JPH0843577A - 原子力発電所の構成機材の取扱方法 - Google Patents
原子力発電所の構成機材の取扱方法Info
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- JPH0843577A JPH0843577A JP6176454A JP17645494A JPH0843577A JP H0843577 A JPH0843577 A JP H0843577A JP 6176454 A JP6176454 A JP 6176454A JP 17645494 A JP17645494 A JP 17645494A JP H0843577 A JPH0843577 A JP H0843577A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】蒸気発生器搬出及び搬入に伴う原子炉建屋への
影響を軽減し、同時に蒸気発生器交換作業を省力化し、
短期間で完了すること。 【構成】加圧水型原子力発電所原子炉建屋１１の原子炉
格納容器２１内部に設置される蒸気発生器１の搬出作業
を行う際に、原子炉格納容器２１上部に蒸気発生器１が
通過できる大きさの開口５１を設けておき、大型揚重機
９１を用いて開口５１部から蒸気発生器１を吊り上げて
搬出することを特徴とする原子力発電所蒸気発生器１の
搬出方法、並びに同様の構成による蒸気発生器の搬入方
法。 【効果】蒸気発生器搬出経路に当たる原子炉建屋躯体、
設備の解体作業が少なくなる。また、蒸気発生器搬出，
搬入作業に係わる各種仮設設備物量の減少、並びに仮設
設備の準備，撤去に伴う作業工数の低減が達成できる。
影響を軽減し、同時に蒸気発生器交換作業を省力化し、
短期間で完了すること。 【構成】加圧水型原子力発電所原子炉建屋１１の原子炉
格納容器２１内部に設置される蒸気発生器１の搬出作業
を行う際に、原子炉格納容器２１上部に蒸気発生器１が
通過できる大きさの開口５１を設けておき、大型揚重機
９１を用いて開口５１部から蒸気発生器１を吊り上げて
搬出することを特徴とする原子力発電所蒸気発生器１の
搬出方法、並びに同様の構成による蒸気発生器の搬入方
法。 【効果】蒸気発生器搬出経路に当たる原子炉建屋躯体、
設備の解体作業が少なくなる。また、蒸気発生器搬出，
搬入作業に係わる各種仮設設備物量の減少、並びに仮設
設備の準備，撤去に伴う作業工数の低減が達成できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、大型クローラクレーン
などの大型移動式クレーンに代表される大型揚重機を利
用した原子力発電所の構成機材の取扱方法に関するもの
である。
などの大型移動式クレーンに代表される大型揚重機を利
用した原子力発電所の構成機材の取扱方法に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】加圧水型原子力発電所の蒸気発生器は、
毎回の定期検査時に蒸気発生伝熱管の破損状況を検査
し、補修を行っているが、保守性，経済性の観点から耐
用年数の途中でも蒸気発生器全体を交換することがあ
る。
毎回の定期検査時に蒸気発生伝熱管の破損状況を検査
し、補修を行っているが、保守性，経済性の観点から耐
用年数の途中でも蒸気発生器全体を交換することがあ
る。
【０００３】従来技術による蒸気発生器の搬出方法で
は、はじめに蒸気発生器に接続されている全ての配管を
切りはなし、原子炉建屋内に設置されているポーラーク
レーンで一端を吊り上げ、徐々に吊り降ろしながら台車
上に横置きにする。
は、はじめに蒸気発生器に接続されている全ての配管を
切りはなし、原子炉建屋内に設置されているポーラーク
レーンで一端を吊り上げ、徐々に吊り降ろしながら台車
上に横置きにする。
【０００４】台車は、原子炉建屋側壁に設けられた開口
から、大型トレーラーに台車ごと載せて搬出し、原子力
発電所構内の保管庫に輸送する。
から、大型トレーラーに台車ごと載せて搬出し、原子力
発電所構内の保管庫に輸送する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蒸気発
生器は、一次系の冷却水が通過する機器のため、高濃度
の放射線を受けており、コンクリート製の遮蔽壁に覆わ
れた構造となっていること、蒸気発生器は、オペレーテ
ィングフロア上に上部を突きだした格好でオペレーティ
ングフロアを台座として利用して据付けられていること
等の理由により、搬出に際しては単に建屋側壁に開口を
設けるのみでは、搬出は不可能であり、原子炉建屋内の
構造物を解体する等して蒸気発生器通過エリアを確保す
る必要があった。
生器は、一次系の冷却水が通過する機器のため、高濃度
の放射線を受けており、コンクリート製の遮蔽壁に覆わ
