JPH08306180A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH08306180A
JPH08306180A JP7106417A JP10641795A JPH08306180A JP H08306180 A JPH08306180 A JP H08306180A JP 7106417 A JP7106417 A JP 7106417A JP 10641795 A JP10641795 A JP 10641795A JP H08306180 A JPH08306180 A JP H08306180A
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JP
Japan
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drive unit
disc
disk
signal
optical head
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Pending
Application number
JP7106417A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Furukawa
憲一 古河
Atsushi Kirii
敦 桐井
Koji Teranishi
光司 寺西
Satoru Manabe
悟 真部
Kenichi Hori
健一 堀
Kazutomo Imi
和朋 伊美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE19616976A priority patent/DE19616976A1/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は装着されるディスク媒体に対して光
ヘッドにより情報の記録再生を行うディスク装置に関
し、小スペースかつ電流に即した信号線で線間を適切に
配線処理を行うことを目的とする。 【構成】 ディスク装置の備えるドライブユニットの一
部を構成する駆動ユニットに設けられる光ヘッド45に
おいて、搭載されるピックアップ部45bへの記録再生
の信号の授受を行うFPC57に所定数の信号パターン
67及び少くとも開口部68a,68bを形成して可撓
自在に形成する。そして、折曲線Aより折曲して2枚重
ねにより配線を行う構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装着されるディスク媒
体に対して、光ヘッドにより情報の記録再生を行うディ
スク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録媒体としてのディスク媒体が
使用されるものとして、FD(フロッピディスク)、C
D(コンパクトディスク)、LD(レーザディスク)、
MO(光磁気ディスク)、MD(ミニディスク)が一般
化されており、これらを使用するディスク装置は全般的
に薄形化が要求されている。また、CDのなかでも追記
型のものがあり、これをドライブするディスク装置にお
いても薄形化が要求されており、そのための配線処理を
小スペースかつ適切な信号線で行い得ることが望まれて
いる。
【0003】ここで、図7に、従来のディスク装置の分
解構成図を示す。図7は追記型の光ディスク(以下、C
D−Rという)をドライブするディスク装置11を示し
たもので、ディスク装置11は、本体ケース12内の下
部に制御用のプリント基板13が配置され、該プリント
基板13上にドライブユニット14が配置されてカバー
15が取り付けられるものである。
【0004】本体ケース12は、前面にフロントベゼル
21が取り付けられており、フロントベゼル21には開
閉挿入口22とイジェクト釦23等が設けられると共
に、手動によるイジェクトを行うためのイジェクト孔2
4が設けられる。ドライブユニット14は、駆動部2
5、スライダ26、ディスクホルダ27により構成され
るもので、ディスクホルダ27にCD−R28を収納す
るディスクケース29が挿入され、挿入の際にディスク
ケース29のシャッタ29aがスライドして該CD−R
28の一部を表出させる。
【0005】駆動部25は、シャーシ31に光ヘッド3
2が取り付けられると共に、該光ヘッド32を、挿入さ
れるCD−R28の半径方向にガイド棒33a,33b
に沿って移動させる例えばリニアモータで構成されるヘ
ッド駆動機構(32a,32b)や、スライダ26をス
ライドさせてディスクケース29のイジェクトを行うイ
ジェクトモータ26a、ギア26b等を備えるイジェク
ト機構等を備える。
【0006】この場合、移動される光ヘッド32を駆動
するためのヘッド駆動機構32a,32bに対する電気
的接続が両ガイド棒33a,33b側よりフレキシブル
プリント板(FPC)34aを介して行われると共に、
