して送
られた梱包品を保管，仕分けするものであり、複数列に
配置された多段高層棚４と、多段高層棚４の各列間に設
けられたスタッカ−クレ−ン５と入庫コンベヤ６及び出
庫コンベヤ７を有する。そしてパレット保管倉庫２から
ケ−ス単位で梱包品が送られる梱包品の保管棚は在庫管
理により物品毎に定められ、パレット保管倉庫２からケ
−ス単位で梱包品が送られると、入庫コンベヤ６で入庫
する棚通路の入口まで搬送され、スタッカ−クレ−ン５
で多段高層棚４の所定の棚に格納される。また、出庫す
る梱包品は該当する棚からスタッカクレ−ン５により出
庫コンベヤ７の位置まで搬送されてから出庫コンベヤ７
で出荷場８まで送られて出庫する。

【０００３】また、例えば図７の配置図に示すように、
パレット保管倉庫２に保管されたパレット品のうち需要
の多い物品をデパレタイザでケ−ス単位に分解し、ケ−
ス単位の物品をフロ−ラック２１に保管し、比較的需要
が少ない物品をケ−ス自動倉庫に保管して、フロ−ラッ
ク２１とケ−ス自動倉庫に保管された物品を要求に応じ
てピックアップしてされ各配送先別に分けて出庫する方
法も採用されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記のようなケ−ス自
動倉庫１で多品種の梱包品を保管して仕分ける場合には
多段高層棚４の保管棚とスタッカ−クレ−ン５が多数必
要になる。すなわち出庫量の多い品種（以下、Ａ品とい
う）もパレット保管倉庫２でケ−ス単位に分解した後、
全数をケ−ス自動倉庫１の保管棚に一度保管してから出
庫するために、多数の保管棚が必要になる。例えば、10
0品種の物品を単位時間あたりで1000ケ−ス出庫するシ
ステムにおいては5000個程度の保管棚が必要になる。ま
た、単位時間あたりで1000ケ−ス出庫する場合、１ケ−
ス当たり3.6秒で処理する必要がある。１台のスタッカ
−クレ−ン５で入出庫するために必要な時間を１ケ−ス
当たり60秒として稼動率を85％とすると、スタッカ−ク
レ−ン５は20台必要になる。このため設置スペ−スと機
器等の設備費が増大してしまうという短所があった。

【０００５】また、多数の保管棚やフロ−ラックを必要
とするため、図６に示すように、入庫コンベヤ６と出庫
コンベヤ７が複雑に交錯したり、図７に示すように大量
の合流コンベヤ２２が必要になり、設備の設置と管理が
容易でなかった。

【０００６】また、ケ−ス単位の物品を出荷するときの
出荷パレットの荷姿には、積み付けパタ−ンを品種毎の
塊にする場合と、荷降順序を考慮して、荷降の逆順に積
み付ける場合とがある。この荷積みの方法を自動化する
とき、品種毎の塊にする場合には保管した同じ品種の物
品を連続出庫するため、各保管棚やフロ−ラックから物
品を送り出す出庫コンベヤから出荷場に連結された出荷
コンベヤに物品を送り出すときに断続合流になる。ま
た、荷降の逆順に積み付ける場合には、各保管棚やフロ
−ラックから単品毎に物品を出庫するため、出庫コンベ
ヤから出荷場に連結された出荷コンベヤに物品を送り出
すときに連続合流になる。しかしながら、上記のように
大量の合流コンベヤがあると、出荷パレットの荷姿に応
じて合流方法を変えようとすると、その制御が容易でな
く、制御装置等が非常に複雑になり、高価格になるとと
もに保守等が容易でなかった。

【０００７】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、ケ−ス保管棚とスタッカ−クレ−ン
やコンベヤの数を低減するとともに効率良く入出庫する
ことができるケ−ス自動倉庫を得ることを目的とするも
のである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】この発明に係るケ−ス自
動倉庫は、多段高層棚とスタッカ−クレ−ン及び入出庫
装置とを有するケ−ス自動倉庫において、多段高層棚の
下層の複数段に搬送コンベヤを有する保管・搬送棚を設
けたことを特徴とする。

