JPH08505485A

JPH08505485A - 汎用ユーザ・インターフェース

Info

Publication number: JPH08505485A
Application number: JP6516134A
Authority: JP
Inventors: メッツ，スティーブン・ヴイ
Original assignee: ハネウエル・インコーポレーテッド
Priority date: 1993-01-05
Filing date: 1994-01-03
Publication date: 1996-06-11
Also published as: AU5988994A; EP0678204A1; BR9406552A; WO1994016400A1; CA2152927A1; CN1093181A; DE69423204T2; DE69423204D1; EP0678204B1; ES2142932T3; MX9400240A

Abstract

(57)【要約】システムに関連する情報を表示する方法および装置。ソフトキーを使用して所期のシステムに関連する画面に迅速に到達する。次に、ソフトキーを使用してそのシステムに迅速に変更を加えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】汎用ユーザ・インターフェース発明の背景本発明はデータ表示装置の分野に関し、具体的には制御システムのユーザ・インターフェースに係る。１つの建物には多くの制御システムが設置され、または付随している。たとえば、温度制御装置、照明制御装置、セキュリティ・アラーム、娯楽用制御装置、屋外スプリンクラー・システムなどはすべて、電子制御装置を有する周知のシステムであり、その建物に付随するものである。このようなシステムはそれ独自の制御装置を有しており、建物の所有者は５、６基の異なるシステムを異なるオペレータによって制御する方法を覚えなければならない場合がある。複数の異なる制御システムを１つのユーザ・インターフェースを介して制御することができ、建物の所有者は複数のシステムを制御するのに１つのユーザ・インターフェースの使い方を覚えるだけで済む、統合ユーザ・インターフェースがようやく知られるようになった。このようなユーザ・インターフェースの一例は、ＨｏｎｅｙｗｅｌｌｇｒａｐｈｉｃＣｅｎｔｒａｌ^TMオペレータ・インターフェースと呼ばれるものである。このグラフィック中央オペレータ・インターフェースは、複数の異なるシステムから信号を受信し、そのシステムに関する情報をパーソナル・コンピュータの表示装置に表示する特殊なソフトウェアを備えたパーソナル・コンピュータである。一般に、このようなオペレータ・インターフェース上の標準画面は、選択可能な１つまたは複数の建物や、建物内のある区域またはシステムに関する情報を希望に応じて表示する。そこから、照明、ＨＶＡＣ、セキュリティ、火災、または娯楽システムなど、その建物に付随する特定のシステムを選択して情報を表示することができる。特定のシステムを選択した後、建物内の特定の場所を選択し、その地点におけるシステムの状況を調べることができる。たとえば、第１図に示すように、建物５および建物１０の建物制御システムを共に１つのオペレータ・インターフェースに接続するパーソナル・コンピュータ（図示せず）の表示装置２上に、第１の建物５および第２の建物１０を表示することができる。オペレータは、マウス（図示せず）またはキーボードのカーソル・コントロール・キー（図示せず）を使用してカーソル１１を建物５に移動することにより、建物を選択してさらに情報を表示することができる。建物５を選択した後、第２図に示すような表示画面が表示され、オペレータはその建物に付随するどの特定のシステムを画面２に表示するかを決めることができる。たとえば、ＨＶＡＣシステムを表すアイコン２０１、照明システムを表すアイコン２０２、アクセス制御システムを表すアイコン２０３、侵入警報システムを表すアイコン２０４、火災警報システムを表すアイコン２０５のように、特定のシステムを表すアイコンが表示される。オペレータは次に、所期のシステムを表す特定のアイコンにカーソル１１を移動し、そのアイコンの選択に関連づけられたいずれかのキーを押して、温度制御システムに関する詳細情報を表示する。特定のアイコンを選んだ後、第３図に示すような図が画面２に表示される。この図は、建物５の各階を表すものである。