JPH0855000A - ウインドウ表示制御方法 - Google Patents

ウインドウ表示制御方法

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JPH0855000A
JPH0855000A JP6211888A JP21188894A JPH0855000A JP H0855000 A JPH0855000 A JP H0855000A JP 6211888 A JP6211888 A JP 6211888A JP 21188894 A JP21188894 A JP 21188894A JP H0855000 A JPH0855000 A JP H0855000A
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JP
Japan
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window
display
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hard
area
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JP6211888A
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English (en)
Inventor
Koichi Saito
孝一 斎藤
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ハードウインドウを複数開くこと
を可能として、ウインドウ表示用途の自由度及び利用性
を向上させるウインドウ制御方法を提供することであ
る。 【構成】 ワードプロセッサー1では、VRAM5内に
ソフトウインドウ退避エリア5cとハードウインドウエ
リア5dを設定し、ハードウインドウ情報をハードウイ
ンドウエリア5dからソフトウインドウ退避エリア5c
に退避させて、前のハードウインドウの表示消去と新規
のハードウインドウの表示を自動的に行うようにし、ま
た、新規ハードウインドウを閉じる場合は、ソフトウイ
ンドウ退避エリア5cに退避させた前のハードウインド
ウ情報をハードウインドウエリア5dに戻して表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウインドウ表示制御方
法に係り、詳細には、複数のウインドウを表示するため
のウインドウ表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、コンピュータシステムやワードプ
ロセッサー等の情報処理装置においては、操作を容易に
するグラフィカル・ユーザー・インターフェース(以
下、GUIという)として、ウインドウシステムが開発
されて利用されている。このウインドウシステムでは、
ウインドウ画面を表示し、そのウインドウ画面上に各種
アプリケーションプログラムやコマンド等をアイコンで
表示し、マウス操作で所望のアイコン上にカーソルを移
動させて指定し、指定したアイコン上でマウスのボタン
をクリックすることで、そのアプリケーションプログラ
ムやコマンド処理が実行されるようになっている。
【0003】また、ワードプロセッサーにおけるウイン
ドウ表示制御処理においては、例えば、複数のウインド
ウの表示位置及び表示内容を管理するために、表示用の
テキストデータ及びグラフィックデータ等を書き替え可
能に格納するVRAM(ビデオRAM)内にウインドウ
管理領域を設定している。
【0004】そのウインドウ管理領域には、既にウイン
ドウが開かれた状態で新たなウインドウを開く場合、そ
の背景となるウインドウデータを退避させたり、あるい
はメモリ容量以上のウインドウデータが退避されている
場合は上書きして順次開かれるウインドウデータを格納
する非固定メモリ領域(以下、ソフトウインドウ領域と
いう)と、既にウインドウが開かれた状態で新たなウイ
ンドウを開く場合、その開かれたウインドウデータを退
避させずに、背景として表示したまま優先的に表示する
ウインドウのウインドウデータを格納する固定メモリ領
域(以下、ハードウインドウ領域という)が形成されて
いる。
【0005】なお、ハードウインドウ領域は、VRAM
