JPH082409A - 車輌搬送用軌道走行台車 - Google Patents
車輌搬送用軌道走行台車Info
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- JPH082409A JPH082409A JP15967194A JP15967194A JPH082409A JP H082409 A JPH082409 A JP H082409A JP 15967194 A JP15967194 A JP 15967194A JP 15967194 A JP15967194 A JP 15967194A JP H082409 A JPH082409 A JP H082409A
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- Japan
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- vehicle
- track
- vehicles
- chassis
- carrying platform
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の車輌搬送用軌道走行台車は、積載する
車輌や作業機の種類によって専用の搬送台を製作使用し
なければならないという欠点を有していたが、これを汎
用性のある台車を提供せんとするものである。 【構成】 ボギ−台車(16)上に車台(1)を心皿
(15)を介して構成し、車台(1)上にはタ−ンテ−
ブル(2)を介して車輌積載台(3)を左右旋回可能に
構成すると共に、車台(1)の前後にはアウトリガ−ジ
ャッキ(18)を、又車輌積載台、(3)の両端部には
乗降用踏板(4)を有する車止め兼乗降機能を構成して
車台(1)及び車輌積載台(3)を軌道上に安定した状
態でかつ、軌道の両側如何なる方向からも又如何なる種
類や機種の車輌等をも積載して走行可能な構成を有す
る。
車輌や作業機の種類によって専用の搬送台を製作使用し
なければならないという欠点を有していたが、これを汎
用性のある台車を提供せんとするものである。 【構成】 ボギ−台車(16)上に車台(1)を心皿
(15)を介して構成し、車台(1)上にはタ−ンテ−
ブル(2)を介して車輌積載台(3)を左右旋回可能に
構成すると共に、車台(1)の前後にはアウトリガ−ジ
ャッキ(18)を、又車輌積載台、(3)の両端部には
乗降用踏板(4)を有する車止め兼乗降機能を構成して
車台(1)及び車輌積載台(3)を軌道上に安定した状
態でかつ、軌道の両側如何なる方向からも又如何なる種
類や機種の車輌等をも積載して走行可能な構成を有す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路走行車輌や各種作業
用車輌等を軌道上搬送する際の軌道走行台車の改良に関
するものである。
用車輌等を軌道上搬送する際の軌道走行台車の改良に関
するものである。
【0002】
(1) 従来各種作業用車輌や道路走行車輌の軌道上で
の走行及び搬送方法としては、当該車輌に軌道走行用車
輪を設け、車台下部に直接昇降及び回転するジャッキ付
タ−ンテ−デルを取付け、直角方向より軌道中心に乗り
入れ、ジャッキで車輪又は作業機(車輌)を浮き上がら
せタ−ンテ−ブルにて回転させて軌道に載せ走行する作
業用車輌や作業機(マツダ及び旧国鉄開発のもの。)が
提供されている。 (2) 又軌道の終端からこれに並行に乗り入れ軌道走
行車輪を軌条に降着させて走行するバス型、又はクレ−
ン車或はパワ−シャベル等の無限軌道形作業機(富士重
工のバスタイプ、アイチ車輌や新明和等の穴堀建柱車、
コマツ製作所のパワ−ショベル等の保線用機械など。)
等がある。 (3) 又専用の乗入れ台から専用貨車後端部へ乗り込
み、所定の位置まで自走し、固定の後貨物列車として搬
送するピギ−・パック方式(JR貨物と通運業者の共同
