JPH0821860A - 交流ピーク値チェック装置 - Google Patents

交流ピーク値チェック装置

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Publication number
JPH0821860A
JPH0821860A JP13863094A JP13863094A JPH0821860A JP H0821860 A JPH0821860 A JP H0821860A JP 13863094 A JP13863094 A JP 13863094A JP 13863094 A JP13863094 A JP 13863094A JP H0821860 A JPH0821860 A JP H0821860A
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JP
Japan
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wave
output
value
measured
peak value
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13863094A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Takemoto
信之 竹本
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TECHNO I T KK
Original Assignee
TECHNO I T KK
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Publication date
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Publication of JPH0821860A publication Critical patent/JPH0821860A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 交流電圧のピーク値が設定範囲内にあるかど
うかを簡単な装置で正確にチェックできるようにする。 【構成】 全波整流器2と、交流の被測定波のピーク値
が設定最高値VHと設定最低値VLの範囲内にあるかを
検知する手段と、設定範囲外の時に異常であることを出
力する手段と、半サイクル毎にリセットする手段を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交流電圧のピーク値が設
定範囲内にあるかどうかをチェックする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電気機器に交流を印加して、そ
の電圧が所定の範囲内にあるかどうかを検知して、その
許容範囲から外れていると警報を出すようにした技術は
知られているが、この電圧を測定するためには、部品の
出力を一旦直流に変換してから電圧を測定したり、実効
電圧を求めて測定するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
測定方法では正確なチェックができないのである。つま
り、被測定交流電圧を直流に変換してしまうと、どの時
点で設定範囲を越え、異常電圧になったかが正確に判ら
なくなってしまい、また、実効電圧においても平均化さ
れて、或る時点において一つのピーク(半サイクル)が
許容範囲を外れても見逃してしまうことがあったのであ
る。また、直流に変換する場合にはコンバータが必要に
なるので、部品点数が増加してコストアップとなってい
た。そこで本発明は半サイクルずつ許容範囲内にあるか
をチェックできるようにするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。即ち、全波整流器と、被測定波を微分
することにより、その測定波の極大、又は極小となる、
即ちピーク時点を検知する手段と、交流の被測定波のピ
ーク値が設定最高値と設定最低値の範囲内にあるかを検
知する手段と、設定範囲外の時に異常であることを出力
する手段と、半サイクル毎にリセットする手段を設けた
ものである。
【0005】
【作用】次に作用を説明する。即ち、測定したい電気部
品に交流を流して、その被測定波を整流器によって全波
整流され、微分器による極大、又は極小の時点における
全波整流の値を比較器によって半サイクル毎にそのピー
ク値が設定範囲内にあるかが検知されて、設定外の値と
なると、異常であることが出力されて、測定を停止し、
その部品が所定の特性を持っていないことがわかり、不
良部品を容易に取り出せる。
【0006】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は本発明の交流
ピーク値チェック装置の概要を示すブロック図、図2は
測定フローチャート、図3は交流ピーク値チェック装置
の一実施例の回路図、図4は正常出力の場合のタイムチ
ャート、図5は出力が設定値よりも低くなった場合のタ
イムチャート、図6は出力が設定値よりも高くなった場
合のタイムチャートである。
【0007】本発明の交流ピーク値チェック装置は、例
えばサーミスタ等の電子部品に交流電流を流して、所定
の電圧が得られるかどうかをチェックするための装置で
あり、その構成は、図1に示すように、交流の印加電圧
発生装置Fと交流ピーク値チェック装置Aとの間にチェ
ックしたい部品Wを介装し、印加電圧発生装置Fから所
定の交流電圧を印加すると、その出力電圧が許容範囲内
にあるかを測定して、範囲外であれば警報装置(または
異常表示装置)Bによって警報が発せられるようにして
いる。
【0008】前記交流ピーク値チェック装置Aは図2に
示すように制御されており、まず、交流の半サイクルを
いくつ測定するかを、測定回数Nで設定し、被測定波の
ピーク値の許容最低値VLと許容最高値VHをそれぞれ
設定器によって設定して読み込み、部品Wに所定電圧の
交流を印加すると、全波整流されて、そのピーク出力V
が許容最高値VHよりも高い場合は不良品であり警報を
発し、また、そのピーク出力Vが許容最低値VLよりも
低い場合にも不良品であり警報を発し、許容範囲内であ
れば次の半サイクルについて前記同様に測定し、設定回
数(N回)測定すると、次の部品の測定を行うようにし
ている。
【0009】次に、図3に示す具体的な回路に従って説