【０００９】上記保管・搬送棚を有する多段高層棚を複
数列配置し、各多段高層棚間にスタッカ−クレ−ンを配
置することが望ましい。

【００１０】また、上記複数列の多段高層棚の一方の端
部に入庫コンベヤを配置し、他方の端部に出庫コンベヤ
を配置し、入出庫コンベヤと多段高層棚の下層に設けた
複数段の保管・搬送棚を上下方向に回動する振り分けコ
ンベヤで連結すると良い。

【００１１】

【発明の実施の形態】この発明においては、物流センタ
にパレット単位で物品を保管するパレット保管倉庫及び
ケ−ス単位で物品を仕分けして保管するケ−ス自動倉庫
とを有する。ケ−ス自動倉庫は複数列に配置された多段
高層棚と、各多段高層棚の間に配置されたスタッカ−ク
レ−ンとを有し、各多段高層棚はそれぞれ端部側が入庫
コンベヤと出庫コンベヤに連結されている。各多段高層
棚は下層の複数段に搬送コンベヤを有する保管・搬送棚
が設けられ、保管・搬送棚の上部にはケ−ス単位の物品
を保管する多段のケ−ス保管棚が設けられている。保管
・搬送棚の入庫側と出庫側にはそれぞれ上下方向に回動
する振り分けコンベヤが設けられている。

【００１２】そして需要の多い物品を入庫したときは、
その物品の品種に応じて定められた多段高層棚が選択さ
れ、選択された多段高層棚の所定の保管・搬送棚に物品
を送り、その保管・搬送棚に設けた搬送コンベヤにより
出庫側に送り保管する。この動作を逐次繰り返して、需
要の多い物品を品種毎にケ−ス単位で保管・搬送棚の搬
送コンベヤ上に保管する。

【００１３】また、比較的需要度が少ない物品がケ−ス
自動倉庫に搬送されたときは、搬送された品種に応じて
あらかじめ定められた多段高層棚のある１つの保管・搬
送棚に設けた搬送コンベヤで物品を所定の位置に搬送し
てから、スタッカ−クレ−ンにより、その保管・搬送棚
の上部に設けた所定のケ−ス保管棚に搬送して移載し保
管する。

【００１４】保管・搬送棚に保管された需要の多い物品
を出庫するときは、その物品を乗せた搬送コンベヤを駆
動して物品を振り分けコンベヤに送り出庫する。また、
ケ−ス保管棚に保管した比較的需要の少ない物品を出荷
するときは、その物品をスタッカ−クレ−ンにより保管
・搬送棚の搬送コンベヤに移載して出庫する。

【００１５】

【実施例】図１はこの発明の一実施例の配置を示す平面
図である。図に示すように、物流センタは、パレット単
位で物品を保管するパレット保管倉庫２と補充コンベヤ
３及びケ−ス単位で物品を保管し仕分けするケ−ス自動
倉庫１とを有する。ケ−ス自動倉庫１は、図２の平面図
と図３の側面図に示すように、複数列、例えば８列に配
置された多段高層棚４ａ〜４ｈと、各多段高層棚４ａ〜
４ｈの間に配置されたスタッカ−クレ−ン５と、各多段
高層棚４ａ〜４ｈの一方の端部側には補充コンベヤ３に
連結された入庫コンベヤ６が配置され、各多段高層棚４
ａ〜４ｈの他方の端部側には出荷場８に連結された出荷
コンベヤ９に連結された出庫コンベヤ７が連結されてい
る。

