JPH08151143A - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

Info

Publication number
JPH08151143A
JPH08151143A JP29315894A JP29315894A JPH08151143A JP H08151143 A JPH08151143 A JP H08151143A JP 29315894 A JP29315894 A JP 29315894A JP 29315894 A JP29315894 A JP 29315894A JP H08151143 A JPH08151143 A JP H08151143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
paper
loop
registration
sheet conveying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29315894A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Munenaka
克己 宗仲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP29315894A priority Critical patent/JPH08151143A/ja
Publication of JPH08151143A publication Critical patent/JPH08151143A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートがレジスト手段によってループを作る
際の騒音を抑制し、装置全体の静音化に寄与する効果を
有する。定着後のシートのカールや波打ちを抑制し、さ
らに下流へのシートの搬送を安定させる画像形成装置を
提供することを目的とする。 【構成】 シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段
の搬送方向下流側に配置され、前記搬送手段によって搬
送されてくるシート先端に当接して係止するレジスト手
段とを有し、前記搬送手段と前記レジスト手段との間に
おいて、シートを湾曲させることによってシート整合す
るように構成されたシート搬送装置において、シートの
面に当接しながら移動することによってシートの湾曲を
助ける移動部材を有することを特徴とするシート搬送装
置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシートをレジストレーシ
ョン機構に突き当てループを形成することにより整位補
正して搬送するシート搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写機等で用いられてい
るシート搬送装置は、例えば、カット紙の場合は、給紙
カセットに装填された用紙等のシートが1枚ずつ給紙さ
れ、レジストローラによってタイミングをとって画像形
成部へと送られる。
【0003】用紙は画像形成部へと正確に位置決めされ
て送られるように、停止しているレジストローラに用紙
の先端が突き当てられ、さらに過剰に送り込まれること
で、用紙搬送路内でループを形成し、用紙が十分に整位
補正された後で、レジストローラの回転がシタートする
という構成が一般的である。
【0004】また、用紙を押し込むローラの回転を制御
するクラッチの作動時間のばらつきなどから、ループは
大きめに設定されているため、用紙搬送路内で用紙は複
雑な形状に座屈し、ループを形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述従来
例では、レジスト手段の上流側の用紙搬送路内で自然に
用紙がループを形成する構成になっているため、用紙が
レジストローラに突き当たって座屈しループを形成する
際にパチッという衝撃音の発生が顕著である。近年は、
快適なオフィス環境作りのために事務機の静音化が要請
されている。また、ドイツのブルーエンジェルでは、騒
音の規格の測定モードがFASTモードからIMPUL
SEモードに変更され、定常音よりも衝撃音に対して規
制のウエイトが移ってきた。そのため、衝撃音の静音化
は特に重要な技術課題となってきた。
【0006】本出願に係る発明の目的は、レジストロー
ラ前の用紙のループの形成時に、強制的にループを作る
手段を作用させることにより、ループ形成の衝撃音を低
減させ、装置の静音化に寄与することである。
【0007】また本出願に係る発明の目的は、レジスト
ローラ前の用紙のループの形成時に、ループと当接する
弾性部材を用紙搬送路内に設けることにより、ループ形
成の衝撃音を低減させ装置の静音化に寄与することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、シートを搬送する搬送手段と、前記
搬送手段の搬送方向下流側に配置され、前記搬送手段に
よって搬送されてくるシート先端に当接して係止するレ
ジスト手段とを有し、前記搬送手段と前記レジスト手段
との間において、シートを湾曲させることによってシー
ト整合するように構成されたシート搬送装置において、
シートの面に当接しながら移動することによってシート
の湾曲を助ける移動部材を有することを特徴とするシー
