JPH08337354A - 帯状透明シートの端部検出装置 - Google Patents

帯状透明シートの端部検出装置

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JPH08337354A
JPH08337354A JP17148095A JP17148095A JPH08337354A JP H08337354 A JPH08337354 A JP H08337354A JP 17148095 A JP17148095 A JP 17148095A JP 17148095 A JP17148095 A JP 17148095A JP H08337354 A JPH08337354 A JP H08337354A
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JP
Japan
Prior art keywords
laser
transparent sheet
shaped transparent
belt
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP17148095A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takahashi
高橋  彰
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送状態にある帯状透明シートの端部を確実
に検出する。 【構成】 搬送される帯状透明シートSの側端付近を照
射するようにレーザー投光部11を配設するとともに、
このレーザー投光部11からの光を受光するようにレー
ザー受光部12を配設し、レーザー投光部11からの光
を透過させるようにレーザー投光部11と帯状透明シー
トSとの間に偏光フィルター13を配設する。偏光フィ
ルター13のみを透過した光の位相と、偏光フィルター
13及び透明シートSの両方を透過した光の位相が大き
く異なるので、この差を利用して端部の検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送される帯状透明シ
ートの端部を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被測定物の位置や寸法をミク
ロン単位の精度で測定するのにレーザー光を用いたセン
サーが一般的に使用されている。このうち透過型のセン
サーは不透明体によるレーザー光の遮断を検出するもの
であるが、最近では、処理回路の高精度化及び安定化に
より透明体の検出を実現した透過型のセンサーも開発さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
磁気テープのベースフィルムに用いられているような薄
い透明フィルムの端部を検出する場合、この透明フィル
ムの光透過率は空気のそれと非常に近いため、上記の透
過型センサーを用いても検出が難しいという問題点があ
る。一方、フィルム表面の反射を利用して端部を検出す
ることは可能ではあるが、被測定物である透明フィルム
が搬送状態にあると、搬送時のバタツキ等の影響によっ
て測定の精度が悪くなるという問題点がある。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、搬送状態
にある薄い帯状透明シートの端部を確実に検出すること
のできる端部検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る端部検出装置は、搬送される帯状透明
シートの側端付近を照射するように配設されたレーザー
投光部と、このレーザー投光部からの光を受光するよう
に配設されたレーザー受光部と、前記レーザー投光部か
らの光を透過させるようにレーザー投光部と帯状透明シ
ートとの間に配設された偏光フィルターとを備えて構成
される。
【0006】
【作用】上述の構成からなる本発明の端部検出装置で
は、レーザー投光部からの光が一旦偏光フィルターを透
過し、この透過光が帯状透明シートの側端付近を照射す
ることになる。そして、偏光フィルターのみを透過した
光の位相と、偏光フィルターと透明シートの両方を透過
した光の位相が大きく異なることにより、帯状透明シー
トの端部検出が容易に行われる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0008】図1は本発明に係る端部検出装置を備えた
磁気テープスリッターの側面図、図2は図1の平面図で
ある。
【0009】図示のスリッターは、ベースフィルムFの
片面に磁気材料の粉末Mを塗布してなる原反シートSを
所定幅に裁断するもので、その基本的な構造は従来のも
のと同様である。原反シートSはその両側端に未塗布部
Aを残して略全面に塗布部Bが形成された広巾のもの
で、図示のようにスリッターではこの磁気テープの原反
シートSを巻取(図示せず)から繰り出してガイドロー
ラ1,2を経由させ、刃付きローラ3と受けローラ4か
らなるナイフ部で所定巾に裁断した後、裁断された製品
部と耳部を巻取装置(図示せず)にて個々に巻き取るよ
うになっている。この裁断中において特にナイフ部のと
ころで原反シートSの位置ズレがあると、巾変動、蛇行
湾曲といった品質悪化を起こす。そこで、これらの品質
悪化を防止するため、本実施例のスリッターでは、原反
シートSが最初のガイドローラ1に入る前のところに、
図示の如く端部検出装置10を設置し、裁断直前の搬送
状態を監視するようにしている。
【0010】端部検出装置10は、図3に拡大して示す
ように、搬送される原反シートSの側端付近を照射する
ように配設されたレーザー投光部11と、このレーザー
投光部11からの光を受光するように配設されたレーザ
ー受光部12と、レーザー投光部11からの光を透過さ
せるようにレーザー投光部11と原反シートSとの間に
配設された偏光フィルター13とを備えており、偏光フ
ィルター13を透過した光で原反シートSの側端付近を
照射することにより原反シートSの端部検出を行うよう
になっている。なお、レーザー投光部11には発光素子
が1列に設けられ、レーザー受光部12には前記発光素
子に対応して受光素子が1列に設けられている。また、
本実施例では、原反シートSとレーザー受光部12の間
に未塗布部Aの一部を塗布部B側から遮るようにして受
光マスク14を配設し、レーザー受光部12での検出量
が必要最小限となるようにしている。さらに、端部検出
装置10には、図4に示すように、そのレーザー受光部
12にレーザーセンサーアンプ21、ペンレコーダー2
2、FFTアナライザー23が接続されている。
【0011】通常のレーザーセンサーは、レーザー投光
部から発した光がレーザー受光部に到達するのを被測定
物により遮断することを利用したセンサーであるが、上
記の端部検出装置10では、レーザー投光部11から発
した光を一旦偏光フィルター13を透過させ、さらにこ
の透過光を被測定物であるベースフィルムFのみの部分
を透過させることで検出が行われる。すなわち、偏光フ
ィルター13のみを透過した光の位相と、偏光フィルタ
ー13とベースフィルムFの両方を透過した光の位相が
大きく異なるため、後者の光が前者の光より明るくな
り、レーザー受光部12の受光素子とレーザーセンサー
アンプ21における処理特性に適合するからである。具
体的には、レーザー受光部12の受光素子で得られるベ
ースフィルムF部分の検出量をレーザーセンサーアンプ
21で電圧信号に変換し、ペンレコーダー22で記録す
るのと同時に、原反シートS蛇行の振動解析との相関デ
ータが得られるようにFFTアナライザー23に取り込
めるようにした。これにより裁断中の蛇行を測定するこ
とができ、測定結果をフィードバックすることでより高
度なエッジコントロールが可能となった。
【0012】また、上記の端部検出装置10にアラーム
装置を組み合わせることにより、原反シートSのテンシ
ョン変動の増大、ガイドローラ1,2の回転不良の発
生、電気制御系の異常といった経時変化による機械状態
の悪化や、原反シートSの形状、巻取の変形、巻取の装
着不良などを早期に発見することができ、製品の歩留り
を向上させることが可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の端部検出
装置によれば、従来のレーザーセンサーに偏光フィルタ
ーを設けるだけで、搬送状態にある帯状透明シートの端
部を確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端部検出装置を備えた磁気テープ
スリッターの側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】端部検出装置の拡大説明図である。
【図4】端部検出装置の全体構成図である。
【符号の説明】
10 端部検出装置 11 レーザー投光部 12 レーザー受光部 13 偏光フィルター
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01V 8/10 9406−2G G01V 9/04 R G11B 5/00 9406−2G U

