JPH091601A - 樹脂成形用金型 - Google Patents

樹脂成形用金型

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JPH091601A
JPH091601A JP17809295A JP17809295A JPH091601A JP H091601 A JPH091601 A JP H091601A JP 17809295 A JP17809295 A JP 17809295A JP 17809295 A JP17809295 A JP 17809295A JP H091601 A JPH091601 A JP H091601A
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mold plate
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JP17809295A
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Narikazu Hayashi
成和 林
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/2673Moulds with exchangeable mould parts, e.g. cassette moulds

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂成形用金型において、金型交換を容易に
行う。 【構成】 固定側取付板19に固定側型板20を取付け、可
動側取付板21にスペーサブロック22を介して可動側型板
23を取付ける。固定側型板20の型板本体24に型彫部を有
するスライド型板25を摺動可能に案内させて着脱可能に
設ける。可動側型板23の型板本体29に型彫部35を有する
スライド型板30を摺動可能に案内させて着脱可能に設け
る。スライド型板25に挿通されるスプルブッシュ36の先
端部およびスライド型板30に挿通されるエジェクタピン
(図示せず)の先端部を着脱可能に設ける。固定側型板
20と可動側型板23とを型締して、スライド型板25,30の
型彫部でキャビティを形成する。スプルブッシュ36およ
びエジェクタピンの先端部を取り外し、スライド型板2
5,30を摺動させて着脱することにより、金型全体を分
解することなく、容易に金型交換を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形に用いる樹脂
成形用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形に用いる従来の一般的な樹脂成
形用金型について図16を用いて説明する。図16に示すよ
うに、従来の樹脂成形用金型1は、固定側取付板2に固
定側型板3が取付けられており、可動側取付板4にスペ
ーサブロック5および受板6を介して可動側型板7が取
付けられている。固定側取付板2および可動側取付板4
を型締装置(図示せず)の固定盤および可動盤にそれぞ
れ連結し、型締することによって固定側型板3と可動側
型板7のコア8とでキャビティCを形成する。
【0003】そして、射出装置(図示せず)から射出さ
れた溶融樹脂を固定側型板4に設けられたスプル9、ラ
ンナ10およびゲート11を介してキャビティC内に充填す
る。キャビティC内の溶融樹脂が冷却固化した後、型開
きし、エジェクタプレート12,13を移動させエジェクタ
ピン14を突出させて成形品を離型する。なお、図16中、
15はガイドピン、16はリターンピン、17はスプルロック
ピンである。
【0004】また、上記のような樹脂成形用金型には、
キャビティ内の金型の一部を入子として交換することに
よって、製造ロット毎に異なる製造番号、製造年月日等
を刻印できるようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の樹脂成形用金型1では、異なる製品を成形する場
合、金型全体を交換するのが一般的であり、その作業
は、重量物である樹脂成形用金型1の型締装置への脱着
および移動をともなうため、非常に手間がかかり、成形
品の生産性を低下させる要因となっていた。そして、製
品毎に異なる金型を用意する必要があるため、金型コス
トがかかり、金型置場のスペース効率も悪化する。固定
型板3、可動型板7およびエジェクタピン14等を交換す
る場合、あるいは、可動型板7のコア8のみを交換する
場合でも、樹脂成形用金型1を型締装置から取りはず