次にオペレータは、選択対象となる特定の階である３階３０３にカーソル１１を移動し、使用しているカーソル制御手段による適切な方法で選択することができる。階を選択すると、第４図に示すように表示される。第４図において、階３０３は、エレベータ４０１、研究室４０２、廊下５０４、部屋４０３、および４０６ないし４２２を有する。最後に、部屋４２０の温度情報を選択するために部屋４２０の画像の上にカーソル１１を配置し、使用している特定のカーソル制御手段による通常の方法で選択を行う。部屋４２０の選択の結果、第５図に示すような表示画面が表示される。最後に、システムは現在の温度設定値、現在時刻、次の温度制御変更期間、および次の温度設定値など、部屋４２０に関係する温度情報を表示する。ユーザが関連情報のいずれかを変更したい場合、ユーザはこの時点で変更することができる。情報を変更する１つの方法は、変更したい情報の上にカーソルを配置し、その選択をコンピュータに入力し、次に選択したパラメータを変更する方法である。前記の表示装置内の移動はすべて、当技術分野で周知である。しかし、このようなシステムは、高価で高性能なマイクロプロセッサと、表示装置と、システムに関連するグラフィクスおよびシステムに関連するすべてのデータを記憶するための大容量メモリとを必要とする。このようなシステムは比較的小さい建物で使用するには複雑過ぎ、利用するのに高価過ぎる。さらに、オペレータ・インターフェースおよびそれに関連するシステムを能率的に使用するには相当なオペレータの訓練を必要とする。最後に、従来の技術のオペレータ・インターフェースは、特定のシステムに関連する任意の情報を表示するまでに多くの制御アクションを必要とする。発明の概要本発明は、低コストで使いやすい汎用オペレータ・インターフェースである。このオペレータ・インターフェースは、それに接続されている１つまたは複数のシステムに関する一覧情報を提供する表示画面を最上層レベルで表示する。オペレータは、簡略化されたキーボードおよびソフトウェア再構成可能キーを使用して、迅速に移動させ、ユーザ・インターフェースに関連づけられたすべてのシステムに関する一覧情報を受け取ることができる。このユーザ・インターフェースは、マイクロプロセッサ、メモリ、表示手段、データ入力手段、および通信インターフェースを備えており、これらすべてが接続されている。表示手段は、汎用ユーザ・インターフェースに接続されている各アプリケーションの最初のレベルの表示一覧画面においてマイクロプロセッサ２によって制御される。表示手段には、データ入力手段の一部である入力手段に関連する表示コマンドも含まれる。入力手段を作動させることによって、表示手段は、汎用インターフェースに接続されているすべてのアプリケーションの一覧画面を循環する。表示手段のどの部分にも関連づけられていない他の入力手段によって、表示されている特定のアプリケーションを選択し、さらに詳細な情報を表示することができる。特定のアプリケーションに関する詳細情報を選択すると、アプリケーションの特定のサブシステムに関する情報が、入力手段に関連するコマンドとともに表示される。入力手段を作動させることにより、選択したアプリケーションの他のサブシステムに関する特定の情報が表示される。表示されているサブシステムに関する特定の情報を変更したい場合は、表示手段の一部に関連づけられていない入力手段を作動させてさらに他のレベルの表示画面を表示することができる。第３のレベルの表示画面では、表示手段上の複数の領域が、選択されたサブシステムについて表示されている情報を変更するための入力手段に関連づけられている。表示画面の一部をデータ入力手段に関連づけて、オペレータが表示されているパラメータを変更できるようにする。図面の簡単な説明第１図ないし第５図は、従来技術のオペレータ・インターフェースの表示装置を示す図である。第６図は、本発明のユーザ・インターフェースのブロック図である。第７Ａ図は、ユーザ・インターフェースの階層組織を示す図である。第７Ｂ図は、本発明のオペレータ・インターフェースの操作で用いる方法のフロー・チャートである。第７Ｃ図および第７Ｄ図は、好ましい実施例のメニュー階層を示す図である。第８図は、オペレータ・インターフェースと、オペレータ・インターフェースに接続されている他のアプリケーションとの相互接続を示す図である。第９図は、オペレータ・インターフェースおよび区域制御付きの温度制御システムが設置されている建物を示す図である。第１０Ａ図ないし第１０Ｎ図は、本発明のユーザ・インターフェースの典型的表示装置を示す図である。