ト搬送装置である。
【0009】
【実施例】
(第1の実施例)図1は本発明を電子写真複写機に適用
した例の要部断面図である。1は、シートとしての用紙
のレジストレーション手段(レジスト手段)であるとこ
ろの第1レジストローラ対、2は第1レジストの上流側
に位置する搬送手段としての第2レジストローラ対、3
は感光ドラム、4は感光ドラムを一様に帯電する一次帯
電器、5は感光ドラムに形成された静電潜像をトナーで
可視化する現像器、6は感光ドラム3上のトナー像を用
紙に転写する転写帯電器、7は用紙を感光ドラム3から
分離する分離帯電器、8は感光ドラム3に残留したトナ
ーを清掃するクリーナ、9は、感光ドラム3に残留した
電荷を除去する除電ランプ、10は、トナー像を転写さ
れた用紙を下流の定着器へと搬送する搬送ベルトであ
る。
【0010】11は案内手段としての下ガイド板、12
は上ガイド板であり、第1レジストローラ対1、第2レ
ジストローラ対2の間の用紙搬送路を形成する。
【0011】21はレバーであり、支軸22を中心に回
動可能に支えられている。レバー21の一方端には回転
体としてのコロ23が回転自在に設けられている。レバ
ー21の他方端はソレノイド24に連結されている。レ
バー21およびコロ23は移動部材を構成する。
【0012】13は検知手段としての光反射型の紙検知
センサである。
【0013】電子写真複写機が画像形成の命令を受ける
と用紙を収納したカセット(不図示)から用紙が1枚ず
つ給送される。給送された用紙は第2レジストローラに
達し、さらに搬送されて先端が紙検知センサ13で検知
された後、停止して待機している第1レジストローラ1
のニップに突き当たる。
【0014】紙検知センサ13が用紙の先端を検知して
からあらかじめ決められた時間だけ第2レジストローラ
は回転を続け、同時にソレノイド24がONされること
により、レバー21が回動してコロ23が下ガイド板1
1と上ガイド板12ではさまれた用紙搬送路内に入りこ
み、用紙の腹を用紙の進行方向と略直角方向に押し上げ
ることによって用紙は自身で座屈をする前にループを形
成し始める。用紙は第1レジストローラのニップに押し
込まれた形で、用紙の先端は第1レジストローラ1と厳
格に平行に整位補正される。
【0015】図2は第1レジストローラ1と第2レジス
トローラ2および、ソレノイド24のON/OFF制御
を示すフローチャートである。これらの制御はマイクロ
コンピュータおよびメモリ等を有する制御手段によって
行われる。
【0016】電子写真複写機が画像形成開始の命令を受
けると、第2レジストローラ2はONされる(ステップ
1)。給紙カセットから1枚ずつ給送された用紙は第2
レジストローラに達し、さらに搬送されながら、先端が
検知センサ13で検知される(ステップ2)。この時の
状態を示すのが図3である。この状態ではレバー21は
コロ23の重さとレバー21自身の自重により、図中時
計回り方向に回動しきった状態であり、コロ23は下ガ
イド板11の外側に待機している。
【0017】検知センサ13が用紙の先端を検知したと
ころで、ソレノイド24はONされる(ステップ3)。
この状態を示すのが図4である。この状態ではレバー2
1はソレノイド24に引かれて図中に反時計方向に回動
しきった状態であり、コロ23は下ガイド板11に設け
られた開口14から用紙搬送路内に進入している。
【0018】用紙は第2レジストローラ2によって搬送
されながらコロ23によって進行方向と略直角方向に押
し上げられるため、用紙の先端が第1レジストローラ1
に突き当たってから座屈するのではなく早めにループを
形成し始める。
【0019】図2のフローチャートに戻って、ソレノイ
ド24をONしたあと所定の時間だけソレノイド24は
ONし続け(ステップ4)、その後OFFされる(ステ
ップ5)所定量のループを形成したところで第2レジス
トローラ2はOFFされ、用紙はドラム3上のトナー像
とタイミングをとって再び搬送されるまで待機状態とな
る(ステップ6)。このとき用紙はコロ23から離れて
浮き上がった状態となることがのぞましい。
【0020】電子写真複写機本体から、用紙の搬送の再
スタートの命令が出ると(ステップ7)第1レジストロ
ーラ1と第2レジストローラ2は同時にONされる。用
紙が搬送され続け、検知センサ13が用紙の後端を検知
したところで(ステップ9)第2レジストローラ2はO
FFされる(ステップ10)。その後用紙の後端が第1
レジストローラ1を抜けきるまでの所定の時間が経過後
(ステップ11)第1レジストローラ1はOFFされ
(ステップ12)画像形成動作は終了へと向かう。
【0021】以上説明したように、本出願に係る第1の
実施例によれば、レジスト手段の上流側で、用紙の進行
方向に略直角な方向に、用紙搬送路に対して出入り可能
な用紙を規制する手段を設けたことにより、用紙がレジ
スト手段によってループを形成する時に規制する手段に
よって用紙に強制的にループを形成させることができ
る。このため、用紙が座屈する際の衝撃音を小さくする
ことができ、装置全体の静音化にも寄与することができ
る。
【0022】用紙は、エネルギーをためた後で、突然座
屈してループを形成するのではなく、徐々にループを形
成していくため、衝撃音の発生が小さくなる。
【0023】なお、第1のレジストローラ対は、ローラ
対の代わりに搬送ベルトとローラの組み合わせ、又は一