明すると、部品Wが接続された入力端子1に被測定波
(交流)が入力され、該入力端子1には全波整流器2と
微分器3が並列接続され、該微分器3の出力側には零電
圧を検知して、単一パルス出力を発する零コンパレータ
4が接続される。そして、前記全波整流器2の出力側に
は比較器5・6が並列接続され、該比較器5の基準電圧
入力側には許容最低値VLを設定するL設定器7が接続
され、比較器6の基準電圧入力側には許容最高値VHを
設定するH設定器8が接続、該比較器5・6の出力側に
は正のトリガ信号で動作するフリップフロップ9・10
にそれぞれ接続され、フリップフロップ9の出力側は反
転してAND回路11とそのままAND回路13に入力
され、また、フリップフロップ10の出力側はAND回
路12とAND回路13に反転して入力される。
【0010】そして、前記AND回路11・12・13
の入力側に前記零コンパレータ4の出力が並列に接続さ
れ、AND回路11・12の出力側はOR回路14に入
力されて、その出力側はフリップフロップ15に入力さ
れ、該フリップフロップ15にはクロック回路よりトリ
ガ信号が入力され警報装置Bに接続され、前記AND回
路13の出力は前記フリップフロップ9・10のリセッ
ト入力側に接続される。
【0011】このように構成することによって、図4
(イ)に示す被検出波形が入力端子1に入力されると、
全波整流器2によって整流されて、図4(ロ)に示すよ
うな波形が得られ、一方、微分器3によって図4(ハ)
に示す被検出波形は(イ)の被測定波の極大、又は極小
時点に0Vを程する微分波形が得られる。この(ハ)の
出力が0Vの時に同期して零コンパレータ4によって図
4(ニ)に示すようにパルスが得られる。
【0012】そして、被検出波が設定範囲内にある場合
には、整流器のピーク値VはL設定器7の値より大きい
ので比較器5からの出力によって、フリップフロップ9
はセットされる。また、H設定器8の値より小さいので
比較器6からの出力は0のままとなり、フリップフロッ
プ9の出力は1、フリップフロップ10の出力は0とな
り、零コンパレータ4の出力が1の時に、AND回路1
1・12の出力は0、AND回路13の出力は1とな
り、フリップフロップ9・10がリセットされる。そし
て、OR回路14の入力が0であるのでフリップフロッ
プ15の入力も0で正常であることが出力される。
【0013】また、被検出波が設定値より低くなった場
合には、比較器5からは0出力となり、図5(ホ)に示
すようにフリップフロップ9からの出力も0となり、A
ND回路11の出力が1となり、OR回路14及びフリ
ップフロップ15の出力が1となり異常であることを出
力し、AND回路13の出力が0となりフリップフロッ
プ9・10がリセットされなくなり、測定の続行ができ
ないようにする。
【0014】また、被検出波が設定値より高くなった場
合には、比較器6からは1出力となり、図6(ヘ)に示
すようにフリップフロップ10からの出力も1となり、
AND回路12の出力が1となり、OR回路14及びフ
リップフロップ15の出力が1となり異常であることを
出力し、AND回路13の出力が0となりフリップフロ
ップ9・10がリセットされなくなり、測定の続行がで
きないようにしている。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、被検出波のピーク
の許容最高値と許容最低値を設定しておくだけで、簡単
な回路構成で被検出波が設定範囲内にあるかを容易に検
出できるようになり、電気部品の特性値のバラツキ検査
等に応用できるようになる。また、半サイクル毎にチェ
ックするので応答性及び精度が良く、許容範囲の最高値
と最低値を別々に設定できるので、被測定部材の特性に
合わせ易く、また、被測定波の微分器出力によりピーク
値をチェックするので周波数に関係なく測定できるので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の交流ピーク値チェック装置の概要を示
すブロック図である。
【図2】測定フローチャートである。
【図3】交流ピーク値チェック装置の一実施例の回路図
である。
【図4】正常出力の場合のタイムチャートである。
【図5】出力が設定値よりも低くなった場合のタイムチ
ャートである。
【図6】出力が設定値よりも高くなった場合のタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
1 入力端子 2 全波整流器 5・6 比較器 7 L設定器 8 H設定器 W 部品 A 交流ピーク値チェック装置 B 警報装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全波整流器と、交流の被測定波のピーク
    値が設定最高値と設定最低値の範囲内にあるかを検知す
    る手段と、設定範囲外の時に異常であることを出力する
    手段と、半サイクル毎にリセットする手段を設けた交流
    ピーク値チェック装置。
JP13863094A 1994-06-21 1994-06-21 交流ピーク値チェック装置 Withdrawn JPH0821860A (ja)

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JP13863094A JPH0821860A (ja) 1994-06-21 1994-06-21 交流ピーク値チェック装置

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JP13863094A JPH0821860A (ja) 1994-06-21 1994-06-21 交流ピーク値チェック装置

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Publication Number Publication Date
JPH0821860A true JPH0821860A (ja) 1996-01-23

Family

ID=15226550

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JP13863094A Withdrawn JPH0821860A (ja) 1994-06-21 1994-06-21 交流ピーク値チェック装置

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