【００１６】各多段高層棚４ａ〜４ｈは、図４の斜視図
に示すように、下層の複数段例えば４段に搬送コンベヤ
１０を有する保管・搬送棚１１ａ〜１１ｄが設けられ、
保管・搬送棚１１ａ〜１１ｄの上部にはケ−ス単位の物
品を保管する多段のケ−ス保管棚１２が設けられてい
る。保管・搬送棚１１ａ〜１１ｄの入庫側と入庫コンベ
ヤ６との間には入庫コンベヤ６側を回転中心として上下
方向に回動する振り分けコンベヤ１３が設けられ、入庫
コンベヤ６と各保管・搬送棚１１ａ〜１１ｄを振り分け
コンベヤ１３で連結している。また、保管・搬送棚１１
ａ〜１１ｄの出庫側と出庫コンベヤ７との間には出庫コ
ンベヤ７側を回転中心として上下方向に回動する振り分
けコンベヤ１４が設けられ、出庫コンベヤ７と各保管・
搬送棚１１ａ〜１１ｄを振り分けコンベヤ１４で連結し
ている。

【００１７】保管・搬送棚１１ａ〜１１ｄのうち下段の
保管・搬送棚１１ａ〜１１ｃはケ−ス単位の物品を保管
して出庫し、最上段の保管・搬送棚１１ｄはケ−ス保管
棚１２に保管するケ−ス単位の物品を入庫し、ケ−ス保
管棚１２からスタッカ−クレ−ン５で搬送された物品を
出庫する。

【００１８】上記のように構成された物流センタで取り
扱う物品は商品の多品種化に伴い、需要の多い物品と比
較的需要の少ない物品と各種あり、例えば100品種の物
品のなかでほぼ１／４の品種が需要が多くて出庫量が多
い通常Ａ品といわれる物品であり、その他の品種がＡ品
より需要量が少ないＢ品，Ｃ品といわれる物品である。
このＡ品，Ｂ品，Ｃ品の割合と出庫量は、図５に示すよ
うな分布になり、Ａ品の物品の出庫量が65％程度にな
る。このように需要の多いＡ品と比較的需要の少ないＢ
品，Ｃ品をケ−ス自動倉庫１に保管して出庫するときの
動作を説明する。

【００１９】ケ−ス自動倉庫１に物品を保管するとき
は、パレット保管倉庫２にパレット単位で保管された物
品がケ−ス単位に分解されたのち補充コンベヤ３により
ケ−ス自動倉庫１に搬送される。補充コンベヤ３により
搬送されている物品が需要の多いＡ品の場合には、その
物品の品種に応じて多段高層棚４ａ〜４ｈのいずれかが
選択される。例えばａ１品種のＡ品が送られた場合には
多段高層棚４ａが選択され、補充コンベヤ３により搬送
されているａ１品種のＡ品を多段高層棚４ａの入庫側に
設けた入庫コンベヤ６により多段高層棚４ａ側に搬送す
る。入庫コンベヤ６によりａ１品種のＡ品が搬送され始
めると振り分けコンベヤ１３が多段高層棚４ａの最下層
の保管・搬送棚１１ａに位置に回動して、搬送されてい
るａ１品種のＡ品を保管・搬送棚１１ａに送る。保管・
搬送棚１１ａはａ１品種のＡ品が送られると、搬送コン
ベヤ１０を駆動して送られたａ１品種のＡ品を出庫側に
搬送して保管する。この処理をａ１品種のＡ品が送られ
ているときに逐次繰り返してａ１品種のＡ品を多段高層
棚４ａの最下層の保管・搬送棚１１ａに送り保管する。
同様にして、例えばｂ３品種のＡ品がケ−ス自動倉庫１
に搬送されたときには、多段高層棚４ｂの下から３段目
の保管・搬送棚１１ｃに送り保管する。この動作を需要
の多いＡ品が送られるたびに逐次繰り返して、品種毎に
多段高層棚４ａ〜４ｈの下層の３段に設けた保管・搬送
棚１１ａ〜１１ｃに保管する。従って例えば100品種の
物品を取り扱う場合に、需要の多い２４品種の物品を保
管する場合には８列の多段高層棚４ａ〜４ｈにそれぞれ
３段の保管・搬送棚１１ａ〜１１ｃを設けておけば、需
要の多い２４品種の物品を仕分けして保管することがで
きる。