好ましい実施例の詳細な説明第１図を参照すると、本発明のユーザ・インターフェース６００のブロック図が示されている。情報表示装置の標準構成は、当技術分野で周知である。ここで、ユーザ・インターフェース６００はデータ入力手段６０５、表示装置６１０、マイクロプロセッサ６１５、メモリ６２０、通信インターフェース６２５、および通信バス６３０を備えている。各部の通信接続には、多くの可能な構成があることに留意されたい。通信バス６３０は単に１つの可能性に過ぎない。本発明の範囲内で各部の他の配置も企図される。表示装置６１０は、液晶表示装置（ＬＣＤ）または陰極線管（ＣＲＴ）などが可能であり、これを使用してユーザ・インターフェース６００に関する情報、または第８図に関連して述べるシステムなどのユーザ・インターフェースに接続されているシステムに関する情報を表示する。表示される情報はマイクロプロセッサ６１５によって制御され、マイクロプロセッサはメモリ６２０からの命令およびデータに基づいて動作する。メモリ６２０は、ランダム・アクセス・メモリと読取り専用メモリの両方を含むことができる。第１０Ａ図ないし第１０Ｌ図に表示装置のサンプルを示す。マイクロプロセッサ６１５は、ユーザ・インターフェース内の通信およびアクションの全般監視制御を行う。マイクロプロセッサ６１５は、メモリ６２０から命令とデータ、データ入力手段６０５からユーザ入力、通信インターフェース６２５を介してシステム・データを受け取り、表示装置６１０に表示される内容を制御する。通信インターフェース６２５は、バス６３５で伝送される信号を受信し、それらの信号を、バス６３０に接続されている各部が認識することができる信号に変換する。さらに、通信インターフェース６２５は、バス６３０から着信した信号を、バス６３５（第８図参照）に接続されている各システムが使用できる信号に変換する。データ入力手段６０５は、複数キー・キーボードなどの１つまたは複数の入力手段を備えることができる。各入力手段は、ユーザがユーザ・インターフェースの所期のアクションを選択するため、または情報を入力するために使用する。好ましい実施例では、少なくとも１つのキーが、物理的に表示装置の近傍に配置され、ソフトウェア再構成キー（以下、「ソフトキー」と呼ぶ）として使用することができ、もう一つのキーが所定の永続機能を有する。ソフトキーおよびその他の入力手段の使用については、第１０Ａ図ないし第１０Ｌ図に関連して詳細に説明する。次に第８図を参照すると、本ユーザ・インターフェース６００を組み込むことができるシステムのブロック図が示されている。ユーザ・インターフェース６００は、バス６３５を介して照明システム８０１、セキュリティ・システム８０２、娯楽システム８０３、地下スプリンクラ・システム８０４、および温度制御システム８０５に接続されている。これらのシステムはそれぞれ、第９図に示すように各照明の制御や区域温度制御装置など、システム全体の各サブシステムの制御のための制御装置を有することができる。ユーザ・インターフェースは、ユーザ・インターフェースに接続されているシステムの１つまたは複数の情報を表示するため、および所期の制御アクションを入力するために用いられる。バス６３５に接続されているシステムとオペレータ・インターフェースの間の通信は、米国特許第０７／８１１７７２号で開示され、本出願の譲受人に譲渡された通信プロトコルを用いて構築することができる。前記出願を、参照により本明細書に組み込む。次に第７Ａ図を参照すると、本発明のユーザ・インターフェースの階層組織の図が示されている。レベル１において、ソフトキーを作動させることにより、ユーザ・インターフェースは１つのレベル１表示画面から他のレベル１表示に移り、固定キーを作動させると、ユーザ・インターフェースはレベル１からレベル２に移る。このように、オペレータはソフトキーを作動させることにより１つのアプリケーションから他のアプリケーションに移動することができる一方、固定キーを作動させることによりそのアプリケーションに関するより詳細な情報が提供され、表示される。ユーザ・インターフェースがレベル２になると、オペレータには再度、２つの選択肢が提供される。ソフトキーを作動させると、表示はレベル２内を移動し、固定キーを押すと、ユーザ・インターフェースはレベル３に移行する。ここでは、ソフトキーを作動させると、表示されているアプリケーションの区域内を移動することができ、固定キーを作動させるとユーザ・インターフェースはユーザ・インターフェースのデータ入力レベルに移行する。