JPH08248147A - 時計の表示部構造 - Google Patents

時計の表示部構造

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JPH08248147A
JPH08248147A JP4741695A JP4741695A JPH08248147A JP H08248147 A JPH08248147 A JP H08248147A JP 4741695 A JP4741695 A JP 4741695A JP 4741695 A JP4741695 A JP 4741695A JP H08248147 A JPH08248147 A JP H08248147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dial
plate
timepiece
watch case
display
Prior art date
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Pending
Application number
JP4741695A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Sato
順一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP4741695A priority Critical patent/JPH08248147A/ja
Publication of JPH08248147A publication Critical patent/JPH08248147A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字板周囲の切欠きが見えない構造として、
外観を向上させる。 【構成】 文字板7は時計ケース1への組み込み時にお
ける押釦6の軸部14との干渉を防止する切欠き部16
を有している。切欠き部16を覆う目隠し板20を文字
板7と時計ケース1との間に配置する。目隠し板20の
底面に印刷部23を施して、文字板7との判別をなく
し、目隠し板20の上面にデザイン印刷部24を形成し
て、デザイン性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時計における文字板等の
時刻、その他の情報を表示する表示部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電子腕時計では、アラーム時刻の設定や
変更、表示モードの変更あるいは機能の切り換えのため
に、押釦が取り付けられた構造となっている。図7はこ
の構造を有した電子腕時計の従来の内部構造を示す。
【0003】時計ガラス71が嵌め込まれる表示用開口
部72が時計ケース70に形成されており、この時計ケ
ース70に時計モジュール73と、押釦80とが取り付
けられている。
【0004】時計モジュール73は計時機能、その他の
機能を有しており、その上面には文字板74が取り付け
られている。文字板74は略中央部分に軸穴74aが形
成され、時計モジュール73から延びる指針軸75がこ
の軸穴74aを貫通している。この指針軸75には時
針,分針等の指針76が取り付けられており、これによ
り時刻の表示が行なわれる。77は時計モジュール73
を時計ケース70に組み込むための地板である。
【0005】押釦80は時計ケース70の側面に形成さ
れた貫通穴78を挿通することにより、時計ケース70
に取り付けられている。この押釦80は押圧操作される
操作部81と、この操作部81の先端に一体的に形成さ
れて時計ケース70の内部に挿入された軸部82とを備
えている。操作部81はその一部が時計ケース70より
も外方に引き出されており、これにより押圧操作が可能
となっている。軸部82は時計モジュール73と対向し
ており、操作部81への押圧操作で時計ケース70のさ
らに内部に進出して、時計モジュール73に形成された
スイッチ(図示省略)に当接する。これにより所定のス
イッチングが行なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した構造の腕時計
の組み立ては、時計ケース70の側面の貫通穴78に対
して、押釦80を外側から挿入し、軸部82に抜け止め
リング83を係合して抜け止めを行い、その後、文字板
74および時計モジュール73を時計ケース70の下面
から挿入し、地板77により固定することにより行なわ
れる。このような組み立てでは文字板74と押釦80の
軸部82との干渉を防止する必要がある。このため文字
板74の外周部分における軸部82との対応部分に切欠
き部79を形成する必要がある。
【0007】かかるこの切欠き部79は押釦80の軸部
82の長さと比例し、軸部82が長い場合には、その
分、大きく切り欠かれた状態となり、これにより時計ケ
ース70の内側に露出して、時計ガラス71から見え、
外観が低下する不都合がある。この露出を防止するた
め、二点鎖線で示すように切欠き部79の大きさに合わ
せた仕切り壁85を時計ケース70の内面に突出状に形
成している。
【0008】ところが、このように仕切り壁85を設け
ることは、時計ケース70の表示用開口部72が狭くな
り、文字板74の視認可能範囲がその分狭くなって、文
字板74が見にくくなる問題を有している。本発明はこ
のような問題点を考慮してなされたものであり、文字板
に設けた切欠き部を隠蔽するにもかかわらず、時計ケー
スの表示用開口部を広くすることができ、これにより文
字板の視認が容易な時計の表示用開口部を広くすること
ができ、これにより文字板の視認が容易な時計の表示部
構造を提出することを目的とする。また本発明はこれに