光ヘッド32とプリント基板13との信号処理系の電気
的接続がフラットケーブル34bを介して行われる(図
8で説明する)。
【0007】スライダ26は、ディスクホルダ27を昇
降させるためのもので、ディスクケース挿入方向に対し
て両側(片側は図示せず)のカムプレート35にテーパ
状の溝を有するカムガイド35a,35bが形成され、
対応してディスクホルダ27の両側面に形成された所定
数の突起部36a,36bと係合する。また、ディスク
ホルダ27は、ディスクケース29が挿入されたときに
該ディスクケース29のシャッタ29aをスライドさせ
る回動レバー37が設けられる。
【0008】このようなドライブユニット14は、ディ
スクホルダ27にディスクケース29に挿入されていな
いときはディスクホルダ27が上方に位置され、ディス
クケース29がディスクホルダ27に挿入されたとき
に、ローディング機構(図に表われず)でスライダ26
が前方(ディスクケース挿入方向と逆方向)にスライド
することにより、ディスクホルダ27が下降して記録再
生状態となる。
【0009】そして、光ヘッド32がディスク媒体28
の半径方向にヘッド駆動機構32a,32bにより移
動、位置決めされて情報の記録/再生が行われる。ま
た、ディスクケース29(ディスク媒体28)の取り出
しは、イジェクト釦23を押すことによってイジェクト
モータ26aが回転してスライダ26を奥方向にスライ
ドさせることより行われる。
【0010】なお、27aはディスクホルダ27の昇降
のときにガイドするガイド部材であり、38は手動でス
ライダ26を奥方向に移動させてディスクケース27を
取り出すためのイジェクトレバーである。ここで、図8
に、図7のドライブユニットの概略底面図を示す。図8
において、図7に示すように、ガイド棒33a,33b
の両側にはヘッド駆動機構(リニアモータ)32,32
bが設けられており、これに通電するためのFPC34
aが底面側から延出して、上記プリント基板13に電気
的接続される。
【0011】一方、光ヘッド32は、記録/再生を行う
ための信号の授受がフラットケーブル34bを介してプ
リント基板13と接続されており、信号処理のための信
号線(パターン)は少なくとも20本は必要とされ、こ
れら信号線(パターン)がフラットケーブル34bに形
成されるものである。
【0012】なお、駆動部25のシャーシ31の裏面に
は、奥方向両側にゴム等の弾性部材で形成されたインシ
ュレータ39a,39bが設けられる。このインシュレ
ータ39a,39bは振動時に本体ケース内のドライブ
ユニット14への衝撃を緩和させるものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光ヘッド32
に対する信号はフラットケーブル34bを介して授受が
行われており、CDやCD−ROMのディスク媒体のよ
うな再生専用の場合には信号線(パターン)の数が少な
くストレート状のFPCで接続可能であるが、CD−R
28のようなディスク媒体では記録、再生のために信号
線(パターン)の数が増大して2枚のFPCとするか、
又は上述のフラットケーブル34bを使用しなければな
らず、配線のためのスペースが増大するという問題があ
る。
【0014】すなわち、単一のFPCを使用する場合
に、大電流の流れるパターンを幅広にしなくてはなら
ず、これを含めて20本以上のパターンを形成すると当
該FPCを薄形の装置内でストレートに引き回すことが
できないためであり、また形成するパターン間が狭くな
って静電容量が大になると共に、ノイズの影響を受け易
くなるためである。
【0015】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、小スペースかつ電流に即した信号線で線間を適
切に配線処理可能とするディスク装置を提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解説するため
に、請求項1では、装着脱自在なディスク媒体に対して
ヘッドにより情報の記録再生を行うにあたり、該ヘッド
に対する記録再生の信号の授受がプリント板により行わ
れるディスク装置において、前記プリント板は、所定数
の信号パターンが形成されて可撓自在であり、幅方向に
折曲状態で配線されるディスク装置が構成される。
【0017】請求項2では、請求項1記載のヘッドは前
記ディスク媒体の半径方向に案内手段により案内されて
移動自在であり、前記プリント板に該案内手段を貫通さ
せる開口部が所定数形成される。請求項3では、請求項
1又は2記載のプリント板は、形成される前記信号パタ
ーンと折曲線方向が同方向であり、該折曲により近接さ
れる所定の該信号パターンを交差状態とすべく傾斜させ
て形成する。
【0018】
【作用】上述のように請求項1又は2の発明では、ヘッ
ドに接続される記録再生の信号の授受を行うための所定
数の信号パターンが形成されたプリント板を、適宜案内