レベル３では、オペレータに複数のソフトキー・オプションと通常の固定キー・オプションが提供される。ソフトキーを選択すると、レベル３の表示およびその表示に関連する特定の情報の変更が可能になる。この操作の詳細は、第１０Ｃ図に示す例で説明する。次に第７Ｂ図を参照すると、本発明の方法のフロー・チャートが示されている。ブロック７０１で開始した後、最初のステップで、ブロック７０５で表示手段上に第１のソフトキー表示を表示する。次のステップでは、ブロック７１０でソフトキーと固定キーのどちらを作動させたかを判断する必要がある。ソフトキーを作動させた場合、次のステップで表示を変更して次のシステム／部屋／データ点を表示し、ソフトキーを更新する。次にこの方法はブロック７０５に戻る。ブロック７１０で固定キーを作動させた場合、次のステップではブロック７２０でどの固定キーを作動させたかを判断する必要がある。ここでは、たとえば「後退／取消」または「選択／ＯＫ」というラベルの付いた２つの固定キーがある。「選択／ＯＫ」固定キーを作動させた場合、この方法はブロック７２５に進み、そこでこの方法はオペレータ・インターフェースが「データ入力画面」と「データ一覧画面」のどちらを表示しているかを判断する。オペレータ・インターフェースが「データ入力画面」を表示している場合、この方法はブロック７４０に進み、データ変更を確認し、ソフトキーを更新してブロック７１０に戻る。オペレータ・インターフェースが「データ一覧画面」を表示している場合は、この方法はブロック７３０に進む。ブロック７３０で、この方法は階層の最下層のレベルが表示されているかどうかを判断する。最下層のレベルが表示されている場合、この方法は何も行わずにブロック７０５に戻る。最下層のレベルが表示されていない場合、この方法は表示されているシステムに関するさらに下層の情報を提供する。次にこの方法はブロック７０５に戻る。ブロック７２０で「後退／取消」キーを作動させた場合、この方法は次に、ブロック７５０でオペレータ・インターフェースが「データ入力画面」と「データ一覧画面」のどちらを表示しているかを判断する。オペレータ・インターフェースが「データ入力画面」を表示している場合、この方法はブロック７６５に進み、データ変更が取り消され、ソフトキーが更新される。次にこの方法はブロック７０５に戻る。「データ一覧画面」が表示されている場合、この方法はブロック７５５でオペレータ・インターフェースが階層の最上層レベルにあるかどうかを判断する。最上層レベルにある場合、この方法はブロック７７０で何も行わずにブロック７０５に戻る。最上層レベルにない場合、オペレータ・インターフェースはブロック７６０でより一般的な画面に進み、ブロック７０５に戻る。第７Ｃ図および７Ｄ図に、第７Ａ図および第７Ｂ図の原則を組み込んだ階層式メニュー構造の好ましい実施例を示す。第７Ｄ図において、「空調」メニュー７０００が「照明」メニュー７０１０および「区域」メニュー７００１ＡないしＣと接続されて示されている。さらに、「区域」メニュー７００１Ａは「データ入力」メニュー７００２ＡないしＣに接続され、他の「区域」メニューも同様の「データ入力」メニュー（７００２ＤないしＩ）を有している。第９図を参照すると、本発明のオペレータ・インターフェース６００とともに使用することができる温度区域化システムのサンプルが示されている。建物９００は複数の部屋９０１ないし９０４に分割されている。建物９００全体に温度センサ８１０Ａないし８１０Ｄが１室に１つずつ配置され、各部屋の温度を測定する。温度センサは温度制御装置８０５に接続されている。温度制御装置８０５はＨｏｎｅｙｗｅｌｌＭｉｃｒｏＣｅｌ^TM制御装置とすることができ、温度センサからの温度入力データを監視するソフトウェアおよびハードウェアを備えており、温度制御手段８１０Ａないし８１０Ｄを制御して実際の空間温度が所期の設定値に近くなるようにする。温度制御手段は、当技術分野で周知の可変風量ボックスとすることができる。設定値情報は、本明細書に記載のオペレータ・インターフェース６００を介して温度制御装置８０５に入力することができる。次に第１０Ａ図ないし第１０Ｎ図を参照すると、ユーザがユーザ・インターフェース内を移動するに従って表示手段上に現れる表示の多くの例と、ユーザ・インターフェース装置の正面が示されている。以下の説明では空調制御システムおよびそれに関連する表示を参照して説明するが、本発明のユーザ・インターフェースを使用して同様の階層構造を有する任意の自動制御システムを表示することができることに留意されたい。