し、金型全体を分解する必要があるため、上記と同様、
金型交換に非常に手間がかかるという問題がある。ま
た、分解、再組立によって、金型の精度が低下しやすく
なる。
【0006】そこで、従来、固定型板、可動型板、コ
ア、エジェクタピン、エジェクタプレート等を一体化し
たものをアセンブリ交換することにより、金型全体を分
解することなく異なる製品を成形できるようにした樹脂
成形用金型が提案されている。ところが、このような樹
脂成形用金型では、製品毎に型板等を一体化したアセン
ブリを用意する必要があるため、製造コストがかかり、
一体化によりアセンブリの重量が大きくなるため、交換
作業性が悪く、また、アセンブリの着脱機構が必要なた
め、製品寸法に対して金型が大型化するという問題があ
る。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、容易に金型交換を行うことができる樹脂成形用
金型を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、一対の型板を型締してキ
ャビティを形成するようにした樹脂成形用金型におい
て、前記型板は、型板本体に、前記キャビティを構成す
る型彫部が形成されたスライド型板が摺動可能に案内さ
れて着脱可能に設けられていることを特徴とする。
【0009】請求項2に係る発明は、上記請求項1の構
成に加えて、スライド型板には、型彫部内に突出可能な
エジェクタピンの先端部が挿通されており、該エジェク
タピンの先端部が着脱可能となっていることを特徴とす
る。
【0010】また、請求項3に係る発明は、上記請求項
1または2の構成に加えて、スライド型板には、型彫部
に連通するスプルブッシュの先端部が挿通されており、
該スプルブッシュの先端部が着脱可能となっていること
を特徴とする。
【0011】
【作用】このように構成したことにより、請求項1の発
明によれば、スライド型板を摺動させて型板本体に脱着
することができる。
【0012】請求項2の発明によれば、エジェクタピン
の先端部を取り外すことによって、スライド型板が摺動
可能となり、スライド型板を型板本体に脱着することが
できる。
【0013】また、請求項3の発明によれば、スプルブ
ッシュの先端部を取り外すことによって、スライド型板
が摺動可能となり、スライド型板を型板本体に脱着する
ことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0015】図1および図2に示すように、樹脂成形用
金型18は、固定側取付板19に固定側型板20が取付けられ
ており、可動側取付板21にスペーサブロック22を介して
可動側型板23が取付けられている。
【0016】固定側型板20は、固定側取付板19に固定さ
れる型板本体24と、可動側型板23に対向させて設けられ
たスライド型板25とから概略構成されている。スライド
型板25は、型板本体24の凹部26に嵌合され、両側部に形
成された案内フランジ27が型板本体24側の溝部28に嵌合
されて、型締方向に対して直交方向に摺動可能に案内さ
れており、摺動させることによって型板本体24に脱着で
きるようになっている。
【0017】可動側型板23は、スペーサブロック22に固
定される型板本体29と、固定側のスライド型板25に対向
させて設けられたスライド型板30とから概略構成されて
いる。スライド型板30は、型板本体29の凹部31に嵌合さ
れ、両側部に形成された案内フランジ32が型板本体29側
の溝部33に嵌合されて、型締方向に対して直交方向に摺
動可能に案内されており、摺動させることによって型板
本体29に脱着できるようになっている。
【0018】固定側および可動側のスライド型板25,30
には、それぞれ互いに対向する部位に型彫部34,35(図
2参照)が形成されており、型締することによって型彫
部34,35が溶融樹脂を充填するキャビティ、ランナおよ
びゲートを形成するようになっている。
【0019】固定側型板20には、型彫部34,35によって
形成されるランナに連通するスプルブッシュ36が取付け
られている。スプルブッシュ36は、図2に示すように、
型板本体24およびスライド型板25にそれぞれ設けられた
取付孔37,38に挿通、嵌合されて固定側型板20に固定さ
れている。図中、39は位置決めリングである。スプルブ
ッシュ36は、その基端部36a と先端部36b とを螺着させ
て構成される分割構造となっており、型板本体24側の取
付孔37に取付けられた基端部36a からスライド型板25側
の取付孔38に挿通される先端部36b を取り外すことによ