手段を貫通させる開口部が形成されて幅方向に折曲状態
で配線する。これにより、プリント板を小スペースで配
置させることが可能となり、該プリント板のパターン形
成領域が拡大されて大電流用の幅広のパターンを形成し
てもパターン間を広く確保することができ、静電容量の
減小、耐ノイズ性の向上による適切な配線を行うことが
可能となる。
【0019】請求項3の発明では、プリント板上の所定
の信号パターンが傾斜されて形成され、折曲時に近接す
る当該信号パターン同士が交差状態とさせる。これによ
り、さらなる静電容量の減小、耐ノイズ性の向上を図る
ことが可能となる。
【0020】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の構成図を示す。
図1は本発明のディスク装置41の備えるドライブユニ
ットの駆動ユニット42の斜視図を示したものである。
図1において、駆動ユニット42は、例えば樹脂性のシ
ャーシ43内にディスクケースに収納されたディスク媒
体(図5で説明する)を回転するスピンドルモータ(図
に表われず)が設けられてスピンドル44の先端に取り
付けられたチャッキング部44aが表出されて設けられ
る。また、ディスク媒体に対して記録再生を行う光ヘッ
ド45が設けられ、該光ヘッド45はガイド棒46a,
46bによりディスク媒体の半径方向に移動自在にガイ
ドされる。
【0021】この光ヘッド45にはラック47が設けら
れ、ギア48と噛合しており、ギア48はキャリアモー
タ49の回転軸に設けられたウォーム49aと噛合する
ウォームホイール48aと一体化されている。すなわ
ち、キャリアモータ49が回転することにより、ウォー
ム49a、ウォームホイール48a、ギア48、ラック
47を介して光ヘッド45が移動する。
【0022】また、シャーシ43内にはイジェクトモー
タ50が設けられ、その回転軸に設けられたウォーム5
0aが所定数のギアを介してメインギア51と噛合して
おり、メインギア51上にはカム51aが形成される。
このカム51aは後述するスライダの係止片と係合し、
イジェクトモータ50の回転でスライダを奥方向にスラ
イドさせるためのものである。なお、カム51aの近傍
に、該カム51aの位置を検出するための検出スイッチ
52が設けられる。
【0023】さらに、シャーシ43内の片側に中継基板
である中継プリント基板53が配置されている。この中
継プリント基板53には、光ヘッド45の再生信号を増
幅するピックアップアンプ54等の電子部品が実装され
ると共に、コード接続のための少なくとも5つのコネク
タ551 〜555 が実装される。
【0024】そして、スピンドルモータ(スピンドル4
4の下方位置)からディスク媒体を回転させるためのフ
レキシブルプリント板(FPC)56を介してコネクタ
55 1 に接続され、光ヘッド45より記録再生を行うた
めのプリント板であるFPC57を介してコネクタ55
2 に接続される(図2で説明する)。
【0025】また、キャリアモータ49及びイジェクト
モータ50からコード58を介してコネクタ553 に接
続され、検出スイッチ52からコード59を介してコネ
クタ534 に接続される。この中継プリント基板53か
らはコネクタ555 よりFPC(又はフラットケーブ
ル)60を介して後述する制御基板であるメインプリン
ト基板に接続される。
【0026】このように、駆動ユニット42におけるシ
ャーシ43内の電気的配線を中継プリント基板53に集
中させ、この中継プリント基板53よりFPC60のみ
でメインプリント基板に接続が行われるものである。ま
た、シャーシ43内の一方の隅近傍にダンパ61が設け
られ、ダンパ61にギア61aが設けられる。このギア
61aは後述するスライダに形成されたラックと噛合す
るもので、スライダのスライドのスピードを緩衝させる
ものである。このダンパ61の近傍におけるシャーシ4
3の奥壁に昇降ガイド部材62が設けられ、この昇降ガ
イド部材62は後述するディスクホルダに形成された孔
と遊嵌されて当該ディスクホルダの昇降をガイドするも
のである。
【0027】また、シャーシ43内の四隅には、例えば
ゴム製の弾性部材で形成されたインシュレータ63がそ
れぞれ設けられており、垂直方向に孔が形成される。こ
のインシュレータ63は、後述する本体ケース内の四隅
に一体的に立設された所定高さの取付け部材(ボス)に
取り付けられて本体ケース内に配置されるもので、取付
け部材に取り付けられたときに該シャーシ43は本体ケ
ースの底面には接触せず、浮上した状態となって、ドラ
イブユニット53の上下方向の振動に対して緩衝の役割
を果している。
【0028】この各インシュレータ63の近傍には、さ
らに例えばゴム製の弾性部材で形成された水平インシュ
レータ64がそれぞれ設けられており、水平方向に長穴
の孔が形成される。この水平インシュレータ64の孔に
は、後述する本体ケースの取付け部材の近傍に本体ケー
スと一体的に立設された所定高さの棒部材(ボス)が遊
