JPH088584A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JPH088584A
JPH088584A JP6134403A JP13440394A JPH088584A JP H088584 A JPH088584 A JP H088584A JP 6134403 A JP6134403 A JP 6134403A JP 13440394 A JP13440394 A JP 13440394A JP H088584 A JPH088584 A JP H088584A
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groove
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chute
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Takeshi Kanai
健 金井
Takahiro Kitajima
高広 北島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分離手段の回動による吸着位置での部品の暴
れを防止すること。 【構成】 ロータ35の回動により吸着ノズルによる吸
着位置に移動された溝34内のチップ部品4がロータ3
5の回動時の衝撃により溝34内で暴れないように押さ
え板70により外側から溝方向に押さえられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ部品をケース内
にバラの状態で収納しシュート内に導き外縁部に部品が
入り込む溝が多数形成された回動可能な分離手段により
該シュートの出口に位置した溝に部品が入った状態で該
分離手段を回動させて該部品を吸着ノズルによる吸着位
置に分離して供給する部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】此種の部品供給装置としては、特開平4
−311099号公報に開示されたものがある。しか
し、部品の吸着位置への移動時に分離手段の回動による
遠心力や振動や衝撃等により部品が溝内で暴れることが
あり、吸着ノズルによる吸着率が低下することがあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は分離
手段の回動による吸着位置での部品の暴れを防止するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明はチップ
部品をケース内にバラの状態で収納しシュート内に導き
外縁部に部品が入り込む溝が多数形成された回動可能な
分離手段により該シュートの出口に位置した溝に部品が
入った状態で該分離手段を回動させて該部品を吸着ノズ
ルによる吸着位置に分離して供給する部品供給装置に於
いて、前記吸着位置に移動されたチップ部品が前記分離
手段の回動時の衝撃により溝内で暴れないように該部品
を外側から溝方向に押さえる押さえ部材を設けたもので
ある。
【0005】また、本発明は円筒型チップ部品をケース
内にバラの状態で収納しシュート内に導き外縁部に部品
が入り込む溝が多数形成された回動可能な分離手段によ
り該シュートの出口に位置した溝に部品が入った状態で
該分離手段を回動させて該部品を吸着ノズルによる吸着
位置に分離して供給する部品供給装置に於いて、前記吸
着位置に移動された前記円筒部品が前記分離手段の回動
時の衝撃により溝内で暴れないように該部品の載置面に
当該部品の少なくとも1部が入り込む位置だしのための
凹部を設けたものである。
【0006】更に、本発明は円筒型チップ部品をケース
内にバラの状態で収納しシュート内に導き外縁部に部品
が入り込む溝が多数形成された回動可能な分離手段によ
り該シュートの出口に位置した溝に部品が入った状態で
該分離手段を回動させて該部品を吸着ノズルによる吸着
位置に分離して供給する部品供給装置に於いて、前記吸
着位置に移動された前記円筒部品が前記分離手段の回動
時の衝撃により溝内で暴れないように該部品を上方から
押さえて位置だしを行う位置だし部材を設けたものであ
る。
【0007】
【作用】以上の構成から、分離手段の回動により吸着ノ