内のメモリ領域を固定的に利用する必要があるため、メ
モリ資源の経済的有効利用を図ることから1枚分のハー
ドウインドウを開く程度のメモリ容量が確保されてい
る。
【0006】したがって、ソフトウインドウ領域により
管理されるソフトウインドウは複数開くことができ、ハ
ードウインドウ領域により管理されるハードウインドウ
は1枚開くことができるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のワードプロセッサーにおけるウインドウ表示
制御方法にあっては、VRAM内にウインドウ管理領域
としてソフトウインドウ領域とハードウインドウ領域を
形成することにより、複数のソフトウインドウと1枚の
ハードウインドウを表示可能としていたが、以下に述べ
るような問題点があった。
【0008】すなわち、複数のソフトウインドウを開く
ことは、ソフトウインドウ領域として確保されたVRA
M内のメモリ容量が許す限り、開いた順番にウインドウ
データをソフトウインドウ領域に退避させることで容易
に行えるが、上書きしてウインドウデータが格納される
ため背景となるソフトウインドウが表示できないという
問題点があった。
【0009】また、ハードウインドウを複数開くこと
は、ハードウインドウ領域として確保されたメモリ容量
に制約があることと、表示タイミングの制約により困難
であった。
【0010】本発明の課題は、ハードウインドウを複数
開くことを可能として、ウインドウ表示用途の自由度及
び利用性を向上させることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ディスプレイ上で指定された表示位置にウインドウを表
示する際の当該表示位置や表示ウインドウに関する情報
をウインドウ管理メモリに格納して、ウインドウの複数
表示を制御するウインドウ表示制御方法において、前記
ディスプレイ上に複数のウインドウを表示する際に既に
表示されているウインドウに関する情報を退避させるウ
インドウ情報退避領域を前記ウインドウ管理メモリ内に
設定し、ウインドウの表示が指示されて既に表示されて
いるウインドウがある場合は、当該表示ウインドウに関
する情報を前記ウインドウ情報退避領域に退避させて、
当該表示ウインドウを消去して指示されたウインドウを
表示し、表示ウインドウの消去が指示された場合は、前
記ウインドウ情報退避領域にウインドウ情報が格納され
ているか否かを確認し、ウインドウ情報が格納されてい
る場合は、指示された表示ウインドウを消去して格納さ
れているウインドウ情報を呼び出して表示することを特
徴としている。
【0012】また、請求項2に記載するように、前記ウ
インドウ管理メモリ内にディスプレイ上の最前面に固定
表示する固定ウインドウに関する情報を格納する固定ウ
インドウ管理領域を形成し、固定ウインドウの表示が指
示されて既に表示されている固定ウインドウがある場合
は、当該表示ウインドウに関する情報を前記ウインドウ
情報退避領域に退避させて、当該固定ウインドウの表示
を消去して指示された固定ウインドウを表示し、固定ウ
インドウの消去が指示された場合は、前記固定ウインド
ウ管理領域に固定ウインドウ情報が格納されているか否
かを確認し、固定ウインドウ情報が格納されている場合
は、指示された固定ウインドウの表示を消去して格納さ
れている固定ウインドウ情報を呼び出して表示するとと
もに、前記ウインドウ情報退避領域に固定ウインドウ情
報が退避されている場合は、当該固定ウインドウ情報を
固定ウインドウ管理領域に格納することが有効である。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、ディスプレイ上
で指定された表示位置にウインドウを表示する際の当該
表示位置や表示ウインドウに関する情報をウインドウ管
理メモリに格納して、ウインドウの複数表示を制御する
ウインドウ表示制御方法において、前記ディスプレイ上
に複数のウインドウを表示する際に既に表示されている
ウインドウに関する情報を退避させるウインドウ情報退
避領域を前記ウインドウ管理メモリ内に設定し、ウイン
ドウの表示が指示されて既に表示されているウインドウ
がある場合は、当該表示ウインドウに関する情報を前記
ウインドウ情報退避領域に退避させて、当該表示ウイン
ドウを消去して指示されたウインドウを表示し、表示ウ