第１０Ａ図には、キー１２および１４および表示装置１１を有する空調制御システムの最上層レベルの表示が示されている。表示装置は、内部温度、外部温度、および１つの事前選択された室内の温度など、空調制御システムに関する一覧情報を表示することができる。また、表示装置には、キーを識別し、そのキーを作動させた場合に何が行われるかを識別する部分が含まれている（ソフトキー）。「選択／ＯＫ」および「後退／取消」の２つの固定キーも示されている。次のシステムを表示するには、「次のシステム」ソフトキーを作動させると、第１０１図に示す「照明システム」表示画面が表示される。「次のシステム」ソフトキーを繰り返し作動させると、ユーザ・インターフェースに接続されているシステムのさらに他の表示画面（図示せず）が、すべてのシステムに関連する表示画面を表示し終わるまで表示される。すべて表示し終わった時点で、ソフトキーをさらに作動させると第１０Ａ図の表示固面が再度表示される。第１０Ａ図で「選択」キーを作動させると、ユーザ・インターフェースは第１０Ｂ図に示す表示を生成する。第１０Ｂ図の表示画面には、空調システムに関するさらに下層の情報が示される。ここでは、表示画面には「ジョンの部屋」の該当情報が表示されている。この場合も、オペレータには複数の制御選択肢が提供される。ソフトキーは、第１０Ａ図の表示画面に表示されていた「次のシステム」の代わりに「次の部屋」に関する情報を提供するように構成されている。固定キー・オプションについては、１０Ｃを参照して述べる。第１０Ｂ図のソフトキーを作動させると、ユーザ・インターフェースは第１０Ｃ図の「主寝室」用の表示を生成する。「主寝室」の表示には、「ジョンの部屋」の表示と同じ種類の情報が含まれていることに留意されたい。「次の部屋」ソフトキーを繰り返し作動させると、ユーザ・インターフェースは空調システムに接続されているすべての部屋をスクロールする。「後退／取消」キーを作動させると、ユーザ・インターフェースはこの場合、第１０Ｂ図の表示に戻る。「選択／ＯＫ」キーを作動させると、第１０Ｄ図に示すような次のレベルの表示画面が表示される。第１０Ｄ図には、オペレータが選択されている部屋に関する情報をさらに表示することができる新しい表示画面が示されている。ここでは、オペレータに制御オプションをさらに提供するように３つのソフトキーが構成されている。この例では３つのソフトキーは「空調スケジュール」、「時間」、および「温度」である。「温度」ソフトキーと「時間」ソフトキーによってオペレータは、この特定の部屋に関する現在の「暖房／冷房」サイクルの存続期間および温度パラメータを一時的に変更することができ、これらのキーを作動させると第１０図の各図の表示画面が表示される。「空調スケジュール」ソフトキーを作動させると、ユーザ・インターフェースは第１０Ｅ図に示す表示を生成する。第１０Ｅ図では、ソフトキーは、選択した部屋のスケジュール情報をオペレータが見直すことができるように設定されている。「次の時刻」キーを作動させると、特定の日に関連する期間の表示が変更される。「時刻／温度変更」ソフトキーを作動させると、オペレータ・インターフェースは第１０Ｆ図に示す表示画面を表示させる。第１０Ｆ図で、オペレータは１つの期間の開始時刻またはその期間の暖房および冷房の設定値を変更することができる。この選択は、適切なキーを作動させることにより行われる。第１０Ｆ図の「時刻」ソフトキーを作動させた後の表示画面を、第１０Ｇ図に示す。第１０Ｇ図では、表示画面には期間の開始時刻を変更するための２つのソフトキーがある。期間開始時刻は、「前進」または「後退」ソフトキーを作動させることにより変更することができる。第１０Ｈ図に、第１０Ｆ図の「冷房」または「暖房」ソフトキーを作動させた後の表示を示す。「温度上昇」または「温度低下」ソフトキーを作動させることにより、設定値温度を希望通りに変更することができる。第１０Ａ図を参照して示したように、「次のシステム」ソフトキーを作動させるとオペレータ・インターフェースは第１０Ｋ図に示す表示画面を表示する。第１０Ｋ図ないし第１０Ｎ図には、照明システム（図示せず）のサンプルに関連する表示画面群内を移動する様子を示し、他のシステムの表示画面をどのように配置することができるかを示す。