嵌されて、ドライブユニットの水平方向の振動に対して
緩衝の役割を果している。
【0029】なお、シャーシ43の両側の外方向に、所
定数の係止片65が形成される(後述する)。ここで、
図2に、図1の光ヘッドの説明図を示す。図2(A)は
光ヘッド部分の斜視図であり、図2(B)は光ヘッドに
接続されるFPCの平面図である。図2(A)に示す光
ヘッド45は、ガイド棒46a,46bに係合する基台
45a上にピックアップ部45bが搭載されており、こ
のピックアップ部45bにFPC57が折曲されて一方
の端子部が接続される。
【0030】因みにピックアップ部46bには、レーザ
ダイオード、ビームスプリッダ、ミラー、受光素子等が
備えられると共に、対物レンズ45cが表面上に配置さ
れており、該対物レンズ45cをトラッキング及びフォ
ーカシングするためのアクチュエータがそれぞれ備えら
れる。そして、上記レーザダイオード、受光素子、各ア
クチュエータを駆動する制御信号の授受を行う端子板
(図に表われず)に、上記FPC57の一方の端子部が
接続される。
【0031】そこで、FPC57は、図2(B)に示す
ように、フィルム上に信号パターンが形成された可撓自
在なもので、上記光ヘッド45の端子板と接続される端
子部66aと、上述の中継プリント基板53のコネクタ
552 に接続される端部66bとの間で必要に応じた幅
の信号パターン67が形成される。このFPC57は、
幅方向と垂直な方向(中央部分の信号パターンと同方
向)で、該幅の略中央部分の折曲線Aで折曲される。
【0032】また、FPC57には、折曲線Aで当該F
PC57を折曲したときに重なり合う2つの開口部68
a,68bが形成されると共に、一方の端子部66aの
近傍に取付け部69が一体に形成されており、この取付
け部69に接着剤が塗布されている。なお、折曲線A部
分にあたる信号パターン67が形成されていない部分
に、折曲を容易にするための細い開口部68cが形成さ
れる。
【0033】図2(B)に示すFPC57は、折曲線A
で折り曲げた状態で端子部66aが光ヘッド45の端子
板に接続し、当該光ヘッド45に取付け部69を接着さ
せて固定することにより、図2(A)に示す配線状態と
なる。すなわち、FPC57を取り付けた光ヘッド45
は、FPC57の開口部68a,68bに一方のガイド
棒46bを貫通させて当該ヘッド45の移動に影響を与
えないようにし、他方の端子部66bが上述の中継プリ
ント基板53のコネクタ552 に接続されるものであ
る。
【0034】ところで、FPC57の所定の信号パター
ン間にショートランド67aが形成される。このショー
トランド67aが形成される信号パターンは上記レーザ
ダイオード用のものであり、組立て時にショートランド
67aに半田を取着して短絡状態とし、静電気によるレ
ーザダイオードの破壊を防止するためのもので、組立て
後に当該半田は除去される。
【0035】このようにFPC57を2枚重ねにするこ
とより、全体を幅広としてパターン形成スペースが拡大
することから、信号パターン67間を広くすることがで
き、ノイズの影響を軽減させることができる。また、大
きな電流を必要とする例えばレーザダイオード系の信号
パターンを幅広に形成するスペースを確保することがで
きる。さらに、開口部68a,68bを利用して電源系
と信号系とを分離させることができ、耐ノイズ性をさら
に向上させることができる。また、上記ショートランド
67aの形成位置を、組み立て後に機械的構成部分の近
傍に配置されるように形成することができ、光ヘッド4
5のレーザダイオードの静電気による破壊をさらに確実
に防止することができるものである。
【0036】続いて、図3に、図1の駆動ユニットを備
えるディスク装置の全体分解構成図を示す。図3はディ
スク装置41として、例えば追記型の光ディスク(ディ
スク媒体)に対して情報の記録再生を行う場合の装置を
示している。図3において、ディスク装置41は、大別
して本体ケース71、ドライブユニット72、制御基板
であるメインプリント基板73、カバー74により構成
される。そして使用されるディスク媒体はディスクケー
ス75に収納されてドライブユニット72内に装着され
る。また、ストッパ部材76が別体として使用される。
【0037】本体ケース71は、例えばアルミダイカス
トにより箱形に形成されたもので、内部がドライブユニ
ット72やプリント基板73、ストッパ部材76を取り
付けるための上述の取付け部材81や棒部材82等が一
体に形成される。また、本体ケース71の前方となる開
放部分にフロントベゼル83が取り付けられる。フロン
トベゼル83はディスクケース75を装着脱するための
開閉挿入口84やイジェクト釦85が設けられると共
に、略中央部分の該開閉挿入口84の直下にイジェクト
孔86が設けられる。
【0038】イジェクト釦85は、装着したディスクケ
ース75をイジェクトモータ50を使用したイジェクト
機構により自動的に取り出すためのもので、イジェクト
