JPH08191525A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

Info

Publication number
JPH08191525A
JPH08191525A JP7001918A JP191895A JPH08191525A JP H08191525 A JPH08191525 A JP H08191525A JP 7001918 A JP7001918 A JP 7001918A JP 191895 A JP191895 A JP 191895A JP H08191525 A JPH08191525 A JP H08191525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
case
junction box
generating component
electric connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7001918A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Tanaka
光男 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP7001918A priority Critical patent/JPH08191525A/ja
Publication of JPH08191525A publication Critical patent/JPH08191525A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発熱部品がどこにあっても、電気接続箱を作
り替えたりせずに、発熱部品を即座に冷却できる電気接
続箱を提供する。 【構成】 ケース内に発熱部品を組込んで構成した電気
接続箱において、前記ケースを貫通させて、吸熱部側41
をケース内に、放熱部側42をケース外に位置させてヒー
トパイプ40を取付ける為の空隙部分30が多数設けられて
いる電気接続箱。 【効果】 発熱部品21がどこにあっても、多数の空隙部
分30の中から適当な空隙部分30を選び、そこへヒートパ
イプ40を取付けるだけで即座に発熱部品21を冷却でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車内配線等に
使用される電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の電気接続箱は、図8に示すよう
に、ケース本体10内にヒューズ50、リレー51などの部品
を収容し、これらの部品類に所定の回路を形成するため
入出力用の電線52を介して接続したものである。又ケー
ス本体10の部品装着側には、防水、防塵の為上部ケース
60が装着され、電線52の引出し側には下部ケース61が装
着される。下部ケース61には電線の引出口53が設けられ
る。前記構成の電気接続箱においては、近年の自動車電
装品の増加に伴い、ヒューズやリレー等の発熱部品も高
密度に配置されるようになり、その結果ヒューズやリレ
ーの接続部が高温に発熱し、この熱で接続端子のバネ性
が徐々に損なわれ遂には接触不良が生じて局部的に異常
発熱が起きて、ヒューズやリレーの機能が損なわれ、更
には、部品装着ベース、ケース本体、上部ケース、下部
ケース等の樹脂製構造部材が溶損し或いは変形したりす
る。このようなことから、本発明者等は、先に、電気接
続箱にヒートパイプを取付けてケース内部の熱をケース
外方に放出させるようにした電気接続箱を開発した(実
開平3-97318 号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述の電気接続
箱は、ヒートパイプの取付け位置が所定位置に限定され
たもので、従って、電気接続箱内の発熱部品の配置位置
が変更になったり、或いは車内での電気接続箱の搭載位
置が変更になったりすると、ヒートパイプの取付け位置
を変えた電気接続箱を新たに設計・製作する必要があっ
た。そして、電気接続箱の設計・製作には多大な費用と
時間を要するという問題があった。本発明の目的は、発
熱部品がどこにあっても、電気接続箱を作り替えたりせ
ずに、発熱部品を即座に冷却できる電気接続箱を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本発明は、ケース内に発熱
部品を組込んで構成した電気接続箱において、上記ケー
スに、吸熱部側をケース内に、放熱部側をケース外に位
置させてヒートパイプを取付ける為の空隙部分が多数設
けられていることを特徴とする電気接続箱である。
【0005】本発明において、ヒートパイプを取付ける
為の空隙部分の個数、形状、向き、長さ等は、あらゆる
場合を想定して決められる。
【0006】
【作用】本発明の電気接続箱は、ヒートパイプを取付け
る為の空隙部分が外部に開口して多数設けられているの
で、電気接続箱内の発熱部品の配置や個数が変更になっ
たり、電気接続箱の車内での搭載位置が変更になって
も、多数の空隙部分の中から適当な空隙部分を選び、そ
こへヒートパイプを取付けるだけで即座に発熱部品を冷
却できる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明を実施例により詳細に説明す
る。 (実施例1)図1イ、ロは本発明の電気接続箱の第1の
実施例を示すそれぞれ平面図及び縦断面図である。図
で、10は電気接続箱を構成するケース本体で、前記ケー
ス本体10内に多数の部品20が、各々所定の間隔を開けて
碁盤の目状に配置され、前記部品20間にヒートパイプを
配置する為の空隙部分30が前後左右方向に形成され、し
かも前記空隙部分30はケース本体10の全側面に開口して
いる。従って発熱部品がケース本体1内のどの位置にあ
っても、又電気接続箱が車内のどの位置に搭載されてい
ても、ヒートパイプを、吸熱部側を発熱部品に隣接さ
せ、放熱部側を外部に位置させて取付けることができ
る。
【0008】図2イ、ロは図1に示した電気接続箱の空
隙部分にヒートパイプを配置した状態を示すそれぞれ平
面図及び縦断面図である。図で40はヒートパイプ、21は
発熱部品である。ヒートパイプ40は、発熱部品21が隣接
する空隙部分30にヒートパイプ40の吸熱部側41を位置さ
せ、放熱部側42をケース本体10の外側に位置させて取付
けられている。前記ヒートパイプ40は、周知のように密
封した管状体の中に作動液を封入したもので、作動液が
吸熱部側41で吸熱して気化し、それが温度の低い放熱部
側42に移動し、そこで放熱して液化し、再び吸熱部側41
に戻るようになっているものである。放熱部側42には、
放熱を促進する為にフィン43が取付けられている。
【0009】図3イ、ロは、図2に示した電気接続箱の
部品20の1個を発熱部品22に取替た場合の状態を示すそ
れぞれ平面図及び側面図である。このような場合でも空
隙部分30にヒートパイプ40を取付けることにより発熱部
品22を容易に冷却できる。
【0010】(実施例2)図4イ、ロは本発明の電気接
続箱の第2の実施例を示すそれぞれ平面図及び縦断面図
である。ケース本体10内に部品20が碁盤の目状に配置さ
れている。そしてヒートパイプを取付ける為の空隙部分
30がケース本体10の上下方向に多数形成されている。開
口部は上方に設けられている。
【0011】図5イ、ロは前記空隙部分にヒートパイプ
を取付けた状態を示すそれぞれ平面図及び縦断面図であ
る。ヒートパイプ44の吸熱部側41が発熱部品21の角部に
隣接し、放熱部側42がケースの外に位置している。ここ
で用いたヒートパイプ40は、吸熱部側41と放熱部側42の
間で直角に屈曲しているので、放熱部側42の向きを平面
内で自由に変えることができる。尚、ここでヒートパイ
プには直線状のものを用いても良い。
【0012】(実施例3)図6は、本発明の電気接続箱
の第3の実施例を示す斜視図である。この電気接続箱
は、ヒートパイプの吸熱部側が発熱部品の中間高さに位
置するように空隙部分30を形成したもので、発熱部品か
らの熱をより効率良く吸熱することができる。
【0013】(実施例4)図7は、本発明の電気接続箱
の第4の実施例を示す縦断面図である。この電気接続箱
はケース本体10の部品装着ベース11に空隙部分30を形成
したもので、ケース本体10内に充分なスペースが取れな
い場合に補足的に用いられる。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の電気接続箱
は、電気接続箱内の発熱部品の配置が変更になっても、
又電気接続箱の車内の搭載位置が変更になっても、多数
の空隙部分の中から適当な空隙部分を選び、そこへヒー
トパイプを取付けるだけで即座に発熱部品を冷却でき
る。従って、電気接続箱を作り直す手間や経費を要さ
ず、工業上顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気接続箱の第1の実施例を示す平面
図及び側面図である。
【図2】図1に示した電気接続箱にヒートパイプを取付
けた状態を示す平面図及び側面図である。
【図3】図1に示した電気接続箱にヒートパイプを取付
けた他の状態を示す平面図及び側面図である。
【図4】本発明の電気接続箱の第2の実施例を示す平面
図及び縦断面図である。
【図5】図4に示した電気接続箱にヒートパイプを取付
けた状態を示す平面図及び縦断面図である。
【図6】本発明の電気接続箱の第3の実施例を示す斜視
図である。
【図7】本発明の電気接続箱の第4の実施例を示す縦断
面図である。
【図8】電気接続箱の説明図である。
【符号の説明】
10────ケース本体 11────ケース本体の部品装着ベース 20────部品 21────発熱部品 30────空隙部分 40────ヒートパイプ 41────ヒートパイプの吸熱部側 42────ヒートパイプの放熱部側 43────フィン 50────ヒューズ 51────リレー 52────電線 53────電線の引出口 60────上部ケース 61────下部ケース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に発熱部品を組込んで構成した
    電気接続箱において、前記ケースに、吸熱部側をケース
    内に、放熱部側をケース外に位置させてヒートパイプを
    取付ける為の空隙部分が多数設けられていることを特徴
    とする電気接続箱。
JP7001918A 1995-01-10 1995-01-10 電気接続箱 Pending JPH08191525A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7001918A JPH08191525A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 電気接続箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7001918A JPH08191525A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 電気接続箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08191525A true JPH08191525A (ja) 1996-07-23