開発方式や、スイス又は我が国の乗用車搬送方式)が提
供されており、 (4) 又軌道走行用台車を、道路走行用の車輪の下に
履かせて自走又は牽引されて走行する方法(出願人提供
の軌道台車)が提供されている。
の走行及び搬送方法としては、当該車輌に軌道走行用車
輪を設け、車台下部に直接昇降及び回転するジャッキ付
タ−ンテ−デルを取付け、直角方向より軌道中心に乗り
入れ、ジャッキで車輪又は作業機(車輌)を浮き上がら
せタ−ンテ−ブルにて回転させて軌道に載せ走行する作
業用車輌や作業機(マツダ及び旧国鉄開発のもの。)が
提供されている。 (2) 又軌道の終端からこれに並行に乗り入れ軌道走
行車輪を軌条に降着させて走行するバス型、又はクレ−
ン車或はパワ−シャベル等の無限軌道形作業機(富士重
工のバスタイプ、アイチ車輌や新明和等の穴堀建柱車、
コマツ製作所のパワ−ショベル等の保線用機械など。)
等がある。 (3) 又専用の乗入れ台から専用貨車後端部へ乗り込
み、所定の位置まで自走し、固定の後貨物列車として搬
送するピギ−・パック方式(JR貨物と通運業者の共同
開発方式や、スイス又は我が国の乗用車搬送方式)が提
供されており、 (4) 又軌道走行用台車を、道路走行用の車輪の下に
履かせて自走又は牽引されて走行する方法(出願人提供
の軌道台車)が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術(1)及
び(2)の手段では、作業用車輌に軌道走行用車輪やジ
ャッキ付タ−ンテ−ブルを一台一台取付けなければなら
ないという製造上や構造上の問題と共に極めて高価とな
る等の経済上の問題と、然も専用型として用途が限定さ
れ互換性がないという使用上の問題点が存在する。又前
記従来技術(3)の手段では、乗り入れ用構台を必要と
し、編成の中間での乗り降りが不可能で、然も作業車等
の場合特定の方向しか荷降しが出来ないという欠点を有
し、又前記従来技術(4)の手段の場合は、搭載する車
輌にアウトリガ−ジャッキ等車体を持ち上げる装置が必
要であり、どのような種類の車輌にも通用する手段とい
うものではない(汎用性がない。)。そこで出願人は上
記の問題点を解消し、汎用性を有する車輌搬送用軌道走
行台車を提供せんとするものである。
び(2)の手段では、作業用車輌に軌道走行用車輪やジ
ャッキ付タ−ンテ−ブルを一台一台取付けなければなら
ないという製造上や構造上の問題と共に極めて高価とな
る等の経済上の問題と、然も専用型として用途が限定さ
れ互換性がないという使用上の問題点が存在する。又前
記従来技術(3)の手段では、乗り入れ用構台を必要と
し、編成の中間での乗り降りが不可能で、然も作業車等
の場合特定の方向しか荷降しが出来ないという欠点を有
し、又前記従来技術(4)の手段の場合は、搭載する車
輌にアウトリガ−ジャッキ等車体を持ち上げる装置が必
要であり、どのような種類の車輌にも通用する手段とい
うものではない(汎用性がない。)。そこで出願人は上
記の問題点を解消し、汎用性を有する車輌搬送用軌道走
行台車を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前後両端部に
軌道走行車輪を構成してなる車台の略々中央部にタ−ン
テ−ブルを設け、このタ−ンテ−ブル上に車輌積載台を
タ−ンテ−ブルを介して車台上で旋回可能に構成してな
り、更に車輌積載台の両端には車止め兼車輌乗降機構を
設けてその踏板を上下回動自在なるよう構成すると共
に、前記車台の前後にはアウトリガ−ジャッキからなる
安定機構を設け、牽引され又は自走して各種車輌等を搬
送可能に構成することにより前記問題点を解した。
軌道走行車輪を構成してなる車台の略々中央部にタ−ン
テ−ブルを設け、このタ−ンテ−ブル上に車輌積載台を
タ−ンテ−ブルを介して車台上で旋回可能に構成してな
り、更に車輌積載台の両端には車止め兼車輌乗降機構を
設けてその踏板を上下回動自在なるよう構成すると共
に、前記車台の前後にはアウトリガ−ジャッキからなる