れた構造となっていること、蒸気発生器は、オペレーテ
ィングフロア上に上部を突きだした格好でオペレーティ
ングフロアを台座として利用して据付けられていること
等の理由により、搬出に際しては単に建屋側壁に開口を
設けるのみでは、搬出は不可能であり、原子炉建屋内の
構造物を解体する等して蒸気発生器通過エリアを確保す
る必要があった。
【０００６】本発明の目的は、蒸気発生器などの原子炉
発電所の構成機材の取り扱いを迅速に行うことであり、
特には、蒸気発生器の原子炉建屋内外への搬出入作業に
伴う原子炉建屋への影響を軽減し、同時に蒸気発生器交
換作業を短期間で完了するに好適な取り扱い方法を提供
せんとするものである。
発電所の構成機材の取り扱いを迅速に行うことであり、
特には、蒸気発生器の原子炉建屋内外への搬出入作業に
伴う原子炉建屋への影響を軽減し、同時に蒸気発生器交
換作業を短期間で完了するに好適な取り扱い方法を提供
せんとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の問題点は、原子炉
格納容器上部に蒸気発生器が通過できる大きさの開口を
設け、大型揚重機を用いて開口部から取り扱うべき原子
炉発電所構成機材を吊ることで搬出入することを特徴と
する工法を適用することで解決される。
格納容器上部に蒸気発生器が通過できる大きさの開口を
設け、大型揚重機を用いて開口部から取り扱うべき原子
炉発電所構成機材を吊ることで搬出入することを特徴と
する工法を適用することで解決される。
【０００８】
【作用】従来工法で用いていた各種仮設設備の準備及び
撤去に係わる作業が不要となり、原子炉発電所構成機材
の搬出，搬入の作業工数及び工期が縮小される。
撤去に係わる作業が不要となり、原子炉発電所構成機材
の搬出，搬入の作業工数及び工期が縮小される。
【０００９】
【実施例】以下、図を用いて本発明の適用事例を解説す
る。
る。
【００１０】図１に、加圧水型原子力発電所原子炉建屋
１１の原子炉格納容器２１内に設置される蒸気発生器１
の概略配置位置を建屋断面図にて示す。
１１の原子炉格納容器２１内に設置される蒸気発生器１
の概略配置位置を建屋断面図にて示す。
【００１１】加圧水型原子力発電所では、原子炉２で発
生した高温高圧の一次系の冷却水を原子炉建屋原子炉格
納容器２１内に設置される蒸気発生器１に送り込み、こ
こで２次冷却水に熱を伝達し蒸気を発生させ、この蒸気
でタービンを回転させることで発電を行う仕組みとなっ
ている。
生した高温高圧の一次系の冷却水を原子炉建屋原子炉格
納容器２１内に設置される蒸気発生器１に送り込み、こ
こで２次冷却水に熱を伝達し蒸気を発生させ、この蒸気
でタービンを回転させることで発電を行う仕組みとなっ
ている。
【００１２】本発明で搬入，搬出作業の対象とする蒸気
発生器１は加圧水型原子力発電所を構成する機器の中で
も主要な大型大重量の製品であり、本体重量でおよそ３
５０トンである。
発生器１は加圧水型原子力発電所を構成する機器の中で
も主要な大型大重量の製品であり、本体重量でおよそ３
５０トンである。
【００１３】蒸気発生器は、一次系の冷却水を通過する
機器のため、高濃度の放射線を受けており、鉄筋あるい
は鋼板コンクリート製の遮蔽壁に覆われている。
機器のため、高濃度の放射線を受けており、鉄筋あるい
は鋼板コンクリート製の遮蔽壁に覆われている。
【００１４】また、蒸気発生器は、オペレーティングフ
ロア上に上部を突きだした格好でオペレーティングフロ
アを台座として利用し（通常２基から３基）配置されて
いる。
ロア上に上部を突きだした格好でオペレーティングフロ
アを台座として利用し（通常２基から３基）配置されて
いる。
【００１５】これら加圧水型原子力発電所の蒸気発生器
は、毎回の定期検査時に蒸気発生伝熱管の破損状況を検
査し、補修を行っているが、保守性，運転効率等、経済
性の観点から耐用年数の途中でも蒸気発生器全体を交換
することがある。
は、毎回の定期検査時に蒸気発生伝熱管の破損状況を検
査し、補修を行っているが、保守性，運転効率等、経済
性の観点から耐用年数の途中でも蒸気発生器全体を交換
することがある。
【００１６】原子炉建屋１１の原子炉格納容器２１に蒸
気発生器１搬入，搬出用の開口５１を設けた状況を真上
から見た状況を図２に示す。
気発生器１搬入，搬出用の開口５１を設けた状況を真上
から見た状況を図２に示す。
【００１７】原子炉圧力容器内には、メンテナンス作業
等を行う時に製品，物資を移動するための揚重機として
ポーラークレーン２２が設置されている。
等を行う時に製品，物資を移動するための揚重機として
ポーラークレーン２２が設置されている。
【００１８】ポーラークレーン２２は、円形の原子炉格
納容器２１内を回転移動することができるので、蒸気交