より、押釦を装着することに起因した仕切り壁の形成を
不要とする時計の表示部構造を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の時計
の表示部構造は、上面に表示用開口部が形成され、下面
に時計モジュールを収納する収納部が形成された時計ケ
ースと、この時計ケースの収納部に収納され前記表示用
開口部内に露出される切欠き部を有した文字板と、前記
時計ケースの収納部における前記文字板の上側に位置す
るよう配置され少なくとも前記文字板の切欠き部を覆う
被覆部を有する目隠し板と、を備えていることを特徴と
する。
【0010】この構成では、目隠し板が文字板の切欠き
部を、その上側から隠蔽するため、時計ケースの表示用
開口部を大きくしても、切欠き部が見えることがなくな
る。
【0011】本発明の別の時計の表示部構造は、上面に
表示用開口部が形成されると共に、下面に時計モジュー
ルを収納する収納部が形成され、この収納部の側壁に内
部に向けて突出した軸部を有する押釦が設けられた時計
ケースと、この時計ケースの収納部に収納され収納部内
に突出した前記押釦の軸部に対応して前記表示用開口部
内に露出される切欠き部が形成された文字板と、前記時
計ケースの収納部における前記文字板の上側に位置する
よう収納され少なくとも前記文字板の切欠き部を覆う被
覆部を有する目隠し板と、を備えていることを特徴とす
る。
【0012】この構成では、押釦の軸部の長さに対応し
て文字板の切欠き部が大きくなっていても、目隠し板が
隠蔽するため、時計ケースの表示用開口部を大きくで
き、文字板の視認が容易となる。
【0013】上記いずれの構成においても、目隠し板を
枠体形状、すなわち、リング形状に成形することによ
り、目隠し板の重量が少なく、時計全体の重量への負荷
がなくなる。
【0014】また、上記いずれかの構成においても、目
隠し板を文字板と同一色とすることができる。これによ
り目隠し板と文字板との目視判別ができなくなり、目隠
し板と文字板とを一体的に視認することができる。この
場合、目隠し板を文字板と異なった色としても良く、こ
れにより文字板が2色構成となって、デザイン性が向上
する。
【0015】
【実施例】図1〜図6は本発明の一実施例であり、図1
はその全体構成を示す。時計ケース1の上面に表示用開
口部2が形成されると共に、この表示用開口部2の下方
に収納部3が形成されている。この時計ケース1の表示
用開口部2には、時計ガラス4が嵌め込まれて固定され
る一方、収納部3には時計モジュール5が収納される。
また収納部3に対応した時計ケース1の側面には押釦6
が取り付けられている。
【0016】時計モジュール5は計時機能を有してお
り、その上面には文字板7が取り付けられている。文字
板7はその中央部分に軸穴8が形成され、この軸穴8を
時計モジュール5の指針軸9が貫通している。そして、
この指針軸9に時針,分針等の指針10が取り付けられ
て時刻の表示が行なわれる。この場合、文字板7の上面
には、時刻が印刷されている。また、図示例では、文字
板7として電力の入力により発光するエレクトロルミネ
ッセンが使用されている。11は地板であり、時計モジ
ュール5を時計ケース1に取り付けるために用いられ
る。
【0017】押釦6は時計ケース1の側面に形成された
貫通穴12を貫通するように取り付けられている。この
押釦6は時計ケース1の外方に抜け出て、押圧操作され
る操作部13と、この操作部13の先端部に設けられた
軸部14とを備えている。軸部14は時計モジュール5
と対向するように時計ケース1の内部に突出しており、
操作部13への押圧操作によって進出して、時計モジュ
ール5に配置されたスイッチ(図示省略)と当接し、こ
れによりスイッチングが行なわれる。
【0018】この構造の時計は押釦6を貫通穴12の外
側から挿入し、軸部14に抜け止めリング15を係合さ
せた後、文字板7を時計モジュール5と共に、時計ケー
ス1の下面から挿入することにより組み立てられる。こ
の組み立てにおける文字板7と押釦6の軸部14との干
渉を防止するため、文字板7の外周部分には切欠き部1
6が形成される。
【0019】図2はこの文字板7を示し、押釦6の軸部
14と対向した外周部分に複数の切欠き部16が形成さ
れている。同図において、17は時計ケース1の表示用
開口部2と連設するように形成され、表示用開口部2の
一部を構成する見切り部であり(図1参照)、文字板7
の各切欠き部16はこの見切り部17よりも大きくなっ
ている。これにより、切欠き部16は表示用開口部2内
に露出した状態となっている。
【0020】かかる表示用開口部2内に露出した文字板
7の切欠き部16を隠蔽するため、目隠し板20が配置
される。目隠し板20は図1に示すように、表示用開口
部2の一部を構成する見切り部17の下面と、文字板7
の外周部分とに挟まれるように配置されている。この目
隠し板20は文字板7における切欠き部16を少なくと
も覆う幅を有した枠体形状(リング形状)に成形されて
おり、その配設により切欠き部16を上面から覆って、
これを隠蔽する。
【0021】図3は目隠し板20を示し、全体がリング
形状となっている。この目隠し板20は透明な可撓性を
有した樹脂(例えばポリカーボネート)により成形され
る。また目隠し板20における外周部分は押釦6の切欠
き部16を覆う被覆部21となっており、この被覆部2
1の内側部分が見切り部17よりも時計ケース1の内方
に位置する表示部22となっている。この目隠し板20
の下面全体に対して、図1に示すように印刷を施した印
刷部23が設けられる。この印刷部23は文字板7と同
一色となるように、印刷されており、これにより目隠し
板20と文字板7との目視判別ができず、外観上、目隠
し板20は文字板7と一体となる。従って、文字板7の