安定機構を設け、牽引され又は自走して各種車輌等を搬
送可能に構成することにより前記問題点を解した。
【0005】
【実施例】図1及び図2は本発明である車輌搬送用軌道
走行台車の実施例で、図1はその第1実施例の斜視説明
図であり、図2は第2実施例で道路走行用車輌等を積載
した状態を示す側面説明図である。
走行台車の実施例で、図1はその第1実施例の斜視説明
図であり、図2は第2実施例で道路走行用車輌等を積載
した状態を示す側面説明図である。
【0006】次に実施例について図面に従って説明す
る。図1は本発明車輌搬送用軌道走行台車の第1実施例
で、車台(1)及びタ−ンテ−ブル(2)並びに車輌積
載台(3)、更に車輌積載台の前後に設けた車止め兼乗
降機構と、車台の前後に設けた車台フレ−ム安定機構及
び走行機構とから構成されている。以下各機構について
説明する。
る。図1は本発明車輌搬送用軌道走行台車の第1実施例
で、車台(1)及びタ−ンテ−ブル(2)並びに車輌積
載台(3)、更に車輌積載台の前後に設けた車止め兼乗
降機構と、車台の前後に設けた車台フレ−ム安定機構及
び走行機構とから構成されている。以下各機構について
説明する。
【0007】車台(1)は、中央に巾広の車台センタ−
フレ−ム(5)を設けてなる長方形の車台主フレ−ム
(6)と、該フレ−ム(6)の両端部に該フレ−ム
(6)と一体としてアウトリガ−ケ−ス(7)を適宜の
高さを有して外向けに斜上の立ち上りをもって形成し、
更にその頂部から適宜の長さをもって車台サイドフレ−
ム(8)を水平に形成している。(9)は該フレ−ム
(8)のセンタ−フレ−ムであり、(10)は車台サイ
ドフレ−ム(8)の先端中心部に設けてある連結装置、
(11)はボギ−台車の心皿(15)との連結用中心ピ
ンである。
フレ−ム(5)を設けてなる長方形の車台主フレ−ム
(6)と、該フレ−ム(6)の両端部に該フレ−ム
(6)と一体としてアウトリガ−ケ−ス(7)を適宜の
高さを有して外向けに斜上の立ち上りをもって形成し、
更にその頂部から適宜の長さをもって車台サイドフレ−
ム(8)を水平に形成している。(9)は該フレ−ム
(8)のセンタ−フレ−ムであり、(10)は車台サイ
ドフレ−ム(8)の先端中心部に設けてある連結装置、
(11)はボギ−台車の心皿(15)との連結用中心ピ
ンである。
【0008】タ−ンテ−ブル(2)は車台センタ−フレ
−ム(5)の中央に旋回可能に構成されている。
−ム(5)の中央に旋回可能に構成されている。
【0009】車輌積載台(3)は、メ−ンフレ−ム(1
2)を中央に設けその両サイドに、サイドフレ−ム(1
3)(13)をメ−ンフレ−ム(12)と一体として設
け、サイドフレ−ム(13)(13)の両アウトサイド
には積載した作業車輌等の横滑り防止兼車輪案内(2
2)がサイドフレ−ム(13)(13)の上面より高く
して一体的に設けられ、メ−ンフレ−ム(12)の中央
部においてタ−ンテ−ブル(2)によって旋回可能に設
置構成されている。
2)を中央に設けその両サイドに、サイドフレ−ム(1
3)(13)をメ−ンフレ−ム(12)と一体として設
け、サイドフレ−ム(13)(13)の両アウトサイド
には積載した作業車輌等の横滑り防止兼車輪案内(2
2)がサイドフレ−ム(13)(13)の上面より高く
して一体的に設けられ、メ−ンフレ−ム(12)の中央
部においてタ−ンテ−ブル(2)によって旋回可能に設
置構成されている。
【0010】走行機構は、車台(1)の両端に構成して
ある車台サイドフレ−ム(8)の下方に連結配設するボ
ギ−台車(16)と連結装置(10)及び連結用の中心
ピン(11)とからなり、ボギ−台車(16)の心皿
(15)を介して連結用の中心ピン(11)をもって車
台サイドフレ−ム(8)と連結してある。走行のための
動力は本実施例においては牽引車(図示せず。)を使用
するものとし、牽引車は連結装置(10)に連結され
る。
ある車台サイドフレ−ム(8)の下方に連結配設するボ