Family

ID=11514977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7001918A Pending JPH08191525A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 電気接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08191525A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000253538A (ja) * 1999-03-04 2000-09-14 Furukawa Electric Co Ltd:The 電気接続箱
DE102015219609A1 (de) * 2015-10-09 2017-04-13 Volkswagen Aktiengesellschaft Stromverteilerschiene mit einem Wärmeleitrohr

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000253538A (ja) * 1999-03-04 2000-09-14 Furukawa Electric Co Ltd:The 電気接続箱
DE102015219609A1 (de) * 2015-10-09 2017-04-13 Volkswagen Aktiengesellschaft Stromverteilerschiene mit einem Wärmeleitrohr

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4238797B2 (ja) 電気接続箱
JP2019176617A (ja) 導電路
JP3248480B2 (ja) 配電ボックス
JPH10135653A (ja) 電気接続箱
JP2012165567A (ja) 電気接続箱
JPH10126924A (ja) 電気接続装置
JP2019022293A (ja) 電源装置
WO2018079141A1 (ja) 放熱構造体とそれを用いた車載電源装置
JP2001144403A (ja) 電気部品の放熱実装構造及び電気部品の実装方法
JP6934992B1 (ja) 電力変換装置
JP2009290976A (ja) 電源分配ボックス
JPH08191525A (ja) 電気接続箱
JPH0515035A (ja) 電気接続箱
US5761038A (en) Electrical connection box
JP4349289B2 (ja) 電気接続箱
JPH0515036A (ja) 電気接続箱
JP2015079773A (ja) 電子部品の冷却装置及び冷凍サイクル装置の熱源機
WO2020080248A1 (ja) 回路構造体及び電気接続箱
JP3552195B2 (ja) 箱体の冷却構造及び冷却方法
JP2007151391A (ja) 電気接続箱
JP3420947B2 (ja) 電気接続箱の放熱構造
JP2582450Y2 (ja) 自動車用電気接続箱
JP2005143265A (ja) 電気接続箱
JP2514378Y2 (ja) 電気接続箱
JP5251618B2 (ja) 電気接続箱の放熱構造