インドウの消去が指示された場合は、前記ウインドウ情
報退避領域にウインドウ情報が格納されているか否かを
確認し、ウインドウ情報が格納されている場合は、指示
された表示ウインドウを消去して格納されているウイン
ドウ情報を呼び出して表示する。
【0014】したがって、ウインドウを複数開く際に、
既に表示されているウインドウを閉じる操作をすること
なく、新しいウインドウを表示させることができ、ウイ
ンドウを利用する際の操作性を改善することができる。
【0015】また、請求項2記載の発明によれば、前記
ウインドウ管理メモリ内にディスプレイ上の最前面に固
定表示する固定ウインドウに関する情報を格納する固定
ウインドウ管理領域を形成し、固定ウインドウの表示が
指示されて既に表示されている固定ウインドウがある場
合は、当該表示ウインドウに関する情報を前記ウインド
ウ情報退避領域に退避させて、当該固定ウインドウの表
示を消去して指示された固定ウインドウを表示し、固定
ウインドウの消去が指示された場合は、前記固定ウイン
ドウ管理領域に固定ウインドウ情報が格納されているか
否かを確認し、固定ウインドウ情報が格納されている場
合は、指示された固定ウインドウの表示を消去して格納
されている固定ウインドウ情報を呼び出して表示すると
ともに、前記ウインドウ情報退避領域に固定ウインドウ
情報が退避されている場合は、当該固定ウインドウ情報
を固定ウインドウ管理領域に格納しているので、既に固
定ウインドウが表示されている状態で、閉じる操作をす
ることなく新しい固定ウインドウを表示させることがで
き、ユーザーに現在のウインドウの状態を意識させずに
複数の固定ウインドウを利用させることができ、固定ウ
インドウの利用性を拡大することができる。
【0016】
【実施例】以下、図1〜図7を参照して実施例を詳細に
説明する。図1〜図7は、本発明を適用したワードプロ
セッサーの一実施例を示す図である。まず、構成を説明
する。図1は、ワードプロセッサー1の要部ブロック構
成図である。この図において、ワードプロセッサー1
は、CPU2、ROM3、RAM4、VRAM5、表示
装置制御部6、CRT7、入力装置制御部8、キーボー
ド9、マウス10、ペン11、外部記憶制御部12及び
フロッピーディスク装置13により構成されている。
【0017】CPU(Central Processing Unit )2
は、ROM3内に格納されているIOCS(入出力制御
システム)プログラム、文書編集処理プログラム、かな
漢字変換処理プログラム等に従ってワードプロセッサー
1内の各部を制御し、表示装置制御部6、入力装置制御
部8及び外部記憶制御部12との間で入出力されるキー
入力信号、マウス操作信号、ペン入力信号、表示デー
タ、文書データの入出力制御処理、入力文字列に対応す
る辞書データのRAM4からの読み出し処理、読み出さ
れた辞書データや編集された文書データのCRT7への
表示処理及び入力装置制御部8から入力指示される文書
データの編集処理の制御を行う。
【0018】また、CPU2は、ROM3内に格納され
ているハードウインドウ制御プログラムに従って後述す
るハードウインドウのOPEN処理及びCLOSE処理
を行う。ROM(Read Only Memory)3は、CRT7、
キーボード9、マウス10、ペン11、フロッピーディ
スク装置13の入出力制御を行うためのIOCS(Inp-
ut Output Control System:入出力制御システム)プロ
グラム、文書編集処理プログラム、かな漢字変換処理プ
ログラム及びウインドウ制御プログラム(ハードウイン
ドウのOPEN処理プログラム及びCLOSE処理プロ
グラム)等を記憶する。
【0019】RAM(Random Accesss Memory )4は、
図1に示すように文書メモリ4aと画面情報メモリ4b
の各メモリエリアを形成し、文書メモリ4aにはユーザ
ーにより登録された文書データを格納し、画面情報メモ
リ4bには図2に示すウインドウ管理データと図3に示
すウインドウ情報データを格納する。
【0020】図2のウインドウ管理データとしては、開
かれたウインドウ(ソフトウインドウ)順に使用番号を
設定して図中左より順次使用番号データ“00,10,
11,01…”(例えば、2バイトデータ)を格納する
とともに、未使用の場合はウインドウ未使用フラグ“F
F”を格納する。