ズルによる吸着位置に移動された溝内のチップ部品が分
離手段の回動時の衝撃により溝内で暴れないように押さ
え部材により外側から溝方向に押さえられる。また、分
離手段の回動により溝内のチップ部品が吸着ノズルによ
る吸着位置に移動された際、分離手段の回動時の衝撃に
より該部品が溝内で暴れないように該部品の載置面に形
成された凹部に該部品の少なくとも1部が入り込む。
【0008】更に、分離手段の回動により吸着ノズルに
よる吸着位置に移動された溝内のチップ部品が分離手段
の回動時の衝撃により溝内で暴れないように位置だし部
材により上方から押さえられる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図2及び図3に於いて、1はX軸モータ2及びY
軸モータ3の回動によりXY方向に移動するXYテーブ
ルであり、チップ状電子部品4(以下チップ部品もしく
は部品と言う)が装着されるプリント基板5が載置され
る。
【0010】6は供給台であり、バラの状態で収納され
たチップ部品4を供給する部品供給装置としてのバルク
カセットフィーダ8が多数台配設されている。10は供
給台駆動モータであり、ボールネジ11を回動させるこ
とにより、該ボールネジ11に嵌合し供給台6に固定さ
れた図示しないナットを介して、供給台6がリニアガイ
ド12に案内されて移動する。
【0011】13は間欠回動するターンテーブルであ
り、該テーブル13の外縁部には吸着ノズル14を4本
有する装着ヘッド15が間欠ピッチに合わせて等間隔に
配設されている。吸着ノズル14がバルクカセットフィ
ーダ8より部品4を吸着し取出す装着ヘッド15の停止
位置が吸着ステーションであり、該吸着ステーションに
てターンテーブル13の一番外側に位置する吸着ノズル
14が下降して部品4を吸着する。
【0012】ターンテーブル13の間欠回動により装着
ヘッド15が吸着ステーションの次に停止する位置が部
品有無検出ステーションであり、該ステーションにては
部品有無検出装置16により吸着ノズル14が吸着する
部品4の有無が検出される。装着ヘッド15が次に停止
する位置が認識ステーションであり、該ステーションに
て部品認識装置17により吸着ノズル14が吸着する部
品4の位置ずれが認識される。
【0013】認識ステーションの次の装着ヘッド15の
停止する位置が角度補正ステーションであり、認識装置
17による認識結果に基づき吸着ノズル14がノズル回
動ローラ18によりθ方向に回動され部品4の回転角度
の位置ずれが補正される。角度補正ステーションの次の
停止位置が、装着ステーションであり、前記基板5に該
ステーションの吸着ノズル14の吸着する部品4がプリ
ント基板5に装着される。
【0014】吸着ステーションより一つ手前のターンテ
ーブル13の間欠回動による装着ヘッド15の停止位置
がノズル選択ステーションであり、ヘッド回動ローラ1
9によりヘッド15が回動され次に供給される部品4を
吸着すべき吸着ノズル14が選択される。次に、バルク
カセットフィーダ8について図1及び図4及び図5に基
づき説明する。
【0015】図4に於いて、23は供給台6の図示しな
い位置決め用孔に嵌入されてバルクカセットフィーダ8
を供給台6に位置決めするロケートピンである。24は
バラの状態でチップ部品4を収納するバルクケースであ
り、バルクカセットフィーダ8上部に着脱自在に取付け
られる。該バルクケース24中の部品4は第1チャンバ
25及び第2チャンバ26を介して落下し、シュート2
7内に一列に整列する。
【0016】29は第2チャンバ26下部に設けられた
第1の吐出孔であり、30は該第1の吐出孔29の後方
に設けられ第1のチャンバ25付近に残った残留部品を
一掃する第2の吐出孔であり、31は第1の吐出孔32
の前方に設けられシュート27内の部品を吸着ノズル1
4による部品取り出し位置側へ押し出す第2の吐出孔で
ある。
【0017】これらの吐出孔はエアチューブ28を介し
てバルブ32に連通しており、バルブ32の開閉により
圧縮空気が供給されることにより前記第1の吐出孔29
から噴出する圧縮エアが第2チャンバ26内に溜ってい
るチップ部品4をシュート27の入口27Aでつまらな
いように吹きほぐし、前記第3の吐出孔31から噴出す