換器１の搬出，搬入時には邪魔にならない位置に移動さ
せておく。
納容器２１内を回転移動することができるので、蒸気交
換器１の搬出，搬入時には邪魔にならない位置に移動さ
せておく。
【００１９】図３は、蒸気発生器１の吊り上げ、搬出の
状況の概略図を示したものである。大型揚重機を用いて
蒸気発生器１を原子炉建屋１１の上部から吊り込むため
には蒸気発生器が通過できるだけの大きさを持った蒸気
発生器搬出，搬入用の開口５１として原子炉格納容器の
開口５１Ａを原子炉格納容器の上部に設けておく。原子
炉建屋の屋根部分に外部遮蔽壁が設置されている場合に
は、蒸気発生器の真上部分の外部遮蔽壁にも蒸気発生器
が通過できるだけの大きさを持った蒸気発生器搬出，搬
入用の開口５１として外部遮蔽壁の開口５１Ｂを設けて
おく。
状況の概略図を示したものである。大型揚重機を用いて
蒸気発生器１を原子炉建屋１１の上部から吊り込むため
には蒸気発生器が通過できるだけの大きさを持った蒸気
発生器搬出，搬入用の開口５１として原子炉格納容器の
開口５１Ａを原子炉格納容器の上部に設けておく。原子
炉建屋の屋根部分に外部遮蔽壁が設置されている場合に
は、蒸気発生器の真上部分の外部遮蔽壁にも蒸気発生器
が通過できるだけの大きさを持った蒸気発生器搬出，搬
入用の開口５１として外部遮蔽壁の開口５１Ｂを設けて
おく。
【００２０】現在使用されている代表的な大型揚重機９
１として、大型クローラークレーンがある。
１として、大型クローラークレーンがある。
【００２１】大型クローラークレーンを稼働させるため
には、大型揚重機（大型クローラークレーン）９１稼働
範囲の地盤７１の造成を行う。
には、大型揚重機（大型クローラークレーン）９１稼働
範囲の地盤７１の造成を行う。
【００２２】その際は、大型クローラークレーンが製品
をつり上げていない時点での後部クローラー９６部分の
接地圧、及び蒸気発生器１吊り上げ状態での前クローラ
ー９５部分の接地圧に対して十分耐える強度を有する地
盤７１を造成しておく。
をつり上げていない時点での後部クローラー９６部分の
接地圧、及び蒸気発生器１吊り上げ状態での前クローラ
ー９５部分の接地圧に対して十分耐える強度を有する地
盤７１を造成しておく。
【００２３】大型クローラークレーンは、蒸気発生器１
の吊り上げ位置で蒸気発生器１を吊り上げ，搬出し、造
成地盤７１上を自走して移動後、受け渡し位置で蒸気発
生器１の受け渡しを行う。
の吊り上げ位置で蒸気発生器１を吊り上げ，搬出し、造
成地盤７１上を自走して移動後、受け渡し位置で蒸気発
生器１の受け渡しを行う。
【００２４】図４は、原子炉建屋に外部遮蔽壁が設置さ
れている場合について同様に代表的大型揚重機である大
型クローラークレーンで蒸気発生器１を吊り上げ、搬出
している状況の概略図を示したものである。
れている場合について同様に代表的大型揚重機である大
型クローラークレーンで蒸気発生器１を吊り上げ、搬出
している状況の概略図を示したものである。
【００２５】蒸気発生器１を原子炉格納容器２１内に搬
入する場合は、蒸気発生器１を荷受け位置で大型揚重機
９１で吊り上げ、荷取った後、設定位置まで蒸気発錆器
を移動し、吊り降ろし作業を行う。
入する場合は、蒸気発生器１を荷受け位置で大型揚重機
９１で吊り上げ、荷取った後、設定位置まで蒸気発錆器
を移動し、吊り降ろし作業を行う。
【００２６】蒸気発生器１の吊り上げ、搬出の時にあけ
られた開口５１は、蒸気発生器１搬出作業、及びそれに
引き続き行われる蒸気発生器１の搬入作業を完了後復旧
する。
られた開口５１は、蒸気発生器１搬出作業、及びそれに
引き続き行われる蒸気発生器１の搬入作業を完了後復旧
する。
【００２７】蒸気発生器の搬入工程は、古い蒸気発生器
に換えて新しい蒸気発生器１を据え付ける作業に他なら
ない。
に換えて新しい蒸気発生器１を据え付ける作業に他なら
ない。
【００２８】その際は、大型揚重機９１で吊り上げた蒸
気発生器１を、既に設けられている蒸気発生器１搬入，
搬出用の開口５１を通して所定の設定位置に吊り降ろ
し、据付ける。
気発生器１を、既に設けられている蒸気発生器１搬入，
搬出用の開口５１を通して所定の設定位置に吊り降ろ
し、据付ける。
【００２９】開口５１は、蒸気発生器１の搬入作業を完
了後復旧する。
了後復旧する。
【００３０】本発明の大型揚重機を用いた蒸気発生器１
の搬出，搬入方法は、運開後の蒸気発生器の取り替えの
みでなく、建設時における蒸気発生器の据付けにも適用
可能である。
の搬出，搬入方法は、運開後の蒸気発生器の取り替えの
みでなく、建設時における蒸気発生器の据付けにも適用
可能である。
【００３１】その場合、大型揚重機９１は、原子炉建屋
近傍の建設に適当な位置に稼働用の造成地盤７１を造成
しておき、蒸気発生器１のみならず、原子炉２をはじめ