り、スライド型板25をスライドさせて型板本体24に着脱
できるようになっている(図3参照)。また、スプルブ
ッシュ36の先端部36b には、先端開口部の内面に六角形
の係合部40が形成されており、この係合部40に工具41
(六角レンチ等)を係合させて基端部36a に脱着できる
ようになっている(図4参照)。なお、基端部36a と先
端部36b とは、その他の公知の結合手段によって結合さ
せるようにしてもよい。
【0020】図2に示すように、可動側型板23には、エ
ジェクタピン42が設けられている。エジェクタピン42
は、型板本体29およびスライド型板30にそれぞれ設けら
れたピン孔43,44に摺動可能に挿通され、その一端部を
型彫部35内に対向させ、他端部が可動側取付板21の近傍
まで延ばされてエジェクタプレート45に連結されてい
る。エジェクタプレート45は、ガイドピン46(図1参
照)によって可動側取付板21と型板本体29との間を移動
可能に案内されている。そして、エジェクタプレート45
は油圧シリンダ等の駆動手段(図示せず)によって駆動
され、可動側取付板21側の後退位置にあるとき、エジェ
クタピン42の先端が型彫部35と面一となり、型板本体29
側の前進位置へ移動することにより、エジェクタピン42
を突出させるようになっている。
【0021】エジェクタピン42は、基端部42a と先端部
42b とを螺着させて構成される分割構造となっており、
エジェクタプレート45に連結された基端部42から固定型
板23のピン孔43,44に挿通された先端部42b を取りはず
すことにより、スライド型板30をスライドさせて型板本
体29に脱着できるようになっている(図3参照)。ま
た、図5に示すように、エジェクタピン42の先端部42b
には、その先端よりの側面部を二面取りして係合部47が
形成されており、エジェクタプレート45を前進させてエ
ジェクタピン42を突出させた状態として、図6に示すよ
うに、係合部47に工具48を係合させて基端部36a に脱着
できるようになっている。なお、基端部42a と先端部42
b とは、その他の公知の結合手段によって結合させるよ
うにしてもよい。
【0022】エジェクタピン42の長さは、先端部42b を
交換することにより、成形品形状すなわちスライド型板
30の型彫部35の形状に応じて調節することができる。ま
た、図7に示すように、基端部42a と先端部42b との間
に円筒状のスペーサ49を介装し、このスペーサ49を交換
することによって調節するようにしてもよい。あるい
は、図8に示すように、先端部42b にロックナット50を
螺合させ、このロックナット50の位置によって調整して
もよい。この場合、図9に示すように、先端部42b に2
つのロックナット50を螺着することにより、先端部42b
を基端部42a に取付ける前に予めロックナット50の位置
を固定することができ、エジェクタピン42の長さ所望の
長さに設定することができる。
【0023】次に、スライド型板25,30の位置決め手段
について説明する。なお、固定側および可動側のスライ
ド型板25,30は、同様の位置決め手段によって位置決め
されるので、以下、可動側型板23側のスライド型板30に
ついてのみ説明する。
【0024】図10および図11に示すように、スライド型
板30の両側面部には楔形の凹部51が形成され、型板本体
29の両側面部には楔形の開口部52が形成されており、ス
ライド型板30が摺動方向対して所定位置にあるとき、凹
部51と開口部52とが整合して互いの両傾斜面が面一とな
るようになっている。そして、整合された凹部51および
開口部52に楔形の保持部材53(図12参照)を嵌合させ、
保持部材53の長孔54にボルト55を挿通して凹部51の底部
に形成されたねじ孔56に螺着させ、保持部材53を凹部51
および開口部52の両傾斜面に押圧させることにより、型
板本体29とスライド型板30との摺動方向およびその横方
向に対する位置決めを行うようになっている。ここで、
凹部51の底部と保持部材51の先端部との間には、0.5mm
〜1.0mm程度の隙間C1が設けられており、保持部材53に
よって凹部51と開口部52の両傾斜面を確実に押圧できる
ようになっている。
【0025】また、スライド型板30は、摺動方向に対し
て直交方向すなわち型締方向に対しては、図13に示すよ
うに、ボルト57を挿通させて、このボルトを型板本体29
にねじ込むことにより、型板本体29の凹部31の底部に押
圧させることによって位置決めされている。ここで、図