孔86は後述するスライダをスライドをさせるためにシ
ャフト等を差し込んでモータ故障や電源供給停止時に自
動的に取り出せなくなったディスクケース75を手動で
取り出すためのものである。
【0039】また、フロントベゼル83には、他に表示
灯、ボリウム、ホーン端子等が適宜設けられる。なお、
本体ケース71には、フロントベゼル83の裏面側にイ
ジェクト釦85等の電気的部品を実装したプリント基板
が設けられる(図示せず)。ドライブユニット72は、
大別して図1に示す駆動ユニット42、昇降手段である
スライダ91、保持手段であるディスクホルダ92によ
り構成され(図4で説明する)、本体ケース71内に最
初に取り付けられる。このとき、ドライブユニット72
の後方にストッパ部材76が配置される。このストッパ
部材76は、ディスクホルダ92にディスクケース75
を挿入した際にドライブユニット72が後方に移動する
のを防止するためのものであると共に、ディスクホルダ
92の昇降時のストロークを小さくするものである。
【0040】メインプリント基板73は、ドライブユニ
ット72の各機構の駆動及び記録再生を行うための信号
処理を行わせる部分で、ドライブユニット72や上述の
フロントベゼル83用のプリント基板と、対応する各コ
ネクタ等によりフラットケーブル等で電気的接続が行わ
れると共に、ホスト側と所定数のコネクタ93とで電気
的接続が行われる。このプリント基板73は、本体ケー
ス71のドライブユニット72の上方に配置される。
【0041】そして、カバー74により本体ケース71
をカバーすることにより、装置内に塵埃等の侵入を防止
する。続いて、図4に、図3のドライブユニットの分解
構成図を示す。図4に示すようにドライブユニット72
は、駆動ユニット42、昇降手段であるスライダ91、
保持手段であるディスクホルダ92により構成される。
駆動ユニット42は図1に示す構成のものである。
【0042】上記駆動ユニット42上に設けられるスラ
イダ91は、一方側に2つのカム片101a,101b
のカムプレート101が形成されており、カム片101
a,101bには後述するガイド部をガイドしてディス
クホルダを昇降させる水平部、下り傾斜のテーパ部が形
成される。また、カム片101bには上記テーパ部の他
に後述する所定のガイド部をディスクホルダ92が下方
位置のときに押えるテーパ部が形成される。
【0043】また、他方側に3つのカム片102a〜1
02cのカムプレート102が形成されており、カム1
02a,102bには後述するディスクホルダ92のガ
イド部をガイドする水平部、下り傾斜のテーパ部が形成
され、カム片102cには後述するディスクホルダ92
の所定のガイド部を該ディスクホルダ92の下方位置の
ときに押える下り傾斜のテーパ部が形成される。
【0044】さらに、スライダ91のカムプレート10
1の後方片側にはラック103が形成されており、駆動
ユニット42におけるダンパ61上のギア61aと噛合
する。また、スライダ91の前部の略中央近傍であっ
て、図3に示すフロントベゼル83のイジェクト孔86
に対応する位置に、切り起しにより形成された手動によ
るイジェクトのための係止部104が形成されると共
に、後部の略中央近傍であって、駆動ユニット42のメ
インギア51上のカム51aと係合する係止部105が
形成される。
【0045】この係止部105は、ディスクケース75
のイジェクト時にイジェクトモータ50の回転によるメ
インギア51が回転してカム51aと係合することよ
り、スライダ91を後方(奥方向)にスライドさせてデ
ィスクホルダ72を上昇させるためのものである。これ
らスライダ91は、単一の金属板部材で一体に形成され
るものである。
【0046】続いて、上記スライダ91上に設けられる
ディスクホルダ92は、ディスクケース75を少くとも
両側に保持する保持部111が金属板部材により形成さ
れたもので、ディスクケース75のシャッタ開閉のため
のレバー112等を含む該ディスクケース75の装着脱
のためのローディング機構(図に表われず)が設けられ
る。
【0047】このディスクホルダ92の両側面には、上
記スライダ91のカムプレート101,102における
カム片101a,101b,102a〜102cに対応
するガイド部113が形成されるもので、図4ではカム
プレート101のカム片101a,101bに対応する
ガイド部113a〜113c(反対面のカイド部も同
様)とする。
【0048】また、ディスクホルダ92の両側面の上部
に所定数の係止部114が上記駆動ユニット42の係止
部65に対応して設けられる。すなわち、駆動ユニット
42、スライダ91、ディスクホルダ92が組み合わさ
れたときに、それぞれの当該係止片114と係止部65
との間でそれぞれスプリングバネ115が懸架されてデ
ィスクホルダ92を駆動ユニット42側に付勢するもの
である。
【0049】なお、ディスクホルダ92の後方にはガイ
ド孔116が形成される。このカイド孔116に駆動ユ