とする加圧水型原子力発電所原子炉建屋に設置される大
型設備一般の搬入作業に用いることができる。
近傍の建設に適当な位置に稼働用の造成地盤７１を造成
しておき、蒸気発生器１のみならず、原子炉２をはじめ
とする加圧水型原子力発電所原子炉建屋に設置される大
型設備一般の搬入作業に用いることができる。
【００３２】また、本発明の工法を、運転を休止する原
子力発電所に適用する場合には、蒸気発生器１を大型揚
重機で搬出した後、速やかに開口５２を復旧して、搬出
作業を完了する。
子力発電所に適用する場合には、蒸気発生器１を大型揚
重機で搬出した後、速やかに開口５２を復旧して、搬出
作業を完了する。
【００３３】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、蒸気発生器搬
出経路に当たる原子炉建屋躯体、設備の解体作業が少な
くなるし、蒸気発生器搬出，搬入作業に係わる各種仮設
設備物量の減少、並びに仮設設備の準備，撤去に伴う作
業工数の低減するという効果が得られる。
出経路に当たる原子炉建屋躯体、設備の解体作業が少な
くなるし、蒸気発生器搬出，搬入作業に係わる各種仮設
設備物量の減少、並びに仮設設備の準備，撤去に伴う作
業工数の低減するという効果が得られる。
【００３４】請求項２の発明によれば、請求項１の発明
による効果に加えて、開口部の復旧により原子力発電所
の再利用を可能にする効果が得られる。
による効果に加えて、開口部の復旧により原子力発電所
の再利用を可能にする効果が得られる。
【００３５】請求項３の発明によれば、蒸気発生器の搬
出入時に使用する揚重機が原子炉建屋に接近しているか
ら、その揚重機を利用して揚重機の再手配をすること無
く大物製品の原子炉建屋に対する据付け作業が迅速にな
せるという効果が得られる。
出入時に使用する揚重機が原子炉建屋に接近しているか
ら、その揚重機を利用して揚重機の再手配をすること無
く大物製品の原子炉建屋に対する据付け作業が迅速にな
せるという効果が得られる。
【図１】加圧水型原子力発電所原子炉建屋の概略断面図
である。
である。
【図２】本発明による蒸気発生器吊り上げ時の原子炉建
屋を真上から見た上平面図である。
屋を真上から見た上平面図である。
【図３】蒸気発生器の吊り上げ、搬出の状況を示した立
面図である。
面図である。
【図４】外部遮蔽壁を持った原子炉建屋のケースにつ
き、蒸気発生器の吊り上げ、搬出の状況を示した立面図
である。
き、蒸気発生器の吊り上げ、搬出の状況を示した立面図
である。
１…蒸気発生器、２…原子炉、１１…原子炉建屋、２１
…原子炉格納容器、２２…ポーラークレーン、２３…オ
ペレーティングフロア、３１…外部遮蔽壁、４１…ポー
ラークレーンのレール、５１…蒸気発生器搬出，搬入用
の開口、51Ａ…原子炉格納容器の開口、５２Ｂ…外部遮
蔽壁の開口、７１…大型揚重機稼働用の造成地盤、７２
…山留め壁、９１…大型揚重機、９５…前部クローラ
ー、９６…後部クローラー。
…原子炉格納容器、２２…ポーラークレーン、２３…オ
ペレーティングフロア、３１…外部遮蔽壁、４１…ポー
ラークレーンのレール、５１…蒸気発生器搬出，搬入用
の開口、51Ａ…原子炉格納容器の開口、５２Ｂ…外部遮
蔽壁の開口、７１…大型揚重機稼働用の造成地盤、７２
…山留め壁、９１…大型揚重機、９５…前部クローラ
ー、９６…後部クローラー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田尻 明徳 茨城県日立市幸町三丁目１番１号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 及川 忠彰 茨城県日立市幸町三丁目１番１号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 吉田 直人 茨城県日立市幸町三丁目１番１号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 長谷川 寛 茨城県日立市幸町三丁目１番１号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 舘洞 和人 茨城県日立市幸町三丁目１番１号 株式会 社日立製作所日立工場内
Claims (3)
- 【請求項１】加圧水型原子力発電所原子炉建屋の原子炉
格納容器内部に設置されている蒸気発生器の取り替え作
業を行う際に、原子炉建屋を構成する原子炉格納容器上
部に蒸気発生器が通過できる大きさの開口を設けてお
き、原子炉建屋近傍に造成した地盤上で稼働する大型揚
重機を用いて開口部から蒸気発生器を吊り上げることに
より蒸気発生器を搬出することを特徴とする原子力発電
所の構成機材の取扱方法。 - 【請求項２】上記請求項１と同様に、原子炉建屋上部に