11に示すように、スライド型板30の凹部51および型板本
体29の開口部52と保持部材53とは、ボルト57の締付方向
に対して0.5mm 〜1.0mm 程度の隙間C2が設けれれてお
り、また、保持部材53の長孔54は、ボルト57の締付方向
に延ばされてボルト55との間に0.8mm 〜1.2mm 程度の隙
間C3が設けられるようになっており、ボルト57によるス
ライド型板30の位置決めが円滑に行われるようになって
いる。
【0026】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて次に説明する。
【0027】固定側取付板19および可動側取付板21をそ
れぞれ型締装置(図示せず)の固定盤および可動盤にそ
れぞれ連結し、スプルブッシュ36を射出装置(図示せ
ず)の射出ノズルに接続する。型締装置を作動させて固
定側型板20と可動側型板23とを型締して、固定側および
可動側のスライド型板25,32の型彫部34,35を合わせて
キャビティ、ゲートおよびランナを形成する。射出装置
から溶融樹脂を射出し、スプルブッシュ36、ランナ、ゲ
ートを介してキャビティ内に充填する。キャビティ内の
溶融樹脂が冷却固化した後、型開きし、エジェクタプレ
ート45を移動させエジェクタピン42を突出させて成形品
を離型させる。
【0028】次に、スライド型板25,30を交換する場合
について説明する。型開きし、スプルブッシュ36の先端
部36b を工具41を用いて取り外す。エジェクタピン42を
突出させ、先端部42b を工具48を用いて取り外す。ボル
ト55および保持部材53を取り外し、ボルト57を取り外
す。スプルブッシュ36の先端部36b およびエジェクタピ
ン42の先端部42b を取り外すことにより、図3に示すよ
うに、スライド型板25,30は、摺動可能となり型板本体
24,29から取り外すことができる。また、上記の逆の手
順でスライド型板25,30を型板本体24,29に取付けるこ
とができ、ボルト55およびボルト57を規定トルクで締め
つけることにより、スライド型板25,30を所定位置に位
置決めし固定することができる。
【0029】スライド型板30を交換する際、エジェクタ
ピン42の先端部42a を交換することによって、成形品形
状すなわち型彫部35の形状に応じてエジェクタピン42の
長さを調節することができる。エジェクタピン42の長さ
は、図7に示すように、基端部42a と先端部42b との間
に介装するスペーサ49を交換することによって調節する
こともできる。この場合、先端部42b を交換する場合よ
りも安価なスペーサ49を用いて金型交換のコストを低減
することができる。また、図8に示すように、ロックナ
ット50を用いて先端部42b のねじ込み深さを調節するこ
とによって、エジェクタピン42の長さを調節することも
できる。この場合、コスト低減に加えて、エジェクタピ
ン42の長さを自由に調節することができる。さらに、図
9に示すように、2つのロックナット50を用いることに
より、ロックナット50の取付位置を固定することができ
るので、エジェクタピン42の長さを予め設定することが
でき調整作業を容易にすることができる。
【0030】上述のように、必要に応じてスライド型板
25,30およびエジェクタピン42の先端部42b のみを交換
することにより、異なる成形品を成形することができ、
金型全体を分解する必要がなく、また、スライド型板2
5,30は従来の一体形の型板に比して小型軽量であるの
で、分解による金型の精度低下を防止するとともに、金
型交換の作業性を大幅に改善することができる。さら
に、スライド型板は小型軽量であるから、製造コストを
低減することができ、また、省スペース化を図ることが
できる。
【0031】なお、上記実施例では、固定側型板20およ
び可動側型板23の両方にスライド型板25,30を設けた場
合について説明しているが、必要に応じて固定側または
可動側の一方の型板のみにスライド型板を設けるように
してもよい。
【0032】次に、上記実施例の変形例について図14お
よび図15を参照して説明する。なお、上記実施例と同様
の部分には同一の番号を付して異なる部分についてのみ
説明する。
【0033】例えば竪型射出成形機に用いられる樹脂成
形用金型のように、鉛直方向に型締を行うものでは、図
14に示すように、下側に配置される型板(図示のもので
は可動側型板23)のスライド型板30に設けられた案内フ
ランジ33およびこれを案内する型板本体22の溝部33を省
略することができる。
【0034】また、例えば横型射出成形機に用いられる