る圧縮エアは、シュート27内に整列する部品4がシュ
ート27の出口側に移動するよう作用する。また、第2
の吐出孔30から噴出する圧縮エアによりケース24内
に部品が残留することがない。また、これらの吐出孔へ
供給されるエアの吐出圧(流量)はエアチューブ28を
流量調整装置33のネジ33Aの突出量を調整して、エ
アチューブ28を押しつぶして径を変更することにより
調整される。
【0018】シュート27の出口には、図1に示すよう
に90度間隔に部品4が入り込むための溝34が切欠か
れたロータ35が設けられている。該溝34の間口であ
るロータ35回動方向の幅は部品4の幅より少しだけ広
く成されている。シュート27内を案内された部品4
は、シュート27の出口に位置する溝34内に、後続の
部品4に押され収納される。該部品4は溝34内でチッ
プ部品載置面36上に載置され、ロータ35が回動する
場合は該載置面36上を摺動して移動する。そのため該
載置面36はスムーズに部品4が移動するよう摩擦が小
さいように成され本実施例では金属面である。(スムー
ズに移動できればプラスチック等で形成されていても良
い。)部品4が溝34内に供給されると、図1の反時計
回りの方向に90度回動し停止することにより、先頭の
部品4はシュート27内の部品4より分離され次の溝3
4がシュート27の出口に位置し、同様にして部品4が
該溝34内に供給されるように成されている。
【0019】前記バルブ32の開閉は該ロータ35の間
欠回動と同期して行なわれており、溝34がシュート2
7の出口に停止する少し前にバルブ32が開かれ部品4
が押出され、ロータ35が回動を開始した後に閉じられ
るように成されている。次に、バルクカセットフィーダ
8におけるロータ35を回動させる機構について説明す
る。
【0020】図1及び図4及び図5に於いて、46はロ
ータ35を軸着するロータ軸であり、軸受47により回
動可能に支持されている。該ロータ軸46の下方にはピ
ニオン48が、該軸46の回動とは独立して回動可能に
嵌入されており、該ピニオン48の上部には該ピニオン
48と共に回動するラチェットブラケット49が嵌入さ
れている。
【0021】該ラチェットブラケット49の上部には、
ロータ軸46と一体となって回動するラチェットホイー
ル50が該軸46に軸着されており、ラチェットホイー
ル50の周囲に90度間隔に形成されたホイール溝51
にはラチェットブラケット49に取付けられたラチェッ
ト52が係合可能と成されている。54はラチェットロ
ック爪であり、バネ55により付勢され揺動しラチェッ
トホイール50の溝51に係合しラチェットホイール5
0が逆方向に回動しないようにしている。
【0022】56は前記ピニオン48を回動させるため
該ピニオン48に嵌合しガイドローラ56A及びガイド
体56Bに案内されて往復動するラックであり、常に圧
縮バネ57により図4の右方向に付勢されると共に、ス
イングアーム58に設けられたカムフォロワ59により
その右方向への移動が規制されている。該スイングアー
ム58はアーム支軸60を支点に揺動可能であり、引張
バネ61により図5の左方向に揺動するよう付勢されて
いる。圧縮バネ57の付勢力よりも引張バネ61の付勢
力の方が強いので、スイングアーム58及びラック56
は図5の左方向に付勢されている。
【0023】スイングアーム58を引張バネ61の付勢
力に抗して図5の右方向に揺動させる送りレバー62
は、図3に示されるように、本体側の部品吸着位置に停
止するカセットフィーダ8のスイングアーム58を揺動
できる位置に設けられ、ターンテーブル13を間欠回動
させる駆動源に駆動される送りレバーカム64の回動に
より揺動する送り揺動レバー65と引張バネ66の作用
により図3の左右方向に移動する。送りレバー62の往
復動作は、ターンテーブル13の間欠回動毎にバルクカ
セットフィーダ8が部品吸着位置に停止したならば行な
われる。
【0024】シュート27より部品4が供給される溝3
4の停止位置を「チップ分離ステーション」と以下言
う。ロータ35の90度の回動によるチップ分離ステー
ションの次の溝34の停止位置は、吸着ノズル14が溝
34内の部品4を吸着する「チップ吸着ステーション」
で、該ステーションに位置された部品4は吸着ノズル1
4による取り出し動作が開始されるまで上方がシャッタ