【0021】図3のウインドウ情報データとしては、退
避した場合のメモリアドレスを示す“退避領域のアドレ
スデータ”と、展開したウインドウの表示位置を示す
“指定領域のX座標(ドット)データ”及び“指定領域
のY座標(ドット)データ”と、展開したウインドウの
表示サイズを示す“指定領域のXサイズ(ドット)デー
タ”、“指定領域のYサイズ(ドット)データ”を格納
する。これらのウインドウ情報データは、開かれたウイ
ンドウデータ毎に格納されるデータである。
【0022】VRAM5は、図4に示すように、CRT
7の表示領域に対応して1画面分の画像データ(テキス
トデータやグラフィックデータ等)を格納する画面1エ
リア5a及び画面2エリア5bと、ソフトウインドウ情
報及び新規ハードウインドウを開く際に前のハードウイ
ンドウ情報を退避させるソフトウインドウ退避エリア5
cと、新規のハードウインドウ情報を格納するハードウ
インドウエリア5dと、が形成されている。ソフトウイ
ンドウ退避エリア5bには、複数のソフトウインドウ情
報及び複数のハードウインドウ情報を退避させることが
でき、ハードウインドウエリア5dには、1枚分のハー
ドウインドウ情報を格納することができる。
【0023】表示装置制御部6は、VRAM5に格納さ
れている画像データを読み出してCRT7に表示させる
制御部である。CRT(Cathode Ray Tube)7は、表示
装置制御部6から入力される画像データを表示する。
【0024】入力装置制御部8は、キーボード9におい
て各種キーが押下されると、その押下キーに相当する信
号をCPU2に出力するとともに、ポインティングデバ
イスとしてのマウス10あるいはペン11の操作に相当
する信号をCPU2に出力する。
【0025】キーボード9は、カーソルキー、数字入力
キー、その他編集キー及び各種機能キー等を備え、押下
されたキーの押下信号を入力装置制御部8に出力する。
マウス10及びペン11は、キーボード9の入力補助を
行うポインティングデバイスであり、操作信号を入力装
置制御部8に出力する。
【0026】外部記憶制御部12は、CPU2の制御に
よりフロッピーディスク装置13にアクセスし、フロッ
ピーディスク装置13に対してデータの書込み・読み出
しを行う。
【0027】次に、動作を説明する。まず、上記CPU
2により実行されるウインドウ制御処理のうちハードウ
インドウOPEN処理について図5に示すフローチャー
トに基づいて説明する。ハードウインドウのOPENが
指示されて、図5においてハードウインドウのOPEN
処理を開始すると、まず、前にハードウインドウが開か
れている(表示されている)か否かを、図4に示したハ
ードウインドウエリア5dにハードウインドウ情報が格
納されているか否かによりチェックする(ステップS
1)。既にハードウインドウが開かれている場合は、そ
のハードウインドウエリア5dに格納されているハード
ウインドウ情報と、そのハードウインドウ領域の矩形デ
ータを図4に示したソフトウインドウ退避エリア5cに
退避する処理を行う(ステップS2、S3)。
【0028】次いで、そのハードウインドの表示をOF
Fし(表示のみを消去し)(ステップS4)、図2に示
したウインドウ管理データを設定して(“FF”の領域
に新しいハードウインドウの管理データを設定する)
(ステップS5)、指示内容に従って新しいハードウイ
ンドウ座標・サイズを図3に示したウインドウ情報デー
タにより設定して、ハードウインドウエリア5dに格納
する(ステップS6)。次いで、その新しいハードウイ
ンドウをONし、すなわち、CRT7に表示させて(ス
テップS7)、本処理を終了する。
【0029】また、上記ステップS1において、前にハ
ードウインドウが開かれていない場合は、ステップS5
でウインドウ管理データを設定し、指示内容に従って新
しいハードウインドウ座標・サイズを図3に示したウイ
ンドウ情報データにより設定して、ハードウインドウエ
リア5dに格納する(ステップS6)。次いで、その新
しいハードウインドウをONし、すなわち、CRT7に
表示させて(ステップS7)、本処理を終了する。
【0030】次に、ハードウインドウCLOSE処理に
ついて図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
ハードウインドウのCLOSEが指示されて、図6にお