「選択／ＯＫ」キーを作動させると、オペレータ・インターフェースは第１０Ｌ図に示すような表示画面を表示し、「次のシステム」ソフトキーを作動させると、さらに他のシステム（図示せず）に関する情報の表示画面が表示されるか、または、オペレータ・インターフェースに接続されている他のシステムがない場合は第１０Ａ図の表示画面に戻る。第１０Ｌ図には、照明システムに関するさらに具体的な情報が表示されている。この時点で「選択／ＯＫ」キーを作動させると、オペレータ・インターフェースは第１０Ｍ図に示す表示画面を表示する。第１０Ｍ図では、照明システム制御パラメータを変更するための必要なソフトキーがオペレータに提供される。「照明」ソフトキーを作動させると、オペレータ・インターフェースは第１０Ｎ図に示す表示画面に移行する。本発明のオペレータ・インターフェースの表示画面群を移動する前記の説明は、すべて第７Ａ図および第７Ｂ図に示すオペレータ・インターフェースの動作の説明と一致していることに留意されたい。また、オペレータに対する追加の援助手段として、オペレータ・インターフェースの階層内の場所および選択されているシステムを示すアイコンが表示されることにも留意されたい。このようなアイコンは、この基本的発明の不可欠の要素ではないが、オペレータの利便の強化手段である。アイコンは、照明システムの電球（第１０Ｋ図ないし第１０Ｎ図を参照）や空調システムのサーモスタット（第１０Ａ図ないし第１０Ｊ図を参照）のように、表示されているシステムを固有のものとして識別する形状とすることができる。第１０Ａ図ないし１０Ｎ図に示す矢印は、メニュー構造内を進むことができる方向を示す。たとえば、第１０Ａ図および１０Ｋ図には下向き矢印だけが示されており、オペレータ・インターフェースが階層の最上層レベルにあることを示している。第１０Ｇ図には上向き矢印だけが描かれており、オペレータ・インターフェースがその図内の階層の最下層レベルにあることを示している。矢印の表示は、階層の最上層および最下層レベルに対応するグラフィクスにフラグを設定して適切な矢印を表示することによって作成することができ、どちらのフラグもない場合にはソフトウェア命令によって両方の矢印が表示されるようにする。このような技術は当分野で周知である。以上、１つまたは複数のシステムに関連するパラメータの表示および変更を行う、新規な自明ではない装置および方法について説明した。前記説明は限定的なものではなく、本発明は本明細書に付随する請求の範囲によって定義される。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号庁内整理番号ＦＩＧ０８Ｂ 5/00 Ｚ 9233−2ＥＧ０９Ｇ 5/00 ５１０Ｈ 9377−5ＨＨ０３Ｍ 11/14

Claims

【特許請求の範囲】１．表示手段およびデータ入力手段を備え、データ入力手段が固定キーとソフトキーの両方を備え、オペレータ・インターフェースが表示手段上に表示する表示画面の階層を有し、前記階層が表示画面のレベルを含み、各レベルが１つまたは複数の表示画面を有する、オペレータ・インターフェース装置でシステムに関連する情報を表示し、パラメータを変更する方法において、現行レベル内の表示画面に関連するシステム・パラメータ情報を表示するステップと、表示手段上にソフトキー・コマンドを表示するステップと、ソフトキーまたは固定キーを作動させたかどうかを判断するステップと、前記固定キーを作動させた場合は次のレベル内で表示画面を表示するステップと、前記ソフトキーを作動させた場合は現行レベル内で次の表示画面を表示するステップとを含む方法。２．前記固定キーの作動時に階層内の最上層または最下層レベルに達したかどうかを判断し、最下層レベルに達した場合は固定キーをさらに作動させたときに何も行わず、達していない場合は通常通りに動作するステップをさらに含む請求項１に記載の方法。３．前記現行到達レベル値が前記行到達限界値に対して所定の関係にあるときは、ソフトキーに関連してシステム・パラメータ変更命令を表示するステップをさらに含む請求項２に記載の方法。４．前記システム・パラメータ変更命令に関連するソフトキーを作動させたかどうかを判断するステップと、前記システム・パラメータ変更命令に関連するソフトキーを作動させた場合にはシステムパラメータを変更するステップとをさらに含む請求項３に記載の方法。５．固定キーを作動させたかどうかを判断するステップと、固定キーを作動させた場合は表示されているシステム・パラメータをシステムに入力するステップとをさらに含む請求項３に記載の方法。６．