ギ−台車(16)と連結装置(10)及び連結用の中心
ピン(11)とからなり、ボギ−台車(16)の心皿
(15)を介して連結用の中心ピン(11)をもって車
台サイドフレ−ム(8)と連結してある。走行のための
動力は本実施例においては牽引車(図示せず。)を使用
するものとし、牽引車は連結装置(10)に連結され
る。
【0011】次に車台フレ−ム安定機構について説明す
る。この機構は車輌積載台(3)に車輌を積み降ろしす
る際車台(1)の動揺を防止し軌道上に安定させるため
の機構で、車台(1)の前後に構成してあるアウトリガ
−ケ−ス(7)内に嵌挿してなるアウトリガ−(17)
と、アウトリガ−(17)の両端に設けたアウトリガ−
ジャッキ(18)とから構成され、アウトリガ−(1
7)の左右伸縮は該リガ−(17)内に設けてある流体
シリンダ−で行い、アウトリガ−ジャッキ(18)の上
下伸縮もジャッキケ−ス(19)内に内蔵する(図示せ
ず。)流体シリンダ−で行う。
る。この機構は車輌積載台(3)に車輌を積み降ろしす
る際車台(1)の動揺を防止し軌道上に安定させるため
の機構で、車台(1)の前後に構成してあるアウトリガ
−ケ−ス(7)内に嵌挿してなるアウトリガ−(17)
と、アウトリガ−(17)の両端に設けたアウトリガ−
ジャッキ(18)とから構成され、アウトリガ−(1
7)の左右伸縮は該リガ−(17)内に設けてある流体
シリンダ−で行い、アウトリガ−ジャッキ(18)の上
下伸縮もジャッキケ−ス(19)内に内蔵する(図示せ
ず。)流体シリンダ−で行う。
【0012】車止め兼乗降機構は、車輌積載台(3)に
車輌や作業機の乗り降りを容易にすること及び搭載車輌
の車止め並びに乗り降りの際車輌積載台(3)の動揺を
防止して安定化をはかるための機構で車輌積載台(3)
の両サイドフレ−ム(13)(13)の両端部にそれぞれ
上下回動自在に軸着した車止め兼乗降踏板(4)と、サ
イドフレ−ム(13)(13)の両アウトサイドに構成
した横滑り防止兼車輪案内 (22)の両端部上にそれ
ぞれ設けてある各流体シリンダ−(14)とからなり、
車止め兼乗降用踏板(4)を流体シリンダ−(14)の
作動によって上下回動自在なるよう直結した構成となっ
ている。図中(23)はその連結ア−ム、(24)は流
体シリンダ−(14)の固定ア−ム、(25)は車止め
兼乗降用踏板(4)の回動シャフト、(26)は車止め
兼乗降用踏板(4)の両サイドに設けた車輪案内であ
る。
車輌や作業機の乗り降りを容易にすること及び搭載車輌
の車止め並びに乗り降りの際車輌積載台(3)の動揺を
防止して安定化をはかるための機構で車輌積載台(3)
の両サイドフレ−ム(13)(13)の両端部にそれぞれ
上下回動自在に軸着した車止め兼乗降踏板(4)と、サ
イドフレ−ム(13)(13)の両アウトサイドに構成
した横滑り防止兼車輪案内 (22)の両端部上にそれ
ぞれ設けてある各流体シリンダ−(14)とからなり、
車止め兼乗降用踏板(4)を流体シリンダ−(14)の
作動によって上下回動自在なるよう直結した構成となっ
ている。図中(23)はその連結ア−ム、(24)は流
体シリンダ−(14)の固定ア−ム、(25)は車止め
兼乗降用踏板(4)の回動シャフト、(26)は車止め
兼乗降用踏板(4)の両サイドに設けた車輪案内であ
る。
【0013】本実施例は以上のような構成を有するから
道路走行車輌や作業車等を搭載する場合、牽引車(図示
せず。)を連結装置(10)に連結し牽引車の動力源と
タ−ンテ−ブル(2)及びアウトリガ−(17)内の流
体シリンダ−並びに流体シリンダ−(14)、アウトリ
ガ−ジャッキ(18)内の流体シリンダ−の各作動機構
を連結し、アウトリガ−(17)をアウトリガ−ケ−ス
(7)内に、またアウトリガ−ジャッキ(18)をその
ケ−ス(19)内に収容し、車止め兼乗降用踏板(4)
を上方回動して立て、車輌積載台(3)を旋回して車台
(1)と平行に位置せしめて軌道上を走行し作業車等の
積載現場に到る。積載現場ではタ−ンテ−ブル(2)を