いてハードウインドウのCLOSE処理を開始すると、
まず、表示中のハードウインドウをOFFし、すなわ
ち、表示のみを消去し(ステップS11)、図2に示し
たウインドウ管理データの当該ハードウインドウに関す
るデータを“FF”に設定する(ステップS12)。
【0031】次いで、前にハードウインドウが開かれて
いるか否かを、ソフトウインドウ退避エリア5cにハー
ドウインドウ情報が格納されているか否かによりチェッ
クする(ステップS13)。ハードウインドウ情報が格
納されている場合、すなわち、前にハードウインドウが
開かれている場合は、そのソフトウインドウ退避エリア
5cからハードウインドウ領域の矩形データをハードウ
インドウエリア5dに戻すとともに(ステップS1
4)、前のハードウインドウ情報をハードウインドウエ
リア5dに戻す(ステップS15)。
【0032】次いで、ハードウインドウエリア5dに戻
した前のハードウインドウ情報に基づいて、前のハード
ウインドウの座標・サイズを設定し(ステップS1
6)、前ハードウインドウをCRT7に表示させて(ス
テップS17)、本処理を終了する。また、ステップS
13で前にハードウインドウが開かれていない場合は、
直ちに本処理を終了する。
【0033】ここで、本実施例のワードプロセッサー1
におけるハードウインドウのOPEN及びCLOSE処
理によるハードウインドウの具体的な操作表示例を、図
7(a)〜(c)に示して説明する。
【0034】図7(a)〜(c)は、“罫線:線種変
更”の機能操作用ハードウインドウをOPEN及びCL
OSEした場合の例を示している。図7(a)は、ユー
ザーの操作により“罫線:線種変更”の機能操作用ハー
ドウインドウ21がCRT7に表示されている状態を示
している。図中の22は罫線カーソル、23はマウスカ
ーソルを示している。
【0035】この図7(a)のハードウインドウの表示
状態において、ユーザーのマウス10の右ボタンのクリ
ック操作により2個目のハードウインドウが開かれた状
態を図7(b)に示している。この時、先に開かれてい
たハードウインドウに関するハードウインドウ情報はハ
ードウインドウエリア5dからソフトウインドウ退避エ
リア5cに退避されてOFFされ(表示のみ消去さ
れ)、新たに指示されたハードウインドウ情報が設定さ
れてハードウインドウエリア5dに格納されて、図7
(b)に示すように表示される。
【0036】そして、図7(b)において、ハードウイ
ンドウ24内のCLOSEアイコンが、ユーザーのマウ
ス10の左ボタンでクリックされると、ハードウインド
ウ24の表示が消去されるとともに、ハードウインドウ
エリア5dに格納されているハードウインドウ情報が消
去され、先にソフトウインドウ退避エリア5cに退避さ
せた1個目のハードウインドウ情報がハードウインドウ
エリア5dに戻されて、図7(c)に示すように、元の
表示位置に1個目のハードウインドウ21が開かれる。
【0037】以上のように、本実施例のワードプロセッ
サー1では、VRAM5内にソフトウインドウ退避エリ
ア5cとハードウインドウエリア5dを設定し、ハード
ウインドウ情報をハードウインドウエリア5dからソフ
トウインドウ退避エリア5cに退避させて、前のハード
ウインドウの表示消去と新規のハードウインドウの表示
を自動的に行うようにし、また、新規ハードウインドウ
を閉じる場合は、ソフトウインドウ退避エリア5cに退
避させた前のハードウインドウ情報をハードウインドウ
エリア5dに戻して表示するようにしたため、前のハー
ドウインドウの消去操作を省略することができ、ユーザ
ーにハードウインドウの状態を意識させずに複数のハー
ドウインドウを開くことを可能にするとともに、そのハ
ードウインドウを開く操作を容易にしている。
【0038】したがって、ワードプロセッサー1のよう
にVRAM5内に1枚分のハードウインドウ情報しか格
納できない構成であっても、ソフトウインドウ退避エリ
ア5cを利用してハードウインドウ情報を退避させる機
能を追加するだけで、容易にハードウインドウを複数開
くことができるとともに、ハードウインドウの利用性を
拡大することができる。
【0039】なお、上記実施例では、ワードプロセッサ
ー1に本発明のウインドウ制御方法を適用した場合を示
したが、その他のウインドウシステムを利用するパーソ
ナルコンピューターシステム等にも適用可能であること