38により覆われている。そして、図示しないシャッタ
駆動機構によりシャッタ38が開動作された後、吸着ノ
ズル14により溝34内から部品は取り出される。
【0025】図1に示す70は前記ロータ35の回動に
より該チップ吸着ステーションに位置されたチップ部品
4がロータ35の回動の遠心力や振動や衝撃等により溝
34内で暴れるのを防止するため、該部品4を溝34内
に押し込む押さえ板で、圧縮バネ71により付勢されて
いる。また、前記押さえ板70を板バネから構成し、圧
縮バネ71を省略しても良い。尚、押さえ板70は吸着
ノズル4による部品4の取り出し時には、図示しない駆
動機構により溝と逆方向に移動して部品4から逃げるよ
うに構成されている。また、シャッタ38と共に、ある
いは単体でスライドさせるように構成しても良い。
【0026】また、ロータ35の回動による溝34のチ
ップ吸着ステーションの次の停止位置は、「吸着ミスチ
ップ排出ステーション」であり、該ステーションに移動
された溝34の下部には図示しないチップ排出箱が設け
られており、吸着されなかったチップ部品4が落下して
排出される。排出されないと、チップ分離ステーション
でシュート27あるいは、シュート27に整列する先頭
のチップ部品4にひっかかるおそれがあるからである。
【0027】以上のような構成により以下動作について
説明する。先ず、作業者によりチップ部品4を装着すべ
きプリント基板5の種類に応じ、所望のバルクカセット
フィーダ8が供給台6上に部品種毎に配設される。この
とき既に各カセットフィーダ8は流量調整が完了してい
る。そして、作業者は部品装着装置の自動運転の前に、
バルクカセットフィーダ8の送りレバー62を手作業で
引いて送っておき、ロータ35のチップ分離ステーショ
ンの溝34にチップ部品4が収納されるようにしてお
く。また、各カセットフィーダ8のシュート27内には
第2チャンバ26側から出口側まで、チップ部品4が連
続して整列されている。
【0028】自動運転が開始されると、図示しない記憶
装置に記憶された装着データに従って、次に吸着ノズル
14に吸着されるべき部品4を供給するバルクカセット
フィーダ8が、供給台駆動モータ10の駆動によりリニ
アガイド12に沿って移動して部品吸着位置に停止す
る。このとき、図2の右から3番目のバルクカセットフ
ィーダ8が部品吸着位置に停止するものとする。
【0029】次に、ターンテーブル13の回転により装
着ヘッド15が吸着ステーションに移動してくると、送
りレバー62(図3参照)が図4の右側に移動しスイン
グアーム58を引張バネ61に抗して右側に揺動させる
ため、圧縮バネ57がラック56をガイドローラ56A
及びガイド体56Bに沿って移動させピニオン48が回
動される。その結果ラチェットブラケット49の回動に
より、ラチェット52がラチェットホイール50を回動
させる。ラチェットホイール50が90度回動した位置
でラック56は図示しないストッパにより停止し、ラチ
ェットホイール50は回動を停止し、この位置でバネ5
5に付勢されてラチェットロック爪54がラチェットホ
イール50のホイール溝51に係合する。こうして、ラ
チェットホイール50が軸着するロータ軸46が90度
回動すると、ロータ35は90度回動し、チップ分離ス
テーションの溝34はチップ吸着ステーションに移動
し、該溝34内の部品4は部品載置面36上を摺動しな
がら該ステーションに移動される。このとき、該部品4
は押さえ板70により溝34内に押し込まれた状態で位
置される。
【0030】次に送りレバー62が図4の左側に戻る
と、スイングアーム58が戻りピニオン48及びラチェ
ット52も元の位置に戻るが、ラチェットホイール50
はラチェットロック爪54にロックされているため回動
せず、ロータ35は回動した位置を保持する。次に、ロ
ータ35が停止した後のロータ35の各停止ステーショ
ンでの動作について説明する。
【0031】先ず、チップ分離ステーションでは、チッ
ブ部品4の溝34内への収納動作が行なわれる。即ち、
溝34がシュート27の出口に停止する少し前からバル
ブ32が開けられ、第3の吐出孔31より圧縮エアが吐
出されシュート27内のチップ部品4が押され、先頭の
部品4が溝34内に押出され供給される。