対の搬送ベルト等のシートを挾持しながら回転して搬送
する一対の回転体でもよい。またシャツターのように単
にシートの先端に当接して進行を防止する部材でもよ
い。
【0024】また、レジスト手段の上流側に設けた用紙
検知手段の出力に応じて規制手段を用紙搬送路内に移動
させるように構成することにより、用紙がレジスト手段
によってループを形成する時に、規制手段によってタイ
ミングよく、用紙に強制的にループを形成させることが
できる。このため、用紙が座屈する際の衝撃音を小さく
することができ、装置全体の静音化にも寄与することが
できる。
【0025】(第2の実施例)図5は本発明を電子写真
複写機に適用した場合の第1、第2レジストローラ周辺
を示す要部断面図である。
【0026】電子写真複写機内の画像形成要部の構成
は、第1の実施例で説明したものと同じであるので説明
は省略する。
【0027】31はレバーであり支軸32を中心に回転
可能に支えられている。レバー31の一方端には押圧部
又は回転体としてのコロ33が回転自在に設けられてい
る。レバー31の他方端31aは下ガイド板11の開口
15から用紙搬送路内に延びている。レバー31はふだ
んは自身の自重とコロ33の重さのために、図中時計回
り方向に回転しきった状態で静止している。
【0028】電子写真複写機が画像形成の命令を受ける
と、用紙を収納したカセット(不図示)から用紙が1枚
ずつ給送される。給送された用紙は第2レジストローラ
2に達し、さらに搬送されて先端がレバー31の当接部
31aに当接し、レバー31は用紙に押されて、図中反
時計方向に回動する。図6はレバー31が用紙に押され
て反時計方向に回動しきった状態を示している。
【0029】レバー31が回動することにより、コロ3
3は下ガイド板11の開口14をくぐって、用紙搬送路
内に進入している。用紙は第2レジストローラ2によっ
て搬送されながらコロ33によって進行方向と略直角方
向に押し上げられるため、用紙が第1レジストローラ1
に突き当たってから座屈するのではなく、早めにループ
を形成し始める。その後、用紙は十分なループ形成した
ところで第2レジストローラ2はOFFされ、用紙はド
ラム3上のトナー像とタイミングをとって再び搬送され
るまでの待機状態となる。
【0030】電子写真複写機本体から、用紙の搬送の再
スタートの命令が出ると第1レジストローラ1と第2レ
ジストローラ2は同時にONされる。用紙が搬送され続
け用紙の後端がレバー31を通過したところで、レバー
31は自重により元の状態まで回動して戻る。すなわち
コロ33は用紙搬送路から退出することになる。
【0031】(第3の実施例)図7は本発明を電子写真
複写機に適用した場合の第1、第2レジストローラ周辺
を示す要部断面図である。
【0032】電子写真複写機の画像形成要部の構成は第
1の実施例で説明したものと同じであるので説明は省略
する。
【0033】41はレバーであり支軸42を中心に回動
可能に支えられている。レバー41の一方端にはコロ4
3が回転自在に設けられている。レバー41の他方端
は、下ガイド板11の開口15から用紙搬送路内に延び
ている。44はアクチュエータであり、レバー41と一
体型に設けられており、フォトセンサ45と共同して用
紙検知できるようになっている。
【0034】レバー41はふだんは自身の自重とコロ4
3の重さのために図中時計回り方向に回動しきった状態
で静止している。
【0035】電子写真複写機が画像形成の命令を受ける
と、用紙を収納したカセット(不図示)から用紙が1枚
ずつ給送される。給送された用紙は第2レジストローラ
2に達し、さらに搬送されて先端がレバー41の当接部
41aに当接しレバー41は用紙に押されて、図中反時
計方向に回動する。図8はレバー41が用紙に押されて
反時計方向に回動しきった状態を示している。
【0036】レバー41が回動することにより、コロ4
3は下ガイド板11の開口14をくぐって用紙搬送路内
に進入している。同時にアクチュエータ44は、フォト
センサ45のセンシング部に入り込み、レバー41に用
紙が到達したことを検知できる。
【0037】用紙は第2レジストローラ2によって搬送
されながらコロ43によって進行方向と略直角方向に押
し上げられるため、用紙が第1レジストローラ1に突き
当たってから座屈するのではなく早めにループを形成し
始める。検知センサ45が用紙を検知してから所定の時
間が経過し、用紙が十分なループを形成したところで第
2レジストローラ2はOFFされ用紙はドラム3上のト
ナー像とタイミングをとって再び搬送されるまでの待機
状態となる。
【0038】電子写真複写機本体から、用紙の搬送の再
スタートの命令が出ると第1レジストローラ1と第2レ
ジストローラ2は同時にONされる。用紙が搬送され続
け、用紙の後端がレバー41を通過したところでレバー
41は自重により元の状態まで回動して戻る。すなわち
コロ43は用紙搬送路から退出することになる。
【0039】用紙の後端がレバー41を通過してから、
所定時間後に、第1レジストローラ1はOFFされ、画
像形成動作は終了へと向かう。
【0040】本出願に係る第2、第3の実施例によれ
ば、レジスト手段の上流側で用紙が無い時は一方端が用
紙搬送路内に、他方端が用紙搬送路外にあり、用紙が有
る時は一方端が用紙搬送路外に出て、他方端が用紙搬送
路内に入るように回動する部材を設けたことにより、用
