JPH08193439A - シリンダ錠の支持装置 - Google Patents

シリンダ錠の支持装置

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JPH08193439A
JPH08193439A JP660395A JP660395A JPH08193439A JP H08193439 A JPH08193439 A JP H08193439A JP 660395 A JP660395 A JP 660395A JP 660395 A JP660395 A JP 660395A JP H08193439 A JPH08193439 A JP H08193439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder lock
reinforcing member
door panel
resin material
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP660395A
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English (en)
Inventor
Hisao Ichinose
久雄 一ノ瀬
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Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
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Publication date
Application filed by Alpha Corp filed Critical Alpha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のドアパネルに取り付けたシリンダ錠
の凍結及びシリンダ錠に発生する干渉音を抑制する。 【構成】 この発明によるシリンダ錠の支持装置1は、
ドアパネル2に固定されたシリンダ錠3と、シリンダ錠
3の上方でドアパネル2に固定されたハンドルエスカッ
ション4と、ハンドルエスカッション4に固定された上
端を有しかつシリンダ錠3のケース3aが挿入される支
持孔7が形成された補強部材5とを備えている。ドアパ
ネル2と補強部材5との間に形成される空間8に配置し
た可撓性樹脂材6により、シリンダ錠3の上側部を覆
う。可撓性樹脂材6によりシリンダ錠3の上側を覆うこ
とにより、補強部材5に沿って流下する水をシリンダ錠
3の手前で阻止して、シリンダ錠3への侵入を防止し、
シリンダ錠3の凍結を抑制する。この場合に、発泡性の
可撓性樹脂材6を使用すると、シリンダ錠3の保温作用
が得られる。また、自動車の走行時に発生する振動が加
えられても補強部材5とシリンダ錠3の振動を可撓性樹
脂材6によって抑制すると共に、補強部材5とシリンダ
錠3との干渉音を有効に減衰する作用が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、支持装置、特に自動
車のドアパネルに固定されるシリンダ錠の支持装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアには盗難防止用のシリンダ
錠が取り付けられ、キーの操作によりシリンダ錠の施解
錠を行い、ドアロック装置のロック及びアンロックを行
っている。しかしながら、特殊な工具を使用して、ドア
パネルに固定された施錠状態のシリンダ錠を強制的に傾
斜させることにより、不正解錠が可能となることがあ
る。このような不正解錠を防止するため、例えば、実開
昭59−147861号公報に示されるように、ドアパ
ネルに固定されたシリンダ錠の内端を補強プレートによ
り支持することにより、シリンダ錠の強制的な傾斜を防
止するシリンダ錠の取付構造が知られている。このシリ
ンダ錠では、外力が加えられたときに、シリンダ錠の傾
斜及びドアパネルの変形を防止できる点において盗難防
止上優れた効果がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実開昭59
−147861号公報に示される取付構造では、降雨時
又は洗車時にドアパネル内に侵入した水が補強プレート
に沿ってシリンダ錠に流下しやすい。このため、寒冷地
ではシリンダ錠が凍結する欠点があった。また、補強プ
レートをドアパネルに取付けるとき、シリンダ錠を挿通
する補強プレートの貫通孔を大きめに形成して取付誤差
を吸収して、補強プレートとシリンダ錠とを円滑に取り
付ける必要がある。このため、補強プレートの貫通孔と
シリンダ錠との間にクリアランスが発生し、自動車の走
行中に発生する振動により、補強プレートとシリンダ錠
との接触による不快な干渉音が発生した。
【0004】そこで、この発明は、ドアパネルに取り付
けたシリンダ錠の凍結及び走行時に発生する不快な干渉
音を抑制するシリンダ錠の支持装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によるシリンダ
錠の支持装置は、ドアパネルに固定されたシリンダ錠
と、シリンダ錠の上方でドアパネルに固定されたハンド
ルエスカッションと、ハンドルエスカッションに固定さ
れた上端を有しかつシリンダ錠のケースが挿入される支
持孔が形成された補強部材とを備えている。ドアパネル
と補強部材との間に形成される空間に可撓性樹脂材を配
置し、シリンダ錠の上側部を可撓性樹脂材により覆う。
【0006】この発明の実施例では、補強部材は上部に
形成されかつハンドルエスカッションのスタッドボルト
が挿通される2つの貫通孔と、ガードバーに固定するボ
ルトを挿通する貫通孔とが設けられ、支持孔は3つの貫
通孔の中心を結んで形成される三角形の内側に形成され
る。可撓性樹脂材は多孔質で弾性及び耐水性を有し、圧
縮状態でドアパネルと補強部材との間に配置され、接着
剤により補強部材に固定される。
【0007】
【作用】可撓性樹脂材によりシリンダ錠の上側を覆うこ
とにより、補強部材に沿って流下する水をシリンダ錠の
手前で阻止して、シリンダ錠への侵入を防止し、シリン
ダ錠の凍結を抑制する。この場合に、発泡性の可撓性樹
脂材を使用すると、シリンダ錠の保温作用が得られる。
また、自動車の走行時に発生する振動がシリンダ錠と補
強部材に加えられても、補強部材とシリンダ錠の振動を
圧縮状態で配置した可撓性樹脂材によって抑制すると共
に、補強部材とシリンダ錠との干渉音を有効に減衰する
作用が得られる。
【0008】
【実施例】以下、この発明によるシリンダ錠の支持装置
の実施例を図1及び図2により説明する。