作動旋回して車輌積載台(3)を積載する作業車等の方
向に向けると共に前後の両アウトリガ−(17)を適宜
伸張し、次いでアウトリガ−ジャッキ(18)(正確に
はジャッキケ−ス(19)内の流体シリンダ−)を作動
して地上に立て、更に流体シリンダ−(14)を作動し
てすべての車止め兼乗降用踏板(4)を下方回動してそ
の先端部を接地する。この際流体シリンダ−(14)の
作動で該踏板(4)を地上に強く押しつけ且つ車輌積載
台(3)をなるべく水平に保持し積載準備を完了する。
積載準備が完了したならば作業車等を運転して車止め兼
乗降用踏板(4)から車輌積載台(3)に昇る。積載完
了したならば流体シリンダ−(14)をもって車止め兼
乗降用踏板(4)を上方回動して積載車輌が前後に移動
しないよう車止めとなし、タ−ンテ−ブル(2)を旋回
して車輌積載台(3)を車台(1)と平行ならしめ、ア
ウトリガ−ジャッキ(18)をそのケ−ス内に収容する
と共に、アウトリガ−(17)をアウトリガ−ケ−ス
(7)内に収容して積載作業車等を目的地まで軌道(2
1)上を搬送する。作業車等を降車する場合はアウトリ
ガ−ジャッキ(18)でもって車台(1)を安定させ、
タ−ンテ−ブル(2)を作動し車輌積載台(3)を旋回
して降車方向と一致させ、流体シリンダ−(14)を作
動して車止め兼乗降用踏板(4)を下方回動してこれを
接地固定して降車する。
道路走行車輌や作業車等を搭載する場合、牽引車(図示
せず。)を連結装置(10)に連結し牽引車の動力源と
タ−ンテ−ブル(2)及びアウトリガ−(17)内の流
体シリンダ−並びに流体シリンダ−(14)、アウトリ
ガ−ジャッキ(18)内の流体シリンダ−の各作動機構
を連結し、アウトリガ−(17)をアウトリガ−ケ−ス
(7)内に、またアウトリガ−ジャッキ(18)をその
ケ−ス(19)内に収容し、車止め兼乗降用踏板(4)
を上方回動して立て、車輌積載台(3)を旋回して車台
(1)と平行に位置せしめて軌道上を走行し作業車等の
積載現場に到る。積載現場ではタ−ンテ−ブル(2)を
作動旋回して車輌積載台(3)を積載する作業車等の方
向に向けると共に前後の両アウトリガ−(17)を適宜
伸張し、次いでアウトリガ−ジャッキ(18)(正確に
はジャッキケ−ス(19)内の流体シリンダ−)を作動
して地上に立て、更に流体シリンダ−(14)を作動し
てすべての車止め兼乗降用踏板(4)を下方回動してそ
の先端部を接地する。この際流体シリンダ−(14)の
作動で該踏板(4)を地上に強く押しつけ且つ車輌積載
台(3)をなるべく水平に保持し積載準備を完了する。
積載準備が完了したならば作業車等を運転して車止め兼
乗降用踏板(4)から車輌積載台(3)に昇る。積載完
了したならば流体シリンダ−(14)をもって車止め兼
乗降用踏板(4)を上方回動して積載車輌が前後に移動
しないよう車止めとなし、タ−ンテ−ブル(2)を旋回
して車輌積載台(3)を車台(1)と平行ならしめ、ア
ウトリガ−ジャッキ(18)をそのケ−ス内に収容する
と共に、アウトリガ−(17)をアウトリガ−ケ−ス
(7)内に収容して積載作業車等を目的地まで軌道(2
1)上を搬送する。作業車等を降車する場合はアウトリ
ガ−ジャッキ(18)でもって車台(1)を安定させ、
タ−ンテ−ブル(2)を作動し車輌積載台(3)を旋回
して降車方向と一致させ、流体シリンダ−(14)を作
動して車止め兼乗降用踏板(4)を下方回動してこれを
接地固定して降車する。
【0014】
【実施例】図2は本発明の第2実施例で、第1実施例と
構成上異なる点は、車台(1)の両端の何れかの一端
を、車台サイドフレ−ム(8)にかえて動力ユニット車
(20)を連結構成し前記実施例1の牽引車にかわって本発
明搬送用軌道走行台車を牽引し且つ動力ユニット車の動
力を作業車等の乗降に際して各部各機構の動力源として
使用する点である。その他の構成及び作用はすべて第1
実施例と同様である。
構成上異なる点は、車台(1)の両端の何れかの一端