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される帯状透明シートの側端付近を
    照射するように配設されたレーザー投光部と、このレー
    ザー投光部からの光を受光するように配設されたレーザ
    ー受光部と、前記レーザー投光部からの光を透過させる
    ようにレーザー投光部と帯状透明シートとの間に配設さ
    れた偏光フィルターとを備えたことを特徴とする帯状透
    明シートの端部検出装置。
JP17148095A 1995-06-14 1995-06-14 帯状透明シートの端部検出装置 Pending JPH08337354A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17148095A JPH08337354A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 帯状透明シートの端部検出装置

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JP17148095A JPH08337354A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 帯状透明シートの端部検出装置

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Publication Number Publication Date
JPH08337354A true JPH08337354A (ja) 1996-12-24

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ID=15923892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17148095A Pending JPH08337354A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 帯状透明シートの端部検出装置

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JP (1) JPH08337354A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009190837A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Ricoh Co Ltd 用紙搬送装置、用紙処理装置、画像形成装置、及び用紙端部位置計測手段の有無判定方法。
JP2010052923A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Ricoh Co Ltd 用紙搬送装置、用紙穿孔装置、用紙処理装置、画像形成装置、光量調整方法、及びコンピュータプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009190837A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Ricoh Co Ltd 用紙搬送装置、用紙処理装置、画像形成装置、及び用紙端部位置計測手段の有無判定方法。
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