ニット42の昇降ガイド部材62が遊嵌してディスクホ
ルダ92の昇降をガイドするものである。次に、図5
に、本発明に使用されるディスクケースの構成図を示
す。図5(A)は平面図、図5(B)は底面図である。
図5(A),(B)に示すディスクケース75は、例え
ば追記型のディスク媒体121を収納するもので、該デ
ィスク媒体121の半径方向で一部領域を表出させる開
口部122が形成され、この開口部122はシャッタ1
23により開閉自在とされる。このシャッタ123は、
ディスクケース75の挿入方向に対して垂直方向にスラ
イド自在であり、その先端部123aが、ディスクホル
ダ92への挿入時にレバー112によりスライドされて
開口部122を表出状態とするものである。
【0050】ここで、追記型のディスク媒体121は、
情報を1度だけ記録することができる光ディスクであ
り、ユーザがビデオ情報、コード情報等の各種情報を記
録し再生できるもので、ビデオファイルシステム、文書
ファイルシステム、計算機用ファイルシステム、超大容
量ライブラリィシステム等で使用されるものである。こ
のディスク媒体121では、レーザ光の加熱によるヒー
トモードで反射膜の有無(穴あけ)、変形(ふくらみな
ど)、屈折率(反射率)変化で所定の形態のマークで信
号を記録し、レーザ光スポットを照射して反射回折光の
変化を強弱信号で検出して再生するものである。
【0051】そこで、上記ディスクホルダ92の昇降動
作を簡単に説明する。いま、スライダ91が所定位置
(ディスクホルダ92が上方位置であってディスクケー
ス75の装着脱を行う位置)のときにはディスクホルダ
92のガイド部113a,113cはカムプレート10
1,102のカム片101a,101b,102a,1
02bの水平直線部にあり、ディスクホルダ92にディ
スクケース75が挿入されると上記ローディング機構に
よりスライダが前方方向にスライドすることによりガイ
ド部113a,113cがテーパ部でガイドされてディ
スクホルダ92は下降する。ディスクホルダ92が下方
位置のときにはカイド部113bがカム片101b,1
02cのテーパ部で押えられた状態となり、振動等によ
って上方に外れるのを防止している。
【0052】ディスクホルダ92を上昇させるときに
は、フロントベゼル83のイジェクト釦85を押すか、
又はスライダの係止部114をシャフト等でイジェクト
孔86より押し込むことにより、スライダ91が奥方向
にスライドし、各カム片101a,101b,102
a,102bのテーパ部でガイド部113a,113c
がガイドされて当該ディスクホルダ92が上昇するもの
である。
【0053】次に、図6に、光ヘッドに使用される他の
FPCの構成図である。図6に示すFPC57A は、上
述の図2(B)に示すFPC57と同様に使用されるも
のである。このFPC57A は、形成される信号パター
ン67のうち、折曲線Aで折曲したときに近接される2
つの領域に形成されるそれぞれの信号パターン67b,
67c(例えば光ヘッド45の受光素子用の信号線)
を、図6に示す平面状態で同一方向に傾斜させて形成し
たものである。
【0054】従って、FPC57A を折曲線Aで折曲し
たときには、傾斜信号パターン67bと傾斜信号パター
ン67cとはその傾斜方向が逆となって交差状態とな
る。これにより、この信号パターン67b,67c間の
静電容量がさらに減小させることができるものである。
【0055】なお、信号パターン67eは図2に示す光
ヘッド45の対物レンズ45cをフォーカシング、トラ
ッキング制御するためのアクチュエータを駆動するため
の電流を供給するためのものである。また、信号パター
ン67fは上述のように光ヘッド45のレーザダイオー
ドを駆動するための電流を供給するためのものであり、
上述のショートランド67aが所定位置に形成されるも
のである。
【0056】
【発明の効果】上述のように請求項1又は2の発明によ
れば、ヘッドに接続される記録再生の信号の授受を行う
ための所定数の信号パターンが形成されたプリント板
を、適宜案内手段を貫通させる開口部が形成されて幅方
向に折曲状態で配線することにより、プリント板を小ス
ペースで配置させることが可能となり、該プリント板の
パターン形成領域が拡大されて大電流用の幅広のパター
ンを形成してもパターン間を広く確保することができ、
静電容量の減小、耐ノイズ性の向上による適切な配線を
行うことができる。
【0057】請求項3の発明によれば、プリント板上の
所定の信号パターンが傾斜されて形成され、折曲時に近
接する当該信号パターン同士が交差状態とさせることに
より、さらなる静電容量の減小、耐ノイズ性の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1の光ヘッドの説明図である。
【図3】図1の駆動ユニットを備えるディスク装置の全
体分解構成図である。
【図4】図3のドライブユニットの分解構成図である。