オペレータ・インターフェースが第１および第２の固定キーを有し、第１の固定キーは表示する表示画面のレベルを上げる第１の機能およびシステム・パラメータを入力する第２の機能を果たし、第２の固定キーは表示する表示画面のレベルを下げる第１の機能およびシステム・パラメータの変更を取り消す第２の機能を果たすことを特徴とし、第１または第２の固定キーを作動させたかどうかを判断するステップと、前記最下層レベルに達してない場合は、作動させた固定キーの第１の機能を実行するステップと、前記最下層レベルに達している場合は、作動させた固定キーの第２の機能を実行するステップとをさらに含む請求項２に記載の方法。７．表示手段上に、情報が表示されているシステムを識別するアイコンを表示するステップをさらに含む請求項１に記載の方法。８．現行表示画面が前記最下層レベルでないときには、次のレベルの表示画面を示すための表示手段の変更が可能であることを示すシンボルを表示するステップと、現行表示画面が最上層レベルでない場合に、前のレベルの画面を表示するための表示手段の変更が可能であることを示すシンボルを表示するステップとをさらに含む請求項２に記載の方法。９．システムに関連する情報の表示とパラメータの変更を行う装置であって、通信バス（６３５）と、前記通信バスに接続され、前記装置の動作を制御する制御装置（６００）と、前記通信バスに接続され、前記システムに関連する情報が含まれた表示画面を表示する表示手段（１０、１１）と、前記通信バスに接続され、前記制御装置向けの命令と表示手段上に表示するための表示画面のメニューの形式情報およびデータ情報とを記憶するメモリであって、前記メニューが複数の表示画面のレベルを含み、前記表示画面はシステムに関する情報を提供するメモリと、前記バスに接続され、固定キー（１３、１４）およびソフトキー（１２）を含むデータ入力手段であって、前記固定キーを作動させると前記表示手段が次のレベル内の表示画面を表示し、前記ソフトキーを作動させると前記表示手段が現行レベル内の次の表示画面を表示するデータ入力手段（１２、１３、１４）と、前記通信バスをシステムに接続する通信インターフェース（６３５）とを含む装置。１０．前記メモリが最下層レベル（７０１２ＡないしＩ）および最上層レベル（７０１０）を記憶し、前記装置がメニュー内の現行到達レベルを追跡する追跡手段と、必要に応じて前記レベル到達限界を前記最上層レベルおよび最下層レベルと比較する比較手段とをさらに含むことを特徴とする請求項９に記載の装置。１１．前記表示手段が、前記現行到達レベル値が前記行到達限界値に対して所定の関係にあるときにソフトキーに関連してシステム・パラメータ変更命令を表示することを特徴とする請求項１０に記載の方法。１２．前記システムパラメータ変更命令に関連づけられたソフトキーを作動させた場合、前記制御装置が、表示されているシステム・パラメータを変更することを特徴とする請求項１１に記載の装置。１３．固定キーを作動させた場合、前記制御装置がシステムに、表示されているシステムパラメータを入力することを特徴とする請求項１１に記載の方法。１４．データ入力手段が第１および第２の固定キーを有し、第１の固定キーが表示する表示画面のレベルを上げる第１の機能およびシステム・パラメータを入力する第２の機能を果たし、第２の固定キーが表示する表示画面のレベルを下げる第１の機能およびシステム・パラメータの変更を取り消す第２の機能を果たすことを特徴とする請求項１０に記載の装置。１５．前記レベル到達限界が前記最下層レベルに対して所定の関係にない場合に、前記制御装置が前記第１および第２の固定キーに、作動された固定キーのそれぞれ第１の機能を実行させ、上記の所定の関係にある場合には、前記制御装置が前記第１および第２の固定キーに、作動された固定キーのそれぞれ第２の機能を実行させることを特徴とする請求項１４に記載の装置。１６．前記メモリが前記表示手段上で表示するためのアイコンを記憶し、前記アイコンがシステムのシンボルであることを特徴とする請求項９に記載の装置。１７．前記現行レベルが最下層レベルでない場合、前記制御装置が前記表示手段に対して、現在の表示画面から次のレベルの画面を表示するための表示手段の変更が可能であることを示すシンボルを表示するように命令し、前記現行行到達レベルが最上層レベルでない場合、前記制御装置が前記表示手段に対して、現在の表示画面から前のレベルの表示画面を表示するために表示手段の変更が可能であることを示すシンボルを表示するように命令することを特徴とする請求項１０に記載の方法。