紙がループを形成する時に、搬送される用紙が回動部材
の一方端を押すことで、他方端が用紙の腹を用紙の進行
方向と略直角方向に押し上げることで、用紙が自身で座
屈するよりも早めに、ループを形成させ始めることがで
きる。このため用紙が座屈する際の衝撃音を小さくする
ことができ、装置全体の静音化にも寄与することができ
る。
【0041】また、第3の実施例において回動部材と一
体的にアクチュエータを設けたことにより、回動部材が
紙検センサの一部を構成することができる。このため、
レジスト手段の直前で、用紙検知を行うために、特別な
アクチュエータ部品等を必要とせずに、用紙検知を構成
することができる。
【0042】(第4の実施例)図9は本発明を電子写真
複写機に適用した場合の第1、第2レジストローラ周辺
を示す要部断面図である。電子写真複写機内の画像形成
要部の構成は第1の実施例で説明したものと同じである
ので説明は省略する。
【0043】1は第1レジストローラであり、2は第2
レジストローラである。11は、下ガイド板、12はガ
イド板であり、第1レジストローラ1、第2レジストロ
ーラ2の間の用紙搬送路を形成する。51は可撓性のあ
る弾性シート部材としてのマイラーシートであり、上ガ
イド板12の内側に貼り付けられている。13は光反射
型の紙検知センサである。
【0044】電子写真複写機が画像形成の命令を受ける
と用紙を収納したカセット(不図示)から用紙が1枚ず
つ給送される。
【0045】給送された用紙は第2レジストローラに達
しさらに搬送されて先端が紙検知センサ13で検知され
た後、停止して待機している第1レジストローラ1のニ
ップに突き当たる。
【0046】紙検知センサ13が用紙の先端を検知して
からあらかじめ決められた時間だけ回転を続ける。
【0047】用紙は第1レジストローラ1に突き当たっ
てから、第2レジストローラ2によってさらに搬送され
るため、座屈をしてループを形成し始める。図10は、
用紙の形成されつつあるループがマイラーシート51に
当接し始めた様子を示している。
【0048】図11は、用紙のループがさらに大きくな
りながら、マイラーシート51が弾性的に撓んでエネル
ギがたくわえられた様子を示している。用紙は第1レジ
ストローラ1のニップに押し込まれた形で、用紙の先端
は第1レジストローラ1と厳格に平行に整位補正され
る。
【0049】本発明に係る第4の実施例によれば、レジ
スト手段の上流側で用紙搬送路内に弾性シート部材を一
方端が自由端になるように設けたことにより、レジスト
手段前でループを形成しつつある用紙の運動エネルギを
弾性シート部材が弾性エネルギとしてたくわえることに
よって緩衝し、用紙のループが用紙の搬送ガイド板等に
当たって発生する衝撃音を小さくすることができ、装置
全体の静音化に寄与することができる。
【0050】(第5の実施例)図12は本発明を電子写
真複写機に適用した場合の第1、第2レジストローラ周
辺を示す要部断面図である。電子写真複写機内の画像形
成要部の構成は第1の実施例で説明したものと同じであ
るので説明は省略する。
【0051】1は第1レジストローラであり、2は第2
レジストローラである。11は、下ガイド板、12はガ
イド板であり、第1レジストローラ1、第2レジストロ
ーラ2の間の用紙搬送路を形成する。61は弾性部材と
しての弾力性のある発泡スポンジであり、上ガイド板1
2の内側に貼り付けられている。62は平滑シートであ
り、スポンジ61の表面を蔽うように貼り付けられてい
る。電子写真複写機が画像形成の命令を受けると用紙を
収納したカセット(不図示)から用紙が1枚ずつ給送さ
れる。
【0052】給送された用紙は第2レジストローラに達
し、さらに搬送されて先端が紙検知センサ13で検知さ
れた後、停止して待機している第1レジストローラ1の
ニップに突き当たる。
【0053】紙検知センサ13が用紙の先端を検知して
から、あらかじめ決められた時間だけ回転を続ける。
【0054】用紙は第1レジストローラに突き当たって
から第2レジストローラ2によってさらに搬送されるた
め、座屈をしてループを形成し始める。図13は、用紙
の形成されつつあるループが平滑シート62に当接し
て、スポンジ61が弾性変形してエネルギをたくわえら
れた様子を示している。
【0055】用紙は第1レジストローラ1のニップに押
し込まれた形で用紙の先端は第1レジストローラ1と厳
格に平行に整位補正される。
【0056】本発明に係る第5の実施例によれば、レジ
スト手段の上流側で用紙搬送路内のガイド部材に弾性部
材を設けたことにより、レジスト手段前でループを形成
しつつある用紙の運動エネルギを弾性部材が弾性エネル
ギとしてたくわえることによって緩衝し、用紙のループ
が搬送ガイド板等に当たって発生する衝撃音を小さくす
ることができ、装置全体の静音化に寄与することができ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にシートが
レジスト手段によってループを作る際の騒音を抑制し、
装置全体の静音化に寄与する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る電子写真複写機の
要部断面図。
【図2】第1の実施例に係る制御を説明するフローチャ
ート。
【図3】第1の実施例に係る要部断面図。
【図4】第1の実施例に係る要部断面図。
【図5】第2の実施例に係る要部断面図。