を、車台サイドフレ−ム(8)にかえて動力ユニット車
(20)を連結構成し前記実施例1の牽引車にかわって本発
明搬送用軌道走行台車を牽引し且つ動力ユニット車の動
力を作業車等の乗降に際して各部各機構の動力源として
使用する点である。その他の構成及び作用はすべて第1
実施例と同様である。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、車台
(1)の上にタ−ンテ−ブル(2)を介して車輌積載台
(3)を旋回可能に構成してあるから、軌道(21)両
側のどのような角度の方向にも車輌積載台(3)を旋回
して位置させることが可能な為当該方向からの車輌等の
積載及び降車が可能という大きな効を奏するものであ
る。又車台(1)の前後両端部には車台主フレ−ム
(6)及び車台サイドフレ−ム(8)の安定機構として
アウトリガ−ジャッキ(18)が車台(1)の前後及び
左右両側に伸縮可能な構成を有して車台と一体的に設け
られているから、車台(1)を作業現場の広狭に左右さ
れず軌道(21)及び地上に安定して支持可能であり、
かてて加えて車止め兼乗降機構の流体シリンダ−(1
4)によって車止め兼乗降用踏板(4)を接地し且つ安
定(シリンダ−を伸長させることにより該踏板を地表に
強く押しつけることができる。)的に車輌積載台(3)
を支持することが可能と言う効を奏するから、車輌や作
業機の乗降作業の際本発明の車輌搬送用軌道走行台車は
前後左右に動揺することなく安全に乗降作業を実施する
ことが可能であるという大きな効を奏する。然も従来こ
の種搬送台車のように乗り入れ構台を必要としないとい
う効をも併せて奏するものである。又、車輌積載台に積
載するため、積載搬送する車輌又は作業機自体にアウト
リガ−ジャッキを取付けて車体を持ち上げて積載すると
いう従来技術からも解放される(搬送する車輌にアウト
リガ−ジャッキを設ける必要がない。)という効をも奏
する。次に従来技術と異なり、牽引車で牽引することが
できるばかりでなく動力ユニット車(20)でも牽引走
行可能に構成することができ、且つタ−ンテ−ブル
(2)をもって旋回する車輌積載台(3)と前記のよう
な構成と作用を有する車止め兼乗降機構を有するので車
輌や作業車の種別或は機種の如何を問わず積載搬送可能
(汎用性を有する。)という大きな効をも奏するばかり
でなく、車輌や作業車の種別や機種に応じて個別に専用
型の搬送台車を製作する必要もないので極めて経済性に
富むという利点をも有する。
(1)の上にタ−ンテ−ブル(2)を介して車輌積載台
(3)を旋回可能に構成してあるから、軌道(21)両
側のどのような角度の方向にも車輌積載台(3)を旋回
して位置させることが可能な為当該方向からの車輌等の
積載及び降車が可能という大きな効を奏するものであ
る。又車台(1)の前後両端部には車台主フレ−ム
(6)及び車台サイドフレ−ム(8)の安定機構として
アウトリガ−ジャッキ(18)が車台(1)の前後及び
左右両側に伸縮可能な構成を有して車台と一体的に設け
られているから、車台(1)を作業現場の広狭に左右さ
れず軌道(21)及び地上に安定して支持可能であり、
かてて加えて車止め兼乗降機構の流体シリンダ−(1
4)によって車止め兼乗降用踏板(4)を接地し且つ安
定(シリンダ−を伸長させることにより該踏板を地表に
強く押しつけることができる。)的に車輌積載台(3)
を支持することが可能と言う効を奏するから、車輌や作
業機の乗降作業の際本発明の車輌搬送用軌道走行台車は
前後左右に動揺することなく安全に乗降作業を実施する
ことが可能であるという大きな効を奏する。然も従来こ
の種搬送台車のように乗り入れ構台を必要としないとい
う効をも併せて奏するものである。又、車輌積載台に積
載するため、積載搬送する車輌又は作業機自体にアウト
リガ−ジャッキを取付けて車体を持ち上げて積載すると
いう従来技術からも解放される(搬送する車輌にアウト
リガ−ジャッキを設ける必要がない。)という効をも奏