設けた開口部から大型揚重機で蒸気発生器を吊り降ろし
て搬入し、搬入作業完了後は、蒸気発生器の搬出に用い
た開口部を復旧することを特徴とする原子力発電所の構
成機材の取扱方法。 - 【請求項３】上記請求項１，請求項２で用いる大型揚重
機を建設時に大物製品の据付位置への吊り込み作業に使
用する原子力発電所の構成機材の取扱方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176454A JPH0843577A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 原子力発電所の構成機材の取扱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176454A JPH0843577A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 原子力発電所の構成機材の取扱方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0843577A true JPH0843577A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16013990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6176454A Pending JPH0843577A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 原子力発電所の構成機材の取扱方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0843577A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08179081A (ja) * | 1994-08-16 | 1996-07-12 | Siemens Ag | 原子炉のコンテインメント内部の構成要素交換方法 |
| WO2001063622A1 (fr) * | 2000-02-25 | 2001-08-30 | Hitachi, Ltd. | Procede de manipulation d'une cuve de reacteur |
| US6731715B2 (en) | 2002-05-14 | 2004-05-04 | Hitachi, Ltd. | Reactor vessel handling method |
| JP2011033349A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蒸気発生器の処理方法 |
| JP2013253872A (ja) * | 2012-06-07 | 2013-12-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 重量機器の据付工法 |
| JP2014055747A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 熱交換器管板切断方法 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP6176454A patent/JPH0843577A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08179081A (ja) * | 1994-08-16 | 1996-07-12 | Siemens Ag | 原子炉のコンテインメント内部の構成要素交換方法 |
| WO2001063622A1 (fr) * | 2000-02-25 | 2001-08-30 | Hitachi, Ltd. | Procede de manipulation d'une cuve de reacteur |
| US6625245B1 (en) | 2000-02-25 | 2003-09-23 | Hitachi, Ltd. | Method of handling reactor vessel |
| US6731715B2 (en) | 2002-05-14 | 2004-05-04 | Hitachi, Ltd. | Reactor vessel handling method |
| JP2011033349A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蒸気発生器の処理方法 |
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