切欠き部16が外部から見えることなく、外観が向上す
る。
【0022】これに加えて、本実施例では、目隠し板2
0の表示部22の上面に対して、図1に示すようにデザ
イン印刷部24が設けられる。このデザイン印刷部24
は目隠し板20の表示部22の上面に印刷を行なうこと
により形成されるものである。このデザイン印刷部24
における印刷を、例えば図3に示すように、時分を表示
する放射状の線分とすることにより、デザイン性が向上
する。目隠し板20が文字板7と一体化して、時刻表示
を行なうように作用し、目隠し板20の判別がさらにで
きなくなる。
【0023】図4は文字板7上に目隠し板20を重ね合
わせた状態を示し、この状態では目隠し板20の被覆部
21が文字板7の切欠き部16を覆って、その露出を防
止している。また、表示部22のデザイン印刷部24が
文字板7の時分を表示して文字板7と一体となってい
る。
【0024】図5は目隠し板20を用いることなく、時
計モジュール5と共に文字板7を時計ケース1内に挿入
した状態であり、押釦6の軸部14が文字板7の切欠き
部16と対応しており、切欠き部16が外部から視認さ
れた状態となっている。これに対し、図6は目隠し板2
0を文字板7上に配置した本実施例を示し、目隠し板2
0の被覆部21によって切欠き部16が隠蔽されて、見
えないため、外観が向上している。また目隠し板20の
デザイン印刷部24が文字板7の一部を構成するため、
デザイン性が付与されている。
【0025】以上のような本実施例では、目隠し板20
の被覆部21が文字板7の切欠き部16を覆って、これ
を隠蔽するため、切欠き部16が外方から見えず、外観
が向上する。また、このため時計ケース1の表示用開口
部2(見切り部17)を広くすることができ、文字板7
の視認が容易となる。
【0026】本発明は上記実施例に限定されることな
く、種々変形が可能である。例えば目隠し板20を文字
板7の色と異なった色の材質を用いたり、異なった色の
印刷を施して、カラフルとしても良く、これにより、デ
ザイン性がさらに向上する。また目隠し板20を枠体形
状とすることなく、平板形状としても良く、可撓性を有
していなくても良い。さらに本発明は文字板7に切欠き
部16が形成されるものであれば、押釦6を設けていな
い時計に対しても同様に適用でき、腕時計以外の置き時
計に対しても同様に適用できる。
【0027】
【発明の効果】本発明は文字板の切欠き部を覆う目隠し
板を文字板上に配置するため、切欠き部が見えることな
く、外観が向上すると共に、文字板を透視する時計ケー
スの表示用開口部を大きくすることができ、これによ
り、文字板の視認が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図。
【図2】文字板の平面図。
【図3】目隠し板の平面図。
【図4】目隠し板の重ね合わせ状態の平面図。
【図5】目隠し板を用いない状態の時計ケースの平面
図。
【図6】一実施例の時計ケースの平面図。
【図7】従来構造の断面図。
【符号の説明】
1 時計ケース 2 表示用開口部 3 収納部 4 時計ガラス 5 時計モジュール 6 押釦 7 文字板 14 軸部 16 切欠き部 20 目隠し板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に表示用開口部が形成され、下面に
    時計モジュールを収納する収納部が形成された時計ケー
    スと、 この時計ケースの収納部に収納され前記表示用開口部内
    に露出される切欠き部を有した文字板と、 前記時計ケースの収納部における前記文字板の上側に位
    置するよう配置され少なくとも前記文字板の切欠き部を
    覆う被覆部を有する目隠し板と、を備えていることを特
    徴とする時計の表示部構造。
  2. 【請求項2】 上面に表示用開口部が形成されると共
    に、下面に時計モジュールを収納する収納部が形成さ
    れ、この収納部の側壁に内部に向けて突出した軸部を有
    する押釦が設けられた時計ケースと、 この時計ケースの収納部に収納され収納部内に突出した
    前記押釦の軸部に対応して前記表示用開口部内に露出さ
    れる切欠き部が形成された文字板と、 前記時計ケースの収納部における前記文字板の上側に位
    置するよう収納され少なくとも前記文字板の切欠き部を
    覆う被覆部を有する目隠し板と、を備えていることを特
    徴とする時計の表示部構造。
  3. 【請求項3】 前記目隠し板は枠体形状に成形されてい
    ることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載
    の時計の表示部構造。
  4. 【請求項4】 前記目隠し板は前記文字板と同一色であ
    ることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載
    の時計の表示部構造。
JP4741695A 1995-03-07 1995-03-07 時計の表示部構造 Pending JPH08248147A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014035231A (ja) * 2012-08-08 2014-02-24 Casio Comput Co Ltd 見切り構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014035231A (ja) * 2012-08-08 2014-02-24 Casio Comput Co Ltd 見切り構造

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