【００２０】また、比較的需要度が少ないＢ品やＣ品の
物品がケ−ス自動倉庫１に搬送されたときは、搬送され
た品種に応じてあらかじめ定められた多段高層棚４ａ〜
４ｈの所定の多段高層棚、例えば多段高層棚４ｈを選択
し、搬送されているケ−ス単位の物品を入庫コンベヤ６
と振り分けコンベヤ１３で仕分けして、多段高層棚４ｈ
下から４段目の保管・搬送棚１１ｄに送る。保管・搬送
棚１１ｄに送られたＢ品又はＣ品はスタッカ−クレ−ン
５により保管・搬送棚１１ｄの上部に設けた所定のケ−
ス保管棚１２に搬送されて移載され保管される。この動
作を需要の比較的少ないＢ品又はＣ品が搬送されるたび
に逐次繰り返して、多段高層棚４ａ〜４ｈのケ−ス保管
棚１２に仕分けして保管する。

【００２１】上記のようにしてケ−ス自動倉庫１に保管
されたＡ品、例えば多段高層棚４ｂの保管・搬送棚１１
ｃに保管されたｂ３品種のＡ品を出庫するときは、多段
高層棚４ｂの出庫側に設けた振り分けコンベヤ１４を保
管・搬送棚１１ｃの位置に回動してから保管・搬送棚１
１ｃの搬送コンベヤ１０と振り分けコンベヤ１４及び出
荷コンベヤ９を駆動して、保管・搬送棚１１ｃに保管し
てあるｂ３品種のＡ品を出荷コンベヤ９に逐次送り、出
荷コンベヤ９により出荷場８まで搬送する。このように
して保管・搬送棚１１ａ〜１１ｃに仕分けして保管した
Ａ品をスタッカ−クレ−ン５を使用せずに直接出庫する
ことができ、効率良く出庫することができる。

【００２２】また、ケ−ス保管棚１２に仕分けして保管
したＢ品又はＣ品を出庫するときは、出庫する物品を保
管したケ−ス保管棚１２がある下から４段目の保管・搬
送棚１１ｄの位置に出庫側の振り分けコンベヤ１４を位
置決めしてから、所定のケ−ス保管棚１２からスタッカ
−クレ−ン５で取り出したＢ品又はＣ品を保管・搬送棚
１１ｄに移載し、移載したＢ品又はＣ品を保管・搬送棚
１１ｄの搬送コンベヤ１０と振り分けコンベヤ１４によ
り出荷コンベヤ９に送り出庫する。このように各多段高
層棚４ａ〜４ｈの間に設けられたスタッカ−クレ−ン５
は比較的需要の少ないＢ品やＣ品だけを搬送すれば良い
から、少ない台数で入出庫を行うことができる。例えば
100品種の物品を１時間当たり1000ケ−ス出庫する場
合、比較的需要の少ないＢ品とＣ品の76品種を１時間当
たり360ケ−ス出庫するとすると、スタッカ−クレ−ン
５の稼動タクトタイムは10秒／ケ−スで良い。ここでス
タッカ−クレ−ン５の稼動率を85％とすると、１時間当
たり360ケ−ス出庫するスタッカ−クレ−ン５は７台あ
れば十分に対応することができる。したがってスタッカ
−クレ−ン５の台数を従来と比べて大幅に低減すること
ができる。また、保管・搬送棚１１ｄに設けた搬送コン
ベヤ１０で入庫と出庫を行うことができるから、コンベ
ヤの数を従来と比べて１／２にすることができる。