【0009】図1に示すように、この発明によるシリン
ダ錠の支持装置1は、ドアパネル2に固定されたシリン
ダ錠3と、シリンダ錠3の上方でドアパネル2に固定さ
れたハンドルエスカッション4と、ハンドルエスカッシ
ョン4に固定された上端を有しかつシリンダ錠3のケー
ス3aが挿入される支持孔7が形成された補強部材5と
を備えている。公知のように、ドアパネル2に形成され
た開口部2aにシリンダ錠3のケース3aが挿入され、
ケース3aは弾性金属材料により形成されたリテーナク
リップ10により固定される。シリンダ錠3に設けられ
たロック用のレバー3bは図示しないロック装置に連結
されたロッド9にロッドホルダ9aを介して接続され
る。
【0010】ハンドルエスカッション4にはドアハンド
ル11がシャフト12を介して回転可能に取り付けら
れ、ハンドルエスカッション4はスタッドボルト13及
びナット14によりドアパネル2に固定される。また、
溝型断面を有する金属により形成された補強部材5の上
端に形成された貫通孔15、16(図2)にスタッドボ
ルト13が挿通され、ナット14により固定される。補
強部材5の下端に形成された貫通孔17はボルト21と
ナット22によりドアパネル2に固定されたガードバー
18に固定される。支持孔7は3つの貫通孔15〜17
の中心を結んで形成される三角形20の内側に形成され
る。
【0011】図2に示すように、多孔質で弾性及び耐水
性を有する可撓性樹脂材6は、例えば発泡性ポリウレタ
ンであり、接着剤により補強部材5に固定される。可撓
性樹脂材6はドアパネル2と補強部材5との間に形成さ
れる空間8に圧縮状態で配置され、シリンダ錠3の上側
部を覆う。可撓性樹脂材6にはリテーナクリップ10の
一部を収容する切欠部6aが設けられる。
【0012】本実施例では、可撓性樹脂材6によりシリ
ンダ錠3の上側を覆うことにより、補強部材5に沿って
流下する水をシリンダ錠3の手前で阻止して、シリンダ
錠3への侵入を防止し、シリンダ錠3の凍結を抑制す
る。この場合に、発泡性の可撓性樹脂材6を使用する
と、シリンダ錠3の保温作用も得られる。また、自動車
の走行時に発生する振動が補強部材5とシリンダ錠3に
加えられても、これらの振動を圧縮状態で配置された可
撓性樹脂材6によって抑制すると共に、補強部材5とシ
リンダ錠3との干渉音を有効に減衰する作用が得られ
る。
【0013】
【発明の効果】この発明ではシリンダ錠の凍結及び振動
音を防止できるので、操作が容易となりかつ乗車者に不
快感を与えない優れたシリンダ錠の支持装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるシリンダ錠の支持装置を取り付
けたドアパネルの断面図
【図2】 図1に示すシリンダ錠の支持装置に使用する
補強部材の斜視図
【符号の説明】
1・・シリンダ錠の支持装置、 2・・ドアパネル、
2a・・開口部、 3・・シリンダ錠、 3a・・ケー
ス、 4・・ハンドルエスカッション、 5・・補強部
材、 6・・可撓性樹脂材、 7・・支持孔、 10・
・リテーナクリップ、 13・・スタッドボルト、 1
5〜17・・貫通孔、 18・・ガードバー、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアパネルに固定されたシリンダ錠と、
    シリンダ錠の上方でドアパネルに固定されたハンドルエ
    スカッションと、ハンドルエスカッションに固定された
    上端を有しかつシリンダ錠のケースが挿入される支持孔
    が形成された補強部材とを備えたシリンダ錠の支持装置
    において、 ドアパネルと補強部材との間に形成される空間に可撓性
    樹脂材を配置し、シリンダ錠の上側部を可撓性樹脂材に
    より覆ったことを特徴とするシリンダ錠の支持装置。
  2. 【請求項2】 補強部材には上部に形成されかつハンド
    ルエスカッションのスタッドボルトが挿通される2つの
    貫通孔と、ガードバーに固定するボルトを挿通する貫通
    孔とが設けられ、支持孔は3つの貫通孔の中心を結んで
    形成される三角形の内側に形成される請求項1に記載の
    シリンダ錠の支持装置。
  3. 【請求項3】 可撓性樹脂材は多孔質で弾性及び耐水性
    を有し、圧縮状態でドアパネルと補強部材との間に配置
    され、接着剤により補強部材に固定される請求項1に記
    載のシリンダ錠の支持装置。
JP660395A 1995-01-19 1995-01-19 シリンダ錠の支持装置 Pending JPH08193439A (ja)

Priority Applications (1)

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JP660395A JPH08193439A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 シリンダ錠の支持装置

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JP660395A JPH08193439A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 シリンダ錠の支持装置

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JPH08193439A true JPH08193439A (ja) 1996-07-30

Family

ID=11642928

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JP660395A Pending JPH08193439A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 シリンダ錠の支持装置

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JP (1) JPH08193439A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11293969A (ja) * 1998-04-09 1999-10-26 Nissan Motor Co Ltd アウタハンドルユニットの取付構造
JP2009270427A (ja) * 2008-04-11 2009-11-19 Nissan Motor Co Ltd 車両のアウトサイドドアハンドル構造

Cited By (2)

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