【図6】第2の実施例に係る要部断面図。
【図7】第3の実施例に係る要部断面図。
【図8】第3の実施例に係る要部断面図。
【図9】第4の実施例に係る要部断面図。
【図10】第4の実施例に係る要部断面図。
【図11】第4の実施例に係る要部断面図。
【図12】第5の実施例に係る要部断面図。
【図13】第5の実施例に係る要部断面図。
【符号の説明】
1 第1レジストローラ 2 第2レジストローラ 11 下ガイド板 13 検知センサ 21、31、41 回動レバー 51 弾性マイラーシート 61 弾性部材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送する搬送手段と、 前記搬送手段の搬送方向下流側に配置され、前記搬送手
    段によって搬送されてくるシート先端に当接して係止す
    るレジスト手段とを有し、 前記搬送手段と前記レジスト手段との間において、シー
    トを湾曲させることによってシート整合するように構成
    されたシート搬送装置において、 シートの面に当接しながら移動することによってシート
    の湾曲を助ける移動部材を有することを特徴とするシー
    ト搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記レジスト手段は、シートを挟持しな
    がら回転することによってシートを搬送する一対の回転
    体を有することを特徴とする請求項1記載のシート搬送
    装置。
  3. 【請求項3】 前記移動部材は、前記移動部材はシート
    先端が前記レジスト手段に当接する前に移動して、シー
    トを湾曲させることを特徴とする請求項1記載のシート
    搬送装置。
  4. 【請求項4】 シートの通過を検知する検知手段を設
    け、前記検知手段の検知にもとづき前記移動部材を移動
    させることを特徴とする請求項1記載のシート搬送装
    置。
  5. 【請求項5】 前記移動部材は、シートと接触する回転
    自在な回転体を有することを特徴とする請求項1記載の
    シート搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送手段から前記レジスト手段へシ
    ートを案内する案内手段を有し、前記移動部材は前記案
    内手段から突出しない位置から、突出する位置に移動す
    ることを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記移動部材は、前記搬送手段によって
    搬送されてくるシートの先端と当接する当接部と、シー
    ト面を押す押圧部とを有し、前記押圧部は、前記当接部
    がシート先端に押されて移動する動作に連動してシート
    面を押すように構成されている請求項1記載のシート搬
    送装置。
  8. 【請求項8】 前記当接部がシート先端に押されて移動
    したことを検知する検知手段を有する請求項7記載のシ
    ート搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記検知手段が前記当接部が移動したこ
    とを検知してから所定時間経過後に前記搬送手段を停止
    させる様に構成した請求項8のシート搬送装置。
  10. 【請求項10】 前記移動部材は、前記当接部と前記押
    圧部との間の所定の位置を中心として回動可能に支持さ
    れている請求項7記載のシート搬送装置。
  11. 【請求項11】 レジスト手段に用紙端部を突き当て用
    紙にループを形成させることにより、用紙を整位補正す
    る手段を備えた用紙搬送装置において、レジスト手段の
    上流側で用紙搬送路内に弾性シート部材を一方端が自由
    端になるように設けたことを特徴とする用紙搬送装置。
  12. 【請求項12】 レジスト手段に用紙端部を突き当て、
    用紙にループを形成させることにより用紙を整位補正す
    る手段を備えた用紙搬送装置において、レジスト手段の
    上流側で用紙搬送路内のガイド部材に、弾性部材を設け
    たことを特徴とする用紙搬送装置。
JP29315894A 1994-11-28 1994-11-28 シート搬送装置 Withdrawn JPH08151143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29315894A JPH08151143A (ja) 1994-11-28 1994-11-28 シート搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29315894A JPH08151143A (ja) 1994-11-28 1994-11-28 シート搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08151143A true JPH08151143A (ja) 1996-06-11

Family