は勿論である。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ウインド
ウを複数開く際に、既に表示されているウインドウを閉
じる操作をすることなく、新しいウインドウを表示させ
ることができ、ウインドウを利用する際の操作性を改善
することができる。
【0041】請求項2記載の発明によれば、既に固定ウ
インドウが表示されている状態で、閉じる操作をするこ
となく新しい固定ウインドウを表示させることができ、
ユーザーに現在のウインドウの状態を意識させずに複数
の固定ウインドウを利用させることができ、固定ウイン
ドウの利用性を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したワードプロセッサーの要部ブ
ロック構成図。
【図2】図1の画面情報メモリに格納されるウインドウ
管理データのデータ構成を示す図。
【図3】図1の画面情報メモリに格納されるウインドウ
情報データのデータ構成を示す図。
【図4】図1のVRAM内のメモリ構成を示す図。
【図5】図1のCPUにより実行されるハードウインド
ウOPEN処理のフローチャート。
【図6】図1のCPUにより実行されるハードウインド
ウCLOSE処理のフローチャート。
【図7】図5及び図6のハードウインドウOPEN処理
及びCLOSE処理により複数のハードウインドウをO
PEN及びCLOSEした場合の表示例を示す図。
【符号の説明】
1 ワードプロセッサー 2 CPU 3 ROM 4 RAM 4a 文書メモリ 4b 画面情報メモリ 5 VRAM 5a 画面1エリア 5b 画面2エリア 5c ソフトウインドウ退避エリア 5d ハードウインドウエリア 6 表示装置制御部 7 CRT 8 入力装置制御部 9 キーボード 10 マウス 11 ペン 12 外部記憶制御部 13 フロッピーディスク装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイ上で指定された表示位置にウ
    インドウを表示する際の当該表示位置や表示ウインドウ
    に関する情報をウインドウ管理メモリに格納して、ウイ
    ンドウの複数表示を制御するウインドウ表示制御方法に
    おいて、 前記ディスプレイ上に複数のウインドウを表示する際に
    既に表示されているウインドウに関する情報を退避させ
    るウインドウ情報退避領域を前記ウインドウ管理メモリ
    内に設定し、 ウインドウの表示が指示されて既に表示されているウイ
    ンドウがある場合は、当該表示ウインドウに関する情報
    を前記ウインドウ情報退避領域に退避させて、当該表示
    ウインドウを消去して指示されたウインドウを表示し、 表示ウインドウの消去が指示された場合は、前記ウイン
    ドウ情報退避領域にウインドウ情報が格納されているか
    否かを確認し、ウインドウ情報が格納されている場合
    は、指示された表示ウインドウを消去して格納されてい
    るウインドウ情報を呼び出して表示することを特徴とす
    るウインドウ表示制御方法。
  2. 【請求項2】前記ウインドウ管理メモリ内にディスプレ
    イ上の最前面に固定表示する固定ウインドウに関する情
    報を格納する固定ウインドウ管理領域を形成し、 固定ウインドウの表示が指示されて既に表示されている
    固定ウインドウがある場合は、当該表示ウインドウに関
    する情報を前記ウインドウ情報退避領域に退避させて、
    当該固定ウインドウの表示を消去して指示された固定ウ
    インドウを表示し、 固定ウインドウの消去が指示された場合は、前記固定ウ
    インドウ管理領域に固定ウインドウ情報が格納されてい
    るか否かを確認し、固定ウインドウ情報が格納されてい
    る場合は、指示された固定ウインドウの表示を消去して
    格納されている固定ウインドウ情報を呼び出して表示す
    るとともに、前記ウインドウ情報退避領域に固定ウイン
    ドウ情報が退避されている場合は、当該固定ウインドウ
    情報を固定ウインドウ管理領域に格納することを特徴と
    する請求項1記載のウインドウ表示制御方法。
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