【0032】一方、第1の吐出孔29からも、第3の吐
出孔31からと同時に圧縮エアが噴出し、第2チャンバ
26内に溜っているチップ部品4を吹きほぐすが、バル
ブ32が閉められると吹きほぐされた部品4は落下し、
そのうちの一部がシュート27内に進入する。このシュ
ート27に進入した部品4は、第3の吐出孔31よりの
圧縮エアによりシュート27の入口27Aから該吐出孔
31の間に部品4が無くなっているため、シュート27
内を自重落下により滑降しシュート27内に整列して行
き、次のロータ35の回動時の圧縮エアの吐出に備えら
れる。
【0033】次のチップ吸着ステーションでは、ロータ
35の回動が停止した後、吸着ノズル14は図示しない
上下動手段により下降され部品4に当接し該部品を吸着
した状態で上昇する。こうして、ロータ35の90度の
回動による一連の動作が行なわれたわけであるが、次
に、吸着ステーションにて部品4を吸着したノズル14
を有する装着ヘッド15は、ターンテーブル13の間欠
回動により、部品有無検出ステーションに移動する。
【0034】装着ヘッド15が該ステーションに停止す
ると、吸着ノズルに吸着された部品4により、図示しな
い発光部より照射された光線が遮光され受光部に受光さ
れない場合には、部品有りと部品有無検出装置16は検
出する。次に、ターンテーブル13の間欠回動により装
着ヘッド15は、認識ステーションに停止する。該ステ
ーションでは部品認識装置17により吸着ノズル14の
吸着する部品4の位置ずれが認識され、次の停止ステー
ションである角度補正ステーションにてノズル回動ロー
ラ18により、部品4の回転角度の位置ずれが補正され
る。
【0035】その後、吸着ノズル14に吸着された部品
4は、装着ステーションにてX軸モータ2及びY軸モー
タ3の回動により、位置ずれの補正分も加えられて移動
したXYテーブル1上のプリント基板5に装着される。
一方、最初に吸着された部品4を保持している装着ヘッ
ド15が部品有無検出ステーションに回動すると、次の
装着ヘッド15が吸着ステーションに移動して来る。
【0036】そして、この間欠回動の間に前述と同様に
して、次に吸着されるべき部品4を供給するバルクカセ
ットフィーダ8が部品4の吸着位置に移動するが、図2
の右から2番目のバルクカセットフィーダ8が部品4の
吸着位置に停止するものとする。以下、前述したように
して当該2番目のバルクカセットフィーダ8から供給さ
れる部品4が基板5上に装着される。
【0037】また、他の実施例について説明する。図6
及び図7に示す73はチップ吸着ステーションのチップ
部品載置面36に形成された凹部で、前記ロータ35の
回動により該ステーションに移動されたチップ部品4の
少なくとも1部が該凹部73に入り込むことにより、吸
着ノズル14による部品取り出し位置の位置だしが行え
る。これにより、転がり易い円筒型のチップ部品4でも
吸着ノズル14による取り出しが容易になる。
【0038】また、図8に示すようにシャッタ38の上
面に固定されたバネ取付け板74と該シャッタ38の間
に介在させた圧縮バネ75によりシャッタ38を円筒部
品側に押し付けて位置だしを行い、ロータ35の回動に
よる部品4の移動時に部品4の暴れを防止している。
尚、シャッタ38は図8の左右に移動するものであって
も、またある点を支点にしてバネ75共々起きあがるよ
うなものであっても良い。また、図6乃至図8では、特
に転がり易く、位置ズレを起こし易い円筒部品を例にし
ているが、これに限らず角型部品でも良い。
【0039】更に、図9に示す77はチップ吸着ステー
ションのチップ部品載置面36に埋設された例えばゴム
から成る弾性体で、吸着ノズル14による部品4の吸着
時の衝撃を緩衝させるもので、円筒部品に限らず角型部
品でも良い。また、図10に示すようにロータ35の溝
34を更に細かく(実施例では8分割)設けても良く、
これにより1サイクルのロータ35の回転角を小さくで
き、回動時の振動や衝撃を小さくできる。
【0040】
【発明の効果】以上、請求項1の発明によれば部品を吸
着ノズルによる吸着位置に移動させる際の分離手段の回
動時の遠心力や振動や衝撃等により部品が暴れても、押
さえ部材により部品を外側から溝方向に押さえるように
したため、吸着率が向上する。また、請求項2の発明に