【図5】本発明に使用されるディスクケースの説明図で
ある。
【図6】光ヘッドに使用される他のFPCの構成図であ
る。
【図7】従来のディスク装置の分解構成図である。
【図8】図7のドライブユニットの概略底面図である。
【符号の説明】
41 ディスク装置 42 駆動ユニット 43 シャーシ 45 光ヘッド 49 キャリアモータ 50 イジェクトモータ 53 中継プリント基板 56,57,57A ,60 FPC 66a,66b 端子部 67 信号パターン 67a ショートランド 67b,67c 傾斜信号パターン 68a〜68c 開口部 71 本体ケース 72 ドライブユニット 73 メインプリント基板 74 カバー 75 ディスクケース 76 ストッパ部材 83 フロントベゼル 91 スライダ 92 ディスホルダ 111 保持部 113 ガイド部 121 ディスク媒体
フロントページの続き (72)発明者 真部 悟 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内 (72)発明者 堀 健一 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内 (72)発明者 伊美 和朋 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着脱自在なディスク媒体に対してヘッ
    ドにより情報の記録再生を行うにあたり、該ヘッドに対
    する記録再生の信号の授受がプリント板により行われる
    ディスク装置において、 前記プリント板は、所定数の信号パターンが形成されて
    可撓自在であり、幅方向に折曲状態で配線されることを
    特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のヘッドは前記ディスク媒
    体の半径方向に案内手段により案内されて移動自在であ
    り、前記プリント板に該案内手段を貫通させる開口部が
    所定数形成されることを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のプリント板は、形
    成される前記信号パターンと折曲線方向が同方向であ
    り、該折曲により近接される所定の該信号パターンを交
    差状態とすべく傾斜させて形成することを特徴とするデ
    ィスク装置。
JP7106417A 1995-04-28 1995-04-28 ディスク装置 Pending JPH08306180A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7106417A JPH08306180A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 ディスク装置
US08/638,546 US5917795A (en) 1995-04-28 1996-04-26 Disk device having a drive unit and a cam plate which moves up and down relative to a disk holder for providing a thin structure
DE19655296A DE19655296B4 (de) 1995-04-28 1996-04-27 Disketteneinheit
DE19616976A DE19616976A1 (de) 1995-04-28 1996-04-27 Disketteneinheit
US09/241,749 US6324153B2 (en) 1995-04-28 1999-02-01 Disk device having vibration absorbers for providing a small-height structure
US09/241,119 US6243346B1 (en) 1995-04-28 1999-02-01 Disk device having a drive unit for providing a small-height structure

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JP7106417A JPH08306180A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 ディスク装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015517168A (ja) * 2012-05-25 2015-06-18 日東電工株式会社 折りたたみ可能なダイナミックループ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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