ID=17791176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29315894A Withdrawn JPH08151143A (ja) 1994-11-28 1994-11-28 シート搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08151143A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008037605A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Canon Inc シート搬送装置及び画像形成装置
JP2009137677A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Ricoh Co Ltd 給紙装置及び画像形成装置。
JP2009173366A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Toshiba Corp シート搬送装置
JP2012254885A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Toshiba Corp 画像形成装置
US20140234001A1 (en) * 2013-02-18 2014-08-21 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2016150814A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置
JP2020121827A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 株式会社リコー シフト装置、シート搬送装置及び画像形成装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008037605A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Canon Inc シート搬送装置及び画像形成装置
JP2009137677A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Ricoh Co Ltd 給紙装置及び画像形成装置。
JP2009173366A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Toshiba Corp シート搬送装置
JP2012254885A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Toshiba Corp 画像形成装置
US20140234001A1 (en) * 2013-02-18 2014-08-21 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2014178673A (ja) * 2013-02-18 2014-09-25 Canon Inc 画像形成装置
US9146520B2 (en) * 2013-02-18 2015-09-29 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2016150814A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置
JP2020121827A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 株式会社リコー シフト装置、シート搬送装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08157107A (ja) 給紙装置
JPH08151143A (ja) シート搬送装置
JP3728216B2 (ja) 画像形成装置
JP2000280554A (ja) 画像形成装置の紙搬送装置
JP3879796B2 (ja) 画像形成装置
JP3161039B2 (ja) 給紙装置
JP3347656B2 (ja) シート搬送装置
JP2001039583A (ja) 画像形成装置
JP4065509B2 (ja) シート供給装置、画像形成装置及び画像読取装置
JP2010083638A (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JPS61178351A (ja) 複写機における給紙搬送装置
JPH0895324A (ja) 画像形成装置
JPH075075Y2 (ja) 手差し給紙装置
JP2007276951A (ja) 画像形成装置
JP3372323B2 (ja) 用紙搬送装置
JP2554476Y2 (ja) 複写機における複写紙整合装置
JP3259625B2 (ja) 用紙搬送装置
JPH10167525A (ja) 用紙搬送装置
JPH0684223B2 (ja) 用紙のカール矯正装置
JPH01271358A (ja) シート反転装置
JP2000044131A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JPH08157134A (ja) シート搬送装置
JPH11343050A (ja) シート給送装置及び画像処理装置
JP3918912B2 (ja) 用紙斜行矯正装置及び画像形成装置
JP4689537B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020205