【００２３】

【発明の効果】この発明は以上説明したように、複数列
に配置された多段高層棚と各多段高層棚の間に配置され
たスタッカ−クレ−ンとを有するケ−ス自動倉庫の各多
段高層棚の下層の複数段に搬送コンベヤを有する保管・
搬送棚を設け、保管・搬送棚の上部にはケ−ス単位の物
品を保管する多段のケ−ス保管棚を設け、保管・搬送棚
の入庫側と出庫側にはそれぞれ上下方向に回動する振り
分けコンベヤを接続し、需要の多い物品を入庫したとき
は、その物品の品種に応じて定められた多段高層棚の所
定の保管・搬送棚に物品を送り、その保管・搬送棚に設
けた搬送コンベヤにより出庫側に送り保管するようにし
たから、需要の多い物品をスタッカ−クレ−ンを使用せ
ずに保管することができ、短時間で多量の物品を保管す
ることができる。

【００２４】また、保管・搬送棚に保管した需要の多い
物品を出庫するときは、その物品を乗せた搬送コンベヤ
を駆動することにより出庫できるから、効率良く出庫す
ることができる。

【００２５】また、比較的需要度が少ない物品がケ−ス
自動倉庫に搬送されたときは、搬送された品種に応じて
あらかじめ定められた多段高層棚のある１つの保管・搬
送棚に設けた搬送コンベヤで物品を所定の位置に搬送し
てから、スタッカ−クレ−ンにより、その保管・搬送棚
の上部に設けた所定のケ−ス保管棚に搬送して移載し保
管し、ケ−ス保管棚に保管した比較的需要の少ない物品
を出荷するときは、その物品をスタッカ−クレ−ンによ
り保管・搬送棚の搬送コンベヤに移載して出庫するよう
にしたから、保管・搬送棚に設けた搬送コンベヤで入庫
と出庫を行うことができ、コンベヤの数を低減すること
ができる。したがって多段高層棚から出庫された物品が
合流するときの制御を簡単に行うことができ、設備を簡
略化できるとともに設置面積を小さくすることができ
る。

【００２６】０ さらに、スタッカ−クレ−ンはケ−ス
保管棚に保管する比較的需要の少ない物品に入出庫にだ
け使用するから、スタッカ−クレ−ンの台数を大幅に低
減することができ、設備費を低価格にすることができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施例の配置を示す平面図である。

【図２】ケ−ス自動倉庫を示す平面図である。

【図３】ケ−ス自動倉庫を示す側面図である。

【図４】多段高層棚を示す斜視図である。

【図５】物品の品種別の出庫量を示す分布図である。

【図６】従来例を示す斜視図である。

【図７】他の従来例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ ケ−ス自動倉庫 ２ パレット保管倉庫 ３ 補充コンベヤ ４ 多段高層棚 ５ スタッカ−クレ−ン ６ 入庫コンベヤ ７ 出庫コンベヤ ８ 出荷場 ９ 出荷コンベヤ １０ 搬送コンベヤ １１ 保管・搬送棚 １２ ケ−ス保管棚 １３ 振り分けコンベヤ １４ 振り分けコンベヤ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 衛藤 信一郎 東京都千代田区丸の内一丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 多段高層棚とスタッカ−クレ−ン及び入
   出庫装置とを有するケ−ス自動倉庫において、多段高層
   棚の下層の複数段に搬送コンベヤを有する保管・搬送棚
   を設けたことを特徴とするケ−ス自動倉庫。
2. 【請求項２】 上記保管・搬送棚を有する多段高層棚を
   複数列配置し、各多段高層棚間にスタッカ−クレ−ンを
   配置した請求項１記載のケ−ス自動倉庫。
3. 【請求項３】 上記複数列の多段高層棚の一方の端部に
   入庫コンベヤを配置し、他方の端部に出庫コンベヤを配
   置し、入出庫コンベヤと多段高層棚の下層に設けた複数
   段の保管・搬送棚を上下方向に回動する振り分けコンベ
   ヤで連結した請求項２記載のケ−ス自動倉庫。