よれば分離手段の回動により溝内のチップ部品が吸着ノ
ズルによる吸着位置に移動された際、部品の載置面に形
成された凹部に該部品の少なくとも1部が入り込むよう
にしたため、特に円筒部品のような転がり易い部品でも
吸着ノズルによる吸着時の位置だしができて吸着率が向
上する。
【0041】更に、請求項3の発明によれば分離手段の
回動時に部品が暴れても位置だし部材により部品を上方
から押さえるようにしたため、特に円筒部品のような転
がり易い部品に対しても吸着率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】バルクカセットフィーダのロータ付近の平面図
である。
【図2】部品装着装置の平面図である。
【図3】部品装着装置の部品吸着位置における側断面図
である。
【図4】バルクカセットフィーダの側面図である。
【図5】バルクカセットフィーダのロータ回動機構を示
す側面図である。
【図6】他の実施例のロータの平面図である。
【図7】他の実施例のロータの断面図である。
【図8】他の実施例のロータの断面図である。
【図9】他の実施例のロータの断面図である。
【図10】他の実施例のロータの平面図である。
【符号の説明】
4 チップ状電子部品 8 バルクカセットフィーダ(部品供給装置) 24 バルクケース 27 シュート 34 溝 35 ロータ(分離手段) 36 チップ部品載置面 38 シャッタ(位置だし部材) 70 押さえ板(押さえ部材) 71 圧縮バネ(押さえ部材) 73 凹部 74 バネ取付け板(位置だし部材) 75 圧縮バネ(位置だし部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ部品をケース内にバラの状態で収
    納しシュート内に導き外縁部に部品が入り込む溝が多数
    形成された回動可能な分離手段により該シュートの出口
    に位置した溝に部品が入った状態で該分離手段を回動さ
    せて該部品を吸着ノズルによる吸着位置に分離して供給
    する部品供給装置に於いて、前記吸着位置に移動された
    チップ部品が前記分離手段の回動時の衝撃により溝内で
    暴れないように該部品を外側から溝方向に押さえる押さ
    え部材を設けたことを特徴とする部品供給装置。
  2. 【請求項2】 円筒型チップ部品をケース内にバラの状
    態で収納しシュート内に導き外縁部に部品が入り込む溝
    が多数形成された回動可能な分離手段により該シュート
    の出口に位置した溝に部品が入った状態で該分離手段を
    回動させて該部品を吸着ノズルによる吸着位置に分離し
    て供給する部品供給装置に於いて、前記吸着位置に移動
    された前記円筒部品が前記分離手段の回動時の衝撃によ
    り溝内で暴れないように該部品の載置面に当該部品の少
    なくとも1部が入り込む位置だしのための凹部を設けた
    ことを特徴とする部品供給装置。
  3. 【請求項3】 円筒型チップ部品をケース内にバラの状
    態で収納しシュート内に導き外縁部に部品が入り込む溝
    が多数形成された回動可能な分離手段により該シュート
    の出口に位置した溝に部品が入った状態で該分離手段を
    回動させて該部品を吸着ノズルによる吸着位置に分離し
    て供給する部品供給装置に於いて、前記吸着位置に移動
    された前記円筒部品が前記分離手段の回動時の衝撃によ
    り溝内で暴れないように該部品を上方から押さえて位置
    だしを行う位置だし部材を設けたことを特徴とする部品
    供給装置。
JP13440394A 1994-06-16 1994-06-16 部品供給装置 Expired - Lifetime JP3357745B2 (ja)

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CN113386083A (zh) * 2021-05-20 2021-09-14 黄山学院 一种环境设计用绘图工具组装设备
CN114473762A (zh) * 2022-01-11 2022-05-13 张维婷 一种新材料用打磨抛光装置

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