する。次に従来技術と異なり、牽引車で牽引することが
できるばかりでなく動力ユニット車(20)でも牽引走
行可能に構成することができ、且つタ−ンテ−ブル
(2)をもって旋回する車輌積載台(3)と前記のよう
な構成と作用を有する車止め兼乗降機構を有するので車
輌や作業車の種別或は機種の如何を問わず積載搬送可能
(汎用性を有する。)という大きな効をも奏するばかり
でなく、車輌や作業車の種別や機種に応じて個別に専用
型の搬送台車を製作する必要もないので極めて経済性に
富むという利点をも有する。
図1 本願発明の第1実施例で、斜視説明図である。 図2 本願発明の第2実施例で、側面説明図である。
1 車台 2 タ−ンテ−ブル 3 車輌積載台 4 車止め兼乗降用踏板 5 車台センタ−フレ−ム 6 車台主フレ−ム 7 アウトリガ−ケ−ス 8 車台サイドフレ−ム 9 センタ−フレ−ム(車台サイドフレ−ムの) 10 連結装置 11 中心ピン 12 メ−ンフレ−ム(車輌積載台の) 13 サイドフレ−ム(車輌積載台の) 14 流体シリンダ− 15 心皿 16 ボギ−台車 17 アウトリガ− 18 アウトリガ−ジャッキ 19 ジャッキケ−ス 20 動力ユニット車 21 軌道 22 横滑り防止兼車輪案内 23 連結ア−ム(流体シリンダ−14の) 24 固定ア−ム(流体シリンダ−14の) 25 回動シャフト(車止め兼乗降用踏板の) 26 車輪案内 27 車輪 28 道路走行車輌又は作業車輌 29 吊下げリンク 30 左右割形軌道走行車輪 31 動力ユニット
Claims (2)
- 【請求項1】 道路走行車輌又は各種作業用車輌等を搭
載して軌道上を走行する台車において、車台の上に、タ
−ンテ−デルを介して車輌積載台を左右旋回可能なるよ
うに構成し、軌道の両サイドから車輌積載台に道路走行
車輌又は各種作業用車輌等を乗降可能なるよう構成して
なることを特徴とする、牽引され又は自走する車輌搬送
用軌道走行台車。 - 【請求項2】 車輌積載台の前後両端部に、車止め兼車
輌乗降機構を上下回動自在に構成すると共に車台の前後
にはアウトリガ−ジャッキを構成してなることを特徴と
する前記請求項1記載の車輌搬送用軌道走行台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15967194A JPH082409A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 車輌搬送用軌道走行台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15967194A JPH082409A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 車輌搬送用軌道走行台車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH082409A true JPH082409A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15698795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15967194A Pending JPH082409A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 車輌搬送用軌道走行台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082409A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-06-20 JP JP15967194A patent/JPH082409A/ja active Pending
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