樹脂成形用金型のように、水平方向に型締を行うもので
は、図15に示すように、型板(可動側型板23のみ図示す
る)の型板本体22の溝部31の下端部31a を閉じた構造に
することにより、スライド型板30の着脱時の落下を防止
することができる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に係る発
明によれば、型板本体に、スライド型板が摺動可能に案
内されて着脱可能に設けられているので、スライド型板
を摺動させて型板本体に脱着することができる。その結
果、スライド型板を交換することにより、異なる成形品
を成形することができ、金型全体を分解する必要がな
く、また、スライド型板は従来の一体形の型板に比して
小型軽量であるので、分解による金型の精度低下を防止
するとともに、金型交換の作業性を大幅に改善すること
ができる。さらに、スライド型板は小型軽量であるか
ら、金型の製造コストを低減することができ、また、省
スペース化を図ることができるという優れた効果を奏す
る。
【0036】請求項2に係る発明によれば、さらに、ス
ライド型板に挿通されるエジェクタピンの先端部を着脱
可能としたので、エジェクタピンの先端部を取り外すこ
とによって、スライド型板が摺動可能となり、スライド
型板を型板本体に脱着することができる。
【0037】また、請求項3に係る発明によれば、さら
に、スライド型板の型彫部に連通するスプルブッシュの
先端部を着脱可能としたので、スプルブッシュの先端部
を取り外すことによって、スライド型板が摺動可能とな
り、スライド型板を型板本体に脱着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の樹脂成形用金型において、
スライド型板を摺動させた状態を示す斜視図である。
【図2】図1の装置において、型開きした状態を示す要
部の縦断面図である。
【図3】図1の装置において、スプルブッシュおよびエ
ジェクタピンの先端部を取り外してスライド型板を摺動
させた状態を示す要部の縦断面図である。
【図4】図1の装置のスプルブッシュおよび工具の分解
斜視図である。
【図5】図1の装置のエジェクタピンの分解斜視図であ
る。
【図6】図5のエジェクタピンの係合部の横断面および
工具を示す図である。
【図7】図1の装置のエジェクタピンの変形例を示す分
解斜視図である。
【図8】図1の装置のエジェクタピンの他の変形例を示
す分解斜視図である。
【図9】図1の装置のエジェクタピンのさらに他の変形
例を示す分解斜視図である。
【図10】図1の装置のスライド型板の位置決め機構の
横断面図である。
【図11】図1の装置のスライド型板の位置決め機構を
分解して示す縦断面図である。
【図12】図10および図11に示す位置決め機構の保持部
材の斜視図である。
【図13】図1の装置のスライド型板の固定構造を示す
斜視図である。
【図14】図1の装置の可動側の金型の変形例を示す斜
視図である。
【図15】図1の装置の可動側の金型の他の変形例を示
す斜視図である。
【図16】従来の樹脂成形用金型の縦断面図である。
【符号の説明】
18 樹脂成形用金型 20 固定側型板 23 可動側型板 24 型板本体 25 スライド型板 29 型板本体 30 スライド型板 34,35 型彫部 36 スプルブッシュ 36b 先端部 42 エジェクタピン 42b 先端部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の型板を型締してキャビティを形成
    するようにした樹脂成形用金型において、前記型板は、
    型板本体に、前記キャビティを構成する型彫部が形成さ
    れたスライド型板が摺動可能に案内されて着脱可能に設
    けられていることを特徴とする樹脂成形用金型。
  2. 【請求項2】 スライド型板には、型彫部内に突出可能
    なエジェクタピンの先端部が挿通されており、該エジェ
    クタピンの先端部が着脱可能となっていることを特徴と
    する請求項1に記載の樹脂成形用金型。
  3. 【請求項3】 スライド型板には、型彫部に連通するス
    プルブッシュの先端部が挿通されており、該スプルブッ
    シュの先端部が着脱可能となっていることを特徴とする
    請求項1または2に記載の樹脂成形用金型。
JP17809295A 1995-06-21 1995-06-21 樹脂成形用金型 Pending JPH091601A (ja)

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